JP2018189308A - 二元ヒートポンプ装置の熱媒体加熱モジュール - Google Patents
二元ヒートポンプ装置の熱媒体加熱モジュール Download PDFInfo
- Publication number
- JP2018189308A JP2018189308A JP2017092324A JP2017092324A JP2018189308A JP 2018189308 A JP2018189308 A JP 2018189308A JP 2017092324 A JP2017092324 A JP 2017092324A JP 2017092324 A JP2017092324 A JP 2017092324A JP 2018189308 A JP2018189308 A JP 2018189308A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- refrigerant
- evaporator
- heat
- compressor
- temperature
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 title claims abstract description 66
- 239000003507 refrigerant Substances 0.000 claims abstract description 215
- 238000005057 refrigeration Methods 0.000 claims abstract description 85
- 230000009977 dual effect Effects 0.000 claims description 24
- CURLTUGMZLYLDI-UHFFFAOYSA-N Carbon dioxide Chemical group O=C=O CURLTUGMZLYLDI-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 14
- 229910002092 carbon dioxide Inorganic materials 0.000 claims description 7
- 239000001569 carbon dioxide Substances 0.000 claims description 7
- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 abstract description 6
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 26
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 24
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 14
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 13
- 239000002826 coolant Substances 0.000 description 10
- 238000009835 boiling Methods 0.000 description 9
- 230000005494 condensation Effects 0.000 description 9
- 238000009833 condensation Methods 0.000 description 9
- 238000001704 evaporation Methods 0.000 description 9
- 230000008020 evaporation Effects 0.000 description 7
- 238000004781 supercooling Methods 0.000 description 6
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 4
- NBVXSUQYWXRMNV-UHFFFAOYSA-N fluoromethane Chemical compound FC NBVXSUQYWXRMNV-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N Carbon Chemical compound [C] OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 238000004378 air conditioning Methods 0.000 description 3
- 229910052799 carbon Inorganic materials 0.000 description 3
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 3
