JP2018158458A - ベルトドラム装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】タイヤのトレッドに用いられるベルトを含むベルト構造体の高速耐久性能を向上しうるベルト構造体の成形の為のベルトドラム装置の提供。【解決手段】ドラム回転軸2cの周りで回転可能なドラムベース2の外側に、拡径及び縮径可能な複数のベルト支持部3を含み、ベルト支持部が、回動自在かつベルトを巻きつける為の外周面を具えた第1リンクプレート5と第2リンクプレート6とを含み、外周面は、縮径状態において、外端側でドラム軸方向に直線状で延る平面部分と、ドラム回転軸側に凹む円弧状の曲面部分とを含み、外周面が、拡径状態において、両リンクプレートの曲面部分同士が実質的に連続してドラム半径方向外側に凸となる連続円弧領域を形成するベルトドラム装置1。前記拡径状態における、前記円弧領域が前記外周面の幅の30〜85%の幅を有し、前記曲面部分の曲率半径が260〜1200mmであることが好ましい、ベルトドラム装置1。【選択図】図1

Description

本発明は、高速耐久性能を向上しうる空気入りタイヤの製造に用いるベルトドラム装置に関する。
従来、空気入りタイヤにおける生タイヤ(加硫前のタイヤ)の形成工程では、次に示すような方法が知られている。具体的には、図8(a)に示されるように、予め、ベルトドラム装置a上で、ベルトプライb1、及び、トレッドゴムb2等を積層した円筒状のベルト構造体bを形成する。ベルトプライb1は、例えば、シート状のベルトプライを周方向に巻回することにより形成される。トレッドゴムb2は、例えば、シート状のトレッドゴム部材を周方向に巻回することにより形成される。
また、このとき、例えば、ベルトドラム装置aに隣接されたシェーピングドラムc上で、トロイド状に膨出された生タイヤ本体fが形成されている。生タイヤ本体fの形成方法は、先ず、カーカス形成ドラム(図示省略)上で、シート状のカーカスプライdが円筒状に巻回され、その両端部にビードコアe、eが装着されたカーカス基体を含む円筒状の生タイヤ本体f1が成形される。次に、シェーピングドラムcを用いて、生タイヤ本体f1を内圧充填することにより、トロイド状の生タイヤ本体fが形成される。次に、図8(b)に示されるように、ベルト構造体bが生タイヤ本体f上に移動されて、一体に接合される。次に、例えばステッチローラgを用いて、ベルト構造体bの両端側が、生タイヤ本体fに押し付けられて、ベルト構造体bの全体が生タイヤ本体fに貼着される。このステッチローラgによる押し付けをステッチ工程という場合がある。
しかしながら、このステッチ工程では、ベルト構造体bの両端側において、その外径が著しく減少する所謂マイナスストレッチとなるため波打ち状の変形を招き、ベルトプライb1のベルトコード(図示省略)に蛇行や配列乱れが発生する。特に、ベルト構造体bにバンドプライ(図示省略)を含めた場合、そのバンドコードは、周方向に連続しているため蛇行が大きくなる。このように従来の製造方法で製造されたタイヤは、上述の理由によって、高い高速耐久性能を発揮できないという問題があった。このような問題を解決するためには、ステッチ工程での波打ち状の変形を抑制することを目的として、ステッチ工程前に、ベルト構造体bのベルトプライb1を、加硫後のタイヤのベルトのプロファイルに近い形状とすることが求められる。
下記特許文献1には、上記問題を解決するためのベルトドラム装置hが開示されている。図9(a)に示されるように、この実施形態のベルトドラム装置hは、ベルトプライb1を含むベルト構造体bが巻きつけられる外周面h1を有し、ドラムベースiと、ベルト支持部jと、拡縮手段kとを具えている。ドラムベースiは、ドラム回転軸i1の周りで回転可能として形成されている。ベルト支持部jは、ドラムベースiの外側にドラム回転軸i1の周りでドラム周方向に複数(図示省略)並べられている。ベルト支持部jは、外周面h1を形成しかつドラム軸方向にのびる中央部j1と、同じく外周面h1を形成しかつ中央部j1の両側に設けられる一対の側方部j2、j2とを含んでいる。中央部j1と各側方部j2、及び、各側方部j2とドラムベースiとは、ヒンジ結合されている。拡縮手段kは、中央部j1に接続され、中央部j1をドラム半径方向の内外に移動させる構造を有している。これにより、拡縮手段kは、外周面h1を拡径及び縮径し得る。
