JP2018182025A - モジュールの製造方法、はんだ、およびモジュール - Google Patents

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Abstract

【課題】板部と突起部とを含むはんだを用いたモジュールの製造方法を提供する。【解決手段】第1面および第2面を含む板部と、当該板部から第1面側に突起した第1突起部とを有する第1はんだを準備し、第1突起部を挿入するための凹部を含む第1被接合部材を第1面側に設け、当該凹部に第1突起部を挿入した状態で、第1はんだおよび第1被接合部材をリフローするモジュールの製造方法を提供する。また、第1面および第2面を含む板部と、板部から第1面側に突起した第1突起部とを有するはんだを提供する。【選択図】図1

Description

本発明は、モジュールの製造方法、はんだ、およびモジュールに関する。
従来、はんだにより絶縁基板と放熱板とを接合したモジュールが知られている(例えば、特許文献1−3参照)。
特許文献1 特開2010−062203号公報
特許文献2 特開2013−229363号公報
特許文献3 特開2013−115297号公報
しかしながら、従来のモジュールでは、絶縁基板と放熱板との位置合わせ用の治具を設ける必要がある。
本発明の第1の態様においては、第1面および第2面を含む板部と、当該板部から第1面側に突起した第1突起部とを有する第1はんだを準備し、第1突起部を挿入するための凹部を含む第1被接合部材を第1面側に設け、当該凹部に第1突起部を挿入した状態で、第1はんだおよび第1被接合部材をリフローするモジュールの製造方法を提供する。
第1はんだは、板部から第2面側に突起した第2突起部をさらに有してよい。
第1被接合部材と異なる第2被接合部材を第2面側に設け、第2被接合部材の端部に第2突起部を接触させてよい。第2被接合部材の端部に第2突起部を接触させた状態で、第1はんだおよび第2被接合部材をリフローしてよい。
第1被接合部材は、第1面側に接合される放熱板を含んでよい。第2被接合部材は、第2面側に接合される第1回路パターンを含んでよい。
平面視で、第1突起部および第2突起部は、第1はんだの板部の中心に対して点対称に設けられてよい。
第1突起部は、第1面に対して、45度以上、90度以下の開放角度を有してよい。
凹部の幅は、第1はんだの厚みの1.5倍以上、2倍以下であってよい。
第3面および第4面を含む板部と、当該板部から第3面側に突起した第3突起部とを有する第2はんだを準備してよい。第3突起部を挿入するための凹部を含む第3被接合部材を第3面側に設けてよい。当該凹部に第3突起部を挿入した状態で、第2はんだおよび第3被接合部材をリフローしてよい。
第2はんだは、第2はんだの板部から第4面側に突起した第4突起部をさらに有してよい。
第3被接合部材と異なる第4被接合部材の端部に第4突起部を接触させてよい。第4被接合部材の端部に第4突起部を接触させた状態で、第2はんだおよび第4被接合部材をリフローしてよい。
第3被接合部材は、第3面側に接合される絶縁基板を含んでよい。第4被接合部材は、第4面側に接合される半導体素子を含んでよい。
第3被接合部材は、第3突起部を挿入するための凹部を有し、第3面と絶縁基板との間に設けられた第2回路パターンを更に含んでよい。第2回路パターンの凹部は、第2回路パターンを貫通してよい。
第3被接合部材が有する凹部の第3被接合部材の外周に対する比率は、第1被接合部材が有する凹部の第1被接合部材の外周に対する比率よりも大きくてよい。
第5面および第6面を含む板部と、当該板部から第5面側に突起した第5突起部と、当該板部から第6面側に突起した第6突起部とを有する第3はんだを準備してよい。第1被接合部材上において第1はんだで位置合わせされた第1素子と、第1被接合部材上において第3はんだで位置合わせされた第2素子を設けてよい。第1素子と第2素子とが対向する辺において、第1突起部が第6突起部と対向し、第2突起部が第5突起部と対向してよい。
本発明の第2の態様においては、第1面および第2面を含む板部と、板部から第1面側に突起した第1突起部とを有するはんだを提供する。
板部から第2面側に突起した第2突起部を更に有してよい。
はんだは、複数の第1突起部および複数の第2突起部を有してよい。第1突起部と第2突起部とが、それぞれ板部の四隅を挟んで配置されてよい。
はんだは、平面視で、第1突起部および第2突起部は、板部の中心点に対して点対称に設けられてよい。
本発明の第3の態様においては、はんだと、はんだの外周に設けられた凹部を有する第1被接合部材とを備え、凹部は、はんだの外周を部分的に囲って設けられているモジュールを提供する。
はんだは、第1はんだと第3はんだとを含んでよい。モジュールは、第1被接合部材上において第1はんだで接合された第1素子と、第1被接合部材上において第3はんだで接合された第2素子とを備えてよい。第1素子と第2素子とが対向する辺において、第1素子に対応して設けられた凹部は、第2素子に対応して設けられた凹部と対向しなくてよい。
