JP2016170519A - 電子マネー仲介装置、およびチャージシステム - Google Patents

電子マネー仲介装置、およびチャージシステム Download PDF

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Abstract

【課題】装置負担を増大させず迅速な改札処理を実現することができる電子マネー仲介装置及びチャージシステムを提供する。【解決手段】電子マネー仲介装置100(チャージ機)は、リーダライタ120と、入力部110と、照会部138と、引き出し制御部140とを持つ。リーダライタ120は、媒体と通信する。入力部110は、利用者の入力操作を受け付ける。照会部138は、リーダライタが第1の媒体と通信することによって読み取られた第1の媒体の識別情報をサーバ装置(センターサーバ300)に送信し、第1の媒体のプール金額の照会を行う。引き出し制御部140は、入力部に対してなされた利用者の入力操作に応じて、照会部138により照会されたプール金額の範囲内で、第1の媒体が保持する電子マネーを増加させるようにリーダライタ120を制御する。【選択図】図3

Description

本発明の実施形態は、電子マネー仲介装置、およびチャージシステムに関する。
一般的に交通系のICカードは、チャージされた電子マネー以上の金額を支払うことができないようになっている。このため、遠隔的に電子マネーをチャージする仕組みが提案されている。しかしながら、従来の技術では、リソースの消費が増大したり処理遅延が生じたりする場合があった。
特開2012−027804号公報
本発明が解決しようとする課題は、装置負担を増大させず迅速な改札処理を実現することができる電子マネー仲介装置、およびチャージシステムを提供することである。
実施形態の電子マネー仲介装置は、リーダライタと、入力部と、照会部と、引き出し制御部とを持つ。リーダライタは、媒体と通信する。入力部は、利用者の入力操作を受け付ける。照会部は、前記リーダライタが第1の媒体と通信することによって読み取られた前記第1の媒体の識別情報をサーバ装置に送信し、前記第1の媒体のプール金額の照会を行う。引き出し制御部は、前記入力部に対してなされた利用者の入力操作に応じて、前記照会部により照会されたプール金額の範囲内で、前記第1の媒体が保持する電子マネーを増加させるように前記リーダライタを制御する。
実施形態のチャージ機(電子マネー仲介装置)100の外観構成図。 実施形態のチャージ機100とセンターサーバ(サーバ装置)300とを含むチャージシステム1の構成図。 実施形態のチャージ機100の機能構成図。 カード挿入口102にICカードが挿入されたときに表示部110により表示される表示画面IM1の一例を示す図。 図4におけるスイッチA3が操作された場合に表示部110により表示される表示画面IM2の一例を示す図。 親カードと子カードの登録時に実行される処理の流れの一例を示すシーケンス図。 図4におけるスイッチA1が操作された場合に表示部110により表示される表示画面(チャージ先選択画面)IM3の一例を示す図。 親カードから子カードにプール金額を蓄積する際に実行される処理の流れの一例を示すシーケンス図。 実施形態のセンターサーバ300の機能構成図。 親子カードデータベース320として格納される情報の一例を示す図。 図4におけるスイッチA4が操作された場合に表示される表示画面(親カードからのチャージ画面)IM4の一例を示す図。 子カードの利用者がプール金額から引き出し(チャージ)を行う際に表示される表示画面(チャージ金額入力画面)IM5の一例を示す図。 親子カードデータベース320として格納される情報の他の例を示す図。 子カードの利用者がプール金額からチャージする際に実行される処理の流れの一例を示すシーケンス図。 図4におけるスイッチA1が操作された場合に表示部110により表示される表示画面(チャージ先選択画面)IM3*の一例を示す図。 親子カードデータベース320として格納される情報の他の例を示す図。
以下、実施形態の電子マネー仲介装置、およびチャージシステムを、図面を参照して説明する。以下の説明では、電子マネー仲介装置は、鉄道の駅等に設置され、交通系のICカードが保有する電子マネーをチャージするチャージ機の一機能であるものとして説明するが、電子マネー仲介装置は、乗車券を販売する券売機、あるいは乗り越し精算等を行う精算機の一機能であってもよい。
また、以下の説明では、「媒体」の一例として交通系のICカードを例示するが、「媒体」は、交通系のICカードと同様の決済機能を有する携帯電話等の電子媒体であってもよい。この場合、下記に説明するようにICカードを挿入可能なチャージ機に代えて、電子媒体を翳すことによりチャージを行うことが可能なチャージ機が適用される。
[チャージ機]
