JP2018179092A - クラッチ機構および排水弁駆動装置 - Google Patents
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Abstract
Description
が動作不良に繋がるおそれがある。また、クラッチ爪や、クラッチレバーと歯車との係合箇所の部品精度を高くしないと、動作不良のおそれがある。つまり、クラッチレバーの動作タイミングの適正範囲に余裕を持たせることができない場合、クラッチ接続状態と負荷保持状態との移行を適正に行うことができず、動作不良に繋がるおそれがある。
ラッチ接続状態と負荷保持状態との移行を適切に行うことができる。
確実に負荷保持状態を形成でき、確実にクラッチ機構を動作させることができる。
以下、本発明の実施形態に係る排水弁駆動装置について、図面を参照しながら説明する。図1は本発明を適用した排水弁駆動装置の斜視図であり、図2は本発明を適用した排水弁駆動装置の分解斜視図である。排水弁駆動装置1は、図示しない排水弁を駆動するための排水弁駆動部材であるスライダー10と、スライダー10をスライド可能に保持するケース20と、スライダー10に設けられたラック11と噛み合う出力ピニオン12と、出力ピニオン12を回転させるギアユニット2およびモータ40(図4参照)を備える。ギアユニット2は、第1ケース21と第3ケース23の間に収容される。
第3方向Zは、スライダー10に設けられたラック11と噛み合う出力ピニオン12の回転軸線方向である。また、第1方向Xの一方側を+X方向、他方側を−X方向とし、第2方向Yの一方側を+Y方向、他方側を−Y方向とし、第3方向Zの一方側を+Z方向、他方側を−Z方向とする。また、本明細書において、CW方向、CCW方向はギアユニット2を+Z方向側から見た場合のCW方向、CCW方向である。
ケース20は、第1ケース21と、第2ケース22と、第3ケース23を備える。第1ケース21と第2ケース22によって排水弁駆動装置1の外装ケースが構成される。第1ケース21と第2ケース22の間の空間は、第3ケース23によって第3方向Zに仕切られる。第1ケース21と第3ケース23の間にはギアユニット2が配置され、第2ケース22と第3ケース23の間にはスライダー10と出力ピニオン12が配置される。ケース20の+X方向の側面には、スライダー10の一端を外部に突出させる開口部24が形成されている。
図4に示すように、排水弁駆動装置1の駆動源であるモータ40は、第1ケース21の底部に配置される。モータ40はAC同期モータである。モータ40は、カップ状のモータケース41と、モータケース41の+Z方向側の端部に取り付けられる支持プレート42と、モータケース41の内側に配置されるボビン43と、ボビン43に巻回されるステータコイル44と、ボビン43の内周側に配置されるロータ45を備える。ロータ45の回転中心軸線はO軸である。支持プレート42には、ロータ45が配置される貫通穴が形成されている。また、支持プレート42には、伝達輪列50を構成する歯車を回転可能に支持する固定軸の−Z方向の端部が圧入される。固定軸の+Z方向の端部は、第3ケース23に圧入等によって固定される。
伝達輪列50は、スライダー10を駆動するラック−ピニオン機構の出力ピニオン12にモータ40の駆動力を伝達する。図3、図4に示すように、伝達輪列50は、ロータピニオン51、遊星歯車機構52、減速ギア53、出力ギア54を備える。ロータピニオン51の回転中心軸線はO軸であり、遊星歯車機構52の回転中心軸線はE軸であり、減速ギア53の回転中心軸線はD軸であり、出力ギア54の回転中心軸線はC軸である。伝達輪列50は、モータ40の駆動力をこの順で伝達する。出力ピニオン12は、出力ギア54の+Z方向の端部に設けられたセレーション部13に取り付けられ、出力ギア54と一体に回転する。従って、排水弁駆動部材であるスライダー10は、出力ギア54の回転に基づいて駆動される。
回転可能に支持される。減速ギア53は、遊星歯車機構52から出力された回転を減速して出力ギア54に伝達する。
図5はモータ40およびギアユニット2の説明図であり、図5(a)は+Z方向側から見た分解斜視図であり、図5(b)はクラッチ切換レバー64を−Z方向側から見た斜視図である。また、図6はロータ45、ロータピニオン51、および遊星歯車機構52の説明図であり、図6(a)は+Z方向側から見た分解斜視図であり、図6(b)はロータピニオン51を−Z方向側から見た斜視図である。
