JP2018157456A - スレーブ、シリアル通信システム、および、シリアル通信システムの通信方法 - Google Patents

スレーブ、シリアル通信システム、および、シリアル通信システムの通信方法 Download PDF

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Abstract

【課題】マスターと、マスターに隣接しないスレーブとの間で時刻同期を行う際に発生する位相差の誤差を低減するスレーブ、シリアル通信システム、および、シリアル通信システムの通信方法を提供する。
【解決手段】スレーブ(14)は、受信したデータを自己のクロックに同期して送信する通信モードでシリアル通信を行う通信回路(22)と、受信したデータを自己のクロックに依存せずにそのまま送信する素通りモードでシリアル通信を行う通信線(24)と、通信モードから素通りモードに切り換える切換部(26)と、切換部(26)を制御する制御部(28)と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、マスターとデイジーチェーン式に接続されるスレーブ、および、マスターとデイジーチェーン式に接続される複数のスレーブを有するシリアル通信システム、および、シリアル通信システムの通信方法に関する。
複数のサーボアンプ(スレーブ)を、CNC装置(マスター)にデイジーチェーン式で接続した場合に、各サーボアンプで制御される各軸を同期して移動させるためには、CNC装置と各サーボアンプとで時刻の同期をとる必要がある。そのため、下記特許文献1には、マスターとスレーブとの時刻を同期させる通信の同期方法が開示されている。
特開平10−13394号公報
このようなデイジーチェーン式のシリアル通信システムにおいて、マスターと通信対象となるスレーブ(以下、特定のスレーブ)との間でシリアル通信を行う場合は、マスターから送信されたデータは、その間に存在する複数のスレーブとを通過して、特定のスレーブに到着する。特定のスレーブで受信されるデータは、マスターと特定のスレーブとの間に存在する各スレーブにおける遅延時間を合算した時間だけ、遅延して特定のスレーブに到達する。したがって、特定のスレーブに到着するデータの遅延時間がわかれば、マスターと特定のスレーブとの間で時刻を同期させることができる。
IEEE1588の時刻同期機能では、マスターと特定のスレーブとで時刻同期信号を送り合って時刻差を測定する。このとき、通信クロックの1周期(1クロック)よりも小さい単位での時刻測定はできないため、例えば、マスターとマスターに隣接するスレーブとで測定される位相差には、1クロック以内の誤差が発生してしまう。したがって、マスターと特定のスレーブとの間に、複数のスレーブが介在すると、その分だけ1クロック以内の誤差が累積してしまう。例えば、マスターと特定のスレーブとの間に3つのスレーブが介在する場合は、マスターと特定のスレーブとの位相差には、4クロック(通信クロックの4周期)分の誤差が発生してしまうことになる。
そこで、本発明は、マスターと、マスターに隣接しないスレーブとの間で時刻同期を行う際に発生する位相差の誤差を低減するスレーブ、シリアル通信システム、および、シリアル通信システムの通信方法を提供することを目的とする。
本発明の第1の態様は、マスターとデイジーチェーン式に接続され、受信したデータを自己のクロックに同期して送信する通信モードでシリアル通信を行う通信回路を備える、スレーブであって、受信した前記データを前記自己のクロックに依存せずにそのまま送信する素通りモードでシリアル通信を行う通信線と、前記通信モードから前記素通りモードに切り換える切換部と、前記切換部を制御する制御部と、を備える。
本発明の第2の態様は、マスターと前記マスターにデイジーチェーン式に接続される複数のスレーブとを備えるシリアル通信システムであって、前記マスターは、時刻同期を要求する要求情報と、時刻同期を行いたい前記スレーブを示すスレーブ情報とを含む同期要求データを、後段に接続された前記スレーブに送信し、前記スレーブは、受信したデータを自己のクロックに同期して送信する通信モードでシリアル通信を行う通信回路と、受信した前記データを前記自己のクロックに依存せずにそのまま送信する素通りモードでシリアル通信を行う通信線と、前記通信モードから前記素通りモードに切り換える切換部と、前記切換部を制御する制御部と、を有し、前記制御部は、受信した前記マスターからの前記データが前記同期要求データの場合であって、前記同期要求データに含まれる前記スレーブ情報が、自己以外の前記スレーブを示す場合は、受信した前記同期要求データを前記通信モードで送信した後に、前記切換部を制御して、前記通信モードから前記素通りモードに切り換える。
本発明の第3の態様は、マスターと前記マスターにデイジーチェーン式に接続される複数のスレーブとを備えるシリアル通信システムの通信方法であって、前記スレーブは、受信したデータを自己のクロックに同期して送信する通信モードでシリアル通信を行う通信回路と、受信した前記データを前記自己のクロックに依存せずにそのまま送信する素通りモードでシリアル通信を行う通信線と、前記通信モードから前記素通りモードに切り換える切換部と、を有し、前記マスターが、時刻同期を要求する要求情報と、時刻同期を行いたい前記スレーブを示すスレーブ情報とを含む同期要求データを、後段に接続された前記スレーブに送信する同期要求ステップと、前記スレーブが、受信した前記マスターからの前記データが前記同期要求データの場合であって、前記同期要求データに含まれる前記スレーブ情報が、自己以外の前記スレーブを示す場合は、受信した前記同期要求データを前記通信モードで送信した後に、前記切換部を制御して、前記通信モードから前記素通りモードに切り換える素通りステップと、を含む。
