JP2018158816A - シート搬送装置、およびこれを備えた画像形成装置 - Google Patents

シート搬送装置、およびこれを備えた画像形成装置 Download PDF

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【課題】シート搬送路において詰まったシートを容易に取り出すことが可能なシート搬送装置、およびこれを備えた画像形成装置を提供することを目的とする。【解決手段】シート搬送装置5は、第1搬送ローラー対211と、第2搬送ローラー対212と、開閉カバー50と、シート引出機構5Tと、を備える。シート引出機構5Tは、第1ニップローラー61と、第2ニップローラー62と、連動機構5Sと、を備える。連動機構5Sは、下部筐体21に対する開閉カバー50の開放動作に連動して、両面搬送路SPに存在するシートPを第1ニップローラー61および第2ニップローラー62によって挟持するように、第1ニップローラー61または第2ニップローラー62を移動させる。【選択図】図2

Description

本発明は、シートを搬送するシート搬送装置、およびこれを備えた画像形成装置に関する。
従来、シートを搬送するシート搬送装置は、装置本体と、シート搬送路と、複数の搬送ローラー対と、を備える。複数の搬送ローラー対が、回転駆動されると、シートがシート搬送路上を搬送される。特許文献1には、装置本体に対して開閉可能なカバーが備えられた技術が開示されている。カバーが開放されることで、シート搬送路上で詰まったシートが除去可能とされる。また、特許文献2に記載された技術では、シート搬送装置は、カバーの開放動作に連動して、シートを引き出す搬送補助ローラーを有する。搬送補助ローラーは、シート搬送路に対してカバーとは反対側で、シート搬送路に対向して配置される。搬送補助ローラーが、シートのシート面をカバー側に押圧することで、シートが装置本体の外側に向かって引き出される。
特開2012−225963号公報 特開2008−233422号公報
特許文献1に記載された技術では、カバーが開放された際に、シートが複数の搬送ローラー対に挟持されている。この場合、シートを取り除くために、使用者は、装置本体の内部で作業をする必要がある。また、使用者がシートを無理に引き出そうとすると、シートが破断する恐れがある。また、特許文献2に記載された技術においても、シートが複数の搬送ローラー対に挟持されている状態で、搬送補助ローラーがシートを引き出そうとした場合、搬送ローラー対のニップ圧が高いことによってシートの引き出しが安定して実現されにくい。また、この場合も、シートの破断が発生する恐れがある。
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、シート搬送路において詰まったシートを容易に取り出すことが可能なシート搬送装置、およびこれを備えた画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明の一局面に係るシート搬送装置は、ハウジングと、シートが所定の搬送方向に沿って搬送されるように前記ハウジング内に配設された搬送路と、前記搬送路に配置され、前記シートを前記搬送方向に搬送する第1搬送部材と、前記第1搬送部材よりも前記搬送方向下流側で前記搬送路に配置され、前記シートを前記搬送方向に搬送する第2搬送部材と、前記搬送路に沿って配置され、前記ハウジングに対して前記搬送路と交差する方向に開閉可能とされ、前記搬送路のうち少なくとも前記第1搬送部材と前記第2搬送部材との間に位置する領域を前記ハウジングの外部に開放することが可能な開閉カバーと、前記ハウジングに対する前記開閉カバーの開放動作に連動して、前記搬送路に存在する前記シートを前記ハウジングの外部に引き出すことが可能なシート引出機構と、を備え、前記シート引出機構は、前記開閉カバーに支持され、前記第1搬送部材と前記第2搬送部材との間において前記搬送路に対向して配置され、前記シートに当接可能な第1当接部材と、前記開閉カバーに支持され、前記第1当接部材に対向して配置された、第2当接部材と、前記ハウジングに対する前記開閉カバーの開放動作に連動して、前記シートを前記第1当接部材および前記第2当接部材によって挟持するように前記第1当接部材および前記第2当接部材のうちの少なくとも一方を移動させる、連動機構と、を有する。
本構成によれば、シートが第1搬送部材および第2搬送部材にニップされた状態でシートが詰まった場合であっても、シートを搬送路から容易かつ確実に引き出すことができる。この結果、使用者はシートを容易に取り除くことができる。
上記の構成において、前記第1当接部材は、前記開閉カバーとは反対側で前記搬送路に対向して配置され、前記第2当接部材は、前記開閉カバー側から前記搬送路に対向して配置されることが望ましい。
本構成によれば、第1当接部材および第2当接部材によって、シートを安定して挟持することができる。
上記の構成において、前記連動機構は、前記開閉カバーの開放動作に連動して、前記第1当接部材に近づくように前記第2当接部材を移動させることが望ましい。
本構成によれば、第1当接部材と開閉カバーとの間の空間を利用して、第2当接部材の可動範囲を設定することができる。
上記の構成において、前記連動機構は、前記開閉カバーの開放動作に連動して、前記第2当接部材が、前記シートのシート面のうち前記第1当接部材と前記第1搬送部材との間に位置する部分、または、前記シートのシート面のうち前記第1当接部材と前記第2搬送部材との間に位置する部分に当接するように、前記第2当接部材を移動させることが望ましい。
