JP2834708B2 - ピンフィン型ヒートシンクの製造方法及び軸流ファン付ピンフィン型ヒートシンクの製造方法 - Google Patents

ピンフィン型ヒートシンクの製造方法及び軸流ファン付ピンフィン型ヒートシンクの製造方法

Info

Publication number
JP2834708B2
JP2834708B2 JP8926996A JP8926996A JP2834708B2 JP 2834708 B2 JP2834708 B2 JP 2834708B2 JP 8926996 A JP8926996 A JP 8926996A JP 8926996 A JP8926996 A JP 8926996A JP 2834708 B2 JP2834708 B2 JP 2834708B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate
manufacturing
heat sink
joined
large number
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP8926996A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH09277038A (ja
Inventor
史朗 松本
浩 井神
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NIPPON ARUMI KK
Original Assignee
NIPPON ARUMI KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NIPPON ARUMI KK filed Critical NIPPON ARUMI KK
Priority to JP8926996A priority Critical patent/JP2834708B2/ja
Publication of JPH09277038A publication Critical patent/JPH09277038A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2834708B2 publication Critical patent/JP2834708B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Molten Solder (AREA)
  • Cooling Or The Like Of Electrical Apparatus (AREA)
  • Cooling Or The Like Of Semiconductors Or Solid State Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ピンフィン型ヒー
トシンクを製造する方法及び軸流ファンが取付けられた
ピンフィン型ヒートシンクを製造する方法に関するもの
である。
【0002】
【従来技術及びその課題】ピンフィン型ヒートシンク
は、1個の金型を用いた冷間鍛造法や鋳造法によって製
造されているのが現状である。そして、簡単であり更に
は変形構造を容易に得ることのできる製造方法は、知ら
れていない。更に、軸流ファンが取付けられたピンフィ
ン型ヒートシンクを製造する方法に関しても、同様であ
る。
【0003】本発明は、簡単であり更には変形構造を容
易に得ることのできる、ピンフィン型ヒートシンクの製
造方法、更には同様の、軸流ファン付ピンフィン型ヒー
トシンクの製造方法を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の内、請求項1記載のピンフィン型ヒートシ
ンクの製造方法は、多数のスリット孔が平行に並んで打
抜き形成されたアルミニウム又はその合金からなる板体
であって、スリット孔に直交する両縁部が板厚と同程度
だけ同方向に突出している板体を、作製する第1工程
と、板体を、突出部を同方向に向けて且つ全体を揃えて
重ね合わせて、多数の板体からなる重合体を作製する第
2工程と、重合体の、板体の突出部と該突出部に接する
板体の部分とを、両者間に形成されている隙間に超音波
浸漬法によってはんだを侵入させることにより、接合し
て、多数の板体が一体に接合された接合体を作製する第
3工程と、接合体を、スリット孔を横断するよう切断す