本発明によれば、マスターと、マスターと時刻同期を行うスレーブとの間に介在するスレーブを素通りモードにすることができる。これにより、間に介在するスレーブは、実質的に存在しない状態となり、そのスレーブによって誤差が累積することはない。したがって、時刻同期を行う際に発生する位相差の誤差を低減させることができ、精度よく時刻同期制御を行うことができる。
実施の形態のシリアル通信システムの構成を示す図である。 複数のスレーブによる時刻同期を行うための準備動作示すタイムチャートである。 マスターと同期対象スレーブとの時刻同期の動作を示すタイムチャートである。 素通りモードに設定されたスレーブの通信モードへの復帰動作を示すタイムチャートである。 マスターの動作を示すフローチャートである。 スレーブの動作を示すフローチャートである。
本発明に係るスレーブ、シリアル通信システム、および、シリアル通信システムの通信方法について、好適な実施の形態を掲げ、添付の図面を参照しながら以下、詳細に説明する。
図1は、実施の形態のシリアル通信システム10の構成を示す図である。シリアル通信システム10は、マスター(例えば、数値制御装置)12と、マスター12にデイジーチェーン式に接続される複数のスレーブ(シリアル通信ユニット)14とを備える。図1では、説明を簡単にするため、3つのスレーブ14がデイジーチェーン式に接続された例を示している。
マスター12および3つのスレーブ14は、信号線16によって接続されている。信号線16は、第1信号線16aと第2信号線16bとを有する。第1信号線16aは、マスター12から送信されたデータをスレーブ14側に向けて送信するための信号線であり、第2信号線16bは、スレーブ14から送信されたデータをマスター12側に向けて送信するための信号線である。
なお、マスター12の後段に接続されたスレーブ14を14a、スレーブ14aの後段に接続されたスレーブ14を14b、スレーブ14bの後段に接続されたスレーブ14をスレーブ14cと呼ぶ場合がある。
スレーブ14は、クロック発生部20、通信回路22、通信線24、切換部26、および、制御部28を備える。
クロック発生部20は、通信レートのクロックを発生または生成する。通信回路22は、受信したデータをクロック発生部20が発生したクロック(以下、自己のクロック)に同期して送信する通信モードでシリアル通信を行う回路である。通信線24は、受信したデータを自己のクロックに依存せずにそのまま送信する素通りモードでシリアル通信を行う信号線である。
切換部26は、シリアル通信を、通信モードで行うか素通りモードで行うかを切り換える。切換部26によって、通信モードに切り換えられると受信したデータは、通信回路22を介して送信され、素通りモードに切り換えられると、受信したデータは、通信線24を介して送信される。なお、通常時は、スレーブ14は、通信モードに設定されているものとする。
制御部28は、スレーブ14全体を制御するものであり、プロセッサおよびメモリ等によって構成される。
スレーブ14は、受信したデータが、第1信号線16aを介して前段に接続されたマスター12またはスレーブ14から送信されたデータである場合は、受信したデータを第1信号線16aを介して後段に接続されたスレーブ14に送信する。また、スレーブ14は、受信したデータが、第2信号線16bを介して後段に接続されたスレーブ14から送信されたデータである場合は、受信したデータを第2信号線16bを介して前段に接続されたマスター12またはスレーブ14に送信する。
そのため、通信回路22は、第1通信回路22aおよび第2通信回路22bを有する。第1通信回路22aおよび第2通信回路22bの各々は、受信したデータを通信モードで送信する。第1通信回路22aは、自己のスレーブ14と前段のマスター12またはスレーブ14とを接続する第1信号線16aと、自己のスレーブ14と後段のスレーブ14とを接続する第1信号線16aとに接続されている。第2通信回路22bは、自己のスレーブ14と前段のマスター12またはスレーブ14とを接続する第2信号線16bと、自己のスレーブ14と後段のスレーブ14とを接続する第2信号線16bとに接続されている。
第1通信回路22aは、前段に接続されたマスター12またはスレーブ14から送信されたデータを、通信モードで後段に接続されたスレーブ14に送信する。第2通信回路22bは、後段に接続されたスレーブ14から送信されたデータを、通信モードで前段に接続されたマスター12またはスレーブ14に送信する。この第1通信回路22aおよび第2通信回路22bは、フィリップフロップ回路等を含む。
同様に、通信線24も、第1通信線24aおよび第2通信線24bを有する。第1通信線24aおよび第2通信線24bの各々は、受信したデータを素通りモードで送信する。第1通信線24aは、自己のスレーブ14と前段のマスター12またはスレーブ14とを接続する第1信号線16aと、自己のスレーブ14と後段のスレーブ14とを接続する第1信号線16aとに接続されている。第2通信線24bは、自己のスレーブ14と前段のマスター12またはスレーブ14とを接続する第2信号線16bと、自己のスレーブ14と後段のスレーブ14とを接続する第2信号線16bとに接続されている。
