JP2018163981A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

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Masanobu Baba
雅伸 馬場
松尾 浩司
Koji Matsuo
浩司 松尾
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Abstract

【課題】リーク電流を低減することが可能な半導体装置を提供する。【解決手段】実施形態によれば、半導体装置は、複数の第1絶縁膜と複数の電極膜とが交互に積層された積層体と、複数のコンタクトと、第2絶縁膜と、を備える。積層体は、階段状の端部を有する。複数のコンタクトは、端部で階段状の各段の少なくとも一部の段において最上層に位置する電極膜に接続される。第2絶縁膜は、複数のコンタクトを囲む。複数のコンタクトは、最上層の電極膜の上側で第2絶縁膜に囲まれた第1部分と、最上層の電極膜の下側で第2絶縁膜に囲まれた第2部分と、を含む。第1部分の断面積は第2部分の断面積よりも大きい。【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、半導体装置およびその製造方法に関する。
半導体装置には、複数の電極膜と複数の絶縁膜とが交互に積層された積層体を備えるものがある。このような半導体装置では、積層体の端部が階段状に形成され、その端部にコンタクトが設けられる。
上記のような半導体装置を製造するとき、上記積層体には、まず、窒化膜と酸化膜が交互に積層されている。電極膜は、窒化膜から導電膜へと置換することによって形成される。このとき、電極膜に対してコンタクトホールを形成する際、オーバーエッチングにより酸化膜の一部がエッチングされる場合がある。この場合、オーバーエッチング量がプロセス誤差等により大きくなりすぎると、電極膜間に電流のリークが生じる可能性がある。
特開2016−62950号公報
本実施形態は、リーク電流を低減することが可能な半導体装置、および工程時間を短縮することが可能な半導体装置の製造方法を提供する。
本実施形態に係る半導体装置は、複数の第1絶縁膜と複数の電極膜とが交互に積層された積層体と、複数のコンタクトと、第2絶縁膜と、を備える。積層体は、階段状の端部を有する。複数のコンタクトは、端部で階段状の各段の少なくとも一部の段において最上層に位置する電極膜に接続される。第2絶縁膜は、複数のコンタクトを囲む。複数のコンタクトは、最上層の電極膜の上側で第2絶縁膜に囲まれた第1部分と、最上層の電極膜の下側で第2絶縁膜に囲まれた第2部分と、を含む。第1部分の断面積は第2部分の断面積よりも大きい。
第1実施形態に係る半導体装置の概略的な構造を示す平面図および断面図である。 第1実施形態に係る半導体装置の製造工程を示す断面図である。 図2の次の製造工程を示す断面図である。 図3の次の製造工程を示す平面図および断面図である。 図4の次の製造工程を示す断面図である。 図5の次の製造工程を示す断面図である。 図6の次の製造工程を示す平面図および断面図である。 図7の次の製造工程を示す平面図および断面図である。 図8の次の製造工程を示す断面図である。 図9の次の製造工程を示す平面図および断面図である。 図10の次の製造工程を示す平面図および断面図である。 図11の次の製造工程を示す断面図である。 比較例に係る半導体装置の概略的な構造を示す平面図および断面図である。 ホールを拡大した平面図である。 ホールの他の形態を示す平面図である。 ホールのさらに他の形態を示す平面図である。 第2実施形態に係る半導体装置の概略的な構造を示す断面図である。 第2実施形態に係る半導体装置の製造工程を示す断面図である。 図18の次の製造工程を示す断面図である。 図19の次の製造工程を示す断面図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。本実施形態は、本発明を限定するものではない。
(第1実施形態)
図1(a)は第1実施形態に係る半導体装置1の概略的な構造を示す平面図である。図1(b)は、図1(a)に示す切断線A−A〜切断線D−Dに沿った断面を並べた図である。半導体装置1は、半導体層10と、積層体20と、複数のコンタクト30と、絶縁膜40と、複数のメモリホール50と、を備える。
