JP2006260168A - 自動取引装置、pos端末、自動取引システムおよびそれに使用するicカードならびに携帯電話 - Google Patents

自動取引装置、pos端末、自動取引システムおよびそれに使用するicカードならびに携帯電話 Download PDF

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Abstract

【課題】利用手数料を割引く自動取引装置、POS端末、自動取引システムおよびそれに使用するICカードならびに携帯電話を提供する。
【解決手段】自動取引装置1が利用者のICカード7または携帯電話8等の記憶媒体から読取った会員IDおよび取引金額を含む取引電文を該提携金融機関ホストコンピュータ4へ送信し、ホストコンピュータ4が受信した該取引電文から正規の手数料を算出し、その正規の手数料および受信した該会員IDを会員ポイントサーバ10へ送信し、ポイントサーバ10が受信した該会員IDに基づいて検索した利用者の会員ポイントと受信した該正規の手数料から割引後の手数料を算出し、その割引後の手数料をホストコンピュータ4へ送信し、ホストコンピュータ4が受信した該割引後の手数料と取引金額から算出した金額で該利用者の口座残高を更新し、その取引金額の取引を該自動取引装置1で行なうようにした。
【選択図】 図1

Description

本発明は、自動取引装置、POS端末、自動取引システムおよびそれに使用するICカードならびに携帯電話に関し、特にコンビニエンスストア等の店舗に設置された自動取引装置の利用手数料を割引くサービスを提供する自動取引装置、POS端末、自動取引システムおよびそれに使用するICカードならびに携帯電話に関する。
近年、自動取引装置がコンビニエンスストア等の店舗に設置され平日の昼間だけでなく夜間や土日・祝日等であっても、利用者はその自動取引装置で現金の引き出しができるようになっている。しかしながら、利用者がこのような店舗に設置された自動取引装置で現金の引き出し取引を行なう場合、他金融機関の口座から引き出すときや同一の金融機関の口座であっても夜間、土曜日、日曜日または祝日等に行う引き出し取引には手数料がかかっていた。
従来の自動取引システムおよび自動取引装置は、利用者がコンビニエンスストア等の店舗に設置された自動取引装置で行なう引き出し等の取引に手数料が発生する場合、商品カードの購入を促し、その商品カードを購入した金額に基づいて算出した金額を手数料から差し引くものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−248755号公報(段落「0010」〜段落「0042」、図1、図2)
しかしながら、上述した従来の技術においては、店舗に設置された自動取引装置で現金を引き出す取引等において手数料が発生する場合、利用者が商品カードを購入すればその手数料が軽減されるが、利用者は購入する商品カードを使用する頻度が低い等の事情があるときはその購入を控えてしまい手数料が軽減されるサービスを受けにくく、自動取引装置の利用率が向上しないという問題がある。
このように店舗に設置された自動取引装置の利用率が向上しないと店舗経営者は自動取引装置を設置することのメリットが少ないという問題がある。
また、自動取引装置で商品カードを発行する場合、商品カード保管部から利用者が選択した金額に相当する商品カードを繰り出して搬送し利用者に受け渡す必要があるため、利用者が自動取引装置で行う引出し等の取引の時間がかかるという問題がある。
さらに、利用者は発行された商品カードを所持および管理する必要があり、特に、複数枚の商品カードを所持等する場合は、利用者にとって煩わしいという問題がある。
本発明は、このような問題を解決することを課題とする。
そのため、本発明は、利用者が自動取引装置で入力した情報により提携金融機関ホストコンピュータが取引の可否を判断し、その結果にしたがって自動取引装置が取引を行なう自動取引システムにおいて、該自動取引装置が利用者のICカードまたは携帯電話等の記憶媒体から読取った会員IDおよび利用者が入力した取引金額を含む取引電文を該提携金融機関ホストコンピュータへ送信し、その提携金融機関ホストコンピュータが受信した該取引電文から正規の手数料を算出し、その正規の手数料および受信した該会員IDを会員ポイントサーバへ送信し、その会員ポイントサーバが受信した該会員IDに基づいて検索した利用者の会員ポイントと受信した該正規の手数料から割引後の手数料を算出し、その割引後の手数料を該提携金融機関ホストコンピュータへ送信し、その提携金融機関ホストコンピュータが受信した該割引後の手数料と既に受信した該取引電文に含まれる取引金額から算出した金額で該利用者の口座残高を更新し、その取引を該自動取引装置で行なうようにしたことを特徴とする。
このようにした本発明は、自動取引装置が設置された店舗等で既に商品を購入して蓄積した会員ポイントに応じて自動取引装置で行う取引の手数料が割引きされるため、利用者は手数料割引のサービスを受けやすいという効果が得られる。
また、利用者は手数料割引のサービスを受けやすくなるため、店舗等に設置された自動取引装置の利用率が向上するという効果が得られる。
このように自動取引装置の利用率を向上させることができると店舗経営者は売り上げを向上させることもできるという効果も得られる。
さらに、利用者が自動取引装置で行う現金の引出し取引が短時間で行なえるという効果が得られる。
またさらに、利用者はICカード1枚または携帯電話1台を所持および管理すればよいので利用者に負担がかからないという効果が得られる。
