JP2018172312A - シャンプー組成物 - Google Patents

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Abstract

【課題】タオルドライ後の指通りの良さ、及びタオルドライ後の毛髪の軽さに優れ、高温での保存安定性が良好なシャンプー組成物の提供。【解決手段】(A)アニオン性界面活性剤を5質量%〜30質量%と、(B)アミドプロピルベタイン型両性界面活性剤を0.1質量%〜1.5質量%と、(C)カチオン化グァーガムを0.05質量%〜0.5質量%と、(D)カルボキシビニルポリマーを0.05質量%〜0.5質量%と、(E)塩化ナトリウムを0.05質量%〜0.5質量%と、(F)ジメチルポリシロキサンと、を含有し、前記(C)成分の含有量と前記(E)成分の含有量との質量比(C/E)が、1.0〜3.0であるシャンプー組成物。【選択図】なし

Description

本発明は、シャンプー組成物に関する。
シャンプーの目的は、頭髪、及び頭皮の洗浄であるが、現在の消費者の多くは、毛髪を損傷するおそれのある洗浄力に優れたものより、泡立ちがよく、指通りが滑らかで、すすぎやすいなどの感触面に優れたシャンプーを好む傾向にある。さらには、シャンプーしている時だけでなく、洗髪後にタオルで毛髪の水気を取った後の「タオルドライ後」の感触の良さや、毛髪乾燥後の滑沢性の良さなど、すべての工程で手触りの良い感触に仕上がることを消費者は求めている。特にドライヤーを使用しない消費者は、タオルドライ後から乾燥までの間の濡れた毛髪の状態が長時間続くため、タオルドライ後の指通りの良さや、タオルドライ後の毛髪の軽さを求める傾向にある。一方で、毛髪が充分に洗浄できた実感として、ふんわりとボリュームある毛髪に仕上がり、その状態が長時間続くことが好まれている。
以上のような要求に答えるべくさまざまな研究がなされ、例えば、すすぎ時になめらかな感触を有するシャンプーとして、アニオン性界面活性剤と特定カチオン化ポリマーの使用が提案されている(例えば、特許文献1参照)。しかしながら、前記提案では、タオルドライ後から乾燥までの間の感触まで満足するものではないという問題がある。
また、シャンプー後の毛髪にボリューム感を付与する技術として、第4級セルロース誘導体等のカチオン性ポリマー、水溶性コラーゲン誘導体、及びポリシロキサンを含有するシャンプーや、アシル化ペプチドなどを含有したシャンプーが提案されている(例えば、特許文献2〜3参照)。しかしながら、これらの提案では、タオルドライ後の指通りの良さが不十分であり、高温での保存安定性が確保できていないという問題がある。
したがって、タオルドライ後の指通りの良さ、及びタオルドライ後の毛髪の軽さに優れると共に、高温での保存安定性が良好なシャンプー組成物の開発が強く望まれているものの、そのようなシャンプー組成物は存在しなかった。
特開2007−176895号公報 特開平5−194156号公報 特開2007−099742号公報
本発明は、従来における前記諸問題を解決し、以下の目的を達成することを課題とする。即ち、本発明は、タオルドライ後の指通りの良さ、及びタオルドライ後の毛髪の軽さに優れ、高温での保存安定性が良好なシャンプー組成物を提供することを目的とする。
前記課題を解決するため本発明者が鋭意検討を重ねた結果、(A)アニオン性界面活性剤を5質量%〜30質量%と、(B)アミドプロピルベタイン型両性界面活性剤を0.1質量%〜1.5質量%と、(C)カチオン化グァーガムを0.05質量%〜0.5質量%と、(D)カルボキシビニルポリマーを0.05質量%〜0.5質量%と、(E)塩化ナトリウムを0.05質量%〜0.5質量%と、(F)ジメチルポリシロキサンと、を含有し、前記(C)成分の含有量と前記(E)成分の含有量との質量比(C/E)が、1.0〜3.0であるシャンプー組成物が、各成分の相乗効果によって、タオルドライ後の指通りの良さ、及びタオルドライ後の毛髪の軽さに優れ、製剤としての高温での保存安定性を有することを知見した。
本発明は、本発明者による前記知見に基づくものであり、前記課題を解決するための手段としては、以下の通りである。
<1> (A)ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩を含むアニオン性界面活性剤を5質量%〜30質量%と、
(B)アミドプロピルベタイン型両性界面活性剤を0.1質量%〜1.5質量%と、