半導体層10には、例えばシリコン基板を用いる。半導体層10は、絶縁領域11を有する。絶縁領域11には、例えばシリコン酸化膜(SiO)を用いる。半導体層10の上には、積層体20が設けられる。
積層体20は、複数の絶縁膜21(第1絶縁膜)と、複数の電極膜22とを有する。絶縁膜21と電極膜22とは、交互に積層される。絶縁膜21には例えばシリコン酸化膜を用い、電極膜22には例えばタングステン(W)を用いる。半導体装置1が3次元メモリとして用いられる場合、電極膜22は、ワードライン(WL)として機能する。
積層体20の端部23は、半導体層10の絶縁領域11に対向する。端部23は、階段領域23a〜23cを有する階段状に形成される。積層体20の表面は絶縁膜60に覆われる。絶縁膜60には、例えばシリコン酸化膜を用いる。階段領域23a〜23cのそれぞれには、コンタクト30が設けられる。
コンタクト30は、階段領域23a〜23cのそれぞれにおける最上層の電極膜22に電気的に接続される。コンタクト30には、例えばタングステンを用いる。コンタクト30は、第1部分31および第2部分32を含む。
第1部分31は、階段領域23a〜23cのそれぞれにおける最上層の電極膜22の上に設けられる。第1部分31の断面積は、第2部分32の断面積よりも広い。第1部分31の平面形状は、図1(a)に示すように、十字形である。
第2部分32は、階段領域23a〜23cのそれぞれにおける最上層の電極膜22の下に設けられる。第2部分32の上端は最上層の電極膜22に接続され、その下端は半導体層10の絶縁領域11に接続される。この絶縁領域11によって、半導体層10を介してメモリホール50とコンタクト30とが導通することを回避できる。また、第2部分32は、絶縁膜40に囲まれることによって、最上層の電極膜22よりも下に位置する電極膜22に対して電気的に絶縁される。
絶縁膜40(第2絶縁膜)は、第1部分31および第2部分32の外周部を囲む。絶縁膜40は、電極膜22を形成する際に、積層体20の端部23で複数の絶縁膜21を支持する支柱として機能する。絶縁膜40には、例えばシリコン酸化膜を用いる。
メモリホール50は、端部23に隣接する積層体20のセル領域24および絶縁膜60を貫通する。メモリホール50は、電荷蓄積層(不図示)およびチャネル層(不図示)等の複数の層を有する。メモリホール50は、電極膜22を形成する際に、積層体20のセル領域24で複数の絶縁膜21を支持する支柱として機能する。
以下、図2〜図12を参照して、本実施形態に係る半導体装置1の製造工程について説明する。図2〜図12の各図において、平面図は図1(a)に示す平面図に対応し、断面図は図1(b)に示す断面図に対応する。
まず、図2に示すように、半導体層10に絶縁領域11を形成する。絶縁領域11は、例えば、半導体層10に溝を形成し、その溝にシリコン酸化物等の絶縁物を埋め込むことによって形成できる。本実施形態では、半導体層10の上に積層体20を形成する前に絶縁領域11を予め形成する。これにより、絶縁領域11の厚さを自由に調整することができる。
次に、図3に示すように、半導体層10の上に積層体20を形成し、積層体20の表面を絶縁膜60で覆う。このとき、積層体20には、絶縁膜22a(電極形成用絶縁膜)が電極膜22の代わりに設けられる。絶縁膜22aは、例えばシリコン窒化膜(SiN)を用いて形成される。積層体20の端部23は、階段状に形成される。積層体20のセル領域24には複数のメモリホール50を形成する。
次に、図4(a)および図4(b)に示すように、階段領域23a〜23cのそれぞれにホール70を形成する。図4(a)に示すように、ホール70の平面形状は十字形である。また、図4(b)に示すように、ホール70は、絶縁膜60および積層体20を貫通して絶縁領域11まで達する。ホール70は、例えばRIE(Reactive Ion Etching)等の異方性エッチングによって形成される。