以下、図面を参照して本発明による自動取引装置、POS端末、自動取引システムおよびそれに使用するICカードならびに携帯電話の実施例を説明する。
図1は第1の実施例を示す自動取引システムのブロック図、図2は第1の実施例を示す自動取引装置のブロック図、図3は第1の実施例を示すICカードおよび携帯電話に記憶するレコード形式の説明図である。
図1において、1は自動取引装置であり、コンビニエンスストア等の店舗に設置されるものである。この自動取引装置1は利用者の操作により現金の入出金取引および振込み取引等ができるものである。また、ネットワーク2に通信可能に接続されている。
3は中継装置であり、オペレーションセンタ等に設置されるものである。この中継装置3は店舗に設置された複数の自動取引装置1とネットワーク2を介して相互に通信可能に接続され、また、ネットワーク2を介して他の機器とも相互に通信可能に接続されている。中継装置3は自動取引装置1とネットワーク2を介して接続された他の機器との間の通信を中継するものである。なお、この中継装置3は存在しない構成であってもよい。
4は提携金融機関ホストコンピュータであり、店舗と提携している銀行等の金融機関の事務センタ等に設置されるものである。この提携金融機関ホストコンピュータ4は中継装置3を介して自動取引装置1との間で入金、引出し、振込等の取引電文の送受信を行い利用者の取引を成立させるか否かの判断および利用者の本人認証等を行なう。
5はPOS(Point Of Sales)端末であり、コンビニエンスストア等の店舗に設置される。このPOS端末5は利用者が購入する商品のバーコードの読取り、購入金額や釣銭金額の算出等を行う装置であり、CPU(Central Processing Unit)等の演算および制御手段、磁気ディスク、半導体メモリ等の記憶手段、バーコードリーダ、キーボード等の入力手段、液晶ディスプレイ等の表示手段、プリンタ等の印刷手段、現金を収納するドロワおよび通信手段等を備えるものである。また、ネットワーク2に通信可能に接続されている。
6はICカードリーダライタであり、POS端末5に接続されたものである。このICカードリーダライタ6は非接触型ICカードや非接触型ICカードを内蔵した携帯電話(以下、単に「携帯電話」という。)等と通信し、各種情報の送受信を行うものである。
7はICカードであり、利用者の情報を記憶する記憶部を備えた非接触型ICカード等である。このICカード7はICカードリーダライタ6に接近させることにより、ICカードリーダライタ6との間で無線通信が可能である。したがって、このICカード7はカード内の記憶部に記憶した情報をICカードリーダライタ6へ送信することができ、また、ICカードリーダライタ6から受信した情報を記憶部に記憶することができる。
8は携帯電話であり、利用者の情報を記憶する記憶部を備えた非接触型ICカードを内蔵したものである。この携帯電話8はICカードリーダライタ6に接近させることにより、ICカードリーダライタ6との間で無線通信が可能である。したがって、この携帯電話8はカード内の記憶部に記憶した情報をICカードリーダライタ6へ送信することができ、また、ICカードリーダライタ6から受信した情報を記憶部に記憶することができる。
9はPOSサーバであり、店舗等に設置され複数のPOS端末5とネットワーク2を介して相互に通信可能に接続されているものである。また、このPOSサーバ9はPOS端末5以外の他の機器ともネットワーク2を介して相互に通信可能に接続されている。
10は会員ポイント管理サーバであり、店舗の事務センタ等に設置され、利用者の会員ポイントを格納するデータベースを備えたものである。この会員ポイント管理サーバ10はCPU等の演算および制御手段、磁気ディスク、半導体メモリ等の記憶手段、キーボード、マウス等の入力手段、CRT(Cathode Ray Tube)、液晶ディスプレイ等の表示手段および通信手段等を備えるコンピュータである。
したがって、この会員ポイント管理サーバ10はネットワーク2を介して接続された機器からの要求を受信してデータベースに格納した利用者の会員ポイントを利用者識別情報に基づいて検索して抽出することができ、また、その会員ポイントを更新して格納することができる。本実施例ではネットワーク2を介して接続されたPOSサーバ9からの要求を受信して利用者識別情報に基づいてデータベースを検索等することができる。
ここで、会員ポイントとは会員である利用者が店舗において商品等を購入した際に購入金額に応じて付与されるものであり、利用者はその会員ポイントを蓄積して所定数のポイントなると一定のサービスを店舗から受けることができるものである。
図2において、21は利用者操作表示部であり、CRTや液晶ディスプレイ等の表示部およびその表示部上にタッチパネル等を配置した操作部から構成され、利用者が表示部に表示されたボタン等に触れ入力操作等を行なうものである。
22はカードリーダプリンタ部であり、利用者がカード挿入排出口から挿入したカードの磁気ストライプおよびICカードのICチップから口座番号等の情報を読取り、また、情報を書き込むものである。さらに、利用者の操作により行なった取引の内容を明細票に印刷し、その明細票を明細票搬送路により搬送して明細票排出口に排出するものである。利用者は排出された明細票を受取る。
23はICカードリーダライタ部であり、ICカード7または携帯電話8と通信し、各種情報の送受信を行うものである。このICカードリーダライタ部23は自動取引装置1の前面に配置した読取り書込み部に接近したICカード7または携帯電話8と無線通信を行ないICカード7または携帯電話8の記憶部に記憶した情報を受信することができ、また、送信した情報をそれらの記憶部に記憶させることができる。
