JP2007176895A - 水性毛髪洗浄剤 - Google Patents

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Abstract

【課題】化学処理により損傷した毛髪においても、洗髪時には良好な泡立ちとすべりの良い泡質を有し、すすぎ時には滑らかな感触を有し、かつ、仕上がりの髪にツヤとまとまりを与える毛髪洗浄剤を提供すること。
【解決手段】次の成分(A)、(B)、(C)及び(D)を含有し、成分(B)/(C)の質量比が1/5〜5/1であることを特徴とする水性毛髪洗浄剤。
(A)アニオン性界面活性剤
(B)電荷密度1.2meq/g以下のカチオン化ポリマー
(C)電荷密度1.3meq/g以上3.0meq/g未満のカチオン化ポリマー
(D)水不溶性のジメチルポリシロキサン
【選択図】なし

Description

本発明は、アニオン性界面活性剤、カチオン化ポリマー、及び水不溶性のシリコーンを含む水性毛髪洗浄剤に関する。
毛髪洗浄剤には、毛髪にコンディショニング効果を与えることを目的として、水溶性カチオン化ポリマーが広く用いられている。毛髪洗浄剤中のカチオン化ポリマーは、水により希釈された際にアニオン性界面活性剤と水不溶性の複合体を形成することにより、毛髪表面に残留しやすくなりコンディショニング効果を付与すると考えられている。しかしながら、ヘアカラーリング剤やパーマ剤などの化学処理により損傷を受けた毛髪に対しての効果は十分とはいえず、毛髪洗浄剤をすすぐ際に、毛髪が絡む、きしむといった現象が残っていた。そこでコンディショニング効果を高めるため、カチオン化グアーガムに他のカチオン性高分子を併用することが提案されている(特許文献1)。しかしながら、依然として損傷毛に対するコンディショニング効果は十分とはいえなかった。
また、コンディショニング効果を与える成分として、水不溶性のシリコーン類も用いられるが、シリコーン類は化学処理により表面が親水化した毛髪に対しての残留性に乏しく、十分なコンディショニング効果を与えるには至っていない。そこで、カチオン化ポリマーとシリコーン類を併用することも行われている。例えば、特許文献2には、界面活性剤、電荷密度0.001(1meq/g)以下のカチオン化グアーガム及び平均粒子径2μm以上の分散液滴として存在するシリコーンを用いた毛髪洗浄剤が記載されている。しかしながら電荷密度が低いカチオン化グアーガムでは、アニオン性界面活性剤との複合体の形成性が低いため毛髪に残留しにくく、またシリコーンの損傷毛に対しての残留性も低いため、すすぎ時にゴワつく、きしむといった点で満足するものでなかった。
特開平6−312915号公報 特公平7−17491号公報
本発明は、化学処理により損傷を受けた毛髪に対しても、洗髪時には良好な泡立ちとすべりの良い泡質を有し、すすぎ時には滑らかな感触を有し、仕上がりの髪にツヤとまとまりを与え、保存安定性に優れた水性毛髪洗浄剤を提供することを目的とする。
本発明者は、アニオン性界面活性剤、2種の電荷密度の異なるカチオン化ポリマー、さらに水不溶性のシリコーンを併用することにより、損傷を受けた毛髪に対しても泡性能や感触、仕上がりに優れた毛髪洗浄剤が得られることを見出した。
すなわち本発明は、次の成分(A)、(B)、(C)及び(D)を含有し、成分(B)/(C)の質量比が1/5〜5/1であることを特徴とする水性毛髪洗浄剤を提供するものである。
(A)アニオン性界面活性剤
(B)電荷密度1.2meq/g以下のカチオン化ポリマー
(C)電荷密度1.3meq/g以上3.0meq/g未満のカチオン化ポリマー
(D)水不溶性のジメチルポリシロキサン
本発明の毛髪洗浄剤は、化学処理により損傷を受けた毛髪においても、洗髪時には良好な泡立ちとすべりの良い泡質を有し、すすぎ時には滑らかな感触を有し、仕上がりの髪にツヤとまとまりを与える。
成分(A)アニオン性界面活性剤としては、硫酸系、スルホン酸系、カルボン酸系のものが使用できる。例えばアルキル硫酸塩、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル硫酸塩、ポリオキシアルキレンアルケニルエーテル硫酸塩、スルホコハク酸アルキレンアルキルフェニルエーテル硫酸塩、スルホコハク酸アルキルエステル塩、ポリオキシアルキレンスルホコハク酸アルキルエステル塩、アルカンスルホン酸塩、高級脂肪酸塩、アルキルエーテルカルボン酸塩等が挙げられ、なかでもポリオキシアルキレンアルキルエーテル硫酸塩、アルキル硫酸塩が好ましく、特に次の一般式(1)又は(2)で表されるものが好ましい。
1O(CH2CH2O)nSO3M (1)
1OSO3M (2)
〔式中、R1は炭素数10〜18のアルキル基又はアルケニル基を示し、Mはアルカリ金属、アルカリ土類金属、アンモニウム、アルカノールアミン又は塩基性アミノ酸を示し、nは重量平均で1〜5の数を示す。〕
