JPH066972U - 放熱フィン - Google Patents

放熱フィン

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JPH066972U
JPH066972U JP5078992U JP5078992U JPH066972U JP H066972 U JPH066972 U JP H066972U JP 5078992 U JP5078992 U JP 5078992U JP 5078992 U JP5078992 U JP 5078992U JP H066972 U JPH066972 U JP H066972U
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JP
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fin
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fins
grooves
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木 光 雄 青
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 放熱フィンにおいて、フィンの端部と基板の
フィン用溝とのロウ付け強度を大きくすること、放熱性
能を向上させることである。 【構成】 基板1のフィン用溝2を多数設け、このフィ
ン用溝2の底部の中央部にフィン4,10の板厚より小
さい巾の突起3または凹溝9を設けたり、フィン20の
端面にフィン用溝21の深さより高さが低い凹溝22を
設けたりして、この基板の多数のフィン用溝に、少なく
とも片側にロウ材を有するフィンの端部を、それぞれ組
み込んでロウ付けした放熱フィンである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案はアルミニウム合金または工業用純アルミニウム(以下単にアルミニ ウムという)などのフィンをアルミニウムなどの基板にロウ付けした放熱フィン に係わるものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の放熱フィンとしては、実公昭57−11190号公報(第10図)に記 載され、かつ図10に図示したように、アルミニウムの基板31にフィン用溝3 2を多数設け、この基板のフィン用溝32にアルミニウムのフィン33をそれぞ れ組み込んでロウ付け34した放熱フィン35がある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
この従来の放熱フィンでは、フィン33の端面33′がフィン用溝32の底部 32′に密着しているためにロウ付けの際にロウがフィン33の端面33′の方 までほとんど入らずにフィンの端面のロウ付けが良好でなく、フィンの端面と基 板31にフィン用溝32とのロウ付け強度が小さいという問題点があり、かつ放 熱フィン35の放熱性能が良くないという問題点があった。
【0004】 この考案は従来の放熱フィンが有する前記の問題点を解消し、フィンの端部と 基板のフィン用溝とのロウ付け強度を大きくすることや放熱性能を向上させるこ となどを目的としたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この考案の放熱フィンは、基板にフィン用溝を多数設け、フィン用溝の底部の 中央部にフィンの板厚より小さい巾の突起または凹溝を設けたり、フィンの端面 にフィン用溝の深さより高さが低い凹溝を設けたりして、この基板の多数のフィ ン用溝に、少なくとも片側にロウ材を有するフィンの端部を、それぞれ組み込ん でロウ付けしたものである。
【0006】
【作用】
フィン用溝の底部の中央部にフィンの板厚より小さい巾の突起または凹溝を設 けたり、あるいはフィンの端面にフィン用溝の深さより高さが低い凹溝を設けた ことによりフィンの端面とフィン用溝とのロウ付け強度が大きくなるとともに放 熱フィンの放熱性能が向上される。
【0007】
【実施例】
次にこの考案の放熱フィンを実施例について図示した図面とともに説明する。 図1から図3に図示したように、アルミニウムの基板1の上側に多数のフィン 用溝2を設ける。 このフィン用溝2はフィン4の板厚tより大きい巾Tにして上側が開口したも ので、かつフィン用溝2の底部の中央部にフィン4の板厚tより小さい巾の突起 3を設けたものである。 この基板1に設けたフィン用溝2に、ロウ材を片側(図の右側)にクラッドし たアルミニウムのフィン4を、それぞれ組み込んで治具(図示せず)で固定して ロウ付け5した放熱フィン6である。
【0008】 この実施例の放熱フィン6において、フィン4の下端面が突起3によりフィン 用溝2の底部に密着してなく、フィン4の下端面とフィン用溝2の底部との間に 隙間が形成されているのでこの隙間に溶けたロウ材が先ず右側から流入し、次に ロウ材はフィン4の右側下端部から左側下端部に流入して左側に達するからフィ ン4は下端面と両側面との3つの面で基板1に確実にロウ付けされる。 なお、この突起3の高さは0.2mm以上が良い。
【0009】 図4に図示した放熱フィン7は、実施例の放熱フィン6がフィン用溝2の底部 に突起3を設けるとともにフィン4の片側にロウ材をクラッドしたのに対し、フ ィン用溝8の底部の中央部にフィン10の板厚より小さい巾の凹溝9を設けると ともにフィン10の両側にロウ材をクラッドしてロウ付けしたものである。なお 、この凹溝9の深さは0.2mm以上が良い。 図5に図示した放熱フィン11は同様にフィン用溝12の底部の中央部にフィ ン14の板厚より小さい巾の凹溝13を設け、更にこの凹溝13の下に大きい巾 の長方形の凹溝13′を設けてロウ付けしたものである。 図4の放熱フィンにおいて、フィン用溝8の巾をフィン10の板厚より0.8 mm位大きくすると、従来のものが0.2mm位のものに較べてフィン用溝8に フィン10を組み込み易くなる。フィン用溝8の巾はフィン10の板厚より約0 .6mmから約0.8mm大きいとよい。 図6に図示した放熱フィン15は同様にフィン用溝16の底部の中央部にフィ ン18の板厚より小さい巾の凹溝17を設け、更にこの凹溝17の下に連続させ た円形の凹溝17′を設けてロウ付けしたものである。 図7に図示した放熱フィン19はフィン20の下端面にフィン用溝21の深さ dより高さcが低くて三角形の凹溝22を設けてロウ付けしたものである。 図8に図示した放熱フィン23はフィン24の下端面にフィン用溝25の深さ dより高さcが低くて縦長の長方形の凹溝26を設けてロウ付けしたものである 。 図9に図示した放熱フィン27はフィン28の下端面にフィン用溝29の深さ dより高さcが低くて上部が円弧形の凹溝30を設けてロウ付けしたものである 。
【0010】
【考案の効果】
この考案の放熱フィンは、フィン用溝の底部の中央部にフィンの板厚より小さ い巾の突起または凹溝を設けたり、フィンの端面にフィン用溝の深さより高さが 低い凹溝を設けたりしたのでフィンの端部のロウ付け面積が増大してフィンの端 部と基板のフィン用溝とのロウ付け強度を大きくすることができるし、同時にロ ウ付け強度を大きくしたことにより放熱フィンの放熱性能を向上させることがで きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案品の正面図である。
【図2】同じく平面図である。
【図3】図2の拡大断面図である。
【図4】本考案品の別の実施例の拡大断面図である。
【図5】本考案品の別の実施例の拡大断面図である。
【図6】本考案品の別の実施例の拡大断面図である。
【図7】本考案品の別の実施例の拡大断面図である。
【図8】本考案品の別の実施例の拡大断面図である。
【図9】本考案品の別の実施例の拡大断面図である。
【図10】従来品の拡大断面図である。
【符号の説明】
1 基板 2 フィン用溝 3 突起 4 フィン 5 ロウ付け 6 放熱フィン 7 放熱フィン 8 フィン用溝 9 凹溝 10 フィン 11 放熱フィン 12 フィン用溝 13 凹溝 14 フィン 15 放熱フィン 16 フィン用溝 17 凹溝 18 フィン 19 放熱フィン 20 フィン 21 フィン用溝 22 凹溝 23 放熱フィン 24 フィン 25 フィン用溝 26 凹溝 27 放熱フィン 28 フィン 29 フィン用溝 30 凹溝 31 基板 32 フィン用溝 33 フィン 34 ロウ付け 35 放熱フィン