第1通信線24aは、前段に接続されたマスター12またはスレーブ14から送信されたデータを、素通りモードで後段に接続されたスレーブ14に送信する。第2通信線24bは、後段に接続されたスレーブ14から送信されたデータを、素通りモードで前段に接続されたマスター12またはスレーブ14に送信する。第1通信線24aは、第1通信回路22aと並列に接続されており、いわゆる第1通信回路22aのバイパス回路として機能する。第2通信線24bは、第2通信回路22bと並列に接続されており、いわゆる第2通信回路22bのバイパス回路として機能する。
同様に、切換部26は、第1切換部26aおよび第2切換部26bを有する。第1切換部26aおよび第2切換部26bは、1つの入力端子INと2つの出力端子OUT1、OUT2とを有し、例えば、マルチプレクサ等によって構成されている。
第1切換部26aの入力端子INは、自己のスレーブ14と前段のマスター12またはスレーブ14とを接続する第1信号線16aに接続されている。第1切換部26aの出力端子OUT1は、第1通信回路22aに接続されており、第1切換部26aの出力端子OUT2は、第1通信線24aに接続されている。第2切換部26bの入力端子INは、自己のスレーブ14と後段のスレーブ14とを接続する第2信号線16bに接続されている。第2切換部26bの出力端子OUT1は、第2通信回路22bに接続されており、第2切換部26bの出力端子OUT2は、第2通信線24bに接続されている。
第1切換部26aは、前段に接続されたマスター12またはスレーブ14から送信されたデータを、通信モードで後段のスレーブ14に送信するか素通りモードで後段のスレーブ14に送信するかを切り換える。つまり、第1切換部26aは、受信したデータを、第1通信回路22aを介して送信するか、第1通信線24aを介して送信するかを切り換える。
第2切換部26bは、後段に接続されたスレーブ14から送信されたデータを、通信モードで前段のマスター12またはスレーブ14に送信するか素通りモードで前段のマスター12またはスレーブ14で送信するかを切り換える。つまり、第2切換部26bは、受信したデータを、第2通信回路22bを介して送信するか、第2通信線24bを介して送信するかを切り換える。
制御部28は、マスター12と時刻同期のためのシリアル通信を行う。制御部28は、第1信号線16aを介して前段から送られてきたデータの内容を検出するとともに、第2信号線16bを介して後段から送られてきたデータの内容を検出する。制御部28は、第1切換部26aおよび第2切換部26bの入力端子INに入力されるデータを検出する。制御部28は、切換部26(第1切換部26aおよび第2切換部26b)を制御する。制御部28による切換部26(第1切換部26aおよび第2切換部26b)の制御よって、受信したデータを通信モードで送信するか素通りモードで送信するかが切り換えられる。
マスター12は、複数のスレーブ14と時刻同期を行うためのシリアル通信を行う。マスター12は、IEEE1588の時刻同期機能を用いて時刻同期を行う。マスター12は、時刻同期を行いたい1つのスレーブ14を選択し、選択したスレーブ14(以下、同期対象スレーブ14Sと呼ぶ。)と時刻同期を行う。このとき、マスター12と同期対象スレーブ14Sとの間にあるスレーブ14は、素通りモードでシリアル通信を行う。これにより、マスター12と同期対象スレーブ14Sとの間に、複数のスレーブ14が存在する場合であっても、そのスレーブ14は、自己のクロックに応じたデータの送信を行わないので、実質的に、マスター12と同期対象スレーブ14Sの間にはスレーブ14が介在しない状態と同じ状態になる。
この場合において、マスター12と同期対象スレーブ14Sとの間に介在するスレーブ14を急に通信モードから素通りモードにしてしまうと、既にスレーブ14が行っているシリアル通信が遮断されてしまう。そこで、スレーブ14が既に行っている指定単位のデータの送信が終了してから、スレーブ14を通信モードから素通りモードに切り換える。そして、マスター12と同期対象スレーブ14Sとの時刻同期が終了すると、素通りモードにされていたスレーブ14を通信モードに切り換える。なお、指定単位のデータとは、ハードウェアによって規定されるシリアル通信のデータの単位、または、ソフトウェアによって指定されたデータの区切り(例えば、数パケットにまたがる纏まったデータ)のことである。
以下、時刻同期を行うためのマスター12と複数のスレーブ14との動作について説明する。まず、複数のスレーブ14による時刻同期を行うための準備動作を説明した後に、マスター12と同期対象スレーブ14Sとの時刻同期の動作を説明し、その次に、素通りモードに設定されたスレーブ14を通信モードに復帰させる復帰動作について説明する。この時刻同期の動作において、マスター12と同期対象スレーブ14Sとの間に介在するスレーブ14が素通りモードに設定される。
<時刻同期を行うための準備動作>
複数のスレーブ14による時刻同期を行うための準備動作を、図2に示すタイムチャートを用いて説明する。マスター12は、時刻同期を行う前に、後段に接続されたスレーブ14aに対して時刻同期の準備を要求する準備要求データを送信する。スレーブ14aは、受信した準備要求データを通信モードで後段に接続されたスレーブ14bに送信するとともに、時刻同期の準備動作を行う。この時刻同期の準備動作は、スレーブ14が現在行っている指定単位のデータを送信することをいう。スレーブ14aは、準備動作が終了すると、つまり、現在行っている指定単位のデータの送信が終了すると、準備完了データをマスター12に通信モードで送信する。この受信したデータの内容の検出、準備完了データの送信制御は、制御部28によって行われる。