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 2
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000020169 heat generation Effects 0.000 description 2
- 238000005338 heat storage Methods 0.000 description 2
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 2
- 239000013526 supercooled liquid Substances 0.000 description 2
- 239000002131 composite material Substances 0.000 description 1
- 238000007710 freezing Methods 0.000 description 1
- 230000008014 freezing Effects 0.000 description 1
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 1
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Heat-Pump Type And Storage Water Heaters (AREA)
Abstract
Description
圧縮機3、室外熱交換器4を有する熱源機20、室内熱交換器5を有する室内機21、室内機21と並列に配設され、熱源機20から流出される空調用冷媒から給湯用冷媒に対して熱交換する冷媒−冷媒熱交換器6、空調用絞り手段7を備えた二元ヒートポンプ装置に用いられる熱媒体加熱モジュール22において、給湯用冷媒を圧縮する給湯用圧縮機8と、冷媒−冷媒熱交換器6と、給湯用圧縮機8から吐出された給湯用冷媒から、負荷内を循環する第1熱媒体に向けて熱を伝送する熱媒体−冷媒熱交換器9と、熱媒体−冷媒熱交換器9から流出した給湯用冷媒を膨張させる給湯用絞り手段10と、前記給湯用圧縮機8を駆動させる駆動部11と、を備え、給湯用圧縮機8、熱媒体−冷媒熱交換器9、給湯用絞り手段10及び冷媒−冷媒熱交換器6を給湯用冷媒配管によって接続されて給湯用冷媒が循環する高段側冷凍サイクル1を構成し、冷媒ー冷媒熱交換器6と給湯用圧縮機8とを接続する配管を、駆動部11に設置されている冷却部12に接触させることで、駆動部11を冷却し、駆動部11の冷却部12の小型化、又は設置不要とすることができる。
これによって、機器の信頼性が低下していた。
この発明によれば、圧縮機から吐出される第1冷媒の温度と駆動部の温度が高くなる、凝縮器に流入する熱媒体の温度が高い、いわゆる沸き終い場合でも、駆動部からの吸熱による、圧縮機から吐出される第1冷媒の更なる温度上昇を防止し、駆動部と第2冷媒との温度差を大きくして、駆動部を冷却することができる。
この発明によれば、駆動部での発熱を、蒸発器から流出した第2冷媒に吸熱させるとともに、凝縮器へ流入する熱媒体の温度が高い場合に、第2絞り手段の開度を小さくし、蒸発器での熱交換量が同じ場合、第2冷媒の搬送量を少なくしてエンタルピ差を大きくする。
従って、圧縮機に吸入される第1冷媒を更に加熱することなく、駆動部で発生した熱を吸熱することとなるとともに、凝縮器へ流入する熱媒体の温度が高い場合に、蒸発器から流出する第2冷媒の温度を低くすることとなる。
また、駆動部での発熱を、蒸発器から流出した第2冷媒に吸熱させて、第2絞り手段に流入する第2冷媒の温度を上昇し、第2冷媒の密度を低下して、同一流量の場合の第2絞り手段の開度を増加することとなる。
よって、圧縮機から吐出される第1冷媒の温度と駆動部の温度が高くなる、凝縮器に流入する熱媒体の温度が高い、いわゆる沸き終い場合でも、駆動部からの吸熱による、圧縮機から吐出される第1冷媒の更なる温度上昇を防止し、駆動部と第2冷媒との温度差を大きくして、駆動部を冷却することができる。
また、第1冷凍回路の加熱能力が低下し、蒸発器から流出する第2冷媒の密度が増加して、第2絞り手段の開度が低下しやすい沸き終い場合に、第2絞り手段の開度を増加して第2絞り手段の開度が開度下限に近くなることなく駆動部を冷却することができる。
これによって、機器の信頼性の低下を防止できる。
この発明によれば、第1冷媒を二酸化炭素とすることで蒸発温度を臨界点以下とする場合、蒸発器での第2冷媒との温度差を大きくすることとなる。
従って、第2冷媒の凝縮温度が同じ場合、蒸発温度が比較的高温となる冷媒(例えば、R134a)と比べて蒸発器出口での第2冷媒の温度を低下することが可能となり、駆動部の冷却効果を向上することとなる。
よって、第1冷凍回路の負荷が増して、駆動部からの発熱が多くなる、高温沸き終い時でも、圧縮機から吐出される第1冷媒の更なる温度上昇を抑制するとともに、駆動部自体が温度過昇とならないように冷却することができる。
これによって、機器の信頼性の低下を防止できる。
