JP2018175680A - フィルタ清掃機構およびそれを用いた布類乾燥装置 - Google Patents

フィルタ清掃機構およびそれを用いた布類乾燥装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2018175680A
JP2018175680A JP2017083305A JP2017083305A JP2018175680A JP 2018175680 A JP2018175680 A JP 2018175680A JP 2017083305 A JP2017083305 A JP 2017083305A JP 2017083305 A JP2017083305 A JP 2017083305A JP 2018175680 A JP2018175680 A JP 2018175680A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
filter
cleaning
cleaning mechanism
lint
cloth drying
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2017083305A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6952489B2 (ja
Inventor
宮坂 徹
Toru Miyasaka
徹 宮坂
亨 柴田
Toru Shibata
亨 柴田
山本 哲也
Tetsuya Yamamoto
哲也 山本
卓也 立山
Takuya Tateyama
卓也 立山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Appliances Inc
Original Assignee
Hitachi Appliances Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Appliances Inc filed Critical Hitachi Appliances Inc
Priority to JP2017083305A priority Critical patent/JP6952489B2/ja
Priority to CN201810040027.1A priority patent/CN108731459B/zh
Priority to TW107104407A priority patent/TWI667387B/zh
Publication of JP2018175680A publication Critical patent/JP2018175680A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6952489B2 publication Critical patent/JP6952489B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F26DRYING
    • F26BDRYING SOLID MATERIALS OR OBJECTS BY REMOVING LIQUID THEREFROM
    • F26B21/00Arrangements or duct systems, e.g. in combination with pallet boxes, for supplying and controlling air or gases for drying solid materials or objects
    • F26B21/003Supply-air or gas filters
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D46/00Filters or filtering processes specially modified for separating dispersed particles from gases or vapours
    • B01D46/66Regeneration of the filtering material or filter elements inside the filter
    • B01D46/68Regeneration of the filtering material or filter elements inside the filter by means acting on the cake side involving movement with regard to the filter elements
    • B01D46/681Regeneration of the filtering material or filter elements inside the filter by means acting on the cake side involving movement with regard to the filter elements by scrapers, brushes or the like

Abstract

【課題】簡単な構造及び操作で、リントの飛散などの発生を抑制したフィルタ清掃機構及びそれを用いた布類乾燥装置を提供する。【解決手段】リントを捕獲するフィルタと、前記フィルタ上に付着したリントを清掃する清掃手段と、前記フィルタの上流側に位置する部分を含む送風路の一部と、を備え、前記フィルタ、前記清掃手段および前記送風路の一部は、一体で着脱が可能であり、前記着脱される部分は、前記フィルタと前記送風路の一部を壁面とした開口部を有するカップ形状を有するとともに、前記カップ形状を構成している壁面の一部は、他の部分の壁面に対して、相対的にスライドもしくは回転可能な可動部を備え、前記可動部のスライドもしくは回転に連動して、前記清掃手段は前記フィルタ上に付着したリントを清掃することを特徴とするフィルタ清掃機構。【選択図】図1

