JP2018164008A - 蓄電モジュール、および蓄電デバイス接続用の配線基板 - Google Patents

蓄電モジュール、および蓄電デバイス接続用の配線基板 Download PDF

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Abstract

【課題】相互に直列接続される蓄電デバイスの正極端子同士または負極端子同士の相互間距離が短い場合でも、相互に直列接続される蓄電デバイスの正極端子同士または負極端子同士が半田を介して短絡することを防止する。【解決手段】相互に直列接続される上下の蓄電デバイス20の一方の正極端子50が半田付けされたランド831は、上下の蓄電デバイス20の正極端子50が挿通された上下のスロット81の間の域には形成されておらず、相互に直列接続される上下の蓄電デバイス20の一方の負極端子60が半田付けされたランド841は、上下の蓄電デバイス20の負極端子60が挿通された上下のスロット82の間の領域には形成されていない。【選択図】図6

Description

本発明は、蓄電モジュール、および蓄電デバイス接続用の配線基板に関するものである。
発電要素、この発電要素を封止する外装体および発電要素から外装体外側へ導出された正極および負極のリードを有する扁平状の複数の電池セルと、この複数の電池セルが積み重ねられた状態で各電池セルのリードが挿入されるスロット部とこのスロット部に挿入された各リードを直列接続および/または並列接続する配線パターンとが形成されてなる配線基板とを備える電池パックが知られている(例えば特許文献1参照)。
特開2009−163932号公報
蓄電モジュール(電池パック)が小型化されるほど、端子(リード)の相互間距離が短くなる。それにより、端子を配線基板のランドに半田付けする際に、相互に直列接続される蓄電デバイス(電池セル)の正極端子同士または負極端子同士が半田を介して短絡するおそれがある。
本発明が解決しようとする課題は、相互に直列接続される蓄電デバイスの正極端子同士または負極端子同士の相互間距離が短い場合でも、相互に直列接続される蓄電デバイスの正極端子同士または負極端子同士が半田を介して短絡することを防止できる蓄電モジュール、および蓄電デバイス接続用の配線基板を提供することである。
[1]本発明に係る蓄電モジュールは、電極積層体と、前記電極積層体を収容する外装体と、前記電極積層体に電気的に接続され前記外装体から前記外装体の外側に延びる端子とをそれぞれ備え、積層された複数の蓄電デバイスと、前記複数の蓄電デバイスを電気的に接続する配線基板とを備える蓄電モジュールであって、前記複数の蓄電デバイスは、正極の前記端子同士が前記複数の蓄電デバイスの積層方向に相互に隣り合い、負極の前記端子同士が前記積層方向に相互に隣り合うように配された第1および第2の蓄電デバイスを備え、前記配線基板は、それぞれ前記端子が挿通された複数の端子用スロットと、それぞれ前記端子用スロットに対応して設けられ前記端子が半田付けされた複数の端子用ランドと、前記第1の蓄電デバイスと前記第2の蓄電デバイスとを直列で接続する電流ラインとを備え、前記第1の蓄電デバイスと前記第2の蓄電デバイスとの同極性の前記端子が挿通された前記端子用スロットの相互間の領域には、前記第1の蓄電デバイスの前記端子が半田付けされた前記端子用ランドが形成されていない。
[2]上記発明において、前記第1の蓄電デバイスと前記第2の蓄電デバイスとの同極性の前記端子が挿通された前記端子用スロットの相互間の領域には、前記第2の蓄電デバイスの前記端子が半田付けされた前記端子用ランドが形成されていなくてもよい。
[3]上記発明において、前記第1の蓄電デバイスと前記第2の蓄電デバイスとの同極性の前記端子の先端部は、相互に離れる方向に折り曲げられていてもよい。
[4]本発明に係る蓄電デバイス接続用の配線基板は、電極積層体と、前記電極積層体を収容する外装体と、前記電極積層体に電気的に接続され前記外装体から前記外装体の外側に延びる端子をそれぞれ備え、積層される複数の蓄電デバイスを、電気的に接続する配線基板であって、前記複数の蓄電デバイスは、正極の前記端子同士が前記複数の蓄電デバイスの積層方向に相互に隣り合い、負極の前記端子同士が前記積層方向に相互に隣り合うように配される第1および第2の蓄電デバイスを備え、それぞれ前記端子が挿通される複数の端子用スロットと、それぞれ前記端子用スロットに対応して設けられ前記端子が半田付けされる複数の端子用ランドと、前記第1の蓄電デバイスと前記第2の蓄電デバイスとを直列で接続する電流ラインとを備え、前記第1の蓄電デバイスと前記第2の蓄電デバイスとの同極性の前記端子が挿通される前記端子用スロットの相互間の領域には、前記第1の蓄電デバイスの前記端子が半田付けされる前記端子用ランドが形成されていない。
[5]上記発明に係る蓄電デバイス接続用の配線基板において、前記第1の蓄電デバイスと前記第2の蓄電デバイスとの同極性の前記端子が挿通される前記端子用スロットの相互間の領域には、前記第2の蓄電デバイスの前記端子が半田付けされる前記端子用ランドが形成されていなくてもよい。
本発明によれば、相互に直列接続される蓄電デバイスの正極端子同士または負極端子同士の相互間距離が短い場合でも、正極端子同士または負極端子同士の半田付けの位置の相互間距離を十分に長くすることが可能になり、相互に直列接続される蓄電デバイスの正極端子同士または負極端子同士が半田を介して短絡することを防止できる。
