JP3172779B2 - 放熱器 - Google Patents
放熱器Info
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、トランジスター用放熱
器、IC用放熱器等として使用される放熱器に関し、よ
り詳しくは、放熱基板と、基板の上下両面にそれぞれ接
合された上部フィン部材および下部フィン部材とよりな
る放熱器に関する。
器、IC用放熱器等として使用される放熱器に関し、よ
り詳しくは、放熱基板と、基板の上下両面にそれぞれ接
合された上部フィン部材および下部フィン部材とよりな
る放熱器に関する。
【0002】本明細書において、アルミニウムとは、純
アルミニウムおよびアルミニウム合金を含んで意味する
ものとする。
アルミニウムおよびアルミニウム合金を含んで意味する
ものとする。
【0003】
【従来技術および解決すべき課題】放熱基板の上下両面
にそれぞれ互いに形状の異なるフィン部材を有する放熱
器は、従来より、鍛造、インパクトプレス、鋳造(ダイ
カスト)等の方法で製造されている。
にそれぞれ互いに形状の異なるフィン部材を有する放熱
器は、従来より、鍛造、インパクトプレス、鋳造(ダイ
カスト)等の方法で製造されている。
【0004】しかしながら、鍛造法、インパクトプレス
法では、形成しうるフィンの高さに限界があり、フィン
を十分高くすることができなかった。また、鍛造法で
は、フィン間隙幅を狭くすることも困難であった。この
ため、これらの方法では、放熱器の表面積を大きくする
ことができず、放熱性能が不十分であるという問題があ
った。
法では、形成しうるフィンの高さに限界があり、フィン
を十分高くすることができなかった。また、鍛造法で
は、フィン間隙幅を狭くすることも困難であった。この
ため、これらの方法では、放熱器の表面積を大きくする
ことができず、放熱性能が不十分であるという問題があ
った。
【0005】さらに、鍛造法では、鍛造金型が比較的高
価であるので、放熱器の設計変更を行う場合にコストが
かかるという問題もあった。
価であるので、放熱器の設計変更を行う場合にコストが
かかるという問題もあった。
【0006】本発明の目的は、上記諸問題を解決し、鍛
造、インパクトプレス、鋳造(ダイカスト)法よりも、
より生産性の良いアルミニウム押出形材を用いて低コス
トで簡便に製造し得る放熱器を提供することにある。
造、インパクトプレス、鋳造(ダイカスト)法よりも、
より生産性の良いアルミニウム押出形材を用いて低コス
トで簡便に製造し得る放熱器を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成すべく工夫されたものであって、アルミニウム製放熱
基板と、基板の上下両面にそれぞれ接合されかつ断面形
状の異なるアルミニウム押出形材製上部フィン部材およ
び下部フィン部材とよりなり、いずれか一方のフィン部
材が、基板と直角をなす中空状の柱部と、柱部の外周面
に一体に形成された複数のフィンとからなり、中空状柱
部内が発熱体収容部となされている放熱器である。
成すべく工夫されたものであって、アルミニウム製放熱
基板と、基板の上下両面にそれぞれ接合されかつ断面形
状の異なるアルミニウム押出形材製上部フィン部材およ
び下部フィン部材とよりなり、いずれか一方のフィン部
材が、基板と直角をなす中空状の柱部と、柱部の外周面
に一体に形成された複数のフィンとからなり、中空状柱
部内が発熱体収容部となされている放熱器である。
【0008】
【作用】本発明の放熱器によれば、いずれか一方のフィ
ン部材が、基板と直角をなす中空状の柱部と、柱部の外
周面に一体に形成された複数のフィンとからなり、中空
状柱部内が発熱体収容部となされているので、トランジ
スター等の発熱体を、中空状柱部内に収容した状態で放
熱基板に取り付けることができる。また、上部フィン部
材および下部フィン部材がそれぞれアルミニウム押出形
材製であるので、その断面形状を変化させることによっ
て、フィンの高さ、フィン厚およびフィン間隙幅を任意
に設定でき、従来法により製造された放熱器に比べ、フ
ィンの高さを高くし、フィン厚およびフィン間隙幅を小
さくすることができる。また、フィンの幅(放熱基板と
直交する方向の幅)を任意に設定でき、従来法により製
造された放熱器に比べフィンを幅広くすることができ
る。その結果、放熱基板の単位面積当りの放熱面積を大
