JP2018160181A - 電子マネー入金機及び電子マネー入金方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】利用者が種類の異なる複数の電子マネーをチャージする場合における利便性を向上させることを課題とする。【解決手段】利用者が貨幣挿入口130に貨幣(例えば、1万円)を投入し(S1)、ICカード200をリーダライタ113にかざし操作をし(S2)、利用者が表示操作部111上でチャージする電子マネーA、B,Cのチャージ額(例えば、3000円)を入力すると(S3)、チャージ額が複数の電子マネーA、B,Cにそれぞれチャージされる。【選択図】図1

Description

この発明は、種別の異なる複数の電子マネーを取り扱う電子マネー入金機及び電子マネー入金方法に関する。
従来、硬貨又は紙幣の貨幣を受け付けて、受け付けた貨幣額に相当する電子マネーをチャージする電子マネー入金機が知られている。例えば、特許文献1には、金種ごとに貨幣を収納する複数の貨幣収納部を設け、電子マネーをチャージするために入金された貨幣を、該貨幣の金種に応じた貨幣収納部に収納するとともに、パスワードが記憶されたICカードを用いることにより貨幣収納部に収納された貨幣を回収可能とした電子マネーシステムが記載されている。
特開2006−065751号公報
昨今の電子マネーの種類の多様化に伴って、利用者が、種類の異なる複数の電子マネーを利用することが多い。このように、利用者が種類の異なる複数の電子マネーを所有するようになると、電子マネーへの入金の機会も、所有する電子マネーの数に応じて多くなる。このため種類の異なる複数の電子マネーのそれぞれに対する入金の手間が煩わしいものとなってしまう恐れがあった。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであって、利用者が種類の異なる複数の電子マネーをチャージする場合における利便性を向上させることができる電子マネー入金機及び電子マネー入金方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、本発明は、貨幣を受け付ける貨幣受付部と、記憶媒体に記憶された電子マネーに係る情報に基づいて、電子マネーの種別を特定する特定部と、前記貨幣受付部により受け付けた貨幣の貨幣額の範囲内で、前記特定部により種別が特定された複数の電子マネーをチャージするよう制御する制御部とを備えたことを特徴とする。
また、本発明は、上記の発明において、前記制御部は、前記特定部により種別が特定された電子マネーにチャージするチャージ額を用いて、前記記憶媒体に記憶された電子マネー額を加算更新するよう制御することを特徴とする。
また、本発明は、上記の発明において、前記制御部は、前記特定部により種別が特定された電子マネーを管理する管理センタに対して、該電子マネーにチャージするチャージ額を含むチャージ要求を通知するよう制御することを特徴とする。
また、本発明は、上記の発明において、前記制御部は、前記貨幣受付部により受け付けた貨幣の貨幣額を超過しないことを条件として、前記特定部により種別が特定された複数の電子マネーにチャージするチャージ額を受け付け、受け付けたチャージ額を該当する電子マネーにチャージする処理を繰り返すことを特徴とする。
また、本発明は、上記の発明において、前記制御部は、前記貨幣受付部により受け付けた貨幣の貨幣額を超過しないことを条件として、前記特定部により種別が特定された複数の電子マネーにそれぞれチャージするチャージ額を受け付け、受け付けたチャージ額を該当する電子マネーにそれぞれチャージすることを特徴とする。
また、本発明は、上記の発明において、前記制御部は、前記貨幣受付部により受け付けた貨幣の貨幣額の範囲内で、前記特定部により種別が特定された複数の電子マネーに同一のチャージ額を均等配分してそれぞれチャージすることを特徴とする。
また、本発明は、上記の発明において、前記制御部は、複数の記憶媒体が存在する場合に、前記貨幣受付部により受け付けた貨幣の貨幣額を超過しないことを条件として、前記特定部により電子マネーの種別が特定された順序にしたがって、該電子マネーの電子マネー額が所定値となるまでチャージする処理を繰り返すことを特徴とする。
また、本発明は、上記の発明において、前記制御部は、前記貨幣受付部により受け付けた貨幣の貨幣額の範囲内で、所定の優先順位にしたがって、前記特定部により特定された電子マネーの電子マネー額が所定値となるまでチャージする処理を繰り返すことを特徴とする。
また、本発明は、上記の発明において、前記所定の優先順位は、電子マネーごとの利用日時に基づいて特定されることを特徴とする。
また、本発明は、上記の発明において、前記所定の優先順位は、電子マネーごとの所定期間における利用頻度に基づいて特定されることを特徴とする。
また、本発明は、貨幣を受け付ける貨幣受付部を有する電子マネー入金機における電子マネー入金方法であって、記憶媒体に記憶された電子マネーに係る情報に基づいて、電子マネーの種別を特定する特定工程と、前記貨幣受付部により受け付けた貨幣の貨幣額の範囲内で、前記特定工程により種別が特定された複数の電子マネーをチャージするよう制御する制御工程とを含んだことを特徴とする。
本発明によれば、利用者が種類の異なる複数の電子マネーをチャージする場合における利便性を向上することが可能となる。
図1は、本実施例1に係る電子マネー入金機の概念を示す図である。 図2は、電子マネー入金システムのシステム構成を示す図である。 図3は、電子マネー入金機の外観構成を示す図である。 図4は、図3に示した電子マネー入金機の内部構成を示す機能ブロック図である。 図5は、図2に示したICカードの構成を示す図である。 図6は、図4に示した電子マネーチャージ制御部の基本チャージ時の処理手順を示すフローチャートである。 図7は、電子マネーチャージ額の入力画面の一例を示す図である。 図8は、図4に示した電子マネーチャージ制御部の上限チャージ等を行う場合の処理手順を示すフローチャートである。 図9は、チャージ方法の選択画面の一例を示す図である。 図10は、図8に示した上限チャージ処理の処理手順を示すフローチャートである。 図11は、図8に示した定額チャージ処理の処理手順を示すフローチャートである。 図12は、図8に示した均等チャージ処理の処理手順を示すフローチャートである。 図13は、図8に示した個別指定チャージ処理の処理手順を示すフローチャートである。 図14は、電子マネーチャージ額の入力画面の一例を示す図である。 図15は、電子マネーチャージ額の入力画面の他の例を示す図である。 図16は、本実施例2に係る貨幣処理システムの概念を示す図である。
