JP2006120918A - 位置決め治具 - Google Patents
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Abstract
【課題】複数の基板を1つの放熱板にハンダ付けするための治具であって,精密な位置決めと冷却後の容易な取り外しとを両立した位置決め治具を提供すること。
【解決手段】本発明の位置決め治具1は,絶縁基板12を放熱板11上に位置決めする位置決め治具であって,放熱板11上に載置された絶縁基板12の一方の端部と接触することにより絶縁基板12を位置決めする位置決め部を有する上枠治具23と,絶縁基板12を挟んで上枠治具23の位置決め部と対向して配置されるとともに,絶縁基板12の他方の端部に接触する接触部24b,25bが設けられた第1中央治具24,第2中央治具25とを有し,接触部24b,25bは,下方ほど上枠治具23との間の間隔が広がる向きに傾斜した傾斜部を含み,傾斜部で絶縁基板12の他方の端部に接触するものである。
【選択図】 図2
【解決手段】本発明の位置決め治具1は,絶縁基板12を放熱板11上に位置決めする位置決め治具であって,放熱板11上に載置された絶縁基板12の一方の端部と接触することにより絶縁基板12を位置決めする位置決め部を有する上枠治具23と,絶縁基板12を挟んで上枠治具23の位置決め部と対向して配置されるとともに,絶縁基板12の他方の端部に接触する接触部24b,25bが設けられた第1中央治具24,第2中央治具25とを有し,接触部24b,25bは,下方ほど上枠治具23との間の間隔が広がる向きに傾斜した傾斜部を含み,傾斜部で絶縁基板12の他方の端部に接触するものである。
【選択図】 図2
Description
本発明は,基板や半導体部品等を他の部材上に位置決めするための位置決め治具に関する。さらに詳細には,基板や部品等をハンダ付けする際に,その対象部材上に位置決めして保持するための位置決め治具に関するものである。
基板や半導体部品等を他部材にハンダ付けする際には,精度良く作業を行うために,一般に両部材を位置決めして保持するための治具が利用される。特に,フェイスダウンでハンダ付けされる実装方法では,ハンダ面を目視できないことからこの位置決めが重要である。この位置決め方法は,基板の形状やハンダバンプの大きさ等の各種条件に応じて,それぞれ適切なものが選択される。例えば,特許文献1に記載の実装方法では,プリント板に複数のルーティングガイドを接着し,それらのルーティングガイドの間に半導体部品をはめ込むことにより位置決めしている。
ところで,1つの部材上に複数個の部材を同時にハンダ付けする場合,各部材の配置を精密に保持するとともに,それらの部材間に所定の間隔を設けることが重要である。このような従来の位置決め治具の例を,図11と図12に示す。これらの図に示したのは,1枚の放熱板11上に4枚の同形の絶縁基板12を同時にハンダ付けするための位置決め治具100である。図12は,図11のC−C断面図である。
この位置決め治具100は,上治具101と下治具102との組み合わせからなっている。上治具101,下治具102,および放熱板11は,それらの平面外形がほぼ同一の四角形に形成されている。下治具102の四隅には,図中上方へ突出した位置決めピン102aが設けられている。上治具101と放熱板11の四隅にはそれぞれ,各位置決めピン102aに対応する位置に貫通穴101a,11aが設けられている。これらによって,上治具101,下治具102,および放熱板11は,図12に示すように,その外形を合致させて積み重ねた状態で保持される。
上治具101は,外枠と中央部で交差した内枠101bとが一体的に形成され,平面視で「田」形状の部材である。この外枠と内枠101bとの間に形成される4カ所の空間に,それぞれ絶縁基板12が配置される。これにより,4枚の絶縁基板12がすべて,放熱板11に対して同時に位置決めされる。また,内枠101bによって,各絶縁基板12同士の間隔が適切に保持される。この状態で加熱することにより,絶縁基板12と放熱板11とは互いに位置決めされてハンダ付けされる。
特開平1−235341号公報