Description

本発明は,フィルタ清掃機構およびそれを用いた布類乾燥装置に関する。
布類乾燥装置における乾燥フィルタの清掃する方式としては、装置内で自動清掃する方式が多く提案されている。特許文献1は、フィルタ近傍に機械的清掃装置を配置することで、フィルタを清掃方式である。このほかに、水を利用する清掃方式や風を利用する清掃方式なども提案されている。
自動清掃方式以外に、特許文献2では、フィルタ部を送風路から着脱可能に構成するとともに、フィルタ近傍にクリーニング機構を設けたものである。フィルタを着脱して、近傍に設置されたクリーニング機構でフィルタを清掃することで、清掃時の操作性を向上している。
特開2011-130789号公報 実開昭60-179296号公報
乾燥フィルタを自動で清掃方式は、特許文献1に開示されている機械的清掃装置を配置する方式とともに、水を利用する清掃方式や風を利用する清掃方式においても、清掃機構を駆動する駆動機構などが必要になり構造が複雑になるとともに、コストもかかる方式である。また、常に自動でのフィルタ清掃に十分な清掃性能を確保・維持できることが必要であるが、実際は、経時的に清掃性能が劣化し、リントの種類によっては取りきれないなどの状況も起こる。このような場合、手動でフィルタ部を清掃することになるが、自動清掃機構を配置することで、フィルタ部の手動清掃が、煩雑になるなどの課題を有しているのが実情である。
これらの点を鑑み、手動での清掃性を改善することを目的として、特許文献2では、手動での清掃機構を備えた方式が開示されている。この方式では、着脱フィルタ部分にフィルタ上のリントを掻落とす清掃機構を一体配置している。フィルタを着脱後、掻取り部材を動かすことで、簡単にフィルタ上のリントを除去できるが、着脱および清掃時に、フィルタ上のリントが、脱落や飛散しやすいという課題を有している。
本発明の目的は、簡単な構造及び操作で、リントの飛散などの発生を抑制したフィルタ清掃機構及びそれを用いた布類乾燥装置を提供することである。
これらの課題を解決するために、その一例として、布類乾燥装置の乾燥風を送風するための送風路に設置されるリント捕獲用フィルタを清掃するフィルタ清掃機構であって、リントを捕獲するフィルタと、前記フィルタ上に付着したリントを清掃する清掃手段と、前記フィルタの上流側に位置する部分を含む送風路の一部と、を備え、前記フィルタ、前記清掃手段および前記送風路の一部は、一体で着脱が可能であり、前記着脱される部分は、前記フィルタと前記送風路の一部を壁面とした開口部を有するカップ形状を有するとともに、前記カップ形状を構成している壁面の一部は、他の部分の壁面に対して、相対的にスライドもしくは回転可能な可動部を備え、前記可動部のスライドもしくは回転に連動して、前記清掃手段は前記フィルタ上に付着したリントを清掃することを特徴とするフィルタ清掃機構。
本発明の構成によれば、簡単な構造及び操作で、リントの飛散などの発生を抑制したフィルタ清掃機構及びそれを用いた布類乾燥装置を提供できる。
本発明におけるフィルタ清掃機構の基本構成を示す一実施例であり、布類乾燥装 置取付状態,取外し運搬状態,取外し廃棄状態を説明する図である。 本発明におけるフィルタ清掃機構の一実施例である。 本発明におけるフィルタ清掃機構の一実施例であり、本清掃時の操作方法を説明する図である。 本発明におけるフィルタ清掃機構を用いた布類乾燥装置の一実施例を説明するための図である。 本発明におけるィルタ清掃機構の実装配置の一実施例を説明するための図である。 本発明のフィルタ清掃機構の一実施例であり、回転可動可能な可動部を備える構成を説明するための図である。
以下、この発明を用いたフィルタ清掃機構およびそれを用いた布類乾燥装置の実施形態を説明する。
布類乾燥装置の送風路には、乾燥する布類などの布類から発生したリントと呼ばれる糸くずなどが、流れ込んでしまう。この布類から発生したリントが、糸くずとして、乾燥した布類に再付着することは好ましくない。また、このリントが大量に送風機に流入すると、送風機の故障の原因となってしまう。このため、送風路にはリントを取り除くためのメッシュフィルタが設置される。
布類乾燥装置では、布類に非常に強力な送風を行うことで、短時間に布類乾燥を行う。このため、送風路に流れる送風量も大きく、乾燥する布類の状態にもよるものの、送風路に設置されたフィルタには、比較的短い時間で大量のリントが付着する。フィルタにリントが付着すると、送風効率が低下することから、乾燥の効率も低下し、乾燥に必要な時間が長くなる。加えて、乾燥に要するエネルギーも大きくなってしまう。効率的な布類の乾燥を実現するためには、送風路に設置されたフィルタから、常にリントを除去することが必要である。性能を確保するためにフィルタ清掃は頻繁に行うことが必要であることから、フィルタ清掃作業は、この布類乾燥装置のメンテナンス上の大きな負荷となっている。