この中でも特に、すばやい泡立ちと良好な泡の感触を両立する観点から、一般式(1)中のRが炭素数12〜14のアルキル基、nが重量平均で1の数を示し、Mがアンモニウム又はナトリウムであるポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩が好ましい。
成分(A)は1種単独でも、又は2種以上を併用してもよく、またその含有量は、泡立ち、使用時の液性、洗浄性の点から、本発明の洗浄剤組成物中の1〜30質量%が好ましく、更には5〜25質量%、特に8〜20質量%が好ましい。
本発明の成分(B)は、電荷密度が1.2meq/g以下の水溶性カチオン化ポリマーであり、特にすすぎ時の滑らかさの点から、糖骨格を主鎖とする水溶性カチオン化ポリマーが好ましい。水溶性カチオン化ポリマーの電荷密度は、例えばポリビニル硫酸カリウムを滴定溶液として用いたコロイド滴定法により測定できる。
電荷密度が1.2meq/g以下のカチオン化ポリマーとしては、例えば重量平均分子量100,000〜2,000,000のカチオン化セルロース、重量平均分子量100,000〜2,000,000のカチオン化グアーガムなどが挙げられる。具体的には、Ucare ポリマーJR-125、JR-400、JR-30M(以上、アマーコール社)、ポイズ C-80M、C-150L(以上、花王(株))等のカチオン化セルロース;ジャガー C-13S、C-14S、C-16、C-162(以上、ローディア社)、ラボールガムCG-M6L(大日本製薬)等のカチオン化グアーガム等の市販品が使用できる。このうち特に重量平均分子量400,000〜1,500,000のカチオン化セルロースが好ましい。また、すすぎ時の滑らかさの点から、好ましくはUcare ポリマー JR-400、JR-30M、ポイズ C-80Mを用いるのが望ましい。
成分(B)の含有量は、泡立ち、使用時の液性、すすぎ時の滑らかさの点から、本発明の水性毛髪洗浄剤中0.01〜3質量%が好ましく、更には0.05〜1質量%、特に0.1〜0.5質量が好ましい。
本発明の成分(C)は、電荷密度が1.3meq/g以上3.0meq/g未満の水溶性カチオン化ポリマーであり、すすぎ時の滑らかさの点から、特に糖骨格を主鎖とする水溶性カチオン化ポリマーが好ましい。
電荷密度が1.3meq/g以上3.0meq/g未満のカチオン化ポリマーとしては、例えば重量平均分子量100,000〜2,000,000のカチオン化グアーガム、重量平均分子量100,000〜2,000,000のカチオン化セルロース、カチオン化デンプンなどが挙げられる。具体的には、ジャガーC-17(ローディア社)、ラボールガム CG-M、CG-M7、CG-M8M(以上、大日本製薬(株))等のカチオン化グアーガム;ポイズ C-60H(花王(株))等のカチオン化セルロース;センサマー CI-50(オンデオ ナルコ社)等のカチオン化デンプン等の市販品が使用できる。このうち特にカチオン化グアーガムが好ましい。
成分(C)の含有量は、泡立ち、使用時の液性、すすぎ時の滑らかさの点から、本発明の水性毛髪洗浄剤中0.01〜3質量%が好ましく、更には0.05〜1質量%、特に0.1〜0.5質量%が好ましい。
さらに、成分(B)/(C)の質量比は、泡立て時及びすすぎ時の滑らかさの点から、1/5〜5/1の範囲であることが必要であり、特には1/3〜3/1が好ましい。
本発明の成分(D)ジメチルポリシロキサンは、下記式(3)で表され、水に不溶性である。
2(CH3)2SiO−[(CH3)2SiO]m-Si(CH3) 22 (3)
式中、R2はメチル基もしくはヒドロキシル基を示し、mは1〜20000の数を示す。
ジメチルポリシロキサンは、その分散粒子の平均粒径が100μm未満であることが好ましく、特に50μm以下、更に10μm以下であることが好ましい。また、分散粒子の平均粒径は、0.1μm以上であることが使用感やコンディショニング効果の点で好ましい。
このような水不溶性のジメチルポリシロキサンとしては、例えば、(3)式のmが300〜6500のジメチルポリシロキサンを60質量%含み、分散粒子の平均粒径が0.5μmである東レ・ダウコーニング社の「シリコーンCF2450」又はmが300〜6500のジメチルポリシロキサンを50質量%含み、分散粒子の平均粒径が20μmである東レ・ダウコーニング社の「シリコーンCF2460」として市販されているものを使用することができる。
ジメチルポリシロキサンは、洗髪時の泡感触、乾燥後の感触やツヤの向上の点から、本発明の水性毛髪洗浄剤中に0.01〜10質量%含有することが好ましく、0.05〜6質量%、特に0.3〜3質量%、とりわけ0.5〜2質量%が好ましい。