また、第1冷媒を二酸化炭素とすることで、フロン系冷媒(例えば、R134a)と比べて高い温度で熱媒体を加熱することができ、同じ容量で熱媒体を貯めた際の蓄熱密度が増加し、熱媒体の使用量を増加することができる。
図1は本発明の第1の実施の形態における二元ヒートポンプ装置500の冷媒と熱媒体の回路図を示すものである。図1において二元ヒートポンプ装置500は、第1冷媒が循環する第1冷凍回路100と、第2冷媒が循環する第2冷凍回路102と、後述する蒸発器44を介して第2冷凍回路102に接続される接続管路103と、熱媒体が循環する熱媒体回路104と、を備える。
また、第2冷媒としては、R22、R410A、R407C、R32、R134aなどのフロン系冷媒のような臨界温度の高い冷媒が用いられる。
また、圧縮機41の吐出側には、圧縮機41から吐出される第1冷媒の温度を検知する圧縮機吐出温度検知手段46が配設されている。圧縮機41の吸入側には、圧縮機41から吸入される第1冷媒の温度を検知する圧縮機吸入温度検知手段47が設けられている。さらに、圧縮機41の吸入側には、圧縮機41から吸入される第1冷媒の圧力を検知する圧縮機吸入圧力検知手段48が設けられている。さらに、蒸発器44には、第2冷凍回路102における蒸発器44の中間温度を検知する第2冷凍回路蒸発器中間温度検知手段49が設けられている。
蒸発器44は第1冷媒と第2冷媒を熱交換する冷媒―冷媒熱交換器である。蒸発器44には、例えば、プレート熱交換器や、二重管式熱交換器が用いられる。
また、凝縮器42は第1冷媒と熱媒体とを熱交換する熱媒体―冷媒熱交換器である。凝縮器42には、例えば、プレート熱交換器や、二重管式熱交換器、シェルチューブ熱交換器が用いられる。
また、第2圧縮機53の吐出側には、第2圧縮機53から吐出される第2冷媒の圧力を検知する第2圧縮機吐出圧力検知手段65が設けられ、第2圧縮機53の吸入側には、第2圧縮機53に吸入される第2冷媒の圧力を検知する第2圧縮機吸入圧力検知手段66が設けられている。
さらに、凝縮器42と熱媒体搬送手段51との間には、凝縮器42に流入する熱媒体の温度を検知する、熱媒体凝縮器入口温度検知手段72が設けられている。
さらに、凝縮器42と熱媒体貯留手段50との間には、凝縮器42に流出する熱媒体の温度を検知する、熱媒体凝縮器出口温度検知手段73が設けられている。
接続管路103にも、第2冷媒が流れる。
蒸発器流出配管63は、一端が蒸発器44に接続され、第2絞り手段62を介して、他端が第2冷媒配管60に接続される。
また、蒸発器44と第2絞り手段62との間には、第2冷媒の温度を検知する第2冷凍回路蒸発器出口温度検知手段71が設けられている。
第1冷凍回路制御部200は、圧縮機41の駆動部200aや、小信号回路素子が実装された制御基板である。第1冷凍回路制御部200は、駆動部200aと、駆動部を冷却する冷却部200bと、を備えている。
冷却部200bは、冷却器200cと、蒸発器流出配管63と、を備えている。冷却部200bは、図2(b)に示すように、冷却器200cを貫通して蒸発器流出配管63が平面視において蛇行形状となるように配設される。
蒸発器流出配管63と駆動部200aとが熱的に接続されるとは、駆動部200aにおいて発生した熱が、例えば冷却器200cを介するなどして、間接に蒸発器流出配管63に伝わる状態、あるいは、蒸発器流出配管63と駆動部200aとが当接することにより直接に駆動部200cにおいて発生した熱が蒸発器流出配管63に伝わる状態に、蒸発器流出配管63および駆動部200aが配置されることである。
本実施の形態において、駆動部200cにおいて発生した熱は、図3および図5において矢印で示すように、まず冷却器200cに伝わり、ついで、冷却器200cから蒸発器流出配管63に伝わる。すなわち、駆動部200cにおいて発生した熱は、冷却器200cを介することにより間接に蒸発器流出配管63に伝わっており、蒸発器流出配管63と駆動部200aとは、熱的に接続している状態にある。
駆動部200aと蒸発器流出配管63とが熱的に接続されている箇所を熱接続部88とすると、図1、図2に示すように、第2絞り手段62は、熱接続部88よりも下流に備えられる。
また、蒸発器44にて第1冷媒に吸熱された第2冷媒は、冷却部200bにて駆動部200aから吸熱して駆動部200aを冷却する。冷却部200bから流出した第2冷媒は、第2圧縮機吐出圧力検知手段65により検知された圧力から算出される凝縮温度と、第2冷凍回路蒸発器出口温度検知手段71により検知された温度との差から求まる過冷却度に基づいて第2絞り手段62で絞られる。第2絞り手段62から流出した第2冷媒は、室外熱交換器用絞り手段59にて第2圧縮機吸入圧力検知手段66により検知された圧力から算出される蒸発温度と、室外熱交換器第1温度検知手段69により検知された温度の差から求まる過熱度に基づいて室外熱交換器57を流通する量を調整され、室外熱交換器57にて室外空気から吸熱する。
また、室内熱交換器54a、54b内に第2冷媒が溜まらないように室内熱交換器用開閉手段55a、55cは開かれている。
