JP2009088008A - 半導体装置製造用治具、半導体装置の製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ベース板(放熱板)、絶縁基板および端子台が重なる方向に向かって積み重ねることができる第1治具10、第2治具20、第3治具30を準備する。第1治具10は、ベース板2の面方向の移動を阻止する。第2治具20は、開口24により絶縁基板6を囲い、絶縁基板6の面方向の移動を阻止する。第3治具30は、開口34に端子台をはめ込むことができるように形成されており、絶縁基板6上での端子台の位置決めを行うことができる。
【選択図】図1
Description
平面体を載せることができる載置部と、該載置部の外周を連続的または離間的に囲うように設けられた凸部とを備える第1治具と、
前記第1治具に重なるように位置した状態で固定可能とされ、第1の大きさを有し該第1治具に重なるように位置したときに前記凸部が囲う領域を露出させる開口を備える第2治具と、
前記第1、2治具にさらに重なるように位置した状態で固定可能とされ、前記第1の大きさ以下の第2の大きさを有し該第1、2治具に重なるように位置したときに該第2治具の前記開口を介して前記凸部が囲う前記領域をさらに露出させる開口を備える第3治具と、
を備えることを特徴とする。
平面体を載せることができる載置部と、該載置部の外周を連続的または離間的に囲うように設けられた凸部とを備える第1治具と、
前記第1治具に重なるように位置した状態で固定可能かつ該第1治具に対する積層方向に対して垂直な面に沿う方向に取り外し可能とされ該第1治具に対する積層方向に見た外形がコの字型とされている第1部材と、該第1部材の該コの字型に凹んだ部位の内側に向かって抜き差し可能とされ該第1部材に差し込まれたときに該第1部材とともに開口を形成する第2部材と、を含み、該第1部材に該第2部材が差し込まれている状態で前記第1治具に重なるように位置したとき該第1、2部材が形成する前記開口から前記凸部が囲う領域を露出させる第2治具と、
前記第1、2治具にさらに重なるように位置した状態で固定可能とされ、該第1、2治具に重なるように位置したときに前記第1、2部材が形成する該第2治具の前記開口を介して前記凸部が囲う前記領域をさらに露出させる開口を備える第3治具と、
を備えることを特徴とする。
上記第1の発明にかかる半導体装置製造用治具を準備する準備工程と、
前記凸部により前記載置部上での摺動が阻止されるように前記第1治具の該載置部にベース板を載せるベース板位置決め工程と、
前記ベース板位置決め工程で前記載置部に載せられた前記ベース板に、前記第2治具の前記開口が該ベース板上の絶縁基板の外周を囲うように該第2治具を重ねる基板位置決め工程と、
前記基板位置決め工程で前記ベース板に重ねられた前記第2治具に前記第3治具をさらに重ねた状態で該第3治具の前記開口に端子台を挿入し、該端子台の端子を介して該端子台を前記絶縁基板に載せる端子台位置決め工程と、
前記ベース板位置決め工程、前記基板位置決め工程、前記端子台位置決め工程により重ねられていく前記第1、2、3治具のそれぞれを各位置に固定する治具固定工程と、
前記治具固定工程の後、前記第1、2、3治具が固定されている状態で、該第1、2、3治具により位置決めされている前記ベース板、前記絶縁基板および前記端子台を一体化する一体化工程と、
前記一体化工程の後、前記第1、2、3治具を、前記一体化された前記ベース板、前記絶縁基板および前記端子台から取り外す取り外し工程と、
を含むことを特徴とする。
上記第2の発明にかかる半導体装置製造用治具を準備する準備工程と、
前記凸部により前記載置部上での摺動が阻止されるように前記第1治具の該載置部にベース板を載せるベース板位置決め工程と、
前記ベース板位置決め工程で前記載置部に載せられた前記ベース板に、前記第1部材に前記第2部材が差し込まれた状態で該第1、2部材が形成する前記開口が前記ベース板上の絶縁基板の外周を囲うように該第2治具を重ねる基板位置決め工程と、
前記基板位置決め工程で前記ベース板に重ねられた前記第2治具に前記第3治具をさらに重ねた状態で該第3治具の前記開口に端子台を挿入し、該端子台の端子を介して該端子台を前記絶縁基板に載せる端子台位置決め工程と、
