JP2018161827A - 液体消費装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】タンクの注入口がキャップにより塞がれない状態のまま液体消費装置が使用されるのを防止する手段を提供する。【解決手段】液体消費装置は、液体が貯留される液体貯留室及び液体貯留室に液体を注入するための注入口が形成されたタンクと、注入口を塞いだ状態で注入口に取り付け可能なキャップと、注入口と注入口に取り付けられたキャップとを覆うことが可能な閉位置と、注入口と注入口に取り付けられたキャップとが露出される開位置との間で、タンクに対して移動するカバーと、キャップに設けられたキャップ検出用磁石と、キャップ検出用磁石の磁気を検知して、少なくとも、キャップが注入口に取り付けられているか否かを検出するための磁気センサと、を備える。【選択図】図3

Description

本発明は、液体を注入する注入口を有するタンクを備える液体消費装置に関する。
液体消費装置の一例として、従来より、インクが貯留されるタンクと、このタンクから供給されるインクをノズルから吐出して記録シートに画像を記録する記録ヘッドとを備えるプリンタが知られている(例えば特許文献1参照)。タンクには、例えば、インクを注入可能な注入口が形成される。注入口はキャップによって開閉可能であり、注入口からキャップを取り外した状態で、注入口からタンク内へインクを補充できる。タンクは、通常時にはカバーにより覆われる。
国際公開第2014/112344号公報
特許文献1に開示された技術では、ユーザがキャップによって注入口を塞ぐことを忘れてインクの補充を終了すると、タンクの注入口が開放された状態のままでプリンタが使用され、注入口を通じてインクが蒸発してインクが増粘するおそれがある。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、その目的は、タンクの注入口がキャップにより塞がれない状態のまま液体消費装置が使用されるのを防止する手段を提供することにある。
本発明の一態様に係る液体消費装置は、液体が貯留される液体貯留室及び前記液体貯留室に液体を注入するための注入口が形成されたタンクと、前記注入口を塞いだ状態で前記注入口に取り付け可能なキャップと、前記注入口と前記注入口に取り付けられた前記キャップとを覆うことが可能な閉位置と、前記注入口と前記注入口に取り付けられた前記キャップとが露出される開位置との間で、前記タンクに対して移動するカバーと、前記キャップに設けられたキャップ検出用磁石と、前記キャップ検出用磁石の磁気を検知して、少なくとも、前記キャップが前記注入口に取り付けられているか否かを検出するための磁気センサと、を備える。
このような構成によれば、タンクの注入口を塞いだ状態でタンクの注入口にキャップが取り付けられているか否かを磁気センサにより検出できる。よって、タンクの注入口がキャップにより塞がれない状態のまま液体消費装置が使用されるのを防止できる。
本発明によれば、タンクの注入口がキャップにより塞がれない状態のまま液体消費装置が使用されるのを防止する手段を提供できる。
第1実施形態に係る複合機の外観図である。 第1実施形態に係るタンクの上部と、キャップの分解図である。 第1実施形態に係る複合機において、開位置及び閉位置にあるカバーと、タンクとを示す図である。 第1実施形態に係る複合機の機能ブロック図である。 磁気センサが検知する磁束密度と、磁気センサのカバー検出用磁石からの距離との関係を示すグラフである。 磁気センサの出力電圧と、磁気センサが検知する磁束密度との関係を示すグラフである。 カバー検出用磁石及びキャップ検出用磁石の磁気センサに検知される磁極が互いに同じ向きに配置された場合における、磁気センサの出力電圧と、磁気センサのカバー検出用磁石からの距離との関係を示すグラフである。 カバー検出用磁石及びキャップ検出用磁石の磁気センサに検知される磁極が互いに逆向きに配置された場合における、磁気センサの出力電圧と、磁気センサのカバー検出用磁石からの距離との関係を示すグラフである。 第1実施形態に係る複合機の動作を示すフローチャートである。 第2実施形態に係る複合機の閉位置にあるカバーとタンクを示す図である。
以下、本発明の各実施形態について、図を参照しながら説明する。
(第1実施形態)
[複合機の外観構成]
図1は、第1実施形態に係る複合機1の外観図である。複合機1は、液体消費装置の一例であり、X方向を幅方向、Y方向を前後(奥行)方向、Z方向を上下方向とする直方体状の外観形状を有する。複合機1は、プリンタユニット2、スキャナーユニット3、操作キー4、通知部5、及び制御部6(図4参照)を備える。