本構成によれば、搬送方向におけるシートの一端側または他端側を第1当接部材に巻き付けることができる。このため、シートを更に容易に取り出すことができる。
上記の構成において、前記第1当接部材は、前記第2当接部材に向かって凸形状の第1外周部を備え、前記第2当接部材は、前記第1当接部材の前記第1外周部が嵌りこむように、前記第1外周部に向かって凹形状の第2外周部を備え、前記第1外周部および前記第2外周部によって、前記シートが挟持されることが望ましい。
本構成によれば、シートを開閉カバーとは反対側に撓ませた状態で、シートをハウジングの外部に引き出すことができる。
上記の構成において、前記第1当接部材は、前記開閉カバー側から前記搬送路に対向して配置され、前記第2当接部材は、前記搬送路に対して前記開閉カバー側で前記搬送方向に所定の間隔をおいて前記第1当接部材に隣接するように配置され、前記シート引出機構は、前記搬送路を挟んで前記開閉カバーとは反対側に配置され、前記開閉カバーの開放動作に連動して、前記シートのシート面を前記開閉カバー側に押し出す押し出し部材を更に備え、前記開閉カバーの開放動作に連動して、前記第1当接部材および前記第2当接部材が互いに近づくように前記第1当接部材および前記第2当接部材のうちの少なくとも一方を移動させるとともに、前記押し出し部材によって押し出された前記シートを前記第1当接部材および前記第2当接部材によって挟持することが望ましい。
本構成によれば、押し出し部材によってシートを確実に開閉カバー側に押し出すとともに、第1当接部材および第2当接部材によってシートを挟持することができる。このため、搬送路において詰まったシートを容易かつ確実に取り出すことができる。
上記の構成において、前記連動機構は、前記開閉カバーが前記ハウジングに対して開方向に移動する移動動作に連動して、前記シートを前記第1当接部材および前記第2当接部材によって挟持することが望ましい。
本構成によれば、開閉カバーの移動動作に応じて、速やかにシートを挟持することができる。また、開閉カバーがレバーを備えていない場合でも、シートを容易に取り出すことができる。
上記の構成において、前記開閉カバーは、カバー本体と、前記カバー本体に対して回動可能とされ、前記開閉カバーの開閉動作において操作されるレバーと、を備え、前記連動機構は、前記開閉カバーの開放動作に際して前記レバーが回動される回動動作に連動して、前記シートを前記第1当接部材および前記第2当接部材によって挟持することが望ましい。
本構成によれば、開閉カバーがハウジングに対して開放される際には、既にシートが挟持されている。したがって、シートを確実に引き出すことができる。
本発明の他の局面に係る画像形成装置は、シートに画像を形成する画像形成部と、上記の何れかに記載のシート搬送装置と、を備えることを特徴とする。
本構成によれば、シート搬送路において詰まったシートを容易に取り出すことが可能な画像形成装置が提供される。
本発明によれば、シート搬送路において詰まったシートを容易に取り出すことが可能なシート搬送装置、およびこれを備えた画像形成装置が提供される。
本発明の第1実施形態に係る画像形成装置の断面図である。 本発明の第1実施形態に係るシート搬送装置の断面図である。 本発明の第1実施形態に係るシート搬送装置の断面図である。 本発明の第1実施形態に係るシート搬送装置の断面図である。 本発明の第2実施形態に係るシート搬送装置の断面図である。 本発明の第2実施形態に係るシート搬送装置の断面図である。 本発明の第3実施形態に係るシート搬送装置の断面図である。 本発明の変形実施形態に係るシート搬送装置の拡大断面図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明の一実施形態について説明する。図1は、本発明の第1実施形態に係る画像形成装置1の内部断面図である。図1に示される画像形成装置1は、いわゆるモノクロプリンター機であるが、他の実施形態において、画像形成装置は、カラープリンター、ファクシミリ装置、これらの機能を備える複合機やトナー画像をシートに形成するための他の装置であってもよい。尚、以下の説明で用いられる「上」や「下」、「前」や「後」、「左」や「右」といった方向を表す用語は、単に、説明の明瞭化を目的とするものであり、画像形成装置の原理を何ら限定するものではない。また、以下の説明において、「シート」との用語は、コピー用紙、コート紙、OHPシート、厚紙、葉書、トレーシングペーパーや画像形成処理を受ける他のシート材料或いは画像形成処理以外の任意の処理を受けるシート材料を意味する。
画像形成装置1は、略直方体形状の主筐体2を含む。主筐体2は、略直方体形状の下部筐体21と、下部筐体21の上方に配設される略直方体形状の上部筐体22と、下部筐体21と上部筐体22とを連結する連結筐体23とを含む。連結筐体23は、主筐体2の右縁及び背面縁に沿って延びる。下部筐体21、上部筐体22及び連結筐体23で囲まれる排出空間24に印刷処理が施与されたシートが排出される。特に、本実施形態では、下部筐体21の上面部に配置された排紙部241、および排紙部241の上方に配置される排紙トレイ242に、シートが排紙される。上部筐体22内には、主に原稿の画像を読み取るための機器や画像形成装置1の全体の制御を司る電子回路が収容される。