24は入出金部であり、紙幣入出金機および硬貨入出金機で構成され、紙幣や硬貨の入出金処理を行なうものである。ここで、入金処理とは利用者が紙幣入出金口に入れた紙幣は紙幣入出金機で計数して金庫に収納し、硬貨入出金口に入れた硬貨は硬貨入出金機で計数して金庫に収納することである。また、出金処理とは利用者の操作により指定した金額に相当する紙幣および硬貨をそれぞれ紙幣入出金機および硬貨入出金機の金庫から繰り出して計数し紙幣入出金口および硬貨入出金口に搬送して利用者に払い出すことである。
なお、本実施例は、紙幣入出金機および硬貨入出金機で構成されたもので説明するが紙幣入出金機だけで構成されたものであってもよい。
25は制御部であり、利用者操作表示部21、カードリーダプリンタ部22、ICカードリーダライタ部23および入出金部24を含め自動取引装置1全体の動作をメモリ等で構成された記憶部251に格納されたソフトウェアに基づいて制御する。
252は会員ポイント処理部であり、利用者の操作により自動取引装置1で行う引き出し等の取引においてICカード7または携帯電話8から会員ポイントを読み出す指令および更新後の会員ポイントをICカード7または携帯電話8に書き込む指令をICカードリーダライタ部23へ出すものである。
253は通信部であり、ネットワーク2を介して中継装置3等と相互に通信する制御を行うものである。
図3において、31は銀行識別情報であり、コンビニエンスストア等の店舗が提携する銀行を識別するための情報である。
32は会員IDであり、コンビニエンスストア等の店舗が利用者に提供する会員ポイントサービスに登録している会員を識別するための利用者識別情報である。
33は会員ポイント情報であり、当該会員が所持する会員ポイントである。
この銀行識別情報31、会員ID32および会員ポイント情報33はICカード7または携帯電話8の記憶部に記憶する。
なお、ICカード7の銀行識別情報31および会員ID32は、例えば、利用者の会員登録時に会員ポイント管理サーバ10により付与された銀行識別情報および会員IDがPOS端末5に接続されたICカードリーダライタ6からICカード7へ送信され、それを記憶したものである。
また、携帯電話8の銀行識別情報31および会員ID32は、例えば、利用者が二次元コード等を携帯電話8で読取り会員ポイント管理サーバ10にアクセスして会員登録をしたときに会員ポイント管理サーバ10により付与された銀行識別情報および会員IDがダウンロードされ、それを記憶したものである。
上述した構成の作用について図4の第1の実施例を示す会員ポイント加算のフローチャートおよび図5の第1の実施例を示す現金引出し取引のフローチャートのSで示すステップにしたがって説明する。なお、以下に説明する各部の動作は、図示しない記憶部に格納されたプログラム(ソフトウェア)に基づいて図示しない制御部により制御される。
まず、会員ポイントを加算する場合について図4のSに示すステップにしたがって説明する。
S401:利用者はコンビニエンスストア等の店舗で商品を購入する。店舗の係員はPOS端末5のバーコードリーダで商品に貼付されたバーコードを読取る。POS端末5でバーコードを読取るとPOS端末5は商品の購入金額を表示手段に表示する。
S402:POS端末5は購入金額を表示手段に表示するとともにその表示手段である画面の一部に「会員ポイントをチャージします。ICカードまたは携帯電話をICカードリーダライタにかざしてください。」等のメッセージを表示する。POS端末5は上記メッセージを表示するとICカードリーダライタ6はICカード7または携帯電話8との送受信の準備を行う。
S403:ICカードリーダライタ6が送受信の準備を行うと利用者は所持しているICカード7または携帯電話8をICカードリーダライタ6にかざす。ICカードリーダライタ6は接近したICカード7または携帯電話8と通信を行ない会員ID等の送信を要求する電文を送信し、その電文を受信したICカード7または携帯電話8は記憶部に記憶した会員ID32および会員ポイント情報33をICカードリーダライタ6へ送信する。
S404:ICカードリーダライタ6がICカード7または携帯電話8から会員ID32および会員ポイント情報33を受信するとPOS端末5はICカードリーダライタ6が受信した会員ID32および会員ポイント情報33を読取る。
S405:POS端末5はICカードリーダライタ6から会員ID32および会員ポイント情報33を読取るとその会員ID32および商品購入金額をPOSサーバ9へ送信する。ここで、POS端末5は利用者が現在所有している会員ポイントである会員ポイント情報33を表示手段に表示する。
S406:POSサーバ9はPOS端末5から受信した会員ID32および商品購入金額を会員ポイント管理サーバ10へ送信する。
S407:会員ポイント管理サーバ10はPOSサーバ9から会員ID32および商品購入金額を受信するとその会員ID32に基づいてデータベースを検索して当該利用者の現在登録されている会員ポイント数を抽出する。また、受信した商品購入金額に応じた会員ポイント数を算出する。会員ポイント管理サーバ10は抽出した現在登録されている会員ポイント数と商品購入金額に応じた会員ポイント数を加算した会員ポイント数を算出し、その加算した会員ポイント数をデータベースに格納する。
S408:会員ポイント管理サーバ10は加算した会員ポイント数をデータベースに格納するとその加算した会員ポイント数をPOSサーバ9へ送信する。