スレーブ14bは、準備要求データをスレーブ14aから受信すると、準備要求データを通信モードで後段に接続されたスレーブ14cに送信するとともに、時刻同期の準備動作を行う。スレーブ14bは、準備動作が終了すると、準備完了データを通信モードでマスター12側に送信する。このスレーブ14bがマスター12側に向けて送信した準備完了データは、スレーブ14aを介してマスター12に送信される。
最後段のスレーブ14cは、準備要求データをスレーブ14bから受信すると、時刻同期の準備動作を行う。スレーブ14cは、準備動作が終了すると、準備完了データを通信モードでマスター12側に送信する。このスレーブ14cがマスター12側に向けて送信した準備完了データは、スレーブ14bとスレーブ14aとを介してマスター12に送信される。
マスター12は、全てのスレーブ14からの準備完了データを受信すると、以下説明する時刻同期の動作に移行する。
<時刻同期の動作>
マスター12と同期対象スレーブ14Sとの時刻同期の動作を図3に示すタイムチャートを用いて説明する。マスター12は、時刻同期を要求する同期要求データを後段に接続されたスレーブ14aに送信する。この同期要求データには、時刻同期を要求する要求情報と、時刻同期を行いたいスレーブ14を示すスレーブ情報とを含む。マスター12は、同期要求データを送信すると、時刻同期のためのシリアル通信(IEEE1588に基づくシリアル通信)を開始する。マスター12は、時刻同期が完了するまで時刻同期のためのシリアル通信を繰り返し行う。マスター12は、同期要求データを送信してから直ぐに、時刻同期のためのシリアル通信を開始してもよいし、同期要求データを送信してから一定時間が経過した後に、時刻同期のためのシリアル通信を開始してもよい。
なお、以下の本説明では、マスター12は、スレーブ14cを示すスレーブ情報を含む同期要求データを送信するものとして説明する。つまり、同期対象スレーブ14Sとしてスレーブ14cが選択されているものとして説明する。
スレーブ14aは、受信した同期要求データに含まれるスレーブ情報が、自己以外のスレーブ14を示す情報であるか否かを判断する。つまり、スレーブ14aは、スレーブ情報に基づいて、自己が同期対象スレーブ14Sであるかを判断する。スレーブ14aは、自己が同期対象スレーブ14Sでないと判断すると、受信した同期要求データを通信モードで後段に接続されたスレーブ14bに送信し、その後、通信モードから素通りモードに切り換わる。この切り換わりは、制御部28が切換部26(第1切換部26aおよび第2切換部26b)を制御することで行われる。これにより、マスター12から送信されたデータがスレーブ14aの第1通信線24aに出力され、スレーブ14bから送信されたデータがスレーブ14aの第2通信線24bに出力される状態になる。なお、受信したデータの内容の検出は、制御部28によって行われる。
スレーブ14bは、同期要求データをスレーブ14aから受信すると、同期要求データに含まれるスレーブ情報が、自己以外のスレーブを示す情報であるか否かを判断する。つまり、スレーブ14bは、スレーブ情報に基づいて、自己が同期対象スレーブ14Sであるかを判断する。スレーブ14bは、自己が同期対象スレーブ14Sでないと判断すると、受信した同期要求データを通信モードで後段に接続されたスレーブ14cに送信し、その後、通信モードから素通りモードに切り換わる。これにより、スレーブ14aから送信されたデータがスレーブ14bの第1通信線24aに出力され、スレーブ14cから送信されたデータがスレーブ14bの第2通信線24bに出力される状態になる。
最後段のスレーブ14cは、同期要求データをスレーブ14bから受信すると、同期要求データに含まれるスレーブ情報が、自己以外のスレーブ14を示す情報であるか否かを判断する。つまり、スレーブ14cは、スレーブ情報に基づいて、自己が同期対象スレーブ14Sであるかを判断する。スレーブ14cは、自己が同期対象スレーブ14Sであると判断すると、スレーブ14cは、通信モードで時刻同期のためのシリアル通信(IEEE1588に基づくシリアル通信)を開始する。スレーブ14cは、時刻同期が完了するまで時刻同期のためのシリアル通信を繰り返し行う。このとき、マスター12とスレーブ14cとの間に介在するスレーブ14a、14bは、素通りモードでシリアル通信を行っている。したがって、マスター12とスレーブ14cとは、その間にスレーブ14a、14bが実質的に介在していない状態と同じ状態で、時刻同期のためのシリアル通信を行っていることになる。
なお、スレーブ14は、同期要求データに含まれるスレーブ情報が、自己以外のスレーブ14を示す情報か自己のスレーブ14を示す情報かにかかわりなく、受信した同期要求データを通信モードで後段に接続されたスレーブ14に送信してもよい。この場合は、スレーブ14は、スレーブ情報が、自己以外のスレーブ14を示す情報であっても、自己がスレーブ情報で特定されたスレーブ14、つまり、同期対象スレーブ14Sの後段に接続されている場合は、通信モードから素通りモードに切り換わらなくてもよい。
マスター12は、同期対象スレーブ14Sとの時刻同期が完了すると、以下説明する復帰動作に移行する。
<復帰動作>