なお、上記の発明の概要は、本発明の特徴の全てを列挙したものではない。また、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた、発明となりうる。
はんだ10の平面図および断面図の一例を示す。 図1に係るはんだ10を形成するためのはんだ材40の一例である。 組み立て中のモジュール100の平面図および断面図の一例を示す。 リフロー後のモジュール100の平面図および断面図の一例を示す。 突起部12および凹部21を説明するための図である。 組み立て中のモジュール100の構成の一例を示す。 リフロー後のモジュール100の平面図および断面図の一例を示す。 はんだ10およびはんだ60の配列方法の一例を示す。 はんだ10の構成の一例を示す。 モジュール100の製造方法の一例を示すフローチャートである。 比較例に係るモジュール500の位置出し工程の一例を示す。
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではない。また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1は、はんだ10の平面図および断面図の一例を示す。平面図は、はんだ10をZ軸方向の正側から負側に視た図を示す。断面図は、はんだ10の平面図のA−A'断面図を示す。はんだ10は、板部11と、突起部12と、突起部13とを備える。
板部11は、はんだ10の平面状に形成された部材である。板部11は、第1面および第2面を含む。本明細書において、板部11の第1面側をZ軸の負側とし、板部11の第2面側をZ軸の正側とする。本例の板部11は、はんだ材の加工により形成される。板部11の形状は、平面視で、正方形であるが、円形、矩形等のその他の形状を有してよい。第2面は第1面に対向する面であってもよい。また、第1面と第2面は互いに平行であってもよい。
突起部12は、板部11から第1面側に突起している。突起部12は、板部11の端部において、はんだ材をZ軸の負側に折り曲げることにより形成される。本例の突起部12は、突起部12a、突起部12b、突起部12c、突起部12dの4つの突起部を有する。突起部12a〜突起部12dは、板部11の形状が四角形の場合、板部11の各辺に設けられる。突起部12a〜突起部12dは、平面視で、板部11の各辺に時計周りに配置されている。突起部12は、第1突起部の一例である。
突起部13は、板部11から第2面側に突起している。突起部13は、板部11の端部において、はんだ材をZ軸の正側に折り曲げることにより形成される。本例の突起部13は、突起部13a、突起部13b、突起部13c、突起部13dの4つの突起部を有する。突起部13a〜突起部13dは、板部11の形状が四角形の場合、板部11の各辺に設けられる。突起部13a〜突起部13dは、平面視で、板部11の各辺に時計周りに配置されている。本例の突起部13a〜突起部13dは、突起部12a〜突起部12dのそれぞれと板部11の同一の辺に設けられる。突起部13は、第2突起部の一例である。突起部12および突起部13の板部11の辺に沿った長さは、互いに等しいことが好ましい。特に、突起部12a〜突起部12dの板部11の辺に沿った長さと、突起部13a〜突起部13dの板部11の辺に沿った長さとがそれぞれ等しいことが好ましい。これにより、組立時にはんだ10の上下左右を確認する必要がなくなる。但し、突起部12および突起部13の板部11の辺に沿った長さは異なっていてもよい。
図2は、はんだ10を形成するためのはんだ材40の一例である。本例のはんだ材40は、図1に係るはんだ10を形成するためのはんだ材の一例であるが、これに限られない。
はんだ材40は、はんだ10と同一材料で形成された平板である。はんだ材40は、圧延板(即ち、リボン)から金型によって、予め定められた形状および大きさに切断することにより形成される。例えば、はんだ材40は、厚さ50〜1000μmの圧延板を加工することにより得られる。本例のはんだ材40の形状は、略四角形状である。はんだ材40の形状は、正方形であっても長方形であってもよい。はんだ材40は、複数の切込部41を有する。
切込部41は、はんだ材40の端部に設けられた切り込みである。複数の切込部41は、はんだ材40の各辺に対して、同様の位置に設けられることが好ましい。本例のはんだ材40は、4つの切込部41a、切込部41b、切込部41c、切込部41dを有する。切込部41a〜切込部41dは、はんだ材40の各辺の中央に設けられる。但し、切込部41は、はんだ材40の各辺の任意の位置に設けられてよい。はんだ材40に切込部41を設けることにより、切込部41の左右の辺を山折りと谷折りにして突起部が形成される。