(C)1質量%水溶液の25℃における粘度が25mPa・s〜1,000mPa・sであるカチオン化グァーガムを0.05質量%〜0.5質量%と、
(D)カルボキシビニルポリマーを0.05質量%〜0.5質量%と、
(E)塩化ナトリウムを0.05質量%〜0.5質量%と、
(F)動粘度が100,000mm/s〜1,000,000mm/sであるジメチルポリシロキサンと、を含有し
前記(C)成分の含有量と前記(E)成分の含有量との質量比(C/E)が、1.0〜3.0であることを特徴とするシャンプー組成物である。
<2> 前記(B)成分の含有量と前記(D)成分の含有量との質量比(B/D)が、1.5〜20である前記<1>に記載のシャンプー組成物である。
<3> 前記(A)成分が、(A1)ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩、及び(A2)アルキル硫酸塩を含有し、かつ
前記(A1)成分の含有量と前記(A2)成分の含有量との質量比(A1/A2)が、1〜7である前記<1>から<2>のいずれかに記載のシャンプー組成物である。
<4> 前記(F)成分の含有量が、ジメチルポリシロキサン純分換算で0.5質量%〜5質量%である前記<1>から<3>のいずれかに記載のシャンプー組成物である。
<5> 前記(F)成分が、数平均粒径が10μm〜40μmのエマルションである前記<1>から<4>のいずれかに記載のシャンプー組成物である。
<6> 前記(D)成分の、水酸化ナトリウムでpH7に中和したときの0.5質量%水溶液の25℃における粘度が、40,000mPa・s〜62,000mPa・sである前記<1>から<5>のいずれかに記載のシャンプー組成物である。
本発明によれば、従来における前記諸問題を解決し、前記目的を達成することができ、タオルドライ後の指通りの良さ、及びタオルドライ後の毛髪の軽さに優れ、高温での保存安定性が良好なシャンプー組成物を提供することができる。
(シャンプー組成物)
本発明のシャンプー組成物は、(A)アニオン性界面活性剤と、(B)アミドプロピルベタイン型両性界面活性剤と、(C)カチオン化グァーガムと、(D)カルボキシビニルポリマーと、(E)塩化ナトリウムと、(F)ジメチルポリシロキサンと、を含有し、必要に応じて、更にその他の成分を含有する。
<(A)アニオン性界面活性剤>
前記(A)成分のアニオン性界面活性剤は、タオルドライ後の指通りの良さ、タオルドライ後の毛髪の軽さ、及び高温での保存安定性を付与するために含有される。
前記(A)成分のアニオン性界面活性剤は、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩(以下、「(A1)成分」と称することがある)を含有し、アルキル硫酸塩(以下、「(A2)成分」と称することがある)を更に含有することが好ましく、更に必要に応じて、前記(A1)成分及び前記(A2)成分以外のアニオン性界面活性剤を含有する。
前記(A)成分としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、硫酸残基を有する硫酸塩型アニオン性界面活性剤、スルホン酸残基を有するスルホン酸塩型アニオン性界面活性剤、カルボン酸残基を有するカルボン酸塩型アニオン性界面活性剤、アミノ酸塩残基を有するアミノ酸塩型アニオン性界面活性剤などが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよく、2種以上を併用してもよい。
前記硫酸塩型アニオン性界面活性剤としては、例えば、前記(A2)成分のアルキル硫酸塩、アルケニル硫酸塩、前記(A1)成分のポリオキシアルキレンアルキルエーテル硫酸塩、ポリオキシアルキレンアルケニルエーテル硫酸塩、ポリオキシアルキレンアルキルフェニルエーテル硫酸塩、グリセライド硫酸塩、アミドエーテル硫酸塩などが挙げられる。
前記スルホン酸塩型アニオン性界面活性剤としては、例えば、アルキルベンゼンスルホン酸塩、スルホコハク酸アルキルエステル塩、ポリオキシアルキレンスルホコハク酸アルキルエステル塩、α−オレフィンスルホン酸塩、アルカンスルホン酸塩、α−スルホ脂肪酸エステル塩などが挙げられる。
前記カルボン酸塩型アニオン性界面活性剤としては、例えば、炭素数10以上の高級脂肪酸塩、アルキルエーテルカルボン酸塩などが挙げられる。
