JP2536815B2 - ピンフィン型ヒ―トシンクの製造方法 - Google Patents
ピンフィン型ヒ―トシンクの製造方法Info
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- JP2536815B2 JP2536815B2 JP5352289A JP35228993A JP2536815B2 JP 2536815 B2 JP2536815 B2 JP 2536815B2 JP 5352289 A JP5352289 A JP 5352289A JP 35228993 A JP35228993 A JP 35228993A JP 2536815 B2 JP2536815 B2 JP 2536815B2
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- Japan
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- pin fin
- pin
- heat sink
- type heat
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- Cooling Or The Like Of Electrical Apparatus (AREA)
- Cooling Or The Like Of Semiconductors Or Solid State Devices (AREA)
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、電力用半導体のよ
うに、発熱量の多い熱源を空冷するために使用して最適
なピンフィン型ヒートシンクの製造方法に関する。
うに、発熱量の多い熱源を空冷するために使用して最適
なピンフィン型ヒートシンクの製造方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】図５に示すように、従来のこの種のピン
フィン型ヒートシンク１は、長方形状の基板２と、該基
板２上に所定ピッチで整列した複数本の角柱形状のピン
フィン３とから構成されており、前記基板２とピンフィ
ン３は鍛造や切削加工等により一体に形成されている。
フィン型ヒートシンク１は、長方形状の基板２と、該基
板２上に所定ピッチで整列した複数本の角柱形状のピン
フィン３とから構成されており、前記基板２とピンフィ
ン３は鍛造や切削加工等により一体に形成されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ここで、この種のピン
フィン型ヒートシンク１を高性能化するためには、ピン
フィン３のピッチＰを小さく、ピンフィン３の高さＨを
高く、ピンフィン３の幅Ｗを小さくすることが必要であ
る。しかし、上記のように、従来の鍛造によって形成し
たピンフィン型ヒートシンク１では、前記Ｐ，Ｈ，Ｗの
寸法にはそれぞれ限界があり、ピンフィン３のピッチＰ
＝５ｍｍ，ピンフィン３の高さＨ＝６ｍｍ，ピンフィン
３の幅Ｗ＝２ｍｍ程度のものしか製造することができな
い。
フィン型ヒートシンク１を高性能化するためには、ピン
フィン３のピッチＰを小さく、ピンフィン３の高さＨを
高く、ピンフィン３の幅Ｗを小さくすることが必要であ
る。しかし、上記のように、従来の鍛造によって形成し
たピンフィン型ヒートシンク１では、前記Ｐ，Ｈ，Ｗの
寸法にはそれぞれ限界があり、ピンフィン３のピッチＰ
＝５ｍｍ，ピンフィン３の高さＨ＝６ｍｍ，ピンフィン
３の幅Ｗ＝２ｍｍ程度のものしか製造することができな
い。
【０００４】また、切削によって形成したピンフィン型
ヒートシンクでは、ピンフィン３のピッチＰ＝３ｍｍ，
ピンフィン３の高さＨ＝２０ｍｍ，ピンフィン３の幅Ｗ
＝１．５ｍｍ程度にまですることは可能であるが、これ
には膨大な加工工数がかかり、コストアップとなるとい
った問題点がある。
ヒートシンクでは、ピンフィン３のピッチＰ＝３ｍｍ，
ピンフィン３の高さＨ＝２０ｍｍ，ピンフィン３の幅Ｗ
＝１．５ｍｍ程度にまですることは可能であるが、これ
には膨大な加工工数がかかり、コストアップとなるとい
った問題点がある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記のような
従来の問題点を解決するために成されたもので、製造が
容易であり、高性能化と低コスト化を図ることが出来る
製造方法を提供することを目的としたものであり、その
要旨は、長尺なＩ形熱良導体の立設部を矩形波状にカッ
トして、基台上にピンフィンが櫛刃状に縦列した−対の
ピンフィン群を形成するとゝもに、このピンフィン群を
前記基台の部分で基板に固着することを特徴とするピン
フィン型ヒートシンクの製造方法にある。
従来の問題点を解決するために成されたもので、製造が