スキャナーユニット3は、画像を撮像素子により読み取って画像データを生成する。画像データは、プリンタユニット2において、複合機1の内部に貯留され又は複合機1の外部から供給される記録シートに印刷される。スキャナーユニット3は、原稿台7と蓋8とを有する。スキャナーユニット3は、プリンタユニット2上に重ねられ、プリンタユニット2の後側部分に設けられた連結部2aによりプリンタユニット2と連結されている。蓋8は、原稿台7を覆うように配置される。スキャナーユニット3は、原稿台7と蓋8との間に原稿シートが配置された状態で、原稿シートに記録された画像を読み取る。
操作キー4と通知部5とは、複合機1の外側部分(ここでは前側部分)に配置されている。操作キー4は、ユーザが入力する各種要求を受け付ける。通知部5は、ユーザに向けて情報を通知する。一例として、通知部5は表示部である。制御部6は、プリンタユニット2とスキャナーユニット3とを制御する。
プリンタユニット2は、ケース10、カバー11、複数のタンク12、及び複数のキャップ15を有する。ケース10は、複合機1の筐体を部分的に構成している。ケース10には、複数のタンク12が収容される内部空間13が形成されている。またケース10の内部には、記録シートを貯留するトレイ14が配置されている。カバー11は、ケース10の前側部分に設けられ、ケース10の内部空間13を覆い又は開放する。本実施形態のカバー11は、水平方向(一例として複合機1の幅方向)に延びる仮想軸線Pの軸周りに一定範囲で回動可能にケース10に連結され、プリンタユニット2の連結部2aを支点として、スキャナーユニット3の前側部分がプリンタユニット2から持ち上げられた状態で開閉する。
複数のタンク12は、整列された状態で内部空間13に収容され、カバー11が開けられることで外部に露出する。一例として、複合機1はカラー印刷が可能であり、各タンク12は、異なる色(ここではブラック、イエロー、マゼンタ、及びシアン)のインクに対応している。なお複合機1は、単一のタンクを備え、単色の印刷のみが可能であってもよい。
[タンク]
図2は、第1実施形態に係る複合機1が有するタンク12の上部と、キャップ15の分解図である。図2に示すように、一例としてタンク12は直方体状であり、タンク12の水平断面は前後方向に長寸の長方形状である。従って、タンク12は4つの側面を有し、当該タンク12が内部空間13に収容された状態では、これら4つの側面のうちの1つが内部空間13の後部を区画する側壁10a(図3参照)と対向する。以下、タンク12の側壁10aと対向する側面を対向側面12aと称する。
タンク12には、液体貯留室12cと注入口12dとが形成されている。液体貯留室12cは、タンク12の内部に形成されており、そこには液体(ここでは所定の色のインク)が貯留される。液体貯留室12cの上部は、注入口12dと連通しており、液体貯留室12cの下部は、図示しない流路を介して記録ヘッド36(図4参照)と繋がっている。液体貯留室12cに貯留されたインクは、この流路を通じて記録ヘッド36に供給される。
注入口12dは、液体貯留室12cにインクを注入するために用いられる。本実施形態の注入口12dは、タンク12の上部(ここではタンク12の上面12b)に形成されている。注入口12dの開口形状は円形であるが、これに限定されない。注入口12dの周縁には、タンク12の上面12bから上方に向けて突出する内側リブ12eと外側リブ12fとが形成されている。上面視において内側リブ12eは環状であり、注入口12dを囲みながら、タンク12の上部から上方に向けて突出している。外側リブ12fは、内側リブ12eとの間に間隔をおいて、内側リブ12eの外周を囲んでいる。
外側リブ12fには、キー溝12gが形成されている。キー溝12gは、外側リブ12fとキャップ15とを係合させるためのものである。一例としてキー溝12gは、外側リブ12fの一部をその厚み方向に切り欠くことにより形成されている。キー溝12gは、外側リブ12fの上下方向に延びており、外側リブ12fの上端にて開放されている。
[キャップ]
キャップ15は、注入口12dを塞いだ状態で注入口12dに取り付け可能に形成されている。キャップ15は、注入口12dを液密に塞ぐことが可能な材料(一例としてエラストマー)からなる。キャップ15は、注入口12dを閉塞する閉塞部15aと、ユーザに把持される操作部15bとを有する。
このうち閉塞部15aは、上端が閉塞された円筒部材の内部に、該円筒部材の内径よりも外径の小さい円柱部材を同心状に設けたような構成となっている。より具体的に説明すると、閉塞部15aは、円板状をなす天板部15cと、円筒状の周縁部15dと、円柱状の突出部15hとを有する。
突出部15hは、天板部15cの下面から下方へ突出するようにして設けられている。この突出部15hは、上述した内側リブ12eの内部空間に対応する形状を有している。従って、キャップ15を閉じると、突出部15hは内側リブ12e内に挿入され、このとき突出部15hの外周面は内側リブ12eの内周面に対して液密に接触する。