本発明の水性毛髪洗浄剤は、更に成分(E)として、ジアルキルジアリルアンモニウム塩の単独重合体、ジアルキルジアリルアンモニウム塩とアクリル酸との共重合体、ジアルキルジアリルアンモニウム塩とアクリルアミドとの共重合体又はジアルキルジアリルアンモニウム塩、アクリル酸、アクリルアミドの三元共重合であって、電荷密度3.0meq/g以上の重合体を含むことができる。アルキル基としては、炭素数1〜6が好ましく、特にメチル基またはエチル基であることが好ましい。また、該重合体の重量平均分子量は50,000〜1,700,000の範囲が好ましい。
具体的には、マーコート100(塩化ジメチルジアリルアンモニウム重合体)、マーコート550(塩化ジメチルジアリルアンモニウム/アクリルアミド共重合体)としてオンデオ ナルコ社から市販されているものが挙げられる。
上記重合体のうち、特にジアルキルジアリルアンモニウム塩とアクリルアミドとの共重合体が好ましい。
成分(E)は上記重合体を1種単独で又は2種以上を組み合わせて使用することができ、また、成分(E)の含有量は、泡立ち、使用時の液性、すすぎ時の滑らかさの点から、本発明の毛髪洗浄剤中0.01〜2質量%が好ましく、更には0.05〜1質量%、特に0.1〜0.5質量%が好ましい。
本発明の水性毛髪洗浄剤は、更に成分(F)として、エチレングリコールモノ脂肪酸エステル、エチレングリコールジ脂肪酸エステル、エチレングリコールモノアルキルエーテル又はエチレングリコールジアルキルエーテルを含むパール化剤を含有していてもよい。
エチレングリコールモノ脂肪酸エステルとしては、エチレングリコールモノステアレート、エチレングリコールモノベヘネートなど、エチレングリコールジ脂肪酸エステルとしては、エチレングリコールジステアレート、エチレングリコールジベヘネートなどが挙げられる。エチレングリコールモノアルキルエーテルとしてはエチレングリコールモノステアリルエーテルなど、エチレングリコールジアルキルエーテルとしてはエチレングリコールジステアリルエーテルなどが挙げられる。
これらは2種以上を併用してもよく、またその含有量は、毛髪洗浄剤の保存安定性の向上及び泡立て時、すすぎ時の滑らかさ向上の点から、本発明の水性毛髪洗浄剤中0.1〜10質量%が好ましく、更には0.5〜5質量%、特に1〜4質量%が好ましい。
本発明の水性毛髪洗浄剤には、更に洗浄性能を向上させるため、非イオン界面活性剤又は両性界面活性剤を含有させてもよい。
非イオン界面活性剤としては、ポリオキシアルキレンソルビタン脂肪酸エステル類、ポリオキシアルキレンソルビット脂肪酸エステル類、ポリオキシアルキレングリセリン脂肪酸エステル類、ポリオキシアルキレン脂肪酸エステル類、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル類、ポリオキシアルキレンアルキルフェニルエーテル類、ポリオキシアルキレン(硬化)ヒマシ油類、ショ糖脂肪酸エステル類、ポリグリセリンアルキルエーテル類、ポリグリセリン脂肪酸エステル類、脂肪酸アルカノールアミド、アルキルグリコシド類、モノアルキルグリセリルエーテル類、モノアルケニルグリセリルエーテル類等が挙げられる。
これらのうち、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステルなどのポリオキシアルキレンソルビタン脂肪酸エステル類、ポリオキシアルキレン(C8〜C20)脂肪酸エステルなどのポリオキシアルキレン脂肪酸エステル類、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油などのポリオキシアルキレン(硬化)ヒマシ油類、アルキルグリコシド類が好ましい。
また、脂肪酸アルカノールアミドも好適であって、モノアルカノールアミド、ジアルカノールアミドのいずれでもよく、炭素数8〜18、特に炭素数10〜16のアシル基を有するものが好ましい。また、炭素数2〜3のヒドロキシアルキル基を有するものが好ましく、例えばオレイン酸ジエタノールアミド、パーム核油脂肪酸ジエタノールアミド、ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド、ラウリン酸ジエタノールアミド、ポリオキシエチレンヤシ油脂肪酸モノエタノールアミド、ヤシ油脂肪酸モノエタノールアミド、ラウリン酸イソプロパノールアミド、ラウリン酸モノエタノールアミド等が挙げられる。
さらに、モノアルキルグリセリルエーテル及びモノアルケニルグリセリルエーテルも好適であり、アルキル基又はアルケニル基としては、炭素数4〜10、特に炭素数8〜10の直鎖又は分岐鎖のアルキル基が好ましい。具体的には、n−ブチル基、イソブチル基、n−ペンチル基、2−メチルブチル基、イソペンチル基、n−ヘキシル基、イソヘキシル基、n−ヘプチル基、n−オクチル基、2−エチルヘキシル基、n−デシル基、イソデシル基等が挙げられ、特に2−エチルヘキシル基、イソデシル基が好ましい。