図1は、本発明の一実施形態に係る蓄電モジュールが備える蓄電デバイスを示す斜視図である。 図2は、図1の蓄電デバイスを示す平面図である。 図3は、図2のIII-III断面図である。 図4は、図2のIV-IV断面図である。 図5は、本発明の一実施形態に係る蓄電モジュールを示す分解斜視図である。 図6は、図5の蓄電モジュールを示す正面図である。 図7は、上側の蓄電デバイス群のなかで最下位の蓄電デバイスの正極端子(または負極端子)と、下側の蓄電デバイス群のなかで最上位の蓄電デバイスの正極端子(または負極端子)とを拡大して示す正面図である。 図8は、図7のVIII−VIII断面図である。 図9は、ランドの変形例を示す断面図である。 図10は、ランドの変形例を示す断面図である。 図11は、他の実施形態に係る配線基板の一部を拡大して示す正面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は本発明の一実施形態に係る蓄電モジュールが備える蓄電デバイス20を示す斜視図である。図2は図1の蓄電デバイスを示す平面図である。また、図3は図2のIII-III線に沿った断面図である。さらに、図4は図2のIV-IV線に沿った断面図である。
図1及び図2に示すように、蓄電デバイス20は、扁平型のラミネートタイプのリチウムイオンキャパシタである。この蓄電デバイス20は、80mm程度の長さ、55mm程度の幅、及び、3.5mm程度の厚さの寸法を有しており、小型に分類されるリチウムイオンキャパシタである。なお、蓄電デバイス20の寸法は、特に上記の数値に限定されない。
なお、蓄電デバイスは、上記のリチウムイオンキャパシタに限定されず、例えば、リチウムイオン二次電池や電気二重層コンデンサ等の他の蓄電デバイスであってもよい。
図3及び図4に示すように、蓄電デバイス20は、正極板31及び負極板32を含む電極積層体30と、電極積層体30を収容して封止する外装体40と、正極板31に電気的に接続されている正極端子50と、負極板32に電気的に接続されている負極端子60とを備えている。外装体40の内部には電解液(不図示)が充填されている。
電極積層体30は、複数の正極板31と、複数の負極板32と、複数のセパレータ33とを備えている、正極板31と負極板32は、セパレータ33を介して交互に積層されている。なお、電極積層体30を構成する正極板31、負極板32、及びセパレータ33の枚数は特に限定されない。
図3に示すように、それぞれの正極板31は、正極集電体311と正極層314を備えており、それぞれの正極集電体311は、本体部312とリード部313とを有している。本体部312は、多数の貫通孔を有する矩形状の薄板であり、具体的には、エキスパンドメタル、パンチングメタル、網、発泡体等で構成されている。この本体部312を構成する材料の具体例としては、アルミニウムやステンレス等の金属材料を例示することができる。本体部312に形成された貫通孔は、電解液やリチウムイオンの移動経路として機能する。正極層314は、この本体部312の両面に設けられている。なお、最上段の正極板31については、本体部312の下面のみに正極層314が設けられている。
リード部313は、貫通孔を有しない帯状の薄板であり、上述の本体部312と同様の材料から構成されている。このリード部313は、本体部312の一方の短辺における一端(図3において左辺の上端)の近傍から延出しており、当該リード部313の先端は、他のリード部313と共に正極端子50の後端側に接合されている。本実施形態では、このリード部313は本体部312と一体的に形成されているが、特にこれに限定されず、リード部313と本体部312とを別に形成した後にこれらを接合してもよい。
正極層314は、正極活物質等を正極集電体311の本体部312の主面に塗布等により付着させることで形成されている。正極活物質としては、リチウムイオンを可逆的に担持可能であれば特に限定されないが、例えば、黒鉛や活性炭等を例示することができる。なお、必要に応じて、正極層314が導電材やバインダ等を含有してもよい。
図4に示すように、それぞれの負極板32も、負極集電体321と負極層324を備えており、それぞれの負極集電体321は、本体部322とリード部323を有している。本体部322は、多数の貫通孔を有し、上述の正極集電体311の本体部312と同じサイズの矩形状の薄板であり、具体的には、エキスパンドメタル、パンチングメタル、網、発泡体等で構成されている。この本体部322を構成する材料の具体例としては、ステンレス、銅、ニッケル等の金属材料を例示することができる。本体部322に形成された貫通孔は、電解液やリチウムイオンの移動経路として機能する。負極層324は、この本体部322の両面に設けられている。
リード部323は、貫通孔を有しない帯状の薄板であり、上述の本体部322と同様の材料から構成されている。このリード部323は、本体部322の一方の短辺における他端(図4において左辺の下端)の近傍から延出しており、当該リード部323の先端は、他のリード部323と共に負極端子60の後端側に接合されている。本実施形態では、このリード部323は本体部322と一体的に形成されているが、特にこれに限定されず、リード部323と本体部322とを別に形成した後にこれらを接合してもよい。