素通りモードに設定されたスレーブ14の通信モードへの復帰動作を図4に示すタイムチャートを用いて説明する。マスター12は、通信モードの再開を要求する再開要求データを後段に接続されたスレーブ14aに送信する。スレーブ14a、14bは、素通りモードに設定されているため、再開要求データは、スレーブ14a、14bの第1通信線24aを介して、スレーブ14cに送信され、スレーブ14cで、再開要求データが受信される。このとき、スレーブ14a、14bは、第1信号線16aを介して前段から送られてきたデータの内容を検出し、そのデータが再開要求データである場合は、通信モードから素通りモードに切り換わる。このデータの内容の検出、素通りモードから通信モードへの切り換え制御等は、制御部28によって行われる。
スレーブ14a、14bは、素通りモードから通信モードに切り換わると、通信モードに復帰したことを示す復帰データを通信モードでマスター12側に送信する。スレーブ14bが、マスター12側に向けて送信した復帰データは、スレーブ14aを介してマスター12に送信される。この復帰データの送信制御は、制御部28によって行われる。
マスター12は、素通りモードに切り換えられた全てのスレーブ14a、14bからの復帰データを受信すると、通常のシリアル通信を行う。
次に、マスター12の動作およびスレーブ14の動作を図5および図6に示すフローチャートにしたがって説明する。最初に図5を用いてマスター12の動作を説明した後に、図6を用いてスレーブ14の動作を説明する。
<マスター12の動作>
図5のステップS1で、マスター12は、時刻同期の準備を要求する準備要求データを後段に接続されたスレーブ14aに送信する。次いで、ステップS2で、マスター12は、全てのスレーブ14(14a〜14c)から送信された準備完了データを受信したか否かを判断する。つまり、ステップS2では、全てのスレーブ14が準備完了データを送信したか否か判断する。
ステップS2で、全てのスレーブ14からの準備完了データを受信していないと判断するとステップS2に留まり、全てのスレーブ14からの準備完了データを受信したと判断すると、ステップS3に進む。
ステップS3に進むと、マスター12は、時刻同期を要求する同期要求データを送信する。これにより、マスター12と、同期要求データに含まれるスレーブ情報で特定される同期対象スレーブ14S(例えば、スレーブ14c)との間に介在するスレーブ14(例えば、14a、14b)は、素通りモードに設定される。
次いで、ステップS4で、マスター12は、同期対象スレーブ14Sと時刻同期のためのシリアル通信を開始する。そして、ステップS5で、マスター12は、同期対象スレーブ14Sとの時刻同期が完了したか否かを判断する。
ステップS5で、時刻同期が完了していないと判断するとステップS5に留まり、時刻同期が完了したと判断すると、ステップS6に進む。マスター12は、時刻同期が完了するまで、時刻同期のためのシリアル通信を繰り返し行う。
ステップS6に進むと、マスター12は、通信モードの再開を要求する再開要求データを後段に接続されたスレーブ14aに送信する。これにより、素通りモードに設定されているスレーブ14(例えば、14a、14b)は、通信モードに設定される。
次いで、ステップS7で、マスター12は、ステップS3の動作によって素通りモードに設定された全てのスレーブ14(例えば、14a、14b)から送信された復帰データを受信したか否かを判断する。つまり、ステップS7では、素通りモードに設定されていた全てのスレーブ14が復帰データを送信したか否か判断する。
ステップS7で、素通りモードに設定された全てのスレーブ14からの復帰データを受信していないと判断するとステップS7に留まり、素通りモードに設定された全てのスレーブ14からの復帰データを受信したと判断すると、本動作を終了する。マスター12は、本動作を終了すると、通常のシリアル通信を行う。
<スレーブ14の動作>
図6のステップS11で、スレーブ14は、準備要求データを受信したか否かを判断する。つまり、ステップS11では、前段に接続されたマスター12またはスレーブ14から準備要求データが送信されてきたか否かを判断する。この判断は、制御部28によって行われる。ステップS11で、準備要求データを受信していないと判断すると、ステップS11に留まり、準備要求データを受信したと判断すると、ステップS12に進む。
ステップS12に進むと、スレーブ14は、受信した準備要求データを通信モードで後段に接続されたスレーブ14に送信し、ステップS13で、時刻同期の準備動作を行う。この時刻同期の準備動作は、スレーブ14が現在行っている指定単位のデータを送信することをいう。
準備動作が終了すると、つまり、スレーブ14が現在行っている指定単位のデータの送信が終了すると、ステップS14で、スレーブ14は、準備完了データを通信モードでマスター12側に向けて送信する。この準備完了データの送信は、制御部28の制御によって行われる。このとき、後段に接続されたスレーブ14から準備完了データが送られてきた場合は、スレーブ14は、その準備完了データもマスター12側に向けて送信する。
次いで、ステップS15で、スレーブ14は、同期要求データを受信しかた否かを判断する。つまり、ステップS15では、前段に接続されたマスター12またはスレーブ14から同期要求データが送信されてきたか否かを判断する。この判断は、制御部28によって行われる。ステップS15で、同期要求データを受信していないと判断すると、ステップS15に留まり、同期要求データを受信したと判断すると、ステップS16に進む。
ステップS16に進むと、スレーブ14は、同期要求データに含まれるスレーブ情報に基づいて、マスター12が後段に接続されたスレーブ14との時刻同期を要求しているか否かを判断する。この判断は、制御部28によって行われる。
