JP2018167025A - 磁気共鳴イメージング装置および医用処理装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本実施形態に係るMRI装置は、k空間における互いに反対のラジアル方向に沿ってk空間原点を跨いで第1、第2スキャンを実行し、第3スキャンを実行するシーケンス制御部と、第1、第2スキャンによりそれぞれ収集された第1、第2MR信号に1次元フーリエ変換をそれぞれ適用することにより第1、第2投影画像を生成する生成部と、第1、第2投影画像の間の差分を小さくする計算処理によりリードアウト傾斜磁場の過渡応答特性に関する補正係数を決定する決定部と、第3スキャンにより収集されたMR信号と補正係数とを用いて過渡応答特性を補正した補正画像を生成する補正部と、を具備する。
【選択図】 図1
Description
図8は、本実施形態における動作の処理手順の一例を示すフローチャートである。
(ステップSa1)
インタフェース回路125を介した操作者の指示により、例えば、ラジアル収集に関する撮像プロトコルが決定される。ラジアル収集により、MR信号が収集される。なお、撮像プロトコルにおけるパルスシーケンスとリードアウト傾斜磁場の波形とに関連付けられた補正係数aと補正係数Tとが記憶装置129に記憶されている場合、ステップSa5の処理が実行される。
k空間に充填された全てのMR信号と初期条件とを用いて、第1画像が生成される。好適には、第1画像の生成に用いられる初期条件は、図6に示す式で表される立ち上がり条件である。なお、初期条件として立ち上がり条件と立ち下がり条件とを用いる場合、第1画像は、補正係数aと補正係数Tとに強度Gro_iniと時定数Tcとをそれぞれ代入した式(1)および式(2)と、k空間に充填された全てのMR信号とを用いて生成される。
k空間における複数のサンプリング点のうち、過渡応答特性による画像への影響が少ないサンプリング点を、一部のサンプリング点として特定する。より詳細には、一部のサンプリング点は、ラジアル方向に沿って配置されたMR信号に関する複数のサンプリング点のうち、リードアウト傾斜磁場の印加期間における強度Groの立ち上がり期間TRRTを除く期間に含まれるサンプリング点である。一部のサンプリング点は、例えば、図5において、リードアウト方向に沿って非等間隔なMR信号の位置Prealのうち立ち上がり期間TRRTに含まれるサンプリング点を除くサンプリング点に相当する。一部のサンプリング点に対応する一部のMR信号を用いて、第2画像が生成される。
第1画像と第2画像との差分を最小化する計算処理により、リードアウト傾斜磁場の過渡応答特性に関する補正係数aと補正係数Tとが決定される。具体的には、決定機能1317を実現する処理回路131は、二乗平均平方根と閾値と比較する。処理回路131は、二乗平均平方根が閾値以上である場合、立ち上がり条件における補正係数aと補正係数Tとの値を変更して、二乗平均平方根を再計算する。処理回路131は、例えば、k空間に配置された全てのMR信号と変更された補正係数aおよび補正係数Tとを用いて、第1画像を再度生成する。処理回路131は、再度生成した第1画像と第2画像とを用いて、二乗平均平方根を再計算する。処理回路131は、再計算された二乗平均平方根が閾値未満となるまで、補正係数aと補正係数Tとの値の更新を繰り返す。処理回路131による繰り返し処理により、処理回路131は、二乗平均平方根が閾値未満となった時点における補正係数aと補正係数Tを、リードアウト傾斜磁場の過渡応答特性を実現する補正係数として決定する。なお、処理回路131は、補正係数aと補正係数Tとの変化において二乗平均平方根が最小の値となった時点、または補正係数aと補正係数Tとの変化に対する二乗平均平方根の変化がゼロとなった時点における補正係数aと補正係数Tとを、リードアウト傾斜磁場の過渡応答特性を実現する補正係数として決定してもよい。