前記ベース板位置決め工程、前記基板位置決め工程、前記端子台位置決め工程により重ねられていく前記第1、2、3治具のそれぞれを各位置に固定する治具固定工程と、
前記治具固定工程の後、前記第1、2、3治具が固定されている状態で、該第1、2、3治具により位置決めされている前記ベース板、前記絶縁基板および前記端子台を一体化する一体化工程と、
前記一体化工程の後、前記第2部材を前記第1部材から引き抜いて、前記第1治具、前記第1部材、前記3治具を、前記一体化された前記ベース板、前記絶縁基板および前記端子台から取り外す取り外し工程と、
を含むことを特徴とする。
[実施の形態1にかかる半導体装置製造用治具]
図1は、実施の形態1の半導体装置製造用治具の斜視図である。実施の形態1の半導体装置製造用治具は、第1治具10、第2治具20、第3治具30を備えている。また、図1には、治具による固定の様子を説明するために、放熱板であるベース板2も示されている。ベース板2は、その表面に絶縁基板6が予め固定され、その四隅に1つずつ貫通穴4を有している。以下の説明では、第1治具10、第2治具20、第3治具30のそれぞれの構成を、ベース板2との関係も踏まえつつ説明する。
次に、上記述べた実施の形態1の半導体装置製造用治具を用いた、半導体装置の製造方法について説明する。
先ず、既述した、第1治具10、第2治具20および第3治具30を準備する。凹部や開口24、34などは、製造の対象となる半導体装置の仕様に応じた形状で形成しておく。
次に、第1治具10の凹部内に収まるように、ベース板2を底面14に載せる。これにより、凸部16が底面14上でのベース板2の摺動を阻止し、ベース板2が位置決めされる。
続いて、ベース板位置決め工程で底面14に載せられたベース板2に、第2治具20を重ねる。準備工程で述べたように、開口24は絶縁基板6に応じた形状、大きさとされている。このため、開口24によって絶縁基板6の外周が囲まれ、ちょうど絶縁基板6だけが開口24から露出することになる。
次に、基板位置決め工程でベース板2に重ねられた第2治具20に、第3治具30をさらに重ねる。具体的には、第3治具30に一体化されているピン32の各々を、第2治具20の貫通穴22の各々に挿入する。ピン32は、貫通穴22の下層に位置するベース板2の貫通穴4を通過し、第1治具10の窪み12に入って第1治具10に当接する。この状態で、第3治具30の開口34に端子台40を挿入する。端子台40下方に伸びる端子42を、絶縁基板6上の所定位置に載せる。絶縁基板6上の端子42載置位置には、半田を塗布しておく。
なお、上記の端子台位置決め工程では、ピン32の挿入により、第1治具10、第2治具20、第3治具30の固定(積層面方向の固定)が一括して行われている。
次に、上記の工程を経て組み立てられた治具および部品をリフローする。具体的には、例えば、第1治具10をホットプレートに載せ、第1治具10の裏面側から熱を加える。絶縁基板6と端子42との間に介在する半田を溶かすためである。このとき、第2治具20が絶縁基板6を位置決めしているので、ベース板2と絶縁基板6とを接続する半田も溶けてしまった場合でも絶縁基板6がずれるのを抑制できる。
リフロー後は、組み立てた治具を取り外さずに冷却工程を行う。これにより、ベース板2、絶縁基板6、端子台40の半田付けが完成し、それらの部品が一体化される。本実施形態では、第2治具20と第3治具30との間が離間されており、これらの治具の隙間を通って熱が逃げやすくなっている。しかも、第2治具20と第3治具30がともに平面体であるため、治具間の隙間が四方に向かって開いている。このような構成により、本実施形態は、冷却工程における冷却効率が高く、冷却時間を短縮できるという利点もある。
冷却工程の後は、第3治具30、第2治具20を上方に取り外す。これにより、半田付けにより一体化されたベース板2、絶縁基板6および端子台40を、治具から簡単に取り外すことができる。なお、その後の工程では、一体化されたベース板2、絶縁基板6および端子台40へのケースの取り付けなどが行われる。
以下、比較例を用いて、実施の形態1の利点を更に説明する。図8および図9は、実施の形態1に対する比較例を説明するための図である。この比較例は、ベース板、絶縁基板、端子台を含む半導体装置を製造するための技術である点は、実施の形態1と同様である。しかしながら、この比較例は、ベース板、絶縁基板、端子台を積み重ねそれらの側面を挟み込むようにして位置決めを行う点で、実施の形態1と技術的思想が相違している。