本実施例は、このメンテナンス上の大きな負荷を抑制し、布類乾燥装置を常に効率的に動作させることを目的として、簡単な方法で、リントの飛散などの発生しないフィルタ清掃機構を提供するものである。
図1は、本発明におけるフィルタ清掃機構の基本構成を示す一実施例であり、布類乾燥装置取付け状態,取外し運搬状態,取外し廃棄状態を説明する図である。図中のa)は、送風路1への設置状況を示している。送風路1はその一部のみを紙面に示しており、ハッチング部が送風路からの着脱部分である。送風時の風は、矢印の方向(図中右7から左(下)8)に流れる。送風路のフィルタ5とその上流側の送風路の一部2が一体で送風路1から着脱可能である。図1では、送風路1の断面を示しているために、記載していないが、ハッチング部と同じ長さの紙面手前と奥側の送風路壁面も一体で着脱する。着脱部分は、送風路風上流側に開口部を有し、フィルタ5面と送風路の壁面で構成されるカップ型となる。フィルタ5の一方の端部には、清掃機構3とそれを格納する部位4が設けられ、布類乾燥装置の送風路1に取付け、送風を行う状態では、清掃機構3は清掃機構格納部4に保持される。図の実施例における清掃機構は、一般的なブレード清掃機構であり、フィルタに押接させることで、フィルタに付着したリントを清掃する方式である。清掃機構つまりブレード格納時は、ブレード先端の押接を解除されるように、清掃機構格納部4には、深溝が形成されている。本実施例の清掃機構は、比較的構成の簡単なブレード清掃機構3を開示したが、ブラシ清掃機構をはじめとする他の清掃方式や機構も適用することは可能である。
図中のb)は送風路1から、フィルタ5および清掃機構部3を取外して持運ぶ時の状況を模式的に示している。本発明の実施例における着脱部分は、カップ型をしていることから、フィルタ5上のリント6が剥がれ落ちにくいとともに、開口部を上面にして持ち運ぶことで、万一フィルタ5からリント6が剥がれ落ちても、カップ内に保持することができる。
図中のc)はフィルタ5からリント6をダストボックス10などへ廃棄する状況を示している。本実施例のカップ型2部分は、フィルタの取り付いている側の壁面2fと清掃機構であるブレードが取り付けられている壁面2bが互いにスライドする構造を有している。フィルタ5を清掃する際には、ダストボックス10上で、カップ型2の開口部を下面にして、フィルタの取り付いている側の壁面2fに対して、ブレードの付いた側の壁面2b(可動部)を下側にスライドさせる。これによって、ブレード3が、フィルタ5面に平行に移動し、フィルタ5上のリント6を掻き取り、ダストボックス10側に廃棄されることになる。本実施例の着脱部が、フィルタ5と清掃機構3で囲まれ、一面に開口部を有するカップ形状をしていることから、清掃機構3によりフィルタ5から掻き落とされたリント6が飛び散り難く、開口部からダストボックス10に入れることが可能でなる。
さらに本実施例の構造では、清掃機構3で清掃された後のフィルタ面は、清掃機構3の反対側つまり、カップ形状の外側に突き出すようになる。清掃後のフィルタ5が、カップ形状の外側に突き出ることで、フィルタ5面へのアクセスが容易となる。これによって、万一、清掃機構3での清掃が不十分な場合においても、フィルタを簡単に清掃することが可能である。
また、ブレード3に挟まったリント6などの除去なども容易である。本実施例の構造では、さらに可動部である壁面2bをスライドさせることで、フィルタ5の取り付いている側の壁面2fと清掃機構であるブレード3が取り付けられている壁面2bを完全に分離できるようにも構成している。完全な分離を可能な構成にすれば、フィルタ5やブレード3の清掃やメンテナンスが非常に容易になる。衣類乾燥装置におけるフィルタ5に付着するリント6の状態は様々であるので、すべての状況下において、本実施例の清掃機構3でフィルタ5上のリント6を完全に清掃することを保証することは、ほぼ不可能である。その意味で、フィルタ5やブレード3の清掃やメンテナンスが容易な構造になる本実施例の構成は、極めて有効な構造であるということができる。
本実施例では、フィルタ清掃3を手動で行うことを前提で説明した。モータやスイッチなどを設置して、自動で行うことも可能であることは言うまでもないが、これらの設置については、操作性やコスト面などへの配慮が必要となる。