はんだ材40は、切込部41ではんだ材40の端部を第1面側又は第2面側に折り曲げることにより、突起部12および突起部13を含むはんだ10を形成する。本例のはんだ材40は、はんだ材40の各辺の中央に切込部41を設けることにより、幅の等しい突起部12および突起部13が形成される。例えば、突起部12aは、切込部41aのX軸負側におけるはんだ材40の端部をZ軸の負側に折り曲げることにより形成される。また、突起部13aは、切込部41aのX軸正側におけるはんだ材40の端部をZ軸の正側に折り曲げることにより形成される。
はんだ材40の四隅は、四角に切り抜かれている。これにより、はんだ材40は、切込部41を用いて、はんだ材40の端部を予め定められた方向に折り曲げることができる。はんだ材40の四隅において切り抜かれた四角は、切込部41の深さと同一の長さの辺を有することが好ましい。
図3Aは、組み立て中のモジュール100の平面図および断面図の一例を示す。本例の組み立て中のモジュール100は、放熱板25、はんだ10、回路パターン22、絶縁基板23および回路パターン24を順に備える。なお、モジュール100の平面図では、簡潔化のため、回路パターン22、絶縁基板23および回路パターン24を省略している。
放熱板25は、絶縁基板23とはんだ10を介して接続され、絶縁基板23に積層された半導体素子により生じた熱を放熱する。本例の放熱板25は、板部11の第1面側に設けられる。放熱板25は、突起部12を挿入するための凹部21を有する。放熱板25は、突起部12を挿入するための凹部を含む第1被接合部材の一例である。
凹部21は、突起部12が挿入され、リフロー前のはんだ10を予め定められた位置に固定する。凹部21は、はんだ10の外周に設けられる。本例の凹部21は、はんだ10の外周を部分的に囲って設けられている。また、凹部21は、突起部12の形状に応じた幅および深さを有する。本例の凹部21には、突起部12cが挿入されている。モジュール100は、凹部21に突起部12を挿入した状態で、リフローされる。はんだ10および放熱板25がリフローされることにより、絶縁基板23と放熱板25とが予め定められた位置で固定される。
回路パターン22は、絶縁基板23の下面側に接続されている。本明細書において、下面側とはZ軸の負側を指す。回路パターン22は、はんだ10に接合されている。特に回路パターン22は、回路パターン22の下面側において、はんだ10の板部11と接合される。回路パターン22の端部には、突起部13が接触している。また、回路パターン22の端部に突起部13を接触させた状態で、はんだ10および回路パターン22がリフローされる。このように、突起部13は、はんだ溶融前に部品の位置を固定する。なお、回路パターン22は、第1回路パターンの一例であって、はんだ10に接合される第2被接合部材の一例である。
図3Bは、リフロー後のモジュール100の平面図および断面図の一例を示す。溶融し固化したはんだ10が回路パターン22の周囲にフィレットを形成している。なお、リフロー後のモジュール100において、リフロー前の突起部12および突起部13に対応する箇所を同一の符号で図示しているが、はんだ材やリフローの条件等によってリフロー後のはんだ10の形状は変化し得る。但し、本例の突起部12は、リフローの前後で凹部21の内部およびその近傍に保持される。また、本例の突起部13は、リフローの前後で回路パターン22の側壁に接触している。リフローによって、はんだ10は溶融し、回路パターン22の表面へ濡れ、広がってよい。さらに、溶融したはんだ10は回路パターン22のすべての側面に濡れ広がってよい。
絶縁基板23は、回路パターン22に接合された絶縁性の基板である。絶縁基板23は、絶縁基板23の上面側に積層された半導体素子を絶縁するために設けられる。なお、本明細書において、上面側とはZ軸の正側を指す。
回路パターン24は、絶縁基板23の上面側に接合される。回路パターン24は、はんだにより絶縁基板23の上面に接合されてよい。回路パターン24は、半導体素子に電気的に接続されてよい。
ここで、突起部12および突起部13は、平面視で、板部11の中心に対して点対称に設けられる。例えば、突起部12aおよび突起部13aは、突起部12cおよび突起部13cと点対称に設けられる。また、突起部12bおよび突起部13bは、突起部12dおよび突起部13dと点対称に設けられる。突起部12および突起部13は、点対称に設けられることにより、リフロー前後ではんだ10の中心がずれるのを抑制する。例えば、リフロー時にはんだ10に回転する応力が生じた場合であっても、はんだ10が点対称に設けられることにより、中心を保持しやすくなる。このように、突起部12および突起部13は、部品の流れ防止作用および回転防止作用があり、部品の位置ずれを防止する。
本例のはんだ10は、複数の突起部12および複数の突起部13を有する。突起部12と突起部13とは、それぞれ板部11の四隅を挟んで配置されている。即ち、突起部12および突起部13は、板部11の中心に対して点対称であれば、板部11に対して線対称である必要はない。