しかしながら,前記した従来の位置決め治具には,次のような問題点があった。一般に放熱板11はステンレス鋼等の金属で形成され,位置決め治具100はカーボン等で形成される。そのため,放熱板11は加熱したときの膨張率が位置決め治具100に比較して大きく,冷却によって再び収縮する。ハンダ付けはその膨張した状態で行われるため,冷却時には4つの絶縁基板12が互いに接近する方向へ移動されることとなる。すなわち,冷却によって4つの絶縁基板12はいずれも上治具101の内枠101bの側面へと押しつけられる。このため,内枠101bが絶縁基板12によって挟みつけられて,ハンダ付け終了後の上治具101の取り外しが困難となるという問題点があった。
また,前記した特許文献1に記載の実装方法は,プリント板にルーティングガイドをそれぞれ接着固定する必要があり,手間もコストもかかるという問題点があった。
本発明は,前記した従来の位置決め治具が有する問題点を解決するためになされたものである。すなわちその課題とするところは,複数の基板を1つの放熱板にハンダ付けするための治具であって,精密な位置決めと冷却後の容易な取り外しとを両立した位置決め治具を提供することにある。
この課題の解決を目的としてなされた位置決め治具は,対象部品を対象面上に位置決めする位置決め治具であって,対象面上に載置された対象部品の一方の端部と接触することにより対象部品を位置決めする位置決め部を有する固定部材と,対象部品を挟んで固定部材の位置決め部と対向して配置されるとともに,対象部品の他方の端部に接触する接触部が設けられた可動部材とを有し,接触部は,下方ほど固定部材との間の間隔が広がる向きに傾斜した傾斜部を含み,傾斜部で対象部品の他方の端部に接触するものである。
本発明の位置決め治具によれば,対象部品の一方の端部は固定部材の位置決め部に接触することによって位置決めされる。そして,対象部品の他方の端部は可動部材の接触部に接触されている。この可動部材は固定部材の位置決め部と対向して配置されているので,対象部品は固定部材と可動部材とによって挟まれて位置決めされている。さらに,可動部材の接触部が,下方ほど固定部材との間の間隔が広がる向きに傾斜した傾斜部を含むので,可動部材の上下移動によって固定部材との間の間隔が変化される。すなわち,熱膨張や収縮等によって対象部品や対象面の配置が多少変化した場合でも,可動部材の配置によってその変化を吸収することができる。例えば,可動部材が下方に移動するにつれて,傾斜部が対象部品を固定部材に押しつけることになる。従って,精密な位置決めと冷却後の容易な取り外しとを両立した位置決め治具となっている。
さらに本発明では,傾斜部が,対象部品の他方の端部に対して線接触することが望ましい。
可動部材のうち対象部品と接触している部分は傾斜部であり,この傾斜部が対象部品とは線接触されている。従って,可動部材と対象部品との接触面積は小さく,摩擦は小さいので,可動部材の移動は容易である。
可動部材のうち対象部品と接触している部分は傾斜部であり,この傾斜部が対象部品とは線接触されている。従って,可動部材と対象部品との接触面積は小さく,摩擦は小さいので,可動部材の移動は容易である。
さらに本発明では,可動部材が,固定部材とは別体であることが望ましい。
このようにすれば,固定部材が対象面あるいは対象部品の位置決め部に固定された状態で,可動部材のみを移動させることができる。従って,位置決め部に対向する可動部材の位置のみによって,熱膨張等による配置の変化を容易に吸収することができる。
このようにすれば,固定部材が対象面あるいは対象部品の位置決め部に固定された状態で,可動部材のみを移動させることができる。従って,位置決め部に対向する可動部材の位置のみによって,熱膨張等による配置の変化を容易に吸収することができる。
さらに本発明では,固定部材が,多角形環状であるとともにその内辺が位置決め部であり,可動部材が,板状であるとともにその接触部が下方ほど薄く形成されていることが望ましい。
このようにすれば,固定部材によって1つの対象面に対して複数の対象部品を位置決めすることができる。それら複数の対象部品はいずれも固定部材の内辺によって位置決めされるので,対象部品間に可動部材を配置することができる。このとき,可動部材の接触部が下方ほど薄く形成されているので,可動部材の上下の移動によって両側の対象部品の熱膨張分を同時に吸収することができる。従って,複数の基板を1つの放熱板にハンダ付けするための治具であって,精密な位置決めと冷却後の容易な取り外しとを両立した位置決め治具となっている。