以下、添付図面を参照して、本発明に係る電子マネー入金機及び電子マネー入金方法の好適な実施例を詳細に説明する。ここでは、1枚のIC(Integrated Circuit)カード又は1台の携帯端末に複数の異なる種別の電子マネー(電子マネーA、電子マネーB、電子マネーC)が存在する場合を中心に示すこととする。
<電子マネー入金機100の概念>
まず、本実施例1に係る電子マネー入金機100の概念について説明する。図1は、本実施例1に係る電子マネー入金機100の概念を示す図である。ここでは、ICカード200内に電子マネーA、電子マネーB、電子マネーCの異なる3つの電子マネーについての電子マネーに係る情報が記憶されているものとする。なお、電子マネーに係る情報には、電子マネーの種別と、電子マネーの識別情報(以下、「ID」と言う))と、電子マネーの残高(以下、「電子マネー額」と言う)とが含まれる。
図1(a)に示すように、利用者が貨幣挿入口130に貨幣(例えば、1万円)を投入すると(S1)、表示操作部111に入金金額が表示される。その後、利用者がICカード200をリーダライタ113にかざし操作すると(S2)、ICカード200内に記憶される電子マネーA、電子マネーB、電子マネーCの電子マネー額がそれぞれ表示操作部111に表示される。
ここで、利用者が表示操作部111上で電子マネーAにチャージする金額(以下、「チャージ額」と言う)を入力すると(S3)、入力されたチャージ額(例えば、3000円)が電子マネーAに加算されるチャージ額として特定される。同様に、利用者が電子マネーBのチャージ額(例えば、3000円)を入力すると、入力されたチャージ額が電子マネーBに加算されるチャージ額として特定され、利用者が電子マネーCのチャージ額(例えば、3000円)を入力すると、入力されたチャージ額が電子マネーCに加算されるチャージ額として特定される。なお、残金については、釣銭として払い出すことができる。
そして、利用者がチャージ額をICカード200に書き込むために、リーダライタ113に対して再度ICカード200をかざし操作すると、図1(b)に示すように、入金金額(例えば、1万円)の一部(例えば、3000円)がチャージ額としてICカード200に記憶された電子マネーA、電子マネーB、電子マネーCに加算され、電子マネーA、電子マネーB、電子マネーCのチャージが完了する。なお、再度のかざし操作がされたICカード200とステップS2でかざし操作がされたICカード200の電子マネーに係る情報(種別、ID)が一致することを条件として、電子マネーのチャージが行われる。
従来の電子マネー入金機では、電子マネーをそれぞれチャージする毎に利用者が貨幣挿入口130に貨幣を投入しなければならなかったが、本実施例1によれば、一度の貨幣の入金によって複数の電子マネーのチャージが可能となるため、利用者の利便性が向上するという効果が得られる。なお、ここでは各電子マネーA、電子マネーB、電子マネーCをまとめてチャージする場合を示したが、電子マネーのチャージ額を入力する都度、その種別の電子マネーの電子マネー額を加算更新することもできる。
なお、説明の便宜上、上記一連の説明では、ICカード200に電子マネー額が記憶される電子マネー(以下、「ローカル型」と言う)に本発明を適用した場合を示したが、ICカード200の電子マネー額を後述する管理センタ300において管理する電子マネー(以下、「センタ管理型」と言う)も存在する。例えば、ICカード200内に電子マネーA、電子マネーB、電子マネーCのIDを記憶し、管理センタ300において電子マネーの種別ごとのIDに対応付けて電子マネー額が記憶される。かかる電子マネーシステムの場合であっても、利用者が貨幣挿入口130に貨幣を投入して、ICカード200をリーダライタ113にかざし操作して電子マネーA、B、CのIDを読み取らせ、利用者が各電子マネーA、B、Cのチャージ額を入力すると、電子マネー入金機100から電子マネーA、B、Cにそれぞれ対応する管理センタ300に対してチャージ要求(電子マネーの種別、ID、入力されたチャージ額を含む)が行われ、各管理センタ300において電子マネーのチャージが行われる。なお、管理センタ300は、電子マネーA、B、Cを管理する場合だけではなく、異なる管理センタ300でそれぞれ電子マネーA、B、Cを管理する場合であってもよい。このように、管理センタ300において電子マネー額を管理する場合であっても、利用者による一度の貨幣投入により、複数の電子マネーのチャージを行うことができる。なお、この場合には、管理センタ300において電子マネーのチャージが行われるため、利用者がリーダライタ113に対して再度ICカード200をかざし操作して、チャージ額をICカード200に書き込む必要はない。
また、ICカード200にID及び電子マネー額を記憶するとともに、ICカード200の電子マネー額を管理センタ300において管理する電子マネー(以下、「ハイブリッド型」と言う)も存在する。ここで、電子マネー入金機100を利用して電子マネーをチャージする場合には、電子マネー入金機100から管理センタ300に対してチャージ要求が行われ、管理センタ300にて電子マネーがチャージされるため、上記センタ管理型の電子マネーと同様の処理となる。
<電子マネー入金システムの構成>
次に、電子マネー入金システムのシステム構成について説明する。図2は、電子マネー入金システムのシステム構成を示す図である。図2に示すように、電子マネー入金システムは、電子マネー入金機100、ICカード200及び管理センタ300から構成され、電子マネー入金機100及び管理センタ300はネットワーク400により通信接続されている。ネットワーク400は、インターネットや公衆無線ネットワーク等を含んでいてもよい。ICカード200と電子マネー入金機100とは、例えば接触又は非接触により電子マネーに関する通信を行うことができる。
電子マネー入金機100は、ICカード200内の電子マネーの残高確認及び電子マネーのチャージを行う装置である。ローカル型の場合には、電子マネーのチャージを行う際にICカード200に記憶された電子マネー額が加算更新される。また、センタ管理型又はハイブリッド型の場合には、電子マネーの種別に応じた管理センタ300に対して電子マネーのチャージ要求が行われ、管理センタ300において電子マネーがチャージされる。なお、この電子マネー入金機100は、一度の貨幣の入金で、種別の異なる複数の電子マネーのチャージが行える点にその特徴がある。
管理センタ300は、センタ管理型又はハイブリッド型の電子マネー額をICカード200のIDに対応付けて管理しており、電子マネー入金機100からチャージ要求を受け付けたならば、管理センタ300で管理するICカード200のIDに対応する電子マネー額を加算更新する。なお、ここでは説明の便宜上、非接触式のICカード200を用いる場合について説明するが、非接触式ICチップを内蔵した携帯端末を用いることもできる。