図1は、実施形態のチャージ機(電子マネー仲介装置)100の外観構成図である。チャージ機100は、例えば、カード挿入口102と、紙幣投入口104と、硬貨投入口106と、釣銭排出口108と、表示部110とを備える。
カード挿入口102には、利用者によって交通系のICカードが挿入される。紙幣投入口104には、電子マネーとしてICカードに金額がチャージされる紙幣が投入される。硬貨投入口106には、電子マネーとしてICカードに金額がチャージされる硬貨が投入される。釣銭排出口108からは、釣銭のうち硬貨が排出される。なお、釣銭のうち紙幣は、紙幣投入口104から排出される。表示部110は、例えば、タッチパネル式表示装置であり、各種画像を表示すると共に、利用者による入力操作を受け付ける入力部として機能する。なお、これに代えて(或いは加えて)、チャージ機100は、操作用の機械式キーを備えてもよい。
図2は、実施形態のチャージ機100とセンターサーバ(サーバ装置)300とを含むチャージシステム1の構成図である。例えば、鉄道の駅には、駅サーバ50が設置される。駅サーバ50は、駅内のチャージ機100、自動改札機200、券売機210、および精算機220とLAN(Local Area Network)等を介して通信する。チャージ機100、自動改札機200、券売機210、および精算機220は、それぞれ1または複数が駅内に設置される。また、駅サーバ50は、LANやWAN(Wide Area Network)等のネットワークNWを介してセンターサーバ300と通信可能であり、チャージ機100その他の駅内の構成要素とセンターサーバ300との通信を仲介する。このような構成が、鉄道の駅毎に設けられている。なお、駅サーバ50を省略し、チャージ機100その他の駅内の構成要素とセンターサーバ300とが、ネットワークNWを介して通信するようにしてもよい。センターサーバ300の機能および構成については後述する。
図3は、実施形態のチャージ機100の機能構成図である。チャージ機100は、図1に示す構成に加えて、リーダライタ120と、エンコード/デコード部122と、検銭部124と、制御部130と、通信インターフェース(図ではI/F)150とを備える。通信インターフェース150は、駅サーバ50との間で構築されるLANに接続するための通信インターフェースである。
リーダライタ120は、カード挿入口102に挿入されたICカードと通信する。リーダライタ120は、例えばアンテナを備え、13.56[MHz]の周波数帯を利用してICカードと無線通信を行う。エンコード/デコード部122は、リーダライタ120によってICカードから読み取られた情報を復号して制御部130に出力すると共に、制御部130により指示された情報を暗号化してリーダライタ120に出力する。リーダライタ120は、エンコード/デコード部122から入力された情報をICカードに書き込む。
検銭部124は、紙幣投入口104または硬貨投入口106に投入された金銭を計数し、計数結果を制御部130に出力する。
制御部130は、例えば、通常チャージ制御部132と、対応付け部134と、蓄積部136と、照会部138と、引き出し制御部140とを備える。これらの機能部は、例えば、プログラムメモリに格納されたプログラムをCPU(Central Processing Unit)等のプロセッサが実行することにより機能するソフトウェア機能部である。また、これらの機能部のうち一部または全部は、LSI(Large Scale Integration)やASIC(Application Specific Integrated Circuit)等のハードウェア機能部であってもよい。また、エンコード/デコード部122は、制御部130のプロセッサにより実現されるソフトウェア機能部であってもよい。
通常チャージ制御部132は、表示部110に対してなされた入力操作に応じて、カード挿入口102に挿入されたICカードが保持する電子マネーに、検銭部124によって計数された金額の範囲内で金額を加算する通常のチャージ制御を行う。
[対応付け(登録)処理]
対応付け部134は、親カード(第2のカード)と子カード(第1のカード)との対応付けを行う。本実施形態において、親カードとは、子カードの保有者に対して電子マネーを供与する者によって保有されるカードである。例えば親子関係にある者のうち親が親カードを使用し、子が子カードを使用するといった態様で使用される。また、職場において経費を管理する者が親カードを使用し、経費を使う者が子カードを使用するといった態様でも使用され得る。
図4は、カード挿入口102にICカードが挿入されたときに表示部110により表示される表示画面IM1の一例を示す図である。図示するように、表示画面IM1には、スイッチA1、A2、A3、およびA4を含む複数のGUI(Graphical User Interface)スイッチが設けられる。スイッチA2がタッチ操作されると、前述した通常チャージ制御部132による通常のチャージ制御が実行される。これについての詳細な説明は省略する。