k空間において、一部のサンプリング点を除く他のサンプリング点の位置が、補正係数に従って補正される。具体的には、補正機能1319を実現する処理回路131は、決定された補正係数aと補正係数Tとを用いて、リードアウト方向に沿った他のサンプリング点の位置を決定する。処理回路131は、k空間において、決定した位置にMR信号を配置する。補正係数aと補正係数Tとを用いた他のサンプリング点の位置の補正は、例えば、図5において、リードアウト方向に沿って非等間隔なMR信号の位置Prealを、等間隔なMR信号の位置Pidealに補正することに対応する。本ステップSa5の処理により、k空間におけるサンプリング点に関する位相歪みが補正される。
第1画像における過渡応答特性を補正した補正画像が、補正された他のサンプリング点に対応する他のMR信号と、一部のサンプリング点に対応する一部のMR信号とを用いて生成される。生成された補正画像は、ディスプレイ127に表示される。
本実施形態に係る磁気共鳴イメージング装置100によれば、複数のサンプリング点各々に対応するMR信号を、リードアウト傾斜磁場の強度に従ってk空間のリードアウト方向に沿って配置し、k空間に配置された全てのMR信号を用いて第1画像を生成し、全てのMR信号のうち、複数のサンプリング点において過渡応答特性による影響が少ない一部のサンプリング点に対応する一部のMR信号を用いて第2画像を生成し、第1画像と第2画像との差分を最小化する計算処理により、リードアウト傾斜磁場の過渡応答特性に関する補正係数を決定し、第1画像における過渡応答特性の影響を補正した補正画像を、補正係数を用いて生成することができる。
本実施形態との相違は、一つのラジアル方向に沿った第1スキャンと第2スキャンとにより、リードアウト傾斜磁場の過渡応答期間を含まない第1投影画像と過渡応答期間を含む第2投影画像とを生成し、第1投影画像と第2投影画像との差分を最小にするように、補正係数aと補正係数Tと決定することにある。リードアウト傾斜磁場の過渡応答期間とは、リードアウト傾斜磁場の強度Groの立ち上がり期間TRRTと、リードアウト傾斜磁場の強度Groの立ち下がり期間TRDTとのうち少なくとも一方に関する期間である。以下、説明を簡単にするために、リードアウト傾斜磁場の過渡応答期間は、リードアウト傾斜磁場の強度Groの立ち上がり期間TRRTとして説明する。なお、本応用例において、リードアウト傾斜磁場の過渡応答期間は、リードアウト傾斜磁場の強度Groの立ち下がり期間TRDTであってもよいし、立ち上がり期間TRRTと立ち下がり期間TRDTとの両者であってもよい。
図10は、本応用例における動作の処理手順の一例を示すフローチャートである。インタフェース回路125を介した操作者の指示により、第3スキャンに関する撮像プロトコルが決定される。
(ステップSb1)
決定された撮像プロトコルにおけるリードアウト傾斜磁場の波形およびバンド幅を用いて、図9に示すように第1スキャンSca1におけるリードアウト傾斜磁場が一定となる期間FIPEが低周波領域を含むように、第1スキャンSca1が実行される。第1スキャンSca1の実行により、第1MR信号が生成される。
決定された撮像プロトコルにおけるリードアウト傾斜磁場の波形およびバンド幅を用いて、図9に示すように第2スキャンSca2におけるリードアウト傾斜磁場の過渡応答期間TRRTが期間FIPEに含まれるように、第2スキャンSca2が実行される。第2スキャンSca2の実行により、第2MR信号が生成される。
ラジアル方向RDについての1次元フーリエ変換を第1MR信号に対して実行することにより、第1投影画像が生成される。第1投影画像は、過渡応答特性を含まない第1MR信号に関連する1次元の投影画像である。ラジアル方向RDについての1次元フーリエ変換を第2MR信号に対して実行することにより、第2投影画像が生成される。第2投影画像は、過渡応答特性を含む第2MR信号に関連する1次元の投影画像である。
第1投影画像と第2投影画像との差分を最小化する計算処理により、リードアウト傾斜磁場の過渡応答特性に関する補正係数aと補正係数Tとが決定される。過渡応答特性の決定手法は、ステップSa4と同様な処理なため、説明は省略する。