次に、図5に示すように、絶縁膜22aを残しつつ絶縁膜21を部分的にエッチングする。すなわち、絶縁膜22aに対して絶縁膜21を選択的にエッチングする。このとき、シリコン酸化物で形成された絶縁膜60も絶縁膜21と同時にエッチングされる。このエッチングによって、絶縁膜21および絶縁膜60がエッチバックするので、ホール70の内面では、絶縁膜22aが絶縁膜21および絶縁膜60に対して突出する。絶縁膜21および絶縁膜60は、例えバッファードフッ酸(BHF)を用いる等方性エッチングによって除去される。
次に、図6に示すように、ホール70の内面および絶縁膜22aを絶縁膜40で覆う。このとき、ホール70の内面を覆う部分41が、各段の最上層の絶縁膜22aの上面を覆う部分42に対して後方(外側)に位置するように絶縁膜40の膜厚が調整される。具体的には、絶縁膜40の厚さ×2>絶縁膜21の厚さとすることが好ましい。これは、後述の工程で各段の最上層の電極膜22を露出させるためである。
次に、図7(a)および図7(b)に示すように、ホール内70にシリコン部材80を埋め込む。シリコン部材80は、絶縁膜21(シリコン酸化膜)および絶縁膜22a(シリコン窒化膜)に対して選択エッチングが可能な材料であればよい。シリコン部材80には、例えばアモルファスシリコンまたはポリシリコンを用いる。
次に、図8(a)および図8(b)に示すように、階段領域23a〜23cおよびセル領域24に、スリット90を形成する。スリット90は、絶縁膜60および積層体20を貫通して半導体層10まで達する。
次に、図9に示すように、スリット90を用いて絶縁膜22aを除去する。絶縁膜22aは、例えばリン酸を含む薬液を用いた等方性エッチングによって除去される。このとき、積層体20の端部23では、絶縁膜40が絶縁膜21を支持し、セル領域24ではメモリホール50が絶縁膜21を支持する。これにより、絶縁膜21の崩落を回避できる。
次に、図10(a)および図10(b)に示すように、スリット90を用いて例えばタングステンを含む金属部材91を絶縁膜22aの除去箇所へ埋め込む。これにより、絶縁膜22aが電極膜22に置換される。図10(b)に示すように、スリット90内にも金属部材91が成膜される。ホール70にはシリコン部材80が埋め込まれているので、金属部材91はホール70内に成膜されない。
次に、図11(a)および図11(b)に示すように、スリット90内に成膜された金属部材91を、例えばRIEを用いて除去し、その後、絶縁膜92をスリット90内に形成する。絶縁膜92には、例えばシリコン酸化膜を用いる。コンタクト30およびメモリホール50の上にも形成された絶縁膜92は除去される。このとき、スリット90の底部に成膜された絶縁膜92が除去されないように、例えば低バイアスのRIEが用いられる。
次に、図12に示すように、例えばコリン水溶液(TMY)等を用いるウェットエッチングによって、コンタクト30に埋め込まれたシリコン部材80を除去する。その後、例えばRIEを用いて絶縁膜40を異方性エッチングする。その結果、図6に示す部分42が除去されて、各段の最上層の電極膜22が露出する。このとき、スリット90の底部に成膜された絶縁膜92も、同様に除去される。
最後に、図1に戻ってホール70内およびスリット90内にタングステンを含む金属部材93を埋め込む。これにより、コンタクト30がホール70内に形成される。コンタクト30は、図12に示す工程で露出した各段の最上層の電極膜22と電気的に接続される。
コンタクト30の底部、換言すると第2部分32は絶縁領域11に接し、第2部分32の外周部は絶縁膜40に囲まれている。そのため、コンタクト30は、各段の最上層の電極膜22よりも下に位置する電極膜22に対して電気的に絶縁される。
ここで、図13(a)および図13(b)を参照して比較例に係る半導体装置100について説明する。図13(a)は、比較例に係る半導体装置100の概略的な構造を示す平面図である。図13(b)は、比較例に係る半導体装置100の断面図である。図13(b)は、半導体装置100の複数個所の断面を並べた断面図である。上述した半導体装置1と同様の構成要素については同じ符号を付し、詳細な説明を省略する。
半導体装置100は、階段領域23a〜23cに設けられた支柱110およびコンタクト130を含む。支柱110は、例えばシリコン酸化物等の絶縁物を用いてコンタクト130よりも先に形成される。支柱110は、電極膜22の形成時に絶縁膜21を支持することによって絶縁膜21の崩落を防ぐ。コンタクト130は、絶縁膜60を貫通して、階段領域23a〜23cのそれぞれにおける最上層の電極膜22と電気的に接続されている。