図4に示すスイッチA3が操作されると、子カードを親カードに対応付けて登録する処理が、対応付け部134により実行される。図5は、図4におけるスイッチA3が操作された場合に表示部110により表示される表示画面IM2の一例を示す図である。図示するように表示画面IM2には、スイッチB1、B2、およびB3を含む複数のGUIスイッチが設けられる。スイッチB3が操作されると、子カードの挿入を促す画面(不図示)が表示部110により表示される。これに応じて子カードがカード挿入口102に挿入されると、親カードと子カードが対応付けられてセンターサーバ300に登録される。この際に、チャージ機100は、子カードの識別名およびパスワードを登録するための表示画面(不図示)を表示部110に表示させ、親カードの利用者は子カードに対して識別名およびパスワードを登録しておく。親カードの利用者は、例えば子供の名前やニックネーム等を識別名として登録する。子カードの識別名およびパスワードは、親カードと子カードの対応付け情報と共にセンターサーバ300に登録される。なお、子カードの識別名およびパスワードは、スイッチB1を操作することで変更可能である。また、利用者は、スイッチB2を操作することで子カードの対応付けを解除することができる。
図6は、親カードと子カードの登録時に実行される処理の流れの一例を示すシーケンス図である。まず、利用者が親カードをチャージ機100のカード挿入口102に挿入する(ステップS100)。チャージ機100の対応付け部134は、センターサーバ300と通信し、リーダライタ120およびエンコード/デコード部122が親カードから読み取った親カードの識別情報をセンターサーバ300に送信する(ステップS102)。センターサーバ300は、親カードの識別情報を用いて親カードが正規なICカードであるか否か、および、この時点では親カードであるか子カードであるか不明な場合があるため、当該ICカードが子カードとして親カードに対応付けられているか否かを認証し、認証結果をチャージ機100に返信する(ステップS104)。以下の説明では、ICカードが子カードでなく、且つ正規なICカードである旨の認証が得られたものとして説明する。なお、正規なICカードである旨の認証が得られなかった場合、チャージ機100の対応付け部134は、表示部110を用いてエラー表示を行い、親カードをカード挿入口102から排出して以降の処理を停止する。
次に、利用者は、図4に示すスイッチA3を操作し、続いて図5に示すスイッチB3を操作する(ステップS106)。これに応じてチャージ機100の対応付け部134は、子カードの挿入を促す画面を表示部110に表示させる(ステップS108)。利用者は、画面に従って、子カードをチャージ機100のカード挿入口102に挿入する(ステップS110)。そして、前述したように利用者は、子カードの識別名およびパスワードを入力する(ステップS112)。
チャージ機100は、リーダライタ120およびエンコード/デコード部122が子カードから読み取った識別情報を、ステップS112で入力された識別名およびパスワードと共にセンターサーバ300に送信する(ステップS114)。センターサーバ300は、ステップS102で取得した親カードの識別情報と、ステップS114で取得した子カードの識別情報、識別名、およびパスワードとを対応付けて親子カードデータベース320(後述)に記憶させる(ステップS116)。そして、センターサーバ300は、対応付けが完了した旨をチャージ機100に通知する(ステップS118)。
チャージ機100の対応付け部134は、対応付け(登録)が完了した旨を表示部110に表示させた後、子カードをカード挿入口102から排出し(ステップS120)、次いで親カードをカード挿入口102から排出する(ステップS122)。
なお、図6のシーケンス図では、チャージ機100が2枚のICカードを収容可能な構造を有し、収容したいずれかのICカードと選択的に通信可能であるように記載したが、チャージ機100は、1枚のICカードのみ収容可能な構造を有してもよい。この場合、チャージ機100は、子カードが挿入されるのに先立って(例えばステップS108とステップS110の間に)親カードをカード挿入口102から排出し、その後に子カードの挿入を受け付けるようにすればよい。
[子カードへの蓄積処理]