<電子マネー入金機の構成>
次に、電子マネー入金機100の構成について説明する。図3は、電子マネー入金機100の外観構成を示す図である。図3に示すように、電子マネー入金機100は、表示操作部111、音声出力部112、リーダライタ113、レシートプリンタ114及び貨幣挿入口130を有する。
表示操作部111は、画面の表示と画面上に表示されたボタン等の操作によって入力操作を受け付けるタッチパネル式ディスプレイ等の入出力デバイスである。音声出力部112は、音声による操作のガイドや注意メッセージなどを報知する出力デバイスである。
リーダライタ113は、非接触方式でICカード200に記憶された情報の読み取り、ICカード200へのデータの書き込みを行うデバイスである。すでに説明したローカル型の電子マネーを処理する場合には、ICカード200に記憶された電子マネー額を読み取り、チャージ額が加算された電子マネー額をICカード200に書き込む。センタ管理型又はハイブリッド型の電子マネーを処理する場合には、ICカード200に記憶された電子マネーの種別及びIDを読み取る。なお、本実施例1では、説明の便宜上、ICカード200が非接触式ICカードである場合について説明するが、本発明はこれに限定されるものではなく、非接触式ICチップを内蔵した携帯端末などであってもよく、接触式ICカードであってもよい。
レシートプリンタ114は、電子マネーのチャージや残高確認などの処理を行った場合に、レシートを発行する印字部である。貨幣挿入口130は、貨幣の投入を受け付ける受付口である。
次に、図3に示した電子マネー入金機100の内部構成について説明する。図4は、図3に示した電子マネー入金機100の内部構成を示す機能ブロック図である。図4に示すように、電子マネー入金機100は、表示操作部111と、音声出力部112と、リーダライタ113と、レシートプリンタ114と、貨幣処理部115と、通信部116と、制御部120とを有する。表示操作部111、音声出力部112、リーダライタ113及びレシートプリンタ114については、すでに説明を行ったためここではその説明を省略する。
貨幣処理部115は、貨幣挿入口130から受け付けた貨幣に対して金種識別、真偽判定等を行い、装置内部に設けられた貨幣収納部に搬送して収納する処理部である。通信部116は、所定の通信回線を経由して管理センタ300等と通信するためのインタフェース部である。有線回線又は無線回線のいずれを用いてもよい。
制御部120は、電子マネー種別特定部121、電子マネーチャージ制御部122及び表示制御部124を有する。電子マネー種別特定部121は、リーダライタ113に読み取られたICカード200に記憶された複数の電子マネーの種別を特定する処理部である。
電子マネーチャージ制御部122は、電子マネー種別特定部121によって種別が特定された電子マネーに対してチャージの制御を行う制御部であり、電子マネー種別特定部121によって複数の電子マネー(電子マネーA、電子マネーB、電子マネーC)が特定された場合に、入金金額(例えば、1万円)の一部(例えば、3000円)をチャージ額として各電子マネーにチャージするよう制御する。
すなわち、この電子マネーチャージ制御部122では、従来技術のように、ICカード200が複数の電子マネーに対応している場合に、一度の貨幣の入金で複数の電子マネー(電子マネーA、電子マネーB、電子マネーC)にチャージするよう制御しており、従来のように各電子マネーをチャージする度に貨幣の入金を要求しない。なお、電子マネーの種別ごとに複数のICカード200が存在する場合にも、一度の貨幣の入金で複数の電子マネー(電子マネーA、電子マネーB、電子マネーC)にチャージするよう制御することができる。
また、電子マネーチャージ制御部122は、すでに説明したローカル型の電子マネーの場合には、ICカード200に記憶した電子マネー額にチャージ額を加算した電子マネー額をICカード200に書き込む。また、センタ管理型又はハイブリッド型の電子マネーの場合には、電子マネーの種別を管理する管理センタ300に対して、電子マネーの種別、ID及びチャージ額を含むチャージ要求を行う。
また、電子マネーチャージ制御部122は、利用者から順次電子マネーのチャージ額の入力を受け付けてチャージする処理を繰り返す基本チャージ、電子マネーを順次上限までチャージする上限チャージ、電子マネーを順次定額までチャージする定額チャージ、あらかじめ利用者から各電子マネーのチャージ額をそれぞれ受け付け、各チャージ額を電子マネーにチャージする個別指定チャージを行うことが可能である。
ここで、「上限チャージ」とは、あらかじめ定められた所定の上限金額まで各電子マネーを順次チャージするチャージ方法である。例えば、ICカード200に電子マネーA、電子マネーB、電子マネーCが記憶され、電子マネーA、B及びCの上限金額が「5000円」であり、電子マネーAの電子マネー額が「2000円」、電子マネーBの電子マネー額が「1500円」、電子マネーCの電子マネー額が「1000円」である場合には、電子マネーAについてはチャージ額「3000円」をチャージし、電子マネーBについてはチャージ額「3500円」をチャージし、残りを電子マネーCにチャージすることになる。これにより、電子マネーA及び電子マネーBは上限までチャージされる。なお、どの順序で電子マネーをチャージするかは、例えば電子マネーの利用日時が現時点に近い順とすることができ、また一定期間内の利用頻度順とすることもできる。
また、「定額チャージ」とは、あらかじめ定められた所定の金額(例えば、3000円)まで各電子マネーを順次チャージするチャージ方法である。例えば、ICカード200に電子マネーA、電子マネーB、電子マネーCが記憶され、電子マネーA、B及びCの上限金額が「5000円」であり、各電子マネーに定額として「3000円」が設定され、電子マネーAの電子マネー額が「2000円」、電子マネーBの電子マネー額が「1500円」、電子マネーCの電子マネー額が「1000円」である場合には、電子マネーAについてはチャージ額「1000円」をチャージし、電子マネーBについてはチャージ額「1500円」をチャージし、電子マネーCについてはチャージ額「2000円」をチャージすることになる。これにより、電子マネーA、B、Cは定額までチャージされ、残金が返却処理される。なお、どの順序で電子マネーをチャージするかは、例えば電子マネーの利用日時が現時点に近い順とすることができ、また一定期間内の利用頻度順とすることもできる。