前記アミノ酸塩型アニオン性界面活性剤としては、例えば、N−アシル−L−グルタミン酸塩、ラウロイルメチルアラニン塩などが挙げられる。
前記塩としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、ナトリウム、カリウム等のアルカリ金属塩;アンモニウム;アルカノールアミンなどが挙げられる。
前記(A1)成分のポリオキシアルキレンアルキルエーテル硫酸塩は、下記一般式(A1)で表わされるアニオン性界面活性剤である。
O(CHCHO)SO ・・・一般式(A1)
〔ただし、前記一般式(A1)において、Rは、炭素数10〜18のアルキル基又はアルケニル基を示し、Mは、アルカリ金属、アンモニウム、及びアルカノールアミンのいずれかを示し、mは、平均付加モル数で1〜5の数を示す。〕
前記シャンプー組成物中でのタオルドライ後の指通りの良さ、及び高温での保存安定性の点から、前記Rは、炭素数12〜16のアルキル基が好ましい。また、タオルドライ後の毛髪の軽さの点から、前記mは、2〜3が好ましい。更に、前記Mは、タオルドライ後の毛髪の軽さの点から、アンモニウムが特に好ましい。
前記(A1)成分としては、適宜合成したものを使用してもよいし、市販品を使用してもよい。前記市販品としては、例えば、POE(3)ラウリルエーテル硫酸アンモニウム塩(商品名:Texapon ALES 70、BASF社製)、POE(2)ラウリルエーテル硫酸ナトリウム塩(商品名:シノリンSPE−1250、新日本理化株式会社製)などが挙げられる。
前記(A2)成分のアルキル硫酸塩は、下記一般式(A2)で表わされるアニオン性界面活性剤である。
OSO ・・・一般式(A2)
〔ただし、前記一般式(A2)において、Rは、炭素数10〜18のアルキル基を示し、Mは、アルカリ金属、アンモニウム、及びアルカノールアミンのいずれかを示す。〕
前記シャンプー組成物中でのタオルドライ後の指通りの良さ、及び高温での保存安定性の点から、前記Rは、炭素数12〜16のアルキル基が好ましい。また、前記Mは、タオルドライ後の毛髪の軽さの点から、アンモニウムが特に好ましい。
前記(A2)成分としては、適宜合成したものを使用してもよいし、市販品を使用してもよい。前記市販品としては、例えば、ラウリル硫酸アンモニウム塩(商品名:Texapon ALS 70、BASF社製)、ラウリル硫酸ナトリウム塩(商品名:Texapon K12、BASF社製)などが挙げられる。
前記(A)成分の含有量としては、シャンプー組成物全量に対して、タオルドライ後の指通りの良さ、タオルドライ後の毛髪の軽さ、及び高温での保存安定性の点から、5質量%〜30質量%であり、10質量%〜25質量%が好ましい。前記(A)成分の含有量が、5質量%未満であると、タオルドライ後の指通りの良さ、タオルドライ後の毛髪の軽さ、及び高温での保存安定性が悪化し、30質量%を超えると、タオルドライ後の指通りの良さが悪くなる。
前記(A1)成分と前記(A2)成分とを併用する場合、前記(A1)成分の含有量と前記(A2)の含有量との質量比(A1/A2)としては、タオルドライ後の指通りの良さ、及びタオルドライ後の毛髪の軽さの点から、1〜7が好ましく、1.2〜3がより好ましい。前記質量比(A1/A2)が、1未満であると、タオルドライ後の指通りの良さが悪くなることがあり、7を超えると、タオルドライ後の毛髪の軽さが悪くなることがある。
また、前記(A1)成分と前記(A2)成分との組合せとしては、タオルドライ後の指通りの良さ、及びタオルドライ後の毛髪の軽さの点から、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル硫酸アンモニウム塩と、アルキル硫酸アンモニウム塩との組合せが、好ましい。
前記(A1)成分の含有量は、シャンプー組成物全量に対して、タオルドライ後の指通りの良さ、タオルドライ後の毛髪の軽さ、及び高温での保存安定性の点から、シャンプー組成物全量に対して、3質量%〜18質量%が好ましく、6質量%〜15質量%がより好ましい。前記(A1)成分の含有量が、3質量%未満であると、タオルドライ後の指通りの良さ、及び高温での保存安定性が低下することがあり、18質量%を超えると、タオルドライ後の毛髪の軽さが悪くなることがある。