周縁部15dは、突出部15hを取り囲むようにして、天板部15cの周縁から下方に向けて延びている。このような周縁部15dは、キャップ15を閉じると内側リブ12eと外側リブ12fとの間に挿入され、このとき周縁部15dの内周面が内側リブ12eの外周面と液密に接触し、外周面が外側リブ12fの内周面と液密に接触する。周縁部15dの外周面には、キー溝12gと係合可能なキー(規制部)15eが形成されている。キー15eがキー溝12gと係合することにより、注入口12dの周方向において、キャップ15と注入口12dとが相対的に位置決めされる。キャップ15には、後述するように、キャップ検出用磁石M2(図3参照)が設けられる。
一方、操作部15bは、閉塞部15aに対してタンク12側とは反対側に位置し、天板部15cの上面から上方に突出して設けられている。本実施形態の操作部15bは、注入口12dの径方向に延びる直方体状に形成され、その4つの側面が天板部15cの上面に立てられている。
キャップ15が注入口12dに対して正しく装着されると、操作部15bの長手方向一端面は所定の方向(側壁10a側)に向けられる。なお、タンク12の内側リブ12e、外側リブ12f、及びキー溝12gと、キャップ15の操作部15b、突出部15h、及びキー15eは必須ではなく、省略してもよい。
[カバー]
図3は、第1実施形態に係る複合機において、開位置及び閉位置にあるカバー11と、タンク12とを示す図である。なお、この図3は、仮想軸線Pの軸方向(複合機1の幅方向)から見た構成を示している。また図3では、カバー11及びカバー検出用磁石M2に関しては、開位置にあるときの状態を実線で示し、閉位置にあるときの状態を一点鎖線で示している。
カバー11は、その一端においてケース10に連結されている。図3に示すように、本実施形態のカバー11は、仮想軸線Pの軸周りに一定範囲内で回動することにより、注入口12dと注入口12dに取り付けられたキャップ15とを覆うことが可能な閉位置と、注入口12dと注入口12dに取り付けられたキャップ15とが露出される開位置との間で、タンク12に対して移動する。カバー11が開位置にあるときには、ユーザがキャップ15を注入口12dから取り外して、注入口12dから液体貯留室12cにインクを注入した後、キャップ15を注入口12dに再び取り付けることができる。カバー11が閉位置にあるときには、ユーザのこのような操作は不可能となる。
カバー11は、仮想軸線Pの軸方向から見ると略L字状を成し、互いに交差する第1カバー部11aと第2カバー部11bとを有する。第1カバー部11aは、一端にケース10との連結部を有し、カバー11が閉位置にある状態において、タンク12を上方から覆う。第2カバー部11bは第1カバー部11aの他端と連なり、カバー11が閉位置にある状態において、タンク12の対向側面12aとは反対側の側面(前面)を前方から覆う。タンク12は、ケース10の側壁10aと隣接している。
ここで複合機1の状態は、カバー11の開閉位置と、キャップ15が注入口12dに取り付けられているか否かとにより、4つの状態に区別される。第1状態は、カバー11が閉位置にあり且つ注入口12dにキャップ15が取り付けられている状態である。第2状態は、カバー11が閉位置にあり且つ注入口12dにキャップ15が取り付けられていない状態である。第3状態は、カバー11が開位置にあり且つ注入口12dにキャップ15が取り付けられている状態である。第4状態は、カバー11が開位置にあり且つ注入口12dにキャップ15が取り付けられていない状態である。
[センサ及び磁石]
複合機1は、磁気センサ20、キャップ検出用磁石M1、及びカバー検出用磁石M2を更に備える。キャップ検出用磁石M1は、タンク12の注入口12dにキャップ15が取り付けられているか否かを磁気センサ20が検出するために用いられる。キャップ検出用磁石M1は、キャップ15に設けられている。本実施形態のキャップ検出用磁石M1は、環状に形成され、周縁部15dの上側部分の外周を取り囲むようにキャップ15に取り付けられている。キャップ検出用磁石M1の形状と、キャップ検出用磁石M1のキャップ15への取り付け方法は、これに限定されない。
カバー検出用磁石M2は、カバー11が閉位置にあるか否かを磁気センサ20が検出するために用いられる。カバー検出用磁石M2は、カバー11が閉位置にあるときと、カバー11が開位置にあるときとで、磁気センサ20に検知される磁気が異なるように設けられている。本実施形態のカバー検出用磁石M2は、直方体状に形成されている。カバー検出用磁石M2は、カバー11において、カバー11が閉位置にあるときに磁気センサ20により磁気が検知される位置に設けられている。一例としてカバー検出用磁石M2は、第1カバー部11aにおいて、内部空間13に面し且つキャップ15と干渉しない位置に設けられている。