図2は、本発明におけるフィルタ清掃機構の一実施例を説明する図である。図は、着脱部分の詳細を示している。布類乾燥装置に設置時は、矢印7側から送風が流入し、側面および下面に設けられたフィルタ面5から、風が側面矢印8sおよび下面矢印8b方向に送出される。図のフィルタ面5は、フィルタを支える格子状構造体に、フィルタ(半透明)が設置された構造を図示したものである。図2の実施例構造のように、フィルタ面5はカップ型形状の2面に形成することも可能である。カップ型着脱部分は、清掃機構3であるブレードを保持する側2bとフィルタ5を保持する側2fで構成される。また、ブレード保持部の上部は、布類乾燥装置に設置した際の上面蓋11を兼ねており、上側には、着脱用の取手部12が配置されている。
図3は、図2で示した本発明におけるフィルタ清掃機構の一実施例について、清掃時の操作方法を説明する図である。ダストボックス10の上で、フィルタ側壁面2fに対して、清掃機構側壁面2b(可動部)を引下げることで、フィルタ5上に付着したリント6を清掃機構3で清掃し、ダストボックス10に廃棄する。この時、着脱用の取手部12は、清掃機構側壁面2bを引下げる清掃機構操作用の取手部21としても利用できる。
図1から図3で説明した本発明の実施例では、カップ型形状の開口部に隣接する面側にフィルタ面を配置している。このようにすることで、フィルタ5の清掃時のブレード清掃機構3動作で、リント6を開口部側に押し出すことになり、リントの飛び散りを防止し、安定に、ダストボックス10にリント6を排出できる。本実施例で説明したブレード清掃機構3は、比較的単純な構造でフィルタ清掃を実現できる方式である。
図4は、本発明のフィルタ清掃機構を用いた布類乾燥装置の一実施例を説明するための図である。本発明のフィルタ清掃機構を用いた布類乾燥装置について説明する。図の装置は、比較的広く用いられている横型回転ドラム式の乾燥装置である。布類は、装置正面に設けられた扉16から、乾燥する布類を回転ドラムに投入する。回転ドラム15は、直結されたモータ17で回転させることで、布類を撹拌するとともに、送風ファン14から送風される空気によって、布類を乾燥する。布類に送風される空気は、図示していないヒータなどによって、乾燥した温風が用いられる。乾燥する空気は、装置内に設けられた送風路1を通って、矢印のルートで循環する。
布類の乾燥機能に加えて、洗濯機能も備えた洗濯乾燥機も、基本的には同様の構成で、回転ドラムに水を給水する吸水口19や排水する排水口18を備えており、洗剤と一緒に、布類を撹拌することで洗浄する。図3の装置は、洗濯機能を有する洗濯乾燥機の模式図であることから、吸水口19や排水口18も記載した。
本実施例のフィルタ清掃機構は、布類乾燥装置の上部かつ、送風ファン14の前に配置されている。フィルタ5のメンテナンス性などを考慮すると、本実施例のフィルタ清掃機構の設置位置は、図示した布類乾燥装置の上部が最も適切である。特に、洗濯乾燥機など水を回転ドラム15に溜める必要のある装置では、送風ファン14やフィルタ5および清掃機構3は、水の影響のない高い位置に設置することが望ましい。
図4の実施例の布類乾燥装置では、本実施例のフィルタ清掃機構と送風ファンの間に、もう一つのフィルタ13を配置した。実際には本実施例のフィルタ清掃機構のフィルタ5で、送風路内を流れるリント6はほぼ回収できると考えられるが、本実施例のようなフィルタ5を着脱清掃する機構においては、万一の場合にフィルタ5を破損する可能性もある。また、本実施例のように、送風路の一部2を着脱する構造では、着脱部を着脱したままで送風が行われる可能性もある。実際は、着脱部分が取り外された状態では、送風動作が行われないように、送風路の着脱検知と制御を設けることが必要であるが、検知不良や制御上の誤動作のリスクも考えられる。そのため、本発明の布類乾燥装置の実施例では、フィルタ清掃機構と送風機14の間に、固定フィルタ13を設置する構造を基本としている。
現実には、本実施例のフィルタ清掃機構2を取り付けての送風動作となるので、固定フィルタ13の清掃は、ほぼ必要なく、メンテナンス上の大きな負担にはならない。しかし、送風路にフィルタ13があれば、いずれは上流のフィルタ5から漏れたリント6などが付着堆積して、送風を阻害していく可能性が有る。そこで、本実施例の布類乾燥装置では、固定フィルタ13を本実施例のフィルタ清掃機構の直近に配置することで、フィルタ清掃機構の着脱部12から、清掃しやすいように配慮した。本実施例のフィルタ清掃機構を、実際に、布類乾燥装置などに適用する際には、このような配慮を行うことは重要となる。