負極層324は、負極活物質等を本体部322の主面に塗布等により付着させることで形成されている。負極活物質としては、リチウムイオンを可逆的に担持可能であれば特に限定されないが、例えば、黒鉛や活性炭等を例示することができる。なお、必要に応じて、負極層324が導電材やバインダ等を含有してもよい。
セパレータ33は、電解液、正極活物質、及び負極活物質等に対して耐久性があり、連通孔を有する一方で電子導電性は有しない多孔体から構成されている。このセパレータ33は、具体的には、セルロース、ポリエチレン等から形成される不織布や微多孔膜から構成されている。このセパレータ33には電解液が含浸されている。なお、漏液を防止するために、電解液に代えて、ゲル状又は固体状の電解質を用いてもよく、この場合には、セパレータ33を省略してもよい。
電解液の具体例としては、リチウム塩の非プロトン性有機溶媒電解質溶液を例示することができる。リチウム塩としては、特に限定されないが、例えば、LiPF、LiBF、LiFSI、LiTFSIを用いることができる。また、非プロトン性有機溶媒の具体例としては、例えば、エチレンカーボネート、プロピレンカーボネート、ジメチルカーボネート、ジエチルカーボネート、エチルメチルカーボネートなどのカーボネートを例示することができる。なお、これら非プロトン性有機溶媒の二種以上を混合した混合液を用いてもよい。
さらに、本実施形態における電極積層体30は、図4に示すように、リチウム極34を備えている。このリチウム極34は、最下段の負極板32の更に下にセパレータ33を介して積層されており、負極板32に対してリチウムイオンを供給するリチウム供給源として機能する。このリチウム極34は、リチウム極集電体341とリチウム層344を備えており、リチウム極集電体341は、本体部342とリード部343を有している。本体部342は、上述の正極集電体311の本体部312と同じサイズの矩形状の薄板であり、例えば、銅やステンレス等の金属材料から構成されている。
リード部343は、上述の本体部342と同様の材料から構成された帯状の薄板である。このリード部343は、本体部342の一方の短辺における他端(図4において左辺の下端)の近傍から延出しており、当該リード部343の先端は、負極板32のリード部323と共に負極端子60の後端側に接合されている。本実施形態では、このリード部343は本体部342と一体的に形成されているが、特にこれに限定されず、リード部343と本体部342とを別に形成した後にこれらを接合してもよい。
リチウム層344は、リチウム極集電体341の本体部342の表面に圧着された金属箔である。このリチウム層344は、少なくともリチウムを含有し、リチウムイオンを供給することが可能な材料から構成されている。このリチウム層344を構成する具体的な材料としては、例えば、リチウム−アルミニウム合金等を例示することができる。
本実施形態では、リチウム極34が負極の一部を構成している。すなわち、リチウム極集電体341のリード部343が負極端子60に接続されており、負極層324の負極活物質にリチウムイオンを担持させることが可能となっている。リチウムイオンを負極にスムーズに担持させるために、リチウム極34を負極板32に対向するように配置することが好ましい。
なお、リチウム極は、図3及び図4に示す形態に限定されない。例えば、特に図示しないが、(1)最上段の正極板の上に負極板をさらに設け、当該負極板の上にリチウム極を配置した形態や、(2)電極積層体の中央領域の2つの負極板の間にリチウム極を介在させた形態としてもよい。
外装体40は、図2〜図4に示すように、矩形状のラミネートフィルム41を折返部44で二つ折りにして、当該折返部44を除く他の三辺を熱融着することで形成されている。この外装体40は、電極積層体30を上側から覆う凸状の第1のシート部42と、当該電極積層体30を下側から保持する平坦な第2のシート部43とを有している。
ラミネートフィルム41は、屈曲可能な程度の可撓性を有したフィルムである。このラミネートフィルム41は、図3の拡大図に示すように、アルミニウム等から構成される金属箔41aと、当該金属箔41aの両面にそれぞれ積層された第1及び第2の樹脂フィルム41b,41cとを備えている。金属箔41aの内側に積層された第1の樹脂フィルム41bは、耐電解液性及び熱融着性に優れた樹脂材料から構成されている。一方、金属箔41aの外側に積層された第2の樹脂フィルム41cは、電気絶縁性に優れた樹脂材料から構成されている。
第1のシート部42は、収容部421と封止部422とを有している。収容部421は、絞り加工等により第1のシート部42が内側から凹状に加工されることで形成されている。結果的に、この収容部421は、外側に向かって凸状に突出した形状を有している。この収容部421は、上述の電極積層体30を収容可能な大きさを有しており、電極積層体30を包むことが可能となっている。封止部422は、上述の折返部44を除く収容部421の三方に設けられている。これに対し、第2のシート部43には、収容部等が形成されておらず、この第2のシート部43は、平坦な形状を有している。