ることにより2分割する第4工程とを備えていることを
特徴としている。
【0005】請求項2記載のピンフィン型ヒートシンク
の製造方法は、多数のスリット孔が平行に並んで打抜き
形成されたアルミニウム又はその合金からなる板体と、
アルミニウム又はその合金からなる枠体とを、作製する
第1工程と、板体と枠体とを交互に且つ全体を揃えて重
ね合わせて、多数の板体及び枠体からなる重合体を作製
する第2工程と、スリット孔に直交する板体の両縁部と
該両縁部に接する枠体の両辺部とを、両者間に形成され
ている隙間に超音波浸漬法によってはんだを侵入させる
ことにより、接合して、多数の板体及び枠体が一体に接
合された接合体を作製する第3工程と、接合体の、枠体
のはんだ付けされていない両辺部を含む面を、切断削除
する工程と、接合体を、スリット孔を横断するよう切断
することにより2分割する工程とを有する第4工程とを
備えていることを特徴としている。
【0006】請求項3記載の軸流ファン付ピンフィン型
ヒートシンクの製造方法は、多数のスリット孔が平行に
並んで打抜き形成されたアルミニウム又はその合金から
なる板体であって、スリット孔に直交する両縁部が板厚
と同程度だけ同方向に突出している板体を、作製する第
1工程と、板体を、突出部を同方向に向けて且つ全体を
揃えて重ね合わせて、多数の板体からなる重合体を作製
する第2工程と、重合体の、板体の突出部と該突出部に
接する板体の部分とを、両者間に形成されている隙間に
超音波浸漬法によってはんだを侵入させることにより、
接合して、多数の板体が一体に接合された接合体を作製
する第3工程と、接合体の板体の上記縁部で構成された
一面に、フライス加工により貫通孔を形成し、軸流ファ
ンを、該貫通孔を覆った状態で上記一面に固定する第4
工程とを備えていることを特徴としている。
【0007】請求項4記載の軸流ファン付ピンフィン型
ヒートシンクの製造方法は、多数のスリット孔が平行に
並んで打抜き形成されたアルミニウム又はその合金から
なる板体と、アルミニウム又はその合金からなる枠体と
を、作製する第1工程と、板体と枠体とを交互に且つ全
体を揃えて重ね合わせて、多数の板体及び枠体からなる
重合体を作製する第2工程と、スリット孔に直交する板
体の両縁部と該両縁部に接する枠体の両辺部とを、両者
間に形成されている隙間に超音波浸漬法によってはんだ
を侵入させることにより、接合して、多数の板体及び枠
体が一体に接合された接合体を作製する第3工程と、接
合体の、枠体のはんだ付けされていない両辺部を含む面
を、切断削除する工程と、接合体の、板体の縁部と枠体
の辺部とで構成された一面に、フライス加工により貫通
孔を形成する工程とを有する第4工程と、軸流ファン
を、上記貫通孔を覆った状態で上記一面に固定する第5
工程とを備えていることを特徴としている。
【0008】請求項5記載の軸流ファン付ピンフィン型
ヒートシンクの製造方法は、多数のスリット孔が平行に
並んで打抜き形成されたアルミニウム又はその合金から
なる板体であって、スリット孔に直交する両縁部が板厚
と同程度だけ同方向に突出している板体を、作製する第
1工程と、板体を、突出部を同方向に向けて且つ全体を
揃えて重ね合わせて、多数の板体からなる重合体を作製
する第2工程と、重合体の、板体の突出部と該突出部に
接する板体の部分とを、両者間に形成されている隙間に
超音波浸漬法によってはんだを侵入させることにより、
接合して、多数の板体が一体に接合された接合体を作製
する第3工程と、接合体を、スリット孔を横断するよう
切断することにより2分割して、ピンフィン型ヒートシ
ンクとなる分割体を得る第4工程と、分割体に軸流ファ
ンを取付ける第5工程とを備え、第1工程は、一部が切
欠かれた板体を別に作製する工程を有しており、その切
欠き部は、第2工程にて重合体を作製した際にブロック
体取付け用の空間を構成するように形成されており、第
2工程は、ブロック体取付け用の空間を構成するように
板体を重ね合わせるものであり、第3工程は、重合体の
ブロック体取付け用の空間にブロック体を挿入し、板体
と共にブロック体も一体に接合するものであり、第4工
程は、板体と共にブロック体も2分割するものであり、
第5工程は、分割体のブロック体に軸流ファンを固定す
るものであることを特徴としている。
【0009】
【発明の実施の形態】
(実施形態1)図1は本実施形態の製造方法により得ら
れたピンフィン型ヒートシンクを示す斜視図である。ヒ
ートシンク1は、下面11上に多数の直立したピンフィ