また、「均等チャージ」とは、入金金額を電子マネー数で除算した金額(ただし、100円未満は切り捨てる)をそれぞれチャージする方法である。ただし、この金額をチャージすることによって上限金額を超える場合には、上限金額までのチャージ額をチャージする。例えば、入金金額が「1万円」であり、ICカード200に電子マネーA、電子マネーB、電子マネーCが記憶される場合には、「3300円=10000/3(100円未満切り捨て)」がチャージ額となる。ここで、電子マネーA、B及びCの上限金額が「5000円」であり、電子マネーAの電子マネー額が「2000円」、電子マネーBの電子マネー額が「1500円」、電子マネーCの電子マネー額が「1000円」である場合には、電子マネーAについてはチャージ額「3000円」をチャージし(300円分を加算すると上限を超えるため)、電子マネーBについてはチャージ額「3500円」をチャージし、電子マネーCについてはチャージ額「3300円」をチャージすることになる。なお、どの順序で電子マネーをチャージするかは、例えば電子マネーの利用日時が現時点に近い順とすることができ、また一定期間内の利用頻度順とすることもできる。
また、「個別指定チャージ」とは、電子マネーごとに利用者が指定したチャージ額をチャージする方法である。例えば、入金金額が「1万円」であり、ICカード200に電子マネーA、電子マネーB、電子マネーCが記憶され、電子マネーAの電子マネーの指定チャージ額が「2000円」、電子マネーBの指定チャージ額が「1000円」、電子マネーCの指定チャージ額が「1000円」である場合には、それぞれの指定チャージ額をチャージすることになる。なお、指定チャージ額をチャージすると上限を超える場合には、上限までのチャージ額がチャージされる。なお、どの順序で電子マネーをチャージするかは、例えば電子マネーの利用日時が現時点に近い順とすることができ、また一定期間内の利用頻度順とすることもできる。
表示制御部124は、表示操作部111に対する表示画面を制御するとともに、この表示画面に対する操作入力を受け付ける制御部である。例えば、入金金額のうちの各電子マネーにチャージする金額を入力するための画面を表示操作部111に表示制御する。
<ICカードの機能構成>
次に、図2に示したICカード200の構成について説明する。図5は、図2に示したICカード200の構成を示す図である。同図に示すように、ICチップ202と、アンテナ204とを有する。ICチップ202は、各種制御を行うプロセスを実行するCPU202aと、不揮発性メモリからなる記憶部202bを有する。
すでに説明したローカル型の電子マネーの場合には、電子マネーの種別、ID及び電子マネー額が記憶部202bに記憶される。図5においては、1枚のICカード200の記憶部202bに電子マネーA、電子マネーB、電子マネーCの種別、ID及び電子マネー額が記憶された状況が示されている。また、1枚のICカード200の記憶部202bに1つの電子マネー(例えば、電子マネーA)についての種別、ID及び電子マネー額のみを記憶することもできる。ただし、本実施例1では、複数の電子マネーをチャージする場合を前提としているため、1枚のICカード200が1つの電子マネーのみに対応する場合には、リーダライタ113により複数枚のICカード200に記憶された電子マネーの種別、ID及び電子マネー額が読み出されることになる。
また、センタ型の電子マネーの場合には、電子マネーの種別及びIDが記憶部202bに記憶されるものの、電子マネー額については記憶部202bに記憶されない。電子マネー額は、管理センタ300において管理されるためである。例えば、1枚のICカード200が電子マネーA、電子マネーB、電子マネーCに対応する場合には、電子マネーA、電子マネーB、電子マネーCの種別及びIDが記憶部202bに記憶され、1枚のICカード200が電子マネーAのみに対応する場合には、電子マネーAの種別及びIDが記憶部202bに記憶される。
さらに、ハイブリッド型の電子マネーの場合には、電子マネーの種別、ID及び電子マネー額が記憶部202bに記憶される。電子マネー額は、管理センタ300において管理されるだけではなく、記憶部202bにおいても記憶されるためである。例えば、1枚のICカード200が電子マネーA、電子マネーB、電子マネーCに対応する場合には、電子マネーA、電子マネーB、電子マネーCの種別、ID及び電子マネー額が記憶部202bに記憶され、1枚のICカード200が電子マネーAのみに対応する場合には、電子マネーAの種別、ID及び電子マネー額が記憶部202bに記憶される。
なお、1枚のICカード200が電子マネーA、電子マネーB、電子マネーCに対応する場合に、例えば電子マネーAがローカル型であり、電子マネーBがセンタ型であり、電子マネーCがハイブリッド型であるというように電子マネーが混在するようなケースもある。この場合には、電子マネーA及び電子マネーCの種別、ID及び電子マネー額が記憶部202bに記憶されるとともに、電子マネーBの種別及びIDが記憶部202bに記憶されることになる。
アンテナ204は、コイル式のアンテナである。このアンテナ204が、リーダライタ113から出ている電磁波を受信し、受信した電磁波をエネルギーに変換してICチップ202に電力を供給して、リーダライタ113との間の無線でのデータのやりとりを行うことになる。
<電子マネーチャージ制御部122の処理手順(基本チャージ)>
次に、図4に示した電子マネーチャージ制御部122の処理手順について説明する。ここでは、基本チャージを行う場合について説明する。図6は、図4に示した電子マネーチャージ制御部122の基本チャージ時の処理手順を示すフローチャートであり、図7は、電子マネーチャージ額の入力画面の一例を示す図である。なお、ここではローカル型の電子マネーのチャージを行う場合を示すこととする。
図6に示すように、電子マネーチャージ制御部122は、貨幣挿入口130からの貨幣の入金を検知したか否かを判定し(ステップS101)、貨幣の入金を検知していない場合には(ステップS101;No)、ステップS101の処理を繰り返す。一方、貨幣の入金を検知したならば(ステップS101;Yes)、図7に示す電子マネーチャージ額の入力画面551に入金金額を表示する(ステップS102)。なお、図7に示した入力画面551には、入金金額、チャージ額、電子マネーの種別、電子マネー額が含まれている。
その後、利用者によってICカード200がリーダライタ113にかざされ、該リーダライタ113がICカード200からデータ(種別、ID及び電子マネー額)を読み取ったならば(ステップS103;Yes)、ICカード200に記憶された複数の電子マネーの種別を特定する(ステップS104)。その結果、図7に示す電子マネーチャージ額の入力画面551に各電子マネーの種別及び電子マネー額が表示される。ICカード200に電子マネーA、B、Cが記憶されている場合には、各電子マネーの種別及び電子マネー額が表示されることになる。