正極端子50および負極端子60が接続された電極積層体30を収容部421に収容して、ラミネートフィルム41を折返部44で二つ折りした状態で、第1のシート部42の封止部422と、第2のシート部43の周縁部と、が熱融着されている。これにより、第1及び第2のシート部42,43の間に電極積層体30が収容され、外装体40の内部に電極積層体30が密閉されている。
正極端子50は、帯状の部材であり、外装体40の内部から外部に引き出されている。この正極端子50の後端側は、外装体40の内部に位置しており、正極端子50の後端側には、正極板31のリード部313の先端が接合されている。また、正極端子50の先端側は、外装体40の外部に位置している。この正極端子50と外装体40との間にはシーラント樹脂層51が介在している。
負極端子60は、例えば、銅又は銅合金等の金属材料から構成された帯状の部材であり、全体に亘って平坦な形状を有している。この負極端子60も、外装体40の内部から外部に引き出されており、この負極端子60の後端側には、負極板32及びリチウム極34のリード部323,343が接合されている。また、負極端子60の先端側は、外装体40の外部に位置している。また、この負極端子60と外装体40との間にもシーラント樹脂層61が介在している。なお、負極端子60の表面に、ニッケル又は錫のめっき層等を形成してもよい。
正極端子50は、外装体40の一方の短辺45から外装体40の外側に延びている。負極端子60は、外装体40の一方の短辺45から外装体40の外側に延びている。正極端子50と負極端子60とは、外装体40の同一の辺(一方の短辺45)から相互に平行に、当該辺に対して直交する方向に延びている。
図5は、本発明の一実施形態に係る蓄電モジュール1を示す分解斜視図である。この図に示すように、蓄電モジュール1は、複数の蓄電デバイス20と、上下一対の固定板70、71と、配線基板80とを備える。複数の蓄電デバイス20は、複数の正極端子50が上下方向に所定間隔で配列され、複数の負極端子60が上下方向に所定間隔で配列されるように、上下方向に積層されている。これらの複数の蓄電デバイス20は、上下一対の固定板70、71により積層方向に挟み込まれた状態で保持されている。配線基板80は、4隅に形成されたネジ孔80A、80Bを通して上下一対の固定板70、71にネジ止めされている。
本実施形態の蓄電モジュール1は、電動工具の電源として用いられる。この蓄電モジュール1は、電動工具のグリップ部に装着される。なお、蓄電モジュール1は、電動工具の電源に限らず、他の小型の電動機械の電源として用いられてもよい。
図6は、蓄電モジュール1を示す正面図である。図5及び図6に示すように、配線基板80には、複数の正極端子50に対応して設けられた複数のスロット81と、複数の負極端子60に対応して設けられた複数のスロット82とが形成されている。スロット81は、正極端子50が挿通される長穴である。複数のスロット81は、上下方向に所定間隔で配列されている。一方、スロット82は、負極端子60が挿通される長穴である。複数のスロット82は、上下方向に所定間隔で配列されている。
一の蓄電デバイス20の正極端子50と負極端子60とにそれぞれ対応するスロット81とスロット82とは、水平に配されている。ここで、本実施形態の配線基板80は、複数の蓄電デバイス20を、所定数(複数であり、例えば、図示するように3個)ずつ並列接続し、その並列接続された所定数の蓄電デバイス20からなる複数(例えば、図示するように3個)の蓄電デバイス群20´を直列接続する。
配線基板80の表面(図6における手前側の面)には、ランド83、831、832がスロット81に対応して形成され、ランド84、841、842がスロット82に対応して形成されている。ランド831が対応して形成されたスロット81には、蓄電デバイス群20´の最下位の蓄電デバイス20の正極端子50が挿入されている。ランド832が対応して形成されたスロット81は、上から2段目以下の蓄電デバイス群20´の最上位の蓄電デバイス20の正極端子50が挿入されている。そして、ランド83は、ランド831、832が形成されたスロット81以外のスロット81に対応して形成されている。
ランド841が対応して形成されたスロット82には、蓄電デバイス群20´の最下位の蓄電デバイス20の負極端子60が挿入されている。ランド842が対応して形成されたスロット82には、上から2段目以下の蓄電デバイス群20´の最上位の蓄電デバイス20の負極端子60が挿入されている。そして、ランド84は、ランド841、842が形成されたスロット82以外のスロット82に対応して形成されている。
ランド83は、スロット81の周縁部の全周に形成されている。それに対して、ランド831は、スロット81の下辺よりも下側には形成されておらず、スロット81の上辺の縁部と左右の辺の縁部とに形成されている。また、ランド832は、スロット81の上辺よりも上側には形成されておらず、スロット81の下辺の縁部と左右の辺の縁部とに形成されている。
即ち、相互に隣り合い直列接続される上下の蓄電デバイス20の一方が有する正極端子50が半田付けされるランド831は、当該正極端子50が挿通されるスロット81と他方の蓄電デバイス20が有する正極端子50が挿通されるスロット81との間の領域には形成されていない。また、相互に隣り合い直列接続される上下の蓄電デバイス20の他方が有する正極端子50が半田付けされるランド832は、当該正極端子50が挿通されるスロット81と他方の蓄電デバイス20が有する正極端子50が挿通されるスロット81との間の領域には形成されていない。