ン12を有する構造のものである。
【0010】図1の構成のピンフィン型ヒートシンク
は、次のようにして製造する。即ち、まず、図2に示す
構成の板状の形材である板体3を作製する。板体3は、
アルミニウム又はその合金でできており、多数のスリッ
ト孔31aが平行に並んで打抜き形成されており、スリ
ット孔31aに直交する両縁部32,32が板厚Tと同
程度だけ同方向に突出している。33は突出部である。
ピンフィン12は、スリット孔31aを形成することに
より板体3に形成されている。突出部33には、拡大し
て示すように、その先端面に切欠き33aが形成されて
いる。切欠き33aは外側に切欠かれている。
【0011】次に、図3に示すように、板体3を突出部
33を同方向に向けて且つ全体を揃えて重ね合わせて、
多数の板体3からなる重合体4を作製する。図3のIV矢
視拡大部分図である図4に示すように、隣接する板体3
の、突出部33と突出部33に接する板体3の部分との
間には、切欠き33a(図2)からなる隙間34ができ
ている。
【0012】次に、図5に示すように、重合体4の縁部
32で構成されている面をアルミニウム部材用の溶融は
んだ51に浸漬し、重合体4又ははんだ槽52に超音波
振動を加えて図6に示すように隙間34にはんだ51を
侵入させ、これによって、多数の板体3が一体に接合さ
れた接合体6を作製する。図7は接合体6の斜視図であ
る。
【0013】そして、図7に示すように、接合体6をA
−A面にて2分割する。各分割体が、それぞれピンフィ
ン型ヒートシンクとなる。即ち、これにより、図1に示
すヒートシンクが得られる。
【0014】なお、切欠き33aは、突出部33に形成
する代わりに、図8に示すように、縁部32の突出部3
3の先端面とは反対側の面に形成してもよい。
【0015】(実施形態2)図9は本実施形態の製造方
法により得られたピンフィン型ヒートシンクを示す斜視
図である。このヒートシンク1も、下面11上に多数の
直立したピンフィン12を有する構造のものである。
【0016】図9の構成のピンフィン型ヒートシンク
は、次のようにして製造する。即ち、まず、図10に示
す構成の板体3bを作製する。板体3bは、アルミニウ
ム又はその合金でできており、多数のスリット孔31a
が平行に並んで打抜き形成されている。ピンフィン12
は、スリット孔31aを形成することにより板体3bに
形成されている。一方、図11に示す構成の枠体30も
作製する。枠体30は、長辺部30a,30aと短辺部
30b,30bとで構成されている。長辺部30aに
は、拡大して示すように、両面に実施形態1と同様の切
欠き33aが形成されている。
【0017】次に、図12に示すように、板体3bと枠
体30とを交互に且つ全体を揃えて重ね合わせて、多数
の板体3b及び枠体30からなる重合体4bを作製す
る。図12のXIII 矢視拡大部分図である図13に示す
ように、隣接する板体3bの縁部32と枠体30の長辺
部30aとの間には、切欠き33aからなる隙間34が
できている。
【0018】次に、図14に示すように、重合体4b
の、板体3bの縁部32及び枠体30の長辺部30aで
構成されている面を、アルミニウム部材用の溶融はんだ
51に浸漬し、重合体4b又ははんだ槽52に超音波振
動を加えて図15に示すように隙間34にはんだ51を
侵入させ、これによって、多数の板体3b及び枠体30
が一体に接合された接合体6bを作製する。図16は接
合体6bの斜視図である。
【0019】次に、接合体6bの両側面部を、図16の
B−B面で切断削除して図17の構成の接合体6bを作
製し、更に、図17に示すように、接合体6bをC−C
面にて2分割する。各分割体が、それぞれピンフィン型
ヒートシンクとなる。即ち、これにより、図9に示すヒ
ートシンクが得られる。
【0020】なお、切欠き33aは、図13の場合に限
るものではなく、図18に示すように、板体3bの縁部
32の両面に形成してもよく、又は図19に示すよう
に、板体3bの縁部32の片面及び枠体30の長辺部3
0aの片面に形成してもよい。
【0021】(実施形態3)図20は本実施形態の製造
方法により得られた軸流ファン付ピンフィン型ヒートシ
ンクを示す斜視図である。ヒートシンク1は、上下両面
11,13間に多数の直立したピンフィン12を有する
構造のものであり、軸流ファン2は、ヒートシンク1の
上面13上に固定されている。
【0022】図20の構成の軸流ファン付ピンフィン型