一方、また、蒸発器44にて第1冷媒に吸熱された第2冷媒は、冷却部200bにて駆動部200aから吸熱して駆動部200aを冷却する。冷却部200bから流出した第2冷媒は、第2圧縮機吐出圧力検知手段65により検知された圧力から算出される凝縮温度と、第2冷凍回路蒸発器出口温度検知手段71により検知された温度との差から求まる過冷却度に基づいて第2絞り手段62で絞られる。室内熱交換器54a、54bから流出した第2冷媒は、第2圧縮機吐出圧力検知手段65により検知された圧力から算出される凝縮温度と、室内熱交換器第2温度検知手段68a、68bにより検知された温度との差から求まる、それぞれの過冷却度に基づいて室内熱交換器用絞り手段56a、56bで絞られた後に第2絞り手段62から流出した第2冷媒と合流し、室外熱交換器57にて室外空気から吸熱する。室外熱交換器用絞り手段59は、第2圧縮機吸入圧力検知手段66により検知された圧力から算出される蒸発温度と、室外熱交換器第1温度検知手段69により検知された温度の差から求まる過熱度に基づいて室外熱交換器57を流通する第2冷媒を調整する。
また、また、蒸発器44にて第1冷媒に吸熱された第2冷媒は、冷却部200bにて駆動部200aから吸熱して駆動部200aを冷却する。冷却部200bから流出した第2冷媒は、第2圧縮機吐出圧力検知手段65により検知された圧力から算出される凝縮温度と、第2冷凍回路蒸発器出口温度検知手段71により検知された温度との差から求まる過冷却度に基づいて第2絞り手段62で絞られる。室外熱交換器57から流出した第2冷媒は、第2圧縮機吐出圧力検知手段65により検知された圧力から算出される凝縮温度と、室外熱交換器第2温度検知手段70により検知された温度との差から求まる過冷却度に基づいて室外熱交換器用絞り手段59で絞られた後に第2絞り手段62から流出した第2冷媒と合流し、室内熱交換器54a、54bにて室内空気から吸熱する。室内熱交換器用絞り手段56a、56bは、第2圧縮機吸入圧力検知手段66により検知された圧力から算出される蒸発温度と、室内熱交換器第1温度検知手段67a、67bにより検知された温度の差から求まる、それぞれの過熱度に基づいて室内熱交換器54a、54bを流通する第2冷媒を調整する。
また、蒸発器44にて第1冷媒に吸熱された第2冷媒は、冷却部200bにて駆動部200aから吸熱して駆動部200aを冷却する。冷却部200bから流出した第2冷媒は、第2圧縮機吐出圧力検知手段65により検知された圧力から算出される凝縮温度と、第2冷凍回路蒸発器出口温度検知手段71により検知された温度との差から求まる過冷却度に基づいて第2絞り手段62で絞られる。室内熱交換器54aから流出した第2冷媒は、第2圧縮機吐出圧力検知手段65により検知された圧力から算出される凝縮温度と、室内熱交換器第2温度検知手段68aにより検知された温度との差から求まる過冷却度に基づいて室内熱交換器用絞り手段56aで絞られた後に第2絞り手段62から流出した第2冷媒と合流し、室内熱交換器56b、及び、室外熱交換器57にて室内空気と室外空気から吸熱する。室内熱交換器用絞り手段56bと室外熱交換器用絞り手段59は、第2圧縮機吸入圧力検知手段66により検知された圧力から算出される蒸発温度と、室内熱交換器第1温度検知手段67b、及び、室外熱交換器第1温度検知手段69により検知された温度の差から求まる、それぞれの過熱度に基づいて室内熱交換器54b、及び、室外熱交換器57を流通する第2冷媒を調整する。
そこで本実施の形態では、蒸発器44から流出した過冷却液の状態の第2冷媒と、発熱した駆動部200aとを熱交換させることで、第2冷媒を気液二相の状態近くまで過熱してから第2絞り手段62に流入させることとなり、同一の断面積を通過する流量が少なくなるので、第2絞り手段62の開度を下限近くから増加することとなる。
これによれば、圧縮機41から吐出される第1冷媒の温度と駆動部200aの温度が高くなる、凝縮器42に流入する熱媒体の温度が高い、いわゆる沸き終い場合でも、駆動部200aからの吸熱による、圧縮機41から吐出される第1冷媒の更なる温度上昇を防止し、駆動部200aと第2冷媒との温度差を大きくして、駆動部200aを冷却することができる。
これによれば、駆動部200aは、蒸発器流出配管63と熱的に接続するとともに、凝縮器42へ流入する熱媒体の温度が高い場合に、第2絞り手段62の開度を小さくすることで、蒸発器44から流出した第2冷媒に吸熱させるとともに、凝縮器42へ流入する熱媒体の温度が高い場合に、第2絞り手段62の開度を小さくし、蒸発器44での熱交換量が同じ場合、第2冷媒の搬送量を少なくしてエンタルピ差を大きくする。
従って、圧縮機41に吸入される第1冷媒を更に加熱することなく、駆動部200aで発生した熱を吸熱することとなるとともに、凝縮器42へ流入する熱媒体の温度が高い場合に、蒸発器44から流出する第2冷媒の温度を低くすることとなる。
また、駆動部200aでの発熱を、蒸発器44から流出した第2冷媒に吸熱させて、第2絞り手段62に流入する第2冷媒の温度を上昇し、第2冷媒の密度を低下して、同一流量の場合の第2絞り手段62の開度を増加することとなる。
