JP6334361B2 - 蓄電モジュール - Google Patents

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Description

本発明は、二次電池やキャパシタなどの蓄電セルを複数接続してなる蓄電モジュールに関し、特に正極端子と負極端子との接続部の構造に関するものである。
リチウムイオン二次電池やリチウムイオンキャパシタ等の蓄電セルにおいて、所望の出力電圧を得るために複数の蓄電セルを直列に接続したり、所望の蓄電容量を得るために複数の蓄電セルを並列に接続したり、あるいはこれら直列接続と並列接続とを組み合わせたりして、蓄電モジュールを構成することが行われている。以下、二次電池やキャパシタなどのように充放電が可能な蓄電体の一単位を蓄電セルと称し、これら複数の蓄電セルを直列及び/又は並列に接続した蓄電体を蓄電モジュールと称する。二つの蓄電セルを直列接続する場合には、一方の蓄電セルの正極端子及び負極端子と、他方の蓄電セルの負極端子及び正極端子とがそれぞれ電気的に接続される(特許文献1)。
特開2014−86360号公報
リチウムイオン蓄電セルは、正極端子にアルミニウム、負極端子に銅が用いられるのが一般的である。しかしながら、この種の蓄電セルを直列接続する場合には、アルミニウム製正極端子と銅製負極端子とを接続させるため、異種金属同士が接している部分に水分が付着すると電食(異種金属接触腐食)が生じ、電気抵抗の増加や機械的強度の劣化が生じるという問題がある。
本発明が解決しようとする課題は、蓄電モジュールの正極端子及び負極端子など異種金属製端子の接続部に電食が発生するのを抑制することである。
本発明は、
アルミニウムを主成分とする正極端子と、銅を主成分とし少なくとも一方の主面にニッケル層が形成された負極端子とを備えた少なくとも二つの蓄電セルを、直列に接続した蓄電モジュールにおいて、
前記正極端子と前記負極端子との接続部は、
前記正極端子の一方の主面と、前記負極端子の一方の主面との間に、
アルミニウムを主成分とし、一方の主面にニッケル層が密着して形成された接続部材を、当該接続部材のニッケル層が前記負極端子のニッケル層に接触し、当該接続部材の他方の主面が前記正極端子に接触するように介装し、
締結部材により、前記正極端子、前記接続部材及び前記負極端子を締め付けて構成される蓄電モジュールによって、上記課題を解決する。
上記本発明の蓄電モジュールにおいて、
前記正極端子と前記負極端子との接続部は、
アルミニウム又は樹脂を主成分とする第1補強部材と、銅を主成分とし少なくとも一方の主面にニッケル層が形成された第2補強部材と、表面にニッケル層が形成された前記締結部材と、両主面にニッケル層が形成された前記負極端子と、を備え、
前記正極端子の他方の主面に前記第1補強部材が接触し、前記負極端子の他方の主面に前記第2補強部材のニッケル層が接触するように、前記第1補強部材と前記第2補強部材が配置され、
少なくとも前記正極端子、前記接続部材、前記負極端子及び前記第2補強部材にそれぞれ形成された貫通孔に前記締結部材を挿通させ、前記第1補強部材、前記正極端子、前記接続部材、前記負極端子及び前記第2補強部材を締め付けて構成される蓄電モジュールであることがより好ましい。
上記本発明の蓄電モジュールにおいて、
前記正極端子と前記負極端子との接続部は、
樹脂を主成分とする第1補強部材と、銅を主成分とし少なくとも一方の主面にニッケル層が形成された第2補強部材と、金属材料からなる第3補強部材と、表面にニッケル層が形成された前記締結部材と、両主面にニッケル層が形成された前記負極端子と、を備え、
前記正極端子の他方の主面に前記第1補強部材が接触し、前記負極端子の他方の主面に前記第2補強部材のニッケル層が接触するように、前記第1補強部材と前記第2補強部材が配置され、
前記第1補強部材の前記正極端子と接触している一方の主面と反対側の他方の主面側に前記第3補強部材が配置され、
少なくとも前記第1補強部材、前記正極端子、前記接続部材、前記負極端子及び前記第2補強部材にそれぞれ形成された貫通孔に前記締結部材を挿通させ、前記第3補強部材、前記第1補強部材、前記正極端子、前記接続部材、前記負極端子及び前記第2補強部材を締め付けて構成される蓄電モジュールであることがより好ましい。