このように構成されたベルトドラム装置hは、縮径状態では、外周面h1がドラムベースiのドラム回転軸i1と平行状態に確保できる。また、図9(b)に示されるように、拡径状態では、外周面h1がドラム半径方向の外側に凸となる突状に変形される。従って、縮径状態では、ベルト構造体b、とりわけシート状のベルトプライb1を精度良く巻きつけることができる。また、縮径状態から拡径状態に変化させることにより、ベルトプライb1をドラム半径方向の外側に凸のトロイド状にすることができるので、前記ステッチ工程での波打ち状の変形を抑制することができる。
しかしながら、このベルトドラム装置hは、中央部j1及び側方部j2が、横断面において、略矩形状で形成されているため、拡径状態では、外周面h1が、3つの直線の組み合わせとなり、中央部j1と側方部j2との接続箇所に、角状の突起部nが形成されるので、ベルトプライb1を滑らかな円弧状に形成できにくいという問題があった。
特開2014−226813号公報
本発明は、以上のような実状に鑑み案出されたもので、ベルトドラム装置の外周面を改善することを基本として、高速耐久性能に優れた空気入りタイヤの製造に用いられるベルトドラム装置を提供することを主たる目的としている。
本発明は、タイヤのトレッドに用いられるベルトを含むベルト構造体を成形するためのベルトドラム装置であって、ドラム回転軸の周りで回転可能なドラムベースと、前記ドラムベースの外側にドラム回転軸の周りでドラム周方向に並べられた複数のベルト支持部と、前記各ベルト支持部をドラム半径方向に拡径及び縮径させるための拡縮手段とを含み、前記各ベルト支持部は、前記ドラムベースの第1端側に外端が回動自在に連結された第1リンクプレートと、前記ドラムベースの第2端側に外端が回動自在に連結された第2リンクプレートと、前記第1リンクプレート及び前記第2リンクプレートのそれぞれの内端側を前記拡径及び縮径する向きに移動可能に連結するピンとを含み、前記第1リンクプレート及び前記第2リンクプレートは、前記ベルトをドラム周方向に巻きつけるための外周面を具えており、前記各外周面は、前記縮径された状態でのドラム回転軸を含む前記第1リンクプレート及び前記第2リンクプレートの横断面において、前記外端側でドラム軸方向に直線状でのびる平面部分と、この平面部分に接しかつ前記内端側に向かってドラム回転軸側に凹む円弧状の曲面部分とを含み、前記各外周面は、前記拡径された状態でのドラム回転軸を含む前記第1リンクプレート及び前記第2リンクプレートの横断面において、前記第1リンクプレートの前記曲面部分と前記第2リンクプレートの前記曲面部分とが実質的に連続してドラム半径方向外側に凸となる連続円弧領域を形成することを特徴とする。
本発明に係るベルトドラム装置は、前記拡径の状態において、前記連続円弧領域が、前記外周面の幅の30〜85%の幅を有するのが望ましい。
本発明に係るベルトドラム装置は、前記曲面部分の曲率半径が260〜1200mmであるのが望ましい。
本発明に係るベルトドラム装置は、前記縮径の状態において、前記平面部分に対する前記曲面部分の最大凹み量が10mm以下であるのが望ましい。
本発明に係るベルトドラム装置は、前記第1リンクプレート及び前記第2リンクプレートの前記外端側が、リンクの長手方向に沿った長穴にピンを通して前記ドラムベースにスライドも可能に連結されており、前記第1リンクプレート及び前記第2リンクプレートの前記内端側は、互いにスライドすることなく連結されているのが望ましい。
本発明は、タイヤのトレッドに用いられるベルトを含むベルト構造体を成形するためのベルトドラム装置である。ベルトドラム装置は、ドラム回転軸の周りで回転可能なドラムベースと、ドラムベースの外側にドラム回転軸の周りでドラム周方向に並べられた複数のベルト支持部と、各ベルト支持部をドラム半径方向に拡径及び縮径させるための拡縮手段とを含んでいる。各ベルト支持部は、第1リンクプレートと第2リンクプレートとピンとを含んでいる。第1リンクプレートは、ドラムベースの第1端側に外端が回動自在に連結されている。第2リンクプレートは、ドラムベースの第2端側に外端が回動自在に連結されている。ピンは、第1リンクプレート及び第2リンクプレートのそれぞれの内端側を拡径及び縮径する向きに移動可能に連結している。第1リンクプレート及び第2リンクプレートは、ベルトをドラム周方向に巻きつけるための外周面を具えている。