画像形成装置1は、カセット110と、給紙部11と、レジストローラー対116と、画像形成部120とを備える。給紙部11は、ピックアップローラー112と、給紙ローラー113と、を備える。給紙部11は、シート搬送路PPにシートPを送り出す。シート搬送路PPは、給紙部11から、レジストローラー対116を介して、画像形成部120内に配設された転写位置TPを通過するように配設された搬送路である。
カセット110は、内部にシートPを収容する。カセット110内に収容されたシートPは、下部筐体21内で上方に送り出される。カセット110は、シートPを支持するリフト板111を備える。リフト板111は、シートPの先頭縁を上方に押し上げるように傾斜する。
ピックアップローラー112は、リフト板111によって上方に押し上げられたシートPの先頭縁上に配置される。ピックアップローラー112が回転すると、シートPはカセット110から引き出される。給紙ローラー113は、ピックアップローラー112のシート搬送方向下流側に配設される。給紙ローラー113は、シートPを更にシート搬送方向の下流側に送り出す。
レジストローラー対116は、シート搬送方向と直交する方向のシートの位置を規定する。これにより、シートP上に形成される画像の位置が調整される。レジストローラー対116は、画像形成部120において、シートPにトナー画像が転写されるタイミングに合わせて、シートPを画像形成部120に搬送する。また、レジストローラー対116は、シートPの斜行(スキュー)を補正する機能を備える。
画像形成部120は、感光体ドラム121と、帯電器122と、露光装置123と、現像装置124と、トナーコンテナ125と、転写ローラー126と、クリーニング装置127と、を備える。
転写ローラー126は、転写位置TPにおいて、感光体ドラム121の周面に対向して配設される。転写位置TPにおいて、感光体ドラム121の周面に形成されたトナー画像が、シートPに転写される。
画像形成装置1は、画像形成部120よりも搬送方向下流側に、シートP上のトナー画像を定着させる定着装置130を更に備える。定着装置130は、シートP上のトナーを溶融させる加熱ローラー131と、シートPを加熱ローラー131に密着させる圧力ローラー132と、を備える。シートPが加熱ローラー131と圧力ローラー132との間を通過すると、トナー画像は、シートPに定着される。
画像形成装置1は、定着装置130の下流に配設された搬送ローラー対133と、搬送ローラー対133の下流に配設された切り替え部70と、下排出ローラー134と、上排出ローラー135と、を更に備える。切り替え部70は、搬送ローラー対133のシート搬送方向下流側において、シートPの搬送方向を切り替える機能を備える。
また、画像形成装置1は、シート搬送装置5を備える。シート搬送装置5は、感光体ドラム121の右側に配置される。シート搬送装置5は、両面画像形成時に、おもて面に画像が形成されたシートPを転写位置TPよりも上流側のシート搬送路PPに合流させることで、シートPのうら面への画像形成を可能とする。シート搬送装置5は、搬送ユニット5Aと、両面搬送路SP(搬送路)と、開閉カバー50と、を備える。
両面搬送路SPは、下部筐体21(ハウジング)の右壁21Rの内側であって、前述のシート搬送路SPの右方において上下方向に沿って延びている。両面搬送路SPは、シートPが下方向(所定の搬送方向)に沿って搬送されるように下部筐体21内に配設された搬送路である。
開閉カバー50は、両面搬送路SPに沿って配置されている。開閉カバー50は、下部筐体21に対して両面搬送路SPと交差する方向に開閉可能とされる。本実施形態では、開閉カバー50は、左右方向に沿ってスライド移動することで、下部筐体21に対して開閉する。他の実施形態において、開閉カバー50は、下端部に配置された不図示の支点部を中心に回動することで、下部筐体21に対して開閉してもよい。開閉カバー50が開放されると、両面搬送路SPが下部筐体21の外部に露出する。
搬送ユニット5Aは、下部筐体21の内部において、開閉カバー50の左方に配置されるユニットである。搬送ユニット5Aの右側面は、前述の両面搬送路SPを画定する。また、搬送ユニット5Aの左側面は、シート搬送路SPを画定する。搬送ユニット5Aが開閉カバー50とともに下部筐体21に対して開放されると、シート搬送路PPが下部筐体21の外部に露出する。
図2乃至図4は、本実施形態に係るシート搬送装置5の断面図である。なお、図2は、下部筐体21に対して開閉カバー50が閉じられた状態を示し、図3は、下部筐体21から開閉カバー50が開放される際の様子を示している。また、図4は、シート搬送装置5において、第2ニップローラー62を移動させる駆動機構を示した図であり、後記の取っ手501が使用者によって把持された状態を示す図である。
シート搬送装置5は、両面搬送路第1搬送ローラー対211(第1搬送部材)と、第2搬送ローラー対212(第2搬送部材)と、シート引出機構5Tと、を更に備える。シート引出機構5Tは、第1ニップローラー61(第1当接部材)と、第2ニップローラー62(第2当接部材)と、連動機構5S(図4)と、を備える。
第1搬送ローラー対211は、両面搬送路SPに配置され、シートPを前記搬送方向に搬送する。第1搬送ローラー対211は、1つの駆動ローラーと1つの従動ローラーとを備える。第1搬送ローラー対211は、下部筐体21に回転可能に支持されている。なお、他の実施形態において、第1搬送ローラー対211のうちの右側のローラーが開閉カバー50に回転可能に支持される態様でもよい。