ヒートシンクは、次のようにして製造する。即ち、実施
形態1のピンフィン型ヒートシンクを作製する場合と同
様にして、図7の構成の接合体6を作製し、接合体6の
縁部32で構成された一面(上面13)に、図23に示
すように、フライス加工により貫通孔61を形成する。
貫通孔61は上面13のみを貫通しており、貫通孔61
からはピンフィン12が見えている。
【0023】そして、軸流ファン2を、貫通孔61を覆
った状態で上面13上に、例えば図21に示す取付け孔
62を利用してボルト等により固定する。これにより、
図20の構成の軸流ファン付ピンフィン型ヒートシンク
が得られる。
【0024】(実施形態4)図22は本実施形態の製造
方法により得られた軸流ファン付ピンフィン型ヒートシ
ンクを示す斜視図である。ヒートシンク1は、上下両面
11,13間に多数の直立したピンフィン12を有する
構造のものであり、軸流ファン2は、ヒートシンク1の
上面13上に固定されている。
【0025】図22の構成の軸流ファン付ピンフィン型
ヒートシンクは、次のようにして製造する。即ち、実施
形態2のピンフィン型ヒートシンクを作製する場合と同
様にして、図17の構成の接合体6bを作製し、接合体
6bの、板体3bの縁部32及び枠体30の長辺部30
aで構成された上面13に、フライス加工により貫通孔
61を形成する。貫通孔61は上面13のみを貫通して
おり、貫通孔61からはピンフィン12が見えている。
【0026】そして、軸流ファン2を、貫通孔61を覆
った状態で上面13上に、例えば図23に示す取付け孔
62を利用してボルト等により固定する。これにより、
図22の構成の軸流ファン付ピンフィン型ヒートシンク
が得られる。
【0027】(実施形態5)図24は本実施形態の製造
方法により得られた軸流ファン付ピンフィン型ヒートシ
ンクを示す斜視図である。この軸流ファン付ピンフィン
型ヒートシンクは、下面11上に多数のピンフィン12
が直立してなるヒートシンク1上に軸流ファン2が固定
されている。
【0028】図24の構成の軸流ファン付ピンフィン型
ヒートシンクは、次のようにして製造する。即ち、ま
ず、図2に示す構成の板体3を実施形態1と同様に作製
する。一方、同様にして、板体3aも作製する。板体3
aは、板体3の両端から所定寸法Wの部分が切欠かれた
ものであり、その他は板体3と同じである。
【0029】次に、図25に示すように、板体3,3a
を、突出部33を同方向に向けて且つ全体を揃えて重ね
合わせて、多数の板体3,3aからなる重合体4aを作
製する。なお、板体3aは、重合体4aの両側に2枚ず
つ配置させる。更に、重合体4aの四隅に構成された空
間7にブロック体8を配置し、図26に示すように、実
施形態1(図5)と同様に、超音波浸漬法によって、多
数の板体3,3a及び4個のブロック体8が一体に接合
された接合体6aを作製する。図26は接合体6aの斜
視図である。
【0030】次に、接合体6aを、図26中のD−D面
にて即ちスリット孔31aを横断するよう切断すること
により、2分割する。図27は得られた1個の分割体6
0aである。この分割体60aは、下面11上に多数の
ピンフィン12が直立してなり、ピンフィン型ヒートシ
ンクとなるものである。
【0031】そして、軸流ファン2を、例えば図27に
示すブロック体8の取付け孔82を利用してボルト等に
より固定する。これにより、図24の構成の軸流ファン
付ピンフィン型ヒートシンクが得られる。
【0032】
【発明の効果】請求項1記載の製造方法は、多数の板体
3を重ね合わせて重合体4を作製し、超音波浸漬法によ
り板体3相互をはんだ接合して接合体6を作製し、接合
体6を2分割することにより、ピンフィン型ヒートシン
クを得ることができるので、極めて簡単である。しか
も、板体3の大きさ、スリット孔31aの幅や長さ、縁
部32の厚さ、突出部33の突出寸法等を、容易に変え
ることができるので、種々の変形構造のヒートシンクを
容易に得ることができる。
【0033】請求項2記載の製造方法は、多数の板体3
b及び枠体30を重ね合わせて重合体4bを作製し、超
音波浸漬法により板体3bと枠体30とをはんだ接合し
て接合体6bを作製し、接合体6bを2分割することに
より、ピンフィン型ヒートシンクを得ることができるの
で、極めて簡単である。しかも、板体3b及び枠体30
の大きさ、スリット孔31aの幅や長さ等を、容易に変
えることができるので、種々の変形構造のヒートシンク
