JP2018160500A - 電子部品の製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】積層された複数のセラミック層14を含む積層体12と、積層体12内に配置され、セラミック層14と交互に積層された複数の内部電極16と、内部電極16に接続される外部電極24と、を備える、電子部品の製造方法である。本電子部品の製造方法は、積層体を準備する工程と、外部電極用ペーストが充填されている定盤40のペースト貯蔵部44に、積層体12を浸漬させ、積層体12の両端面に外部電極用ペーストを塗布する工程と、を備える。積層体12の両端面に、幅方向に見て幅方向全体に亘って凹湾曲状の凹湾曲状面を有しており、ペースト貯蔵部44の底面46には、複数の凸部48が設けられ、外部電極用ペースト42を塗布する工程では、凸部48が凹湾曲状面に当接するように外部電極用ペーストが塗布される。
【選択図】図7
Description
また、この発明にかかる電子部品の製造方法は、凸部が千鳥状に配置されていることが好ましい。
さらに、この発明にかかる電子部品の製造方法は、凸部が凹湾曲状面に3つ以上当接するように配置されていることが好ましい。
また、この発明にかかる電子部品の製造方法は、凸部について、直線状に複数の凸部が間隔Aを隔てて配置される第1の凸部群と、直線状に複数の凸部が間隔Aを隔てて配置される第2の凸部群とを含み、第1の凸部群と第2の凸部群とが、間隔Bを隔てて交互に配置され、かつ、第1の凸部群の凸部と第2の凸部群の凸部とがA/2ずれて配置されている場合に、第1の凸部群の凸部と第2の凸部群の凸部との最短距離である間隔Cについて、積層体の幅方向の寸法Wおよび積層方向の寸法Tと、間隔Aおよび間隔Bとの関係が、W>A、およびT>Bの場合、C=√((A2/4)+B2)であることが好ましい。
さらに、この発明にかかる電子部品の製造方法は、凸部について、直線状に複数の凸部が間隔Aを隔てて配置される第1の凸部群と、直線状に複数の凸部が間隔Aを隔てて配置される第2の凸部群とを含み、第1の凸部群と第2の凸部群とが、間隔Bを隔てて交互に配置され、かつ、第1の凸部群の凸部と第2の凸部群の凸部とがA/2ずれて配置されている場合に、第1の凸部群の凸部と第2の凸部群の凸部との最短距離である間隔Cについて、積層体の幅方向の寸法Wおよび積層方向の寸法Tと、間隔Aおよび間隔Bとの関係が、W=Tであって、A=B<W,Tの場合、C=(A/2)×√5であることが好ましい。
また、この発明にかかる電子部品の製造方法は、凸部について、直線状に複数の凸部が間隔Aを隔てて配置される第1の凸部群と、直線状に複数の凸部が間隔Aを隔てて配置される第2の凸部群とを含み、第1の凸部群と第2の凸部群とが、間隔Bを隔てて交互に配置され、かつ、第1の凸部群の凸部と第2の凸部群の凸部とがA/2ずれて配置されている場合に、第1の凸部群の凸部と第2の凸部群の凸部との最短距離である間隔Cについて、積層体の幅方向の寸法Wおよび積層方向の寸法Tと、間隔Aおよび間隔Bとの関係が、W<T、またはW>Tであって、A=B<W、またはA=B<Tの場合、C=A×√(1/2)であることが好ましい。
さらに、この発明にかかる電子部品の製造方法は、凸部の高さが0.020mm以上0.1mm以下であることが好ましい。
さらにまた、この発明にかかる電子部品の製造方法は、凸部の先端部分における平坦部が直径0.04mm以上0.06mm以下であることが好ましい。
また、この発明にかかる電子部品の製造方法では、定盤のペースト貯蔵部の底面に設けられる複数の凸部が、千鳥状に配置されていると、積層体の両端面と外部電極用ペーストとの接触面積をより多くすることができるため、積層体の両端面と外部電極用ペーストの濡れ性を確保することができ、積層体の両端面の凹湾曲状面に確実に外部電極用ペーストを塗布することができる。