第2搬送ローラー対212は、第1搬送ローラー対211よりも前記搬送方向下流側で両面搬送路SPに配置され、シートPを前記搬送方向に搬送する。第2搬送ローラー対212は、1つの駆動ローラーと1つの従動ローラーとを備える。第2搬送ローラー対212は、下部筐体21に回転可能に支持されている。なお、他の実施形態において、第2搬送ローラー対212のうちの右側のローラーが開閉カバー50に回転可能に支持される態様でもよい。
開閉カバー50は、下部筐体21に対して開閉可能とされ、両面搬送路SPのうち少なくとも第1搬送ローラー対211と第2搬送ローラー対212との間に位置する領域を下部筐体21の外部に開放することが可能とされている。本実施形態では、開閉カバー50は、左右方向に沿ってスライド移動することで、下部筐体21に対して開閉する。他の実施形態において、開閉カバー50は、下端部に配置された不図示の支点部を中心に回動することで、下部筐体21に対して開閉してもよい。また、開閉カバーが開けられると、両面搬送路SPのうち第1搬送ローラー対211よりも上方の領域、または、第2搬送ローラー対212よりも下方の領域も、下部筐体21の外部に開放されてもよい。
図4を参照して、開閉カバー50は、カバー本体500と、取っ手501(レバー)と、を備えている。カバー本体500は、開閉カバー50の本体部分であり、上下および前後方向に沿って延びる矩形形状を備えている。カバー本体500は、支持板51(図2)を備える。支持板51は、カバー本体500から下部筐体21の内部に進入するように延びる板状部材である。支持板51は、カバー本体500の前後方向の両端部に一対設けられている。支持板51は、支持部52(図3)を備える。支持部52は、支持板51において水平方向に沿って延びている。前述の第1ニップローラー61は、支持部52の先端部(左端部)に支持されている。また、前述の第2ニップローラー62は、第1ニップローラー61とカバー本体500との間で、左右方向にスライド移動可能なように支持部52に支持されている。詳しくは、支持部51には、第2ニップローラー62の軸部を移動可能にガイドする溝部が形成されている。取っ手501は、カバー本体500の上端部に配置されている。取っ手501は、カバー本体500に対して回動可能とされ、開閉カバー50の開閉動作において使用者によって把持される(操作される)。なお、前述のように、図4では、取っ手501が使用者によって把持されることで、取っ手501がカバー本体500に対して回動した状態を示している。取っ手501が把持されていない状態では、取っ手501は開閉カバー50のカバー本体500に沿って収納されている。
シート引出機構5Tは、下部筐体21に対する開閉カバー50の開放動作に連動して、両面搬送路SPに存在するシートPを下部筐体21の外部に引き出すことが可能である。ここで、下部筐体21に対する開閉カバー50の開放動作には、開閉カバー50の移動動作に加え、開放動作に際して後記の取っ手501が使用者によって把持される動作を含む。
第1ニップローラー61は、第1搬送ローラー対211と第2搬送ローラー対212との間において両面搬送路SPに対向して配置されている。詳しくは、第1ニップローラー61は、開閉カバー50とは反対側で両面搬送路SPに対向して配置されている。第1ニップローラー61は、開閉カバー50の開放動作に伴って、シートPに当接可能とされている。なお、開閉カバー50が下部筐体21に対して閉じられた状態では、第1ニップローラー61は、両面搬送路SPから左方に退避した位置に配置されている。
第2ニップローラー62は、第1ニップローラー61に対向して配置されている。また、第2ニップローラー62は、第1搬送ローラー対211と第2搬送ローラー対212との間において両面搬送路SPに対向して配置されている。詳しくは、第2ニップローラー62は、開閉カバー50側から両面搬送路SPに対向して配置されている。第2ニップローラー62は、開閉カバー50の開放動作に伴って、シートPに当接可能とされている。第2ニップローラー62は、第1ニップローラー61との間でシートPを挟持する。なお、開閉カバー50が下部筐体21に対して閉じられた状態では、第2ニップローラー62は、両面搬送路SPに対して右方に間隔をおいて配置されている。
なお、第1ニップローラー61および第2ニップローラー62は、シートPのシート幅方向(前後方向)の全体に亘って延びる形状でもよく、また、シート幅方向の中央部のみに配置されてもよく、シート幅方向の両端部にそれぞれ一対ずつ配置されてもよい。
連動機構5Sは、下部筐体21に対する開閉カバー50の開放動作に連動して、第1搬送ローラー対211と第2搬送ローラー対212との間の両面搬送路SPに位置するシートPを下部筐体21の外部に引き出すことが可能なように、シートPを第1ニップローラー61および第2ニップローラー62によって挟持する機能を備えている。本実施形態では、連動機構5Sは、開閉カバー50の開放動作に際して取っ手501が回動される回動動作に連動して、シートPを第1ニップローラー61および第2ニップローラー62によって挟持する。この際、連動機構5Tは、第1ニップローラー61および第2ニップローラー62の少なくとも一方を移動させる。