図4の実施例の布類乾燥装置では、カップ型着脱部2の上面は、筐体の外装と一体になる蓋部11が設けられている。カップ型着脱部は、フィルタ側2fとブレード側2bの蓋部分11を組み付けたカップ型形状で装着する必要がある。万一のフィルタ側の装着漏れを防止するためのセンサなどを布類乾燥装置側に設けておくなどの配慮も、布類乾燥装置などに適用する上では必要となる。検出センサなどの構成としては、一般的な機械スイッチや光センサを利用できることから詳細説明は割愛する。また、本実施例構造では、布類乾燥装置に組付け時には、必ず清掃機構部3が前記待機位置4になる構造であることから、布類乾燥装置への取付け時に、清掃機構が送風に悪影響を及ぼすことはない。
図5は、本発明のフィルタ清掃機構の実装配置時の一実施例を説明するための図である。図4の実施例で説明したように、本実施例のフィルタ清掃機構を布類乾燥装置に実装する場合、装置上部が最も適切である。布類乾燥装置では、限らせた装置サイズの中で、できるだけ多くの布類を乾燥できるようにする必要があることから、できるだけ大きな回転ドラム15を実装配置することが望まれる。概略箱形の装置の中に、大きな回転ドラム15配置した場合に残される実装空間としては、装置背面側のモータ17脇の空間と、円筒状の回転ドラム15の斜め上となる装置側面側の空間となる。このような事情から、本発明の清掃装置前後の送風ダクト1の配置形状は、概ね図4に示す配置を取るのが、装置の小型化を考慮した場合、実装上有効である。
まず、回転ドラム15に空気を送風する送風ファン14の実装個所としては、円筒状の回転ドラム15の斜め上となる装置側面側の空間を利用する。そして、乾燥ドラム15から排出された空気を装置上方の送風ファン14に送るための送風路として、装置背面に垂直ダクト1を配置する。図4に示したこの実装配置条件下では、本実施例のフィルタ清掃機構は、送風路が直角に曲がる位置(破線で囲まれた領域12)に実装するのが望ましい。
図1から3で、説明した本実施例の清掃機構付きフィルタ着脱部は、開口部の側面にフィルタを配置した構造であることから、図4の破線部23に容易に配置できる構成である。
上記説明したように、本実施例のフィルタ清掃機構は、カップ形状をしていることによって、布類乾燥装置からの取外しや運搬時さらに、ダストボックス10上での清掃手段によるフィルタ清掃時においても、フィルタに付着したリントの飛散りなどを防止できる構造である。しかし、輸送時にカップの開口部を下に向けるなどした場合は、フィルタから脱落したリントが、カップの外に落ちることは言うまでもない。布類乾燥装置からの取外し後のフィルタ5からのリントの飛散りをより確実に防止するためには、カップ形状の開口部を塞ぐ蓋を設ける方法が有効である。カップ形状の開口部に設けた蓋は、清掃機構の動作レバーに連動して、開放するように構成することで、清掃時の操作性が向上する。さらに、布類乾燥装置への取付け時にも蓋が開くようにすることで、操作ミスをなくすとともに、操作性を改善することができる。フィルタ清掃機構部を布類乾燥装置に戻した際に、蓋が開く構造は組付けガイド部形状などによって、比較的簡単に実現できることから、こちらについても、詳細は割愛する。
また、布類乾燥装置からカップ形状のフィルタ清掃機構部を着脱する動作に合わせて、カップ形状の開口部を閉鎖できる蓋を設置した構造の場合、フィルタからダストが落下しても、カップ状の外にダストが落ちる心配はない。このような蓋を設けた場合は、必ずしもダストボックス上で清掃機構を動作させる必要は無くなる。このようなカップ形状に蓋を設けた構成を採用した場合は、清掃機構の動作を、布類乾燥装置からの着脱操作に連動させる方法も考えられる。この構成を採用することで、ダストボックス上で蓋さえ開ければ、リントを廃棄できることから、さらに操作性は向上する。しかし、図1から図3で示した実施例のような壁面の一部に清掃機構を設置し、スライドさせることでの清掃するような簡単な構造での実現は難しい。上記した布類乾燥装置からの着脱操作で清掃機構を動作させるためには、独立の清掃機構を配置することが必要となる。このため、図1から図3で示した本発明の実施例構造に比較して、構造が複雑になりやすい弱点もある。