(第1変形例)
実施の形態1では、ピン32により、第1治具10、第2治具20、第3治具30の固定を行った。しかしながら、本発明はこれに限られるものではない。第1、2、3治具のそれぞれが、個別に固定機能を備えるようにしてもよい。
実施の形態1では、第1治具10の凸部16により、ベース板2の面方向の移動を阻止した。しかしながら、これ以外の手法を用いて、ベース板2の面方向の移動を阻止しても良い。例えば、底面14とベース板2の裏面との間に凹凸を設けてそれらを嵌合させることにより、ベース板2の摺動を規制してもよい。また、第1治具10のように底面14の周囲を凸部16が連続的に囲う手法に限らず、例えば、底面14の周囲に所定間隔をおきながら複数個のピンを凸部として並べたり、底面14の四隅だけにくの字型の凸部を設けるなどの手法を採用してもよい。
実施の形態1では、予め絶縁基板6が固定された状態のベース板2を第1治具10に載せ、絶縁基板6を露出させるように第2治具20を重ねた。しかしながら、本発明にかかる半導体装置製造用治具の使い方は、これに限られるものではない。絶縁基板6が予め固定されていない場合には、第2治具20を重ねた結果ベース板2表面のうち絶縁基板6を搭載すべき領域が開口24から露出する。従って、この領域に絶縁基板6を事後的に載せるという製造手法を採用することもできる。
実施の形態1では、開口24、34の貫通方向に見た外形が、絶縁基板6や端子台40の外形に応じた四角形とされている。しかしながら、開口24、34の形状は、これに限定されるものではない。例えば、開口24が果たすべき機能は、少なくとも、絶縁基板6を露出させ、かつ絶縁基板6の面方向の移動および回転を阻止するということである。つまり、これらの機能を満たす形状であれば、必ずしも絶縁基板6の外形と開口24の外形とが相似である必要はない。但し、絶縁基板6の回転を防止するという観点からは、開口24の輪郭は非円形形状とすることが好ましい。この点は、第3治具30の開口34の外形と、端子台40の外形との関係についても同様にあてはまる。
[実施の形態2にかかる半導体装置製造用治具]
実施の形態2は、実施の形態1と同様に、複数の治具を縦方向に重ねるという思想に基づくものである。しかしながら、実施の形態2は、主に、第2治具の構成について、実施の形態1と相違する。以下、図5および6を用いて、実施の形態2の半導体装置製造用治具の構成について説明する。
次に、上記述べた実施の形態2の半導体装置製造用治具を用いた、半導体装置の製造方法について説明する。なお、実施の形態2においても、実施の形態1における準備工程、ベース板位置決め工程、端子台位置決め工程、治具固定工程、加熱工程、冷却工程を、適用することができる。このため、以下の説明では、実施の形態1と主に相違する基板位置決め工程、取り外し工程についてのみ説明する。なお、製造時の工程の順番についても実施の形態1と同様とすることができる。
ベース板位置決め工程で底面14に載せられたベース板2に、第1部材61と第2部材66とを合体した状態(図6(b))の第2治具60を重ねる。開口64は、絶縁基板に応じた形状、大きさとされている。このため、開口64によって絶縁基板の外周が囲まれ、ちょうど絶縁基板だけが開口64から露出することになる。これにより、実施の形態1でのべた半田飛散に対するカバーの効果も得られる。
冷却工程の後、治具の取り外しの段階となったら、先ず、第3治具80を図5の紙面上方へ抜く。また、第2部材66を第1部材61から抜く。これにより、絶縁基板の位置決め時には存在した、2つの開口64の間にある斜線部分が取り外され、ベース板2上には第1部材61のみが存在することになる。第1部材61を面方向に沿って(図5の紙面左方側へ)引き抜くことにより、第2治具60の取り外しが完了する。
4 貫通穴
6 絶縁基板
8 パワー素子
10 第1治具
12 窪み
14 底面
16 凸部
20、52、60、70 第2治具
22 貫通穴
24、34、64、84 開口
30 治具
30、55、80 第3治具
32 ピン
40 端子台
42 端子
53、56 足部
54 窪み
61、71 第1部材
66、76 第2部材
102 ベース板
106 絶縁基板
108 パワー素子
110 治具
120 治具