各外周面は、縮径された状態でのドラム回転軸を含む第1リンクプレート及び第2リンクプレートの横断面において、外端側でドラム軸方向に直線状でのびる平面部分と、曲面部分とを含んでいる。曲面部分は、平面部分に接しかつ内端側に向かってドラム回転軸側に凹む円弧状で形成されている。また、各外周面は、拡径された状態でのドラム回転軸を含む第1リンクプレート及び第2リンクプレートの横断面において、連続円弧領域を形成する。連続円弧領域は、第1リンクプレートの曲面部分と第2リンクプレートの曲面部分とが実質的に連続してドラム半径方向外側に凸となっている。
このように、縮径された状態で形成される平面部分は、ベルトが精度良く巻きつけられる。また、縮径された状態で形成される曲面部分は、縮径状態から拡径状態へ変化するとき、ベルトへの圧縮応力を小さくし得るので、ベルトの損傷を高く抑制し得る。さらに、縮径状態から拡径状態にすることで、巻き付けられたベルトをドラム半径方向外側に凸となる円弧状に形成し得る。これにより、例えば、後の工程であるステッチ工程で、ベルトの波打ち状の変形を抑制し、ベルトプライのベルトコードに蛇行や配列乱れの発生を防ぐことができる。また、拡径された状態では、連続円弧領域によって、ベルト構造体は、滑らかな円弧状に変形される。従って、本発明のベルトドラム装置は、例えば、後のステッチ工程において、ベルトコードの蛇行や配列乱れが抑制されるので、タイヤの高速耐久性能を大きく向上する。
本発明のベルトドラム装置の一実施形態を示す斜視図である。 図1のベルトドラム装置を用いて製造されたタイヤの右側断面図である。 図1のベルトドラム装置の側面図である。 ベルト支持部の横断面図である。 図4Aの拡大図である。 ベルトドラム装置の平面図である。 (a)、(b)は、本実施形態のベルト構造体の形成工程を説明する横断面図である。 (a)、(b)は、本実施形態のベルト構造体の形成工程を説明する横断面図である。 (a)、(b)は、従来のベルト構造体の形成工程を説明する概念図である。 (a)、(b)は、他の従来のベルト構造体の形成工程を説明する概念図である。
以下、本発明の実施の一形態が図面に基づき説明される。
図1は、本実施形態のタイヤ30のトレッド31に用いられるベルト構造体32(図2に示す)を形成するためのベルトドラム装置(以下、単に「装置」という場合がある)1の全体斜視図である。本発明の装置1で成形されるベルト構造体32は、乗用車用、自動二輪車用、重荷重用等の種々の空気入りタイヤに用いられる。
図2は、装置1を利用して製造されたタイヤ30の右側断面図である。タイヤ30は、カーカス36とベルト37とバンド38とトレッドゴム39とを具えている。カーカス36は、本実施形態では、1枚のカーカスプライ36Aから形成されている。カーカス36は、例えば、トレッド部41からサイドウォール部42をへてビード部43のビードコア35に至る本体部36aと、本体部36aの両端に連なり、ビードコア35を内側から外側に折り返した一対の折返し部36bで形成されている。ベルト37は、カーカス36のタイヤ半径方向外側かつトレッド部41の内部に配され、本実施形態では、タイヤ半径方向に1枚のベルトプライ37Aから形成される。バンド38は、ベルト37のタイヤ半径方向外側かつトレッド部41の内部に配され、本実施形態では、バンドコードをタイヤ周方向に螺旋状に巻回したバンドプライ38Aから形成される。トレッドゴム39は、バンド38のタイヤ半径方向外側に配されて、その外面39aがタイヤ30の接地面30aを形成している。
ベルト構造体32は、例えば、ベルト37とバンド38とトレッドゴム39とで構成されている。装置1で形成されたベルト構造体32は、その下流側で待機されるカーカス36を含む生タイヤ本体(図示省略)に貼り付けられて、生タイヤが製造される。
図3は、装置1の側面図である。図1及び図3に示されるように、本実施形態の装置1は、ドラム回転軸2cの周りで回転可能なドラムベース2と、ドラムベース2の外側に配されたベルト支持部3と、ベルト支持部3をドラム半径方向に拡径及び縮径させるための拡縮手段4とを含んでいる。図1は、ベルト支持部3が縮径された状態(以下、単に「縮径状態」という場合がある。)51が示されている。図3は、ベルト支持部3の縮径状態51及びベルト支持部3が拡径された状態(以下、単に「拡径状態」という場合がある。)52が示されている。ドラム回転軸2cは、例えば、水平方向と平行に保持されている。