連動機構5Sは、第1カム502と、リンク503と、を備える(図4)。リンク503は、不図示のコイルばねによって下方に付勢されている。第1カム502は、開閉カバー50の支持板51(内壁)に支軸を中心に回転可能に支持されている。第1カム502は、楕円形状を備えるカム部材である。第1カム502の一端部は、取っ手501の上端部に当接可能とされている。また、第1カム502の他端部は、リンク503の上端部と回動可能に連結されている。リンク503は、開閉カバー50の支持板51に、上下方向に沿ってスライド移動可能に支持されている。リンク503は、上下方向に延びる棒状部材であって、前後方向に所定の幅を有している。前述のように、リンク503の上端部には、第1カム502の他端部が軸支されている。リンク503は、傾斜板504を備える。傾斜板504は、リンク503の下端部に固定された三角形状を備えた部材であって、前後方向に所定の幅を有している。傾斜板504は、第2ニップローラー62の周面に対向して配置される傾斜面504Sを備える。傾斜面504Sは、右側から左側に向かって(開閉カバー50側から両面搬送路SP側に向かって)先下がりに傾斜している。
図2に示すように、開閉カバー50が下部筐体21の右壁21Rに閉じられている場合(閉状態)、第1ニップローラー61および第2ニップローラー62は、両面搬送路SPを挟んで互いに間隔をおいて配置されている。なお、第2ニップローラー62は、図2の位置に配置されるように、不図示の付勢部材によって右方に付勢されている。また、第2ニップローラー62が図2に示される位置よりも更に右方に移動することを防止するために、支持板51内のガイド溝の終端部(右端部)の位置が予め設定されている。
両面搬送路SPにおいてシートPが詰まると、画像形成装置1の不図示の表示部にシート詰まり情報が表示される。このため、使用者は開閉カバー50を開放して、シートPを取り出す。この開閉カバー50の開放動作に際して、使用者が取っ手501を把持すると(図4の矢印D41)、取っ手501は図4の矢印D42方向に回動する。この結果、取っ手501の上端部が第1カム502の一端部に上から当接し(図4の矢印D43)、第1カム502を図4の矢印D44方向に回動させる。第1カム502の回動に伴って、リンク503が上方にスライド移動される(図4の矢印D45)。そして、傾斜板504の傾斜面504Sが第2ニップローラー62の周面を押圧しながら、第2ニップローラー62を矢印D46方向に移動させる。この結果、第2ニップローラー62が第1ニップローラー61に近づくように移動し(図3の矢印D31)、第1ニップローラー61と第2ニップローラー62との間にシートPが挟持される(図3、図4)。なお、図3では、説明のために、第1ニップローラー61と第2ニップローラー62との間に僅かな隙間をおいて示しているが、実際には、第2ニップローラー62はシートPを挟むように第1ニップローラー61に押圧されている。
第1ニップローラー61および第2ニップローラー62がシートPを挟んだ状態で、使用者によって開閉カバー50が開放されると(図3の矢印D32)、シートPが下部筐体21の外側に引き出される。この際、第1ニップローラー61と第2ニップローラー62とのニップ圧が、第1搬送ローラー対211および第2搬送ローラー対212のニップ圧よりも大きく設定されているため、シートPの上端側および下端側が、それぞれ第1搬送ローラー対211および第2搬送ローラー対212のニップ部を擦り抜ける。なお、他の実施形態において、開閉カバー50の開放動作に連動して、連動機構5Sが第1搬送ローラー対211および第2搬送ローラー対212のニップ部をそれぞれ解除してもよい。
このように、本実施形態では、連動機構5Sは、下部筐体21に対する開閉カバー50の開放動作に連動して、第1搬送ローラー対211と第2搬送ローラー対212との間の両面搬送路SPに位置するシートPを第1ニップローラー61および第2ニップローラー62によって挟持するとともに、シートPを下部筐体21の外部に引き出す機能を備えている。このため、シートPが第1搬送ローラー対211および第2搬送ローラー対212にニップされた状態でシートPが詰まった場合であっても、シートPを両面搬送路SPから容易かつ確実に引き出すことができる。この結果、使用者はシートPを容易に取り除くことができる。また、本実施形態では、使用者による開閉カバー50の開放力を利用して、シートPを挟持することができる。
特に、本実施形態では、連動機構5Sは、開閉カバー50の開放動作に連動して、第1ニップローラー61に近づくように第2ニップローラー62を移動させる(図3、図4)。このため、第1ニップローラー61と開閉カバーとの間の空間を利用して、第2ニップローラー62の可動範囲を設定することができる。
また、連動機構5Sは、開閉カバー50の開放動作に際して取っ手501が回動される回動動作に連動して、シートPを第1ニップローラー61および第2ニップローラー62によって挟持する。このため、開閉カバー50が下部筐体21に対して開放される際には、既にシートPが挟持されている。したがって、シートPを確実に引き出すことができる。
次に、本発明の第2実施形態について、説明する。図5および図6は、本実施形態に係るシート搬送装置5Pの断面図である。なお、本実施形態では、先の第1実施形態と比較して、第2ニップローラー62の移動態様において相違するため、当該相違点を中心に説明し、その他の共通する点の説明を省略する。また、図5および図6では、先の第1実施形態と同様の構造、機能を備える部材については、図2〜図4と同じ符号を付している。
シート搬送装置5Pの開閉カバー50は、ガイドレール505を備えている(図6)。ガイドレール505は、支持板51(図2)に固定された湾曲したレールである。ガイドレール505内には、第2ニップローラー62の軸部が移動可能に挿入されている。