ステップS16で、マスター12が後段に接続されたスレーブ14との時刻同期を要求していると判断すると、ステップS17で、スレーブ14は、受信した同期要求データを通信モードで後段に接続されたスレーブ14に送信する。
次いで、ステップS18で、スレーブ14は、通信モードから素通りモードに切り換わる。この切り換わりは、制御部28による切換部26の制御によって行われる。
次いで、ステップS19は、スレーブ14は、再開要求データを検出したか否かを判断する。つまり、マスター12から再開要求データが送られてきたか否かを判断する。この再開要求データの検出は、制御部28によって行われる。
ステップS19で、再開要求データを検出していないと判断すると、再開要求データを検出するまでステップS19に留まり、再開要求データを検出したと判断すると、ステップS20に進む。
ステップS20に進むと、スレーブ14は、素通りモードから通信モードに切り換わる。この切り換わりは、制御部28による切換部26の制御によって行われる。
次いで、ステップS21で、スレーブ14は、復帰データを通信モードでマスター12側に向けて送信する。この復帰データの送信は、制御部28の制御によって行われる。このとき、後段に接続されたスレーブ14から復帰データが送られてきた場合は、スレーブ14は、その復帰データもマスター12側に向けて送信し、ステップS11に戻る。
一方、ステップS16で、マスター12が後段に接続されたスレーブ14との時刻同期を要求していないと判断すると、つまり、自己との時刻同期を要求していると判断すると、ステップS22に進む。
ステップS22に進むと、スレーブ14は、マスター12と時刻同期のためのシリアル通信を開始する。このシリアル通信は、制御部28の制御によって行われる。このときは、マスター12と、自己のスレーブ14との間に介在するスレーブ14は素通りモードに設定されている。
そして、ステップS23で、スレーブ14は、マスター12との時刻同期が完了したか否かを判断する。ステップS23で、時刻同期が完了していないと判断するとステップS23に留まり、時刻同期が完了したと判断すると、ステップS24に進む。スレーブ14は、時刻同期が完了するまで、時刻同期のためのシリアル通信を繰り返し行う。
ステップS24に進むと、スレーブ14は、マスター12から送信された再開要求データを受信して、ステップS11に戻る。
〔実施の形態から得られる技術的思想〕
上記実施の形態から把握しうる技術的思想について、以下に記載する。
<第1の技術的思想>
マスター(12)とデイジーチェーン式に接続され、受信したデータを自己のクロックに同期して送信する通信モードでシリアル通信を行う通信回路(22)を備える、スレーブ(14)であって、受信したデータを自己のクロックに依存せずにそのまま送信する素通りモードでシリアル通信を行う通信線(24)と、通信モードから素通りモードに切り換える切換部(26)と、切換部(26)を制御する制御部(28)と、を備える。
これにより、マスター(12)と、マスター(12)と時刻同期を行うスレーブ(14)との間に介在するスレーブ(14)を素通りモードにすることができる。これにより、間に介在するスレーブ(14)は、実質的に存在しない状態となり、そのスレーブ(14)によって誤差が累積することはない。したがって、時刻同期を行う際に発生する位相差の誤差を低減させることができ、精度よく時刻同期制御を行うことができる。
制御部(28)は、受信したマスター(12)からのデータが、自己以外のスレーブ(14)との時刻同期を要求する同期要求データの場合は、自己のスレーブ(14)が受信した同期要求データを通信モードで送信した後に、切換部(26)を制御して、通信モードから素通りモードに切り換えてもよい。
これにより、マスター(12)と、マスター(12)と時刻同期を行うスレーブ(14)との間に、1または複数のスレーブ(14)が介在する場合であっても、実質的にスレーブ(14)が介在していない状態と同じ状態となるので、誤差が累積することはない。したがって、時刻同期を行う際に発生する位相差の誤差を低減させることができ、精度よく時刻同期制御を行うことができる。
制御部(28)は、受信したマスター(12)からのデータが、自己のスレーブ(14)との時刻同期を要求する同期要求データの場合は、通信モードで時刻同期のためのシリアル通信をマスター(12)と行ってもよい。
これにより、マスター(12)と自己のスレーブ(14)との間に、1または複数のスレーブ(14)が介在する場合であっても、実質的にスレーブ(14)が介在していない状態と同じ状態となるので、誤差が累積することはない。したがって、時刻同期を行う際に発生する位相差の誤差を低減させることができ、精度よく時刻同期制御を行うことができる。
制御部(28)は、受信したマスター(12)からのデータが、同期要求データの送信前に送信される、時刻同期の準備を要求する準備要求データの場合は、自己のスレーブ(14)が受信した準備要求データを通信モードで送信するとともに、自己のスレーブ(14)が現在行っている指定単位のデータのシリアル通信が終了すると、準備完了データをマスター(12)側に向けて送信してもよい。
これにより、通信モードから素通りモードへの切り換わりの際に、現在スレーブ(14)が行っているシリアル通信が遮断してしまうことを防止することができる。また、マスター(12)は、スレーブの時刻同期の準備動作が終了したかを認識することができ、適切なタイミングで同期要求データを送信することができる。
