JP2018162140A - 紙粉除去装置及び画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
Description
1.画像形成装置の全体的な構成及び動作
図1は、本実施例の画像形成装置100の概略断面図である。本実施例の画像形成装置は、電子写真方式を用いてフルカラー画像を形成することが可能な、直接転写方式を採用したタンデム型のカラーレーザプリンタである。
図2は、転写部Nに向けて搬送されるシートPの搬送経路を示す概略断面図である。なお、シートPの、紙粉除去装置1を通過した直後にトナー像が転写される面を「印字面」、印字面とは反対側の面を「非印字面」と定義する。本実施例では、シートPの印字面は、紙粉除去装置1を通過した直後に感光体101と接する面であり、シートPの非印字面は、紙粉除去装置1を通過した直後に転写ベルト107と接する面である。
次に、紙粉回収装置1の各部材のシートPの搬送方向と略直交する方向(ここでは、「スラスト方向」ともいう。)における配置について説明する。なお、本実施例では、スラスト方向は、紙粉除去ローラ2、対向ローラ3、感光体101のそれぞれの回転軸線方向と略平行である。
A>C1+2×D2>B1>C1
を満足するように設定されている。ここで、D2は、第2の除去部材5の幅方向の長さの最大値(全幅)を示している。つまり、第2の除去部材5は、スラスト方向におけるシートPの中央部を除く端部が接触する紙粉除去ローラ2の表面に接触して紙粉除去ローラ2の表面から紙粉を除去するように配置される。
図5(a)、(b)は、図3(a)、(b)に示すものとは幅方向の長さが異なる第1、第2の除去部材4、5を有する紙粉除去装置1の図3(a)、(b)と同様の図である。
A>C2+2×D4>B1>C2
を満足するように設定する。ここで、D4は、第2の除去部材5の幅方向の長さ(幅)の最大値(全幅)を示している。また、第2の除去部材5のR形状部を除いた直線部の幅方向の長さ(幅)D3の中に、各サイズのシートPのスラスト方向の端部が接触する紙粉除去ローラ2の表面が位置するようにR形状部の幅を設定する。なお、B2、B3は、A>B1>B2>B3>B4>C2を満たす任意のサイズのシートPのスラスト方向の長さ(幅)を示している。
次に、第2の除去部材5のR形状について更に説明する。図6(a)は、図6(b)〜(d)の視点を説明するための第2の除去部材5の近傍の斜視図である(R形状は設けられていない。)。図6(b)は、図6(a)中の矢印E方向から見た本実施例における第2の除去部材5の近傍の平面図(第2の除去部材5の厚さ方向に見た平面)である。図6(c)は、図6(a)中の矢印E方向から見た本実施例における第2の除去部材5の変形例を示す平面図である。図6(d)は、図6(a)中の矢印F方向から見た本実施例における第2の除去部材5の変形例を示す側面図(第2の除去部材5の自由端部側から自由長方向に見た側面)である。
次に、本発明の他の実施例について説明する。本実施例の画像形成装置の基本的な構成及び動作は、実施例1の画像形成装置のものと同じである。したがって、本実施例の画像形成装置において、実施例1の画像形成装置のものと同一又は対応する機能あるいは構成を有する要素については、実施例1と同一の符号を付して、詳しい説明は省略する。
次に、本発明の他の実施例について説明する。本実施例の画像形成装置の基本的な構成及び動作は、実施例1の画像形成装置のものと同じである。したがって、本実施例の画像形成装置において、実施例1の画像形成装置のものと同一又は対応する機能あるいは構成を有する要素については、実施例1と同一の符号を付して、詳しい説明は省略する。
以上、本発明を具体的な実施例に即して説明したが、本発明は上述の実施例に限定されるものではない。
2 紙粉除去ローラ
4 第1の除去部材
5 第2の除去部材
100 画像形成装置
101 感光体
N 転写部
Claims (14)
- シートに接触してシートの表面から紙粉を除去する回転可能なローラであって、シートの搬送方向と略直交するスラスト方向の長さがシートより大きいローラと、
前記スラスト方向におけるシートの中央部を除く端部が接触する前記ローラの表面に接触して前記ローラの表面から紙粉を除去する除去部材と、
を有し、
前記除去部材は、前記スラスト方向に沿って配置される幅方向と、該幅方向と略直交する自由長方向と、にそれぞれ所定の長さを有し、前記幅方向及び前記自由長方向の両方と略直交する方向に所定の厚さを有する、板状又はフィルム状の部材であり、前記自由長方向における一方の端部である固定端部よりも前記自由長方向における他方の端部である自由端部の方が前記ローラの回転方向の上流側に位置するように配置され、