ランド84は、スロット82の周縁部の全周に形成されている。それに対して、ランド841は、スロット82の下辺よりも下側には形成されておらず、スロット82の上辺の縁部と左右の辺の縁部とに形成されている。また、ランド842は、スロット82の上辺よりも上側には形成されておらず、スロット82の下辺の縁部と左右の辺の縁部とに形成されている。
即ち、相互に隣り合い直列接続される上下の蓄電デバイス20の一方が有する負極端子60が半田付けされるランド841は、当該負極端子60が挿通されるスロット82と他方の蓄電デバイス20が有する負極端子60が挿通されるスロット82との間の領域には形成されていない。また、相互に隣り合い直列接続される上下の蓄電デバイス20の他方が有する負極端子60が半田付けされるランド842は、当該負極端子60が挿通されるスロット82と他方の蓄電デバイス20が有する負極端子60が挿通されるスロット82との間の領域には形成されていない。
配線基板80の表面には、正極入出力端子85と、負極入出力端子86と、第1〜第4の電流ライン87A、87B、87C、87Dとが形成されている。第1の電流ライン87Aは、最上段の蓄電デバイス群20´の複数の正極端子50に対応する複数のランド83、831と、正極入出力端子85とを電気的に接続する。第2の電流ライン87Bは、最上段の蓄電デバイス群20´の複数の負極端子60に対応する複数のランド84、841と、上から2段目の蓄電デバイス群20´の複数の正極端子50に対応する複数のランド832、83、831とを電気的に接続する。第3の電流ライン87Cは、上から2段目の蓄電デバイス群20´の複数の負極端子60に対応する複数のランド842、84、841と、最下段の蓄電デバイス群20´の複数の正極端子50に対応する複数のランド832、83とを電気的に接続する。さらに、第4の電流ライン87Dは、最下段の蓄電デバイス群20´の複数の負極端子60に対応する複数のランド842、84と、負極入出力端子86とを電気的に接続する。
図7は、上側の蓄電デバイス群20´のなかで最下位の蓄電デバイス20の正極端子50(または負極端子60)と、下側の蓄電デバイス群20´のなかで最上位の蓄電デバイス20の正極端子50(または負極端子60)とを拡大して示す正面図である。また、図8は、図7のVIII−VIII断面図である。図6〜図8に示すように、上側の正極端子50の先端部50Aは、配線基板80の表面側において、直角に上側に折り曲げられ、ランド831に半田付けされている。半田88は、先端部50Aの裏面とランド831との間に充填されると共に、先端部50Aの両側の側面から表面にまで広がるように形成されている。それに対して、下側の正極端子50の先端部50Aは、配線基板80の表面側において、直角に下側に折り曲げられ、ランド832に半田付けされている。半田88は、先端部50Aの裏面とランド832との間に充填されると共に、先端部50Aの両側の側面から表面にまで広がるように形成されている。
上側の負極端子60の先端部60Aは、配線基板80の表面側において、直角に上側に折り曲げられ、ランド841に半田付けされている。半田88は、先端部60Aの裏面とランド841との間に充填されると共に、先端部60Aの両側の側面から表面にまで広がるように形成されている。それに対して、下側の負極端子60の先端部60Aは、配線基板80の表面側において、直角に下側に折り曲げられ、ランド842に半田付けされている。半田88は、先端部60Aの裏面とランド842との間に充填されると共に、先端部60Aの両側の側面から表面にまで広がるように形成されている。
以上説明したように、本実施形態に係る蓄電モジュール1では、正極端子50および負極端子60が外装体40の短辺45から外側に延びる複数の蓄電デバイス20が、複数の正極端子50が一列に並び、複数の負極端子60が一列に並ぶように積層されており、これらの複数の蓄電デバイス20が、配線基板80により電気的に接続されている。この配線基板80には、正極端子50が挿通されるスロット81が一列に並ぶように形成され、負極端子60が挿通されるスロット82が一列に並ぶように形成されている。この配線基板80には、スロット81に対応してランド83、831、832が形成されており、これらのランド83、831、832には、正極端子50の折り曲げられた先端部50Aが半田付けされている。また、配線基板80には、スロット82に対応してランド84、841、842が形成されており、これらのランド84、841、842には、負極端子60の折り曲げられた先端部60Aが半田付けされている。また、複数の蓄電デバイス20のなかで相互に隣り合う蓄電デバイス20(最上段の蓄電デバイス群20´の最下位の蓄電デバイス20と上から2段目の蓄電デバイス群20´の最上位の蓄電デバイス20、および、上から2段目の蓄電デバイス群20´の最下位の蓄電デバイス20と最下段の蓄電デバイス20´の最上位の蓄電デバイス20)が第1〜第4の電流ライン87A〜Dにより直列で接続されている。