S409:POSサーバ9は会員ポイント管理サーバ10から加算した会員ポイント数を受信するとその加算した会員ポイント数をPOS端末5へ送信する。
S410:POS端末5はPOSサーバ9から加算した会員ポイント数を受信するとその加算した会員ポイント数をICカードリーダライタ6によりICカード7または携帯電話8へ送信する。
S411:ICカード7または携帯電話8はICカードリーダライタ6から加算した会員ポイント数を受信するとその加算した会員ポイント数を記憶部の会員ポイント情報33に記憶する。
S412:ICカード7または携帯電話8は加算した会員ポイント数を記憶部の会員ポイント情報33に記憶するとPOS端末5はその加算した会員ポイント数を表示手段に表示する。この後、POS端末5はPOSサーバ9を介して加算した会員ポイント数がICカード7等に記憶できたことを会員ポイント管理サーバ10へ通知する。
このように利用者が店舗において商品を購入した場合、その利用者が所持するICカード7または携帯電話8に記憶する会員ポイント数が加算され、また、会員ポイント管理サーバ10に備えるデータベースにも会員ポイント数が加算される。
次に、自動取引装置において現金引出し取引を行なう場合について図5のSに示すステップにしたがって説明する。
S501:自動取引装置1は図示しないセンサにより利用者の接近を検知すると図6の第1の実施例を示す取引選択画面を利用者操作表示部21の表示部に表示する。この取引選択画面には「お引き出し」、「残高照会」、「ショッピング」、「お預入れ」および「キャッシング」等の取引を選択するボタンを表示する。利用者がこの取引選択画面の「お引き出し」ボタンを押下すると自動取引装置1の制御部25は現金引出し取引を開始する。
S502:制御部25が現金引出し取引を開始すると利用者操作表示部21は図7の第1の実施例を示すカード挿入誘導画面を表示部に表示する。利用者は所持しているキャッシュカードをカードリーダプリンタ部22のカード挿入排出口に挿入する。カードリーダプリンタ部22は挿入されたキャッシュカードの磁気ストライプ等に記録された利用者の口座番号等を読取る。
カードリーダプリンタ部22が口座番号等を読取ると利用者操作表示部21は暗証番号を入力する暗証番号入力画面を表示部に表示する。利用者はその暗証番号入力画面に表示された数字ボタン等を押下して暗証番号を入力する。
S503:利用者が暗証番号を入力すると自動取引装置1の制御部25は通信部253の制御により中継装置3を介して提携金融機関ホストコンピュータ4へキャッシュカードから読取った利用者の口座番号および入力された暗証番号を送信する。口座番号および暗証番号を受信した提携金融機関ホストコンピュータ4は利用者が本人であること認証して本人であることが確認できるとその旨の電文を自動取引装置1へ送信する。
S504:自動取引装置1の制御部25は本人であることが確認できた旨の電文を受信すると利用者操作表示部21により引出し金額を入力する引出し金額入力画面を表示部に表示する。利用者はこの引出し金額入力画面に表示された数字ボタン等を押下して希望する引出し金額を入力する。
S505:利用者が引出し金額を入力すると利用者操作表示部21は「会員ポイントを読み取ります。ICカードまたは携帯電話を読取り部に置いてください。」等のメッセージを表示部に表示するとともに会員ポイント処理部252の指令によりICカードリーダライタ部23はICカード7または携帯電話8から情報を取得する準備を行う。
S506:利用者操作表示部21はメッセージを表示部に表示すると利用者は所持しているICカード7または携帯電話8を自動取引装置1の前面に配置された読取り書込み部へ接近させる。ICカードリーダライタ部23は接近したICカード7または携帯電話8と通信を行ない銀行識別情報31、会員ID32および会員ポイント情報33の送信を要求する電文を送信し、その電文を受信したICカード7または携帯電話8は記憶部に記憶した銀行識別情報31、会員ID32および会員ポイント情報33をICカードリーダライタ部23へ送信する。このとき利用者操作表示部21は図8の第1の実施例を示す通信中画面を表示部に表示する。
S507:ICカードリーダライタ部23がICカード7または携帯電話8から銀行識別情報31、会員ID32および会員ポイント情報33を受信すると制御部25は通信部253によりネットワーク2を介して引出し要求の取引電文および銀行識別情報31、会員ID32ならびに会員ポイント情報33を中継装置3へ送信する。なお、上記引出し要求の取引電文には引出し金額等の取引金額が含まれている。
S508:中継装置3が引出し要求の取引電文および銀行識別情報31、会員ID32ならびに会員ポイント情報33を受信するとネットワーク2を介して受信した引出し要求の取引電文および銀行識別情報31、会員ID32ならびに会員ポイント情報33を提携金融機関ホストコンピュータ4へ送信する。
S509:提携金融機関ホストコンピュータ4は引出し要求の取引電文および銀行識別情報31、会員ID32ならびに会員ポイント情報33を受信するとその引出し取引に必要な正規の手数料を算出し、その手数料を引出し要求の取引電文および銀行識別情報31、会員ID32ならびに会員ポイント情報33とともに中継装置3へ送信する。なお、本実施例では提携金融機関ホストコンピュータ4は引出し要求の取引電文も中継装置3へ送信するようにしたが、引出し要求の取引電文は送信しないようにしてもよい。
S510:中継装置3は受信した手数料、引出し要求の取引電文および銀行識別情報31、会員ID32ならびに会員ポイント情報33を会員ポイントサーバ10へ送信する。なお、本実施例では中継装置3は引出し要求の取引電文を会員ポイントサーバ10へ送信するようにしたが、引出し要求の取引電文は送信しないようにしてもよい。