前記(A2)成分の含有量は、シャンプー組成物全量に対して、タオルドライ後の指通りの良さ、タオルドライ後の毛髪の軽さ、及び高温での保存安定性の点から、2質量%〜12質量%が好ましく、4質量%〜10質量%がより好ましい。前記(A2)成分の含有量が、2質量%未満であると、タオルドライ後の毛髪の軽さ、及び高温での保存安定性が低下することがあり、12質量%を超えると、タオルドライ後の指通りの良さが悪くなることがある。
<(B)アミドプロピルベタイン型両性界面活性剤>
前記(B)成分のアミドプロピルベタイン型両性界面活性剤は、タオルドライ後の指通りの良さを付与するために含有される。
前記(B)成分のアミドプロピルベタイン型両性界面活性剤としては、特に制限はなく目的に応じて適宜選択することができるが、アルキル基の炭素数が10〜16であるアルキルアミドプロピルベタインが好ましい。
前記(B)成分としては、市販品を用いてもよく、適宜合成したものを用いてもよい。前記市販品としては、例えば、ラウリン酸アミドプロピルベタインとして、商品名:AMPHITOL 20AB(花王株式会社製)、商品名:Tego Betain L 10SOK(Evonik社製)、商品名:Mitaine LPB(Miwon社製)、及び商品名:エナジコールL−30B(ライオン株式会社製);ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタインとして、商品名:Amphitol 55AB(花王株式会社製)、商品名:Tego Betain L7(Evonik社製)、商品名:Mitaine CA(Miwon社製)、及び商品名:MIRATAIN BET C−30(Solvay社製)などが挙げられる。これらの中でも、タオルドライ後の指通りの良さの点から、ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタインが好ましい。
前記(B)成分の含有量としては、シャンプー組成物全量に対して、タオルドライ後の指通りの良さ、タオルドライ後の毛髪の軽さ、及び高温での保存安定性の点から、0.1質量%〜1.5質量%であり、0.3質量%〜1.2質量%が好ましい。前記(B)成分の含有量が、0.1質量%未満であると、タオルドライ後の指通りの良さが悪くなり、1.5質量%を超えると、タオルドライ後の毛髪の軽さ、及び高温での保存安定性が悪くなる。
<(C)カチオン化グァーガム>
前記(C)成分としてのカチオン化グァーガムは、グアーヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド、塩化O−[2−ヒドロキシ−3−(トリメチルアンモニオ)プロピル]グァーガムなどとも呼ばれ、タオルドライ後の指通りの良さ、及び高温での保存安定性を付与するために含有される。
前記(C)成分の粘度としては、1質量%水溶液の25℃における粘度として、タオルドライ後の指通りの良さ、タオルドライ後の毛髪の軽さ、及び高温での保存安定性の点から、25mPa・s〜1,000mPa・sであり、25mPa・s〜100mPa・sが好ましい。前記粘度が、25mPa・s未満のものは上市されておらず、1,000mPa・sを超えると、タオルドライ後の毛髪の軽さが悪くなる。
前記(C)成分としては、市販品を用いてもよく、適宜合成したものを用いてもよい。前記市販品としては、例えば、商品名で、JAGUAR Excel(300mPa・s〜1,000mPa・s)、Jaguar C−500(25mPa・s〜65mPa/s)等のJAGUARシリーズ(Solvay社製);N−Hance 3299(25mPa・s〜65mPa・s)等のN−Hanceシリーズ(Ashland社製)などが挙げられる。
なお、()内の粘度(mPa・s)は、1質量%水溶液の25℃における粘度を示す。
前記粘度は、例えば、粘度計(ブルックフィールドBM型粘度計、東京計器株式会社製)を用い、No.3ローターにて、30rpm、20秒間後、25℃の条件で測定することができる。
前記(C)成分の含有量は、シャンプー組成物全量に対して、タオルドライ後の指通りの良さ、タオルドライ後の毛髪の軽さ、及び高温での保存安定性の点から、0.05質量%〜0.5質量%である。前記(C)成分の含有量が、0.05質量%未満であると、タオルドライ後の指通りの良さ、及び高温での保存安定性が悪くなることがあり、0.5質量%を超えると、タオルドライ後の毛髪の軽さが悪くなることがある。
<(D)カルボキシビニルポリマー>
前記(D)成分としてのカルボキシビニルポリマーは、タオルドライ後の毛髪の軽さ、及び高温での保存安定性を付与するために含有される。