親カードと子カードがセンターサーバ300において対応付けられると、子カードへの蓄積が可能となる。蓄積部136は、親カードの保有者による、子カードに対するプール金額の蓄積を制御する。蓄積部136は、親カードがリーダライタ120と通信することに応じて、紙幣投入口104または硬貨投入口106、および検銭部124により受け付けられた入金の金額、或いは親カードの電子マネーからリーダライタ120およびエンコード/デコード部122を介して引き出すことにより入金される金額を、親カードに対応付けられた子ICカードに蓄積するプール金額として、センターサーバ300に送信する。なお、紙幣投入口104または硬貨投入口106、および検銭部124、或いはリーダライタ120およびエンコード/デコード部122は、「入金部」の一例である。
図7は、図4におけるスイッチA1が操作された場合に表示部110により表示される表示画面(チャージ先選択画面)IM3の一例を示す図である。図示するように、表示画面IM3には、スイッチC1、C2、およびC3を含む複数のGUIスイッチが設けられる。各スイッチは、親カードに対応付けられた子カードの識別名を表示している。図7に示すように、チャージ機100およびセンターサーバ300は、1つの親カードに対して複数の子カードを対応付け可能であってもよい。図7におけるスイッチC1、C2、およびC3のいずれかが操作されると、対応する子カードへのプール金額の蓄積が可能となる。親カードの利用者は、「入金部」に対して現金または親カードの保持する電子マネーで入金することで、指定した子カードにプール金額を蓄積することができる。
図8は、親カードから子カードにプール金額を蓄積する際に実行される処理の流れの一例を示すシーケンス図である。まず、利用者が親カードをチャージ機100のカード挿入口102に挿入する(ステップS200)。チャージ機100の蓄積部136は、センターサーバ300と通信し、リーダライタ120およびエンコード/デコード122が親カードから読み取った親カードの識別情報(ID)をセンターサーバ300に送信する(ステップS202)。センターサーバ300は、親カードの識別情報を用いて、親カードが正規なICカードであるか否か、および、この時点では親カードであるか子カードであるか不明な場合があるため、当該ICカードが子カードとして親カードに対応付けられているか否かを認証し、認証結果をチャージ機100に返信する(ステップS204)。以下の説明では、ICカードが子カードでなく、且つ正規なICカードである旨の認証が得られたものとして説明する。なお、正規なICカードである旨の認証が得られなかった場合、チャージ機100の蓄積部136は、表示部110を用いてエラー表示を行い、親カードをカード挿入口102から排出して以降の処理を停止する。
次に、利用者は、図4に示すスイッチA1を操作すると共に図7に示すスイッチC1からC3のいずれかを操作し(ステップS206)、加算するプール金額を入力して入金を行う(ステップS208)。これに応じてチャージ機100は、加算するプール金額を子カードの識別名と共にセンターサーバ300に送信する(ステップS210)。センターサーバ300は、チャージ機100から受信したプール金額を、識別名から認識される子カードの識別情報に対応付けられているプール金額に加算する(ステップS212)。
その後、センターサーバ300は蓄積が完了した旨をチャージ機100に通知する(ステップS214)。チャージ機100の蓄積部136は、蓄積が完了したことを示す画面(不図示)を表示部110に表示させ、親カードをカード挿入口102から排出する(ステップS216)。
[センターサーバ]
ここで、センターサーバ300の構成および機能について説明する。図9は、センターサーバ300の機能構成図である。センターサーバ300は、通信インターフェース(図ではI/F)310と、親子カードデータベース320と、対応付け受付部330と、蓄積受付部332と、照会受付部334と、引き出し受付部336とを備える。また、センターサーバ300は既発行のICカードの識別情報の一覧情報を保有している。
通信インターフェース310は、ネットワークNWに接続するためのネットワークカード等を含む。親子カードデータベース320は、例えば、HDD(Hard Disk Drive)やSSD(Solid State Drive)等の記憶装置上に構築される。この記憶装置は、センターサーバ300が備えるものであってもよいし、NAS(Network Attached Storage)装置等を利用した、センターサーバ300から見た外部装置であってもよい。
図10は、親子カードデータベース320として格納される情報の一例を示す図である。親子カードデータベース320は、例えば、複数のレコードを有し、各レコードにおいて、親カード識別情報と、1以上の子カードの識別情報、識別名、プール金額、およびパスワードが格納されている。センターサーバ300は、このような情報に対し、チャージ機100から通信インターフェース310が受信する情報に基づいて、更新、追加、および削除等の処理を行う。