決定された撮像プロトコルを用いて、第3スキャンが実行され、第3MR信号が生成される。なお、第3スキャンにおけるスキャン方向は、ラジアルに限定されない。なお、ステップSb5の処理は、ステップSb1乃至Sb4のうちいずれの処理の前に実行されてもよい。
k空間において、第3MR信号に関する複数のサンプリング点のうち過渡応答期間TRRTに含まれるサンプリング点の位置が、補正係数に従って補正される。過渡応答期間TRRTに含まれるサンプリング点の位置の補正は、ステップSa5と同様な処理なため、説明は省略する。
補正されたサンプリング点の位置に対応する第3MR信号と、過渡応答期間TRRTに含まれないサンプリング点の位置に対応する第3MR信号とを用いて、第3スキャンに対応する補正画像が生成される。
本応用例に係る磁気共鳴イメージング装置100によれば、ラジアル方向RDに沿った第1スキャンSca1におけるリードアウト傾斜磁場が一定となる期間FIPEがラジアル方向RDに沿った第2スキャンSca2における過渡応答期間TRRTを包含するように、第1スキャンSca1及び第2スキャンSca2を実行し、これらのスキャンの実行後に第3スキャンを実行し、第1スキャンSca1に対応する第1MR信号に基づいて第1投影画像を生成し、第2スキャンSca2に対応する第2MR信号に基づいて第2投影画像を生成し、第1投影画像と第2投影画像との差分を最小化する計算処理により、リードアウト傾斜磁場の過渡応答特性に関する補正係数を決定し、第3スキャンに対応する第3MR信号と決定された補正係数とを用いて過渡応答特性を補正した補正画像を生成することができる。
第1応用例との相違は、予め設定された一つのラジアル方向に沿ってk空間における原点を跨いで第1収集方向で第1スキャンを実行し、ラジアル方向に沿って前記原点を跨いで第1収集方向に対向する第2収集方向で第2スキャンを実行することにある。本応用例における第1スキャンは、第1応用例の第1スキャンと異なり、リードアウト傾斜磁場の過渡応答期間を有する。すなわち、本応用例における第1スキャンと第2スキャンとは、ともに、立ち上がり期間と立ち下がり期間とのうち少なくとも一方の過渡応答期間を有する。また、k空間において、第1スキャンによる収集軌跡と第2スキャンによる収集軌跡とは、k空間の原点に対して概ね対称的な位置関係となる。
図13は、本応用例における動作の処理手順の一例を示すフローチャートである。以下、説明を具体的にするために、第1スキャンFScaおよび第2スキャンSScaは、図12に示すように、ラジアル方向の角度θが0°と90°である場合の2つのラジアル方向RDに沿って、互いに対向する収集方向に沿って実行されるものとする。なお、第1スキャンFScaおよび第2スキャンSScaは、図11に示すように一つのラジアル方向(0°)で実行されてもよいし、ラジアル方向の角度θが0°、45°、90、135°のように4方向について実行されてもよいし、複数の他のラジアル方向について実行されてもよい。
第1スキャンFScaおよび第2スキャンSScaの実行に先立って、第1スキャンFScaおよび第2スキャンSScaに関するラジアル方向が記憶装置129から読み出される。k空間における0°のラジアル方向に沿って第1スキャンFScaが実行される。第1スキャンFScaの実行により、第1MR信号が生成される。第1MR信号は、ラジアル方向と関連付けて、記憶装置129に記憶される。
第1スキャンが実行されたラジアル方向に沿って、第1スキャンFScaのスキャン方向(第1収集方向)とは反対方向(第2収集方向)に第2スキャンSScaが実行される。第2スキャンSScaの実行により、第2MR信号が生成される。第2MR信号は、ラジアル方向と関連付けて、記憶装置129に記憶される。
全てのラジアル方向に対して第1スキャンFScaおよび第2スキャンSScaとが完了していない場合、ステップSc1の処理とステップSc2の処理とが繰り返される。全てのラジアル方向に対して第1スキャンFScaおよび第2スキャンSScaとが完了している場合、ステップSc4の処理が実行される。