を容易に得ることができる。
【0034】請求項3記載の製造方法は、多数の板体3
を接合し、接合体6の上面13に貫通孔61を形成し、
貫通孔61を覆うように軸流ファン2を上面13に固定
することにより、軸流ファン付ピンフィン型ヒートシン
クを得ることができるので、極めて簡単である。しか
も、板体3の大きさ、スリット孔31aの幅や長さ、縁
部32の厚さ、突出部33の突出寸法等を、容易に変え
ることができるので、種々の変形構造のヒートシンクを
容易に得ることができる。
【0035】請求項4記載の製造方法は、多数の板体3
b及び枠体30を接合し、接合体6bの両側面部を切断
削除するとともに接合体6bの上面13に貫通孔61を
形成し、貫通孔61を覆うように軸流ファン2を上面1
3に固定することにより、軸流ファン付ピンフィン型ヒ
ートシンクを得ることができるので、極めて簡単であ
る。しかも、板体3b及び枠体30の大きさ、スリット
孔31aの幅や長さ等を、容易に変えることができるの
で、種々の変形構造のヒートシンクを容易に得ることが
できる。
【0036】請求項5記載の製造方法は、多数の板体
3,3a及びブロック体8を接合し、接合体6aを分割
し、ブロック体8を利用して軸流ファン2を固定するこ
とにより、軸流ファン付ピンフィン型ヒートシンクを得
ることができるので、極めて簡単である。しかも、板体
3,3aの大きさ、板体3aの所定寸法Wの大きさ、ス
リット孔31aの幅や長さ等を、容易に変えることがで
きるので、種々の変形構造のヒートシンクを容易に得る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施形態1の方法により得られたピンフィン
型ヒートシンクの斜視図である。
【図2】 実施形態1の方法で用いる板体の斜視図であ
る。
【図3】 実施形態1の方法の一工程により得られた重
合体の斜視図である。
【図4】 図3のIV矢視拡大部分図である。
【図5】 実施形態1の方法の一工程の状態を示す断面
部分図である。
【図6】 図5の工程が終了した状態を示す断面部分図
である。
【図7】 図5の工程により得られた接合体の斜視図で
ある。
【図8】 図2の板体の別の例を示す一部省略斜視図で
ある。
【図9】 実施形態2の方法により得られたピンフィン
型ヒートシンクの斜視図である。
【図10】 実施形態2の方法で用いる板体の斜視図で
ある。
【図11】 実施形態2の方法で用いる枠体の斜視図で
ある。
【図12】 実施形態2の方法の一工程により得られた
重合体の斜視図である。
【図13】 図12のXIII 矢視拡大部分図である。
【図14】 実施形態2の方法の一工程の状態を示す断
面部分図である。
【図15】 図14の工程が終了した状態を示す断面部
分図である。
【図16】 図14の工程により得られた接合体の斜視
図である。
【図17】 図16の接合体の両側面部が切断削除され
て得られた接合体を示す斜視図である。
【図18】 図13の状態の別の例を示す断面部分図で
ある。
【図19】 図13の状態の更に別の例を示す断面部分
図である。
【図20】 実施形態3の方法により得られた軸流ファ
ン付ピンフィン型ヒートシンクの斜視図である。
【図21】 実施形態3の方法において軸流ファンを取
付ける前の接合体の状態を示す斜視部分図である。
【図22】 実施形態4の方法により得られた軸流ファ
ン付ピンフィン型ヒートシンクの斜視図である。
【図23】 実施形態4の方法において軸流ファンを取
付ける前の接合体の状態を示す斜視図である。
【図24】 実施形態5の方法により得られた軸流ファ
ン付ピンフィン型ヒートシンクの斜視図である。
【図25】 実施形態5の方法の一工程により得られた
重合体の斜視図である。
【図26】 実施形態5の方法の一工程により得られた
接合体の斜視図である。
【図27】 実施形態5の方法の一工程により得られた
分割体の斜視図である。
【符号の説明】
1 ヒートシンク 11 下面 12 ピンフィン 13 上面 2 軸流ファン 3,3a 板体 30 枠体 30a 長辺部 30b 短辺部 31a スリット孔 32 縁部 33 突出部 34 隙間 4,4a,4b 重合体 51 はんだ 6,6a,6b 接合体 60a 分割体 61 貫通孔 7 空間 8 ブロック体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B23K 1/08 H01L 23/36 H05K 7/20