本実施形態においても、両面搬送路SPにおいてシートPが詰まった場合に、開閉カバー50の開放動作に際して、使用者が取っ手501を把持すると(図6の矢印D61)、取っ手501の上端部は図6の矢印D62方向に回動する。この結果、取っ手501が第1カム502の一端部に上から当接し(図6の矢印D63)、第1カム502を図6の矢印D64方向に回動させる。第1カム502の回動に伴って、リンク503が上方にスライド移動される(図6の矢印D65)。そして、傾斜板504の傾斜面504Sが第2ニップローラー62の周面を押圧しながら、第2ニップローラー62をガイドレール505に沿って図5の矢印D51方向に移動させる。この結果、第2ニップローラー62が第1ニップローラー61に近づくように移動し、第1ニップローラー61と第2ニップローラー62との間にシートPが挟持される(図5)。特に、本実施形態では、連動機構5Sは、開閉カバー50の開放動作に連動して、第2ニップローラー62が、シートPのシート面のうち第1ニップローラー61と第1搬送ローラー対211との間に位置する部分に当接するように、第2ニップローラー62を移動させる。この結果、図5に示すように、シートPの上端部は、開閉カバー50とは反対側に第1ニップローラー61に沿って巻きつくような姿勢となる。この結果、シートPを開閉カバー50とは反対側に撓ませた状態で、シートPを下部筐体22の外部に容易に引き出すことができる。
次に、本発明の第3実施形態について、説明する。図7は、本実施形態に係るシート搬送装置5Qの断面図である。なお、本実施形態では、先の第1実施形態と比較して、シートPが挟持される態様において相違するため、当該相違点を中心に説明し、その他の共通する点の説明を省略する。また、図7では、先の第1実施形態と同様の構造、機能を備える部材については、図2〜図4と同じ符号を付している。
シート搬送装置5Qは、両面搬送路SPと、第1搬送ローラー対211と、第2搬送ローラー対212と、開閉カバー50と、第3ニップローラー81(第1当接部材)と、第4ニップローラー82(第2当接部材)と、連動機構5QSと、を備える。
連動機構5QSは、筐体側ラックギア213と、第1ギア83と、第2カム84と、ローラー支持部85と、カバー側ラックギア86と、第2ギア87と、第3カム88と、押し出し部材89と、を備える。
筐体側ラックギア213は、下部筐体21内において水平方向に沿って延びており、下部筐体21の前後方向の両側壁にそれぞれ配置されている。この際、筐体側ラックギア213は、両面搬送路SPのシート幅方向(前後方向)の外側に配置されている。筐体側ラックギア213の下面部には不図示のギア歯が設けられている。
第1ギア83は、開閉カバー50の支持板51に回転可能に支持されている。第1ギア83の外周部に備えられた不図示のギア歯は、筐体側ラックギア213と係合している。第2カム84は、第1ギア83の下方において支持板51に回転可能に支持されている。第2カム84の外周部に備えられた不図示のギア歯は、第1ギア83と係合している。ローラー支持部85は、第2カム84の下方において、支持板51に上下方向に沿ってスライド移動可能に支持されている。ローラー支持部85の下端部には、第3ニップローラー81が支持されている。
カバー側ラックギア86は、支持板51の下端部に固定されている。カバー側ラックギア86は、開閉カバー50の前後方向の両側壁にそれぞれ配置されている。この際、カバー側ラックギア86は、両面搬送路SPのシート幅方向(前後方向)の外側に配置されている。カバー側ラックギア86は、水平方向に沿って延びている。カバー側ラックギア86の上面部には不図示のギア歯が設けられている。第2ギア87は、下部筐体21に回転可能に支持されている。第2ギア87の外周部に備えられた不図示のギア歯は、カバー側ラックギア86と係合している。第3カム88は、第2ギア87の右上方において下部筐体21に回転可能に支持されている。第3カム88の外周部に備えられた不図示のギア歯は、第2ギア87と係合している。押し出し部材89は、第3カム88の右方において、左右方向に沿ってスライド移動可能なように下部筐体21に支持されている。押し出し部材89は、左右方向に延びる棒状部材である。押し出し部材89は、両面搬送路SPを挟んで開閉カバー50とは反対側に配置され、開閉カバー50の開放動作に連動して、シートPのシート面を開閉カバー50側に押し出す機能を備えている。
第3ニップローラー81は、開閉カバー50側から両面搬送路SPに対向して配置されている。また、第4ニップローラー82は、両面搬送路SPに対して開閉カバー50側でシートPの搬送方向に所定の間隔をおいて第3ニップローラー81に隣接するように両面搬送路SPに対向して配置されている。なお、本実施形態では、第4ニップローラー82は、支持板51に固定されている。
本実施形態では、連動機構5QSは、開閉カバー50が下部筐体21(図1)に対して開方向に移動する移動動作に連動して、シートPを第3ニップローラー81および第4ニップローラー82によって挟持する。図7において、開閉カバー50が矢印の方向に開放され始めると、筐体側ラックギア213と係合する第1ギア83が矢印D71方向に回転する。この結果、第2カム84が矢印D72方向に回転する。第2カム84は第3ニップローラー81を支持するローラー支持部85を下方に(矢印D73)押し下げる。この結果、第3ニップローラー81が第4ニップローラー82に近づくように移動する。