本発明によれば、正極端子と負極端子との接続部は、一方の主面にニッケル層が密着して形成された接続部材が、同種金属接触となるように介装されているので、正極端子と接続部材の界面、及び負極端子と接続部材の界面に電食が生じるのを抑制することができる。しかも、本発明の正極端子と負極端子との接続部において、異種金属接触となるのは、接続部材の基材であるアルミニウムと、当該アルミニウム製接続部材の表面に形成されたニッケル層との界面だけであるが、ニッケル層は接続部材の表面に密着して形成されているので、この界面に水分が浸入する余地が著しく少ない。このため、正極端子と負極端子との接続部に電食が発生することが抑制され、当該接続部の電食による電気抵抗の増加や機械的強度の低下を抑制することができる。
本発明に係る蓄電モジュールを構成する蓄電セルの一実施の形態を示す平面図である。 本発明に係る蓄電モジュールの一実施の形態を示す斜視図である。 図2Aの蓄電モジュールを示す等価回路図である。 図1のIIIB-IIIB線に沿う断面図である。 図3Aの蓄電要素を示す断面図である。 図2のIVB-IVB線に沿う、正極端子と負極端子との接続部を示す分解断面図である。 図2のIVB-IVB線に沿う、正極端子と負極端子との接続部を示す組み付け断面図である。 図2のIVB-IVB線に沿う、正極端子と負極端子との接続部の他の例を示す分解断面図である。 図2のIVB-IVB線に沿う、正極端子と負極端子との接続部の他の例を示す組み付け断面図である。 図4A及び図4Bの接続部材の電食状態を説明するための断面図及び平面図である。
《はじめに》
図1は、本発明に係る蓄電モジュールを構成する蓄電セルの一実施の形態を示す平面図、図2Aは、図1に示す複数の蓄電セルを直列に接続してなる本発明に係る蓄電モジュールの一実施の形態を示す斜視図、図2Bは、図2Aの蓄電モジュールを示す等価回路図である。本実施形態の蓄電モジュール1は、図1に示す扁平又は薄型の蓄電セル2を、図2A及び図2Bに示すように、電気絶縁材料で構成された支持部材3を間に介装しながら、複数(同図に示す例では10個)積層してモジュール化した蓄電体である。図2Bの等価回路図に示すように、10個の蓄電セル2のうち最上段の蓄電セル2の正極端子23が、蓄電モジュール1の正極入出力端子11となり、10個の蓄電セル2のうち最下段の蓄電セル2の負極端子24が、蓄電モジュール1の負極入出力端子12となる。また、10個の蓄電セル2は、樹脂製の支持部材3に挟まれた状態で支持され、10個の支持部材3の四隅に形成された貫通孔に固定用ボルト4を挿通して締結することで、蓄電セル2及び支持部材3が固定される。なお、隣接する二つの蓄電セル2の正極端子23と負極端子24とを電気的に接続した接続部5の構成等については後述する。
こうした蓄電モジュール1は、単体で、又は複数の蓄電モジュール1を直列及び/又は並列に接続して、所望の電力負荷及び/又は発電機器に接続されて使用される。本実施形態の蓄電セル2の外形形状(大きさや厚さ)、電荷容量、出力電圧等の仕様は、用途に応じて適宜選択され、たとえばパーソナルコンピュータなどの小型電子機器の電源に使用する場合は小型の蓄電セル2に構成することができ、電気自動車や家電製品の電源に使用する場合は中型の蓄電セル2に構成することができ、プラントや家屋の電源に使用される場合は大型の蓄電セル2に構成することができる。なお、上述したとおり、蓄電セル2や蓄電モジュール1を直列に接続することで出力電圧を調整することができ、蓄電セル2や蓄電モジュール1を並列に接続することで蓄電容量(出力電力)を調整することができるので、用途の仕様に応じて蓄電セル2や蓄電モジュール1を直列及び/又は並列に接続して用途に供すればよい。
《蓄電セル2》
次に、本実施形態の蓄電セル2の構成について説明するが、本発明に係る蓄電モジュール1に用いられる蓄電セル2は、電荷を充放電できる二次電池やキャパシタを含み、少なくともアルミニウムを主成分とする正極端子23と、銅を主成分とし少なくとも一方の主面にニッケル層241が形成された負極端子24とを備えた蓄電体であればよい。本発明の理解を容易にするために、蓄電セル2の一例として、図1,図3A及び図3Bに示す扁平型の有機電解質蓄電セル2を説明するが、これに限定される趣旨ではない。たとえば本発明に係る蓄電セル2の外形形状としては、扁平型のほか円筒型、角形、箱型等が挙げられ、その形状は特に限定されない。本実施形態の蓄電セル2は、図1及び図3Aに示すように、電荷を蓄電及び放電する機能を有する蓄電要素22と、この蓄電要素22から引き出された正極端子23及び負極端子24と、蓄電要素22を内包して封止するパッケージとしての機能を有する外包体21,21とを備える。図3Bは蓄電要素22を示す詳細断面図である。