対応付け受付部330は、チャージ機100の対応付け部134の処理によって送信され、通信インターフェース310によって受信される情報(親カードの識別情報、子カードの識別情報、子カードの識別名、およびパスワード)に基づいて、親子カードデータベース320における親カードの識別情報と子カードの識別情報の対応付け、および当該対応付けの削除等を行う。
蓄積受付部332は、チャージ機100の蓄積部136の処理によって送信され、通信インターフェース310によって受信される情報(子カードの識別名および加算するプール金額)に基づいて、子カードの識別名に対応するレコードに対してプール金額の加算処理を行う。
照会受付部334は、後述するチャージ機100の照会部138の処理によって送信され、通信インターフェース310によって受信される情報(子カードの識別情報)に基づいて、親カードの保持者によって子カードに対して蓄積されたプール金額および当該子カードに対応するパスワードをチャージ機100に送信する処理を行う。
引き出し受付部336は、後述するチャージ機100の引き出し制御部140の処理によって送信され、通信インターフェース310によって受信される情報(プール金額からチャージする金額)に基づいて、子カードに対して蓄積されたプール金額から、子カードにチャージされた金額を減算する処理を行う。
[照会/引き出し処理]
チャージ機100の説明に戻る。チャージ機100の照会部138は、リーダライタ120が子カードと通信することによって読み取られた子カードの識別情報をセンターサーバ300に送信し、親カードの保持者によって子カードに対して蓄積されたプール金額およびパスワードの照会を行う。
引き出し制御部140は、表示部110に対してなされた利用者の入力操作に応じて、照会部138による照会に応じてセンターサーバ300から返信されるプール金額の範囲内で、子カードが保持する電子マネーを増加させるようにリーダライタ120を制御する。
図11は、図4におけるスイッチA4が操作された場合に表示される表示画面(親カードからのチャージ画面)IM4の一例を示す図である。子カードの利用者は、テンキーD1や取消キーD2を適宜使用しながら、パスワードを入力する。その時点で入力されているパスワードは、内容が秘匿された状態でウインドウD3に表示される。スイッチD4が操作されることで、パスワードの内容が確定する。
パスワードが正しい場合、引き出し制御部140によって図12に示す表示画面が表示される。なお、パスワードによる認証処理に代えて、他の種類の認証処理が行われてもよい。図12は、子カードの利用者がプール金額から引き出し(チャージ)を行う際に表示される表示画面(チャージ金額入力画面)IM5の一例を示す図である。利用者は、テンキーE1や取消キーE2を適宜使用しながら、プール金額から引き出す金額を入力する。その時点で入力されている金額は、ウインドウE3に表示される。また、表示画面IM5には、今回の操作で入力可能な上限金額E4が表示される。上限金額E4としては、予め設定された設定値と、プール金額とのうち低い金額が表示される。設定値は、例えば、一回の操作あたり、または一日あたりの上限金額として固定値に設定される。また、親カードの利用者の入力操作によって、一回の操作あたり、または一日あたりの任意の上限金額が、設定値として設定されてもよい。この場合、親子カードデータベース320には、図13に示すような情報が格納される。図13は、親子カードデータベース320として格納される情報の他の例を示す図である。図示するように、親子カードデータベース320には、親カードに対応付けられて上限金額の情報が格納されている。上限金額は、チャージ機100に対し利用者が指定し、チャージ機100からセンターサーバ300に送信されて親子カードデータベース320に格納される。なお、図13の例では、ある親カードに対して上限金額が設定されるように表現したが、上限金額は、子カードのそれぞれに対して設定されてもよい。スイッチE5が操作されることで、プール金額から引き出され、子カードにチャージされる金額が確定する。
図14は、子カードの利用者がプール金額からチャージする際に実行される処理の流れの一例を示すシーケンス図である。まず、利用者が子カードをチャージ機100のカード挿入口102に挿入する(ステップS300)。チャージ機100の照会部138は、センターサーバ300と通信し、子カードから読み取った子カードの識別情報をセンターサーバ300に送信する(ステップS302)。センターサーバ300は、子カードの識別情報を用いて親子カードデータベース320を検索し(ステップS304)、検索の結果として得られた、子カードに対応付けられたプール金額およびパスワードをチャージ機100に送信する(ステップS306)。