一方、上記の動きと平行して、開閉カバー50が矢印の方向に開放され始めると、カバー側ラックギア86が矢印D74方向に移動する。この結果、第2ギア87が矢印D75方向に回転し、第3カム88が矢印D76方向に回転する。第3カム88の上端部が押し出し部材89の左端部を押圧することで、押し出し部材89が矢印D77方向にスライド移動する。この結果、第1搬送ローラー対211と第2搬送ローラー対212との間のシートPのシート面が右方に押しだされ、第3ニップローラー81と第4ニップローラー82との間に進入する。このタイミングで、第3ニップローラー81が第4ニップローラー82に当接することによって、シートPが第3ニップローラー81および第4ニップローラー82に挟持される。そして、更に、開閉カバー50が開放されることで、シートPが下部筐体21の外部に引き出される。
このように、本実施形態では、押し出し部材によってシートPを確実に開閉カバー50側に押し出すとともに、第3ニップローラー81および第4ニップローラー82によってシートPを挟持することができる。このため、両面搬送路SPにおいて詰まったシートPを容易かつ確実に取り出すことができる。
また、本実施形態では、開閉カバー50が下部筐体21に対して開方向に移動する移動動作に連動して、シートPが第3ニップローラー81および第4ニップローラー82に挟持される。このため、開閉カバーの移動動作に応じて、速やかにシートPを挟持することができる。また、開閉カバー50が取っ手501を備えていない場合でも、シートPを容易に取り出すことができる。
以上、本発明の各実施形態に係る画像形成装置について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば次のような変形実施形態を取ることができる。
(1)上記の第1乃至第3実施形態では、開閉カバー50の開放動作(取っ手501の回動動作)に連動して、第2ニップローラー62が第1ニップローラー61に近づく態様にて説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。第1ニップローラー61が第2ニップローラー62に近づく態様でもよく、また、第1ニップローラー61および第2ニップローラー62の両方が互いに近づくように移動する態様でもよい。すなわち、連動機構5Sは、開閉カバー50の開放動作に連動して、第1ニップローラー61および第2ニップローラー62が互いに近づくように第1ニップローラー61および第2ニップローラー62のうちの少なくとも一方を移動させることで、シートPを第1ニップローラー61および第2ニップローラー62によって挟持すればよい。
(2)更に、上記の第2実施形態では、連動機構5Sは、開閉カバー50の開放動作に連動して、第2ニップローラー62が、第1ニップローラー61と第1搬送ローラー対211との間のシートPのシート面に当接するように、第2ニップローラー62を移動させる態様にて説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。連動機構5Sは、第2ニップローラー62が、シートPのシート面のうち第1ニップローラー61と第2搬送ローラー対212との間に位置する部分に当接するように、第2ニップローラー62を移動させる態様でもよい。
(3)また、上記の第2実施形態では、第2ニップローラー62の移動する位置に応じて、シートPにループが形成される態様にて説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。図8は、本発明の変形実施形態に係るシート搬送装置5Rの断面図である。本変形実施形態では、先の第1実施形態の第2ニップローラー62の代わりに、ニップパッド62Rが配置される。ニップパッド62Rは、第1ニップローラー61に向かって凹型の湾曲面62R1を備える。ニップパッド62Rが第1ニップローラー61に近づき、第1ニップローラー61の周面と湾曲面62R1とが当接すると、シートPはシートP’のように湾曲する。このような構成においても、シートPを開閉カバー50とは反対側に撓ませた状態で、シートPを下部筐体22の外部に引き出すことができる。このため、シートPの姿勢が安定して維持され、シートPの取り出し性が向上される。
すなわち、第1ニップローラー61は、ニップパッド62Rに向かって円弧状(凸形状)の外周部(第1外周部)を備え、ニップパッド62Rは、第1ニップローラー61の外周部が嵌りこむように、当該外周部に向かって凹形状の湾曲面62R1(第2外周部)を備えている。そして、第1ニップローラー61の外周部およびニップパッド62Rの外周部によって、シートPが挟持される。この結果、シートPの姿勢が安定して維持された状態で、シートPを取り出すことができる。なお、第1ニップローラー61は、ニップパッド62Rに向かって円弧状の外周部を備える、断面が半円状の部材であってもよい。
(4)また、上記の各実施形態では、シート搬送装置5が両面搬送路SPに備えられる態様にて説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。シート搬送装置5は、画像形成装置1の他の搬送路に配置されてもよい。なお、図1において、転写位置TPと定着装置130との間のシート搬送路PPを開放するように、開閉カバー50が備えられてもよい。この場合、転写ローラー126および感光体ドラム121が本発明の第1搬送部を構成し、定着装置130が本発明の第2搬送部を構成する。また、図1において、定着装置130に至る前のシートPでは、左側のシート面に未定着トナー像が形成されている。このような場合、上記の第3実施形態、変形実施形態によって、シートPにループや傾斜が形成されることで、シートPを取り除く使用者の手が汚れることが抑止される。