よって、圧縮機41から吐出される第1冷媒の温度と駆動部200aの温度が高くなる、凝縮器42に流入する熱媒体の温度が高い、いわゆる沸き終い場合でも、駆動部200aからの吸熱による、圧縮機41から吐出される第1冷媒の更なる温度上昇を防止し、駆動部200aと第2冷媒との温度差を大きくして、駆動部を冷却することができる。
また、第1冷凍回路100の加熱能力が低下し、蒸発器44から流出する第2冷媒の密度が増加して、第2絞り手段62の開度が低下しやすい沸き終い場合に、第2絞り手段62の開度を増加して第2絞り手段62の開度が開度下限に近くなることなく駆動部200aを冷却することができる。
これによって、機器の信頼性の低下を防止できる。
従って、第2冷媒の凝縮温度が同じ場合、蒸発温度が比較的高温となる冷媒(例えば、R134a)と比べて蒸発器44出口での第2冷媒の温度を低下することが可能となり、駆動部200aの冷却効果を向上することとなる。
よって、第1冷凍回路100の負荷が増して、駆動部200aからの発熱が多くなる、高温沸き終い時でも、圧縮機41から吐出される第1冷媒の更なる温度上昇を抑制するとともに、駆動部200a自体が温度過昇とならないように冷却することができる。
これによって、機器の信頼性の低下を防止できる。
また、第1冷媒を二酸化炭素とすることで、フロン系冷媒(例えば、R134a)と比べて高い温度で熱媒体を加熱することができ、同じ容量の熱媒体貯留手段50に熱媒体を貯めた際の蓄熱密度が増加し、熱媒体の使用量を増加することができる。
42 凝縮器
43 第1絞り手段
44 蒸発器
62 第2絞り手段
63 蒸発器流出配管
100 第1冷凍回路
200a 駆動部
Claims (3)
- 第2冷媒が循環する第2冷凍回路に接続される二元ヒートポンプ装置の熱媒体加熱モジュールであって、
圧縮機、熱媒体と第1冷媒とを熱交換する凝縮器、第1絞り手段、第1冷媒と第2冷媒とを熱交換する蒸発器を配管で環状に接続し、第1冷媒が循環する第1冷凍回路と、
前記蒸発器を介して前記第2冷凍回路に接続される接続管路と、
前記圧縮機を駆動させる駆動部と、を備え、
前記接続管路は、前記蒸発器から流出する第2冷媒が流れる蒸発器流出配管を備え、
前記駆動部は、前記蒸発器流出配管と熱的に接続されていることを特徴とする二元ヒートポンプ装置の熱媒体加熱モジュール。 - 前記接続管路は、前記駆動部と前記蒸発器流出配管とが熱的に接続されている箇所よりも下流に、前記蒸発器から流出する第2冷媒の流量を調整する第2絞り手段をさらに備え、
前記駆動部は、前記凝縮器へ流入する前記熱媒体の温度が高い場合に、前記第2絞り手段の開度を小さくすることを特徴とする請求項1に記載の二元ヒートポンプ装置の熱媒体加熱モジュール。 - 前記第1冷媒が、二酸化炭素であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の二元ヒートポンプ装置の熱媒体加熱モジュール。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017092324A JP2018189308A (ja) | 2017-05-08 | 2017-05-08 | 二元ヒートポンプ装置の熱媒体加熱モジュール |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017092324A JP2018189308A (ja) | 2017-05-08 | 2017-05-08 | 二元ヒートポンプ装置の熱媒体加熱モジュール |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018189308A true JP2018189308A (ja) | 2018-11-29 |
Family
ID=64478462
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017092324A Pending JP2018189308A (ja) | 2017-05-08 | 2017-05-08 | 二元ヒートポンプ装置の熱媒体加熱モジュール |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2018189308A (ja) |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04332350A (ja) * | 1991-05-08 | 1992-11-19 | Hitachi Ltd | 空気調和機及びその運転方法 |
WO2009098751A1 (ja) * | 2008-02-04 | 2009-08-13 | Mitsubishi Electric Corporation | 空調給湯複合システム |
US20110120179A1 (en) * | 2009-11-20 | 2011-05-26 | Sim Won Chin | Heat pump type cooling/heating apparatus |