きくすることができ、放熱器の放熱性能を非常に向上さ
せ得る。
ン部材が、基板と直角をなす中空状の柱部と、柱部の外
周面に一体に形成された複数のフィンとからなり、中空
状柱部内が発熱体収容部となされているので、トランジ
スター等の発熱体を、中空状柱部内に収容した状態で放
熱基板に取り付けることができる。また、上部フィン部
材および下部フィン部材がそれぞれアルミニウム押出形
材製であるので、その断面形状を変化させることによっ
て、フィンの高さ、フィン厚およびフィン間隙幅を任意
に設定でき、従来法により製造された放熱器に比べ、フ
ィンの高さを高くし、フィン厚およびフィン間隙幅を小
さくすることができる。また、フィンの幅(放熱基板と
直交する方向の幅)を任意に設定でき、従来法により製
造された放熱器に比べフィンを幅広くすることができ
る。その結果、放熱基板の単位面積当りの放熱面積を大
きくすることができ、放熱器の放熱性能を非常に向上さ
せ得る。
【0009】
【実施例】つぎに、本発明の実施例を図面に基づいて具
体的に説明する。
体的に説明する。
【0010】[実施例1] 図1および図2は、本発明による放熱器の一例を示すも
ので、放熱器(10)は、ブレージングシートからなるアル
ミニウム製放熱基板(1)と、この基板(1)の上下両面にそ
れぞれ接合されたアルミニウム押出形材製上部フィン部
材(2)および下部フィン部材(3)とよりなる。放熱基板
(1)として用いられるブレージングシートは、例えば長
さ10〜150mm、幅10〜150mm、および厚さ1〜
5mmを有するものである。上部フィン部材(2)は、基板
(2)と直角をなす横断面正方形状の中実柱部(4)と、柱部
(4)の外周面に放射状に一体に形成された複数のフィン
(5)とよりなる。すなわち、柱部(4)の外側面および側稜
にフィン(5)が一体に形成されている。上部フィン部材
(2)の形状は、前記のものに限定されず、任意である。
下部フィン部材(3)は、基板(1)と直角をなす横断面正方
形状の中空状柱部(6)と、柱部(6)の外周面に放射状に一
体に形成された複数のフィン(7)とよりなる。すなわ
ち、柱部(6)の外側面および側稜にフィン(7)が一体に形
成されている。中空状柱部(6)内が発熱体収容部となさ
れている。トランジスター等の発熱体(図2の(T))
は、下部フィン部材(3)の柱部(6)の内側に収容された状
態で放熱基板(1)の下面に取付けられる。なお、本発明
の放熱器は、多層構造の放熱器、例えば、2枚の基板と
2種のフィン部材により構成される放熱器(フィン部材
+基板+フィン部材+基板)、2枚の基板と3種のフィ
ン部材により構成される放熱器(フィン部材+基板+フ
ィン部材+基板+フィン部材)、3枚の基板と3種のフ
ィン部材により構成される放熱器(フィン部材+基板+
フィン部材+基板+フィン部材+基板)などに適用する
ことができる。以下に、本発明の放熱器を製造する方法
の一例を、図3〜図6を参照して工程順に説明する。
ので、放熱器(10)は、ブレージングシートからなるアル
ミニウム製放熱基板(1)と、この基板(1)の上下両面にそ
れぞれ接合されたアルミニウム押出形材製上部フィン部
材(2)および下部フィン部材(3)とよりなる。放熱基板
(1)として用いられるブレージングシートは、例えば長
さ10〜150mm、幅10〜150mm、および厚さ1〜
5mmを有するものである。上部フィン部材(2)は、基板
(2)と直角をなす横断面正方形状の中実柱部(4)と、柱部
(4)の外周面に放射状に一体に形成された複数のフィン
(5)とよりなる。すなわち、柱部(4)の外側面および側稜
にフィン(5)が一体に形成されている。上部フィン部材
(2)の形状は、前記のものに限定されず、任意である。
下部フィン部材(3)は、基板(1)と直角をなす横断面正方
形状の中空状柱部(6)と、柱部(6)の外周面に放射状に一
体に形成された複数のフィン(7)とよりなる。すなわ
ち、柱部(6)の外側面および側稜にフィン(7)が一体に形
成されている。中空状柱部(6)内が発熱体収容部となさ
れている。トランジスター等の発熱体(図2の(T))
は、下部フィン部材(3)の柱部(6)の内側に収容された状
態で放熱基板(1)の下面に取付けられる。なお、本発明
の放熱器は、多層構造の放熱器、例えば、2枚の基板と
2種のフィン部材により構成される放熱器(フィン部材
+基板+フィン部材+基板)、2枚の基板と3種のフィ