第1MR信号および第2MR信号各々に対して、関連付けられたラジアル方向についての1次元フーリエ変換を実行することにより、複数のラジアル方向各々に対応する第1投影画像と第2投影画像とが生成される。第1投影画像と第2投影画像とは、1次元フーリエ変換の実行時に用いられたラジアル方向と関連付けられて、記憶装置129に記憶される。なお、本ステップにおける処理は、ステップSc2の後に実行されてもよい。
複数のラジアル方向各々において第1投影画像と第2投影画像との差分画像を生成される。すなわち、本ステップの処理により、複数のラジアル方向にそれぞれ対応する複数の差分画像が生成される。複数の差分画像各々は、図14に示す第1MR信号における信号遅延量dsと図15に示す第2MR信号における信号遅延量dsとを、位相差として反映した画像となる。
差分画像における画素値を小さくする計算処理により、リードアウト傾斜磁場の過渡応答特性に関する補正係数aと補正係数Tとが決定される。過渡応答特性の決定手法は、ステップSa4と同様な処理なため、説明は省略する。本ステップにおける処理は、リードアウト傾斜磁場の過渡応答特性に起因する位相差を小さくするように、換言すれば、第1MR信号における信号遅延量dsと第2MR信号における信号遅延量dsとを解消するように、補正係数を決定する。
本応用例における磁気共鳴イメージング装置100によれば、k空間における一つのラジアル方向に沿ってk空間における原点を跨いで第1収集方向で第1スキャンを実行し、上記一つのラジアル方向に沿ってk空間の原点を跨いで第1収集方向に対向する第2収集方向で第2スキャンを実行し、k空間への磁気共鳴信号の充填に関する第3スキャンを実行し、第1スキャンにより収集された第1磁気共鳴信号に対してラジアル方向についての1次元フーリエ変換を適用することにより第1投影画像を生成し、第2スキャンにより収集された第2磁気共鳴信号に対して1次元フーリエ変換を適用することにより第2投影画像を生成し、第1投影画像と第2投影画像との差分を小さくする計算処理によりリードアウト傾斜磁場の過渡応答特性に関する補正係数を決定し、第3スキャンより収集された第3磁気共鳴信号と補正係数とを用いて過渡応答特性を補正した補正画像を生成することができる。
Claims (11)
- k空間における一つのラジアル方向に沿って前記k空間における原点を跨いで第1収集方向で第1スキャンを実行し、前記ラジアル方向に沿って前記原点を跨いで前記第1収集方向に対向する第2収集方向で第2スキャンを実行し、前記k空間への磁気共鳴信号の充填に関する第3スキャンを実行するシーケンス制御部と、
前記第1スキャンにより収集された第1磁気共鳴信号に対して前記ラジアル方向についての1次元フーリエ変換を適用することにより第1投影画像を生成し、前記第2スキャンにより収集された第2磁気共鳴信号に対して前記1次元フーリエ変換を適用することにより第2投影画像を生成する生成部と、
前記第1投影画像と前記第2投影画像との差分を小さくする計算処理によりリードアウト傾斜磁場の過渡応答特性に関する補正係数を決定する決定部と、
前記第3スキャンにより収集された前記磁気共鳴信号と前記補正係数とを用いて前記過渡応答特性を補正した補正画像を生成する補正部と、
を具備する磁気共鳴イメージング装置。 - 前記シーケンス制御部は、
前記ラジアル方向を含む複数のラジアル方向各々に沿って前記第1スキャンを実行し、前記複数のラジアル方向各々に沿って前記第2スキャンを実行し、
前記生成部は、
前記複数のラジアル方向にそれぞれ対応し、前記第1投影画像を含む複数の第1投影画像を生成し、
前記複数のラジアル方向にそれぞれ対応し、前記第2投影画像を含む複数の第2投影画像を生成し、
前記決定部は、
前記複数のラジアル方向各々について前記差分を計算することにより生成された複数の差分を小さくする計算処理により前記補正係数を決定する、
請求項1に記載の磁気共鳴イメージング装置。 - 前記シーケンス制御部は、
前記k空間において、前記第1スキャンの開始地点と前記第2スキャンの開始地点とが前記原点に対して対称となるように、前記第1スキャンと前記第2スキャンとを実行する、