前記(D)成分の粘度としては、水酸化ナトリウムでpH7に中和したときの0.5質量%水溶液の25℃における粘度として、タオルドライ後の毛髪の軽さ、及び高温での保存安定性の点から、40,000mPa・s〜62,000mPa・sが好ましく、43,000mPa・s〜62,000mPa・sがより好ましい。前記粘度が、40,000mPa・s未満であると、高温での保存安定性が悪くなることがあり、62,000mPa・sを超えると、タオルドライ後の毛髪の軽さが悪くなることがある。
前記(D)成分としては、市販品を用いてもよく、適宜合成したものを用いてもよい。前記市販品としては、例えば、商品名で、Carbopol Silk100(43,000mPa・s〜62,000mPa・s)、Carbopol 980(40,000mPa・s〜60,000mPa・s)、Carbopol 940(40,000mPa・s〜60,000mPa・s)(以上、いずれもルーブリゾール社製);ハイビスワコー105(7000mPa・s〜14,000mPa・s)(以上、和光純薬株式会社製)などが挙げられる。
なお、()内の粘度(mPa・s)は、水酸化ナトリウムでpH7に中和したときの0.5質量%水溶液の25℃における粘度を示す。
前記粘度は、例えば、粘度計(ブルックフィールドBM型粘度計、東京計器株式会社製)を用い、No.6ローターにて、30rpm、1分間後、25℃の条件で測定することができる。
前記(D)成分の含有量は、シャンプー組成物全量に対して、タオルドライ後の指通りの良さ、タオルドライ後の毛髪の軽さ、及び高温での保存安定性の点から、0.05質量%〜0.5質量%であり、0.07質量%〜0.4質量%が好ましい。前記(D)成分の含有量が、0.05質量%未満であると、タオルドライ後の毛髪の軽さ、及び高温での保存安定性が悪くなることがあり、0.5質量%を超えると、タオルドライ後の指通りの良さが悪くなることがある。
<(E)塩化ナトリウム>
前記(E)成分としての塩化ナトリウムは、タオルドライ後の指通りの良さを付与するために含有される。
前記(E)成分としては、市販品を用いてもよく、適宜合成したものを用いてもよい。前記市販品としては、例えば、商品名で、日本薬局方 塩化ナトリウム「イヌイ」(関東化学株式会社製)、NaCL(PT.Cheetham Garam Indonesia社製)などが挙げられる。
前記(E)成分の含有量は、シャンプー組成物全量に対して、タオルドライ後の指通りの良さ、タオルドライ後の毛髪の軽さ、及び高温での保存安定性の点から、0.05質量%〜0.5質量%であり、0.1質量%〜0.4質量%が好ましい。前記(E)成分の含有量が、0.05質量%未満であると、タオルドライ後の指通りの良さが悪くなることがあり、0.5質量%を超えると、タオルドライ後の毛髪の軽さ、及び高温での保存安定性が悪くなることがある。
<(F)ジメチルポリシロキサン>
前記(F)成分であるジメチルポリシロキサンは、タオルドライ後の指通りの良さを付与するために含有される。
前記(F)成分の25℃における動粘度は、タオルドライ後の指通りの良さ、及びタオルドライ後の毛髪の軽さの点から、100,000mm/s〜1,000,000mm/sであり、300,000mm/s〜600,000mm/sが好ましい。前記動粘度が、100,000mm/s未満であると、タオルドライ後の指通りの良さが悪くなることがあり、1,000,000mm/sを超えると、タオルドライ後の毛髪の軽さが悪くなることがある。
前記(F)成分は、シャンプー組成物の製造の効率性、分散安定性の点から、乳化剤で予めエマルション化することが好ましい。前記(F)成分をエマルション化する際の、乳化剤や乳化方法としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができる。
前記(F)成分としては、市販品を用いてもよく、適宜合成したものを用いてもよい。エマルションで市販されている前記(F)成分の具体例としては、商品名で、BY22−029〔シリコーンの動粘度:100,000mm/s、数平均粒径:0.5μm〕(東レ・ダウコーニング社製)、DC−7137〔シリコーンの動粘度:600,000mm/s、数平均粒径:35μm〕(ダウコーニング社製);KM―902〔シリコーンの動粘度:500,000mm/s、数平均粒径:0.5μm〕、X−52−2479J〔シリコーンの動粘度:300,000mm/s、数平均粒径:25.0μm〕(以上、信越化学工業株式会社製);レオフローDMS−55〔シリコーンの動粘度:100,000mm/s、数平均粒径:0.5μm〕(一方社油脂工業株式会社製)などが挙げられる。