そして、利用者が複数の電子マネーのうちの所望の電子マネーを指定するとともに、チャージ額を入力し、電子マネーチャージ制御部122は、チャージ対象となる電子マネー(例えば、電子マネーA)とそのチャージ額(例えば、3000円)を受け付ける(ステップS105;Yes)。
その後、利用者によって再度ICカード200がリーダライタ113にかざされ、該リーダライタ113がICカード200からデータを読み取ったならば(ステップS106;Yes)、読み取ったICカード200がステップS103で読み取られたICカード200と一致するか否かを判定する(ステップS107)。両者が一致しない場合には(ステップS107;No)、エラー処理を行った後に(ステップS108)、処理を終了する。なお、両者が一致しない場合に、再度ICカード200をリーダライタ113にかざすよう報知し、所定回数異なる場合にエラー処理を行うよう構成することもできる。
これに対して、両者が一致する場合には(ステップS107;Yes)、入金金額からチャージ額に相当する金額を減算した後(ステップS109)、該当する電子マネーにチャージ額を加算する(ステップS110)。例えば、電子マネーAにチャージ額「3000円」が加算されることになる。
ここで、未処理の他の電子マネーが存在する場合には(ステップS111;Yes)、ステップS105に移行して、入力画面551上で他の電子マネーの種別及びそのチャージ額を受け付け、同様の処理を繰り返す。そして、全ての電子マネーの処理を終えたならば(ステップS111;No)、釣銭がある場合に(ステップS112;Yes)釣銭を返却し(ステップS113)処理を終了する。なお、ここでは説明の便宜上その説明を省略したが、例えば2番目の電子マネーBのチャージ時に残金がゼロとなった場合には、3番目の電子マネーCのチャージ処理を行わずに処理を終了する。
かかる処理を行うことにより、入金した貨幣を用いて複数の電子マネーをチャージできるため、利用者の利便性を高めることができる。特に、基本チャージによれば、利用者がチャージ対象となる電子マネーを意識しながら電子マネーをチャージすることができるため、誤って思わぬ電子マネーに優先的にチャージする事態を防ぐことができる。
また、上記一連の説明では、ローカル型の電子マネーのチャージを行う場合を示したが、センタ管理型の電子マネーのチャージを行う場合も、基本的にはローカル型と同様の処理が行われることになる。ただし、上記ステップS103において、リーダライタ113がICカード200からデータ(種別及びID)を読み取るとともに、上記のステップS110において、電子マネーに対応する管理センタ300に対してチャージ要求(電子マネーの種別、ID、チャージ額を含む)を行い、管理センタ300において電子マネーのチャージが行われることになる。このため、上記ステップS106〜S108の処理は不要となる。なお、ハイブリッド型の電子マネーのチャージを行う場合にも、センタ管理型の電子マネーのチャージを行う場合と同様の処理が行われる。
また、ICカード200が、例えばローカル型の電子マネーA、センタ管理型の電子マネーB、ハイブリッド型の電子マネーCに対応する場合には、電子マネーAについては図6に示す処理が行われ、電子マネーB及び電子マネーCについては、上記にて説明したセンタ管理型、ハイブリッド型の処理が行われることになる。
<電子マネーチャージ制御部122の処理手順(他のチャージ例)>
ところで、上記の説明では、電子マネーを基本チャージする場合を示したが、上限チャージ、定額チャージ、均等チャージ、個別指定チャージ等を行うこともできる。このため、利用者が、上限チャージ、定額チャージ、均等チャージ又は個別指定チャージを選択できる場合の処理手順について説明する。
図8は、図4に示した電子マネーチャージ制御部122の上限チャージ等を行う場合の処理手順を示すフローチャートであり、図9は、チャージ方法の選択画面の一例を示す図である。ここでは、利用者が、上限チャージ、定額チャージ、均等チャージ又は個別指定チャージを選択できる場合を示している。また、ICカード200には複数の電子マネーが記憶されているものとする。
図8に示すように、電子マネーチャージ制御部122は、貨幣挿入口130からの貨幣の入金を検知したか否かを判定し(ステップS201)、貨幣の入金を検知していない場合には(ステップS201;No)、ステップS201の処理を繰り返す。一方、貨幣の入金を検知したならば(ステップS201;Yes)、図9に示すチャージ方法の選択画面552に入金金額を表示する(ステップS202)。なお、図9に示した選択画面552には、「上限チャージ」、「定額チャージ」、「均等チャージ」、「個別指定チャージ」、「返金」を選択する入力枠が含まれている。
その後、ICカード200からデータを読み取ったならば(ステップS203;Yes)、複数の電子マネーを特定し(ステップS204)、チャージ方法の指定を受け付け(ステップS205)、該当するチャージ方法により入金金額が各電子マネーにチャージされる。具体的には、上限チャージが選択されたならば、図10において説明する上限チャージ処理が行われ(ステップS206)、定額チャージが選択されたならば、図11において説明する定額チャージ処理が行われ(ステップS207)、均等チャージが選択されたならば、図12において説明する均等チャージ処理が行われ(ステップS208)、個別指定チャージが選択されたならば、図13〜図15において説明する個別指定チャージ処理が行われる(ステップS209)。なお、「返金」が選択された場合には、入金金額が返金される。
このようにして、利用者が望む方法でチャージ処理が行われた後に、釣銭がある場合には(ステップS210;Yes)、釣銭を返却して(ステップS211)、上記一連の処理を終了する。
次に、図8のステップS206に示した上限チャージ処理について説明する。図10は、図8のステップS206に示した上限チャージ処理の処理手順を示すフローチャートである。同図に示すように、ICカード200に記憶された複数の電子マネーからチャージ対象とする電子マネーが特定され(ステップS301)、入金金額(残金)で上限までチャージ可能であるか否かが判定される(ステップS302)。例えば、入金金額(残額)が「1万円」であり、電子マネーAの上限金額が「5000円」であり、電子マネーAの電子マネー額が「2000円」である場合には、入金金額で上限までチャージ可能であると判定される。
その結果、上限までチャージ可能と判定された場合には(ステップS302;Yes)、入金金額(残金)を用いて上限までチャージし(ステップS303)、このチャージ後に残金がある場合には(ステップS305;Yes)、ステップS301に移行して次の電子マネーについて同様の処理を繰り返す。一方、上限までチャージできないと判定された場合には(ステップS302;No)、入金金額(残金)の全てをチャージし(ステップS304)、処理を終了する。