外包体21,21は、それぞれ同じラミネートフィルムで構成され、中央に蓄電要素22を収納可能な凹部211が形成され、外周に封止部212が形成されている。外包体21を構成するラミネートフィルムは、アルミニウムなどの金属箔の内面に、耐電解液性及び熱融着性に優れた樹脂フィルム層が形成され、金属箔の外面に、電気絶縁性に優れた樹脂フィルム層が形成されてなり、適度の可撓性を有する。そして、2つの外包体21,21の凹部211,211に、正極端子23及び負極端子24が接続された蓄電要素22を収容し、正極端子23の先端を外包体21の一方の端部から導出し、負極端子24の先端を外包体21の他方の端部から導出した状態で、外包体21,21の外周の封止部212の全周を熱融着などにより接着することで、蓄電セル2が製造される。
本実施形態の蓄電要素22を含む有機電解質蓄電セル2は、正極221、負極224並びに電解液(不図示)としてリチウム塩の非プロトン性有機溶媒溶液を備えた有機電解質蓄電セル2である。そして、正極集電体222及び負極集電体225が、それぞれ表裏面を貫通する孔を備え、負極活物質226がリチウムを可逆的に担持可能であり、リチウムが負極224あるいは正極221と対向して配置されたリチウム極229との電気化学的接触により担持され、かつ当該リチウム229の対向面積が負極面積の40%以下の蓄電セル2である。
本実施形態の蓄電要素22は、図3Bに示すように、正極221と、負極224と、これらの間に介装されたセパレータ227と、最下段の負極224に積層されたリチウム極集電体228及びリチウム極229と、を有する。リチウム極集電体228及びリチウム極229は、図3Bに示す形態に限定されず、(1)最上段の正極221の上にさらに負極224を設けてこの上にリチウム極集電体228及びリチウム極229をさらに追加した形態、(2)蓄電要素22の中央領域の2つの負極224,224の間にリチウム極229を追加した形態、(6)円筒型蓄電セルに応用した形態とすることができる。
本実施形態の蓄電セル2の正極221は、正極集電体222と、当該正極集電体222の原則として両面に塗工形成された正極活物質223とを備えるが、図3Bの最上段の正極221については、正極集電体222の片面のみに正極活物質223が塗工成形されている。負極224は、負極集電体225と、当該負極集電体225の原則として両面に塗工形成された負極活物質226とを備えるが、図3Bの最下段の負極224については、負極集電体225の片面のみに負極活物質226が塗工形成されている。なお、図3Bに示すように、最上段の正極221から最下段の負極224まで、正極221と負極224との間にセパレータ227が介装されている。また、蓄電要素22の最下段に配置されたリチウム極集電体228は、ステンレスメッシュ、銅エキスパンドメタル等からなり、この片面にリチウム金属箔又はリチウム金属板からなるリチウム極229が圧着されている。本例においてリチウム極集電体228及びリチウム極229は負極の一部を構成するが、上述したとおり同様の構成のものを正極の一部としてもよい。なお、正極集電体222は図3Bにおいて右側に延在し、負極集電体225及びリチウム極集電体228は図3Bにおいて左側に延在し、それぞれが、二点鎖線で示す正極端子23及び負極端子24に集約されて、超音波溶接などの適宜の溶接方法によって電気的に接続される。
ちなみに、図1〜図3Bに示す蓄電セル2は、平面視で矩形の外包体21の一端縁とこれに対向する他端縁から、正極端子23と負極端子24とが反対方向へ導出されているが、本発明の蓄電セル2はこの形態に限定されず、同じ一端縁から正極端子23と負極端子24とを導出させてもよい。
次に、本実施形態の有機電解質蓄電セル2の負極224(負極集電体225、負極活物質226)、正極221(正極集電体222及び正極活物質223)、正極端子23及び負極端子24について、それぞれ説明する。
《負極224》