磁気センサ20は、キャップ検出用磁石M1の磁気を検知して、少なくとも、カバー11がキャップ15が注入口12dに取り付けられているか否かを検出する。本実施形態の磁気センサ20は、カバー11が閉位置又は開位置のいずれにあるかと、キャップ15が注入口12dに取り付けられているか否かに関して、カバー11が閉位置にあり且つキャップ15が注入口12dに取り付けられている状態を、他の状態と区別して検出する。
また、本実施形態のキャップ検出用磁石M1及びカバー検出用磁石M2と磁気センサ20とは、第1〜4状態のそれぞれにおいて、磁気センサ20が検知する磁気が互いに異なるように設定されている。
本実施形態の磁気センサ20は、タンク12に隣接するケース10の側壁10aにおいて、注入口12dにキャップ15が取り付けられているときのキャップ検出用磁石M1の磁気を検出できる位置に設けられている。磁気センサ20は、その一部が内部空間13に面するように、ケース10の側壁10aに設けられている。磁気センサ20の下方には、キャップ検出用磁石M1が位置している。磁気センサ20の上方には、カバー11が閉位置又は開位置のいずれの位置にある場合でも、カバー検出用磁石M2が位置している。
注入口12dにキャップ15が取り付けられた状態における磁気センサ20及びキャップ検出用磁石M1の位置関係は、カバー11の開閉位置とは無関係に一定である。磁気センサ20及びカバー検出用磁石M2の位置関係は、カバー11が開位置にあるときと、カバー11が閉位置にあるときとで変化する。図3に示すように、本実施形態のカバー検出用磁石M2は、カバー11が開位置にあるときは、カバー11が閉位置にあるときに比べて磁気センサ20から遠位に位置する。一例として、磁気センサ20とキャップ検出用磁石M1との間の水平(Y)方向における最短距離は、6mmに設定され、磁気センサ20とカバー11が閉位置にあるときのカバー検出用磁石M2との間の上下(Z)方向における最短距離は、4mmに設定されている。
磁気センサ20は、一例としてホールICであり、検知した磁束密度に応じて、4つの異なる出力値(OUT1〜4、表1参照)を出力する。磁気センサ20は、ホールICに限定されない。
また、上述した磁気センサ20は、各タンク12に対して設けられている。つまり、複合機1は、タンク12と磁気センサ20とからなる組を複数組備えている。また、複数のタンク12の注入口12dに取り付けられるキャップ15に対応して、個別にキャップ検出用磁石M1が設けられている。またカバー検出用磁石M2は、複数の磁気センサ20に対応して、個別に設けられている。なお、全ての磁気センサ20に共通して対応するように、単一のカバー検出用磁石M2を設けてもよい。以下、磁気センサ20の検出信号に基づいて実現可能な複合機1の機能について、更に説明する。
[複合機の機能的構成]
図4は、第1実施形態に係る複合機1の機能ブロック図である。プリンタユニット2は、モータドライバIC30,31、ヘッドドライバIC32、搬送モータ33、キャリッジモータ34、キャリッジ35、及び記録ヘッド36を更に有している。
制御部6は、一例としてCPU40、記憶部(ROM41、RAM42、及びEEPROM43)、及びASIC44を有する。CPU40は、磁気センサ20の出力値を監視すると共に、プリンタユニット2が有する各ドライバIC30〜32と、通知部5とを制御する。CPU40の個数は、単数または複数のいずれでもよい。
ROM41には、CPU40がスキャナーユニット3に撮像素子を用いて原稿シートの画像の読取処理を実行させるための読取制御プログラムと、CPU40がプリンタユニット2に印刷処理を実行させるための印刷制御プログラムとが格納されている。EEPROM43には、ユーザが入力した各種の初期設定の情報が格納されている。ASIC44には、モータドライバIC30,31と、ヘッドドライバIC32とが接続されている。
CPU40は、ユーザから印刷要求を受け付けると、印刷制御プログラムに基づいて、印刷指令をASIC44へ出力する。ASIC44は、印刷指令に基づいて各ドライバIC30〜32を駆動する。CPU40は、モータドライバIC30により搬送モータ33を駆動させて記録シートを搬送する。またCPU40は、モータドライバIC31によりキャリッジモータ34を駆動させてキャリッジ35を動作させる。またCPU40は、ヘッドドライバIC32により、キャリッジ35に取り付けられた記録ヘッド36からインクを吐出させ、記録シートに画像データを印刷する。これにより印刷処理が行われる。
[磁気センサが検知する磁束密度等について]