上記一連の処理を行うことにより、入金金額を用いて複数の電子マネーを上限までチャージすることが可能となる。なお、どの電子マネーからチャージするかは、例えば電子マネーの利用日時が現時点に近い順とすることができ、また一定期間内の利用頻度順とすることもできる。なお、ここでは説明の便宜上、その詳細な説明を省略したが、入金金額(残金)を用いて上限までチャージする場合には、基本チャージと同様に、再度ICカード200をかざし操作させ、ICカード200が一致することを条件として、上限チャージすることになる。
次に、図8のステップS207に示した定額チャージ処理について説明する。図11は、図8のステップS207に示した定額チャージ処理の処理手順を示すフローチャートである。同図に示すように、ICカード200に記憶された複数の電子マネーからチャージ対象とする電子マネーが特定され(ステップS401)、入金金額(残金)で定額までチャージ可能であるか否かが判定される(ステップS402)。例えば、入金金額(残額)が「1万円」であり、電子マネーAの定額が「3000円」であり、電子マネーAの電子マネー額が「2000円」である場合には、入金金額で定額までチャージ可能であると判定される。
その結果、定額までチャージ可能と判定された場合には(ステップS402;Yes)、入金金額(残金)を用いて定額までチャージし(ステップS403)、このチャージ後に残金がある場合には(ステップS405;Yes)、ステップS401に移行して次の電子マネーについて同様の処理を繰り返す。一方、定額までチャージできないと判定された場合には(ステップS402;No)、入金金額(残金)の全てをチャージし(ステップS404)、処理を終了する。
上記一連の処理を行うことにより、入金金額を用いて複数の電子マネーを定額までチャージすることが可能となる。なお、どの電子マネーからチャージするかは、例えば電子マネーの利用日時が現時点に近い順とすることができ、また一定期間内の利用頻度順とすることもできる。なお、ここでは説明の便宜上、その詳細な説明を省略したが、入金金額(残金)を用いて定額までチャージする場合には、基本チャージと同様に、再度ICカード200をかざし操作させ、ICカード200が一致することを条件として、定額チャージすることになる。
次に、図8のステップS208に示した均等チャージ処理について説明する。図12は、図8のステップS208に示した均等チャージ処理の処理手順を示すフローチャートである。同図に示すように、まず入金金額を電子マネー数で除算して各電子マネーのチャージ額を算定する(ステップS501)。例えば、入金金額が「1万円」であり、電子マネーA、B、Cにチャージする場合には、「3300円=10000/3(100円未満切り捨て)」がチャージ額となる。
その後、ICカード200に記憶された複数の電子マネーからチャージ対象とする電子マネーが特定され(ステップS502)、該電子マネーにチャージ額をチャージする(ステップS503)。ここで、電子マネーAの上限金額が「5000円」であり、電子マネーAの電子マネー額が「2000円」である場合には、ステップS501で算定されたチャージ額「3300円」をチャージすると上限を超過するため、上限内となる「3000円」がチャージされる。
かかる処理を全ての電子マネーの処理を完了するまで繰り返し(ステップS504;Yes)、全ての電子マネーの処理を完了したならば(ステップS504;No)、残金がある場合には(ステップS505;Yes)、釣銭を払い出した後に(ステップS506)、処理を終了する。
上記一連の処理を行うことにより、入金金額を均等に分割して各電子マネーにチャージすることが可能となる。なお、ここでは100円未満を切り捨てることとしたが、100円未満であってもチャージすることができる。なお、ここでは説明の便宜上、その詳細な説明を省略したが、入金金額(残金)を用いて均等チャージする場合には、基本チャージと同様に、再度ICカード200をかざし操作させ、ICカード200が一致することを条件として、均等チャージすることになる。
次に、図8のステップS209に示した個別指定チャージ処理について説明する。図13は、図8のステップS209に示した個別指定チャージ処理の処理手順を示すフローチャートである。また、図14は、電子マネーチャージ額の入力画面の一例を示す図であり、図15は、電子マネーチャージ額の入力画面の他の例を示す図である。
図13に示すように、まず電子マネー毎のチャージ額を受け付ける(ステップS601)。具体的には、図14に示す電子マネーチャージ額の入力画面555上で、利用者に電子マネーA、電子マネーB、電子マネーCのチャージ額をそれぞれ入力させ、電子マネー毎のチャージ額を受け付ける。なお、図15に示すように、各電子マネーの電子マネー額を表示させ、利用者が電子マネー額を参照しながらチャージ額を入力することもできる。
その後、ICカード200に記憶された複数の電子マネーからチャージ対象とする電子マネーが特定され(ステップS602)、該電子マネーにチャージ額をチャージする(ステップS603)。
かかる処理を全ての電子マネーの処理を完了するまで繰り返し(ステップS604;Yes)、全ての電子マネーの処理を完了したならば(ステップS604;No)、残金がある場合には(ステップS605;Yes)、釣銭を払い出した後に(ステップS606)、処理を終了する。
上記一連の処理を行うことにより、入金金額を超えないことを条件に、利用者により電子マネー毎にチャージ額を入力させ、このチャージ額を各電子マネーにチャージすることが可能となる。なお、ここでは説明の便宜上、その詳細な説明を省略したが、入金金額(残金)を用いて個別指定チャージする場合には、基本チャージと同様に、再度ICカード200をかざし操作させ、ICカード200が一致することを条件として、個別指定チャージを行うことになる。
上述してきたように、本実施例1では、利用者が貨幣挿入口130に貨幣(例えば、1万円)を投入し、ICカード200をリーダライタ113にかざし操作をし、利用者が表示操作部111上でチャージする電子マネーA、B,Cのチャージ額(例えば、3000円)を入力すると、チャージ額が複数の電子マネーA、B,Cにそれぞれチャージされるよう構成したので、利用者が種類の異なる複数の電子マネーをチャージする場合における利便性を向上させることが可能となる。