1 画像形成装置
120 画像形成部
2 主筐体
21 下部筐体
211 第1搬送ローラー対(第1搬送部材)
212 第2搬送ローラー対(第2搬送部材)
213 筐体側ラックギア
21R 右壁
5、5P、5Q、5R シート搬送装置
5S、5PS、5QS 連動機構
50 開閉カバー
500 カバー本体
501 取っ手(レバー)
502 第1カム
503 リンク
504 傾斜板
504S 傾斜面
505 ガイドレール
51 支持板
52 支持部
61 第1ニップローラー(第1当接部材)
62 第2ニップローラー(第2当接部材)
62R ニップパッド
62R1 湾曲面
81 第3ニップローラー(第1当接部材)
82 第4ニップローラー(第2当接部材)
83 第1ギア
84 第2カム
85 ローラー支持部
86 カバー側ラックギア
87 第2ギア
88 第3カム
89 押し出し部材
P シート
SP 両面搬送路(搬送路)

Claims (9)

  1. ハウジングと、
    シートが所定の搬送方向に沿って搬送されるように前記ハウジング内に配設された搬送路と、
    前記搬送路に配置され、前記シートを前記搬送方向に搬送する第1搬送部材と、
    前記第1搬送部材よりも前記搬送方向下流側で前記搬送路に配置され、前記シートを前記搬送方向に搬送する第2搬送部材と、
    前記搬送路に沿って配置され、前記ハウジングに対して前記搬送路と交差する方向に開閉可能とされ、前記搬送路のうち少なくとも前記第1搬送部材と前記第2搬送部材との間に位置する領域を前記ハウジングの外部に開放することが可能な開閉カバーと、
    前記ハウジングに対する前記開閉カバーの開放動作に連動して、前記搬送路に存在する前記シートを前記ハウジングの外部に引き出すことが可能なシート引出機構と、
    を備え、
    前記シート引出機構は、
    前記開閉カバーに支持され、前記第1搬送部材と前記第2搬送部材との間において前記搬送路に対向して配置され、前記シートに当接可能な第1当接部材と、
    前記開閉カバーに支持され、前記第1当接部材に対向して配置された、第2当接部材と、
    前記ハウジングに対する前記開閉カバーの開放動作に連動して、前記シートを前記第1当接部材および前記第2当接部材によって挟持するように前記第1当接部材および前記第2当接部材のうちの少なくとも一方を移動させる、連動機構と、
    を有する、シート搬送装置。
  2. 前記第1当接部材は、前記開閉カバーとは反対側で前記搬送路に対向して配置され、
    前記第2当接部材は、前記開閉カバー側から前記搬送路に対向して配置される、請求項1に記載のシート搬送装置。
  3. 前記連動機構は、前記開閉カバーの開放動作に連動して、前記第1当接部材に近づくように前記第2当接部材を移動させる、請求項2に記載のシート搬送装置。
  4. 前記連動機構は、前記開閉カバーの開放動作に連動して、前記第2当接部材が、前記シートのシート面のうち前記第1当接部材と前記第1搬送部材との間に位置する部分、または、前記シートのシート面のうち前記第1当接部材と前記第2搬送部材との間に位置する部分に当接するように、前記第2当接部材を移動させる、請求項3に記載のシート搬送装置。
  5. 前記第1当接部材は、前記第2当接部材に向かって凸形状の第1外周部を備え、
    前記第2当接部材は、前記第1当接部材の前記第1外周部が嵌りこむように、前記第1外周部に向かって凹形状の第2外周部を備え、前記第1外周部および前記第2外周部によって、前記シートが挟持される、請求項2乃至4の何れか1項に記載のシート搬送装置。
  6. 前記第1当接部材は、前記開閉カバー側から前記搬送路に対向して配置され、
    前記第2当接部材は、前記搬送路に対して前記開閉カバー側で前記搬送方向に所定の間隔をおいて前記第1当接部材に隣接するように配置され、
    前記シート引出機構は、
    前記搬送路を挟んで前記開閉カバーとは反対側に配置され、前記開閉カバーの開放動作に連動して、前記シートのシート面を前記開閉カバー側に押し出す押し出し部材を更に備え、
    前記開閉カバーの開放動作に連動して、前記第1当接部材および前記第2当接部材が互いに近づくように前記第1当接部材および前記第2当接部材のうちの少なくとも一方を移動させるとともに、前記押し出し部材によって押し出された前記シートを前記第1当接部材および前記第2当接部材によって挟持する、請求項1に記載のシート搬送装置。
  7. 前記連動機構は、前記開閉カバーが前記ハウジングに対して開方向に移動する移動動作に連動して、前記シートを前記第1当接部材および前記第2当接部材によって挟持する、請求項1乃至6の何れか1項に記載のシート搬送装置。
  8. 前記開閉カバーは、
    カバー本体と、
    前記カバー本体に対して回動可能とされ、前記開閉カバーの開閉動作において操作されるレバーと、
    を備え、
    前記連動機構は、前記開閉カバーの開放動作に際して前記レバーが回動される回動動作に連動して、前記シートを前記第1当接部材および前記第2当接部材によって挟持する、請求項1乃至6の何れか1項に記載のシート搬送装置。
  9. シートに画像を形成する画像形成部と、
    請求項1乃至8の何れか1項に記載のシート搬送装置と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
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