さらに、この発明にかかる電子部品の製造方法では、凸部が、積層体の両端部の凹湾曲状面に3つ以上当接するように配置されていると、積層体の両端面と外部電極用ペーストとの接触面積をより多くすることができるため、積層体の両端面と外部電極用ペーストの濡れ性を確保することができ、積層体の両端面の凹湾曲状面に確実に外部電極用ペーストを塗布することができる。
さらにまた、この発明にかかる電子部品の製造方法では、複数の凸部が、直線状に複数の凸部が間隔Aを隔てて配置される第1の凸部群と、直線状に複数の凸部が間隔Aを隔てて配置される第2の凸部群とを含み、第1の凸部群と第2の凸部群とが間隔Bを隔てて配置され、かつ、第1の凸部群の凸部と第2の凸部群の凸部とがA/2ずれて配置している場合に、第1の凸部群の凸部と第2の凸部群の凸部との最短距離である間隔Cが、積層体の幅方向の寸法Wおよび積層方向の寸法Tと、上述した間隔Aおよび間隔Bとの関係を用いることによって、
W>A、およびT>Bの場合、
C=√((A2/4)+B2)
により規定した場合に、
積層体の幅方向の寸法Wおよび積層体の積層方向xの寸法Tと、間隔Aおよび間隔Bとの関係が、
W=Tの場合であって、
A=B<W,Tの場合、
C=(A/2)×√5
で規定され、
積層体の幅方向yの寸法と積層体の積層方向xの寸法Tと、間隔Aおよび間隔Bとの関係が、
W<T、またはW>Tの場合であって、
A=B<W、またはA=B<Tの場合、
C=A×√(1/2)
で規定することで、仮に、積層体の位置がずれていたり、角度がずれていたりする場合においても、凸部が積層体の端面に接する設計にすることができる。これにより、本発明の効果をより確実に発揮することができる。
また、この発明にかかる電子部品の製造方法では、凸部の高さが、0.020mm以上0.1mm以下の範囲であると、外部電極の膜の厚みを所望の厚みにすることができる。
さらに、この発明にかかる電子部品の製造方法では、凸部の先端部分における平坦部の直径が、たとえば、0.04mm以上0.06mm以下の範囲であると、より確実に、積層体の両端面の凹湾曲状面に凸部の先端部分を当接させることができる。
この発明の電子部品の製造方法により製造される電子部品の一例として、積層セラミックコンデンサの構造について説明する。図1は、この発明にかかる電子部品の製造方法により製造される積層セラミックコンデンサの一例を示す外観斜視図である。図2は、この発明電子部品の製造方法により製造される積層セラミックコンデンサを示す図1のII−II線における断面図であり、図3は、この発明電子部品の製造方法により製造される積層セラミックコンデンサを示す図1のIII−III線における断面図である。
また、積層体12に、半導体セラミックを用いた場合、電子部品は、サーミスタ素子として機能する。半導体セラミック材料の具体例としては、たとえば、スピネル系セラミック材料などが挙げられる。
また、積層体12に、磁性体セラミックを用いた場合、電子部品は、インダクタ素子として機能する。また、インダクタ素子として機能する場合は、内部電極層16は、コイル状の導体となる。磁性体セラミック材料の具体例としては、たとえば、フェライトセラミック材料などが挙げられる。
第2の内部電極層16bは、第1の内部電極層16aと対向する第2の対向電極部18bと、第2の内部電極16bの一端側に位置し、第2の対向電極部18bから積層体12の第2の端面12fまでの第2の引出電極部20bを有する。第2の引出電極部20bは、その端部が第2の端面12fに引き出され、露出している。
第1の外部電極24aは、積層体12の第1の端面12eの表面に配置され、第1の端面12eから延伸して第1の主面12a、第2の主面12b、第1の側面12cおよび第2の側面12dのそれぞれの一部分を覆うように形成される。この場合、第1の外部電極24aは、第1の内部電極層16aの第1の引出電極20aと電気的に接続される。