ン部材により構成される放熱器(フィン部材+基板+フ
ィン部材+基板+フィン部材)、3枚の基板と3種のフ
ィン部材により構成される放熱器(フィン部材+基板+
フィン部材+基板+フィン部材+基板)などに適用する
ことができる。以下に、本発明の放熱器を製造する方法
の一例を、図3〜図6を参照して工程順に説明する。
【0011】第1工程 図3に示す断面形状のA6063合金製押出形材を9mm
の長さに、押出形材の長手方向に対して垂直に切断し、
上部フィン部材(2)を得た。
の長さに、押出形材の長手方向に対して垂直に切断し、
上部フィン部材(2)を得た。
【0012】上部フィン部材(2)は全体として、長さ4
0mm、幅40mm、および高さ9mmである。上部フィン部
材(2)は、一辺が20mmの正方形を底面とする正四角柱
状の中実の柱部(4)を有し、柱部(4)の側壁および側稜
に、厚さ1.5mmの複数のフィン(5)が形成されてい
る。側壁に形成されたフィンの高さは10mmであり、側
稜に形成されたフィンの高さは14mmである。
0mm、幅40mm、および高さ9mmである。上部フィン部
材(2)は、一辺が20mmの正方形を底面とする正四角柱
状の中実の柱部(4)を有し、柱部(4)の側壁および側稜
に、厚さ1.5mmの複数のフィン(5)が形成されてい
る。側壁に形成されたフィンの高さは10mmであり、側
稜に形成されたフィンの高さは14mmである。
【0013】なお、鍛造法では、フィンの厚さは約2mm
が限界であった。
が限界であった。
【0014】第2工程 図4に示す断面形状のA6063合金製押出形材を8mm
の長さに、押出形材の長手方向に対して垂直に切断し、
下部フィン部材(3)を得た。
の長さに、押出形材の長手方向に対して垂直に切断し、
下部フィン部材(3)を得た。
【0015】下部フィン部材(3)は全体として、長さ4
0mm、幅40mm、および高さ8mmである。下部フィン部
材(3)は、一辺が30mmの正方形を底面とする正四角柱
状の中空構造の柱部(6)を有し、柱部(6)の外側壁および
側稜に、厚さ1.5mmの複数のフィン(7)が形成されて
いる。側壁に形成されたフィンの高さは5mmであり、側
稜に形成されたフィンの高さは7mmである。柱部(6)を
形成する壁の厚さは1mmである。
0mm、幅40mm、および高さ8mmである。下部フィン部
材(3)は、一辺が30mmの正方形を底面とする正四角柱
状の中空構造の柱部(6)を有し、柱部(6)の外側壁および
側稜に、厚さ1.5mmの複数のフィン(7)が形成されて
いる。側壁に形成されたフィンの高さは5mmであり、側
稜に形成されたフィンの高さは7mmである。柱部(6)を
形成する壁の厚さは1mmである。
【0016】第3工程 放熱基板(1)として、長さ30mm、幅30mm、および心
材の厚さ2mmの両面にろう材がクラッドされたブレージ
ングシートを用いた。このブレージングシートの片面に
第1工程で得た上部フィン部材(2)を、柱部(4)およびフ
ィン(5)が放熱基板(1)に対して垂直状になるように配置
するとともに、ブレージングシートの他面に第2工程で
得た下部フィン部材(3)を、柱部(6)およびフィン(7)が
放熱基板(1)に対して垂直状になるように配置し(図5
参照)、セッティングを行った。
材の厚さ2mmの両面にろう材がクラッドされたブレージ
ングシートを用いた。このブレージングシートの片面に
第1工程で得た上部フィン部材(2)を、柱部(4)およびフ
ィン(5)が放熱基板(1)に対して垂直状になるように配置
するとともに、ブレージングシートの他面に第2工程で
得た下部フィン部材(3)を、柱部(6)およびフィン(7)が
放熱基板(1)に対して垂直状になるように配置し(図5
参照)、セッティングを行った。
【0017】つぎに、セッティング完了後の放熱器構成
部材を上下2枚のステンレス鋼製のブレージング用挾持
板(8)で挟み、さらに4本のスプリング・クリップ(9)で
固定した(図6参照)。
部材を上下2枚のステンレス鋼製のブレージング用挾持
板(8)で挟み、さらに4本のスプリング・クリップ(9)で
固定した(図6参照)。
【0018】第4工程 これをブレージング装置の炉内に入れ、温度600℃に
て、放熱基板(1)と上部フィン部材(2)および下部フィン
部材(3)とを接合した。
て、放熱基板(1)と上部フィン部材(2)および下部フィン