図6は、本発明のフィルタ清掃機構の一実施例であり、回転可動可能な可動部を備える構成を説明するための図である。図中のa)は、送風路1への設置状況を示している。送風路1はその一部のみを紙面に示しており、ハッチング部が送風路からの着脱部分である。送風時の風は、矢印の方向(図中右7から左8)に流れる。送風路のフィルタ5とその上流側の送風路の一部2が一体で着脱可能である。図1では、送風路1の断面を示しているために、記載していないが、ハッチング部と同じ長さの紙面手前と奥側の送風路壁面も一体で着脱する。着脱部分は、送風路風上側(図中下側)に開口部を有し、フィルタ5面と送風路の壁面で構成されるカップ型となる。フィルタ5の一方の端部には、清掃機構3とそれを格納する部位4が設けられ、布類乾燥装置の送風路1に取付け、送風を行う状態では、清掃機構3は清掃機構格納部4に保持される。図の実施例における清掃機構は、一般的なブレード清掃機構であり、フィルタに押接させることで、フィルタに付着したリントを清掃する方式である。清掃機構(ブレード)格納時は、ブレード先端の押接を解除されるように、清掃機構格納部4には、深溝が形成されている。本実施例の清掃機構は、比較的構成の簡単なブレード清掃機構3を開示したが、ブラシ清掃機構をはじめとする他の清掃機構や方式も適用することは可能である。
布類乾燥装置から取り外して、ダストボックスまでの持運び時の取り扱いについては、図1のb)と同様に、カップ型2の開口部を上面にして持ち運べば、リント6がカップ内2に安全に保持できることは、前記した説明と同様である。
図6中のb)はフィルタ5からリント6をダストボックス10などへ廃棄する状況を示している。本実施例のカップ型2部分は、フィルタの取り付いている側の壁面2fと清掃機構であるブレードが取り付けられている壁面2bが互いに回転可動軸22を中心に回転する構造を有している。フィルタ5を清掃する際には、ダストボックス10上で、カップ型2の開口部を下面にして、フィルタの取付いている側の壁面の取手部21をもって、約90度回転させる。これによって、フィルタ5面は、ブレード3に擦られながら回転することで、フィルタ上のリントが掻き取られ、ダストボックス10側に落下・廃棄される。本発明の着脱部2は、フィルタ5と清掃機構3を囲む、カップ形状していることから、着脱部搬送時のリント落下を防止するとともに、清掃機構3によりフィルタ5から掻き落とされたリント6が飛び散り難く、開口部からダストボックス10に入れることが可能となる。
さらに本実施例の構造では、清掃機構3で清掃された後のフィルタ面は、清掃機構3の反対側つまり、カップ形状の外側に突き出すようになる。清掃後のフィルタ5が、カップ形状の外側に突き出ることで、フィルタ5面へのアクセスが容易となる。これによって、万一、清掃機構3での清掃が不十分な場合においても、フィルタを簡単に清掃することが可能である。また、ブレード3に挟まったリント6などの除去などについても、フィルタの移動した開口面から行う意ことが可能であり、こちらも容易な構造である。
本実施例の構造では、回転可動部で連結されたフィルタ5の取り付いている側の壁面2fと清掃機構であるブレード3が取り付けられている壁面2bを分離できない構成とした。分離できない構造にすることで、衣類乾燥装置への取付け時におけるフィルタ5の取付け忘れなどを防止できる。本実施例の分離できない構造にすることで、前記した、フィルタ側の装着漏れを防止するためのセンサなどを布類乾燥装置側に設けておくことも不要となる。また、この構造においても、モータやスイッチなどを設置して、自動で行うことも可能であるが、前記同様、操作性やコスト面などへの配慮が必要であることは同様である。
以上、説明したように、本実施例のフィルタ清掃機構およびそれを用いた布類乾燥装置を用いることで、簡単な方法で、リントの飛散などの発生しないフィルタ清掃を実現できる。加えて、通常の清掃動作のみで清掃が不十分であった場合も、フィルタ面やブレードの清掃作業を容易に実施できるフィルタ清掃機構およびそれを用いた布類乾燥装置を提供することができる。
1 … 送風路
2 … カップ型取外部分(2b:清掃機構側,2f:フィルター側)
3 … 清掃機構
4 … 清掃機構格納部
5 … フィルタ
6 … リント(送風路内で回収される布類から発生するダスト)
7 … 上流側送風方向
8 … 下流側送風方向
9 … 清掃時操作方向
10 … ダストボックス
11 … カップ型取外部分の筐体側蓋
12 … カップ型取外部分の取外時の取手部
13 … 固定フィルタ(清掃機構の設置無)
14 … 送風ファン
15 … 布類乾燥(洗濯)用回転ドラム
16 … 布類投入扉
17 … 回転ドラム回転用モータ
18 … 排水口
19 … 給水口
20 … 布類乾燥(洗濯)機 (20f:前面/20s:側面/20b:背面)
21 … 清掃機構を操作する取手部
22 … 清掃機構の回転可動用の回転軸
23 … 清掃機構付きフィルタ着脱部の設置個所