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板にフィンの板厚より大きい巾にした
    フィン用溝を多数設け、該フィン用溝の底部の中央部に
    フィンの板厚より小さい巾の突起を設けて、該基板の多
    数のフィン用溝に、片側にロウ材を有するフィンの端部
    を、それぞれ組み込んでロウ付けしたことを特徴とする
    放熱フィン。
  2. 【請求項2】 フィンの両側にロウ材を有することを特
    徴とする請求項1記載の放熱フィン。
  3. 【請求項3】 フィン用溝の底部の中央部に、突起に代
    えてフィンの板厚より小さい巾の凹溝を、設けたことを
    特徴とする請求項1記載の放熱フィン。
  4. 【請求項4】 フィン用溝に設けた凹溝に代えて、フィ
    ンの端面にフィン用溝の深さより高さが低い凹溝を設け
    たことを特徴とする請求項3記載の放熱フィン。
JP5078992U 1992-05-29 1992-05-29 放熱フィン Expired - Lifetime JP2560204Y2 (ja)

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JP5078992U JP2560204Y2 (ja) 1992-05-29 1992-05-29 放熱フィン

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JPH066972U true JPH066972U (ja) 1994-01-28
JP2560204Y2 JP2560204Y2 (ja) 1998-01-21

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012078311A (ja) * 2010-10-06 2012-04-19 Toyota Motor Corp 超音波探傷方法及び被検査対象物構造
KR102245456B1 (ko) * 2021-02-15 2021-04-27 채두현 히트싱크 및 히트싱크 제조 방법

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JP2560204Y2 (ja) 1998-01-21

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