図5は、磁気センサ20が検知する磁束密度と、磁気センサ20のカバー検出用磁石M2からの距離との関係を示すグラフである。図6は、磁気センサ20の出力電圧と、磁気センサ20が検知する磁束密度との関係を示すグラフである。図5及び6と、後に示す図7及び8における座標軸の数値は、相対値を示している。
図5に示すように、磁気センサ20が検知する磁束密度は、磁気センサ20の磁石からの距離が小さくなるほど増大する。また図6に示すように、磁気センサ20の出力電圧は、磁気センサ20が検知する磁束密度が大きくなるほど増大する。磁気センサ20は、この特性を利用することにより、検知する磁束密度の大きさに応じた大きさの出力値で出力する。
図7は、カバー検出用磁石M2及びキャップ検出用磁石M1の磁気センサ20に検知される磁極が互いに同じ向きに配置された場合(以下、第1ケースと称する。)における、磁気センサ20の出力電圧と、磁気センサ20のカバー検出用磁石M2からの距離との関係を示すグラフである。図7に示すように、第1ケースにおいて磁気センサ20が検知する磁束密度は、磁気センサ20のカバー検出用磁石M2からの距離が小さくなるほど単調に増加し、当該距離が大きくなるほど単調に減少する。
第1ケースでは、注入口12dにキャップ15が取り付けられた状態でカバー11が開位置及び閉位置のうちの一方から他方に移動するにつれ、キャップ検出用磁石M1とカバー検出用磁石M2とによって形成される合成磁界から磁気センサ20が検知する磁束密度は、単調変化する。磁気センサ20がこの合成磁界から検知する磁束密度は、カバー11が開位置及び閉位置のいずれにあるかによって異なる。また、磁気センサ20がこの合成磁界から検知する磁束密度は、注入口12dにキャップ15が取り付けられているか否かによっても異なる。これにより、第1ケースにおける磁気センサ20の出力値は、第1〜4状態のそれぞれにおいて異なる値となる。よって、複合機1が第1〜4状態のいずれにあるかを、磁気センサ20により検出できる。複合機1では、第1ケースのように、磁気センサ20に検知されるカバー検出用磁石M2及びキャップ検出用磁石M1が、磁極が互いに同じ向きとなるように配置されている。
なお第1〜4状態において、磁気センサ20が検知する磁気を異ならせる方法としては、磁石M1,M2の磁力の大小関係を調節する方法や、磁気センサ20と磁石M1,M2との距離を所定値に予め設定しておく方法等、様々な方法が考えられる。
また、カバー検出用磁石M2及びキャップ検出用磁石M1の形状は、同様としてもよい。また複合機1では、カバー11が仮想軸線Pの軸周りに回動することで、カバー検出用磁石M2が磁気センサ20に対して移動するが、カバー検出用磁石M2を磁気センサ20に対して移動させる構造は、これに限定されない。例えば、カバー11をケース10の外表面に沿って往復方向にスライドさせる構造でもよいし、カバー11をケース10から着脱自在に脱離させる構造でもよい。また、カバー11が閉位置又は開位置のいずれかにあるときに、磁気センサ20に検知されるカバー検出用磁石M2の磁束密度が低減されるように、磁気を遮蔽する遮蔽部材によりカバー検出用磁石M2が覆われるようにしてもよい。
図8は、カバー検出用磁石M2及びキャップ検出用磁石M1の磁気センサ20に検知される磁極が互いに逆向きに配置された場合(以下、第2ケースと称する。)における、磁気センサ20の出力電圧と、磁気センサ20のカバー検出用磁石M2からの距離との関係を示すグラフである。
図8に示すように、第2ケースにおいて磁気センサ20が検知する磁束密度は、磁気センサ20のカバー検出用磁石M2からの距離が変化すると、キャップ検出用磁石M1とカバー検出用磁石M2との磁界の相互作用により、第1ケースよりも複雑に変化する。磁気センサ20が検知する磁束密度は、各磁石M1,M2の磁力の大小関係や、各磁石M1,M2の配置関係等によって異なるので、第2ケースでは、磁気センサ20の出力値により第1〜4状態を区別できるように、各状態における磁気センサ20の出力値を予め確認しておくことが望ましい。
また第2ケースでは、磁石M1,M2の合成磁界によっては、第1状態と第2状態とにおいて、磁気センサ20の出力値が実質的に同値となる場合が考えられる。しかしながら、複合機が第1状態になる直前の状態(第3状態)における磁気センサ20の出力値と、複合機が第2状態になる直前の状態(第4状態)における磁気センサ20の出力値とは、キャップ検出用磁石M1の有無により異なる。よってCPU40は、磁気センサ20の出力値の時間的変化を示す情報をRAM42に適宜格納しておき、磁気センサ20が第1状態及び第2状態に対応する出力値を出力した場合は、その出力直前の磁気センサ20の出力値が第3状態又は第4状態のいずれに対応するかを判定することで、現在の複合機の状態が第1状態又は第2状態のいずれであるかを正確に判定できる。