両性界面活性剤としては、ベタイン系界面活性剤等が挙げられる。このうち、アルキルジメチルアミノ酢酸ベタイン、脂肪酸アミドプロピルベタイン、アルキルヒドロキシスルホベタイン等のベタイン系界面活性剤がより好ましく、脂肪酸アミドプロピルベタインが特に好ましい。脂肪酸アミドプロピルベタインは、炭素数8〜18、特に炭素数10〜16のアシル基を有するものが好ましく、特にラウリン酸アミドプロピルベタイン、パーム核油脂肪酸アミドプロピルベタイン、ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン等が好ましい。
これら非イオン性又は両性界面活性剤は、水性毛髪洗浄剤中に1種または2種以上を併用することもできるが、本発明の水性毛髪洗浄剤を水性液状洗浄剤の形態とする場合には、成分(A)とともに、脂肪酸アミドプロピルベタイン、脂肪酸アルカノールアミド又はモノアルキルグリセリルエーテルを用いるのが、起泡力がより良好となるだけでなく、適度な液性が得られるので特に好ましい。
非イオン性又は両性界面活性剤の含有量は、本発明の毛髪洗浄剤中0.1〜15質量%が良好な増泡効果が得られ好ましい。以上の点から、更には0.5〜8質量%、特に1〜6質量%の範囲が好ましい。
本発明の水性毛髪洗浄剤には、乾燥後の仕上がり向上のため、更に、カチオン界面活性剤、成分(B)、(C)、(E)以外のカチオン化ポリマー、及び成分(D)以外のシリコーン類を更に配合することができる。
カチオン界面活性剤としては、例えば、アルキルトリメチルアンモニウム塩、アルコキシトリメチルアンモニウム塩、ジアルキルジメチルアンモニウム塩、アルキルジメチルアミン及びその塩、アルコキシジメチルアミン及びその塩、アルキルアミドジメチルアミン及びその塩等が挙げられる。
(i) アルキルトリメチルアンモニウム塩
例えば下記一般式で表されるものが挙げられる。
11−N+(Me)3-
〔式中、R11は炭素数12〜22のアルキル基を示し、Meはメチル基を示し、X-はハロゲン(塩素又は臭素)イオンを示す。〕
具体的には、セチルトリメチルアンモニウムクロリド、ステアリルトリメチルアンモニウムクロリド、ベヘニルトリメチルアンモニウムクロリドなどが挙げられる。
(ii) アルコキシトリメチルアンモニウム塩
例えば下記一般式で表されるものが挙げられる。
12−O−R13−N(Me)3-
〔式中、R12は炭素数12〜22のアルキル基を示し、R13はエチレン基もしくはプロピレン基を示し、Meはメチル基を示し、X-は上記と同じである。〕
具体的には、ステアロキシプロピルトリメチルアンモニウムクロリド、ステアロキシエチルトリメチルアンモニウムクロリド、ステアロキシヒドロキシプロピルトリメチルアンモニウムクロリドなどが挙げられる。
(iii) ジアルキルジメチルアンモニウム塩
例えば下記一般式で表されるものが挙げられる。
14 2−N+(Me)2-
〔式中、R14は炭素数12〜22のアルキル基又はベンジル基を示し、Meはメチル基を示し、X-は上記と同じである。〕
具体的には、ジステアリルジメチルアンモニウムクロリドなどが挙げられる。
(iv) アルキルジメチルアミン及びその塩
例えば下記一般式で表されるものが挙げられる。
15−N(Me)2
〔式中、R15は炭素数12〜22のアルキル基を示し、Meはメチル基を示す。〕
具体的には、ベヘニルジメチルアミンやステアリルジメチルアミン及びその有機酸塩が挙げられる。
(v) アルコキシジメチルアミン及びその塩
例えば下記一般式で表されるものが挙げられる。
16−O−R17−N(Me)2
〔式中、R16は炭素数12〜22のアルキル基を示し、R17はエチレン基もしくはプロピレン基を示し、Meはメチル基を示す〕
(vi) アルキルアミドジメチルアミン及びその塩
例えば下記一般式で表されるものが挙げられる。
18−C(=O)NH-R19−N(Me)2
〔式中、R18は炭素数11〜21のアルキル基を示し、R19はエチレン基もしくはプロピレン基を示し、Meはメチル基を示す。〕
上記(i)〜(vi)以外のカチオン界面活性剤としてとしては、エチル硫酸ラノリン脂肪酸アミノプロピルエチルジメチルアンモニウム(アルカノイルアミノプロピルジメチルエチルアンモニウムのエチル硫酸塩、アルカノイル基はラノリン由来)、エチル硫酸ラノリン脂肪酸アミノエチルトリエチルアンモニウム、エチル硫酸ラノリン脂肪酸アミノプロピルトリエチルアンモニウム、メチル硫酸ラノリン脂肪酸アミノエチルトリメチルアンモニウム、メチル硫酸ラノリン脂肪酸アミノプロピルエチルジメチルアンモニウム、エチル硫酸イソアルカン酸(C14〜C20)アミノプロピルエチルジメチルアンモニウム、エチル硫酸イソアルカン酸(C18〜C22)アミノプロピルエチルジメチルアンモニウム、エチル硫酸イソステアリン酸アミノプロピルエチルジメチルアンモニウム、エチル硫酸イソノナン酸アミノプロピルエチルジメチルアンモニウム及びアルキルトリメチルアンモニウムサッカリンなどが挙げられる。