S511:会員ポイントサーバ10は手数料、引出し要求の取引電文および銀行識別情報31、会員ID32ならびに会員ポイント情報33を受信すると受信した会員ID32に基づいてデータベースを検索して会員ポイントを抽出する。会員ポイントサーバ10は受信した手数料および抽出した会員ポイントから割引後の手数料を算出し、その割引に相当するポイントを抽出した会員ポイントから減算して更新後の会員ポイントとしてデータベースに格納する。
会員ポイントサーバ10はデータベースの会員ポイントを更新すると割引後の手数料、引出し要求の取引電文および銀行識別情報31、会員ID32ならびに更新後の会員ポイントを中継装置3へ送信する。なお、本実施例では会員ポイントサーバ10は引出し要求の取引電文を中継装置3へ送信するようにしたが、引出し要求の取引電文は送信しないようにしてもよい。
S512:中継装置3は受信した割引後の手数料、引出し要求の取引電文および銀行識別情報31、会員ID32ならびに更新後の会員ポイントを提携金融機関ホストコンピュータ4へ送信する。なお、本実施例では中継装置3は引出し要求の取引電文を提携金融機関ホストコンピュータ4へ送信するようにしたが、引出し要求の取引電文は送信しないようにしてもよい。
S513:提携金融機関ホストコンピュータ4は割引後の手数料、引出し要求の取引電文および銀行識別情報31、会員ID32ならびに更新後の会員ポイントを受信すると引出し取引の可否を判断し、引出し取引が可能であれば利用者の口座から希望する引出し金額に割引後の手数料を加えた金額を差し引く口座残高を更新する処理を行う。なお、本実施例では提携金融機関ホストコンピュータ4は引出し要求の取引電文を中継装置3から受信するようにしたが、受信しない場合は既に受信した引出し要求の取引電文で引出し取引の可否を判断する。
S514:提携金融機関ホストコンピュータ4は割引後の手数料の金額を含む引出し取引を許可する電文および銀行識別情報31、会員ID32ならびに更新後の会員ポイントを中継装置3へ送信する。
S515:中継装置3は受信した引出し取引を許可する電文および銀行識別情報31、会員ID32ならびに更新後の会員ポイントを自動取引装置1へ送信する。
S516:自動取引装置1は引出し取引を許可する電文および銀行識別情報31、会員ID32ならびに更新後の会員ポイントを受信すると会員ポイント処理部252の指令によりICカードリーダライタ部23は受信した更新後の会員ポイントをICカード7または携帯電話8へ送信する。また、利用者操作表示部21は図8に示す通信中画面を表示部に表示する。
S517:ICカード7または携帯電話8は更新後の会員ポイントを受信するとその更新後の会員ポイントを記憶部の会員ポイント情報33に記憶する。
S518:ICカード7または携帯電話8が更新後の会員ポイントを記憶部の会員ポイント情報33に記憶すると自動取引装置1の入出金部24は利用者が入力した引出し金額に相当する現金を計数する。入出金部24は現金の計数が終了すると現金を紙幣入出金部および硬貨入出金部へ搬送し、利用者表示部21は図9の第1の実施例を示す現金受取り誘導画面を表示部に表示して利用者に現金の受取りを促す。
S519:利用者は紙幣入出金部および硬貨入出金部へ搬送された現金を受取る。また、利用者はカードリーダプリンタ部22のカード挿入排出口から排出されたキャッシュカードおよび明細票排出口から排出され、取引内容が印刷された明細票を受取る。
S520:利用者が現金等を受取ると利用者操作表示部21は提携金融機関ホストコンピュータ4から受信した引出し取引を許可する電文含まれる割引後の手数料の金額を図10の第1の実施例を示す手数料表示画面で表示部に表示する。例えば、受信した割引後の手数料が50円の場合、「割引後の手数料は50円です」等のメッセージを表示する。
また、利用者操作表示部21は提携金融機関ホストコンピュータ4から受信した更新後の会員ポイントを図11の第1の実施例を示す会員ポイント表示画面で表示部に表示する。例えば、受信した更新後の会員ポイントが10ポイントの場合、「あなた様のポイントは10ポイントになりました」等のメッセージを表示する。
このようにして利用者は自動取引装置1において現金引出し取引を行なう。
なお、自動取引装置1、中継装置3、提携金融機関ホストコンピュータ4および会員ポイントサーバ10の間の通信で障害が発生した場合、適宜、表示部に「ただいま、このカードは使用できません」等のメッセージを表示する。また、ICカードリーダライタ部23の読取り部にICカード7または携帯電話8が存在しない場合、適宜、表示部に「ICカードまたは携帯電話を置いてください」等のメッセージを表示する。
以上説明したように、第1の実施例では、自動取引装置が設置された店舗等で既に商品を購入して蓄積した会員ポイントに応じて自動取引装置で行う取引の手数料が割引きされるため、利用者は手数料割引のサービスを受けやすいという効果が得られる。
また、利用者は手数料割引のサービスを受けやすくなるため、店舗等に設置された自動取引装置の利用率が向上するという効果が得られる。
このように自動取引装置の利用率を向上させることができると店舗経営者は売り上げを向上させることもできるという効果も得られる。
さらに、ICカード等に会員ポイントを記憶し、その会員ポイントを通信して読取るため、利用者が自動取引装置で行う現金の引出し取引が短時間で行なえるという効果が得られる。