本実施形態の有機電解質蓄電セル2の負極活物質226は、リチウムを可逆的に担持できるものであれば特に限定はされず、例えばグラファイト、種々の炭素材料、ポリアセン系物質、錫酸化物、珪素酸化物等を挙げることができる。そして、これらの中でも、芳香族系縮合ポリマーの熱処理物であって水素原子/炭素原子の原子数比が0.50〜0.05であるポリアセン系骨格構造を有する不溶不融性基体(以下PASという)を用いることが、高容量を得ることができて好ましい。本実施形態の有機電解質蓄電セル2における負極224は、上記PAS等の負極活物質226を含み、粉末状、粒状、短繊維状等の成形しやすい形状にある負極活物質226をバインダーで成形したものとすることが好ましい。
《正極221》
本実施形態の有機電解質蓄電セル2における正極221の正極活物質223としては、リチウムを可逆的に担持可能であれば特に限定はされないが、例えば、LiCoO、LiNiO、LiMnO、LiFeO等のLi(Mは金属、二種以上の金属でもよい)の一般式で表される、リチウムを電気化学的にドープ、脱ドープ可能なリチウム含有金属酸化物、あるいはコバルト、マンガン、ニッケル等の遷移金属酸化物を用いることができる。また、上記PAS等の導電性高分子も用いることができる。
本実施形態の有機電解質蓄電セル2における正極221は、上記各種正極活物質223に、必要に応じて導電材、バインダー等を加え成形したものを含み、導電材、バインダーの種類、組成等は、適宜設定することができる。上記導電材としては、金属ニッケル等の金属粉末を用いることができ、例えば活性炭、カーボンブラック、アセチレンブラック、黒鉛等の炭素系のものを用いることができる。
《電解液》
本実施形態の有機電解質蓄電セル2に用いる電解液を構成する溶媒として、非プロトン性有機溶媒を用いることが好ましい。この非プロトン性有機溶媒としては、例えばエチレンカーボネート、プロピレンカーボネート、ジメチルカーボネート、ジエチルカーボネート、γ−ブチロラクトン、アセトニトリル、ジメトキシエタン、テトラヒドロフラン、ジオキソラン、塩化メチレン、スルホラン等が挙げられる。さらに、これら非プロトン性有機溶媒の二種以上を混合した混合液を用いることもできる。また、上記の単一あるいは混合の溶媒に溶解させる電解質は、リチウムイオンを生成しうる電解質であれば、あらゆるものを用いることができる。このような電解質としては、例えばLiI、LiClO、LiAsF、LiBF、LiPF等が挙げられる。
《正極集電体222及び負極集電体225》
本実施形態の有機電解質蓄電セル2における正極集電体222及び負極集電体225(以下総称して電極集電体ともいう)は、それぞれに表裏面を貫通する孔を備えているものであり、例えばエキスパンドメタル、パンチングメタル、網、発泡体等を挙げることができる。この貫通孔の形態、数等は特に限定されず、後述する電解液中のリチウムイオンが電極集電体222,225に途断されることなく電極の表裏間を移動できるように適宜設定することができる。例えば電極集電体222,225の気孔率により貫通孔の割合(形態や数)を設定する場合には、気孔率10%以上、特に30%以上とすることが好ましい。この電極集電体222,225の気孔率とは、{1−(集電体重量/集電体真比重)/(集電体見かけ体積)}の比を百分率に換算して得られるものである。この気孔率が小さい場合には、リチウムを担持させる時間が長くなり、また大きすぎる場合には、内部抵抗の高い電池となってしまうため、目的とする電池特性、電極厚み、安全性、集電体の種類等を考慮した上で設定することが好ましい。また、電極集電体222,225の材質としては、一般にリチウム系電池に適用できる種々の材質を用いることができ、正極集電体222にはアルミニウム、ステンレス等、負極集電体225にはステンレス、銅、ニッケル等をそれぞれ用いることができる。
《セパレータ227》
上記の蓄電セル2において、セパレータ227は、電解液あるいは電極活物質223,226等に対して耐久性があり、連通気孔を有する電子伝導性のない多孔体等からなり、通常はガラス繊維、ポリエチレンあるいはポリプロピレン等からなる布、不織布あるいは多孔体が用いられる。セパレータ227の厚みは、蓄電セル2の内部抵抗を小さくするために薄い方が好ましいが、電解液の保持量、流通性、強度等を勘案して適宜設定することができる。そして、セパレータ227には電解液が含浸されており、当該電解液には、ドーピングされうるリチウムイオンを生成しうる前述の化合物が非プロトン性有機溶媒に溶解されている。電解液は、通常液状であってセパレータ227に含浸されるが、漏液を防止するためにゲル状又は固体状にして用いることもできる。また、電解液をゲル状又は固体状にして用いる場合には、セパレータ227を設けない構造にすることもできる。