132 ピン
140 端子台
142 端子
Claims (11)
- 平面体を載せることができる載置部と、該載置部の外周を連続的または離間的に囲うように設けられた凸部とを備える第1治具と、
前記第1治具に重なるように位置した状態で固定可能とされ、第1の大きさを有し該第1治具に重なるように位置したときに前記凸部が囲う領域を露出させる開口を備える第2治具と、
前記第1、2治具にさらに重なるように位置した状態で固定可能とされ、前記第1の大きさ以下の第2の大きさを有し該第1、2治具に重なるように位置したときに該第2治具の前記開口を介して前記凸部が囲う前記領域をさらに露出させる開口を備える第3治具と、
を備えることを特徴とする半導体装置製造用治具。 - 平面体を載せることができる載置部と、該載置部の外周を連続的または離間的に囲うように設けられた凸部とを備える第1治具と、
前記第1治具に重なるように位置した状態で固定可能かつ該第1治具に対する積層方向に対して垂直な面に沿う方向に取り外し可能とされ該第1治具に対する積層方向に見た外形がコの字型とされている第1部材と、該第1部材の該コの字型に凹んだ部位の内側に向かって抜き差し可能とされ該第1部材に差し込まれたときに該第1部材とともに開口を形成する第2部材と、を含み、該第1部材に該第2部材が差し込まれている状態で前記第1治具に重なるように位置したとき該第1、2部材が形成する前記開口から前記凸部が囲う領域を露出させる第2治具と、
前記第1、2治具にさらに重なるように位置した状態で固定可能とされ、該第1、2治具に重なるように位置したときに前記第1、2部材が形成する該第2治具の前記開口を介して前記凸部が囲う前記領域をさらに露出させる開口を備える第3治具と、
を備えることを特徴とする半導体装置製造用治具。 - 前記第1治具は、前記載置部側の面に設けられた窪み、または、該第1、2、3治具が重なる方向に向かって貫通する第1貫通穴を備え、
前記第2治具は、前記第1、2、3治具が重なる方向に向かって貫通し、該第1、2、3治具が重なって位置したときに該第1、2、3治具が重なる方向に見た位置が前記窪みまたは前記第1貫通穴と一致する第2貫通穴を備え、
前記第3治具は、前記第1、2、3治具が重なる方向に向かって貫通し、該第1、2、3治具が重なって位置したときに該第1、2、3治具が重なる方向に見た位置が前記窪みまたは前記第1貫通穴、および前記第2貫通穴と一致する第3貫通穴を備え、
前記第1、2、3治具が重なって位置した時に、前記窪みまたは前記第1貫通穴、および前記第2、3貫通穴に共通に挿入されるピンを備えることを特徴とする請求項1または2記載の半導体装置製造用治具。 - 前記第1、2、3治具及び前記ピンはいずれも熱膨張する材料で形成されており、
前記窪みまたは前記第1貫通穴の寸法、前記第2、3貫通穴の寸法および前記ピンの外形寸法は、該窪みまたは前記第1貫通穴、該第2、3貫通穴に該ピンが共通に挿入された状態で、該ピンと、該窪みまたは前記第1貫通穴、該第2、3貫通穴との間に、隙間が生ずるように定められていることを特徴とする請求項3に記載の半導体装置製造用治具。 - 前記第2治具は、前記第1治具に重なる方向に対して垂直な面と略平行に固定可能な第1の平面体であり、
前記第3治具は、前記第1、2治具が重なる方向に対して垂直な面と略平行に固定可能な第2の平面体であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項記載の半導体装置製造用治具。 - 前記第2、3治具は、それらが重なる方向に離間させて固定することが可能とされていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の半導体装置製造用治具。
- 請求項1に記載の半導体装置製造用治具を準備する準備工程と、
前記凸部により前記載置部上での摺動が阻止されるように前記第1治具の該載置部にベース板を載せるベース板位置決め工程と、
前記ベース板位置決め工程で前記載置部に載せられた前記ベース板に、前記第2治具の前記開口が該ベース板上の絶縁基板の外周を囲うように該第2治具を重ねる基板位置決め工程と、
前記基板位置決め工程で前記ベース板に重ねられた前記第2治具に前記第3治具をさらに重ねた状態で該第3治具の前記開口に端子台を挿入し、該端子台の端子を介して該端子台を前記絶縁基板に載せる端子台位置決め工程と、