JP2011122779A (ja) * | 2009-12-11 | 2011-06-23 | Toshiba Carrier Corp | 冷凍サイクル装置 |
JP2012247136A (ja) * | 2011-05-27 | 2012-12-13 | Mitsubishi Electric Corp | ブースターユニット、及びそれを備えた空気調和装置複合給湯装置 |
JP2016014512A (ja) * | 2014-07-03 | 2016-01-28 | ダイキン工業株式会社 | 冷凍装置 |
-
2017
- 2017-05-08 JP JP2017092324A patent/JP2018189308A/ja active Pending
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04332350A (ja) * | 1991-05-08 | 1992-11-19 | Hitachi Ltd | 空気調和機及びその運転方法 |
WO2009098751A1 (ja) * | 2008-02-04 | 2009-08-13 | Mitsubishi Electric Corporation | 空調給湯複合システム |
US20110120179A1 (en) * | 2009-11-20 | 2011-05-26 | Sim Won Chin | Heat pump type cooling/heating apparatus |
JP2011122779A (ja) * | 2009-12-11 | 2011-06-23 | Toshiba Carrier Corp | 冷凍サイクル装置 |
JP2012247136A (ja) * | 2011-05-27 | 2012-12-13 | Mitsubishi Electric Corp | ブースターユニット、及びそれを備えた空気調和装置複合給湯装置 |
JP2016014512A (ja) * | 2014-07-03 | 2016-01-28 | ダイキン工業株式会社 | 冷凍装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6125000B2 (ja) | 二元冷凍装置 | |
JP5847366B1 (ja) | 空気調和装置 | |
JP5411643B2 (ja) | 冷凍サイクル装置および温水暖房装置 | |
JP6161005B2 (ja) | 冷凍サイクル装置およびそれを備えた温水生成装置 | |
JP2010525294A (ja) | 2系統エコノマイザ回路を備えた冷媒蒸気圧縮システム | |
JP2010526985A (ja) | フラッシュタンクエコノマイザを備えた冷媒蒸気圧縮システム | |
JP6019837B2 (ja) | ヒートポンプシステム | |
JPWO2013080244A1 (ja) | 冷凍空調装置 | |
JP2017161182A (ja) | ヒートポンプ装置 | |
JP6038382B2 (ja) | 空気調和装置 | |
JP2007051841A (ja) | 冷凍サイクル装置 | |
JP2017187227A (ja) | 冷却装置 | |
JP6675083B2 (ja) | 二元ヒートポンプ装置 | |
JP2005164104A (ja) | ヒートポンプ装置 | |
JP4595546B2 (ja) | ヒートポンプ装置 | |
JP6801873B2 (ja) | 冷凍装置、温度制御装置及び半導体製造システム | |
JP2018189308A (ja) | 二元ヒートポンプ装置の熱媒体加熱モジュール | |
EP3217117A1 (en) | Air-conditioning/hot-water supply system | |
JP4822874B2 (ja) | 冷却加熱装置 | |
JP6695033B2 (ja) | ヒートポンプ装置 | |
JP6695034B2 (ja) | ヒートポンプ装置 | |
WO2018186043A1 (ja) | 給湯装置、二元温水生成ユニット | |
WO2017138243A1 (ja) | 冷凍サイクル装置 | |
JP7390605B2 (ja) | ヒートポンプシステム | |
JP6791235B2 (ja) | 冷凍装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20200127 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20201026 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20201117 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20210108 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20210302 |