第2の外部電極24bは、積層体12の第2の端面12fの表面に配置され、第2の端面12fから延伸して第1の主面12a、第2の主面12b、第1の側面12cおよび第2の側面12dのそれぞれの一部分を覆うように形成される。この場合、第2の外部電極24bは、第2の内部電極層16bの第2の引出電極20bと電気的に接続される。
また、第2の下地電極層26bは、積層体12の第2の端面12fの表面に配置され、第2の端面12fから延伸して第1の主面12a、第2の主面12b、第1の側面12cおよび第2の側面12dのそれぞれの一部分を覆うように形成される。
同様に、第2のめっき層28bは、第2の下地電極層26bを覆うように配置される。具体的には、第2のめっき層28bは、第2の下地電極層26bの表面の第2の端面12fに配置され、第2の下地電極層26bの表面の第1の主面12aおよび第2の主面12bならびに第1の側面12cおよび第2の側面12dにも至るように設けられていることが好ましい。
めっき層は、複数層によって形成されてもよい。この場合、めっき層は、Niめっき層とSnめっき層の2層構造であることが好ましい。Niめっき層が、下地電極層の表面を覆うように設けられることで、積層セラミックコンデンサ10を実装する際に、実装に用いられるはんだによって下地電極層が侵食されることを防止することができる。また、Niめっき層の表面に、Snめっき層を設けることにより、積層セラミックコンデンサ10を実装する際に、実装に用いられるはんだの濡れ性を向上させ、容易に実装することができる。
積層セラミックコンデンサ10の寸法は、特に限定されないが、長さ方向zのL寸法が1.6mm以上3.2mm以下、幅方向yのW寸法が0.6mm以上2.5mm以下、積層方向xのT寸法が0.6mm以上2.5mm以下である。
次に、本発明にかかる電子部品の製造方法について説明する。ここでは、電子部品のうち、上述した図1に示す積層セラミックコンデンサを例に挙げて説明する。
まず、誘電体シートおよび内部電極層16を形成するための内部電極用導電性ペーストが準備される。なお、誘電体シートおよび内部電極用導電性ペーストには、有機バインダおよび溶剤が含まれるが、公知の有機バインダや有機溶剤を用いることができる。
続いて、この積層体シートは、静水圧プレスなどの手段により積層方向xにプレスされ、積層ブロックが作製される。
次に、積層体12の両端面12e,12fに外部電極用ペーストを塗布する。以下、外部電極用ペーストを塗布する方法について、詳細に説明する。
図5に示すように、複数の凸部48は、第1の凸部群48Aと第2の凸部群48Bとを含む。第1の凸部群48Aは、たとえば、直線状に複数の凸部48aが間隔Aを隔てて配置される。また、第2の凸部群48Bは、たとえば、直線状に複数の凸部48bが間隔Aを隔てて配置される。そして、第1の凸部群48Aと第2の凸部群48Bとは、それぞれの凸部48a,48bの配置方向に対して垂直な方向に間隔Bを隔てて交互に配置される。さらに、第1の凸部群48Aの凸部48aと第2の凸部群48Bの凸部48bとは、A/2ずれて配置されている。その結果、ペースト貯蔵部44の底面46に設けられる複数の凸部48は、千鳥状(互い違い)に配置される。
W>A、T>Bの場合、
C=√((A/2)2+B2)=√((A2/4)+B2)、
である。
W=Tの場合であって、
A=B<W,Tの場合、
C=√((A/2)2+B2)=√((A/2)2+A2)=√(A2/4+A2)
=√((5/4)×A2)=A×√(5/4)=(A/2)×√5、
である。
W<T、またはW>Tの場合であって、
A=B<W、またはA=B<Tの場合、
C=√((A/2)2+B2)=√(A2/4+B2)
=√(A2/4+A2/4)=A×√(1/2)、
である。