このようにすれば,固定部材によって1つの対象面に対して複数の対象部品を位置決めすることができる。それら複数の対象部品はいずれも固定部材の内辺によって位置決めされるので,対象部品間に可動部材を配置することができる。このとき,可動部材の接触部が下方ほど薄く形成されているので,可動部材の上下の移動によって両側の対象部品の熱膨張分を同時に吸収することができる。従って,複数の基板を1つの放熱板にハンダ付けするための治具であって,精密な位置決めと冷却後の容易な取り外しとを両立した位置決め治具となっている。
さらに本発明では,基板または半導体部品を対象部品とし,対象部品を対象面にハンダ付けする際の位置決めに用いられることが望ましい。
各部材の熱膨張率に差があっても,この位置決め治具によってその差が吸収されるので,精密な位置決めと冷却後の容易な取り外しとが両立されている。
各部材の熱膨張率に差があっても,この位置決め治具によってその差が吸収されるので,精密な位置決めと冷却後の容易な取り外しとが両立されている。
本発明の位置決め治具によれば,複数の基板を1つの放熱板にハンダ付けするための治具であって,精密な位置決めと冷却後の容易な取り外しとを両立している。
「第1の形態」
以下,本発明を具体化した第1の形態について,添付図面を参照しつつ詳細に説明する。本形態は,1枚の放熱板に4枚の絶縁基板をハンダ付けするための位置決め治具に本発明を適用したものである。
以下,本発明を具体化した第1の形態について,添付図面を参照しつつ詳細に説明する。本形態は,1枚の放熱板に4枚の絶縁基板をハンダ付けするための位置決め治具に本発明を適用したものである。
本形態の位置決め治具1は,図1と図2とに示すように,1枚の放熱板11上に4枚の同型の絶縁基板12を同時にハンダ付けするための治具である。図2は,図1のA−A断面図である。放熱板11は,背景技術で説明したものと同様の,ステンレス鋼等の金属で形成された四角い板状部材である。放熱板11の四隅には,貫通穴11aが設けられている。絶縁基板12は,図2に示すように,ここでは窒化アルミ板の両面に金属アルミ層が形成された3層構造のものを使用している。これらの絶縁基板12が放熱板11に対してハンダ付けされる。ここで,放熱板11の図2中上面が対象面に,各絶縁基板12が対象部品に相当する。
位置決め治具1は,いずれもカーボン製の上治具21と下治具22との組み合わせにより構成されている。上治具21は,上枠治具23,第1中央治具24,第2中央治具25を有している。これらは,それぞれ別体に形成されている。下治具22は,背景技術で説明した下治具102と同様であり,四隅に位置決めピン22aを有している。上枠治具23の四隅には貫通穴23aが形成されている。下治具22の位置決めピン22aは,放熱板11の貫通穴11aを貫通して,上枠治具23の貫通穴23aに差し込まれる。すなわち,位置決めピン22aによって,下治具22と放熱板11と上枠治具23とが互いに位置決めされて固定されている。
この上枠治具23は,従来の上治具101とは異なり,内枠のない単純な四角形環状である。各絶縁基板12は,その辺部が上枠治具23の内辺に接触することにより位置決めされる。ここでは,各絶縁基板12は,上枠治具23の内角部に接触し,その2辺が位置決めされている。また,第1中央治具24と第2中央治具25とは,4つの絶縁基板12の中央部に十字形状に配置される。すなわち,各絶縁基板12のうち上枠治具23に接触していない各辺には,第1中央治具24と第2中央治具25とが接触している。図1では,絶縁基板12と絶縁基板12との隙間に,放熱板11が見えている。この上枠治具23が固定部材に,第1中央治具24と第2中央治具25とが可動部材にそれぞれ相当する。
第1中央治具24と第2中央治具25とは,図3に示すように,いずれも図中下部がくさび状に次第に細く形成されており,互いにかみ合って配置されている。すなわち,第1中央治具24は,その両面に斜面部24aが形成され,下方へ向かって細くなる接触部24bとなっている。第2中央治具25も同様に,斜面部25aと接触部25bとを有している。そのため,これらが2枚の絶縁基板12の間に配置されると,図2に示すように,2枚の絶縁基板12の間に接触部24b,25bが挟み込まれた状態となる。そして,第1中央治具24および第2中央治具25は,絶縁基板12の端部に対して斜面部24a,25aで接触している。すなわち,これらはいずれも絶縁基板12に対して線接触となっている。