制御部(28)は、受信したマスター(12)からのデータが、通信モードの再開を要求する再開要求データの場合であって、自己のスレーブ(14)が素通りモードである場合は、切換部(26)を制御して、通信モードに切り換えた後に、通信モードで通信可能であることを示す復帰データをマスター(12)側に向けて送信してもよい。
これにより、時刻同期が終了すると素通りモードに切り換えられたスレーブ(14)が通信モードに復帰するので、通常のシリアル通信を行うことができる。また、マスター(12)は、スレーブ(14)が通信モードに復帰したかを認識することができ、適切なタイミングで通常のシリアル通信を再開することができる。
通信回路(22)および通信線(24)は、受信したデータが、前段に接続されたマスター(12)またはスレーブ(14)から送信されたものである場合は、受信したデータを後段に接続されたスレーブ(14)に送信し、受信したデータが、後段に接続されたスレーブ(14)から送信されたものである場合は、受信したデータを前段に接続されたマスター(12)またはスレーブ(14)に送信してもよい。
<第2の技術的思想>
シリアル通信システム(10)は、マスター(12)とマスター(12)にデイジーチェーン式に接続される複数のスレーブ(14)とを備える。マスター(12)は、時刻同期を要求する要求情報と、時刻同期を行いたいスレーブ(14)を示すスレーブ情報とを含む同期要求データを、後段に接続されたスレーブ(14)に送信する。
スレーブ(14)は、受信したデータを自己のクロックに同期して送信する通信モードでシリアル通信を行う通信回路(22)と、受信したデータを自己のクロックに依存せずにそのまま送信する素通りモードでシリアル通信を行う通信線(24)と、通信モードから素通りモードに切り換える切換部(26)と、切換部(26)を制御する制御部(28)と、を有する。制御部(28)は、受信したマスター(12)からのデータが同期要求データの場合であって、同期要求データに含まれるスレーブ情報が、自己以外のスレーブ(14)を示す場合は、受信した同期要求データを通信モードで送信した後に、切換部(26)を制御して、通信モードから前記素通りモードに切り換える。
これにより、マスター(12)と、マスター(12)と時刻同期を行うスレーブ(14)との間に、1または複数のスレーブ(14)が介在する場合であっても、実質的にスレーブ(14)が介在していない状態と同じ状態となるので、誤差が累積することはない。したがって、時刻同期を行う際に発生する位相差の誤差を低減させることができ、精度よく時刻同期制御を行うことができる。
制御部(28)は、受信したマスター(12)からのデータが同期要求データの場合であって、同期要求データに含まれるスレーブ情報が、自己のスレーブ(14)を示す場合は、通信モードで時刻同期のためのシリアル通信をマスター(12)と行ってもよい。
これにより、マスター(12)と自己のスレーブ(14)との間に、1または複数のスレーブ(14)が介在する場合であっても、実質的にスレーブ(14)が介在していない状態と同じ状態となるので、誤差が累積することはない。したがって、時刻同期を行う際に発生する位相差の誤差を低減させることができ、精度よく時刻同期制御を行うことができる。
マスター(12)は、同期要求データを後段に接続されたスレーブ(14)に対して送信する前に、時刻同期の準備を要求する準備要求データを送信してもよい。制御部(28)は、受信したマスター(12)からのデータが準備要求データの場合は、自己のスレーブ(14)が受信した準備要求データを通信モードで送信するとともに、自己のスレーブ(14)が現在行っている指定単位のデータのシリアル通信が終了すると、準備完了データをマスター(12)側に向けて送信してもよい。マスター(12)は、複数のスレーブ(14)から準備完了データが送られてくると、同期要求データを後段に接続されたスレーブ(14)に対して送信してもよい。
これにより、通信モードから素通りモードへの切り換わりの際に、現在スレーブ(14)が行っているシリアル通信が遮断してしまうことを防止することができる。また、マスター(12)は、スレーブ(14)の時刻同期の準備動作が終了したかを認識することができ、適切なタイミングで同期要求データを送信することができる。
マスター(12)は、時刻同期が終了すると、通信モードの再開を要求する再開要求データを後段に接続されたスレーブ(14)に送信してもよい。制御部(28)は、受信したマスター(12)からのデータが、再開要求データの場合であって、自己のスレーブ(14)が素通りモードの場合は、切換部(26)を制御して、通信モードに切り換えた後に、通信モードで通信可能であることを示す復帰データをマスター(12)側に向けて送信してもよい。
これにより、時刻同期が終了すると素通りモードに切り換えられたスレーブ(14)が通信モードに復帰するので、通常のシリアル通信を行うことができる。また、マスター(12)は、スレーブ(14)が通信モードに復帰したかを認識することができ、適切なタイミングで通常のシリアル通信を再開することができる。
10…シリアル通信システム 12…マスター
14(14a〜14c)…スレーブ 14S…同期対象スレーブ
16…信号線 20…クロック発生部
22…通信回路 24…通信線
26…切換部 28…制御部

Claims (15)

  1. マスターとデイジーチェーン式に接続され、受信したデータを自己のクロックに同期して送信する通信モードでシリアル通信を行う通信回路を備える、スレーブであって、
    受信した前記データを前記自己のクロックに依存せずにそのまま送信する素通りモードでシリアル通信を行う通信線と、