またさらに、利用者はICカード1枚または携帯電話1台を所持および管理すればよいので利用者に負担がかからないという効果が得られる。
図12は第2の実施例を示す自動取引システムのブロック図である。この第2の実施例を示す自動取引システムは図1の第1の実施例を示す自動取引システムから会員ポイント管理サーバ10を除いたものである。なお、第1の実施例と同様の部分は同一の符号を付してその説明を省略する。また、第2の実施例を示す自動取引装置およびICカードならびに携帯電話に記憶するレコード形式は第1の実施例と同様なのでその説明を省略する。
第2の実施例の構成の作用について図13の第2の実施例を示す会員ポイント加算のフローチャートおよび図14の第2の実施例を示す現金引出し取引のフローチャートのSで示すステップにしたがって説明する。なお、この第2の実施例は割引後の手数料の算出等を提携金融機関ホストコンピュータ4で行うようにしたものである。また、以下に説明する各部の動作は、図示しない記憶部に格納されたプログラム(ソフトウェア)に基づいて図示しない制御部により制御される。
まず、会員ポイントを加算する場合について図13のSに示すステップにしたがって説明する。
S1301:利用者はコンビニエンスストア等の店舗で商品を購入する。店舗の係員はPOS端末5のバーコードリーダで商品に貼付されたバーコードを読取る。POS端末5でバーコードを読取るとPOS端末5は商品の購入金額を表示手段に表示する。
S1302:POS端末5は購入金額を表示手段に表示するとともにその表示手段である画面の一部に「会員ポイントをチャージします。ICカードまたは携帯電話をICカードリーダライタにかざしてください。」等のメッセージを表示する。POS端末5は上記メッセージを表示するとICカードリーダライタ6はICカード7または携帯電話8との送受信の準備を行う。
S1303:ICカードリーダライタ6が送受信の準備を行うと利用者は所持しているICカード7または携帯電話8をICカードリーダライタ6にかざす。ICカードリーダライタ6は接近したICカード7または携帯電話8と通信を行ない会員ID等の送信を要求する電文を送信し、その電文を受信したICカード7または携帯電話8は記憶部に記憶した会員ID32および会員ポイント情報33をICカードリーダライタ6へ送信する。
S1304:ICカードリーダライタ6がICカード7または携帯電話8から会員ID32および会員ポイント情報33を受信するとPOS端末5はICカードリーダライタ6が受信した会員ID32および会員ポイント情報33を読取る。
S1305:POS端末5はICカードリーダライタ6から会員ID32および会員ポイント情報33を読取ると商品の購入金額に応じた会員ポイント数を算出し、その算出した会員ポイント数と読取った会員ポイント情報33を加算する。
S1306:POS端末5は加算した会員ポイント数をICカードリーダライタ6によりICカード7または携帯電話8へ送信する。
S1307:ICカード7または携帯電話8はICカードリーダライタ6から加算した会員ポイント数を受信するとその加算した会員ポイント数を記憶部の会員ポイント情報33に記憶する。
S1308:ICカード7または携帯電話8は加算した会員ポイント数を記憶部の会員ポイント情報33に記憶するとPOS端末5はその加算した会員ポイント数を表示手段に表示する。
このように利用者が店舗において商品を購入した場合、その利用者が所持するICカード7または携帯電話8に記憶する会員ポイント数が加算される。
次に、自動取引装置において現金引出し取引を行なう場合について図14のSに示すステップにしたがって説明する。
S1401:自動取引装置1は図示しないセンサにより利用者の接近を検知すると第1の実施例と同様に図6の第1の実施例を示す取引選択画面を利用者操作表示部21の表示部に表示する。この取引選択画面には「お引き出し」、「残高照会」、「ショッピング」、「お預入れ」および「キャッシング」等の取引を選択するボタンを表示する。利用者がこの取引選択画面の「お引き出し」ボタンを押下すると自動取引装置1の制御部25は現金引出し取引を開始する。
S1402:制御部25が現金引出し取引を開始すると利用者操作表示部21は第1の実施例と同様に図7の第1の実施例を示すカード挿入誘導画面を表示部に表示する。利用者は所持しているキャッシュカードをカードリーダプリンタ部22のカード挿入排出口に挿入する。カードリーダプリンタ部22は挿入されたキャッシュカードの磁気ストライプ等に記録された利用者の口座番号等を読取る。
カードリーダプリンタ部22が口座番号等を読取ると利用者操作表示部21は暗証番号を入力する暗証番号入力画面を表示部に表示する。利用者はその暗証番号入力画面に表示された数字ボタン等を押下して暗証番号を入力する。
S1403:利用者が暗証番号を入力すると自動取引装置1の制御部25は通信部253の制御により中継装置3を介して提携金融機関ホストコンピュータ4へキャッシュカードから読取った利用者の口座番号および入力された暗証番号を送信する。口座番号および暗証番号を受信した提携金融機関ホストコンピュータ4は利用者が本人であること認証して本人であることが確認できるとその旨の電文を自動取引装置1へ送信する。
S1404:自動取引装置1の制御部25は本人であることが確認できた旨の電文を受信すると利用者操作表示部21により引出し金額を入力する引出し金額入力画面を表示部に表示する。利用者はこの引出し金額入力画面に表示された数字ボタン等を押下して希望する引出し金額を入力する。