請求項1または2に記載の磁気共鳴イメージング装置。 - 前記シーケンス制御部は、
前記k空間において、前記第1スキャンの終了地点と前記第2スキャンの終了地点とが前記原点に対して対称となるように、前記第1スキャンと前記第2スキャンとを実行する、
請求項1乃至3のうちいずれか一項に記載の磁気共鳴イメージング装置。 - k空間における第1のサンプリング点に配置された磁気共鳴信号を用いて第1画像を生成し、前記第1のサンプリング点と比較して異なるまたは同数であって、前記k空間における前記第1のサンプリング点とは異なる位置の第2のサンプリング点に配置された磁気共鳴信号を用いて第2画像を生成する生成部と、
前記第1画像と前記第2画像との差分を小さくする計算処理により、リードアウト傾斜磁場の過渡応答特性に関する補正係数を決定する決定部と、
前記第1画像における前記過渡応答特性の影響を補正した補正画像を、前記補正係数を用いて生成する補正部と、
を具備する磁気共鳴イメージング装置。 - 前記第2のサンプリング点は、前記過渡応答特性による影響が少ないサンプリング点である、
請求項5に記載の磁気共鳴イメージング装置。 - 前記リードアウト傾斜磁場は、前記k空間においてラジアル方向に沿って前記磁気共鳴信号を収集するラジアル収集に用いられる傾斜磁場であって、
前記磁気共鳴信号は、前記k空間において、前記ラジアル方向に沿って配置され、
前記第2のサンプリング点は、前記ラジアル方向に沿って配置される前記磁気共鳴信号に関する前記第1のサンプリング点のうち、前記リードアウト傾斜磁場の印加期間における前記リードアウト傾斜磁場の強度の立ち上がり期間を除く期間に含まれるサンプリング点である、
請求項5または6に記載の磁気共鳴イメージング装置。 - 前記第2のサンプリング点は、前記第1のサンプリング点のうち、前記リードアウト傾斜磁場の印加期間における前記リードアウト傾斜磁場の強度の立ち上がり期間と前記強度の立ち下がり期間とのうち少なくとも一方の期間を除く期間に含まれるサンプリング点である、
請求項5乃至7のうちいずれか一項に記載の磁気共鳴イメージング装置。 - 前記生成部は、
パルスシーケンスに応じた前記リードアウト傾斜磁場の波形と前記リードアウト傾斜磁場の発生に関する少なくとも一つの傾斜磁場コイルの過渡応答とに基づく前記過渡応答特性の初期条件と、前記第1のサンプリング点に配置された磁気共鳴信号とを用いて、前記第1画像を生成し、
前記決定部は、
前記差分に基づいて計算された二乗平均平方根が小さくなるように前記過渡応答特性を更新することにより、前記補正係数を決定する、
請求項5乃至8のうちいずれか一項に記載の磁気共鳴イメージング装置。 - 前記補正部は、前記第1のサンプリング点により規定される第1範囲と前記第2のサンプリング点により規定される第2範囲との重複範囲に含まれるサンプリング点を第1のサンプリング点から除いた他のサンプリング点の位置を前記補正係数に従って前記k空間において補正することにより、前記補正画像を生成する、
請求項5乃至9のうちいずれか一項に記載の磁気共鳴イメージング装置。 - k空間における一つのラジアル方向に沿って前記k空間における原点を跨いで第1収集方向で収集された第1磁気共鳴信号に対して、前記ラジアル方向についての1次元フーリエ変換を適用することにより第1投影画像を生成し、前記ラジアル方向に沿って前記原点を跨いで前記第1収集方向に対向する第2収集方向で収集された第2磁気共鳴信号に対して前記1次元フーリエ変換を適用することにより第2投影画像を生成する生成部と、
前記第1投影画像と前記第2投影画像との差分を小さくする計算処理によりリードアウト傾斜磁場の過渡応答特性に関する補正係数を決定する決定部と、
前記k空間への磁気共鳴信号の充填に関するスキャンにより収集された磁気共鳴信号と前記補正係数とを用いて前記過渡応答特性を補正した補正画像を生成する補正部と、
を具備する医用処理装置。
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