JP2018159852A - 定着装置及び画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
Description
図1は本発明の実施の形態に係る画像形成装置の構成を示す概略構成図である。図2は本発明の実施の形態に係る定着装置(離間状態)の構成の一例を示す概略断面図である。図3は本発明の実施の形態に係る定着装置(圧接状態)の構成の他の一例を示す概略断面図である。
図1に示すように、画像形成装置10の装置本体10Aの内部には、入力される画像データをY、M、C、Kの4色の階調データに変換する画像処理を行う画像処理部12が設けられている。
図1に示すように、各色の画像形成ユニット16は、すべて同様に構成されている。そして、画像形成ユニット16は、回転する円柱状の像保持体34と、像保持体34の表面を帯電させる帯電器36と、を備えている。
一次転写ユニット18は、無端状の中間転写ベルト42と、中間転写ベルト42が巻き掛けられ、図示しないモータにより回転駆動して中間転写ベルト42を矢印A方向に周回させる駆動ロール46と、を備えている。また、一次転写ユニット18は、中間転写ベルト42が巻き掛けられ、中間転写ベルト42に張力を付与する張力付与ロール48と、張力付与ロール48の鉛直方向上方に配置されて中間転写ベルト42と従動回転する補助ロール50と、を備えている。また、一次転写ユニット18は、中間転写ベルト42を挟んで各色の像保持体34の反対側に各々配置される一次転写ロール52を備えている。
供給搬送ユニット30は、装置本体10A内において、画像形成ユニット16に対して鉛直方向の下方に配置され、複数の用紙Pが積載される給紙部材62を備えている。
図2及び図3に示すように、本実施の形態に係る定着装置24は、コイルユニット100、ソフトフェライト等を含む外部磁性部材102、加熱ベルト104、及び加圧ロール106を備えている。なお、図2では、加圧ロール106が、加熱ベルト104と離間した離間位置に移動された離間状態の一例を示している。また、図3では、加圧ロール106が、加熱ベルト104と接触して、加熱ベルト104を加圧する加圧位置に移動された圧接状態の一例を示している。
画像形成装置10は、搬送経路60に沿って定着装置24の用紙搬送方向の上流側に設けられた用紙検知センサ80、及び下流側に設けられた用紙検知センサ82を備えている。本実施の形態に係る用紙検知センサ80、82は、一例として、一組の発光素子及び受光素子を備えた反射型のセンサである。用紙検知センサ80、82は、発光素子から設置位置に対応する搬送経路60上の検知位置に対して光を照射する。また、用紙検知センサ80、82は、受光素子で受光した光量に応じた信号レベルの信号(以下、「検知信号」という。)を出力する。用紙Pが上記検知位置を搬送されている期間は、発光素子から照射された光が用紙Pにより反射される。従って、用紙検知センサ80、82は、用紙Pが上記検知位置を搬送されている期間と搬送されていない期間で異なる信号レベルの検知信号を出力する。
まず、画像処理部12から各色のLEDヘッド32に各色の階調データが順次出力される。そして、LEDヘッド32から階調データに応じて出射された露光光は、帯電器36によって帯電した像保持体34の表面に照射される。これにより、像保持体34の表面には静電潜像が形成される。像保持体34上に形成された静電潜像は、各色の現像器38によって現像され、各々Y、M、C、Kの各色のトナー画像として可視化される。
次に、画像形成装置10の電気系構成について説明する。図4は本発明の実施の形態に係る画像形成装置の電気系の要部構成の一例を示すブロック図である。
次に、加圧ロールの接離制御について説明する。
本実施の形態では、図2及び図3に示すように、加圧ロール106は、偏芯カム200を備えたラッチ機構により、離間位置と加圧位置との間で移動される。画像形成の前後は、加圧ロール106は離間位置にある。画像形成を行う際に、ラッチ機構により加圧ロール106が圧接位置に移動されて、加熱ベルト104に圧接される。離間位置から加圧位置への移動が「加圧方向」の移動であり、加圧位置から離間位置への移動が「離間方向」の移動である。
次に、加圧ロールの接離制御下での「電流値の変化」について説明する。
図5は電流値の時系列データの一例を示すグラフである。縦軸は電流値の大きさ(単位:アンペア)を表し、横軸は時間を表す。
次に、偏芯カムの形状について説明する。
図6はカム曲線の一例を示すグラフである。図7は偏芯カムの構成の一例を示す模式図である。図7に示すように、偏芯カム200は、楕円状の平板である。回転軸202は、偏芯カム200の中心点から離れた位置にある。偏芯カム200は、回転軸202から周面までの距離(径)が小さい小径部と、回転軸202から周面までの距離(径)が大きい大径部とを備えている。
次に、接離制御プログラムについて説明する。
図8は接離制御プログラムの処理の手順の一例を示すフローチャートである。接離制御プログラムは、ROM122に予め記憶されており、CPU120によってROM122から読み出されて実行される。接離制御プログラムは、利用者からの画像形成指示を受け付けると実行が開始される。なお、画像形成指示と共に、画像情報と画像形成枚数等の画像形成情報とが取得される。