前記エマルション中の前記(F)成分の数平均粒径としては、タオルドライ後の指通りの良さ、タオルドライ後の毛髪の軽さ、及び高温での保存安定性の点から、10μm〜40μmが好ましく、15μm〜30μmがより好ましい。前記数平均粒径が、10μm未満であると、タオルドライ後の指通りの良さが悪くなることがあり、40μmを超えると、タオルドライ後の毛髪の軽さ、及び高温での保存安定性が低下することがある。
前記数平均粒径は、レーザ回折法(ISO13320/JIS Z 8825−1準拠)やコールターカウンタ粒度分布測定装置を用いることにより求めることができる。
前記(F)成分の含有量としては、シャンプー組成物全量に対して、タオルドライ後の指通りの良さ、タオルドライ後の毛髪の軽さ、及び高温での保存安定性の点から、ジメチルポリシロキサン純分換算で、0.5質量%〜5質量%が好ましく、1質量%〜3質量%がより好ましい。前記含有量が、0.5質量%未満であると、タオルドライ後の指通りの良さが悪くなることがあり、5質量%を超えると、タオルドライ後の指通りの良さ、タオルドライ後の毛髪の軽さ、及び高温での保存安定性が悪化することがある。
<質量比(B/D)>
前記(B)成分と前記(D)との質量比(B/D)としては、タオルドライ後の指通りの良さ、タオルドライ後の毛髪の軽さ、及び高温での保存安定性の点から、1.5〜20が好ましく、3〜10がより好ましい。前記質量比(B/D)が、1.5未満であると、タオルドライ後の指通りの良さが悪くなることがあり、20を超えると、タオルドライ後の毛髪の軽さ、及び高温での保存安定性が悪くなることがある。
<質量比(C/E)>
前記(C)成分と前記(E)との質量比(C/E)としては、タオルドライ後の毛髪の軽さ、及び高温での保存安定性の点から、1.0〜3.0であり、1.2〜1.8が好ましい。前記質量比(C/E)が、1.0未満であると、タオルドライ後の毛髪の軽さ、及び高温での保存安定性が悪くなることがあり、3.0を超えると、タオルドライ後の毛髪の軽さが悪くなることがある。
<その他の成分>
前記その他の成分としては、本発明の効果を損なわない限り、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、一般のシャンプー組成物に汎用されている各種添加成分などが挙げられる。
前記その他の成分の具体例としては、流動パラフィン、スクワラン等の炭化水素;イソプロピルミリステート等のエステル;ツバキ油、アーモンド油、ホホバ油等の植物油;シラカバエキス等の植物エキス;ベヘニルトリメチルアンモニウムクロライド等のカチオン性界面活性剤;ポリオキシエチレンアルキルエ−テル、グリセリン脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油等のノニオン界面活性剤;ラウリン酸アミドプロピルヒドロキシスルホベタイン、ラウリルジメチルアミンオキシド等の前記(B)成分以外の両性界面活性剤;没食子酸誘導体;グリシン、セリン、アルギニン等のアミノ酸;ピロリドンカルボン酸又は塩、生薬、ビタミン、グリチルリチン酸ジカリウム、グリチルレチン酸等の消炎剤;ピロクトンオラミン、ジンクピリチオン等のフケ止め剤;イソプロピルメチルフェノール、トリクロサン等の殺菌剤;タール色素;オキシベンソン、メトキシ桂皮酸2−エチルヘキシル等の紫外線吸収剤;ジブチルヒドロキシトルエン等の酸化防止剤;グリセリン、トリメチルグリシン等の保湿剤;水、エタノール、ヘキシレングリコール等の溶剤;カチオン化セルロース等の前記(C)成分以外のカチオン性ポリマー;アクリル酸系ポリマー、アクリレート/ステアレス−20メタクリレート共重合体等のアニオン性ポリマー;ビニルピロリドン系ポリマー等のノニオン性ポリマー;塩化ジアリルジメチルアンモニウム/アクリル酸等の両性ポリマー;アミノ変性シリコーンなどの前記(F)成分以外のシリコーン化合物;無水シリカ、マグネシアシリカ等の無機粉体;ナイロン、ポリエチレン等の有機粉体;香料;クエン酸、クエン酸ナトリウム、グリコール酸等のpH調整剤;アミン類;安息香酸ナトリウム等の防腐剤;ヒドロキシエタンジホスホン酸、ジブチルヒドロキシトルエン、エデト酸2ナトリウム等の安定化剤;などが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