《リチウム極》
本実施形態の有機電解質蓄電セル2において、リチウム供給源として、有機電解質蓄電セル2内部に予めリチウム極集電体228上に形成されているリチウム極229が配置されている。有機電解質蓄電セル2内部に配置するリチウムの量(リチウム極229に含有されるリチウム)は所定の負極の静電容量が得られるだけの量があればよく、それ以上の量を配置させた場合にはリチウム極229から所定量だけ担持させた後、リチウム極229を有機電解質セル2内部に残しておいてもよい。リチウム極229は、リチウム金属あるいはリチウム−アルミニウム合金のように、少なくともリチウムを含有し、リチウムイオンを供給することのできる物質を用いる。リチウム極集電体228は、負極又は正極に対向するように配置することが好ましい。このように配置することで、リチウムを負極にスムーズに担持させることができる。なお、リチウム極集電体228は負極端子24と短絡させて負極活物質226にリチウムを担持させることが可能である。また、本実施形態に係る有機電解質蓄電セル2においては、負極に担持させるリチウム極229を特定位置に局所的に配置することにより、セル設計上の自由度及び量産性の向上を可能とするとともに、優れた充放電特性を付与できる。
《正極端子23及び負極端子24》
本実施形態の蓄電セル2の正極端子23は、アルミニウムを主成分とする金属、すなわちアルミニウム又はアルミニウム合金からなり、基端部には正極集電体222が溶接などにより接続され、先端部は外包体21から導出されている。本実施形態の蓄電セル2の負極端子24は、銅を主成分とする金属、すなわち銅又は銅合金からなり、銅の酸化を防止するために、メッキ処理などにより表面にニッケル層241が形成されている。なお、負極端子24の表面に形成されるニッケル層241は、少なくとも後述する接続部材6との接触面に形成されていればよいが、両面に形成してもよい。正極端子23及び負極端子24の外形形状や厚さは、蓄電セル2の仕様に応じて適宜選択することができる。
《正極端子23と負極端子24との接続部5》
次に、図2Aに示す正極端子23と負極端子24との接続部5の構成について説明する。図4Aは、図2のIVB-IVB線に沿う、正極端子23と負極端子24との接続部5を示す分解断面図、図4Bは同じく接続部5を示す組み付け断面図である。本実施形態の蓄電モジュール1の接続部5においては、正極端子23の一方の主面(図4A,図4Bの上面)と、負極端子24の一方の主面(図4A,図4Bの下面)との間に、接続部材6が介装された構造とされている。本実施形態の接続部材6は、平面視において正極端子23と負極端子24とが接触する面積に等しいか僅かに大きい形状とされ、アルミニウム又はアルミニウム合金などアルミニウムを主成分とする材料により構成されている。また接続部材6は、負極端子24と接触する一方の主面(図4A,図4Bの上面)にニッケル層61が密着して形成されている。このニッケル層61は、アルミニウムを主成分とする接続部材6の一方の主面に、メッキ処理、スパッタリング処理又は圧延加工などの適宜の方法により形成することで、密着させることができる。なお本例において、接続部材6の他方の主面(図4A,図4Bの下面)にはニッケル層61を形成しない。
また本実施形態の接続部5においては、正極端子23の下側に配置され、アルミニウム又はアルミニウムを主成分とする第1補強部材7と、負極端子24の上側に配置され、銅を主成分とし少なくとも一方の主面(図4A,図4Bの下面、本例では両主面)にニッケル層81が形成された第2補強部材8と、を備える。本例の第2補強部材8については、両面にニッケル層81,81が、メッキ処理などにより形成されている。また、第1補強部材7の下側には、支持部材3が配置されている。さらに、締結部材である鉄製ボルト10の表面には、メッキ処理などによりニッケル層101が形成されている。そして、図4Aの上から順にいうと、第2補強部材8に形成された貫通孔82と、負極端子24に形成された貫通孔242と、接続部材6に形成された貫通孔62と、正極端子23に形成された貫通孔231と、第1補強部材7に形成された貫通孔71に、鉄製ボルト10を挿通させ、ボルト10の先端のねじ部102を支持部材3に形成されたねじ孔31に締め付けることで、これらの部材8,24,6,23,7,3が強固に接続及び固定される。