前記除去部材の前記自由端部における前記幅方向の両端部はそれぞれ、前記幅方向の中央側から端部に向かって前記自由長方向における前記固定端部までの長さが徐々に短くなる所定形状、又は前記幅方向の中央側から端部に向かって前記厚さ方向における前記ローラからの距離が徐々に遠くなる所定形状の少なくとも一方を有することを特徴とする紙粉除去装置。 - 前記除去部材の前記自由端部における前記幅方向の少なくとも一方の端部は、前記幅方向の中央側から端部に向かって前記自由長方向における前記固定端部までの長さが徐々に短くなる円弧形状、又は前記幅方向の中央側から端部に向かって前記厚さ方向における前記ローラからの距離が徐々に遠くなる円弧形状の少なくとも一方を有することを特徴とする請求項1に記載の紙粉除去装置。
- 前記幅方向の中央側から端部に向かって前記自由長方向における前記固定端部までの長さが徐々に短くなる円弧形状は、前記第2の除去部材を前記厚さ方向に見たとき、前記除去部材の前記自由長方向における前記自由端部側の端面が該円弧形状の終了点における該円弧形状の接線となるように形成されることを特徴とする請求項2に記載の紙粉除去装置。
- 前記幅方向の中央側から端部に向かって前記自由長方向における前記固定端部までの長さが徐々に短くなる円弧形状は、前記第2の除去部材を前記厚さ方向に見たとき、前記除去部材の前記幅方向の端面が該円弧形状の終了点における該円弧形状の接線となるように形成されることを特徴とする請求項2又は3に記載の紙粉除去装置。
- 前記除去部材は、前記自由長方向における前記自由端部側の所定の領域が前記ローラに面接触し、前記幅方向の中央側から端部に向かって前記自由長方向における前記固定端部までの長さが徐々に短くなる円弧形状は、前記除去部材の前記幅方向の端面における該円弧形状の終了点が、前記自由長方向において前記所定の領域より前記固定端部側に位置するように形成されることを特徴とする請求項2又は3に記載の紙粉除去装置。
- 前記幅方向の中央側から端部に向かって前記厚さ方向における前記ローラからの距離が徐々に遠くなる円弧形状は、前記第2の除去部材を前記自由端部側から前記自由長方向に見たとき、前記除去部材の前記ローラ側の面が該円弧形状の終了点における該円弧形状の接線となるように形成されることを特徴とする請求項2に記載の紙粉除去装置。
- 前記除去部材の前記自由端部における前記幅方向の少なくとも一方の端部は、前記ローラから離れる方向に折り曲げられた形状を有することを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の紙粉除去装置。
- 前記除去部材の前記自由端部における前記幅方向の少なくとも一方の端部は、前記幅方向及び前記自由長方向の両方に対し傾斜した線に沿って折り曲げられた形状を有することを特徴とする請求項7に記載の紙粉除去装置。
- 前記スラスト方向におけるシートの端部と接触する前記ローラの表面は、前記除去部材の前記幅方向における前記所定形状を有さない部分と接触することを特徴とする請求項1〜8のいずれか一項に記載の紙粉除去装置。
- 前記除去部材は、前記スラスト方向におけるシートの両端部が接触する前記ローラの表面のそれぞれに接触するように単一の部材で構成されており、かつ、
前記除去部材の前記幅方向における中央部は、前記スラスト方向におけるシートの中央部が接触する前記ローラの表面に接触しないように構成されていることを特徴とする請求項1〜9のいずれか一項に記載の紙粉除去装置。 - 前記除去部材は、その前記幅方向における中央部が前記ローラから離れるように折り曲げられた形状を有することを特徴とする請求項10に記載の紙粉除去装置。
- 前記スラスト方向におけるシートの中央部が接触する前記ローラの表面に接触して前記ローラの表面から紙粉を除去する別の除去部材を有することを特徴とする請求項1〜11のいずれか一項に記載の紙粉除去装置。
- 前記別の除去部材は、多孔性弾性部材で構成されていることを特徴とする請求項12に記載の紙粉除去装置。
- 転写部でシートに転写する画像を形成する画像形成手段と、
前記転写部に向けて搬送されるシートの表面から紙粉を除去する請求項1〜13のいずれか一項に記載の紙粉除去装置と、
を有する画像形成装置。
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JP2004352404A (ja) * | 2003-05-28 | 2004-12-16 | Ricoh Co Ltd | 紙粉取り装置及び画像形成装置 |
JP2007188109A (ja) * | 2007-04-13 | 2007-07-26 | Brother Ind Ltd | 現像装置及びプロセスカートリッジ及び現像器カートリッジ及び画像形成装置 |
JP4182952B2 (ja) * | 2005-02-22 | 2008-11-19 | ブラザー工業株式会社 | 用紙搬送装置及び画像形成装置 |
JP2010276748A (ja) * | 2009-05-27 | 2010-12-09 | Konica Minolta Business Technologies Inc | 定着装置及びこれを備えた画像形成装置 |
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