従って第1実施形態の複合機では、第2ケースのように、磁気センサ20に検知されるカバー検出用磁石M2及びキャップ検出用磁石M1の磁極を互いに逆向きとなるように配置することも可能である。
ここで表1は、第1実施形態に係る磁気センサ20の各状態における出力値を示す。
Figure 2018161827
本実施形態のカバー検出用磁石M2及びキャップ検出用磁石M1は、磁気センサ20に検知される磁極が同じ向きになる(すなわち第1ケースとなる)ように配置されているので、第1〜4状態における磁気センサ20の出力値は、表1に示すように、互いに異なるOUT1〜4のいずれかとなるように設定されている。従って、磁気センサ20の出力値がOUT1〜4のいずれであるかを判定することで、注入口12dにキャップ15が取り付けられているか否かと、カバー11が閉位置にあるか否かとを判定できる。
[複合機の動作]
図9は、第1実施形態に係る複合機1の動作を示すフローチャートである。通電状態の複合機1において、CPU40は印刷制御プログラムに基づき、全ての磁気センサ20の出力値がOUT1か否かを判定する(ステップS1:以下、単にS1と称する。他のステップも同様とする。)。ここで、全ての磁気センサ20の出力値がOUT1である場合は、カバー11が閉位置にあり且つ全てのタンク112の注入口112dにキャップ115が取り付けられた第1状態の場合のみである。
CPU40は、S1で全ての磁気センサ20の出力値がOUT1でない(すなわち、少なくとも1つの磁気センサ20の出力値がOUT1以外である)と判定した場合、各磁気センサ20の出力値に応じて警告を通知する(S2)。
具体的にS2において、CPU40は、磁気センサ20によりキャップ15が注入口12dに取り付けられていないと検出されたことに応じて、通知部5に、キャップ15が注入口12dに取り付けられていないことを示す情報を通知させる。又はS2において、CPU40は、磁気センサ20によりカバー11が閉位置にないと検出されたことに応じて、通知部5に、カバー11が閉位置にないことを示す情報を通知させる。
例えばCPU40は、ブラックのインクのタンク12に対応する磁気センサ20の出力値がOUT4であり、その他のインクのタンク12に対応する磁気センサ20の出力値がOUT3である場合、「カバーが閉じられておらず、ブラックのタンクの注入口にキャップが正しく取り付けられていません」とのメッセージを通知部5に通知させる。またCPU40は、ブラックとシアンのインクのタンク12に対応する磁気センサ20の出力値がOUT4であり、その他のインクのタンク12に対応する磁気センサ20の出力値がOUT3である場合、「カバーが閉じられておらず、ブラックとシアンのタンクの注入口にキャップが正しく取り付けられていません」とのメッセージを通知部5に通知させる。またCPU40は、ブラックのインクのタンク12に対応する磁気センサ20の出力値がOUT2であり、その他のインクのタンク12に対応する磁気センサ20の出力値がOUT1である場合、「ブラックのタンクの注入口にキャップが正しく取り付けられていません」とのメッセージを通知部5に通知させる。通知部5の通知方法は、これに限定されない。
このようにCPU40は、S2において、例えば、複数組に含まれる一部の磁気センサ20により、キャップ15が注入口12dに取り付けられていると検出される一方で、複数組に含まれるその他の磁気センサ20により、キャップ15が注入口12dに取り付けられていないと検出された場合でも、前記その他の磁気センサ20に対応するタンク12を特定する情報を通知部5に通知する。
CPU40は、S1において、全ての磁気センサ20の出力値がOUT1であると判定した場合、次に印刷要求があるか否かを判定する(S3)。CPU40は、S3において印刷要求があると判定するまで、S1〜S3を繰り返して行う。CPU40は、S3において印刷要求があると判定した場合、印刷指令をASIC44へ出力し、印刷処理を行う(S4)。その後CPU40は、ステップをS1にリターンさせる。
以上に説明したように、複合機1によれば、タンク12の注入口12dを塞いだ状態でタンク12の注入口12dにキャップ15が取り付けられているか否かを磁気センサ20により検出できる。よって、タンク12の注入口12dがキャップ15により塞がれない状態のまま複合機1が使用されるのを防止できる。また、塵埃等の異物が注入口12dからタンク12内へ侵入したり、注入口12dからインクが漏れ出したりするのを防止できる。また、注入口12dを通じてインクが蒸発してインクが増粘することで、記録ヘッド36から吐出されるインクの吐出特性が変化し、インク液滴が所望の着弾位置に着弾せずに画像が劣化するのを抑制できる。