図4Bは、正極端子23と負極端子24との接続部5を締め付けた状態を示す断面図である。本実施形態の接続部5では、下から順にいうと、第1補強部材7(例えばアルミニウム)と正極端子23(例えばアルミニウム)との接触面は、アルミニウムの同種金属の接触となるので電食が著しく生じ難い。同様に、正極端子23(例えばアルミニウム)と接続部材6の下面(例えばアルミニウム)との接触面は、アルミニウムの同種金属の接触となるので、電食が著しく生じ難く、接続部材6の上面のニッケル層61と負極端子24の下面のニッケル層241との接触面は、ニッケルの同種金属の接触となるので、電食が著しく生じ難い。また、負極端子24の上面のニッケル層241と第2補強部材8の下面のニッケル層81との接触面も、ニッケルの同種金属の接触となるので、電食が著しく生じ難い。さらに、鉄製ボルト10の表面にはニッケル層101が形成されているので、ボルト10の頭部と第2補強部材8の上面のニッケル層81との接触面も、ニッケルの同種金属の接触となるので、電食が著しく生じ難い。
なお、ボルト10と、第2補強部材8の貫通孔82、負極端子24の貫通孔242、接続部材6の貫通孔62、正極端子23の貫通孔231、第1補強部材7の貫通孔71との接触面は、主として異種金属の接触となるが、ボルト10を強固に締め付けることにより、ボルト10の頭部が第2補強部材8の上面と密着し、樹脂製の支持部材3が第1補強部材7の下面と密着するため、水分が浸入する余地が著しく少なくなる。
一方、アルミニウムを主成分とする接続部材6とその上面に形成されたニッケル層61との界面は、異種金属の接触となるが、上述したとおりメッキ処理、スパッタリング処理、圧延加工などによって密着しているので、水分が浸入する余地が著しく少ない。同様に、銅を主成分とする負極端子24とその両面に形成されたニッケル層241,241との界面や、銅を主成分とする第2補強部材8とその両面に形成されたニッケル層81,81との界面も、異種金属の接触となるが、上述したとおりメッキ処理、スパッタリング処理、圧延加工などによって密着しているので、水分が浸入する余地が著しく少ない。
図5は、接続部材6のアルミニウムを主成分とする基材と、その上面に形成されたニッケル層61との電食を観察した実施例を示す断面図及び平面図(電食部位にハッチングを付す)である。本実施形態の接続部材6では、上述したとおりメッキ処理、スパッタリング処理、圧延加工などによってニッケル層61を形成するので、接続部材6の基材とニッケル層61との界面63は密着している。したがって、接続部材6ではイオン化傾向が大きいアルミニウムを主成分とする基材であっても、電食は生じ難いといえる。ただし、本発明者らが確認したところ、厳密には全く水分が浸入しない訳ではなく僅かな電食が観察された。この観察結果によると、電食の進行は、接続部材6の外周縁の界面から開始し、中央に向かって進行する。しかしながら、図5の上図の断面図に示すように、接続部材6の基材の電食は、界面63から深さが0.2mm以上にまで進行することはなく、この深さ0.2mm以内の状態で、矢印に示す中央に向かって進行することが確認された。したがって、接続部材6の板厚を0.2mmより厚くすれば、接続部材6に電食による孔あきなどが生じるのを抑制することができる。接続部材6の板厚としては、余裕代を考慮して、0.5mm以上であることが望ましい。
なお、本実施形態において、第1補強部材7に形成された貫通孔71にねじ溝を形成してねじ孔とし、第1補強部材7の下面にニッケル層を設け、ボルト10を貫通孔(ねじ孔)に締め付ける構造としてもよい。こうすることで、支持部材3を省略することができる。
また、本実施形態において、第1補強部材7の貫通孔71に代えて、下側の開口が塞がる非貫通孔とし、さらにねじ溝を形成した非貫通孔のねじ孔としてもよい。こうすることで、ボルト10のねじ部102の先端が第1補強部材7の底面から突出しない構造とすることができ、第1補強部材7の下面のニッケル層を省略することができる。さらには支持部材3を省略することができる。