なお、上記の実施例1では、説明の便宜上、複数の電子マネーが記憶されたICカード200を対象とする場合を説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、携帯端末、スマートフォン等を対象とすることもできる。また、一つのICカード200に複数の電子マネーが記憶された場合を中心に説明したが、一つの電子マネーが記憶されたICカード200を複数枚取り込む場合に本発明を適用することもできる。また、複数枚のICカード200を順次かざす場合に適用することもできる。一つの電子マネーが記憶されたICカード200を複数枚取り込む場合には、電子マネーの種別が特定された順序にしたがって、電子マネー額が所定値となるまでチャージする処理を繰り返すよう構成することもできる。
<ある電子マネーから他の電子マネーへの移行>
ところで、上記一連の説明では、投入された貨幣すなわち現金により複数の電子マネーに一括してチャージする場合を示したが、ある電子マネーの電子マネー額を投入された貨幣とみなして他の複数の電子マネーにチャージ(移行)させることもできる。この場合に、一つの電子マネーの電子マネー額を他の一つの電子マネーに移行させる「1対1」の電子マネー移行と、一つの電子マネーの電子マネー額を他のM個の電子マネーに移行させる「1対M」の電子マネー移行と、N個の電子マネーの電子マネー額を他の1つの電子マネーに移行させる「N対1」の電子マネー移行と、N個の電子マネーの電子マネー額を他のM個の電子マネーに移行させる「N対M」の電子マネー移行とが想定される。
ここで、「1対1」の電子マネー移行を行う場合には、ICカード200に記憶された複数の電子マネーを特定して表示操作部111上に表示し、表示した電子マネーから移行元となる一つの電子マネーを利用者に指定させ、指定された電子マネーを他の一つの電子マネーに移行させればよい。例えば、すでに説明した「基本チャージ」又は「個別指定チャージ」により特定の電子マネーに移行させることができる。今後使用する予定のない電子マネーの電子マネー額が存在する場合に有効である。
また、「1対M」の電子マネー移行を行う場合には、ICカード200に記憶されたM+1個の電子マネーを特定して表示操作部111上に表示し、表示したM+1個の電子マネーから移行元となる一つの電子マネーを利用者に指定させ、指定された電子マネーを他のM個の電子マネーに移行させればよい。例えば、すでに説明した「基本チャージ」、「上限チャージ」、「定額チャージ」、「均等チャージ」又は「個別指定チャージ」によりM個の電子マネーに移行させることができる。今後使用する予定のない電子マネーの電子マネー額が存在する場合に有効である。
また、「N対1」の電子マネー移行を行う場合には、ICカード200に記憶されたN+1個の電子マネーを特定して表示操作部111上に表示し、表示したN+1個の電子マネーから移行元となるN個の電子マネーを利用者に指定させ、指定されたN個の電子マネーを他の一つの電子マネーに移行させればよい。複数の電子マネーを一つの電子マネーに集約して使用する場合に有効である。
また、「N対M」の電子マネー移行を行う場合には、ICカード200に記憶されたN+M個の電子マネーを特定して表示操作部111上に表示し、表示したN+M個の電子マネーから移行元となるN個の電子マネーを利用者に指定させ、指定されたN個の電子マネーを他のM個の電子マネーに移行させればよい。複数の電子マネーを他の複数の電子マネーに移行させて使用する場合に有効である。
ところで、上記の実施例1では、電子マネー入金機100に貨幣を入金して電子マネーをチャージする場合について説明したが、電子マネー入金機100内の機内現金は増加する傾向にあるため、定期的に電子マネー入金機100からの現金回収が行われている。しかしながら、電子マネー入金機100のカセットがフルになると、電子マネー入金機100の運用を停止せざるを得なくなり、効率的ではない。そこで、本実施例2では、電子マネー入金機100の機内現金を釣銭機900に対して釣銭準備金として出金することで、電子マネー入金機100の運用停止を防止することとしている。なお、釣銭機900だけではなく、貨幣処理機700ともカセットによる補充連携、回収連携を行うことも可能である。
図16は、本実施例2に係る貨幣処理システムの概念を示す図である。同図に示すように、ここでは、店舗のフロント領域にPOS端末800及び釣銭機900が配設され、店舗のバックヤード領域に貨幣入出金機700が配設され、電子マネー入金機100が、貨幣入出金機700及び釣銭機900と通信可能であるものとする。
電子マネー入金機100は、3つのカセット(カセットA、カセットB、カセットC)を備えており、カセットCを利用して貨幣入出金機700、釣銭機900と現金の補充連携、回収連携を行うことができる。カセットCは、釣銭機900や貨幣入出金機700の装置内に装着されるようになっていてもよいし、貨幣入出金機700の入金口(入出金口でも可)と連結し、カセットC内の現金を当該入金口に受け渡すことができるようになっていてもよい。
同図に示すように、釣銭機900内の千円札が釣銭切れとなったならば、該釣銭機900は貨幣入出金機700に対して千円札の釣銭切れを通知する(ステップS701)。この通知を受けた貨幣入出金機700は、複数の電子マネー入金機100の中から千円札がフル状態に近い電子マネー入金機100を検索し、検索した電子マネー入金機100に対して釣銭準備金(千円札)の準備を指示する(ステップS702)。かかる指示を受けた電子マネー入金機100は、運用待機中に空のカセットCに千円札を搬送して釣銭準備金(千円札)の準備を行い(ステップS703)、準備を完了したならば釣銭機900に準備完了を通知する(ステップS704)。
その後、POS端末800の担当者が電子マネー入金機100に赴き、電子マネー入金機100からカセットCを抜き取って釣銭機900に搬送し(ステップS705)、カセットC内の貨幣(千円札)を釣銭機900に補充する。なお、少額である場合には、担当者カードを電子マネー入金機100にかざすことにより、事前に通知された釣銭準備金を電子マネー入金機100が出金するよう構成することもできる。
上記一連の処理を行うことにより、釣銭機900内の釣銭不足及び電子マネー入金機100内の貨幣のフル状態を解消し、釣銭機900を用いた精算処理及び電子マネー入金機100の処理を円滑に行うことが可能となる。また、釣銭機900への補充が完了するまでは、貨幣入出金機700が処理を監視する。なお、貨幣入出金機700ではなく、図示しない管理サーバが同じ役割を担うこともできる。
また、電子マネー入金機100内の貨幣を貨幣入出金機700に売上金又は余剰現金として入金するよう構成することもできる。具体的には、電子マネー入金機100の売上金をカセットCに収集する。例えば、定時刻になると入金不可として機内の各カセットA及びBから売上金額分の現金をカセットCに搬送し、回収する。例えば、カセットCが万円カセットである場合に、装置内の現金在高Yから翌日の釣銭準備金(残置在高)Zを差し引いた売上金X(X=Y−Z)をカセットA及びBから収集する。回収が完了し、所定の権限を持つ係員の認証が行われたならば、カセットCが装置から抜き取り可能になる。抜き取られたカセットCは、貨幣入出金機700まで運搬され、貨幣入出金機700にカセットCを装着し、カセットC内の貨幣を計数し、売上計上される。このようにして、電子マネー入金機100内の貨幣を貨幣入出金機700に売上金又は余剰貨幣として入金することもできる。