第2クラッチ機構80は、ロータ45の回転時にロータ45と共回りする誘導回転体46に形成されたロータギア47と、ロータギア47と噛み合う扇ギア82およびロックレバー83が形成された回転部材81と、ロックギア84と、増速ギア85と、ねじりコイルばね86を備える。第2クラッチ機構80は、モータ40の回転に基づいてロックレバー83を駆動して、ロックギア84および増速ギア85の回転を規制する状態と規制しない状態を切り換える。これにより、増速ギア85と噛み合う遊星歯車機構52から減速ギア53へ回転トルクが伝達される状態と伝達されない状態を切り換える。従って、伝達輪列50が駆動力を伝達する状態と伝達しない状態とを切り換えることができる。
ことで、伝達輪列50は駆動力を伝達する状態に切り換わる。
第1クラッチ機構60は、クラッチ接続動作の際に第1クラッチ爪61と第2クラッチ爪62の爪先端同士が干渉することを避けるために、第1クラッチ爪61と第2クラッチ爪62が周方向に交互に配置される位置関係となるように、ロータピニオン51の回転方向の位置決めを行って組み付ける。第2クラッチ爪62はロータ45の軸部452に形成されている。ロータ45は、モータ40が無励磁状態であるときは磁気的に安定する位置に配置される。本形態では、ロータピニオン51を組み付ける際、ロータ45を磁気的に安定する位置に配置することにより第2クラッチ爪62の位置決めを行う。このようにすると、第2クラッチ爪62の位置決めをメカ的な位置決め手段で行う必要がない。ロータ45が磁気的に安定する位置に位置決めされると、第2クラッチ爪62はマグネット451の着磁パターンに応じた位置に位置決めされる。
、ロータピニオン51に形成された位置決め形状である切り欠き68と、第1回転体522に形成された位置決め形状である切り欠き69を備える。
図5(a)に示すように、遊星歯車機構52の第1回転体522には、入力ギアである大径歯車部527の+Z方向の端面から+Z方向に突出する回転ロック部71が形成されている。回転ロック部71は、周方向に等角度間隔で配置されている。各回転ロック部71には、周方向の一方側(CW方向)を向く回転規制面72が形成されている。また、各回転ロック部71は周方向に円弧状に延在する形状であり、径方向外側を向く外周面73を備える。
ー10を引き込み位置10Aで保持する負荷保持状態が形成される。具体的には、スライダー10が引き込み位置10Aに引き込まれた状態で、スライダー10を+X方向に引き出す外力が加えられると、第1回転体522には、CW方向の回転トルクが加わる。このとき、回転規制部74は、回転規制面72と当接して第1回転体522のCW方向の回転を規制する。
本形態では、クラッチ切換レバー64が回転規制機構70において第1回転体522の回転をロックする回転ロック部材として用いられ、且つ、第1クラッチ機構60においてクラッチの継断を切り換えるためのクラッチ切換部材として兼用されている。そこで、クラッチ切換レバー64の動作によるクラッチ爪の噛み合い外れのタイミング、および、第1回転体522が回転ロック状態に切り換わるタイミングについて詳細に説明する。
第1クラッチ機構60がクラッチ接続状態(図7(a)、図8(a))からクラッチ切断状態(図7(f)、図8(f))に切り換わる際には、図7(b)に示すように、クラッチ切換レバー64が出力ギア54の突起55からの押圧力によって、第1回転体522側(CCW方向)に回転する。図7(b)に示す位置までクラッチ切換レバー64が回転すると、図8(b)に示すように、ロータピニオン51の軸部512が、傾斜カム67の
傾斜面671とカム面672とが繋がる角部に設けられた外れ防止面673を乗り越える。従って、図7(b)、図8(b)の位置からは、コイルばね63の付勢力によってロータピニオン51が上昇するとともに、上昇するロータピニオン51によって傾斜カム67の傾斜面671が押圧されて、クラッチ切換レバー64が第1回転体522側(CCW方向)に回転する。つまり、図7(b)、図8(b)の位置からは、クラッチ切換レバー64を回転させる力として、コイルばね63の付勢力によってロータピニオン51が傾斜カム67の傾斜面671を押圧する力が作用する。