また、本実施形態において、第1補強部材7をアルミニウム又はアルミニウムを主成分とする材料で構成したが、この第1補強部材7は、樹脂を主成分とする材料であってもよい。図4A及び図4Bに示す接続部5において、樹脂を主成分とする第1補強部材7を用いる場合は、支持部材3を省略してもよいし、第1補強部材7を支持部材3としてもよい。さらに、図4A及び図4Bに示す接続部5において、樹脂を主成分とする第1補強部材7を用いるとともに第1補強部材7を支持部材3とする場合には、同図に示す支持部材3に代えて他の補強部材を設けてもよいし、設けなくてもよい。
図4C及び図4Dは、正極端子23と負極端子24との接続部5の他の例を示す図であり、図4Cは分解断面図、図4Dは組み付け断面図であり、図2のIVB-IVB線に相当する断面図である。図4A及び図4Bに示す実施形態では、正極端子23の外側にアルミニウム又はアルミニウムを主成分とする第1補強部材7を配置したが、本実施形態の接続部5では、正極端子23の外側に樹脂を主成分とする第1補強部材7を配置している点が図4A及び図4Bに示す実施形態と相違する。
より具体的には、本実施形態の接続部5は、正極端子23の下側に配置され、樹脂材料からなる第1補強部材7と、負極端子24の上側に配置され、銅を主成分とし少なくとも一方の主面(図4C,図4Dの下面、本例では両主面)にニッケル層81が形成された第2補強部材8と、を備える。また、第1補強部材7の下側には、一方の主面(本例では下面側)にニッケル層92が形成された金属材料からなる第3補強部材9が配置されている。金属材料としては、例えば、鉄、アルミニウム、銅、ニッケルなどを主成分とする金属を用いることができる。なお、金属材料をニッケルとすればニッケル層92は省略することができる。この第3補強部材9をさらに配置することで、樹脂材料からなる第1補強部材7を補強することができる。さらに、締結部材である鉄製ボルト10の表面には、メッキ処理などによりニッケル層101が形成されている。そして、図4Cの上から順にいうと、第2補強部材8に形成された貫通孔82と、負極端子24に形成された貫通孔242と、接続部材6に形成された貫通孔62と、正極端子23に形成された貫通孔231と、第1補強部材7に形成された貫通孔71に、鉄製ボルト10を挿通させ、ボルト10の先端のねじ部102を第3補強部材9に形成された貫通孔(ねじ孔)91に、締め付けることで、これらの部材8,24,6,23,7,9が強固に接続及び固定される。特に本実施形態では、貫通孔(ねじ孔)91が、金属材料からなる第3補強部材9に形成されているために、上述した樹脂製の支持部材3にねじ孔31を形成する場合に比べ、より強固にボルト10を締め付けることができる。
図4Dは、正極端子23と負極端子24との接続部5を締め付けた状態を示す断面図である。本実施形態の接続部5では、下から順にいうと、第1補強部材7(樹脂)と正極端子23(例えばアルミニウム)との接触面は、金属と非金属材料の接触となるので、電食は生じない。正極端子23(例えばアルミニウム)と接続部材6の下面(例えばアルミニウム)との接触面は、アルミニウムの同種金属の接触となるので、電食が著しく生じ難い。また、接続部材6の上面のニッケル層61と負極端子24の下面のニッケル層241との接触面は、ニッケルの同種金属の接触となるので、電食が著しく生じ難い。
また、負極端子24の上面のニッケル層241と第2補強部材8の下面のニッケル層81との接触面も、ニッケルの同種金属の接触となるので、電食が著しく生じ難い。さらに、鉄製ボルト10の表面にはニッケル層101が形成されているので、ボルト10の頭部と第2補強部材8の上面のニッケル層81との接触面は、ニッケルの同種金属の接触となるので、電食が著しく生じ難い。なお本実施形態においては、最下層に、貫通孔(ねじ孔)91が形成された第3補強部材9が配置されているが、第3補強部材9の下面側にニッケル層92が形成されているので、ねじ部102の先端(ニッケル)と第3補強部材9のニッケル層92の接触面は、ニッケルの同種金属の接触となるので、電食が著しく生じ難い。
一方、アルミニウムを主成分とする接続部材6とその上面に形成されたニッケル層61との界面は、異種金属の接触となるが、上述したとおりメッキ処理、スパッタリング処理、圧延加工などによって密着しているので、水分が浸入する余地が著しく少ない。同様に、銅を主成分とする負極端子24とその両面に形成されたニッケル層241,241との界面や、銅を主成分とする第2補強部材8とその両面に形成されたニッケル層81,81との界面も、異種金属の接触となるが、上述したとおりメッキ処理、スパッタリング処理、圧延加工などによって密着しているので、水分が浸入する余地が著しく少ない。