容易であり、高性能化と低コスト化を図ることが出来る
製造方法を提供することを目的としたものであり、その
要旨は、長尺なＩ形熱良導体の立設部を矩形波状にカッ
トして、基台上にピンフィンが櫛刃状に縦列した−対の
ピンフィン群を形成するとゝもに、このピンフィン群を
前記基台の部分で基板に固着することを特徴とするピン
フィン型ヒートシンクの製造方法にある。
【０００６】
【発明の実施の形態】以下、本発明を、図１乃至図４に
示す実施例により詳細に説明するに、図において、１は
ピンフィン群で、図４に示すように、角柱形状の基台２
上に角柱形状のピンフィン３，３が所定ピッチで櫛刃状
に縦列した構成のもので、図２に示すような加工材料で
ある長尺なＩ形熱良導板４から後述する製造方法で形成
したものである。
示す実施例により詳細に説明するに、図において、１は
ピンフィン群で、図４に示すように、角柱形状の基台２
上に角柱形状のピンフィン３，３が所定ピッチで櫛刃状
に縦列した構成のもので、図２に示すような加工材料で
ある長尺なＩ形熱良導板４から後述する製造方法で形成
したものである。
【０００７】すなわち、図２に示すようなＩ形熱良導板
４を、図３に示すように、その立設部４Ａの部分におい
て矩形波状（方形波状）Ｓにカットして製造したもの
で、前記Ｉ形熱良導板４の高さＴは前記ピンフィン３の
高さＨより高く、立設部４Ａの厚さＴｈはピンフィン３
の幅Ｗと同一大きさのものであり、Ｉ形熱良導板４の上
端と下端には、それぞれ前記ピンフィン３の幅Ｗの約２
倍幅を有する基台２が長手方向に沿って設けられてい
る。
４を、図３に示すように、その立設部４Ａの部分におい
て矩形波状（方形波状）Ｓにカットして製造したもの
で、前記Ｉ形熱良導板４の高さＴは前記ピンフィン３の
高さＨより高く、立設部４Ａの厚さＴｈはピンフィン３
の幅Ｗと同一大きさのものであり、Ｉ形熱良導板４の上
端と下端には、それぞれ前記ピンフィン３の幅Ｗの約２
倍幅を有する基台２が長手方向に沿って設けられてい
る。
【０００８】そして、前記Ｉ形熱良導板４は、図３に示
すように、その左側端において、下端の基台２の近傍か
らピンフィン３の幅Ｗで水平にカットした後、上端の基
台２の近傍に向かって垂直にカットし、上端の基台２か
ら再びピンフィン３幅Ｗで水平にカットし後、下端の基
台２の近傍に向かって垂直にカットする。
すように、その左側端において、下端の基台２の近傍か
らピンフィン３の幅Ｗで水平にカットした後、上端の基
台２の近傍に向かって垂直にカットし、上端の基台２か
ら再びピンフィン３幅Ｗで水平にカットし後、下端の基
台２の近傍に向かって垂直にカットする。
【０００９】このようにして、Ｉ形熱良導板４の右側端
まで矩形波状Ｓにカットし、上下に複数本のピンフィン
３を櫛刃状に形成した後、前記Ｉ形熱良導板４を上下に
切り離すことにより、図４に示すような二個のピンフィ
ン群１，１が得られる。
まで矩形波状Ｓにカットし、上下に複数本のピンフィン
３を櫛刃状に形成した後、前記Ｉ形熱良導板４を上下に
切り離すことにより、図４に示すような二個のピンフィ
ン群１，１が得られる。
【００１０】次いで、前記複数のピンフィン群１は、基
台２を下にしてクラッド材等の熱良導体による長方形状
の基板５上に載せ、各ピンフィン群１の基台２を隣接し
て各ピンフィン３を縦横に整列した後、かしめ又はろう
付け等により前記ピンフィン群１と基板５及びピンフィ
ン群１相互を固着することにより、図１に示すようなヒ
ートシンク６を得ることができる。
台２を下にしてクラッド材等の熱良導体による長方形状
の基板５上に載せ、各ピンフィン群１の基台２を隣接し
て各ピンフィン３を縦横に整列した後、かしめ又はろう
付け等により前記ピンフィン群１と基板５及びピンフィ
ン群１相互を固着することにより、図１に示すようなヒ
ートシンク６を得ることができる。
【００１１】而して、ピンフィン群１は基台２を備えて
いるため、これを基板５上に整列する作業が容易であ
る。また、一個のＩ形熱良導板４をカットすることによ
り、同一形状のピンフィン群１を二個同時に製造するこ
とができるので、加工能率が向上するとゝもに、ピンフ
ィン３のピッチＰを２〜６ｍｍ，ピンフィン３の高さＨ
を５〜５０ｍｍ，ピンフィンの幅Ｗを１〜３ｍｍのもの
まで任意の大きのものを容易に生産することが可能とな
る。
いるため、これを基板５上に整列する作業が容易であ
る。また、一個のＩ形熱良導板４をカットすることによ
り、同一形状のピンフィン群１を二個同時に製造するこ
とができるので、加工能率が向上するとゝもに、ピンフ
ィン３のピッチＰを２〜６ｍｍ，ピンフィン３の高さＨ
を５〜５０ｍｍ，ピンフィンの幅Ｗを１〜３ｍｍのもの
まで任意の大きのものを容易に生産することが可能とな
る。
【００１２】
【発明の効果】本発明に係るピンフィン型ヒートシンク