また、釣銭機900に余剰貨幣がある場合には、釣銭機900内の余剰貨幣を電子マネー入金機100に補充するよう構成することもできる。また、釣銭機900に余剰貨幣がない場合には、貨幣入出金機700内の貨幣を電子マネー入金機100に釣銭補充するよう構成することもできる。例えば、電子マネー入金機100の釣銭金種(千円、五千円)の在高が所定閾値以下となった場合に、貨幣入出金機700(管理サーバでも可)に釣銭切れを通知する。この通知を受けた貨幣入出金機700は、複数の釣銭機900の中から通知を受けた金種が余剰状態になっている釣銭機900を検索する。検索した釣銭機900に対して準備を指示する。指示を受けた釣銭機900は、特定のカセットに不足金種の釣銭を搬送して補充準備を行う。準備が完了したならば、釣銭機900に完了通知を行う。その後、所定の権限を持つ係員の認証を受けて特定のカセットを釣銭機900から抜き取る。抜き取られたカセットは、電子マネー入金機100まで係員によって運搬され、カセットがカセットCの代わりに装着されることで、電子マネー入金機100にカセット内の現金が搬送され、カセット内の釣銭がなくなると補充完了となる。補充完了後は、カセットを抜き取って、カセットCを挿し直す。一方、検索の結果、釣銭機900には余剰金が無い場合には、貨幣入出金機700で補充の準備を行い、貨幣入出金機700のカセットで電子マネー入金機100の補充を行う。このようにして、釣銭機900内の余剰貨幣又は貨幣入出金機700内の貨幣を電子マネー入金機100に補充することもできる。
なお、カセットCを取り扱う場合に、担当者を特定するために貨幣入出金機700、電子マネー入金機100、釣銭機900の間で担当者IDを受け渡すことにより、不正及び誤操作を防止することもできる。
また、ここでは釣銭機900に釣銭不足が生じた場合について説明したが、電子マネー入金機100の貨幣が過剰となった場合に同様の処理を行うこともできる。
以上のように、本発明に係る電子マネー入金機及び電子マネー入金方法は、利用者が種類の異なる複数の電子マネーをチャージする場合に有用である。
100 電子マネー入金機
111 表示操作部
112 音声出力部
113 リーダライタ
114 レシートプリンタ
115 貨幣処理部
116 通信部
120 制御部
121 電子マネー種別特定部
122 電子マネーチャージ制御部
124 表示制御部
130 貨幣挿入口
200 ICカード
202 ICチップ
202a CPU
202b 記憶部
204 アンテナ
300 管理センタ
400 ネットワーク
700 貨幣入出金機
800 POS端末
900 釣銭機

Claims (11)

  1. 貨幣を受け付ける貨幣受付部と、
    記憶媒体に記憶された電子マネーに係る情報に基づいて、電子マネーの種別を特定する特定部と、
    前記貨幣受付部により受け付けた貨幣の貨幣額の範囲内で、前記特定部により種別が特定された複数の電子マネーをチャージするよう制御する制御部と
    を備えたことを特徴とする電子マネー入金機。
  2. 前記制御部は、
    前記特定部により種別が特定された電子マネーにチャージするチャージ額を用いて、前記記憶媒体に記憶された電子マネー額を加算更新するよう制御する
    ことを特徴とする請求項1に記載の電子マネー入金機。
  3. 前記制御部は、
    前記特定部により種別が特定された電子マネーを管理する管理センタに対して、該電子マネーにチャージするチャージ額を含むチャージ要求を通知するよう制御する
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の電子マネー入金機。
  4. 前記制御部は、
    前記貨幣受付部により受け付けた貨幣の貨幣額を超過しないことを条件として、前記特定部により種別が特定された複数の電子マネーにチャージするチャージ額を受け付け、受け付けたチャージ額を該当する電子マネーにチャージする処理を繰り返す
    ことを特徴とする請求項1、2又は3に記載の電子マネー入金機。
  5. 前記制御部は、
    前記貨幣受付部により受け付けた貨幣の貨幣額を超過しないことを条件として、前記特定部により種別が特定された複数の電子マネーにそれぞれチャージするチャージ額を受け付け、受け付けたチャージ額を該当する電子マネーにそれぞれチャージする
    ことを特徴とする請求項1、2又は3に記載の電子マネー入金機。
  6. 前記制御部は、
    前記貨幣受付部により受け付けた貨幣の貨幣額の範囲内で、前記特定部により種別が特定された複数の電子マネーに同一のチャージ額を均等配分してそれぞれチャージする
    ことを特徴とする請求項1、2又は3に記載の電子マネー入金機。
  7. 前記制御部は、
    複数の記憶媒体が存在する場合に、前記貨幣受付部により受け付けた貨幣の貨幣額を超過しないことを条件として、前記特定部により電子マネーの種別が特定された順序にしたがって、該電子マネーの電子マネー額が所定値となるまでチャージする処理を繰り返す
    ことを特徴とする請求項1、2又は3に記載の電子マネー入金機。
  8. 前記制御部は、
    前記貨幣受付部により受け付けた貨幣の貨幣額の範囲内で、所定の優先順位にしたがって、前記特定部により特定された電子マネーの電子マネー額が所定値となるまでチャージする処理を繰り返す
    ことを特徴とする請求項1、2又は3に記載の電子マネー入金機。
  9. 前記所定の優先順位は、電子マネーごとの利用日時に基づいて特定されることを特徴とする請求項8に記載の電子マネー入金機。
  10. 前記所定の優先順位は、電子マネーごとの所定期間における利用頻度に基づいて特定されることを特徴とする請求項8に記載の電子マネー入金機。
  11. 貨幣を受け付ける貨幣受付部を有する電子マネー入金機における電子マネー入金方法であって、
    記憶媒体に記憶された電子マネーに係る情報に基づいて、電子マネーの種別を特定する特定工程と、
    前記貨幣受付部により受け付けた貨幣の貨幣額の範囲内で、前記特定工程により種別が特定された複数の電子マネーをチャージするよう制御する制御工程と
    を含んだことを特徴とする電子マネー入金方法。
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