子カードの利用者は、図11および図12で説明したように、パスワードを入力すると共にプール金額から子カードにチャージする金額を入力する(ステップS308)。チャージ機100の引き出し制御部140は、入力内容に応じて子カードにチャージするようにリーダライタ120を制御する(ステップS310)。次に、チャージ機100の引き出し制御部140は、チャージした金額の情報をセンターサーバ300に通知する(ステップS312)。センターサーバ300は、チャージされた金額をプール金額から減算して親子カードデータベース320を書き換え(ステップS314)、書き換え完了通知をチャージ機100に送信する(ステップS316)。チャージ機100の引き出し制御部140は、子カードをカード挿入口102から排出する(ステップS318)。
以上説明した処理によれば、チャージ機100およびセンターサーバ300は、装置負担を増大させず迅速な改札処理を実現することができる。仮に、自動改札機200の方で実施形態のチャージ機100と同様の処理を行う場合、自動改札機200がICカードと通信する度にセンターサーバ300と通信する必要が生じ、通信所要時間によって処理遅延、ひいては人の渋滞が生じる場合がある。また、これを避けるために特定の駅の自動改札機200のみが予め子カードへのチャージのために待機する場合、その特定の駅以外では子カードをチャージすることができず、利便性が低いものとなってしまう。更に、チャージに備えて待機する自動改札機200の監視負荷も増大する。
(変形例)
上記実施形態では、親カードの利用者は、対象の子カードを特定して金額を蓄積するものとして説明したが、複数の子カードが親カードに対応付けられている場合、親カードの利用者は、子カードを特定せず、登録した「子カード群」に対して金額を蓄積できるようにしてもよい。この場合、図4におけるスイッチA1が操作されると、例えば図15に示す表示画面IM3*が表示される。
図15は、図4におけるスイッチA1が操作された場合に表示部110により表示される表示画面(チャージ先選択画面)IM3*の一例を示す図である。図15の表示画面IM3*では、個別の子カードへのプール金額の蓄積を指示するためのスイッチC1、C2、およびC3に加えて、識別名XXX、YYY、およびZZZで表される子カード群全体への共通プール金額の蓄積を指示するためのスイッチC4が設けられる。子カード群の登録は、図5のスイッチB3が操作されることで実行される処理の中で行われる。共通プール金額が蓄積されている場合、識別名XXX、YYY、およびZZZで表される子カードのいずれによっても、共通プール金額からのチャージが可能となる。また、この場合、親子カードデータベース320には、図16に示すような情報が格納される。図16は、親子カードデータベース320として格納される情報の他の例を示す図である。図示するように、共通プール金額を設定する子カードの識別名(または識別情報)と、共通プール金額とが、親カードに対応付けられて格納されてよい。
また、実施形態では、親カードから子カードへの一方向にプール金額の蓄積が可能なものとして説明したが、相互にプール金額を蓄積し合うことを可能としてもよい。この場合、夫婦間や同僚間でプール金額を蓄積し合うといった利用態様が考えられる。
以上説明した少なくともひとつの実施形態によれば、リーダライタ120が子カードと通信することによって読み取られた子カードの識別情報をセンターサーバ300に送信し、子カードに対して蓄積されたプール金額であって、親カードの保持者によって子カードに対して蓄積されたプール金額の照会を行う照会部138と、表示部(入力部)110に対してなされた利用者の入力操作に応じて、照会部138による照会に応じてサーバ装置から返信されるプール金額の範囲内で、子カードが保持する電子マネーを増加させるようにリーダライタ120を制御する引き出し制御部140と、を持つことにより、装置負担を増大させず迅速な改札処理を実現することができる。
また、実施形態によれば、引き出し制御部140が、パスワード認証等の所定の認証処理を経たことを条件に、子カードが保持する電子マネーを増加させるようにリーダライタ120を制御するため、子カードの紛失時や盗難時に意図せぬ引き出しがなされるのを抑制することができる。
また、実施形態によれば、引き出し制御部140が、照会部138による照会に応じてセンターサーバ300から返信されるプール金額の範囲内、且つ親カードの利用者によって予め設定された上限金額の範囲内で、子カードが保持する電子マネーを増加させるようにリーダライタ120を制御するため、子カードの利用者による電子マネーの浪費を抑制することができる。