れたとき、ロータピニオン51は、軸部512が傾斜カム67の傾斜面671の途中に当接している。従って、第1クラッチ爪61と第2クラッチ爪62の係合が完全に外れて、ロータピニオン51への回転トルクの伝達が断たれた後も、クラッチ切換レバー64は、コイルばね63の付勢力によってロータピニオン51が傾斜カム67の傾斜面671を押圧する力のみによって回転を続ける。そして、図7(f)に示すクラッチ切断位置64Aまでクラッチ切換レバー64が回転すると、図8(f)に示すように、ロータピニオン51の軸部512が傾斜カム67の傾斜面671から外れる。従って、クラッチ切換レバー64の回転が停止する。これにより、ロック動作が完了する
第1クラッチ機構60がクラッチ切断状態(図7(f)、図8(f))からクラッチ接続状態(図7(a)、図8(a))に切り換わる際には、上記のクラッチ切断時の動作と逆の動作が行われる。すなわち、クラッチ接続時には、クラッチ切換レバー64の回転規制部74と、第1回転体522の回転ロック部71との係合が解除される動作(以下、ロック解除動作という)が行われる。このとき、図7(d)、図8(d)に示すように、回転規制部74と回転ロック部71との係合が外れる状態となる前に、図7(e)、図8(e)に示すように、前記第1クラッチ爪と前記第2クラッチ爪とが噛み合うことになる。従って、第1クラッチ爪61と第2クラッチ爪62とが噛み合う前に、回転規制部74による第1回転体522のロックが外れてしまうことがないので、第1クラッチ爪61と第2クラッチ爪62とが噛み合う前にロータピニオン51の回転位置がずれて、第1クラッチ爪61と第2クラッチ爪62の先端が干渉すると言う事態を避けることができる。
排水弁駆動装置1の起動時の動作について説明する。起動時には、スライダー10が排水弁を閉じる位置まで引き出されているものとする。この状態でモータ40への通電を開始すると、ロータ45が回転を開始する。この際、図示しない逆転防止機構により、ロータ45の逆転方向への回転が規制されるので、ロータ45は正転方向へ回転する。
転トルクを伝達する状態に切り換わる。すなわち、伝達輪列50においては、遊星歯車機構52の第2回転体524の回転が第2クラッチ機構80の増速ギア85によって規制され、ロータピニオン51の回転が遊星歯車機構52から減速ギア53へ伝達される状態に切り換わる。従って、ロータ45の正転方向の回転により、スライダー10の巻き取り動作が行われる。
排水弁駆動装置1は、スライダー10の引き終わり時になると、第1クラッチ機構60のクラッチ切換レバー64が回転してクラッチ切断動作が行われ、伝達輪列50にロータ45の回転が入力されなくなる。従って、スライダー10は所定の引き込み位置10A以上に引き込まれない。また、クラッチ切換レバー64の回転により、回転規制機構70の回転規制部74が遊星歯車機構52の第1回転体522の回転を規制するので、遊星歯車機構52がロック状態となり、伝達輪列50は回転トルクを伝達できなくなる。従って、スライダー10を+X方向に引き出す外力が加えられてもスライダー10が移動しない負荷保持状態となる。これにより、排水弁が開状態で保持される。
排水弁駆動装置1は、負荷保持状態でモータ40への通電を切ると、スライダー10を外力で引き出し可能な負荷開放状態に移行する。モータ40への通電を切ると、ロータ45の回転が停止する。第2クラッチ機構80は、ロータ45の回転停止によって扇ギア82がねじりコイルばね86の付勢方向に戻るため、ロックレバー83とロックギア84との係合が解除され、ロックギア84の回転規制が解除される。これにより、伝達輪列50は回転トルクを伝達しない状態に切り換わる。すなわち、伝達輪列50の遊星歯車機構52において第2回転体524の回転規制が解除されるので、遊星歯車機構52のロックが解除される。これにより、伝達輪列50が空転可能な負荷開放状態となる。この状態で、スライダー10を引き出す方向の外力が加わると、伝達輪列50が空転してスライダー10が引き出される。ロックギア84にはブレーキゴム87が組み込まれている。ブレーキゴム87は、外力によりスライダー10が引き出されるときに遠心力により拡がってロックギア84との間に摩擦力を発生させる。これにより、スライダー10が引き出される際の引き出し速度が低下する。よって、スライダー10が急激に引き出されることによる破損のおそれを少なくすることができる。