ここで、「劣化診断処理」について説明する。
図9は加圧ロール106が経時劣化した場合の電流値の時系列データの一例を示すグラフである。縦軸は電流値の大きさ(単位:アンペア)を表し、横軸は時間を表す。加圧ロール106が経時劣化した場合の電流値の時系列データを実線で示す。なお、比較のために、加圧ロール106が初期状態にある場合の電流値の時系列データを点線で示す。
なお、上記実施の形態で説明した画像形成装置及び定着装置の構成は一例であり、本発明の主旨を逸脱しない範囲内においてその構成を変更してもよいことは言うまでもない。
12 画像処理部
14 トナーカートリッジ
16 画像形成ユニット
18 一次転写ユニット
22 二次転写ロール
24 定着装置
26 排出部
28 排出ロール
30 供給搬送ユニット
32 LEDヘッド
34 像保持体
36 帯電器
38 現像器
39 現像ロール
42 中間転写ベルト
46 駆動ロール
48 張力付与ロール
50 補助ロール
52 一次転写ロール
56 清掃ブレード
60 搬送経路
62 給紙部材
64 給紙ロール
66 分離ロール
68 ロール
70 両面搬送装置
72 両面搬送経路
74 搬送ロール
76 搬送ロール
80 用紙検知センサ
82 用紙検知センサ
100 コイルユニット
102 外部磁性部材
104 加熱ベルト
106 加圧ロール
108 励磁コイル
110 押圧パッド
112 内部磁性部材
114 芯金
116 スポンジ弾性層
126 記憶部
128 通信回線I/F部
130 操作表示部
132 第1モータ
133 第2モータ
134 トルク検出部
136 画像形成部
138 バス
200 偏芯カム
202 回転軸
246 回転軸
248 可動アーム
248a 外側可動アーム
248b 内側可動アーム
249 回転軸
270 コイルバネ
272 カムフォロワ
Claims (8)
- 駆動部により回転される加圧部材と、前記加圧部材の回転に伴って回転する定着部材とを備え、前記加圧部材と前記定着部材との間に画像が形成された記録媒体を挟んで加圧することにより前記画像を定着する定着部と、
偏芯カムを備え、前記偏芯カムの回転により前記加圧部材を、加圧方向及び前記定着部材から離間する離間方向に移動させる移動機構と、
前記駆動部に流れる電流を検出する検出部と、
前記定着部が定着動作を行うように前記駆動部を制御すると共に、前記検出部で検出された電流の大きさに基づいて、前記加圧部材が前記加圧方向及び前記離間方向に移動するように前記移動機構を制御する制御部と、
を備えた定着装置。 - 前記制御部は、
前記加圧部材が前記加圧方向に移動するように前記移動機構を制御した後、
前記検出部で検出された電流の大きさの単位時間当たりの平均値が、第1閾値以上になった場合に、前記偏芯カムの回転が停止するように前記移動機構を制御する、
請求項1に記載の定着装置。 - 利用者に情報を表示する表示部を更に備え、
前記制御部は、
前記検出部で検出された電流の大きさの単位時間当たりの平均値が、前記第1閾値以上にならず且つ前記第1閾値より小さい第2閾値未満の場合は、前記表示部を制御して利用者に前記加圧部材の交換時期が到来した旨のメッセージを表示する、
請求項2に記載の定着装置。 - 前記制御部は、
前記加圧部材が前記離間方向に移動するように前記移動機構を制御した後、
前記検出部で検出された電流の大きさの単位時間当たりの平均値が、前記第1閾値及び前記第2閾値より小さい第3閾値以下になった場合に、前記偏芯カムの回転が停止するように前記移動機構を制御する、
請求項2または請求項3に記載の定着装置。 - 前記制御部は、
前記検出部で検出された電流の大きさが前記第1閾値以上となった場合に、前記加圧部材が前記定着部材に圧接された圧接状態を検知する、
請求項2に記載の定着装置。 - 前記制御部は、
前記検出部で検出された電流の大きさが前記第3閾値以下となった場合に、前記加圧部材が前記定着部材から離間された離間状態を検知する、
請求項4に記載の定着装置。 - 駆動部により回転される加圧部材と、前記加圧部材の回転に伴って回転する定着部材とを備え、前記加圧部材と前記定着部材との間に画像が形成された記録媒体を挟んで加圧することにより前記画像を定着する定着部と、
偏芯カムを備え、前記偏芯カムの回転により前記加圧部材を、加圧方向及び前記定着部材から離間する離間方向に移動させる移動機構と、
前記駆動部に流れる電流を検出する検出部と、
前記定着部が定着動作を行うように前記駆動部を制御すると共に、前記検出部で検出された電流の大きさに基づいて、前記加圧部材が圧接位置か離間位置かのいずれに位置するかを判定する判定部と、
を備えた定着装置。 - 記録媒体に画像を形成する画像形成部と、
請求項1から請求項7までのいずれか1項に記載の定着装置と、
を備えた画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2017057708A JP2018159852A (ja) | 2017-03-23 | 2017-03-23 | 定着装置及び画像形成装置 |
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