ここで、ランド831には、相互に隣り合い直列接続される上下の蓄電デバイス20の一方が有する正極端子50が半田付けされるところ、このランド831は、当該正極端子50が挿通されるスロット81と、他方の蓄電デバイス20が有する正極端子50が挿通されるスロット81との間の領域には形成されていない。また、ランド832には、相互に隣り合い直列接続される上下の蓄電デバイス20の他方が有する正極端子50が半田付けされるところ、このランド832は、当該正極端子50が挿通されるスロット81と、他方の蓄電デバイス20が有する正極端子50が挿通されるスロット81との間の領域には形成されていない。これにより、相互に直列接続され電位の異なる上下の蓄電デバイス20が有する上下の正極端子50をランド831、832に糸半田を用いて半田付けする際に、一方のランド831上での半田の濡れ広がりを、上下のスロット81間の領域外で止めることができ、他方のランド832上での半田の濡れ広がりを、上下のスロット81間の領域外で止めることができる。従って、相互に直列接続され電位の異なる蓄電デバイス20の正極端子50同士の相互間距離が短い場合でも、相互に直列接続され電位の異なる蓄電デバイス20の正極端子50同士が半田を介して短絡することを防止できる。
また、ランド841には、相互に隣り合い直列接続される上下の蓄電デバイス20の一方が有する負極端子60が半田付けされるところ、このランド841は、当該負極端子60が挿通されるスロット82と、他方の蓄電デバイス20が有する負極端子60が挿通されるスロット82との間の領域には形成されていない。また、ランド842には、相互に隣り合い直列接続される上下の蓄電デバイス20の他方の負極端子60が半田付けされるところ、このランド842は、当該負極端子60が挿通されるスロット82と、他方の蓄電デバイス20が有する負極端子60が挿通されるスロット82との間の領域には形成されていない。これにより、相互に直列接続され電位の異なる蓄電デバイス20の負極端子60をランド841、842に糸半田を用いて半田付けする際に、一方のランド841上での半田の濡れ広がりを、上下のスロット82間の領域外で止めることができ、他方のランド842上での半田の濡れ広がりを、上下のスロット82間の領域外で止めることができる。従って、相互に直列接続され電位の異なる蓄電デバイス20の負極端子60同士の相互間距離が短い場合でも、相互に直列接続され電位の異なる蓄電デバイス20の負極端子60同士が半田を介して短絡することを防止できる。
また、本実施形態に係る蓄電モジュール1では、最上段または上から2段目の蓄電デバイス群20´の最下位の蓄電デバイス20の正極端子50の先端部50Aと、この蓄電デバイス20と相互に隣り合い直列で接続された蓄電デバイス20の正極端子50の先端部50Aとは、相互に離れる方向に折り曲げられている。これにより、相互に離れる方向に折り曲げられた上下の正極端子50をランド831、832に糸半田を用いて半田付けする際に、上下の正極端子50を同じ方向に折り曲げる場合と比較して、上下の正極端子50の半田付けの位置の相互間距離を長くすることができる。従って、相互に直列接続され電位の異なる蓄電デバイス20の正極端子50同士の相互間距離が短い場合でも、これらの正極端子50の半田付けの位置の相互間距離を十分に長く取ることが可能になり、相互に直列接続され電位の異なる蓄電デバイス20の正極端子50同士が半田を介して短絡することを防止できる。
さらに、本実施形態に係る蓄電モジュール1では、最上段または上から2段目の蓄電デバイス群20´の最下位の蓄電デバイス20の負極端子60の先端部60Aと、この蓄電デバイス20と相互に隣り合い直列で接続された蓄電デバイス20の負極端子60の先端部60Aとは、相互に離れる方向に折り曲げられている。これにより、相互に離れる方向に折り曲げられた上下の負極端子60をランド841、842に糸半田を用いて半田付けする際に、上下の負極端子60を同じ方向に折り曲げる場合と比較して、上下の負極端子60の半田付けの位置の相互間距離を長くすることができる。従って、相互に直列接続され電位の異なる蓄電デバイス20の負極端子60同士の相互間距離が短い場合でも、これらの負極端子60の半田付けの位置の相互間距離を十分に長く取ることが可能になり、相互に直列接続され電位の異なる蓄電デバイス20の負極端子60同士が半田を介して短絡することを防止できる。
なお、相互に直列接続される上下の蓄電デバイス20の一方が有する正極端子50の先端部50Aと他方の蓄電デバイス20が有する正極端子50の先端部50Aとを、相互に離れる方向に折り曲げること、及び折り曲げることは必須ではない。例えば、図9に示すように、正極端子50を折り曲げることなくランド831、832に半田付けしてもよい。また、上下一対の正極端子50が半田付けされる上下のランドの双方を、ランド831、832とすることは必須ではない。例えば、図10に示すように、当該上下一対の正極端子50が半田付けされる上下のランドを、ランド831とランド83としてもよい。さらには、当該上下一対の正極端子50が半田付けされる上下のランドを、ランド83とランド832としてもよい。即ち、上下のランドの一方を、スロット81の全周を囲むように形成されたランド83で構成し、上下のランドの他方を、上下のスロット81の間の領域を除いてスロット83の周囲に形成されたランド831、832としてもよい。