磁気センサ20は、カバー11が閉位置又は開位置のいずれにあるかと、キャップ15が注入口12dに取り付けられているか否かに関して、カバー11が閉位置にあり且つキャップ15が注入口12dに取り付けられている状態を、他の状態と区別して検出できるので、複合機1が第1状態にあるか否かを磁気センサ20を用いて良好に検出できる。また複合機1は、カバー11が閉位置にあるときと、カバー11が開位置にあるときとで、磁気センサ20に検知される磁気が異なるように設けられたカバー検出用磁石M2を備えるので、カバー11が閉位置にあるか否かを、磁気センサ20がカバー検出用磁石M2の磁束密度を検知することで良好に検出できる。また複合機1は、磁気センサ20を用いることにより、センサの検出精度がインク等の汚れの付着により低下するのを回避できる。
また、キャップ検出用磁石M1及びカバー検出用磁石M2と磁気センサ20とは、第1〜4状態のそれぞれにおいて磁気センサ20が検知する磁気が互いに異なるように設定されているので、各状態を精度よく区別して検出できる。また磁気センサ20が、カバー11の開閉と、キャップ15の有無とを検出するセンサを兼ねているので、複合機1に設けるセンサの個数を低減でき、複合機1の構成を簡素化できる。
また磁気センサ20が、ケース10の側壁10aにおいて、注入口12dにキャップ15が取り付けられているときのキャップ検出用磁石M1の磁気を検知できる位置に設けられ、カバー検出用磁石M2が、カバー11において、カバー11が閉位置にあるときに磁気センサ20により磁気が検知される位置に設けられているので、カバー11に設けたカバー検出用磁石M2により、カバー11が閉位置にあるか否かを、キャップ15が注入口12dに取り付けられているか否かとは別に検出できる。
またキャップ検出用磁石M1とカバー検出用磁石M2とは、注入口12dにキャップ15が取り付けられた状態でカバー11が開位置及び閉位置のうちの一方から他方に移動するにつれ、上記した合成磁界から磁気センサ20が検知する磁束密度が単調変化するように設けられているので、カバー11が閉位置又は開位置にある状態と、キャップ15が注入口12dに取り付けられた状態又は取り付けられていない状態とのそれぞれに応じて、磁気センサ20の出力値を異ならせ易くすることができる。
またCPU40は、磁気センサ20によりキャップ15が注入口12dに取り付けられていないと検出されたことに応じて、通知部5に、キャップ15が注入口12dに取り付けられていないことを示す情報を通知させるので(S2)、ユーザにキャップ15を注入口12dに取り付けるように促すことができる。
またCPU40は、複数組に含まれる一部の磁気センサ20により、キャップ15が注入口12dに取り付けられていると検出される一方で、複数組に含まれるその他の磁気センサ20により、キャップ15が注入口12dに取り付けられていないと検出された場合に、前記その他の磁気センサ20に対応するタンク12を特定する情報を通知部5に通知させるので(S2)、センサ数をタンク数と同数に抑えながら、キャップ15が注入口12dに取り付けられていないタンク12を検出できる。以下、その他の実施形態について、第1実施形態との差異を中心に説明する。
(第2実施形態)
図10は、第2実施形態に係る複合機の閉位置にあるカバー11とタンク12を示す図である。当該複合機は、第1実施形態の複合機を基本構造としているが、磁気センサ20は、カバー11において、カバー11が閉位置にあるときに、注入口12dに取り付けられたキャップ15のキャップ検出用磁石M1の磁気を検知できる位置に設けられている。一例として、磁気センサ20は、カバー11が閉位置にあるときに注入口12dに取り付けられたキャップ15と部分的に対向する位置に設けられている。またカバー検出用磁石M2は、側壁10aにおいて、カバー11が閉位置にあるときに磁気センサ20により磁気が検知される位置に設けられている。
当該複合機においても、第1実施形態の複合機と同様の効果を期待でき、側壁10aに設けたカバー検出用磁石M2により、カバー11が閉位置にあるか否かを、キャップ15が注入口12dに取り付けられているか否かとは別に検出できる。
(第3実施形態)
第3実施形態に係る複合機は、図10に示す第2実施形態の複合機を基本構造としているが、カバー検出用磁石M2が省略されている。また磁気センサ20は、第2実施形態と同様に、閉位置にあるカバー11においてキャップ15と対向する領域に設けられている。
第3実施形態の複合機によれば、比較的簡素な構成で、単一の磁気センサ20及び磁石(キャップ検出用磁石M1)により、カバー11が閉位置に無い状態又はタンク12にキャップ15が取り付けられていない状態と、これ以外の状態とを検出できる。
本発明の液体消費装置は、複合機に限定されず、インク以外の他の液体を消費する各種装置にも適用することができる。