S1405:利用者が引出し金額を入力すると利用者操作表示部21は「会員ポイントを読み取ります。ICカードまたは携帯電話を読取り部に置いてください。」等のメッセージを表示部に表示するとともに会員ポイント処理部252の指令によりICカードリーダライタ部23はICカード7または携帯電話8から情報を取得する準備を行う。
S1406:利用者操作表示部21はメッセージを表示部に表示すると利用者は所持しているICカード7または携帯電話8を自動取引装置1の前面に配置された読取り書込み部へ接近させる。ICカードリーダライタ部23は接近したICカード7または携帯電話8と通信を行ない銀行識別情報31、会員ID32および会員ポイント情報33の送信を要求する電文を送信し、その電文を受信したICカード7または携帯電話8は記憶部に記憶した銀行識別情報31、会員ID32および会員ポイント情報33をICカードリーダライタ部23へ送信する。このとき利用者操作表示部21は第1の実施例と同様に図8の第1の実施例を示す通信中画面を表示部に表示する。
S1407:ICカードリーダライタ部23がICカード7または携帯電話8から銀行識別情報31、会員ID32および会員ポイント情報33を受信すると制御部25は通信部253によりネットワーク2を介して引出し要求の取引電文および銀行識別情報31、会員ID32ならびに会員ポイント情報33を中継装置3へ送信する。なお、上記引出し要求の取引電文には引出し金額等の取引金額が含まれている。
S1408:中継装置3が引出し要求の取引電文および銀行識別情報31、会員ID32ならびに会員ポイント情報33を受信するとネットワーク2を介して受信した引出し要求の取引電文および銀行識別情報31、会員ID32ならびに会員ポイント情報33を提携金融機関ホストコンピュータ4へ送信する。
S1409:提携金融機関ホストコンピュータ4は引出し要求の取引電文および銀行識別情報31、会員ID32ならびに会員ポイント情報33を受信するとその引出し取引に必要な正規の手数料を算出する。
S1410:提携金融機関ホストコンピュータ4は正規の手数料を算出すると受信した会員ポイント情報33から割引後の手数料および更新後の会員ポイントを算出する。
S1411:提携金融機関ホストコンピュータ4は割引後の手数料、引出し要求の取引電文から引出し取引の可否を判断し、引出し取引が可能であれば利用者の口座から希望する引出し金額に割引後の手数料を加えた金額を差し引く口座残高を更新する処理を行う。
S1412:提携金融機関ホストコンピュータ4は割引後の手数料の金額を含む引出し取引を許可する電文および銀行識別情報31、会員ID32ならびに更新後の会員ポイントを中継装置3へ送信する。
S1413:中継装置3は受信した引出し取引を許可する電文および銀行識別情報31、会員ID32ならびに更新後の会員ポイントを自動取引装置1へ送信する。
S1414:自動取引装置1は引出し取引を許可する電文および銀行識別情報31、会員ID32ならびに更新後の会員ポイントを受信すると会員ポイント処理部252の指令によりICカードリーダライタ部23は受信した更新後の会員ポイントをICカード7または携帯電話8へ送信する。また、利用者操作表示部21は第1の実施例と同様に図8に示す通信中画面を表示部に表示する。
S1415:ICカード7または携帯電話8は更新後の会員ポイントを受信するとその更新後の会員ポイントを記憶部の会員ポイント情報33に記憶する。
S1416:ICカード7または携帯電話8が更新後の会員ポイントを記憶部の会員ポイント情報33に記憶すると自動取引装置1の入出金部24は利用者が入力した引出し金額に相当する現金を計数する。入出金部24は現金の計数が終了すると現金を紙幣入出金部および硬貨入出金部へ搬送し、利用者表示部21は第1の実施例と同様に図9の第1の実施例を示す現金受取り誘導画面を表示部に表示して利用者に現金の受取りを促す。
S1417:利用者は紙幣入出金部および硬貨入出金部へ搬送された現金を受取る。また、利用者はカードリーダプリンタ部22のカード挿入排出口から排出されたキャッシュカードおよび明細票排出口から排出され、取引内容が印刷された明細票を受取る。
S1418:利用者が現金等を受取ると利用者操作表示部21は提携金融機関ホストコンピュータ4から受信した引出し取引を許可する電文含まれる割引後の手数料の金額を第1の実施例と同様に図10の第1の実施例を示す手数料表示画面で表示部に表示する。例えば、受信した割引後の手数料が50円の場合、「割引後の手数料は50円です」等のメッセージを表示する。
また、利用者操作表示部21は提携金融機関ホストコンピュータ4から受信した更新後の会員ポイントを第1の実施例と同様に図11の第1の実施例を示す会員ポイント表示画面で表示部に表示する。例えば、受信した更新後の会員ポイントが10ポイントの場合、「あなた様のポイントは10ポイントになりました」等のメッセージを表示する。
このようにして利用者は自動取引装置1において現金引出し取引を行なう。
以上説明したように、第2の実施例では、自動取引装置が設置された店舗等で既に商品を購入して蓄積した会員ポイントに応じて自動取引装置で行う取引の手数料が割引きされるため、利用者は手数料割引のサービスを受けやすいという効果が得られる。
また、利用者は手数料割引のサービスを受けやすくなるため、店舗等に設置された自動取引装置の利用率が向上するという効果が得られる。
このように自動取引装置の利用率を向上させることができると店舗経営者は売り上げを向上させることもできるという効果も得られる。
さらに、ICカード等に会員ポイントを記憶し、その会員ポイントを通信して読取るため、利用者が自動取引装置で行う現金の引出し取引が短時間で行なえるという効果が得られる。