以上の通り、モジュール100は、突起部12に対応する凹部21を放熱板25に設けることにより、放熱板25と絶縁基板23との位置合わせを実現する。これにより、モジュール100は、位置合わせ用の治具を用いることなく、はんだ10の位置合わせを実現する。したがって、本例のモジュール100は、位置合わせ用の治具を用いたリフロー工程と同様のプロセスを用いた組立を実現できる。
このように、モジュール100は、部品(即ち、半導体素子や絶縁基板)の大きさごとに、はんだ10を準備する場合であっても、組立時のプロセスを変更せずに、型式毎の位置出し治工具を用意する必要がない。そのため、位置出し治工具の準備に膨大な投資が要求されない。
図4は、突起部12および凹部21を説明するための図である。突起部12は、予め定められた開放角度θで形成される。
開放角度θは、板部11の第1面と突起部12が延伸する方向との角度である。即ち、開放角度θは、突起部12を折り曲げて形成する場合の折り曲げ角度に相当する。一例において、突起部12は、0度より大きく90度以下の開放角度θを有する。また、突起部12は、45度以上、90度以下の開放角度θを有することが好ましい。本例の突起部12は、90度の開放角度θを有する。開放角度θは、突起部12の幅や凹部21の大きさ等に応じて、はんだ10の位置合わせが可能な角度であればよい。なお、本例では、突起部12の開放角度θについて説明したが突起部13の開放角度θについても同様であってよい。
折り返し寸法Lは、板部11の第1面と突起部12の突起の先端との間の距離を指す。折り返し寸法Lは、突起部12が凹部21に挿入されることにより、リフロー時にはんだ10と放熱板25とが位置合わせられる程度の長さに設定される。一例において、折り返し寸法Lは、板部11の厚みDの1.0倍以上、1.5倍以下である。また、本例では、突起部12の折り返し寸法Lについて説明したが突起部13の折り返し寸法Lについても同様であってよい。
凹部21は、予め定められた幅Wと深さHを有する。凹部21の幅は、突起部12が挿入可能な大きさに設定される。また、凹部21の幅は、はんだ10の位置合わせを容易にするために、突起部12の厚みよりも大きく設定されるのが好ましい。一例において、凹部21の幅Wは、はんだ10の厚みの1.5倍以上、2倍以下である。本明細書において、はんだ10の厚みとは板部11の厚みに対応する。本例では、突起部12がはんだ材40の折り曲げにより形成されるので、板部11の厚みが突起部12の厚みと等しい。
凹部21の深さHは、突起部12の形状に応じて設定される。一例において、凹部21の深さHは、はんだ10の折り返し寸法Lの1.0倍以上である。より好ましくは、凹部21の深さHは、はんだ10の折り返し寸法Lの1.5倍以上、2.0倍以下である。凹部21の深さHは、はんだ10の折り返し寸法Lよりも大きくすることにより、溶融したはんだ10の一部が凹部21に流れ込むスペースが生まれる。
図5Aは、組み立て中のモジュール100の構成の一例を示す。本例の組み立て中のモジュール100は、放熱板25、はんだ10、回路パターン22、絶縁基板23、回路パターン24、はんだ50および素子30を順に備える。はんだ50は、絶縁基板23の上面側に備えられる。
はんだ50は、素子30と絶縁基板23とを接合する。はんだ50は、板部51と、突起部52と、突起部53とを備える。はんだ50は、はんだ10と同一の形状を有してよく、板部51、突起部52、突起部53が、板部11、突起部12、突起部13にそれぞれ対応する。はんだ10は、絶縁基板23と放熱板25とを接続するのに対して、はんだ50は、素子30と絶縁基板23とを接続する。
板部51は、はんだ50の平面状に形成された部材である。板部51は、第3面および第4面を含む。本明細書において、板部51の第3面側をZ軸の負側とし、板部51の第4面側をZ軸の正側とする。本例の板部51は、はんだ材の加工により形成される。板部51の形状は、平面視で、正方形であるが、円形、矩形等のその他の形状を有してよい。第4面は第3面に対向する面であってもよい。また、第3面と第4面は互いに平行であってもよい。
突起部52は、板部51から第3面側に突起している。突起部52は、板部51の端部において、はんだ材をZ軸の負側に折り曲げることにより形成される。本例の突起部52は、突起部52a、突起部52b、突起部52c、突起部52dの4つの突起部を有する。突起部52a〜突起部52dは、板部51の形状が四角形の場合、板部51の各辺に設けられる。突起部52a〜突起部52dは、平面視で、板部51の各辺に時計周りに配置されている。突起部52は、第3突起部の一例である。