次に,この位置決め治具1を用いてハンダ付けを行う方法を説明する。まず,位置決めピン22aを貫通穴11a,23aに差し込み,下治具22の上に放熱板11と上枠治具23とを重ねて配置する。次に,上枠治具23の四隅に寄せるように,放熱板11に4枚の絶縁基板12を乗せる。さらに,中央部に形成された4枚の絶縁基板12の隙間に,第1中央治具24と第2中央治具25とを挟み込む。第1中央治具24と第2中央治具25との自重によって,各絶縁基板12は上枠治具23の内辺に押しつけられて保持される。これによって,放熱板11と各絶縁基板12とが精密に位置決めされる。
次に,この全体を加熱してハンダ付けを行う。そのためのハンダ箔は,絶縁基板12の下面か,あるいは放熱板11の上面に適切に配置しておく。このとき,放熱板11は加熱によって膨張し,各絶縁基板12間の隙間がやや大きくなる。放熱板11の熱膨張率が,位置決め治具1や絶縁基板12に比較して大きいからである。このとき,第1中央治具24と第2中央治具25とは,いずれも絶縁基板12に対して線接触となっているので,その間の摩擦力は小さく,比較的容易に摺動出来る。つまり,第1中央治具24と第2中央治具25とは,隙間の大きさに合わせて上下動可能である。これにより,各絶縁基板12は加熱中も上枠治具23に押しつけられた状態が保持される。
加熱終了後,冷却されることにより,放熱板11は次第に収縮する。このとき,絶縁基板12は放熱板11にハンダ付けされているので,放熱板11の収縮によって互いの間の隙間が小さくなる。これにより,第1中央治具24と第2中央治具25とが徐々に押し上げられる。この冷却中においても,各絶縁基板12は正しく上枠治具23に押しつけられているので,位置ずれのおそれはない。さらに,冷却終了後には,第1中央治具24と第2中央治具25とは,各絶縁基板12から容易に取り外しできる。
なお,第1中央治具24と第2中央治具25との先端部の形状は,図2のものに限らず,図4や図5のようにしてもよい。さらに,これらの形状は左右同型に限らず,片側のみが斜面形状であっても良い。また,第1中央治具24と第2中央治具25との下端部は,放熱板11に接触していても良い。また,第1中央治具24と第2中央治具25とが互いに固着された,一体の部材としても良い。
以上詳細に説明したように,本形態の位置決め治具1によれば,絶縁基板12の間に配置される第1中央治具24と第2中央治具25とは,その下部がくさび形状となっている。そのため,絶縁基板12との間の摩擦は小さく,上下に摺動可能である。従って,各絶縁基板12間の間隔がいくらか変化しても,第1中央治具24と第2中央治具25とが上下に移動することにより対応できる。すなわち,加熱時においても精密な位置決めが可能で,冷却後の取り外しも容易である。これにより,複数の基板を1つの放熱板にハンダ付けするための治具であって,精密な位置決めと冷却後の容易な取り外しとを両立した位置決め治具となっている。
「第2の形態」
以下,本発明を具体化した第2の形態について,添付図面を参照しつつ詳細に説明する。本形態は,1枚の放熱板に4枚の絶縁基板をハンダ付けするための位置決め治具に本発明を適用したものである。第1の形態と上治具の形状がやや異なるのみであり,共通する部分については同一の符号を付して説明を省略する。
以下,本発明を具体化した第2の形態について,添付図面を参照しつつ詳細に説明する。本形態は,1枚の放熱板に4枚の絶縁基板をハンダ付けするための位置決め治具に本発明を適用したものである。第1の形態と上治具の形状がやや異なるのみであり,共通する部分については同一の符号を付して説明を省略する。
本形態の位置決め治具2は,図6に示すように,第1の形態の第1中央治具24と第2中央治具25に代えて,4つの上治具31を有している。これらは,いずれも同型で下部が先細りのくさび形に形成されている。これらの断面形状は,第1の形態の第1中央治具24と第2中央治具25と同様の5角形でも良いし,図4や図5のようでも良い。上枠治具23等は,第1の形態のものと共通である。このようなものであっても,第1の形態と同様に,各絶縁基板12間の隙間の変動に応じて各上治具31が上下に摺動できるので,上治具31の取り外しが困難となることはない。
また,図7に示すように,本形態の上治具31は,2つの絶縁基板12を放熱板11にハンダ付けするための位置決め治具に適用することもできる。また,図8に示すように,各絶縁基板12の大きさがそれぞれ異なるものについても適用可能である。