図13(b)に示すように、コンタクト130の深さがそれぞれ異なり、階段領域23a〜23cでそれぞれ最上層に位置する電極膜22を貫通しないように調整する必要がある。すなわち、仮にコンタクト130が階段領域23a〜23cでそれぞれ最上層に位置する電極膜22を貫通してしまった場合、その部分での絶縁膜21の厚さは薄くなり、コンタクト130と、そのコンタクト130の下層にある電極膜22との間で、電流のリークが生じる場合がある。
また、半導体装置100では、絶縁性の支柱110が階段領域23a〜23cでそれぞれ最上層に位置する電極膜22を貫通する。そのため、最上層の電極膜22の面積が狭められ、その結果、電極膜22からコンタクト130に至る電流経路の電気抵抗が大きくなるおそれがある。
また、半導体装置100では、支柱110とコンタクト130を形成するためにそれぞれ異なるホールを形成する必要がある。そのため、製造時間が長くなる。
さらに、半導体装置100では、階段領域23a〜23cのそれぞれの中心部にコンタクト130の形成スペースを確保するために、支柱110が階段領域23a〜23cのそれぞれの隅部に配置される。そのため、支柱110間のスペースが広くなる。
これに対して、本実施形態に係る半導体装置1では、図14(b)に示すようにホール70の深さを電極膜22までに調整する必要がなく、コンタクト30と電極膜22との間の意図しない電流リークを低減できる。
また、絶縁膜40は、階段領域23a〜23cでそれぞれ最上層に位置する電極膜22を貫通していない。そのため、電極膜22の面積は狭められない。その結果、電極膜22からコンタクト30に至る電流経路の電気抵抗を低減することができる。なお、コンタクト30では、第1部分31の断面積を第2部分32の断面積よりも大きくすることによって、電流経路の一部である第1部分31の電気抵抗の増加を抑制できる。
また、本実施形態に係る半導体装置1では、絶縁膜21の崩落を防ぐ支柱として機能する絶縁膜40と、コンタクト30とを、ホール70内に共通に形成する。そのため、露光工程数が比較例よりも少なくなるので、工程時間を短縮することができる。
さらに、本実施形態では、階段領域23a〜23cのそれぞれの中心部に十字形のホール70を形成し、このホール70の内面に沿って絶縁膜21を支持する絶縁膜40を形成する。絶縁膜21はホール70の内面で連続しているので、上述した支柱110間のスペースのようなものはない。よって、絶縁膜21の支持力が強化され、絶縁膜21がより一層崩落しにくくなる。
図14は、ホール70を拡大した平面図である。十字形のホール70は、エッチングによって形成されるので、この十字形には、角部が丸みを帯びた形状も含み得る。また、絶縁膜40が階段領域23a〜23c内で絶縁膜21を安定的に支持するために、ホール70は、階段領域23a〜23cのそれぞれの中心線Lに対して対称な形状であることが望ましい。このような形状であれば、ホール70の形状は十字形に限定されず、例えば図15に示すようなY字形であってもよい。
さらに、絶縁膜22aが電極膜22に置換される実施の形態について説明したが、絶縁膜22aを電極膜22に置換するのではなく、最初から絶縁膜21と電極膜22との積層体20を形成する場合には、積層体20の端部23で複数の絶縁膜21を支持する必要がない。すなわち、ホール70の形状は十字やY字に限定されず、例えば図16に示すような円形であってもよい。
(第2実施形態)
図17は、第2実施形態に係る半導体装置2の概略的な構造を示す断面図である。図17は、図1(b)と同様に、半導体装置2の複数個所の断面を並べた断面図である。上述した半導体装置2と同様の構成要素については同じ符号を付し、詳細な説明を省略する。
半導体装置2では、半導体層10の絶縁領域11の形成方法が、第1実施形態に係る半導体装置1と異なる。以下、本実施形態における絶縁領域11の形成方法について図18〜図20を参照して説明する。
まず、図18に示すように、半導体層10の上に積層体20が形成される。ただし、半導体層10には絶縁領域11は形成されていない。