図8ないし図13において、図1に示した積層セラミックコンデンサの製造方法を説明するための断面模式図を示す。
必要に応じて、下地電極層の表面にめっき層を形成する。
また、積層体12の両端面12e,12fの凹湾曲状面と定盤40のペースト貯蔵部44の底面46の複数の凸部48との当接具合により、図7に示すように、積層体12を傾けることができ、空気Gを抜けやすくすることができる。
W>A、およびT>Bの場合、
C=√((A2/4)+B2)
により規定した場合に、
積層体12の幅方向yの寸法Wおよび積層体12の積層方向xの寸法Tと、間隔Aおよび間隔Bとの関係が、
W=Tの場合であって、
A=B<W,Tの場合、
C=(A/2)×√5
で規定され、
積層体12の幅方向yの寸法と積層体12の積層方向xの寸法Tと、間隔Aおよび間隔Bとの関係が、
W<T、またはW>Tの場合であって、
A=B<W、またはA=B<Tの場合、
C=A×√(1/2)
で規定することで、仮に、積層体12の位置がずれていたり、角度がずれていたりする場合においても、凸部48が積層体12の端面12e,12fに接する設計にすることができる。これにより、本発明の効果をより確実に発揮することができる。
次に、上述した本発明にかかる電子部品の製造方法にしたがって、電子部品として積層セラミックコンデンサを作製し、外部電極の損傷の有無(穴の有無)を確認した。
・積層セラミックコンデンサのサイズ(設計値、外部電極を含む):長さ×幅×高さ=1.6mm×0.8mm×0.8mm
・積層体の端面形状:凹湾曲状面
・セラミック層の材料:BaTiO3
・内部電極の材料:Ni
・外部電極の構造
下地電極層:Cuとガラスを含む
下地電極層を形成する際に用いた外部電極用ペーストの粘度:18Pa・s
めっき層:NiめっきとSnめっきの2層構造
凸部の配置:千鳥状の配置
凸部の高さ:0.05mm
凸部の上面の平坦部の直径:0.05mm
凸部の間隔:A=0.06、B=0.22
また、ペースト貯蔵部の材質には、SUS304を用いた。
外部電極の損傷の確認は、以下の方法により行った。すなわち、積層体の端面に外部電極ペーストを塗布し、乾燥させた後、積層体の端面上の外部電極に斜光を当てながら実体顕微鏡を用いて観察を行い、大きさに関わらず、外部電極表面に円形の穴(窪み)があるものを不良としてカウントした。
一方、比較例1の試料では、外部電極の損傷(穴)は、2000個中228個で確認され、その発生率は11.4%と、実施例と比較して、大幅に悪化した。
12 積層体
12a 第1の主面
12b 第2の主面
12c 第1の側面
12d 第2の側面
12e 第1の端面
12f 第2の端面
14 セラミック層
14a 外層部
14b 内層部
16 内部電極層
16a 第1の内部電極層
16b 第2の内部電極層
18a 第1の対向電極部
18b 第2の対向電極部
20a 第1の引出電極部
20b 第2の引出電極部
22a 側部(Wギャップ)
22b 端部(Lギャップ)
24 外部電極
24a 第1の外部電極
24b 第2の外部電極
26a 第1の下地電極層
26b 第2の下地電極層
28a 第1のめっき層
28b 第2のめっき層
40 定盤
42 外部電極用ペースト
44 ペースト貯蔵部
46 底面
48,48a,48b 凸部
48A 第1の凸部群
48B 第2の凸部群
49 平坦部
50a 第1の保持治具
50b 第2の保持治具
52a 第1の粘着層
52b 第2の粘着層
G 空気
x 積層方向
y 幅方向
z 長さ方向
Claims (8)
- 積層された複数のセラミック層と前記複数のセラミック層と交互に積層される複数の内部電極層とを含み、積層方向に相対する第1の主面および第2の主面と、積層方向に直交する幅方向に相対する第1の側面および第2の側面と、積層方向および幅方向に直交する長さ方向に相対する第1の端面および第2の端面と、を含む積層体と、