<pH>
前記シャンプー組成物のpHとしては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、25℃で、5.0〜6.0が好ましい。
前記pHは、例えば、精製水で10倍に薄めた前記シャンプー組成物をpHメーター(HM−30G、東亜ディーケーケー株式会社製)を用いて25℃で測定することができる。
前記シャンプー組成物のpHは、所望のpH調整剤を用いて調整することができる。前記pH調整剤としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、クエン酸、コハク酸、硫酸、2−アミノ−2−メチル−1−プロパノール、モノエタノールアミン、これらの塩などが挙げられる。
<粘度>
前記シャンプー組成物の粘度としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、25℃で、1Pa・s〜30Pa・sが好ましい。
前記粘度は、例えば、粘度計(ブルックフィールドBM型粘度計、東京計器株式会社製)を用い、No.4ローターにて、30rpm、20秒間後、25℃の条件で測定することができる。
<容器>
前記シャンプー組成物は、容器に充填して用いることができる。前記容器としては、特に制限なく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、アルミニウムラミネートチューブ、EVALチューブ、アルミチューブ、ガラス蒸着プラスチックチューブ等のチューブ、機械的又は差圧によるディスペンサー容器、スクイーズ容器、ラミネートフィルム容器、スポイト容器、ボトル容器、ポンプ式容器などが挙げられる。
前記ラミネートフィルムの材質としては、例えば、ポリエチレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリエステル、二軸延伸ポリプロピレン、無延伸ポリプロピレン、ポリアクリロニトリル、エチレン−酢酸ビニル共重合体等の合成樹脂、紙、アルミニウム蒸着プラスチック等が挙げられる。また、前記ラミネートフィルムの構造としては、通常2層以上の多層を有しており、強度、柔軟性、耐候性等を考慮し、一般的には2〜5層であることが好ましい。
前記ボトルの材質としては、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリスチレン、ポリ塩化ビニル、エチレン−ビニルアルコール樹脂、アクリロニトリル・スチレン樹脂、ABS樹脂、ポリアミド等の樹脂及びガラスから適宜選択される。また、前記容器の構造としては、単層又は2層以上の層構造とすることが好ましい。
<用途>
前記シャンプー組成物は、タオルドライ後の指通りの良さ、及びタオルドライ後の毛髪の軽さに優れ、高温での保存安定性が良好であるため、例えば、地肌クレンジング用シャンプー、ダメージケア用シャンプー、マイルドシャンプー、リンスインシャンプー、フケ取りシャンプー等に好適に用いることができる。
以下に本発明の実施例を挙げて本発明を具体的に説明するが、本発明はこれらの実施例に何ら限定されるものではない。なお、以下に示す実施例及び比較例において、特に明記しない限り、「%」は「質量%」を示し、各成分の含有量は、純分換算値を示す。
(実施例1〜27、比較例1〜22)
下記表1〜9に示す組成、及び含有量のシャンプー組成物を、以下の製造方法に基づいて製造した。
<シャンプー組成物の製造方法>
下記表1〜9に示す(A)成分、(B)成分、(C)成分、(D)成分、(E)成分、(F)成分、及び共通成分を、下記表1〜9に示す含有量(純分換算値)となるように添加し、25℃で30分間攪拌した。次いで、クエン酸を添加してpHを5.8に調整することにより、実施例及び比較例のシャンプー組成物を得た。
<官能評価>
実施例、及び比較例のシャンプー組成物について、下記評価方法に基づき、「タオルドライ後の指通りの良さ」、「タオルドライ後の毛髪の軽さ」、及び「高温での保存安定性」について判断し、下記評価基準に基づき評価した。結果を下記表1〜9に示す。
<<評価方法>>