また、相互に直列接続される上下の蓄電デバイス20の一方が有する負極端子60の先端部60Aと他方の蓄電デバイス20が有する負極端子60の先端部60Aとを、相互に離れる方向に折り曲げること及び折り曲げることは必須ではない。例えば、図9に示すように、負極端子60を折り曲げることなくランド841、842に半田付けしてもよい。また、上下一対の負極端子60が半田付けされる上下のランドの双方を、ランド841、842とすることは必須ではない。例えば、図10に示すように、当該上下一対の負極端子60が半田付けされる上下のランドを、ランド841とランド84としてもよい。さらには、当該上下一対の負極端子60が半田付けされる上下のランドを、ランド84とランド842としてもよい。即ち、上下のランドの一方を、スロット82の全周を囲むように形成されたランド84で構成し、上下のランドの他方を、上下のスロット82の間の領域を除いてスロット84の周囲に形成されたランド841、842としてもよい。
図11は、他の実施形態に係る配線基板80の構造を示す正面図である。この図に示すように、本実施形態の配線基板80には、複数のスリット810、811が形成されている。スリット810は、最上段または上から2段目の蓄電デバイス群20´の最下位の蓄電デバイス20が有する正極端子50が半田付けされたランド83と、その下のランド83との間に形成されている。また、スリット811は、最上段または上から2段目の蓄電デバイス群20´の最下位の蓄電デバイス20が有する負極端子60が半田付けされたランド84と、その下のランド84との間に形成されている。
スリット810は、配線基板80を平面視において、幅が0.5〜2mm、長さが5〜15mmのサイズで形成されている。スリット810は、スロット81よりも長く、上下のスロット81の間の領域から左右に延びている。また、スリット810は、上下のスロット81に対して等距離の位置に形成されている。なお、スリット810と上下のスロット81との距離は、完全に同一であることは必須ではなく、スリット810と一方のスロット81との距離が、過度に短くならなければよい。
スリット811は、配線基板80を平面視において、幅が0.5〜2mm、長さが5〜15mmのサイズで形成されている。スリット811は、スロット82よりも長く、上下のスロット82の間の領域から左右に延びている。また、スリット811は、上下のスロット82に対して等距離の位置に形成されている。なお、スリット811と上下のスロット82との距離は、完全に同一であることは必須ではなく、スリット811と一方のスロット82との距離が、過度に短くならなければよい。
なお、貫通した長穴であるスリット810、811に代えて、貫通しない長穴である溝、または突起(リブ)を形成してもよい。即ち、上下のスロット81(82)間にこのスロット81(82)の長さ方向に沿って延び、配線基板80の表面に対して凹状または凸状である凹凸部を形成すればよい。
以上説明したように、本実施形態に係る配線基板80によれば、スリット810の上下の正極端子50をランド831、832に糸半田を用いて半田付けする際に、一方のランド831(832)から他方のランド832(831)に向かって流れる半田をスリット810により止めることができる。従って、相互に直列接続され電位の異なる蓄電デバイス20の正極端子50同士の相互間距離が短い場合でも、相互に直列接続され電位の異なる蓄電デバイス20の正極端子50同士が半田を介して短絡することを防止できる。
また、スリット811の上下の負極端子60をランド841、842に糸半田を用いて半田付けする際に、一方のランド841(842)から他方のランド842(841)に向かって流れる半田をスリット811により止めることができる。従って、相互に直列接続され電位の異なる蓄電デバイス20の負極端子60同士の相互間距離が短い場合でも、相互に直列接続され電位の異なる蓄電デバイス20の負極端子60同士が半田を介して短絡することを防止できる。
本実施形態における「蓄電モジュール1」が本発明における「蓄電モジュール」の一例に相当し、「蓄電デバイス20」が本発明における「蓄電デバイス」の一例に相当し、本実施形態における「電極積層体30」が本発明における「電極積層体」の一例に相当し、本実施形態における「外装体40」が本発明における「外装体」の一例に相当し、本実施形態における「正極端子50」および「負極端子60」が本発明における「端子」の一例に相当する。
本実施形態における「最上段の蓄電デバイス群20´の最下位の蓄電デバイス20」および「上から2段目の蓄電デバイス群20´の最下位の蓄電デバイス20」が本発明における「第1の蓄電デバイス」の一例に相当し、本実施形態における「上から2段目の蓄電デバイス群20´の最上位の蓄電デバイス20」および「最下段の蓄電デバイス群20´の最上位の蓄電デバイス20」が本発明における「第2の蓄電デバイス」の一例に相当する。
本実施形態における「配線基板80」が本発明における「配線基板」の一例に相当し、本実施形態における「スロット81」および「スロット82」が本発明における「端子用スロット」の一例に相当し、本実施形態における「ランド83」、「ランド831」、「ランド832」、「ランド84」、「ランド841」および「ランド842」が本発明における「端子用ランド」の一例に相当し、本実施形態における「第1の電流ライン87A」、「第2の電流ライン87B」、「第3の電流ライン87C」および「第4の電流ライン87D」が本発明における「電流ライン」の一例に相当する。