カチオン界面活性剤は、2種以上を併用してもよく、洗髪時からすすぎ時までの滑らかさの点から、その含有量は、本発明の水性毛髪洗浄剤中0.01〜10質量%が好ましく、更には0.05〜6質量%、特に0.3〜3質量%、とりわけ0.5〜2質量%が好ましい。
次に、成分(B)、(C)及び(E)以外のカチオン化ポリマーとしては、例えば、ビニルイミダゾリウムトリクロライド/ビニルピロリドン共重合体、ヒドロキシエチルセルロース/ジメチルジアリルアンモニウムクロライド共重合体、ビニルピロリドン/四級化ジメチルアミノエチルメタクリレート共重合体、ポリビニルピロリドン/アルキルアミノアクリレート共重合体、ポリビニルピロリドン/アルキルアミノアクリレート/ビニルカプロラクタム共重合体、ビニルピロリドン/メタクリルアミドプロピル塩化トリメチルアンモニウム共重合体、アルキルアクリルアミド/アクリレート/アルキルアミノアルキルアクリルアミド/ポリエチレングリコールメタクリレート共重合体、アジピン酸/ジメチルアミノヒドロキシプロピルエチレントリアミン共重合体(米国サンドス社,カルタレチン)、特開昭53-139734号公報、特開昭60-36407号公報に記載されているカチオン性ポリマー等が挙げられる。
また、例えば、ルビクァットFC370(BASF社,1-ビニル-2-ピロリドンと1-ビニル-3-メチルイミダゾリウム塩の共重合体;CTFA名ポリクォータニウム-16)、ガフクァット755N(ISP社,1-ビニル-2-ピロリドンとジメチルアミノエチルメタクリレートの共重合体;CTFA名ポリクォータニウム-11)等の市販品を用いることができる。
これら成分(B)、(C)及び(E)以外のカチオン化ポリマーは、2種以上を併用してもよく、洗髪時からすすぎ時までの滑らかさの点から、その含有量は、本発明の水性毛髪洗浄剤中0.01〜3質量%が好ましく、更には0.05〜2質量%、特に0.1〜0.5質量%が好ましい。
成分(D)以外のシリコーン類としては、例えば以下に示すものが挙げられる。
(1)アミノ変性シリコーン
各種のアミノ変性シリコーンが使用できるが、特に平均分子量が約3,000〜100,000のアモジメチコーン(Amodimethicone)の名称でCTFA辞典(米国,Cosmetic Ingredient Dictionary)第3版中に記載されているものが好ましい。市販品としては、SM 8704C(東レ・ダウコーニング・シリコーン社)、DC 929(ダウコーニング社)、KT 1989(GE東芝社)、8500 Conditioning Agent、シリコーンSS-3588(東レ・ダウコーニング・シリコーン社)等が挙げられる。
(2)その他のシリコーン類
上記以外に、ポリエーテル変性シリコーン、メチルフェニルポリシロキサン、脂肪酸変性シリコーン、アルコール変性シリコーン、アルコキシ変性シリコーン、エポキシ変性シリコーン、フッ素変性シリコーン、環状シリコーン、アルキル変性シリコーン等が挙げられる。
これらシリコーン類は、2種以上を併用してもよく、洗髪時からすすぎ時までの滑らかさの点から、その含有量は、本発明の水性毛髪洗浄剤中0.01〜10質量%が好ましく、更には0.05〜5質量%、特に0.1〜1質量%が好ましい。
また、本発明の毛髪洗浄剤には、他のコンディショニング剤として、油剤を含有することができる。油剤としては、スクワレン、スクワラン、流動パラフィン、流動イソパラフィン、シクロパラフィン等の炭化水素類;ヒマシ油、カカオ油、ミンク油、アボガド油、オリーブ油等のグリセリド類;ミツロウ、鯨ロウ、ラノリン、カルナウバロウ等のロウ類;セチルアルコール、オレイルアルコール、ステアリルアルコール、イソステアリルアルコール、2−オクチルドデカノール、グリセリン、ミリスチルアルコール、ベヘニルアルコール、セトステアリルアルコール等のアルコール類;パルミチン酸イソプロピル、ミリスチン酸イソプロピル、ミリスチン酸オクチルドデシル、ラウリン酸ヘキシル、乳酸セチル、モノステアリン酸プロピレングリコール、オレイン酸オレイル、2−エチルヘキサン酸ヘキサデシル、イソノナン酸イソノニル、イソノナン酸トリデシル等のエステル類;カプリン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、ベヘニン酸、オレイン酸、ヤシ油脂肪酸、イソステアリル酸、イソパルミチン酸等の高級脂肪酸類;その他イソステアリルグリセリルエーテル、ポリオキシプロピレンブチルエーテルなどが挙げられる。これらのうち、高級アルコール類が好ましく、特にミリスチルアルコール、セチルアルコール、ステアリルアルコールが好ましい。これらの油剤は、1種単独で又は2種以上を併用することもでき、その含有量は、本発明の水性毛髪洗浄剤中0.1〜2質量%が好ましく、更には0.2〜1.5質量%、特に0.3〜1.0質量%が好ましい。