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多数のスリット孔が平行に並んで打抜き
    形成されたアルミニウム又はその合金からなる板体であ
    って、スリット孔に直交する両縁部が板厚と同程度だけ
    同方向に突出している板体を、作製する第1工程と、 板体を、突出部を同方向に向けて且つ全体を揃えて重ね
    合わせて、多数の板体からなる重合体を作製する第2工
    程と、 重合体の、板体の突出部と該突出部に接する板体の部分
    とを、両者間に形成されている隙間に超音波浸漬法によ
    ってはんだを侵入させることにより、接合して、多数の
    板体が一体に接合された接合体を作製する第3工程と、 接合体を、スリット孔を横断するよう切断することによ
    り2分割する第4工程とを備えていることを特徴とする
    ピンフィン型ヒートシンクの製造方法。
  2. 【請求項2】 多数のスリット孔が平行に並んで打抜き
    形成されたアルミニウム又はその合金からなる板体と、
    アルミニウム又はその合金からなる枠体とを、作製する
    第1工程と、 板体と枠体とを交互に且つ全体を揃えて重ね合わせて、
    多数の板体及び枠体からなる重合体を作製する第2工程
    と、 スリット孔に直交する板体の両縁部と該両縁部に接する
    枠体の両辺部とを、両者間に形成されている隙間に超音
    波浸漬法によってはんだを侵入させることにより、接合
    して、多数の板体及び枠体が一体に接合された接合体を
    作製する第3工程と、 接合体の、枠体のはんだ付けされていない両辺部を含む
    面を、切断削除する工程と、接合体を、スリット孔を横
    断するよう切断することにより2分割する工程とを有す
    る第4工程とを備えていることを特徴とするピンフィン
    型ヒートシンクの製造方法。
  3. 【請求項3】 多数のスリット孔が平行に並んで打抜き
    形成されたアルミニウム又はその合金からなる板体であ
    って、スリット孔に直交する両縁部が板厚と同程度だけ
    同方向に突出している板体を、作製する第1工程と、 板体を、突出部を同方向に向けて且つ全体を揃えて重ね
    合わせて、多数の板体からなる重合体を作製する第2工
    程と、 重合体の、板体の突出部と該突出部に接する板体の部分
    とを、両者間に形成されている隙間に超音波浸漬法によ
    ってはんだを侵入させることにより、接合して、多数の
    板体が一体に接合された接合体を作製する第3工程と、 接合体の板体の上記縁部で構成された一面に、フライス
    加工により貫通孔を形成し、軸流ファンを、該貫通孔を
    覆った状態で上記一面に固定する第4工程とを備えてい
    ることを特徴とする軸流ファン付ピンフィン型ヒートシ
    ンクの製造方法。
  4. 【請求項4】 多数のスリット孔が平行に並んで打抜き
    形成されたアルミニウム又はその合金からなる板体と、
    アルミニウム又はその合金からなる枠体とを、作製する
    第1工程と、 板体と枠体とを交互に且つ全体を揃えて重ね合わせて、
    多数の板体及び枠体からなる重合体を作製する第2工程
    と、 スリット孔に直交する板体の両縁部と該両縁部に接する
    枠体の両辺部とを、両者間に形成されている隙間に超音
    波浸漬法によってはんだを侵入させることにより、接合
    して、多数の板体及び枠体が一体に接合された接合体を
    作製する第3工程と、 接合体の、枠体のはんだ付けされていない両辺部を含む
    面を、切断削除する工程と、接合体の、板体の縁部と枠
    体の辺部とで構成された一面に、フライス加工により貫
    通孔を形成する工程とを有する第4工程と、 軸流ファンを、上記貫通孔を覆った状態で上記一面に固
    定する第5工程とを備えていることを特徴とする軸流フ
    ァン付ピンフィン型ヒートシンクの製造方法。
  5. 【請求項5】 多数のスリット孔が平行に並んで打抜き
    形成されたアルミニウム又はその合金からなる板体であ
    って、スリット孔に直交する両縁部が板厚と同程度だけ
    同方向に突出している板体を、作製する第1工程と、 板体を、突出部を同方向に向けて且つ全体を揃えて重ね
    合わせて、多数の板体からなる重合体を作製する第2工
    程と、 重合体の、板体の突出部と該突出部に接する板体の部分
    とを、両者間に形成されている隙間に超音波浸漬法によ
    ってはんだを侵入させることにより、接合して、多数の
    板体が一体に接合された接合体を作製する第3工程と、 接合体を、スリット孔を横断するよう切断することによ
    り2分割して、ピンフィン型ヒートシンクとなる分割体
    を得る第4工程と、 分割体に軸流ファンを取付ける第5工程とを備え、 第1工程は、一部が切欠かれた板体を別に作製する工程
    を有しており、その切欠き部は、第2工程にて重合体を
    作製した際にブロック体取付け用の空間を構成するよう
    に形成されており、 第2工程は、ブロック体取付け用の空間を構成するよう
    に板体を重ね合わせるものであり、 第3工程は、重合体のブロック体取付け用の空間にブロ
    ック体を挿入し、板体と共にブロック体も一体に接合す
    るものであり、 第4工程は、板体と共にブロック体も2分割するもので
    あり、 第5工程は、分割体のブロック体に軸流ファンを固定す
    るものであることを特徴とする軸流ファン付ピンフィン
    型ヒートシンクの製造方法。
JP8926996A 1996-04-11 1996-04-11 ピンフィン型ヒートシンクの製造方法及び軸流ファン付ピンフィン型ヒートシンクの製造方法 Expired - Fee Related JP2834708B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8926996A JP2834708B2 (ja) 1996-04-11 1996-04-11 ピンフィン型ヒートシンクの製造方法及び軸流ファン付ピンフィン型ヒートシンクの製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8926996A JP2834708B2 (ja) 1996-04-11 1996-04-11 ピンフィン型ヒートシンクの製造方法及び軸流ファン付ピンフィン型ヒートシンクの製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09277038A JPH09277038A (ja) 1997-10-28
JP2834708B2 true JP2834708B2 (ja) 1998-12-14