工程1:女性専門パネラー20名の毛髪を十分に水で濡らした後、シャンプー組成物を専門パネラーの毛髪に約6g/回の使用量で塗布し、指で頭皮をマッサージするようにして頭髪全体を泡で覆うことができる程度に十分に泡立てた。
工程2:次に、流量250mL/3秒間のシャワーを用い、温度40℃の水道水で洗い流した。
工程3:次に、毛髪の水気をタオルで十分に拭き取り、その後、自然乾燥させた。
−タオルドライ後の指通りの良さ−
前記評価方法の工程3において、毛髪の水気をタオルで十分に拭き取った直後の「タオルドライ後の指通りの良さ」について下記評価基準に基づき評価した。
−タオルドライ後の毛髪の軽さ−
前記評価方法の工程3において、毛髪の水気をタオルで十分に拭き取った直後の「タオルドライ後の毛髪の軽さ」について下記評価基準に基づき評価した。
<<評価基準>>
前記評価方法に基づいて評価した、「タオルドライ後の指通りの良さ」、及び「タオルドライ後の毛髪の軽さ」について、「良好」と判断した人数により、4段階の下記評価基準を設けた。
◎:20名中、16名以上が「良好」と判断した。
○:20名中、11名以上15名以下が「良好」と判断した。
△:20名中、6名以上10名以下が「良好」と判断した。
×:20名中、5名以下が「良好」と判断した。
−高温での保存安定性−
50mLの透明ガラス瓶(商品名:スクリューバイアル、テック・ジャム社製)に約40mLの各シャンプー組成物を充填し、50℃にて1ヶ月間保存した後の液分離について、下記の基準で評価した。
<<評価基準>>
◎:液分離なく安定である
○:ごく僅かに液分離が認められる
△:液分離が認められる
×:著しく液分離が認められる
Figure 2018172312
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Figure 2018172312
実施例及び比較例で使用した各成分は、下記表10に示すとおりである。
Figure 2018172312
本発明のシャンプー組成物は、タオルドライ後の指通りの良さ、及びタオルドライ後の毛髪の軽さに優れ、高温での保存安定性が良好であるため、例えば、地肌クレンジング用シャンプー、ダメージケア用シャンプー、マイルドシャンプー、リンスインシャンプー、フケ取りシャンプーなどに好適に用いることができる。

Claims (6)

  1. (A)ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩を含むアニオン性界面活性剤を5質量%〜30質量%と、
    (B)アミドプロピルベタイン型両性界面活性剤を0.1質量%〜1.5質量%と、
    (C)1質量%水溶液の25℃における粘度が25mPa・s〜1,000mPa・sであるカチオン化グァーガムを0.05質量%〜0.5質量%と、
    (D)カルボキシビニルポリマーを0.05質量%〜0.5質量%と、
    (E)塩化ナトリウムを0.05質量%〜0.5質量%と、
    (F)動粘度が100,000mm/s〜1,000,000mm/sであるジメチルポリシロキサンと、を含有し
    前記(C)成分の含有量と前記(E)成分の含有量との質量比(C/E)が、1.0〜3.0であることを特徴とするシャンプー組成物。
  2. 前記(B)成分の含有量と前記(D)成分の含有量との質量比(B/D)が、1.5〜20である請求項1に記載のシャンプー組成物。
  3. 前記(A)成分が、(A1)ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩、及び(A2)アルキル硫酸塩を含有し、かつ
    前記(A1)成分の含有量と前記(A2)成分の含有量との質量比(A1/A2)が、1〜7である請求項1から2のいずれかに記載のシャンプー組成物。
  4. 前記(F)成分の含有量が、ジメチルポリシロキサン純分換算で0.5質量%〜5質量%である請求項1から3のいずれかに記載のシャンプー組成物。
  5. 前記(F)成分が、数平均粒径が10μm〜40μmのエマルションである請求項1から4のいずれかに記載のシャンプー組成物。
  6. 前記(D)成分の、水酸化ナトリウムでpH7に中和したときの0.5質量%水溶液の25℃における粘度が、40,000mPa・s〜62,000mPa・sである請求項1から5のいずれかに記載のシャンプー組成物。
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