また、実施形態によれば、対応付け部134が、複数の子ICカードと、1つの親カードとを対応付け可能であり、蓄積部136が、1つの親カードに対応付けられた複数の子カードが存在する場合、親カードがリーダライタ120と通信することに応じて入金部により受け付けられた入金の金額を、複数の子カードに共通するプール金額として、センターサーバ300に送信し、引き出し制御部140が、照会部138による照会に応じてセンターサーバ300から返信される共通するプール金額の範囲内で、子カードが保持する電子マネーを増加させるようにリーダライタ120を制御することにより、複数の子カードに対して一元的にプール金額を蓄積することができる。この結果、利用者にとっての利便性を向上させることができる。
上記実施形態は、以下のように表現することができる。
アンテナを有し、無線により媒体と通信するリーダライタと、
利用者の入力操作を受け付ける入力部と、
前記リーダライタが第1の媒体と通信することによって読み取られた前記第1の媒体の識別情報をサーバ装置に送信し、前記第1の媒体に対して蓄積されたプール金額であって、第2の媒体の保持者によって前記第1の媒体に対して蓄積されたプール金額の照会を行う照会部と、
前記入力部に対してなされた利用者の入力操作に応じて、前記照会部による照会に応じて前記サーバ装置から返信されるプール金額の範囲内で、前記第1の媒体が保持する電子マネーを増加させるように前記リーダライタを制御する引き出し制御部と、
を備える電子マネー仲介装置。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1…チャージシステム、50…駅サーバ、100…チャージ機、102…カード挿入口、104…紙幣投入口、106…硬貨投入口、108…釣銭排出口、110…表示部、120…リーダライタ、122…エンコード/デコード部、124…検銭部、130…制御部、132…通常チャージ制御部、134…対応付け部、136…蓄積部、138…照会部、140…引き出し制御部、150…通信インターフェース、300…センターサーバ

Claims (6)

  1. 媒体と通信するリーダライタと、
    利用者の入力操作を受け付ける入力部と、
    前記リーダライタが第1の媒体と通信することによって読み取られた前記第1の媒体の識別情報をサーバ装置に送信し、前記第1の媒体のプール金額の照会を行う照会部と、
    前記入力部に対してなされた利用者の入力操作に応じて、前記照会部により照会されたプール金額の範囲内で、前記第1の媒体が保持する電子マネーを増加させるように前記リーダライタを制御する引き出し制御部と、
    を備える電子マネー仲介装置。
  2. 利用者からの入金を受け付ける入金部と、
    前記第2の媒体と前記リーダライタとの通信結果と、前記入力部に対してなされた利用者の入力操作とに基づいて、前記第1の媒体と前記第2の媒体とを対応付けた情報を前記サーバ装置に送信する対応付け部と、
    前記第2の媒体が前記リーダライタと通信することに応じて前記入金部により受け付けられた入金の金額を、前記対応付け部により前記第2の媒体に対応付けられた前記第1の媒体に対して蓄積するプール金額として、前記サーバ装置に送信する蓄積部と、
    を更に備える、請求項1記載の電子マネー仲介装置。
  3. 前記引き出し制御部は、所定の認証処理を経たことを条件に、前記第1の媒体が保持する電子マネーを増加させるように前記リーダライタを制御する、
    請求項1または2記載の電子マネー仲介装置。
  4. 前記引き出し制御部は、前記照会部による照会に応じて前記サーバ装置から返信されるプール金額の範囲内、且つ前記第2の媒体の利用者によって予め設定された上限金額の範囲内で、前記第1の媒体が保持する電子マネーを増加させるように前記リーダライタを制御する、
    請求項1から3のうちいずれか1項記載の電子マネー仲介装置。
  5. 前記対応付け部は、複数の前記第1の媒体と、1つの前記第2の媒体とを対応付け可能であり、
    前記蓄積部は、1つの前記第2の媒体に対応付けられた複数の前記第1の媒体が存在する場合、前記第2の媒体が前記リーダライタと通信することに応じて前記入金部により受け付けられた入金の金額を、複数の前記第1の媒体に共通するプール金額として、前記サーバ装置に送信し、
    前記引き出し制御部は、前記照会部による照会に応じて前記サーバ装置から返信される前記共通するプール金額の範囲内で、前記第1の媒体が保持する電子マネーを増加させるように前記リーダライタを制御する、
    請求項2記載の電子マネー仲介装置。
  6. 請求項1から5のうちいずれか1項記載の電子マネー仲介装置と、
    前記電子マネー仲介装置と通信し、前記第1の媒体と前記第2の媒体との対応付け、および第2の媒体の保持者によって前記第1の媒体に対して蓄積されたプール金額を、記憶装置に格納して管理する前記サーバ装置と、
    を備えるチャージシステム。
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