部材(3)とを接合した。
【0019】第5工程 熱処理後、上下両挾持板(8)、およびスプリング・クリ
ップ(9)を取り外して、放熱器(10)を得た(図1および
図2参照)。
ップ(9)を取り外して、放熱器(10)を得た(図1および
図2参照)。
【0020】上記の方法によれば、上部フィン部材(2)
および下部フィン部材(3)をそれぞれアルミニウム押出
形材を切断して得るので、従来の鍛造法やインパクトプ
レス法のような制約を受けることなく、前記形材の断面
形状を変化させることによって、フィンの高さ、フィン
厚およびフィン間隙幅を任意に設定でき、フィンの高さ
を十分に高くし、フィン厚およびフィン間隙幅を十分小
さくすることができる。
および下部フィン部材(3)をそれぞれアルミニウム押出
形材を切断して得るので、従来の鍛造法やインパクトプ
レス法のような制約を受けることなく、前記形材の断面
形状を変化させることによって、フィンの高さ、フィン
厚およびフィン間隙幅を任意に設定でき、フィンの高さ
を十分に高くし、フィン厚およびフィン間隙幅を十分小
さくすることができる。
【0021】また、前記形材をそれぞれ切断する長さ
が、製造後のフィン(5)(7)の幅(放熱基板(1)と直交す
る方向の幅)となる。従って、前記形材を切断する長さ
を変化させることのみによって、フィン(5)(7)の幅を任
意に設定でき、従来法に比べ、フィン(5)(7)を十分幅広
くすることができる。
が、製造後のフィン(5)(7)の幅(放熱基板(1)と直交す
る方向の幅)となる。従って、前記形材を切断する長さ
を変化させることのみによって、フィン(5)(7)の幅を任
意に設定でき、従来法に比べ、フィン(5)(7)を十分幅広
くすることができる。
【0022】以上の結果、放熱基板の単位面積当りの放
熱面積を大きくすることができ、高密度の放熱器(10)を
製造することができる。
熱面積を大きくすることができ、高密度の放熱器(10)を
製造することができる。
【0023】上記の方法によれば、上部フィン部材(2)
および下部フィン部材(3)をそれぞれアルミニウム押出
形材を切断して得て、ブレージングするので、鍛造法に
比べて、加工費を大幅に削減できる。さらに、放熱器の
設計変更も容易である。
および下部フィン部材(3)をそれぞれアルミニウム押出
形材を切断して得て、ブレージングするので、鍛造法に
比べて、加工費を大幅に削減できる。さらに、放熱器の
設計変更も容易である。
【0024】
【発明の効果】本発明の放熱器によれば、上述のよう
に、いずれか一方のフィン部材が、基板と直角をなす中
空状の柱部と、柱部の外周面に一体に形成された複数の
フィンとからなり、中空状柱部内が発熱体収容部となさ
れているので、トランジスター等の発熱体を、中空状柱
部内に収容した状態で放熱基板に取り付けることができ
る。 また、上部フィン部材および下部フィン部材がそれ
ぞれアルミニウム押出形材製であるので、その断面形状
を変化させることによって、フィンの高さ、フィン厚お
よびフィン間隙幅を任意に設定でき、従来法により製造
された放熱器に比べ、フィンの高さを高くし、フィン厚
およびフィン間隙幅を小さくすることができる。また、
フィンの幅(放熱基板と直交する方向の幅)を任意に設
定でき、従来法により製造された放熱器に比べフィンを
幅広くすることができる。その結果、放熱基板の単位面
積当りの放熱面積を大きくすることができ、放熱器の放
熱性能を非常に向上させ得る。
に、いずれか一方のフィン部材が、基板と直角をなす中
空状の柱部と、柱部の外周面に一体に形成された複数の
フィンとからなり、中空状柱部内が発熱体収容部となさ
れているので、トランジスター等の発熱体を、中空状柱
部内に収容した状態で放熱基板に取り付けることができ
る。 また、上部フィン部材および下部フィン部材がそれ
ぞれアルミニウム押出形材製であるので、その断面形状
を変化させることによって、フィンの高さ、フィン厚お
よびフィン間隙幅を任意に設定でき、従来法により製造
された放熱器に比べ、フィンの高さを高くし、フィン厚
およびフィン間隙幅を小さくすることができる。また、
フィンの幅(放熱基板と直交する方向の幅)を任意に設
定でき、従来法により製造された放熱器に比べフィンを
幅広くすることができる。その結果、放熱基板の単位面
積当りの放熱面積を大きくすることができ、放熱器の放
熱性能を非常に向上させ得る。