本発明における「先端部50A」および「先端部60A」が本発明における「第1の蓄電デバイスの端子の先端部」および「第2の蓄電デバイスの端子の先端部」の一例に相当する。
なお、以上説明した実施形態は、本発明の理解を容易にするために記載されたものであって、本発明を限定するために記載されたものではない。したがって、上記の実施形態に開示された各要素は、本発明の技術的範囲に属する全ての設計変更や均等物をも含む趣旨である。例えば、上述の実施形態に係る蓄電モジュール1は、相互に並列で接続された蓄電デバイス群20´を備えるが、これは必須ではなく、全ての蓄電デバイス20が直列で接続されていてもよい。
1…蓄電モジュール
20…蓄電デバイス
20´…蓄電デバイス群
30…電極積層体
31…正極板
311…正極集電体
312…本体部
313…リード部
314…正極層
32…負極板
321…負極集電体
322…本体部
323…リード部
324…負極層
33…セパレータ
34…リチウム極
341…リチウム極集電体
342…本体部
343…リード部
344…リチウム層
40…外装体
41…ラミネートフィルム
41a…金属箔
41b…第1の樹脂フィルム
41c…第2の樹脂フィルム
42…第1のシート部
421…収容部
422…封止部
43…第2のシート部
44…折返部
45…短辺
50…正極端子
50A…先端部
51…シーラント樹脂層
60…負極端子
60A…先端部
61…シーラント樹脂層
70,71…固定板
80…配線基板
80A,80B…ネジ孔
81,82…スロット
83,831,832,84,841,842…ランド
85…正極入出力端子
86…負極入出力端子
87A,87B,87C,87D…第1〜第4の電流ライン
88…半田
810,811…スリット

Claims (5)

  1. 電極積層体と、前記電極積層体を収容する外装体と、前記電極積層体に電気的に接続され前記外装体から前記外装体の外側に延びる端子とをそれぞれ備え、積層された複数の蓄電デバイスと、
    前記複数の蓄電デバイスを電気的に接続する配線基板と
    を備える蓄電モジュールであって、
    前記複数の蓄電デバイスは、正極の前記端子同士が前記複数の蓄電デバイスの積層方向に相互に隣り合い、負極の前記端子同士が前記積層方向に相互に隣り合うように配された第1および第2の蓄電デバイスを備え、
    前記配線基板は、
    それぞれ前記端子が挿通された複数の端子用スロットと、
    それぞれ前記端子用スロットに対応して設けられ前記端子が半田付けされた複数の端子用ランドと、
    前記第1の蓄電デバイスと前記第2の蓄電デバイスとを直列で接続する電流ラインと
    を備え、
    前記第1の蓄電デバイスと前記第2の蓄電デバイスとの同極性の前記端子が挿通された前記端子用スロットの相互間の領域には、前記第1の蓄電デバイスの前記端子が半田付けされた前記端子用ランドが形成されていない蓄電モジュール。
  2. 請求項1に記載の蓄電モジュールであって、
    前記第1の蓄電デバイスと前記第2の蓄電デバイスとの同極性の前記端子が挿通された前記端子用スロットの相互間の領域には、前記第2の蓄電デバイスの前記端子が半田付けされた前記端子用ランドが形成されていない蓄電モジュール。
  3. 請求項1または2に記載の蓄電モジュールであって、
    前記第1の蓄電デバイスと前記第2の蓄電デバイスとの同極性の前記端子の先端部は、相互に離れる方向に折り曲げられている蓄電モジュール。
  4. 電極積層体と、前記電極積層体を収容する外装体と、前記電極積層体に電気的に接続され前記外装体から前記外装体の外側に延びる端子をそれぞれ備え、積層される複数の蓄電デバイスを、電気的に接続する配線基板であって、
    前記複数の蓄電デバイスは、正極の前記端子同士が前記複数の蓄電デバイスの積層方向に相互に隣り合い、負極の前記端子同士が前記積層方向に相互に隣り合うように配される第1および第2の蓄電デバイスを備え、
    それぞれ前記端子が挿通される複数の端子用スロットと、
    それぞれ前記端子用スロットに対応して設けられ前記端子が半田付けされる複数の端子用ランドと、
    前記第1の蓄電デバイスと前記第2の蓄電デバイスとを直列で接続する電流ラインと
    を備え、
    前記第1の蓄電デバイスと前記第2の蓄電デバイスとの同極性の前記端子が挿通される前記端子用スロットの相互間の領域には、前記第1の蓄電デバイスの前記端子が半田付けされる前記端子用ランドが形成されていない蓄電デバイス接続用の配線基板。
  5. 請求項4に記載の蓄電デバイス接続用の配線基板であって、
    前記第1の蓄電デバイスと前記第2の蓄電デバイスとの同極性の前記端子が挿通される前記端子用スロットの相互間の領域には、前記第2の蓄電デバイスの前記端子が半田付けされる前記端子用ランドが形成されていない蓄電デバイス接続用の配線基板。
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