以上のように、本形態の排水弁駆動装置1は、モータ40から伝達輪列50への回転トルクの伝達を継断する第1クラッチ機構60を備える。そして、第1クラッチ機構60は、ロータピニオン51を−Z方向(クラッチ接続方向)に押し下げてクラッチ爪同士を噛み合わせるクラッチ切換部材である扇型のクラッチ切換レバー64を備えており、クラッチ切換レバー64は、第1回転体522の回転を規制する部材として用いられる。すなわち、クラッチ切換レバー64に形成された回転規制部74によって第1回転体522の回転を規制する。第1回転体522の回転を規制すれば、伝達輪列50にスライダー10を引き出す外力が加えられてもスライダー10が移動しない負荷保持状態を形成できる。
することができる。
Claims (9)
- ロータから伝達輪列への回転トルクの伝達を継断するクラッチ機構であって、
ロータピニオンに形成された第1クラッチ部材と、前記ロータに形成された第2クラッチ部材と、前記第1クラッチ部材と前記第2クラッチ部材とが噛み合わない離間位置に向けて前記ロータピニオンを付勢する付勢部材と、前記ロータピニオンを前記離間位置から前記第1クラッチ部材と前記第2クラッチ部材とが噛み合う連結位置へ移動させるクラッチ切換部材と、を有し、
前記クラッチ切換部材は、回転体の回転を規制する回転規制部を備え、
前記クラッチ切換部材は、前記ロータピニオンを前記連結位置に保持するクラッチ接続位置から、前記ロータピニオンを前記離間位置に保持するクラッチ切断位置に移動する途中で、前記第1クラッチ部材と前記第2クラッチ部材との噛み合いが外れる前に、前記回転規制部が前記回転体に設けられた回転ロック部と係合するロック動作が始まるようになっており、
前記ロック動作が完了するまでの間に、前記第1クラッチ部材と前記第2クラッチ部材との噛み合いが外れることを特徴とするクラッチ機構。 - 前記ロック動作は、前記回転規制部が、前記回転ロック部の径方向外側から、前記回転ロック部と周方向に対向する回転規制位置まで入り込む進入動作であることを特徴とする請求項1に記載のクラッチ機構。
- 前記回転規制部が前記回転ロック部の外周面に対して径方向外側から当接した場合は、前記回転規制部が前記外周面に当接した状態で前記回転体が回転する干渉回避動作を行い、
前記干渉回避動作に続いて、前記回転規制部が前記外周面との当接位置から前記回転規制位置まで入り込む前記ロック動作が行われることを特徴とする請求項2に記載のクラッチ機構。 - 前記クラッチ切換部材は、前記ロータピニオンを前記離間位置に保持するクラッチ切断位置から、前記ロータピニオンを前記連結位置に保持するクラッチ接続位置に移動する途中で、前記回転規制部と回転ロック部との係合が外れる前に、前記第1クラッチ部材と前記第2クラッチ部材とが噛み合うことを特徴とする請求項2または3に記載のクラッチ機構。
- 前記ロータピニオンは、前記第1クラッチ部材と前記第2クラッチ部材とが噛み合う回転位置に前記ロータピニオンを位置決めするためのピニオン側位置決め部を備え、
前記回転体は、前記ピニオン側位置決め部と係合する回転体側位置決め部を備えることを特徴とする請求項1から4の何れか一項に記載のクラッチ機構。 - 前記回転体は、前記回転体側位置決め部が形成された回転体側縁部を備え、
前記ロータピニオンは、前記ピニオン側位置決め部が形成されたピニオン側縁部を備え、
前記回転体は前記ロータピニオンと噛み合う歯車であり、
前記ロータピニオンが前記連結位置に位置する状態で、前記回転体側縁部は前記ロータピニオンの歯部と干渉しない位置にあり、且つ、前記ピニオン側縁部は前記回転体の歯部と干渉しない位置にあることを特徴とする請求項5に記載のクラッチ機構。 - 前記ピニオン側位置決め部は、前記ピニオン側縁部に形成された切り欠きであり、
前記回転体側位置決め部は、回転体側縁部に形成された切り欠きであることを特徴とする請求項5または6に記載のクラッチ機構。 - 前記伝達輪列は、前記ロータピニオンと噛み合う一番車を備え、
前記一番車が前記回転体であることを特徴とする請求項1から7の何れか一項に記載のクラッチ機構。 - 請求項1から8の何れか一項に記載のクラッチ機構と、
前記ロータを備えるモータと、
前記伝達輪列と、
前記伝達輪列の出力ギアの回転に基づいて駆動される排水弁駆動部材と、を有し、
前記クラッチ切換部材は、前記回転体の回転を規制することにより、前記伝達輪列の回転を規制することを特徴とする排水弁駆動装置。
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