【0025】また、本発明の放熱器は、生産性の良いア
ルミニウム押出形材製フィン部材を用いるので、放熱器
の加工費を大幅に削減できる。さらに、放熱器の設計変
更も容易かつ低コストである。
ルミニウム押出形材製フィン部材を用いるので、放熱器
の加工費を大幅に削減できる。さらに、放熱器の設計変
更も容易かつ低コストである。
【図1】本発明による放熱器の一具体例を示す斜視図で
ある。
ある。
【図2】図1中のII−II線に沿う垂直断面図である。
【図3】図3〜図6は、本発明による放熱器の製造方法
を工程順に説明するためのもので、図3は、上部フィン
部材用のアルミニウム押出形材の断面図である。
を工程順に説明するためのもので、図3は、上部フィン
部材用のアルミニウム押出形材の断面図である。
【図4】下部フィン部材用のアルミニウム押出形材の断
面図である。
面図である。
【図5】放熱基板(ブレージングシート)の上下両面
に、それぞれ上部フィン部材および下部フィン部材を配
置しようとするときの斜視図である。
に、それぞれ上部フィン部材および下部フィン部材を配
置しようとするときの斜視図である。
【図6】セッティング状態の放熱器構成部材の上下両面
にブレージング用挾持板を配置して、スプリング・クリ
ップで固定した状態の斜視図である。
にブレージング用挾持板を配置して、スプリング・クリ
ップで固定した状態の斜視図である。
(1)…放熱基板 (2)…上部フィン部材 (3)…下部フィン部材 (5)…フィン(6)…中空状柱部 (7)…フィン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭57−71348(JP,U) 実開 昭63−157994(JP,U) 実開 昭60−28366(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 23/36 H01L 23/40
Claims (1)
- 【請求項1】 アルミニウム製放熱基板と、基板の上下
両面にそれぞれ接合されかつ断面形状の異なるアルミニ
ウム押出形材製上部フィン部材および下部フィン部材と
よりなり、いずれか一方のフィン部材が、基板と直角を
なす中空状の柱部と、柱部の外周面に一体に形成された
複数のフィンとからなり、中空状柱部内が発熱体収容部
となされている放熱器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31193092A JP3172779B2 (ja) | 1992-11-20 | 1992-11-20 | 放熱器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31193092A JP3172779B2 (ja) | 1992-11-20 | 1992-11-20 | 放熱器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06163767A JPH06163767A (ja) | 1994-06-10 |
JP3172779B2 true JP3172779B2 (ja) | 2001-06-04 |
Family
ID=18023146
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31193092A Expired - Fee Related JP3172779B2 (ja) | 1992-11-20 | 1992-11-20 | 放熱器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3172779B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107943258A (zh) * | 2018-01-04 | 2018-04-20 | 钦州学院 | 仿甲壳虫鞘翅微结构表面的仿生风冷式微型散热器 |
-
1992
- 1992-11-20 JP JP31193092A patent/JP3172779B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06163767A (ja) | 1994-06-10 |
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