M1 キャップ検出用磁石
M2 カバー検出用磁石
1 複合機(液体消費装置)
5 通知部
6 制御部
10a 側壁
11 カバー
12 タンク
12c 液体貯留室
12d 注入口
15 キャップ
20 磁気センサ

Claims (10)

  1. 液体が貯留される液体貯留室及び前記液体貯留室に液体を注入するための注入口が形成されたタンクと、
    前記注入口を塞いだ状態で前記注入口に取り付け可能なキャップと、
    前記注入口と前記注入口に取り付けられた前記キャップとを覆うことが可能な閉位置と、前記注入口と前記注入口に取り付けられた前記キャップとが露出される開位置との間で、前記タンクに対して移動するカバーと、
    前記キャップに設けられたキャップ検出用磁石と、
    前記キャップ検出用磁石の磁気を検知して、少なくとも、前記キャップが前記注入口に取り付けられているか否かを検出するための磁気センサと、を備える、液体消費装置。
  2. 前記磁気センサは、前記カバーが前記閉位置又は前記開位置のいずれにあるかと、前記キャップが前記注入口に取り付けられているか否かに関して、前記カバーが前記閉位置にあり且つ前記キャップが前記注入口に取り付けられている状態を、他の状態と区別して検出する、請求項1に記載の液体消費装置。
  3. 前記カバーが前記閉位置にあるときと、前記カバーが前記開位置にあるときとで、前記磁気センサに検知される磁気が異なるように設けられたカバー検出用磁石を更に備える、請求項1又は2に記載の液体消費装置。
  4. 前記カバーが前記閉位置にあり且つ前記キャップが前記注入口に取り付けられている状態を第1状態、
    前記カバーが前記閉位置にあり且つ前記キャップが前記注入口に取り付けられていない状態を第2状態、
    前記カバーが前記開位置にあり且つ前記キャップが前記注入口に取り付けられている状態を第3状態、
    前記カバーが前記開位置にあり且つ前記キャップが前記注入口に取り付けられていない状態を第4状態とするとき、
    前記キャップ検出用磁石及び前記カバー検出用磁石と前記磁気センサとは、前記第1〜4状態のそれぞれにおいて前記磁気センサが検知する磁気が互いに異なるように設定されている、請求項3に記載の液体消費装置。
  5. 前記タンクに隣接する側壁を更に備え、
    前記磁気センサは、前記側壁において、前記注入口に前記キャップが取り付けられているときの前記キャップ検出用磁石の磁気を検知できる位置に設けられ、
    前記カバー検出用磁石は、前記カバーにおいて、当該カバーが前記閉位置にあるときに前記磁気センサにより磁気が検知される位置に設けられている、請求項3又は4に記載の液体消費装置。
  6. 前記タンクに隣接する側壁を更に備え、
    前記磁気センサは、前記カバーにおいて、当該カバーが前記閉位置にあるときに、前記注入口に取り付けられた前記キャップの前記キャップ検出用磁石の磁気を検知できる位置に設けられ、
    前記カバー検出用磁石は、前記側壁において、前記カバーが前記閉位置にあるときに前記磁気センサにより磁気が検知される位置に設けられている、請求項3又は4に記載の液体消費装置。
  7. 前記キャップ検出用磁石と前記カバー検出用磁石とは、前記注入口に前記キャップが取り付けられた状態で前記カバーが前記開位置及び前記閉位置のうちの一方から他方に移動するにつれ、前記キャップ検出用磁石と前記カバー検出用磁石とによって形成される合成磁界から前記磁気センサが検知する磁束密度が単調変化するように設けられている、請求項3〜6のいずれか1項に記載の液体消費装置。
  8. 前記磁気センサは、前記閉位置にある前記カバーにおいて前記キャップと対向する領域に設けられている、請求項1又は2に記載の液体消費装置。
  9. ユーザに向けて情報を通知する通知部と、
    前記通知部を制御する制御部と、を更に備え、
    前記制御部は、前記磁気センサにより前記キャップが前記注入口に取り付けられていないと検出されたことに応じて、前記通知部に、前記キャップが前記注入口に取り付けられていないことを示す情報を通知させる、請求項1〜8のいずれかに記載の液体消費装置。
  10. 前記タンクと前記磁気センサとからなる組が、複数組設けられ、
    前記制御部は、
    前記複数組に含まれる一部の前記磁気センサにより、前記キャップが前記注入口に取り付けられていると検出される一方で、前記複数組に含まれるその他の前記磁気センサにより、前記キャップが前記注入口に取り付けられていないと検出された場合に、前記その他の前記磁気センサに対応する前記タンクを特定する情報を、前記通知部に通知させる、請求項9に記載の液体消費装置。
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