突起部53は、板部51から第4面側に突起している。突起部53は、板部51の端部において、はんだ材をZ軸の正側に折り曲げることにより形成される。本例の突起部53は、突起部53a、突起部53b、突起部53c、突起部53dの4つの突起部を有する。突起部53a〜突起部53dは、板部51の形状が四角形の場合、板部51の各辺に設けられる。突起部53a〜突起部53dは、平面視で、板部51の各辺に時計周りに配置されている。本例の突起部53a〜突起部53dは、突起部52a〜突起部52dのそれぞれと板部51の同一の辺に設けられる。突起部53は、第4突起部の一例である。
絶縁基板23は、突起部52を挿入するための凹部26を含む。絶縁基板23は、はんだ50の下面側に設けられる。
凹部26は、突起部52が挿入され、リフロー前のはんだ50を予め定められた位置に固定する。凹部26は、はんだ50の外周に設けられる。本例の凹部26は、はんだ50の外周を部分的に囲って設けられている。また、凹部26は、突起部52の形状に応じた幅および深さを有する。モジュール100は、凹部26に突起部52を挿入した状態で、リフローされる。はんだ50および絶縁基板23がリフローされることにより、絶縁基板23と素子30とが予め定められた位置で固定される。
素子30は、はんだ50の第4面側に設けられる。素子30は、第4被接合部材の一例である。一例において、素子30は、IGBT等の半導体素子である。
回路パターン24は、はんだ50と絶縁基板23との間に設けられる。本例の回路パターン24は、上面側が板部51と接触し、下面側が絶縁基板23と接触している。また、回路パターン24の端部には、突起部52が接触している。回路パターン24の端部に突起部52を接触した状態で、はんだ50および回路パターン24がリフローされる。このように、突起部52は、はんだ溶融前に部品の位置を固定する。さらに、回路パターン24は、突起部52を挿入するための凹部を有し、はんだ50の第3面と絶縁基板23との間に設けられてもよい。そして、回路パターン24の凹部は、回路パターン24を貫通してよい。この場合、突起部52が回路パターン24の凹部を貫通して、絶縁基板23の凹部26に挿入されてよい。突起部52が回路パターン24の凹部を貫通することにより、リフロー前のはんだ50が回路パターン24を固定しやすくなる。
ここで、絶縁基板23に形成される凹部26の配置パターンと、放熱板25に形成される凹部21の配置パターンは、同一であっても異なっていてもよい。一例において、絶縁基板23が有する凹部26の絶縁基板23の外周に対する比率は、放熱板25が有する凹部21の放熱板25の外周に対する比率よりも大きい。また、絶縁基板23が有する凹部26の絶縁基板23の外周に対する比率は、放熱板25が有する凹部21の放熱板25の外周に対する比率よりも小さくてもよい。
モジュール100は、凹部26に突起部52を挿入した状態で、リフローされる。ここで、はんだ50のリフローは、はんだ10のリフローと同時に実行されてもよいし、別々に実行されてもよい。はんだ50および絶縁基板23がリフローされることにより、はんだ50を介して素子30と絶縁基板23とが予め定められた位置で固定される。
突起部53は、素子30の端部に接触している。素子30の端部に突起部53を接触させた状態で、モジュール100がリフローされる。はんだ50および素子30がリフローされることにより、素子30と、絶縁基板23と、回路パターン24とが予め定められた位置で固定される。
図5Bは、リフロー後のモジュール100の平面図および断面図の一例を示す。溶融し固化したはんだ10およびはんだ50がそれぞれ回路パターン22および素子30の周囲にフィレットを形成している。なお、リフロー後のモジュール100において、リフロー前の突起部12、突起部13、突起部52および突起部53に対応する箇所を同一の符号で図示しているが、はんだ材やリフローの条件等によってリフロー後のはんだ10およびはんだ50の形状は変化し得る。但し、本例の突起部12は、リフローの前後で凹部21の内部およびその近傍に保持される。また、本例の突起部13は、リフローの前後で回路パターン22の側壁に接触している。そして、突起部52は、リフローの前において、回路パターン24の側壁に接触し、且つ、凹部26の内部およびその近傍に保持され、リフロー後に、回路パターン24上に這い上がる。凹部26の中に溶融後のはんだは残っていてもよいし、なくてもよい。また、本例の突起部53は、リフローの前において、素子30の側壁に接触し、リフロー後に、回路パターン24上に濡れ広がる。
図6は、はんだ10およびはんだ60の配列方法の一例を示す。本例では、はんだ10およびはんだ60の2つのはんだが設けられる。はんだ10は、第1はんだの一例であり、はんだ60は、第3はんだの一例である。はんだ10およびはんだ60は、共通の放熱板25上に設けられる。
はんだ60は、板部61と、突起部62と、突起部63とを備える。はんだ60は、はんだ10と同一の形状を有してよく、板部61、突起部62、突起部63が、板部11、突起部12、突起部13にそれぞれ対応する。