Claims (10)

  1. 布類乾燥装置の乾燥風を送風するための送風路に設置されるリント捕獲用フィルタを清掃するフィルタ清掃機構であって、
    リントを捕獲するフィルタと、
    前記フィルタ上に付着したリントを清掃する清掃手段と、
    前記フィルタの上流側に位置する部分を含む送風路の一部と、を備え、
    前記フィルタ、前記清掃手段および前記送風路の一部は、一体で着脱が可能であり、
    前記着脱される部分は、前記フィルタと前記送風路の一部を壁面とした開口部を有するカップ形状を有するとともに、
    前記カップ形状を構成している壁面の一部は、他の部分の壁面に対して、相対的にスライドもしくは回転可能な可動部を備え、
    前記可動部のスライドもしくは回転に連動して、前記清掃手段は前記フィルタ上に付着したリントを清掃することを特徴とするフィルタ清掃機構。
  2. 請求項1項記載のフィルタ清掃機構において、
    前記可動部は、送風路から取外した状態でのみスライドもしくは回転動作が可能に構成されていることを特徴としたフィルタ清掃機構。
  3. 請求項1項記載のフィルタ清掃機構において、
    前記清掃手段は、送風路から取外した状態でのみ清掃動作が可能に構成されていることを特徴としたフィルタ清掃機構。
  4. 請求項1項記載のフィルタ清掃機構において、
    前記着脱される部分は、前記カップ形状の開口部と隣接する少なくとも一つ以上の面に、前記フィルタのフィルタ面が設けられていることを特徴とするフィルタ清掃機構。
  5. 請求項1項記載のフィルタ清掃機構において、
    前記清掃手段は、フィルタ面の面内方向を、フィルタに対して相対的に移動せしめる手段を具備するブラシもしくはブレード状手段であることを特徴とするフィルタ清掃機構。
  6. 請求項1項記載のフィルタ清掃機構において、
    前記着脱される部分は、前記カップ形状における開口部を閉鎖することが可能な送風路閉鎖機構を設けるとともに、
    前記送風路閉鎖機構は、前記清掃手段を前記布類乾燥装置への取付け時に開放し、取外し時に閉鎖するように構成されているとともに、取外し後の前記清掃手段の清掃動作には、清掃動作に連動して開放することを特徴とするフィルタ清掃機構。
  7. 請求項1項記載のフィルタ清掃機構において、
    前記可動部は、前記清掃手段を備えることを特徴とする布類乾燥装置におけるフィルタ清掃機構。
  8. 請求項1項記載のフィルタ清掃機構において、
    前記フィルタが円弧形状をなしているとともに、前記清掃手段は、前記フィルタの円弧の回転中心を支点として回転動作するように構成されていることを、特徴とする布類乾燥装置におけるフィルタ清掃機構。
  9. 請求項1項記載のフィルタ清掃機構において、
    前記カップ形状の着脱部分は、リントを捕獲する前記フィルタに対して、前記カップ形状の開口部に向かって平行移動することが可能な平行移動清掃体を内包するとともに、前記平行移動清掃体に、ブラシもしくはブレード状のフィルタ清掃手段を設け、前記平行移動体の清掃手段を、前記フィルタに対して平行移動せしめることで、フィルタに捕獲されたリントを、前記開口部導き排出することで、前記フィルタ清掃を行うことを特徴とする布類乾燥装置におけるフィルタ清掃機構およびそれを用いた布類乾燥装置。
  10. 請求項1〜9のいずれか1項に記載のフィルタ清掃機構を用いた布類乾燥装置。
JP2017083305A 2017-04-20 2017-04-20 フィルタ清掃機構およびそれを用いた布類乾燥装置 Active JP6952489B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017083305A JP6952489B2 (ja) 2017-04-20 2017-04-20 フィルタ清掃機構およびそれを用いた布類乾燥装置
CN201810040027.1A CN108731459B (zh) 2017-04-20 2018-01-10 过滤器清扫机构以及使用了该机构的布制品干燥装置
TW107104407A TWI667387B (zh) 2017-04-20 2018-02-08 Filter cleaning mechanism and cloth drying device using same