またさらに、利用者はICカード1枚または携帯電話1台を所持および管理すればよいので利用者に負担がかからないという効果が得られる。
第1の実施例を示す自動取引システムのシステム構成図 第1の実施例を示す自動取引装置のブロック図 第1の実施例を示すICカードおよび携帯電話に記憶するレコード形式の説明図 第1の実施例を示す会員ポイント加算のフローチャート 第1の実施例を示す現金引出し取引のフローチャート 第1の実施例を示す取引選択画面の説明図 第1の実施例を示すカード挿入誘導画面の説明図 第1の実施例を示す通信中画面の説明図 第1の実施例を示す現金受取り誘導画面の説明図 第1の実施例を示す手数料表示画面の説明図 第1の実施例を示す会員ポイント表示画面の説明図 第2の実施例を示す自動取引システムのシステム構成図 第2の実施例を示す会員ポイント加算のフローチャート 第2の実施例を示す現金引出し取引のフローチャート
符号の説明
1 自動取引装置
2 ネットワーク
3 中継装置
4 提携金融機関ホストコンピュータ
5 POS端末
6 ICカードリーダライタ
7 ICカード
8 携帯電話
9 POSサーバ
10 会員ポイント管理サーバ
21 利用者操作表示部
22 カードリーダプリンタ部
23 ICカードリーダライタ部
24 入出金部
25 制御部
251 記憶部
252 会員ポイント処理部
253 通信部
31 銀行識別情報
32 会員ID
33 会員ポイント情報

Claims (7)

  1. 利用者の操作により取引を行なう自動取引装置において、
    利用者が所持するICカードまたは携帯電話等の記憶媒体から読取った会員ポイント情報および利用者が入力した取引金額を含む取引電文を提携金融機関ホストコンピュータへ送信し、その提携金融機関ホストコンピュータが受信した該取引電文および会員ポイント情報から手数料を算出し、その手数料で取引を行なうようにしたことを特徴とする自動取引装置。
  2. 利用者が自動取引装置で入力した情報により提携金融機関ホストコンピュータが取引の可否を判断し、その結果にしたがって自動取引装置が取引を行なう自動取引システムにおいて、
    該自動取引装置が利用者のICカードまたは携帯電話等の記憶媒体から読取った会員ポイント情報および利用者が入力した取引金額を含む取引電文を該提携金融機関ホストコンピュータへ送信し、その提携金融機関ホストコンピュータが受信した該取引電文および会員ポイント情報から手数料を算出するようにしたことを特徴とする自動取引システム。
  3. 利用者の操作により取引を行なう自動取引装置において、
    利用者が所持するICカードまたは携帯電話等の記憶媒体から読取った会員IDおよび利用者が入力した取引金額を含む取引電文を提携金融機関ホストコンピュータへ送信し、その提携金融機関ホストコンピュータが受信した該取引電文から正規の手数料を算出し、その正規の手数料および受信した該会員IDを会員ポイントサーバへ送信し、その会員ポイントサーバが受信した該会員IDに基づいて検索した利用者の会員ポイントと受信した該正規の手数料から割引後の手数料を算出し、その割引後の手数料を該提携金融機関ホストコンピュータへ送信し、その提携金融機関ホストコンピュータが受信した該割引後の手数料と既に受信した該取引電文に含まれる取引金額から算出した金額で該利用者の口座残高を更新し、その取引を行なうようにしたことを特徴とする自動取引装置。
  4. 利用者が自動取引装置で入力した情報により提携金融機関ホストコンピュータが取引の可否を判断し、その結果にしたがって自動取引装置が取引を行なう自動取引システムにおいて、
    該自動取引装置が利用者のICカードまたは携帯電話等の記憶媒体から読取った会員IDおよび利用者が入力した取引金額を含む取引電文を該提携金融機関ホストコンピュータへ送信し、その提携金融機関ホストコンピュータが受信した該取引電文から正規の手数料を算出し、その正規の手数料および受信した該会員IDを会員ポイントサーバへ送信し、その会員ポイントサーバが受信した該会員IDに基づいて検索した利用者の会員ポイントと受信した該正規の手数料から割引後の手数料を算出し、その割引後の手数料を該提携金融機関ホストコンピュータへ送信し、その提携金融機関ホストコンピュータが受信した該割引後の手数料と既に受信した該取引電文に含まれる取引金額から算出した金額で該利用者の口座残高を更新し、その取引を該自動取引装置で行なうようにしたことを特徴とする自動取引システム。
  5. 商品に貼付されたバーコードを読取って販売処理するPOS端末において、
    利用者が所持するICカードまたは携帯電話等の記憶媒体から読取った会員IDおよびバーコードで読取った商品の購入金額を会員ポイントサーバへ送信し、その会員IDおよび購入金額を受信した会員ポイントサーバが該会員IDに基づいてデータベースを検索し該利用者の現在の会員ポイントを抽出し、その会員ポイントに購入金額に相当する会員ポイントを加算して算出した会員ポイントを該会員ポイントサーバから受信し、該記憶媒体に記憶させるようにしたことを特徴とするPOS端末。
  6. 会員ポイントサーバに備えたデータベースに格納した利用者の会員ポイント数を検索する会員識別情報である会員IDを記憶するようにしたことを特徴とするICカード。
  7. 会員ポイントサーバに備えたデータベースに格納した利用者の会員ポイント数を検索する会員識別情報である会員IDを記憶するようにしたことを特徴とする携帯電話。
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