ドラムベース2は、本実施形態では、円筒状に形成され、ドラム周方向にのびる外周面部2aを有するドラム本体2Aと、ドラム本体2Aの一方側の側面2bから外側に突出するドラム回転軸部2Bとを含んでいる。
ドラムベース2のドラム回転軸部2Bは、本実施形態では、ドラム回転軸部2Bを回転させる電動機やギアケース(合わせて図示せず)等が格納されている駆動部Tに片持ち状に支持されている。
ベルト支持部3は、本実施形態では、ドラムベース2の外周面部2aに、ドラム回転軸2cの周りでドラム周方向に複数、具体的には、30〜50個程度並べられている。本実施形態のベルト支持部3は、第1リンクプレート5と、第2リンクプレート6と、ピン7とを含んでいる。
図4(A)は、縮径状態51でのドラム回転軸2cを含む第1リンクプレート5及び第2リンクプレート6の横断面である。図4(A)に示されるように、第1リンクプレート5は、本実施形態では、ドラムベース2の第1端2e(図では左側)側に外端5eを有し、ドラムベース2の中央側に内端5iを有している。第2リンクプレート6は、本実施形態では、ドラムベース2の第2端2i(図では右側)側に外端6eを有し、ドラムベース2の中央側に内端6iを有している。なお、第1リンクプレート5の外端5eが第2端2i側、及び、第2リンクプレート6の外端6eが第1端2e側に設けられても良い。
第1リンクプレート5及び第2リンクプレート6は、本実施形態では、同じ態様で構成されている。このため、これらを代表して第1リンクプレート5が説明される。
第1リンクプレート5は、本実施形態では、ドラムベース2のドラム軸方向に沿ってのびる略角柱状に形成されたリンク本体部8と、リンク本体部8を回動自在に保持する回動保持部9とを含んでいる。
リンク本体部8は、ドラムベース2側を向く内周面10と、内周面10とは逆向きかつベルト37が巻きつけられる外周面11とを有している。
図4(B)は、図4(A)の第1リンクプレート5の拡大図である。図4(B)に示されるように、リンク本体部8の内周面10は、内端5i側で直線状にのびる第1平面部分13と、第1平面部分13に接しかつ外端5e側に向かって第1リンクプレート5の高さHを漸減する向きに傾斜する第1傾斜部分14とを含んでいる。なお、内周面10は、このような態様に限定されるものではなく、種々の態様を取り得る。
リンク本体部8の外周面11は、本実施形態では、外端5e側でドラム軸方向に直線状でのびる第2平面部分16と、第2平面部分16に接しかつ内端5i側に向かってドラム回転軸2c側に凹む円弧状の第1曲面部分17とを有している。本実施形態では、第1曲面部分17と第1平面部分13とが滑らかな円弧状で接続されている。
リンク本体部8は、本実施形態では、外端5e側でリンク本体部8の長手方向に沿ってのびる長穴8aと、内端5i側に円形状の丸穴8bとが設けられている。
回動保持部9は、ドラムベース2の外周面部2aに固着されるベース9Aと、ベース9Aからドラム半径方向の外側に突出し、長穴8aを貫通する第1ピン9aが設けられた保持基体部9Bとを含んでいる。回動保持部9の第1ピン9aが、リンク本体部8の長穴8aに通されて回動可能に保持されることにより、リンク本体部8は、ドラム軸方向に沿ってスライドしつつ第1ピン9a回りにドラム半径方向に回動し得る。
図5は、縮径状態51の装置1の平面図である。図5に示されるように、本実施形態の第1リンクプレート5は、その外周面11が、ドラム周方向の幅Waが一定な幅広部20aと、幅広部20aに接し幅広部20aよりも幅が小さい幅狭部20bとを含んで形成されている。本実施形態では、第1リンクプレート5の幅狭部20bと、第2リンクプレート6の幅狭部20bとが対向して配され、幅広部20aを形成している。幅狭部20bは本実施形態では、丸穴8bを有している。なお、平面視、第1リンクプレート5の形状は、このような態様に限定されるものではなく、種々の態様を取り得る。
ピン7は、本実施形態では、第1リンクプレート5の丸穴8bと第2リンクプレート6の丸穴8bとに連結され、第1リンクプレート5及び第2リンクプレート6をドラム軸方向にスライドすることなく回動可能としている。