本発明の水性毛髪洗浄剤には、粘度調整剤を含有させてもよく、粘度調整剤としては、ヒドロキシエチルセルロース、メチルセルロース、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、エチレングリコール、プロピレングリコール、イソプレングリコール、エタノール、ベンジルアルコール、ベンジルオキシエタノール、フェノキシエタノール、粘土鉱物、塩類(塩化ナトリウム、塩化アンモニウム、クエン酸ナトリウム等)などが挙げられ、中でもベンジルアルコール、エタノール、ポリプロピレングリコール、塩化ナトリウム、及びクエン酸ナトリウムが好ましい。粘度調整剤は2種以上を併用してもよく、またその使用量は、泡量、泡質の点から、本発明の水性毛髪洗浄剤中0.01〜5質量%が好ましく、更には0.05〜4質量%、特に0.1〜3質量%が好ましい。
本発明の水性毛髪洗浄剤には、上記成分のほか、通常の毛髪洗浄剤に用いられる成分を目的に応じて適宜配合できる。このような成分としては、例えば抗フケ剤;ビタミン剤;殺菌剤;抗炎症剤;防腐剤;キレート剤;ソルビトール、パンテノール等の保湿剤;染料、顔料等の着色剤;ユーカリの極性溶媒抽出物、真珠層を有する貝殻又は真珠から得られる蛋白質又はその加水分解物、シルクから得られる蛋白質又はその加水分解物、マメ科植物の種子から得られる蛋白含有抽出物、オタネニンジン抽出物、米胚芽抽出物、ヒバマタ抽出物、アロエ抽出物、月桃葉抽出物、クロレラ抽出物等のエキス類;酸化チタン等のパール化剤;香料;色素;紫外線吸収剤;酸化防止剤;その他エンサイクロペディア・オブ・シャンプー・イングリーディエンツ〔ENCYCLOPEDIA OF SHAMPOO INGREDIENTS (MICELLE PRESS)〕に記載されている成分等が挙げられる。
本発明の水性毛髪洗浄剤は、毛髪のツヤやまとまりを向上するとの観点より、毛髪に適用する際のpH(水で20重量倍希釈,25℃)が2〜6であるのが好ましく、更にはpH3〜5、特にpH3.5〜4.5であるのが好ましい。pH調整剤としては、有機酸、特にα-ヒドロキシ酸を用いることが好ましく、具体的にはリンゴ酸、クエン酸、乳酸、グリコール酸が好ましい。これら有機酸は2種以上を併用してもよく、またその使用量は、泡質、洗髪時の毛髪柔軟性の向上の点から、本発明の水性毛髪洗浄剤中0.01〜5質量%が好ましく、更には0.1〜3質量%、特に0.3〜2質量%が好ましい。また、他のpH調整剤として、これら有機酸と合わせ、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、塩化アンモニウム等の塩基を用いてもよい。
本発明の水性毛髪洗浄剤の形態は、液状、ゲル状等適宜選択できるが、溶剤として水又は低級アルコール、特に水を用いた液状のものが好ましい。
評価方法
(1)泡立ちの速さ
特開平10-73584号公報の図1に記載の装置を用い、同公報実施例に記載の方法により評価した。評価サンプル1.5mL、ラノリンからなるモデル皮脂0.3mLで起泡量を測定し、泡量が25mLになるまでの時間により評価した。評価基準は以下の通りである。
◎:100秒未満
○:100秒以上200秒未満
△:200秒以上300秒未満
×:300秒以上
(2)泡立て時のすべり感
長さ25cm、幅5.5cm、重さ10gの人毛束を40℃の温水で軽く濯いだ後、余分な水分を取り去り、0.5gの毛髪洗浄剤を用いて約30秒間十分に泡立てた。その際、すべり感を官能評価した。評価は5人で行い、その評価の合計値を示した。評価基準は以下の通りである。
4:よく滑る
3:やや滑る
2:あまり滑らない
1:滑らない
(3)すすぎ時のすべり感
長さ25cm、幅5.5cm、重さ10gの人毛束を40℃の温水で軽く濯いだ後、余分な水分を取り去り、0.5gの毛髪洗浄剤を用いて約30秒間十分に泡立てた。その後、泡の付いた毛束を2L/minの流速の40℃のお湯で濯ぎながら、すべり感を官能評価した。評価は5人で行い、その評価の合計値を示した。評価基準は以下の通りである。
4:よく滑る
3:やや滑る
2:あまり滑らない
1:滑らない
(4)乾燥後のツヤとまとまり
すべり評価と同様に処理した毛束を40℃の流水(2L/min)で濯いだ後、タオルで水気を十分に拭き取り自然乾燥した。乾燥後、目視によりツヤ、まとまりを評価した。評価は5人で行い、その評価の合計値を示した。評価基準は以下の通りである。
4:良い
3:やや良い
2:あまり良くない
1:良くない
実施例1〜4及び比較例1〜5
第1表に示す毛髪洗浄剤を調製し、上記評価方法により評価した。その結果を第1表に示す。なお、pHは水で20重量倍希釈し、25℃での値である。
Figure 2007176895
*1 ポリオキシエチレン(1)ラウリルエーテル硫酸アンモニウム;エチレンオキシド重量平均付加モル数1
*2 カチオン化ヒドロキシエチルセルロース;「ボイス C−80M」(花王(株)、カチオン電荷密度1.1meq/g)
*3 カチオン化グアーガム;「ジャガーC−13S」(ローディア社、カチオン電荷密度0.8meq/g)
*4 カチオン化グアーガム;「ジャガーC−17」(ローディア社、カチオン電荷密度1.5meq/g)
*5 カチオン化ヒドロキシエチルセルロース;「ボイス C−60H」(花王(株)、カチオン電荷密度1.4meq/g)
*6 ジメチルポリシロキサンエマルション;粘度10000cs/10cs=95/5の混合物、平均粒子径4.0μm、ジメチルポリシロキサン60%)
*7 ジアリルジメチルアンモニウムクロリド/アクリルアミド共重合体;「マーコート550(オンデオ ナルコ社、有効分8.5質量%、カチオン電荷密度3.1meq/g)
〔処方例〕
実施例7 コンディショニングシャンプー
(質量%)
ポリオキシエチレン(1)ラウリルエーテル硫酸アンモニウム 13.0
(エチレンオキシド平均付加モル数1)
カチオン化ヒドロキシエチルセルロース 0.3
(「ボイス C−80M」、花王(株)、カチオン電荷密度1.1meq/g)
カチオン化グアーガム 0.3
(「ジャガーC−17」、ローディア社、カチオン電荷密度1.5meq/g)
ジメチルポリシロキサンエマルション 1.7
(シリコーン粘度10,000cs、平均粒径4μm、シリコーン有効分60%)
ジアリルジメチルアンモニウムクロリド/アクリルアミド共重合体 1.7
(「マーコート550、オンデオ ナルコ社、有効分8.5質量%、カチオン電荷密度3.1meq/g)
エチレングリコールジステアリルエステル 2.0
イソデシルグリセリルエーテル 0.5
ラウリルアミドプロピルベタイン 1.0
ミリスチルアルコール 0.4
セチルアルコール 0.1
ココイルモノエタノールアミド 0.5
ポリオキシエチレン(16)ラウリルエーテル 0.7
アミノ変性シリコーン 0.3
(8500 Conditioning Agent、東レ・ダウコーニング・シリコーン社)
アミノ変性ポリシロキサン-ポリオキシアルキレン共重合体 0.1
(SS−3587、東レ・ダウコーニング・シリコーン)
ポリプロピレングリコール(重量平均分子量400) 0.5
ベンジルアルコール 0.3
エタノール 3.0
ツバキ油 0.01
パンテノール 0.05
シルクエキス 0.05
塩化ナトリウム 0.2
香料 適量
リンゴ酸 0.5
pH調整剤(乳酸) pH3.9になる量
イオン交換水 バランス
実施例8 コンディショニングシャンプー
(質量%)
ポリオキシエチレン(2)ラウリルエーテル硫酸ナトリウム 13.0
(エチレンオキシド平均付加モル数2)
カチオン化ヒドロキシエチルセルロース 0.4
(「JR−400」、アマーコール社、カチオン電荷密度1.0meq/g)
カチオン化グアーガム 0.1
(「ラポールガムCG−M7」、大日本製薬(株)、カチオン電荷密度1.8meq/g)
高重合ジメチルポリシロキサンエマルション 2.0
(「シリコーンCF2450」、東レ・ダウコーニング・シリコーン社、粒径0.2〜0.8μm、シリコーン有効分60質量%)
ジアリル四級アンモニウム塩ホモポリマー 0.8
(「マーコート100、オンデオ ナルコ社、有効分40質量%、カチオン電荷密度6.2meq/g)
エチレングリコールジステアリルエステル 3.0
イソデシルグリセリルエーテル 0.7
ラウリルアミドプロピルベタイン 2.0
ココイルモノエタノールアミド 0.5
ミリスチルアルコール 0.5
セチルアルコール 0.5
ポリオキシエチレン(16)ラウリルエーテル 1.0
アミノ変性シリコーン 1.2
(「SM 8704C」、東レ・ダウコーニング・シリコーン社)
ベンジルアルコール 1.0
ポリプロピレングリコール(重量平均分子量400) 0.2
塩化ナトリウム 1.0
加水分解コンキオリン液(乾燥分3質量%) 0.05
オタネニンジンエキス(乾燥分3質量%) 0.05
ダイズエキス(乾燥分0.4質量%) 0.05
ユーカリエキス(乾燥分0.2質量%) 0.05
米胚芽油 0.05
グリコール酸 1.0
香料 適量
pH調整剤(水酸化ナトリウム) pH3.9になる量
イオン交換水 バランス
実施例9 コンディショニングシャンプー
(質量%)
ポリオキシエチレン(1)ラウリルエーテル硫酸ナトリウム 16.0
(エチレンオキシド平均付加モル数1)
カチオン化ヒドロキシエチルセルロース 0.1
(「ボイス C−60H」、花王(株)、カチオン電荷密度1.4meq/g)
カチオン化グアーガム 0.5
(「ジャガーC−13S」、ローディア社、カチオン電荷密度0.8meq/g)
高重合メチルポリシロキサンエマルション 1.7
ジアリルジメチルアンモニウムクロリド/アクリルアミド共重合体 3.0
(「マーコート550、オンデオ ナルコ社、有効分8.5質量%、カチオン電荷密度3.1meq/g)
エチレングリコールジステアリルエステル 3.0
2-エチルヘキシルグリセリルエーテル 0.3
ココイルモノエタノールアミド 0.5
ステアリルアルコール 1.0
グリセリン 1.0
塩化ナトリウム 0.2
ベンジルオキシエタノール 0.5
リンゴ酸 0.7
香料 適量
乳酸 0.1
pH調整剤(クエン酸) pH5.5になる量
イオン交換水 バランス
実施例10 コンディショニングシャンプー
(質量%)
ポリオキシエチレン(2.5)ラウリルエーテル硫酸ナトリウム 15.0
(エチレンオキシド平均付加モル数2.5)
カチオン化ヒドロキシエチルセルロース 0.4
(「JR−30M」、アマーコール社、カチオン電荷密度1.0meq/g)
カチオン化グアーガム 0.2
(「ラポールガムCG−M」、大日本製薬(株)、カチオン電荷密度1.5meq/g)
メチルポリシロキサンエマルション 2.0
(シリコーン粘度5,000cs、粒径0.2〜0.8μm、シリコーン有効分65質量%)
エチレングリコールジステアリルエステル 2.0
ラウリルアミドプロピルベタイン 3.0
ココイルモノエタノールアミド 0.8
ポリオキシエチレン(16)ラウリルエーテル 2.0
ステアロキシプロピルジメチルアミン・リンゴ酸塩 0.5
ポリプロピレングリコール(重量平均分子量400) 0.5
塩化ナトリウム 1.0
リンゴ酸 0.8
クエン酸 0.75
pH調整剤(水酸化ナトリウム) pH3.5になる量
イオン交換水 バランス
実施例11 コンディショニングシャンプー
(質量%)
ポリオキシエチレン(1)ラウリルエーテル硫酸アンモニウム 14.0
(エチレンオキシド平均付加モル数1)
カチオン化ヒドロキシエチルセルロース 0.2
(「ボイス C−80M」、花王(株)、カチオン電荷密度1.1meq/g)
カチオン化デンプン 0.2
(「センサマーCI−50」、オンデオ ナルコ社、カチオン電荷密度1.3meq/g)
メチルポリシロキサン 2.0
(シリコーン粘度5,000cs、粒径0.2〜0.8μm、シリコーン有効分60質量%)
ジアリルジメチルアンモニウムクロリド/アクリルアミド共重合体 0.5
(「マーコート550、オンデオ ナルコ社、有効分8.5質量%、カチオン電荷密度3.1meq/g)
エチレングリコールジステアリルエステル 2.0
イソデシルグリセリルエーテル 1.5
ココイルアミドプロピルベタイン 1.0
ラウリルヒドロキシスルホベタイン 1.0
ラウリン酸 0.5
オレイン酸 0.7
ココイルベンザルコニウムクロライド 0.5
エタノール 0.5
ヒバマタエキス 0.05
リンゴ酸 0.7
香料 適量
pH調整剤(水酸化ナトリウム) pH5.5になる量
イオン交換水 バランス
実施例7〜11の毛髪洗浄剤は、すばやい泡立ちと良好な泡立て時及びすすぎ時のすべりを有し、かつ仕上がりの髪のツヤとまとまり性が良好であり、保存安定性に優れていた。

Claims (5)

  1. 次の成分(A)、(B)、(C)及び(D)を含有し、成分(B)/(C)の質量比が1/5〜5/1であることを特徴とする水性毛髪洗浄剤。
    (A)アニオン性界面活性剤
    (B)電荷密度1.2meq/g以下のカチオン化ポリマー
    (C)電荷密度1.3meq/g以上3.0meq/g未満のカチオン化ポリマー
    (D)水不溶性のジメチルポリシロキサン
  2. 成分(B)がカチオン化セルロースである請求項1記載の水性毛髪洗浄剤。
  3. 成分(C)がカチオン化グアーガムである請求項1又は2に記載の水性毛髪洗浄剤。
  4. 更に、成分(E)として、ジアルキルジアリルアンモニウム塩の単独重合体、ジアルキルジアリルアンモニウム塩とアクリル酸との共重合体、ジアルキルジアリルアンモニウム塩とアクリルアミドとの共重合体及びジアルキルジアリルアンモニウム塩、アクリル酸、アクリルアミドの三元共重合体からなる群から選ばれる少なくとも1種であって、電荷密度3.0meq/g以上の重合体を含有する請求項1〜3のいずれかに記載の水性毛髪洗浄剤。
  5. 更に、成分(F)として、エチレングリコールモノ脂肪酸エステル、エチレングリコールジ脂肪酸エステル、エチレングリコールモノアルキルエーテル、及びエチレングリコールジアルキルエーテルからなる群から選ばれる少なくとも1種を含むパール化剤を含有する請求項1〜4のいずれかに記載の水性毛髪洗浄剤。
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