なお、本実施形態において、樹脂材料からなる第1補強部材7の強度が十分に確保できるのであれば、第3補強部材9を省略しても良い。この場合、最下層の第1補強部材(樹脂)とねじ部102の先端(ニッケル)との接触面は、金属と非金属材料の接触となるので、電食は生じない。
また本実施形態において、第1補強部材7を、図2Aに示す、蓄電セル2の間に介装される支持部材3としてもよい。
1…蓄電池モジュール
11…正極入出力端子
12…負極入出力端子
2…蓄電セル
21…外包体
211…凹部
212…封止部
22…蓄電要素
221…正極
222…正極集電体
223…正極活物質
224…負極
225…負極集電体
226…負極活物質
227…セパレータ
228…リチウム極集電体
229…リチウム極
23…正極端子
231…貫通孔
24…負極端子
241…ニッケル層
242…貫通孔
3…支持部材
4…固定用ボルト
5…正極端子と負極端子との接続部
6…接続部材
61…ニッケル層
62…貫通孔
63…界面
7…第1補強部材
71…貫通孔
8…第2補強部材
81…ニッケル層
82…貫通孔
9…第3補強部材
91…貫通孔(ねじ孔)
92…ニッケル層
10…ボルト(締結部材)
101…ニッケル層
102…ねじ部

Claims (3)

  1. アルミニウムを主成分とする正極端子と、銅を主成分とし少なくとも一方の主面にニッケル層が形成された負極端子とを備えた少なくとも二つの蓄電セルを、直列に接続した蓄電モジュールにおいて、
    前記正極端子と前記負極端子との接続部は、
    前記正極端子の一方の主面と、前記負極端子の一方の主面との間に、
    アルミニウムを主成分とし、一方の主面にニッケル層が密着して形成された接続部材を、当該接続部材のニッケル層が前記負極端子のニッケル層に接触し、当該接続部材の他方の主面が前記正極端子に接触するように介装し、
    締結部材により、前記正極端子、前記接続部材及び前記負極端子を締め付けて構成される蓄電モジュール。
  2. 請求項1に記載の蓄電モジュールにおいて、
    前記正極端子と前記負極端子との接続部は、
    アルミニウム又は樹脂を主成分とする第1補強部材と、銅を主成分とし少なくとも一方の主面にニッケル層が形成された第2補強部材と、表面にニッケル層が形成された前記締結部材と、両主面にニッケル層が形成された前記負極端子と、を備え、
    前記正極端子の他方の主面に前記第1補強部材が接触し、前記負極端子の他方の主面に前記第2補強部材のニッケル層が接触するように、前記第1補強部材と前記第2補強部材が配置され、
    少なくとも前記正極端子、前記接続部材、前記負極端子及び前記第2補強部材にそれぞれ形成された貫通孔に前記締結部材を挿通させ、前記第1補強部材、前記正極端子、前記接続部材、前記負極端子及び前記第2補強部材を締め付けて構成される蓄電モジュール。
  3. 請求項2に記載の蓄電モジュールにおいて、
    前記正極端子と前記負極端子との接続部は、
    樹脂を主成分とする第1補強部材と、銅を主成分とし少なくとも一方の主面にニッケル層が形成された第2補強部材と、金属材料からなる第3補強部材と、表面にニッケル層が形成された前記締結部材と、両主面にニッケル層が形成された前記負極端子と、を備え、
    前記正極端子の他方の主面に前記第1補強部材が接触し、前記負極端子の他方の主面に前記第2補強部材のニッケル層が接触するように、前記第1補強部材と前記第2補強部材が配置され、
    前記第1補強部材の前記正極端子と接触している一方の主面と反対側の他方の主面側に前記第3補強部材が配置され、
    少なくとも前記第1補強部材、前記正極端子、前記接続部材、前記負極端子及び前記第2補強部材にそれぞれ形成された貫通孔に前記締結部材を挿通させ、前記第3補強部材、前記第1補強部材、前記正極端子、前記接続部材、前記負極端子及び前記第2補強部材を締め付けて構成される蓄電モジュール。
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