図4(A)に示されるように、拡縮手段4は、例えば、ピストンロッド21aと、ピストンロッド21aを格納するシリンダ21bとを含むロッドシリンダ21等であって、空気式や電気式等で駆動可能なアクチュエータで形成されるのが望ましい。本実施形態では、ピストンロッド21aは、ドラムベース2の外周面部2aから突出する向きにのびており、その外端21e側がピン7を介して第1リンクプレート5と第2リンクプレート6とに連結されている。シリンダ21bは、本実施形態では、ドラムベース2内に埋設されている。拡縮手段4は、このような態様に限定されるものではない。
このような装置1は、拡縮手段4のピストンロッド21aの伸縮が、第1リンクプレート5の外端5e側及び第2リンクプレート6の外端6e側をドラム軸方向にスライドしつつ、内端5i側及び内端6i側をドラム半径方向の内外に移動する。これに伴い、第1リンクプレート5及び第2リンクプレート6の外周面11が、縮径状態51及び拡径状態52を構成する。
また、第1傾斜部分14が傾斜しているので、第1リンクプレート5がスライドして回動するとき、第1リンクプレート5とドラムベース2の外周面部2aやベース9Aと接触するのが抑制される。
次に、本実施形態の装置1を用いて、ベルト構造体32を成形する方法が説明される。ベルト構造体32は、本実施形態では、ベルトプライ37A、バンドプライ38A、及び、トレッドゴム39がタイヤ半径方向の内側から外側へ順に配されて形成される。
図6(a)に示されるように、先ず、装置1のベルト支持部3が縮径状態51で保持されている。このとき、本実施形態では、横断面において、第1リンクプレート5の第2平面部分16と、第2リンクプレート6の第2平面部分16とが、ドラム回転軸2cと平行に配され、かつ、両平面部分16、16のドラム半径方向の高さが揃えられている。また、本実施形態では、横断面において、第1リンクプレート5の第1曲面部分17の一部と第2リンクプレート6の第1曲面部分17の一部とが連なって、ドラム回転軸2c側に凸となる突部22aを挟んだ2つの円弧状部を有する曲面部22が形成されている。
次に、図6(b)に示されるように、両リンクプレート5、6の外周面11に、シート状のベルトプライ37Aが巻き付けられる。このとき、例えば、突部22a上にベルトプライ37Aの幅Wの中間位置37cを揃えることによって、ベルトプライ37Aが精度良く成形される。
外周面11は、本実施形態では、ドラム回転軸2c側に凹む曲面部22が形成されているため、例えば、ベルトプライ37Aのドラム軸方向の両端を真空吸着装置やマグネットによって保持することが望ましい。このような観点より、縮径状態51において、第2平面部分16に対する第1曲面部分17の最大凹み量D1、即ち、曲面部22のドラム半径方向距離は、10mm以下であるのが望ましい。最大凹み量D1が10mmを超える場合、上述の真空吸着装置等によっても、ベルトプライ37Aの両端を保持できず、精度よく形成できないおそれがある。
次に、拡縮手段4によって、ベルト支持部3が拡径される。図7(a)に示されるように、具体的には、ピストンロッド21aがドラム半径方向の外側に伸ばされて、ピン7を介して第1リンクプレート5の内端5i及び第2リンクプレート6の内端6iが、ドラム半径方向の外側に移動される。これにより、第1リンクプレート5の第1曲面部分17と第2リンクプレート6の第1曲面部分17とが実質的に連続してドラム半径方向外側に凸となる連続円弧領域24が形成される。このような連続円弧領域24は、ベルトプライ37Aをドラム半径方向の外側に凸のトロイド状にすることができるので、例えば、ステッチ工程でのベルトプライ37Aの外径の減少が抑制されるため、波打ち状の変形を抑制することができる。前記「実質的に連続」とは、連続円弧領域24のドラム軸方向の中間位置24cが、連続円弧領域24内でドラム半径方向の最も外側に配された滑らかな円弧状に形成される場合を含んでいる。また、「実質的に連続」とは、図7(b)に示されるように、連続円弧領域24内で中間位置24c以外にドラム半径方向に最も外側に位置する領域がある場合も含んでいる。具体的には、連続円弧領域24のドラム半径方向の最外点24bと中間位置24cとのドラム半径方向の距離D2が2mm以下の場合も含んでいる。