はんだ10上には、図5Aおよび図5Bで示したような絶縁基板23および素子30等で構成される第1素子が形成される。これにより、第1素子は、はんだ10を介して放熱板25に接合される。第1素子は、はんだ10で位置合わせされる。なお、図6では、説明を簡潔にするため第1素子を省略している。
はんだ60上には、図5Aおよび図5Bで示したような絶縁基板23および素子30等で構成される第2素子が形成される。これにより、第2素子は、はんだ60を介して放熱板25に接合される。第2素子は、はんだ60で位置合わせされる。なお、図6では、説明を簡潔にするため第2素子を省略している。
板部61は、はんだ60の平面状に形成された部材である。板部61は、第5面および第6面を含む。本明細書において、板部61の第5面側をZ軸の負側とし、板部61の第6面側をZ軸の正側とする。本例の板部61は、はんだ材の加工により形成される。板部61の形状は、平面視で、正方形であるが、円形、矩形等のその他の形状を有してよい。第6面は第5面に対向する面であってもよい。また、第5面と第6面は互いに平行であってもよい。
突起部62は、板部61から第5面側に突起している。突起部62は、板部61の端部において、はんだ材をZ軸の負側に折り曲げることにより形成される。本例の突起部62は、突起部62a、突起部62b、突起部62c、突起部62dの4つの突起部を有する。突起部62a〜突起部62dは、板部61の形状が四角形の場合、板部61の各辺に設けられる。突起部62a〜突起部62dは、平面視で、板部61の各辺に時計周りに配置されている。突起部62は、第5突起部の一例である。
突起部63は、板部61から第6面側に突起している。突起部63は、板部61の端部において、はんだ材をZ軸の正側に折り曲げることにより形成される。本例の突起部63は、突起部63a、突起部63b、突起部63c、突起部63dの4つの突起部を有する。突起部63a〜突起部63dは、板部61の形状が四角形の場合、板部61の各辺に設けられる。突起部63a〜突起部63dは、平面視で、板部61の各辺に時計周りに配置されている。本例の突起部63a〜突起部63dは、突起部62a〜突起部62dのそれぞれと板部61の同一の辺に設けられる。突起部63は、第6突起部の一例である。
本例では、第1素子と第2素子とが対向する辺において、突起部12が突起部63と対向し、突起部13が突起部62と対向する。例えば、突起部12cが突起部63aと対向し、突起部13cが突起部62aと対向する。つまり、第1素子に対応して設けられた凹部21は、第2素子に対応して設けられた凹部21と対向しない。このように、はんだ10側の凹部21とはんだ60側の凹部21を互い違いに配置することにより、リフロー時に溶融したはんだ10とはんだ60との接触を防止する。よって、溶融したはんだ10とはんだ60とが接触し、一方のはんだが他方のはんだに吸われることによる素子の位置ずれが生じにくくなる。
図7は、はんだ10の構成の一例を示す。本例のはんだ10は、図1のはんだ10と突起部の形成位置が異なる突起部を有する。本例のはんだ10は、板部11と、突起部12と、突起部13とを有する。
突起部12は、8つの突起部12a〜突起部12hを含む。突起部12a〜突起部12hは、板部11の各辺の両端に設けられる。例えば、板部11のY軸方向の正側の辺の両端に突起部12aおよび突起部12bが設けられる。板部11のX軸方向の正側の辺の両端に突起部12cおよび突起部12dが設けられる。板部11のY軸方向の負側の辺の両端に突起部12eおよび突起部12fが設けられる。板部11のX軸方向の負側の辺の両端に突起部12gおよび突起部12hが設けられる。
突起部13は、4つの突起部13a〜突起部13dを含む。突起部13a〜突起部13dは、板部11の各辺の中心に設けられる。突起部13a〜突起部13dは、突起部12a〜突起部12hに両端が挟まれている。例えば、突起部13aは、突起部12aおよび突起部12bに両端が挟まれている。突起部13bは、突起部12cおよび突起部12dに両端が挟まれている。突起部13cは、突起部12eおよび突起部12fに両端が挟まれている。突起部13dは、突起部12gおよび突起部12hに両端が挟まれている。
本例の突起部12および突起部13は、平面視で、板部11の中心に対して点対称に設けられる。また、本例の突起部12および突起部13は、X軸およびY軸に対して線対称に設けられている。本例のはんだ10は、対称性の高い形状を有するので、リフロー時のはんだ材の溶融が均一になりやすく、安定性を向上できる。
ここで、はんだ10の形状は、はんだ10の加工の容易性の観点や、はんだ10と凹部21との位置合わせの観点等に応じて、適宜最適な形状が選択されてよい。例えば、はんだ10の加工の容易性の観点からは、はんだ材40に設ける切込部41の数が少ない方が好ましい。また、突起部12および突起部13の個数が少ない方が好ましい。これにより、折り曲げる突起部12および突起部13の個数が減少する。一方、はんだ10と凹部21との位置合わせの観点からは、突起部12および突起部13の対称性が高いことが好ましい。また、突起部12および突起部13が凹部21に挿入しやすい形状および配置であることが好ましい。