Family

ID=13966041

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8926996A Expired - Fee Related JP2834708B2 (ja) 1996-04-11 1996-04-11 ピンフィン型ヒートシンクの製造方法及び軸流ファン付ピンフィン型ヒートシンクの製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2834708B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001319999A (ja) 2000-05-12 2001-11-16 Tokyo Daiichi Shoko:Kk 放熱器の製造方法
NL1030270C2 (nl) * 2005-10-26 2007-04-27 Level Holding Bv Werkwijze en inrichting voor het vervaardigen van een warmtewisselaar.
JP4786302B2 (ja) * 2005-11-01 2011-10-05 昭和電工株式会社 パワーモジュール用ベースの製造方法
JP6154122B2 (ja) * 2012-12-12 2017-06-28 株式会社マーレ フィルターシステムズ 多板積層式熱交換器

Also Published As

Publication number Publication date
JPH09277038A (ja) 1997-10-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2834708B2 (ja) ピンフィン型ヒートシンクの製造方法及び軸流ファン付ピンフィン型ヒートシンクの製造方法
JP2001102786A (ja) 電子部品の放熱器およびその製造方法
JP4063025B2 (ja) ヒートシンク
JP3192622B2 (ja) ヒートパイプ式ヒートシンク
JP2566288Y2 (ja) 回路用基板
JPH02188138A (ja) 固定子鉄心
JP3869900B2 (ja) ハイパワーヒートシンク及びその製造方法
JPS6123349A (ja) 放熱器
JP2004128274A (ja) チップ部品のバスバーへの接合構造
JP2002050843A (ja) プリント基板およびプリント基板の実装方法
JPH06216551A (ja) ヒートシンク及びその製造方法
JP4616458B2 (ja) 半導体素子用放熱器
JP2004022830A (ja) ヒートシンク
JP2526355B2 (ja) 放熱フィンの製造方法
JP2000031353A (ja) 放熱器
JPH08181258A (ja) ヒートシンク
JP2536815B2 (ja) ピンフィン型ヒ―トシンクの製造方法
JP3172779B2 (ja) 放熱器
JP3133720B2 (ja) ヒートシンク及びその製造方法
JP2000003829A (ja) セラミック電子部品およびその製造方法
JPS6137989Y2 (ja)
JP3845038B2 (ja) ヒートシンクの製造方法
JPS595983Y2 (ja) 冷却体
JP3303281B2 (ja) 重ね合わせリードフレーム
JPH04125455U (ja) ヒートシンク

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 10

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081002

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091002

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 12

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101002

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees