JP2018169144A - チリングユニット、およびコントロールボックスの据え付け方法 - Google Patents

チリングユニット、およびコントロールボックスの据え付け方法 Download PDF

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Abstract

【課題】コントロールボックスを収容部から容易に取出すことができる。
【解決手段】コントロールボックス11を有する冷凍サイクル10と、冷凍サイクル10を収容し、内側にコントロールボックス11が収容された収容部25が画成されるとともに、コントロールボックス11を、収容部25内に前後方向に出し入れ可能な出入口22Aを有する筐体20と、筐体20を支持し、かつ上面が収容部25の底面をなすベース30と、を備え、ベース30の上面のうち、コントロールボックス11における前側に位置する端部の下方には、コントロールボックス11の下面における前端縁11Aよりも後方から、前端縁11Aよりも前方にかけて延びる切欠き部40が形成され、切欠き部40は、コントロールボックス11よりも、収容部25の前後方向および上下方向と直交する左右方向に大きい。
【選択図】図2

Description

本発明は、チリングユニット、およびコントロールボックスの据え付け方法に関する。
特許文献1には、冷凍サイクルを有するチリングユニットとして、上部に複数の空気熱交換器を配置し、冷凍サイクルのうち、空気熱交換器を除く部分を下部の収容部に配置したものが記載されている。
このチリングユニットは、収容部に配置するコントロールボックスを最適位置に設定することによって、コントロールボックスに対するメンテナンス作業の容易化を図っている。
国際公開第2011/099629号
しかしながら、前記従来のチリングユニットでは、冷凍サイクルを制御するコントロールボックスがチリングユニットの下部に位置する収容部内に収容されていたので、特にコントロールボックスの重量が大きい場合等に、コントロールボックスを収容部内から取出すことが困難であった。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであって、コントロールボックスを収容部から容易に取出すことができるチリングユニットを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は以下の手段を採用している。
すなわち、本発明の一態様に係るチリングユニットは、コントロールボックスを有する冷凍サイクルと、前記冷凍サイクルを収容し、内側に前記コントロールボックスが収容された収容部が画成されるとともに、前記コントロールボックスを、前記収容部内に前後方向に出し入れ可能な出入口を有する筐体と、前記筐体を支持し、かつ上面が前記収容部の底面をなすベースと、を備え、前記ベースの上面のうち、前記コントロールボックスにおける前側に位置する端部の下方には、前記コントロールボックスの下面における前端縁よりも後方から、前記前端縁よりも前方にかけて延びる切欠き部が形成され、前記切欠き部は、前記コントロールボックスよりも、前記収容部の前後方向および上下方向と直交する左右方向に大きいことを特徴とする。
この構成によれば、ベース部の上面に形成され、コントロールボックスよりも左右方向に大きい切欠き部が、コントロールボックスにおける前側に位置する端部の下方および前方に位置しているので、コントロールボックスを収容部から取出す際に、コントロールボックスの前側の下端部が切欠き部内に進入するように、コントロールボックスを前方に向けて回動させて傾けた後に、コントロールボックスを、出入口を通して収容部から取出すことができる。これにより、仮にコントロールボックスの重量が大きい場合であっても、段階的にコントロールボックスの姿勢を変えて持ち上げることができ、コントロールボックスを容易に収容部から取出すことができる。
また、上記のチリングユニットは、前記左右方向から見た断面視において、前記切欠き部における後側に位置し、前記ベースの上面と連なる部分には、後方に向かうに従い漸次、上方に向けて延びる後側傾斜面が形成されてもよい。
この構成によれば、切欠き部に後側傾斜面が形成されているので、コントロールボックスを前方に向けて回動させた際に、後側傾斜面上にコントロールボックスの下面を当接させて載置することが可能になり、コントロールボックスの取出し作業を安定させることができる。また、切欠き部における後端部に位置し、ベースの上面と連なる部分が鈍角となることにより、コントロールボックスの下面が、前記連なる部分と接触した際に、変形や損傷等が生じるのを防ぐことができる。
また、上記のチリングユニットは、前記左右方向から見た断面視において、前記切欠き部における前側に位置し、前記ベースの上面と連なる部分には、前方に向かうに従い漸次、上方に向けて延びる前側傾斜面が形成され、前記前側傾斜面の後端部は、前記後側傾斜面の前端部と連なってもよい。
この構成によれば、前側傾斜面の後端部と、後側傾斜面の前端部と、が互いに連なっているので、コントロールボックスを前方に向けて回動させて、後側傾斜面上にコントロールボックスを載置して取出す際に、コントロールボックスの前面の下端部を、傾斜面上に当接させることが可能になり、コントロールボックスを安定させることができる。これにより、コントロールボックスをより一層容易に収容部から取出すことができる。
また、上記のチリングユニットでは、前記後側傾斜面における前記ベースの上面に対する傾斜角度は、前記前側傾斜面における前記ベースの上面に対する傾斜角度よりも小さくなってもよい。
この構成によれば、後側傾斜面におけるベースの上面に対する傾斜角度が、前側傾斜面におけるベースの上面に対する傾斜角度よりも小さいので、後側傾斜面におけるベースの上面に対する傾斜角度を小さくすることできる。これにより、ベースの上面に載置されたコントロールボックスを後側傾斜面上に載置する際の、コントロールボックスの前方に向けた回動量を抑えることが可能になり、コントロールボックスの取出し作業を安定させることができる。
また、上記のチリングユニットは、前記切欠き部には、水抜き孔が形成されてもよい。
この構成によれば、仮に切欠き部内に、冷凍サイクルに結露した水分が進入しても、水抜き孔から容易に排出することができる。
また、本発明の一態様に係るコントロールボックスの据え付け方法は、コントロールボックスを有する冷凍サイクルと、前記冷凍サイクルを収容し、内側に、コントロールボックスが収容される収容部が画成されるとともに、前記収容部に対して、前記コントロールボックスを前記収容部の前後方向に出し入れ可能な出入口を有する筐体と、前記筐体を支持し、かつ上面が前記収容部の底面をなすベースと、を備えたチリングユニットの収容部に、前記コントロールボックスを据え付けるコントロールボックスの据え付け方法であって、前記筐体の出入口から前記収容部内に前記コントロールボックスを進入させて、前記コントロールボックスの前側に位置する下端部を、前記ベースの上面に形成され、前記コントロールボックスよりも前後方向および上下方向と直交する左右方向に大きな切欠き部内に進入させ、前記切欠き部における後端部に位置し、前記ベースの上面と連なる部分を中心に、前記コントロールボックスを後方に向けて回動させることで、前記ベースの上面に前記コントロールボックスを載置することを特徴とする。
この構成によれば、例えば一度収容部から取出したコントロールボックスを、再度収容部に据え付ける際に、切欠き部内にコントロールボックスの前側に位置する下端部を進入させることで、段階的にコントロールボックスの姿勢を変えて収容部内に進入させることができ、コントロールボックスを収容部に容易に据え付けることができる。
本発明のチリングユニットによれば、コントロールボックスを収容部から容易に取出すことができる。
本発明の第1実施形態に係るチリングユニットにおける、(a)全体斜視図、(b)収容部内の上面模式図である。 図1に示す収容部の側面断面図である。 図2に示す収容部内のコントロールボックスを除く上面図および側面断面図である。 図2に示す収容部内において、コントロールボックスの前側における下端部を切欠き部内に進入させた状態を示す図である。 本発明の第2実施形態に係るチリングユニットにおいて、収容部内のコントロールボックスを除く(a)上面図、(b)側面断面図である。 本発明の第3実施形態に係るチリングユニットにおいて、収容部内のコントロールボックスを除く(a)上面図、(b)側面断面図である。
以下、本発明の実施の形態について、図1から図5を参照して説明する。
(第1実施形態)
図1に示すように、本発明の第1実施形態に係るチリングユニット1は、コントロールボックス11を有する冷凍サイクル10と、冷凍サイクル(10)を収容し、内側にコントロールボックス11が収容される収容部25が画成されるとともに、コントロールボックス11を、収容部25内に前後方向Xに出し入れ可能な出入口22Aを有する筐体20と、筐体20を支持し、かつ上面が収容部25の底面をなすベース30と、を備えている。
図1(a)に示すように、チリングユニット1の外側面を構成する筐体20のうち、上部を構成する上部筐体21は、上方に向かうに従い漸次、上下方向Zと直交する一方向の外側に向けて膨出している。筐体20のうち、下部に位置する下部筐体22の内側が収容部25となっている。下部筐体22における一方側の側面に、収容部25の出入口22Aが形成されている。
以下の説明において、前記一方向に沿う方向を収容部25の前後方向Xといい、前後方向Xおよび上下方向Zと直交する方向を左右方向Yという。また、前後方向Xのうち、収容部25の出入口22A側を前方、その反対側を後方という。
図1(b)に示すように、冷凍サイクル10は、コントロールボックス11の他、圧縮機12、水熱交換器13、および空気熱交換器(図示せず)を主に備えている。圧縮機12、水熱交換器13、および空気熱交換器は、冷媒配管(図示せず)により順次接続されている。冷媒配管には、切換え弁(図示せず)および膨張弁(図示せず)が適宜配設されている。
冷凍サイクル10のうち、コントロールボックス11、圧縮機12、および水熱交換器13は収容部25内に配設され、空気熱交換器は、上部筐体21内に配設されている。
収容部25内のうち、収容部25の出入口22A側における上端部には、排水(ドレン)を受けるドレンパン23が配設されている。ドレンパン23は前記上端部において、左右方向Yの全域にわたって延びている。
ベース30は、上面視で前後方向Xよりも左右方向Yに長い矩形状を呈している。ベース30の上面のうち、コントロールボックス11の後方に位置する部分には、コントロールボックス11を固定する固定具31が配設されている。
そして本実施形態では、図2に示すように、ベース30の上面のうち、コントロールボックス11における前側に位置する端部の下方には、下方に向けて窪む切欠き部40が形成されている。切欠き部40は、コントロールボックス11の下面における前端縁11Aよりも後方から、前端縁11Aよりも前方にかけて延びている。切欠き部40における後端部に位置し、ベース30の上面と連なる部分40Aは、コントロールボックス11の重心よりも前方に位置している。
図3に示すように、切欠き部40は上面視で前後方向Xよりも左右方向Yに長い矩形状をなしている。切欠き部40は、コントロールボックス11よりも、左右方向Yに大きく形成されている。コントロールボックス11は、左右方向Yにおいて切欠き部40の内側に配置されている。切欠き部40内に前方から空気が流入し、コントロールボックス11の下面からコントロールボックス11の内部を通過して上方へと流れていく。これにより、コントロールボックス11を冷却することができる。
ベース30のうち、切欠き部40の後方に位置する部分には、ベース30の上面を上下方向Zに貫通する冷却通路32が形成されている。冷却通路32は上面視で前後方向Xよりも左右方向Yに長い矩形状をなしている。冷却通路32の前後方向Xおよび左右方向Yの大きさは、切欠き部40よりも小さくなっている。冷却通路32は、コントロールボックス11の下方に位置している。
図3(b)に示すように、左右方向Yから見た断面視において、切欠き部40における後側に位置し、ベース30の上面と連なる部分には、後方に向かうに従い漸次、上方に向けて延びる後側傾斜面41が形成されている。後側傾斜面41は、切欠き部40の左右方向Yの全域にわたって形成されている。後側傾斜面41は、上面視で切欠き部40の後側の半分をなしている。なお、後側傾斜面41は、切欠き部40の左右方向Yのうち、コントロールボックス11と対応する部分にのみ形成され、両端部に形成されていなくてもよい。
また、前記断面視において、切欠き部40における前側に位置し、ベース30の上面と連なる部分には、前方に向かうに従い漸次、上方に向けて延びる前側傾斜面42が形成されている。前側傾斜面42は、切欠き部40の左右方向Yの全域にわたって形成されている。前側傾斜面42は、上面視で切欠き部40の前側の半分をなしている。なお、前側傾斜面42は、切欠き部40の左右方向Yのうち、コントロールボックス11と対応する部分にのみ形成され、両端部に形成されていなくてもよい。
ドレンパン23は、収容部25内のうち、後述するコントロールボックス11の回動時に、コントロールボックス11と干渉しない位置に配設されている。
すなわちドレンパン23は、収容部25内のうち、コントロールボックス11の回動中心となる、切欠き部40における後端部に位置し、ベース30の上面と連なる部分40Aに対して、コントロールボックス11における前記連なる部分40Aから最も離れた部分までの距離よりも離れた位置に配設されている。
また、本実施形態では、前側傾斜面42の後端部は、後側傾斜面41の前端部と連なっている。前側傾斜面42および後側傾斜面41それぞれにおけるベース30の上面に対する傾斜角度θ1、θ2は、互いに同等となっている。前側傾斜面42と後側傾斜面41との間に上方に向けてなす角度は略90°となっている。なお、前記なす角度は、90°よりも大きい鈍角となっていてもよい。
切欠き部40の下端部には、水抜き孔24が形成されている。水抜き孔24は、切欠き部40の前後方向Xおよび左右方向Yの中央部に形成されている。水抜き孔24は、前側傾斜面42および後側傾斜面41を上下方向Zに一体に貫いている。
次に、チリングユニット1からコントロールボックス11を取出す取出し方法について説明する。
この取出し方法では、まず、回動工程として、図4に示すように、ベース30の上面に載置されたコントロールボックス11を、固定具31から外す。そして、切欠き部40における後端部に位置し、ベース30の上面と連なる部分40Aを中心に、コントロールボックス11を前方に向けて回動させる。これにより、コントロールボックス11を傾けながら、コントロールボックス11の前側に位置する下端部を切欠き部40内に進入させる。この際、コントロールボックス11の下面は、後側傾斜面41に載置されるとともに、コントロールボックス11の下端部における前面は、前側傾斜面42と当接する。
そして、コントロールボックス11を、下部筐体22の出入口22Aから、前方斜め上に向けて引きあげることで、コントロールボックス11を、チリングユニット1からコントロールボックスを取出す。
次に、チリングユニット1に、コントロールボックス11を据え付けるコントロールボックス11の据え付け方法について説明する。
この据付け方法では、まず、進入工程として、図4に示すように、収容部25の出入口22Aから収容部25内にコントロールボックス11を進入させて、コントロールボックス11の前側に位置する下端部を切欠き部40内に進入させる。
そして、切欠き部40における後端部に位置し、ベース30の上面と連なる部分40Aを中心に、コントロールボックス11を後方に向けて回動させることで、ベース30の上面にコントロールボックス11を載置する。その後、コントロールボックス11を後方に向けて所定位置まで移動させ、固定具31によりベース30にコントロールボックス11を固定する。
以上説明したように、本実施形態に係るチリングユニット1によれば、ベース30の上面に形成され、コントロールボックス11よりも左右方向Yに大きい切欠き部40が、コントロールボックス11における前側に位置する端部の下方および前方に位置しているので、コントロールボックス11を収容部25から取出す際に、コントロールボックス11の前側の下端部が切欠き部40内に進入するように、コントロールボックス11を前方に向けて回動させて傾けた後に、コントロールボックス11を、出入口22Aを通して収容部25から取出すことができる。これにより、仮にコントロールボックス11の重量が大きい場合であっても、段階的にコントロールボックス11の姿勢を変えて持ち上げることができ、コントロールボックス11を容易に収容部25から取出すことができる。
また、切欠き部40に後側傾斜面41が形成されているので、コントロールボックス11を前方に向けて回動させた際に、後側傾斜面41上にコントロールボックス11の下面を当接させて載置することが可能になり、コントロールボックス11の取出し作業を安定させることができる。また、切欠き部40における後端部に位置し、ベース30の上面と連なる部分40Aが鈍角となることにより、コントロールボックス11の下面が、前記連なる部分40Aと接触した際に、変形や損傷等が生じるのを防ぐことができる。
また、前側傾斜面42の後端部と、後側傾斜面41の前端部と、が互いに連なっているので、コントロールボックス11を前方に向けて回動させて、後側傾斜面41上にコントロールボックス11を載置して取出す際に、コントロールボックス11の前面の下端部を、傾斜面上に当接させることが可能になり、コントロールボックス11を安定させることができる。これにより、コントロールボックス11をより一層容易に収容部25から取出すことができる。
また、切欠き部40の下端部に、水抜き孔24が形成されているので、切欠き部40内に仮に冷凍サイクル10に結露した水分が進入しても、水抜き孔24から容易に排出することができる。
また、切欠き部40内に前方から空気が流入し、コントロールボックス11の下面からコントロールボックス11の内部を通過して上方へと流れていくことにより、コントロールボックス11を冷却することができる。
また、本実施形態に係るコントロールボックス11の据え付け方法によれば、例えば一度収容部25から取出したコントロールボックス11を、再度収容部25に据え付ける際に、切欠き部40内にコントロールボックス11の前側に位置する下端部を進入させることで、段階的にコントロールボックス11の姿勢を変えて収容部25内に進入させることができ、コントロールボックス11を収容部25に容易に据え付けることができる。
(第2実施形態)
図5は、本発明の第2実施形態におけるチリングユニット2における収容部25を示す上面図および側面断面図である。図5に示すように、第2実施形態にかかるチリングユニット2では、切欠き部40Bにおける後側傾斜面41Bおよび前側傾斜面42Bおよびの傾斜角度が、第1実施形態にかかるチリングユニット1と異なっている。以下の説明では、上記第1実施形態と共通な箇所の説明は省略する。また、説明に用いる各図面において、図1〜図4と共通の構成要素には同一の符号を付すものとする。
本実施形態に係るチリングユニット2では、後側傾斜面41Bにおけるベース30の上面に対する傾斜角度θ4は、後側傾斜面41Bにおけるベース30の上面に対する傾斜角度θ3よりも小さくなっている。上面視において、後側傾斜面41Bは、前側傾斜面42Bよりも前後方向Xに大きく形成されている。水抜き孔24は、切欠き部40の前後方向Xの中央部よりも前側に形成されている。
上記構成のチリングユニット2では、後側傾斜面41Bにおけるベース30の上面に対する傾斜角度が、前側傾斜面42Bにおけるベース30の上面に対する傾斜角度よりも小さいので、後側傾斜面41Bにおけるベース30の上面に対する傾斜角度を小さくすることできる。これにより、ベース30の上面に載置されたコントロールボックス11を後側傾斜面41B上に載置する際の、コントロールボックス11の前方に向けた回動量を抑えることが可能になり、コントロールボックス11の取出し作業を安定させることができる。
(第3実施形態)
図6は、本発明の第3実施形態におけるチリングユニット3における収容部25を示す上面図および側面断面図である。図6に示すように、第3実施形態にかかるチリングユニット3では、切欠き部40の形状が、第1実施形態にかかるチリングユニット1と異なっている。以下の説明では、上記第1実施形態と共通な箇所の説明は省略する。また、説明に用いる各図面において、図1〜図4と共通の構成要素には同一の符号を付すものとする。
切欠き部40は、後側が前側よりも左右方向Yに大きいT字状をなしている。切欠き部40における上方を向く底面は傾斜しておらず、水平方向に延びる平坦状に形成されている。
以上、本発明の実施の形態について図面を参照して詳述したが、具体的な構成はこの実施の形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。
例えば、第1実施形態および第2実施形態においては、切欠き部40に後側傾斜面41、41Bおよび前側傾斜面42、42Bが形成された構成を示したが、このような態様に限られない。切欠き部40に後側傾斜面41、41Bおよび前側傾斜面42、42Bが形成されることなく、切欠き部40の底面が、上方を向く平坦面状に形成されてもよい。
また、第1実施形態および第2実施形態においては、前側傾斜面42、42Bの後端部が、後側傾斜面41、41Bの後端部と連なっている構成を示したが、このような態様に限られない。前側傾斜面42、42Bと後側傾斜面41、41Bとの間に、上方を向く平坦面が形成されてもよい。
また、上記第1実施形態においては、前側傾斜面42および後側傾斜面41それぞれのベース30の上面に対する傾斜角度θ1、θ2が互いに同等となっている構成を示し、上記第2実施形態においては、後側傾斜面41Bが、前側傾斜面42Bと比べて、ベース30の上面に対して傾斜角度が緩やかになっている構成を示したが、このような態様に限られない。後側傾斜面41におけるベース30の上面に対する傾斜角度が、前側傾斜面42におけるベース30の上面に対する傾斜角度よりも大きくてもよい。
また、上記各実施形態においては、切欠き部40に水抜き孔24が形成されている構成を示したが、このような態様に限られない。水抜き孔24はベース30の上面に形成されてもよいし、収容部25内に形成されなくてもよい。
1、2、3 チリングユニット
10 冷凍サイクル
11 コントロールボックス
20 筐体
22A 出入口
24 水抜き孔
25 収容部
30 ベース
40、40B 切欠き部
41、41B 後側傾斜面
42、42B 前側傾斜面

Claims (6)

  1. コントロールボックスを有する冷凍サイクルと、
    前記冷凍サイクルを収容し、内側に前記コントロールボックスが収容された収容部が画成されるとともに、前記コントロールボックスを、前記収容部内に前後方向に出し入れ可能な出入口を有する筐体と、
    前記筐体を支持し、かつ上面が前記収容部の底面をなすベースと、を備え、
    前記ベースの上面のうち、前記コントロールボックスにおける前側に位置する端部の下方には、前記コントロールボックスの下面における前端縁よりも後方から、前記前端縁よりも前方にかけて延びる切欠き部が形成され、
    前記切欠き部は、前記コントロールボックスよりも、前記収容部の前後方向および上下方向と直交する左右方向に大きいことを特徴とするチリングユニット。
  2. 前記左右方向から見た断面視において、前記切欠き部における後側に位置し、前記ベースの上面と連なる部分には、後方に向かうに従い漸次、上方に向けて延びる後側傾斜面が形成されていることを特徴とする請求項1に記載のチリングユニット。
  3. 前記左右方向から見た断面視において、前記切欠き部における前側に位置し、前記ベースの上面と連なる部分には、前方に向かうに従い漸次、上方に向けて延びる前側傾斜面が形成され、
    前記前側傾斜面の後端部は、前記後側傾斜面の前端部と連なっていることを特徴とする請求項2に記載のチリングユニット。
  4. 前記後側傾斜面における前記ベースの上面に対する傾斜角度は、前記前側傾斜面における前記ベースの上面に対する傾斜角度よりも小さくなっていることを特徴とする請求項3に記載のチリングユニット。
  5. 前記切欠き部には、水抜き孔が形成されていることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載のチリングユニット。
  6. コントロールボックスを有する冷凍サイクルと、
    前記冷凍サイクルを収容し、内側に、コントロールボックスが収容される収容部が画成されるとともに、前記収容部に対して、前記コントロールボックスを前記収容部の前後方向に出し入れ可能な出入口を有する筐体と、
    前記筐体を支持し、かつ上面が前記収容部の底面をなすベースと、を備えたチリングユニットの収容部に、前記コントロールボックスを据え付けるコントロールボックスの据え付け方法であって、
    前記筐体の出入口から前記収容部内に前記コントロールボックスを進入させて、前記コントロールボックスの前側に位置する下端部を、前記ベースの上面に形成され、前記コントロールボックスよりも前後方向および上下方向と直交する左右方向に大きな切欠き部内に進入させ、
    前記切欠き部における後端部に位置し、前記ベースの上面と連なる部分を中心に、前記コントロールボックスを後方に向けて回動させることで、前記ベースの上面に前記コントロールボックスを載置することを特徴とするコントロールボックスの据え付け方法。
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