前記ベース板位置決め工程、前記基板位置決め工程、前記端子台位置決め工程により重ねられていく前記第1、2、3治具のそれぞれを各位置に固定する治具固定工程と、
前記治具固定工程の後、前記第1、2、3治具が固定されている状態で、該第1、2、3治具により位置決めされている前記ベース板、前記絶縁基板および前記端子台を一体化する一体化工程と、
前記一体化工程の後、前記第1、2、3治具を、前記一体化された前記ベース板、前記絶縁基板および前記端子台から取り外す取り外し工程と、
を含むことを特徴とする半導体装置の製造方法。 - 前記第2治具は前記ベース板と同程度の大きさの外形を有しており、かつ、該第2治具の前記開口は、貫通方向に見た外形が前記絶縁基板の外形と略同一形状に形成されていて、
前記基板位置決め工程は、前記第2治具の前記開口が前記絶縁基板の外形を囲いながら該絶縁基板を露出させ、かつ、該第2治具が前記ベース板の表面を覆うように、該第2治具を前記第1治具に重ねる工程であり、
前記端子台位置決め工程は、前記端子台の前記端子を半田を介して前記絶縁基板に載せる工程であり、
前記一体化工程は、前記治具固定工程で前記第1、2、3治具が固定されている状態で、前記絶縁基板と前記端子台との間に介在する前記半田を溶かすように熱を加える加熱工程を含むことを特徴とする請求項7記載の半導体装置の製造方法。 - 請求項2に記載の半導体装置製造用治具を準備する準備工程と、
前記凸部により前記載置部上での摺動が阻止されるように前記第1治具の該載置部にベース板を載せるベース板位置決め工程と、
前記ベース板位置決め工程で前記載置部に載せられた前記ベース板に、前記第1部材に前記第2部材が差し込まれた状態で該第1、2部材が形成する前記開口が前記ベース板上の絶縁基板の外周を囲うように該第2治具を重ねる基板位置決め工程と、
前記基板位置決め工程で前記ベース板に重ねられた前記第2治具に前記第3治具をさらに重ねた状態で該第3治具の前記開口に端子台を挿入し、該端子台の端子を介して該端子台を前記絶縁基板に載せる端子台位置決め工程と、
前記ベース板位置決め工程、前記基板位置決め工程、前記端子台位置決め工程により重ねられていく前記第1、2、3治具のそれぞれを各位置に固定する治具固定工程と、
前記治具固定工程の後、前記第1、2、3治具が固定されている状態で、該第1、2、3治具により位置決めされている前記ベース板、前記絶縁基板および前記端子台を一体化する一体化工程と、
前記一体化工程の後、前記第2部材を前記第1部材から引き抜いて、前記第1治具、前記第1部材、前記3治具を、前記一体化された前記ベース板、前記絶縁基板および前記端子台から取り外す取り外し工程と、
を含むことを特徴とする半導体装置の製造方法。 - 前記第2治具は前記ベース板と同程度の大きさの外形を有しており、
前記第1、2部材が形成する前記第2治具の前記開口の外形は、前記絶縁基板の外形と略同一形状に形成されていて、
前記基板位置決め工程は、前記第2治具の前記開口が前記絶縁基板の外形を囲いながら該絶縁基板を露出させ、かつ、該第2治具が前記ベース板の表面を覆うように、該第2治具を前記第1治具に重ねる工程であり、
前記端子台位置決め工程は、前記端子台の前記端子を、半田を介して前記絶縁基板に載せる工程であり、
前記一体化工程は、前記治具固定工程の後に前記第1、2、3治具が固定されている状態で、前記絶縁基板と前記端子台との間に介在する前記半田を溶かすように熱を加える加熱工程を含むことを特徴とする請求項9記載の半導体装置の製造方法。 - 前記第2、3治具は、それらが重なる方向に離間した状態に固定可能とされていて、
前記端子台位置決め工程は、前記端子台の前記端子を、半田を介して前記絶縁基板に載せる工程であり、
前記一体化工程は、前記治具固定工程の後に前記第1、2、3治具が固定されている状態で、前記絶縁基板と前記端子台との間に介在する前記半田を溶かすように熱を加える加熱工程を含み、
前記加熱工程の後で、かつ、前記取り外し工程の前に、前記第1、2、3治具が固定されている状態で、該加熱工程で溶かされた前記半田を冷やす冷却工程が介在することを特徴とする請求項7乃至10のいずれか1項に記載の半導体装置の製造方法。
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