の製造方法は、上記のように、長尺なＩ形熱良導体の立
設部を矩形波状にカットして、基台上にピンフィンが櫛
刃状に縦列した一対のピンフィン群を形成するとゝも
に、このピンフィン群を前記基台の部分で基板に固着す
る構成であるから、ピンフィンのピッチ，高さ，幅及び
本数が任意のものを自在に且つ容易に製造することがで
き、高性能化，生産コストの低減化を図ることができる
といった諸効果がある。
の製造方法は、上記のように、長尺なＩ形熱良導体の立
設部を矩形波状にカットして、基台上にピンフィンが櫛
刃状に縦列した一対のピンフィン群を形成するとゝも
に、このピンフィン群を前記基台の部分で基板に固着す
る構成であるから、ピンフィンのピッチ，高さ，幅及び
本数が任意のものを自在に且つ容易に製造することがで
き、高性能化，生産コストの低減化を図ることができる
といった諸効果がある。
【図１】本発明方法により形成したピンフィン型ヒート
シンクの斜視図である。
シンクの斜視図である。
【図２】同ヒートシンクを構成するピンフィン群の加工
材料であるＩ形熱良導板の斜視図である。
材料であるＩ形熱良導板の斜視図である。
【図３】同熱良導板のカット状態を示す正面図である。
【図４】同熱良導板から形成したピンフィン群の斜視図
である。
である。
【図５】従来のピンフィン型ヒートシンクの斜視図であ
る。
る。
１ ピンフィン群 ２ 基台 ３ ピンフィン ４ Ｉ形熱良導体 ４Ａ 立設部 ５ 基板 ６ ヒートシンク Ｓ 矩形波
Claims (1)
- 【請求項１】 長尺なＩ形熱良導体の立設部を矩形波状
にカットして、基台上にピンフィンが櫛刃状に縦列した
一対のピンフィン群を形成するとゝもに、このピンフィ
ン群を前記基台の部分で基板に固着することを特徴とす
るピンフィン型ヒートシンクの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5352289A JP2536815B2 (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | ピンフィン型ヒ―トシンクの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5352289A JP2536815B2 (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | ピンフィン型ヒ―トシンクの製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07198285A JPH07198285A (ja) | 1995-08-01 |
| JP2536815B2 true JP2536815B2 (ja) | 1996-09-25 |
Family
ID=18423053
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5352289A Expired - Lifetime JP2536815B2 (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | ピンフィン型ヒ―トシンクの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2536815B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| ATE365901T1 (de) * | 2003-10-02 | 2007-07-15 | Hiflux Ltd | Wärmetauscher und verwendung davon |
| TWI468636B (zh) * | 2011-11-09 | 2015-01-11 | Cooler Master Dev Corp | 散熱鰭片、散熱裝置及其製造方法 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5987195U (ja) * | 1982-12-02 | 1984-06-13 | パイオニア株式会社 | 放熱フイン構造 |
| JPS6280387U (ja) * | 1985-11-07 | 1987-05-22 |
-
1993
- 1993-12-28 JP JP5352289A patent/JP2536815B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH07198285A (ja) | 1995-08-01 |
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Legal Events
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