次に、第1実施形態と同様に、十字形のホール70が形成され、絶縁膜22aに対して絶縁膜21を選択的にエッチングする。その結果、図19に示すように、半導体層10の一部が、ホール70から露出する。
次に、図20に示すように、ホール70から露出した半導体層10の一部を酸化することによって、絶縁領域11を形成する。その後は、第1実施形態と同様の工程が行われるので説明を省略する。
以上説明した本実施形態によれば、第1実施形態と同様に、絶縁膜40が、階段領域23a〜23cでそれぞれ最上層に位置する電極膜22を貫通していない。そのため、電極膜22からコンタクト30に至る電流経路の電気抵抗を低減することができる。
また、絶縁膜21の崩落を防ぐ支柱として機能する絶縁膜40と、コンタクト30とを、ホール70内に共通に形成する。そのため、露光工程数が少なくなるので、工程時間を短縮することができる。
さらに、本実施形態では、ホール70を形成した後、絶縁領域11を半導体層10に形成するので、絶縁領域11の形成に要する露光工程数が、第1実施形態よりも少なくなる。よって、工程時間をさらに短縮することができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
10 半導体層、11 絶縁領域、20 積層体、21 絶縁膜(第1絶縁膜)、22 電極膜、22a 電極形成用絶縁膜、30 コンタクト、31 第1部分、32 第2部分、40 絶縁膜(第2絶縁膜)、50 メモリホール

Claims (9)

  1. 複数の第1絶縁膜と、複数の電極膜とが交互に積層され、階段状の端部を有する積層体と、
    前記端部で前記階段状の各段の少なくとも一部の段において最上層に位置する前記電極膜に接続された複数のコンタクトと、
    前記複数のコンタクトを囲む第2絶縁膜と、を備え、
    前記複数のコンタクトは、前記最上層の前記電極膜の上側で前記第2絶縁膜に囲まれた第1部分と、前記最上層の前記電極膜の下側で前記第2絶縁膜に囲まれた第2部分と、を含み、前記第1部分の断面積は前記第2部分の断面積よりも大きい、半導体装置。
  2. 前記積層体に対向する半導体層をさらに備え、前記半導体層は、前記端部に対向する絶縁領域を有する、請求項1に記載の半導体装置。
  3. 前記第1部分の平面形状が、十字形である、請求項1または2に記載の半導体装置。
  4. 前記端部に隣接する領域で前記積層体を貫通し、前記複数の電極膜を介して前記複数のコンタクトに電気的に接続されたメモリホールをさらに備える、請求項1から3のいずれかに記載の半導体装置。
  5. 複数の第1絶縁膜と、複数の電極形成用絶縁膜とを交互に積層し、端部を階段状に形成した積層体を形成し、
    前記端部で前記積層体を貫通した複数のホールを形成し、
    前記複数のホール内に前記複数の電極形成用絶縁膜を残しつつ、前記複数の第1絶縁膜を部分的にエッチングし、
    前記複数のホールの内面および前記複数の電極形成用絶縁膜を覆う第2絶縁膜を形成し、
    前記複数の電極形成用絶縁膜を複数の電極膜に置換し、
    前記第2絶縁膜をエッチングすることによって、前記階段状の各段の少なくとも一部の段における最上層の前記電極膜を前記複数のホールに露出させ、
    前記複数のホールのそれぞれに、前記最上層の前記電極膜に接続されたコンタクトを形成する、半導体装置の製造方法。
  6. 半導体層に絶縁領域を形成し、
    前記絶縁領域の上に前記積層体の前記端部を配置する、請求項5に記載の半導体装置の製造方法。
  7. 半導体層の上に前記積層体を形成し、
    前記複数のホールを形成した後、前記半導体層における前記複数のホールから露出した部分に絶縁領域を形成する、請求項5に記載の半導体装置の製造方法。
  8. 平面形状が十字形になるように前記複数のホールを形成する、請求項5から7のいずれかに記載の半導体装置の製造方法。
  9. 前記端部に隣接する領域に、前記積層体を貫通し、前記複数の電極膜を介して前記複数のコンタクトに電気的に接続されたメモリホールを形成する、請求項5から8のいずれかに記載の半導体装置の製造方法。
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