以上詳細に説明したように,本形態の位置決め治具2によっても,第1の形態と同様に,複数の基板を1つの放熱板にハンダ付けするための治具であって,精密な位置決めと冷却後の容易な取り外しとを両立した位置決め治具となっている。
なお,本形態は単なる例示にすぎず,本発明を何ら限定するものではない。したがって本発明は当然に,その要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良,変形が可能である。
例えば,第1中央治具24,第2中央治具25,上治具31等の幅や長さは,上記のものに限らない。各絶縁基板12間の間隔の大きさや,各治具の重さ等に応じて適宜調節可能である。例えば,上記の第1の形態の図では,第1中央治具24と第2中央治具25とをいずれも,上枠治具23の内側面間より小さく示しているが,上枠治具23の内側面に接していても良い。また,絶縁基板12の数も上記の例に限らず任意である。
例えば,第1中央治具24,第2中央治具25,上治具31等の幅や長さは,上記のものに限らない。各絶縁基板12間の間隔の大きさや,各治具の重さ等に応じて適宜調節可能である。例えば,上記の第1の形態の図では,第1中央治具24と第2中央治具25とをいずれも,上枠治具23の内側面間より小さく示しているが,上枠治具23の内側面に接していても良い。また,絶縁基板12の数も上記の例に限らず任意である。
また例えば,下治具22と,放熱板11や上枠治具23との結合方法も,位置決めピン22aに限らない。適切に位置決めできるものであればよい。
また例えば,放熱板11と位置決め治具との熱膨張率の大小関係が逆の場合は,図9と図10に示すように,上クロス治具41と上周辺治具42とを有する位置決め治具3とするとよい。ここで,図10は,図9のB−B断面図である。このようにすれば,各絶縁基板12を上クロス治具41のクロス部に位置決めしつつ,上周辺治具42を上下動させて位置決め幅を調整することができる。
また例えば,放熱板11と位置決め治具との熱膨張率の大小関係が逆の場合は,図9と図10に示すように,上クロス治具41と上周辺治具42とを有する位置決め治具3とするとよい。ここで,図10は,図9のB−B断面図である。このようにすれば,各絶縁基板12を上クロス治具41のクロス部に位置決めしつつ,上周辺治具42を上下動させて位置決め幅を調整することができる。
1,2,3 位置決め治具
23 上枠治具(固定部材)
24 第1中央治具(可動部材)
25 第2中央治具(可動部材)
24a,25a 斜面部
24b,25b 接触部
31 上治具(可動部材)
41 上クロス治具(固定部材)
42 上周辺治具(可動部材)
23 上枠治具(固定部材)
24 第1中央治具(可動部材)
25 第2中央治具(可動部材)
24a,25a 斜面部
24b,25b 接触部
31 上治具(可動部材)
41 上クロス治具(固定部材)
42 上周辺治具(可動部材)
Claims (5)
- 対象部品を対象面上に位置決めする位置決め治具において,
対象面上に載置された対象部品の一方の端部と接触することにより対象部品を位置決めする位置決め部を有する固定部材と,
対象部品を挟んで前記固定部材の位置決め部と対向して配置されるとともに,対象部品の他方の端部に接触する接触部が設けられた可動部材とを有し,
前記接触部は,
下方ほど前記固定部材との間の間隔が広がる向きに傾斜した傾斜部を含み,
前記傾斜部で対象部品の他方の端部に接触することを特徴とする位置決め治具。 - 請求項1に記載の位置決め治具において,
前記傾斜部が,対象部品の他方の端部に対して線接触することを特徴とする位置決め治具。 - 請求項1または請求項2に記載の位置決め治具において,
前記可動部材が,前記固定部材とは別体であることを特徴とする位置決め治具。 - 請求項1から請求項3までのいずれか1つに記載の位置決め治具において,
前記固定部材が,多角形環状であるとともにその内辺が位置決め部であり,
前記可動部材が,板状であるとともにその接触部が下方ほど薄く形成されていることを特徴とする位置決め治具。 - 請求項1から請求項4までのいずれか1つに記載の位置決め治具において,
基板または半導体部品を対象部品とし,対象部品を対象面にハンダ付けする際の位置決めに用いられることを特徴とする位置決め治具。
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