上述の作用を効果的に発揮させるため、図7(a)に示されるように、連続円弧領域24の幅Wbは、外周面11の幅W1(図6(b)に示す)の30%〜85%であるのが望ましい。連続円弧領域24の幅Wbが外周面11の幅W1の30%未満の場合、ベルトプライ37Aが滑らかな円弧状に形成されないおそれがある。連続円弧領域24の幅Wbが外周面11の幅W1の85%を超える場合、縮径状態51では、最大凹み量D1が10mmを超えるおそれが大きくなるので、精度よく、ベルトプライ37Aを巻きつけられないおそれがある。連続円弧領域24の幅Wbは、ドラム軸方向の長さである。
両リンクプレート5、6の第1曲面部分17、17の曲率半径R(図4(B)に示す)は、260〜1200mmが望ましい。曲率半径Rが260mm未満の場合、とりわけ、縮径状態51から拡径状態52への変化時、ベルトプライ37Aに大きな応力が作用して、ベルトプライ37Aが滑らかな円弧状に形成されないおそれがある。曲率半径Rが1200mmを超える場合、第1曲面部分17が直線状に近い形状となるので、ベルトプライ37Aを滑らかな円弧状に形成できないおそれがある。
ベルト支持部3が拡径されるとき、上述の真空吸着装置等によって、ベルトプライ37Aの両端が保持され続けているのが望ましい。
次に、拡径状態52で、バンドプライ38A、トレッドゴム39が、ベルトプライ37Aのドラム半径方向の外側に順に巻き付けられる(図示省略)。これにより、ベルト構造体32が形成される。バンドプライ38A及びトレッドゴム39は、シート状のものでも良いし、例えば、ドラム軸方向の幅が10〜30mm程度のストリップ状のものを螺旋状に巻きつける態様のものでも良い。
以上、本発明の特に好ましい形態について詳述したが、本発明は図示の実施形態に限定されることなく、種々の態様に変形して実施しうる。
1 ベルトドラム装置
2 ドラムベース
2c ドラム回転軸
3 ベルト支持部
5 第1リンクプレート
6 第2リンクプレート
11 外周面
16 平面部分
17 曲面部分
24 連続円弧領域
37 ベルト

Claims (5)

  1. タイヤのトレッドに用いられるベルトを含むベルト構造体を成形するためのベルトドラム装置であって、
    ドラム回転軸の周りで回転可能なドラムベースと、前記ドラムベースの外側にドラム回転軸の周りでドラム周方向に並べられた複数のベルト支持部と、前記各ベルト支持部をドラム半径方向に拡径及び縮径させるための拡縮手段とを含み、
    前記各ベルト支持部は、前記ドラムベースの第1端側に外端が回動自在に連結された第1リンクプレートと、前記ドラムベースの第2端側に外端が回動自在に連結された第2リンクプレートと、前記第1リンクプレート及び前記第2リンクプレートのそれぞれの内端側を前記拡径及び縮径する向きに移動可能に連結するピンとを含み、
    前記第1リンクプレート及び前記第2リンクプレートは、前記ベルトをドラム周方向に巻きつけるための外周面を具えており、
    前記各外周面は、前記縮径された状態でのドラム回転軸を含む前記第1リンクプレート及び前記第2リンクプレートの横断面において、前記外端側でドラム軸方向に直線状でのびる平面部分と、この平面部分に接しかつ前記内端側に向かってドラム回転軸側に凹む円弧状の曲面部分とを含み、
    前記各外周面は、前記拡径された状態でのドラム回転軸を含む前記第1リンクプレート及び前記第2リンクプレートの横断面において、前記第1リンクプレートの前記曲面部分と前記第2リンクプレートの前記曲面部分とが実質的に連続してドラム半径方向外側に凸となる連続円弧領域を形成することを特徴とするベルトドラム装置。
  2. 前記拡径の状態において、前記連続円弧領域は、前記外周面の幅の30〜85%の幅を有する請求項1記載のベルトドラム装置。
  3. 前記曲面部分の曲率半径が260〜1200mmである請求項1又は2記載のベルトドラム装置。
  4. 前記縮径の状態において、前記平面部分に対する前記曲面部分の最大凹み量が10mm以下である請求項1乃至3のいずれかに記載のベルトドラム装置。
  5. 前記第1リンクプレート及び前記第2リンクプレートの前記外端側は、リンクの長手方向に沿った長穴にピンを通して前記ドラムベースにスライドも可能に連結されており、
    前記第1リンクプレート及び前記第2リンクプレートの前記内端側は、互いにスライドすることなく連結されている請求項1乃至4のいずれかに記載のベルトドラム装置。
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