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017083305A JP6952489B2 (ja) 2017-04-20 2017-04-20 フィルタ清掃機構およびそれを用いた布類乾燥装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018175680A true JP2018175680A (ja) 2018-11-15
JP6952489B2 JP6952489B2 (ja) 2021-10-20

Family

ID=63940392

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017083305A Active JP6952489B2 (ja) 2017-04-20 2017-04-20 フィルタ清掃機構およびそれを用いた布類乾燥装置

Country Status (3)

Country Link
JP (1) JP6952489B2 (ja)
CN (1) CN108731459B (ja)
TW (1) TWI667387B (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2022084677A1 (en) * 2020-10-21 2022-04-28 Xeros Limited A microparticle filter, a textile treatment apparatus and method of filtering microparticles

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60179296U (ja) * 1984-05-07 1985-11-28 三菱電機株式会社 衣類乾燥機
JPH0260700A (ja) * 1988-08-26 1990-03-01 Sanyo Electric Co Ltd 衣類乾燥機のリントフィルター取付装置
JPH07694A (ja) * 1993-04-23 1995-01-06 Toshiba Corp 衣類乾燥機
KR20040056808A (ko) * 2002-12-24 2004-07-01 엘지전자 주식회사 의류 건조기의 이물질 채집 장치
JP2010005097A (ja) * 2008-06-26 2010-01-14 Kowa Co Ltd 乾燥機

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4059236B2 (ja) * 2004-08-20 2008-03-12 松下電器産業株式会社 ドラム式洗濯乾燥機
JP4494169B2 (ja) * 2004-11-11 2010-06-30 パナソニック株式会社 ドラム式洗濯乾燥機
KR100700793B1 (ko) * 2004-12-10 2007-03-27 엘지전자 주식회사 건조 겸용 세탁기의 린트 필터 어셈블리
KR20060066970A (ko) * 2004-12-14 2006-06-19 삼성전자주식회사 의류건조기
EP2682514A1 (en) * 2012-07-06 2014-01-08 Electrolux Home Products Corporation N.V. Laundry dryer
SI24366A (sl) * 2013-05-16 2014-11-28 Gorenje Gospodinjski Aparati, D.D. Filtrirna enota
JP2015002847A (ja) * 2013-06-20 2015-01-08 株式会社東芝 ドラム式洗濯乾燥機
JP6660079B2 (ja) * 2013-08-26 2020-03-04 東芝ライフスタイル株式会社 洗濯乾燥機

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60179296U (ja) * 1984-05-07 1985-11-28 三菱電機株式会社 衣類乾燥機
JPH0260700A (ja) * 1988-08-26 1990-03-01 Sanyo Electric Co Ltd 衣類乾燥機のリントフィルター取付装置
JPH07694A (ja) * 1993-04-23 1995-01-06 Toshiba Corp 衣類乾燥機
KR20040056808A (ko) * 2002-12-24 2004-07-01 엘지전자 주식회사 의류 건조기의 이물질 채집 장치
JP2010005097A (ja) * 2008-06-26 2010-01-14 Kowa Co Ltd 乾燥機

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2022084677A1 (en) * 2020-10-21 2022-04-28 Xeros Limited A microparticle filter, a textile treatment apparatus and method of filtering microparticles

Also Published As

Publication number Publication date
CN108731459A (zh) 2018-11-02
JP6952489B2 (ja) 2021-10-20
CN108731459B (zh) 2020-07-10
TWI667387B (zh) 2019-08-01
TW201839210A (zh) 2018-11-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2016042759A (ja) 制御盤エアフィルタの清掃装置
JP7044525B2 (ja) 衣類乾燥機
JP2014068655A (ja) 衣類乾燥機
US8197567B2 (en) Blow-off incorporating apparatus for evacuating water and dirt from a cooler box of a cooling system
JP5994453B2 (ja) 乾燥装置
KR20160064937A (ko) 의류 건조기
JP2013135789A (ja) 衣類乾燥機
KR20200142840A (ko) 의류 관리기
JP2018175680A (ja) フィルタ清掃機構およびそれを用いた布類乾燥装置
JP6918319B2 (ja) 布類乾燥装置
JP6905708B2 (ja) 清掃機構付きフィルタ装置およびそれを用いた布類乾燥装置
JP6832262B2 (ja) 布類乾燥装置
JP7071870B2 (ja) 衣類乾燥機
US7040826B2 (en) Imaging devices and related cleaning means
JP2008281230A (ja) 空気調和装置の室内ユニット
JP2019146617A (ja) フィルタ清掃機構およびそれを用いた布類乾燥装置
JP6043945B2 (ja) 衣類乾燥機
JP7026460B2 (ja) ブレード清掃機構およびそれを用いた布類乾燥装置
JP2016101375A (ja) 衣類乾燥機
JP2014076229A (ja) 衣類乾燥機
JP5839964B2 (ja) 衣類乾燥機
JP2016101374A (ja) 衣類乾燥機
JP6910024B2 (ja) フィルター清掃装置及び乾燥機
JP2016101368A (ja) 衣類乾燥機
JP2007050021A (ja) ドラム式乾燥洗濯機

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170421

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200109

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200110

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20201208

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210202

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210330

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210629

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210817

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210831

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210928

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6952489

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150