図8は、モジュール100の製造方法の一例を示すフローチャートである。ステップS100において、第1面および第2面を含む板部11と、当該板部11から第1面側に突起した突起部12とを有するはんだ10を準備する。ステップS100では、はんだ10に突起部13を形成してもよい。また、ステップS100では、第3面および第4面を含む板部51と、当該板部51から第3面側に突起した突起部52とを有するはんだ50を準備してもよい。
ステップS102において、突起部12を挿入するための凹部21を含む被接合部材(例えば、放熱板25)をはんだ10の第1面側に設ける。また、ステップS102では、放熱板25と異なる被接合部材(例えば、回路パターン22)を第2面側に設けてもよい。この場合、回路パターン22の端部に突起部13を接触させる。そして、ステップS102では、突起部52を挿入するための凹部26を含む被接合部材(例えば、絶縁基板23)をはんだ50の第3面側に設けてもよい。
ステップS104において、放熱板25の凹部21に突起部12を挿入した状態で、はんだ10および放熱板25をリフローする。また、ステップS104では、絶縁基板23の凹部26に突起部を52挿入した状態で、はんだ50および絶縁基板23を、はんだ10と同時にリフローしてもよい。
図9は、比較例に係るモジュール500の位置出し工程の一例を示す。モジュール500は、位置出し治工具550を用いて、モジュール500の各部材を放熱板525に接触させ、リフロー工程により接合される。モジュール500は、放熱板525上に積層されたはんだ510と、回路パターン522と、絶縁基板523と、回路パターン524と、はんだ515と、素子530とを備える。
モジュール500は、はんだ溶融による部品の漏れ流れ防止のため、位置出し治工具550が必須である。ここで、位置出し治工具550は、少なくともモジュール500の型式毎に、リフロー時のバッチ数だけ準備する必要がある。そのため、多品種で大量生産においては、位置出し治工具550の準備に膨大な投資が要求される。また、位置出し治工具550の脱着は位置出し治工具550の破損や、モジュール500へのダメージを引き起こす可能性がある。
これに対して、本例のはんだ10を用いたモジュール100の製造方法では、はんだ10のセルフアライメント機能により、位置出し治工具を用いる必要がない。また、本例のモジュール100の製造方法では、絶縁基板23や素子30の型式ごとにはんだ10を準備すれば、組立時のプロセスを変更する必要がない。このように、本例のモジュール100の製造方法では、位置出し治工具のための膨大なコストを削減できる。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。その様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
特許請求の範囲、明細書、および図面中において示した装置、システム、プログラム、および方法における動作、手順、ステップ、および段階等の各処理の実行順序は、特段「より前に」、「先立って」等と明示しておらず、また、前の処理の出力を後の処理で用いるのでない限り、任意の順序で実現しうることに留意すべきである。特許請求の範囲、明細書、および図面中の動作フローに関して、便宜上「まず、」、「次に、」等を用いて説明したとしても、この順で実施することが必須であることを意味するものではない。
10・・・はんだ、11・・・板部、12・・・突起部、13・・・突起部、21・・・凹部、22・・・回路パターン、23・・・絶縁基板、24・・・回路パターン、25・・・放熱板、26・・・凹部、30・・・素子、40・・・はんだ材、41・・・切込部、50・・・はんだ、51・・・板部、52・・・突起部、53・・・突起部、60・・・はんだ、61・・・板部、62・・・突起部、63・・・突起部、100・・・モジュール、500・・・モジュール、510・・・はんだ、515・・・はんだ、522・・・回路パターン、523・・・絶縁基板、524・・・回路パターン、525・・・放熱板、530・・・素子、550・・・位置出し治工具

Claims (20)

  1. 第1面および第2面を含む板部と、当該板部から前記第1面側に突起した第1突起部とを有する第1はんだを準備し、
    前記第1突起部を挿入するための凹部を含む第1被接合部材を前記第1面側に設け、
    当該凹部に前記第1突起部を挿入した状態で、前記第1はんだおよび前記第1被接合部材をリフローする
    モジュールの製造方法。
  2. 前記第1はんだは、前記板部から前記第2面側に突起した第2突起部をさらに有する
    請求項1に記載のモジュールの製造方法。