少なくとも前記第1および第2の端面上に配置された外部電極と、を有する電子部品の製造方法であって、
前記積層体を準備する工程と、
外部電極用ペーストが充填されている定盤のペースト貯蔵部に、前記積層体を浸漬させ、前記積層体の第1および第2の端面に外部電極用ペーストを塗布する工程と、
を備え、
前記積層体は、前記第1の端面および前記第2の端面において、幅方向に見て幅方向全体に亘って凹湾曲状の凹湾曲状面を有しており、
前記ペースト貯蔵部の底面には、複数の凸部が設けられ、
前記外部電極用ペーストを塗布する工程では、前記凸部が前記凹湾曲状面に当接する(入り込む)ように前記外部電極用ペーストが塗布される、電子部品の製造方法。 - 前記凸部は、千鳥状に配置されている、請求項1に記載の電子部品の製造方法。
- 前記凸部は、前記凹湾曲状面に3つ以上当接するように配置されている、請求項1または請求項2に記載に記載の電子部品の製造方法。
- 前記凸部は、
直線状に複数の凸部が間隔Aを隔てて配置される第1の凸部群と、
直線状に複数の凸部が間隔Aを隔てて配置される第2の凸部群とを含み、
前記第1の凸部群と前記第2の凸部群とが、間隔Bを隔てて交互に配置され、かつ、前記第1の凸部群の凸部と前記第2の凸部群の凸部とがA/2ずれて配置されている場合に、
前記第1の凸部群の凸部と前記第2の凸部群の凸部との最短距離である間隔Cは、前記積層体の幅方向の寸法Wおよび積層方向の寸法Tと、前記間隔Aおよび前記間隔Bとの関係により、以下の関係式で規定される、請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の電子部品の製造方法。
W>A、およびT>Bの場合、
C=√((A2/4)+B2) - 前記凸部は、
直線状に複数の凸部が間隔Aを隔てて配置される第1の凸部群と、
直線状に複数の凸部が間隔Aを隔てて配置される第2の凸部群とを含み、
前記第1の凸部群と前記第2の凸部群とが、間隔Bを隔てて交互に配置され、かつ、前記第1の凸部群の凸部と前記第2の凸部群の凸部とがA/2ずれて配置されている場合に、
前記第1の凸部群の凸部と前記第2の凸部群の凸部との最短距離である間隔Cは、前記積層体の幅方向の寸法Wおよび積層方向の寸法Tと、前記間隔Aおよび前記間隔Bとの関係により、以下の関係式で規定される、請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の電子部品の製造方法。
W=Tであって、
A=B<W,Tの場合、
C=(A/2)×√5 - 前記凸部は、
直線状に複数の凸部が間隔Aを隔てて配置される第1の凸部群と、
直線状に複数の凸部が間隔Aを隔てて配置される第2の凸部群とを含み、
前記第1の凸部群と前記第2の凸部群とが、間隔Bを隔てて交互に配置され、かつ、前記第1の凸部群の凸部と前記第2の凸部群の凸部とがA/2ずれて配置されている場合に、
前記第1の凸部群の凸部と前記第2の凸部群の凸部との最短距離である間隔Cは、前記積層体の幅方向の寸法Wおよび積層方向の寸法Tと、前記間隔Aおよび前記間隔Bとの関係により、以下の関係式で規定される、請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の電子部品の製造方法。
W<T、またはW>Tであって、
A=B<W、またはA=B<Tの場合、
C=A×√(1/2) - 前記凸部の高さは、0.020mm以上0.1mm以下である、請求項1ないし請求項6のいずれかに記載の電子部品の製造方法。
- 前記凸部の先端部分における平坦部が、直径0.04mm以上0.06mm以下である、請求項1ないし請求項7のいずれかに記載の電子部品の製造方法。
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