  3. 前記第1被接合部材と異なる第2被接合部材を前記第2面側に設け、
    前記第2被接合部材の端部に前記第2突起部を接触させ、
    前記第2被接合部材の前記端部に前記第2突起部を接触させた状態で、前記第1はんだおよび前記第2被接合部材をリフローする
    請求項2に記載のモジュールの製造方法。
  4. 前記第1被接合部材は、前記第1面側に接合される放熱板を含み、
    前記第2被接合部材は、前記第2面側に接合される第1回路パターンを含む
    請求項3に記載のモジュールの製造方法。
  5. 平面視で、前記第1突起部および前記第2突起部は、前記第1はんだの前記板部の中心に対して点対称に設けられる
    請求項2から4のいずれか一項に記載のモジュールの製造方法。
  6. 前記第1突起部は、前記第1面に対して、45度以上、90度以下の開放角度を有する
    請求項1から5のいずれか一項に記載のモジュールの製造方法。
  7. 前記凹部の幅は、前記第1はんだの厚みの1.5倍以上、2倍以下である
    請求項1から6のいずれか一項に記載のモジュールの製造方法。
  8. 第3面および第4面を含む板部と、当該板部から前記第3面側に突起した第3突起部とを有する第2はんだを準備し、
    前記第3突起部を挿入するための凹部を含む第3被接合部材を前記第3面側に設け、
    当該凹部に前記第3突起部を挿入した状態で、前記第2はんだおよび前記第3被接合部材をリフローする
    請求項1から7のいずれか一項に記載のモジュールの製造方法。
  9. 前記第2はんだは、前記第2はんだの前記板部から前記第4面側に突起した第4突起部をさらに有する
    請求項8に記載のモジュールの製造方法。
  10. 前記第3被接合部材と異なる第4被接合部材の端部に前記第4突起部を接触させ、
    前記第4被接合部材の前記端部に前記第4突起部を接触させた状態で、前記第2はんだおよび前記第4被接合部材をリフローする
    請求項9に記載のモジュールの製造方法。
  11. 前記第3被接合部材は、前記第3面側に接合される絶縁基板を含み、
    前記第4被接合部材は、前記第4面側に接合される半導体素子を含む
    請求項10に記載のモジュールの製造方法。
  12. 前記第3被接合部材は、前記第3突起部を挿入するための凹部を有し、前記第3面と前記絶縁基板との間に設けられた第2回路パターンを更に含み、
    前記第2回路パターンの凹部は、前記第2回路パターンを貫通する
    請求項11に記載のモジュールの製造方法。
  13. 前記第3被接合部材が有する前記凹部の前記第3被接合部材の外周に対する比率は、前記第1被接合部材が有する前記凹部の前記第1被接合部材の外周に対する比率よりも大きい
    請求項12に記載のモジュールの製造方法。
  14. 第5面および第6面を含む板部と、当該板部から前記第5面側に突起した第5突起部と、当該板部から前記第6面側に突起した第6突起部とを有する第3はんだを準備し、
    前記第1被接合部材上において前記第1はんだで位置合わせされた第1素子と、前記第1被接合部材上において前記第3はんだで位置合わせされた第2素子を設け、
    前記第1素子と前記第2素子とが対向する辺において、前記第1突起部が前記第6突起部と対向し、前記第2突起部が前記第5突起部と対向する
    請求項2から5のいずれか一項に記載のモジュールの製造方法。
  15. 第1面および第2面を含む板部と、前記板部から前記第1面側に突起した第1突起部とを有する
    はんだ。
  16. 前記板部から前記第2面側に突起した第2突起部を更に有する
    請求項15に記載のはんだ。
  17. 複数の前記第1突起部および複数の前記第2突起部を有し、
    前記第1突起部と前記第2突起部とが、それぞれ前記板部の四隅を挟んで配置されている
    請求項16に記載のはんだ。
  18. 平面視で、前記第1突起部および前記第2突起部は、前記板部の中心点に対して点対称に設けられる
    請求項16又は17に記載のはんだ。
  19. はんだと、
    前記はんだの外周に設けられた凹部を有する第1被接合部材と
    を備え、
    前記凹部は、前記はんだの外周を部分的に囲って設けられている
    モジュール。
  20. 前記はんだは、第1はんだと第3はんだとを含み、
    前記第1被接合部材上において前記第1はんだで接合された第1素子と、
    前記第1被接合部材上において前記第3はんだで接合された第2素子と
    を備え、
    前記第1素子と前記第2素子とが対向する辺において、前記第1素子に対応して設けられた前記凹部は、前記第2素子に対応して設けられた前記凹部と対向しない
    請求項19に記載のモジュール。
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