    前記通信モードから前記素通りモードに切り換える切換部と、
    前記切換部を制御する制御部と、
    を備える、スレーブ。
  2. 請求項1に記載のスレーブであって、
    前記制御部は、受信した前記マスターからの前記データが、自己以外の前記スレーブとの時刻同期を要求する同期要求データの場合は、自己の前記スレーブが受信した前記同期要求データを前記通信モードで送信した後に、前記切換部を制御して、前記通信モードから前記素通りモードに切り換える、スレーブ。
  3. 請求項2に記載のスレーブであって、
    前記制御部は、受信した前記マスターからの前記データが、自己の前記スレーブとの時刻同期を要求する同期要求データの場合は、前記通信モードで時刻同期のためのシリアル通信を前記マスターと行う、スレーブ。
  4. 請求項2または3に記載のスレーブであって、
    前記制御部は、受信した前記マスターからの前記データが、前記同期要求データの送信前に送信される、時刻同期の準備を要求する準備要求データの場合は、自己の前記スレーブが受信した前記準備要求データを前記通信モードで送信するとともに、自己の前記スレーブが現在行っている指定単位のデータのシリアル通信が終了すると、準備完了データを前記マスター側に向けて送信する、スレーブ。
  5. 請求項2〜4のいずれか1項に記載のスレーブであって、
    前記制御部は、受信した前記マスターからの前記データが、前記通信モードの再開を要求する再開要求データの場合であって、自己の前記スレーブが前記素通りモードである場合は、前記切換部を制御して、前記通信モードに切り換えた後に、前記通信モードで通信可能であることを示す復帰データを前記マスター側に向けて送信する、スレーブ。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載のスレーブであって、
    前記通信回路および前記通信線は、受信した前記データが、前段に接続された前記マスターまたは前記スレーブから送信されたものである場合は、受信した前記データを後段に接続された前記スレーブに送信し、受信した前記データが、後段に接続された前記スレーブから送信されたものである場合は、受信した前記データを前段に接続された前記マスターまたは前記スレーブに送信する、スレーブ。
  7. マスターと前記マスターにデイジーチェーン式に接続される複数のスレーブとを備えるシリアル通信システムであって、
    前記マスターは、時刻同期を要求する要求情報と、時刻同期を行いたい前記スレーブを示すスレーブ情報とを含む同期要求データを、後段に接続された前記スレーブに送信し、
    前記スレーブは、
    受信したデータを自己のクロックに同期して送信する通信モードでシリアル通信を行う通信回路と、
    受信した前記データを前記自己のクロックに依存せずにそのまま送信する素通りモードでシリアル通信を行う通信線と、
    前記通信モードから前記素通りモードに切り換える切換部と、
    前記切換部を制御する制御部と、
    を有し、
    前記制御部は、受信した前記マスターからの前記データが前記同期要求データの場合であって、前記同期要求データに含まれる前記スレーブ情報が、自己以外の前記スレーブを示す場合は、受信した前記同期要求データを前記通信モードで送信した後に、前記切換部を制御して、前記通信モードから前記素通りモードに切り換える、シリアル通信システム。
  8. 請求項7に記載のシリアル通信システムであって、
    前記制御部は、受信した前記マスターからの前記データが前記同期要求データの場合であって、前記同期要求データに含まれる前記スレーブ情報が、自己の前記スレーブを示す場合は、前記通信モードで時刻同期のためのシリアル通信を前記マスターと行う、シリアル通信システム。
  9. 請求項7または8にシリアル通信システムであって、
    前記マスターは、前記同期要求データを後段に接続された前記スレーブに対して送信する前に、時刻同期の準備を要求する準備要求データを送信し、
    前記制御部は、受信した前記マスターからの前記データが前記準備要求データの場合は、自己の前記スレーブが受信した前記準備要求データを前記通信モードで送信するとともに、自己の前記スレーブが現在行っている指定単位のデータのシリアル通信が終了すると、準備完了データを前記マスター側に向けて送信し、
    前記マスターは、複数の前記スレーブから前記準備完了データが送られてくると、前記同期要求データを後段に接続された前記スレーブに対して送信する、シリアル通信システム。
  10. 請求項7〜9のいずれか1項に記載のシリアル通信システムであって、
    前記マスターは、時刻同期が終了すると、前記通信モードの再開を要求する再開要求データを後段に接続された前記スレーブに送信し、
    前記制御部は、受信した前記マスターからの前記データが、前記再開要求データの場合であって、自己の前記スレーブが前記素通りモードの場合は、前記切換部を制御して、前記通信モードに切り換えた後に、前記通信モードで通信可能であることを示す復帰データを前記マスター側に向けて送信する、シリアル通信システム。
  11. 請求項7〜10のいずれか1項に記載のシリアル通信システムであって、
    前記通信回路および前記通信線は、受信した前記データが、前段に接続された前記マスターまたは前記スレーブから送信されたものである場合は、受信した前記データを後段に接続された前記スレーブに送信し、受信した前記データが、後段に接続された前記スレーブから送信されたものである場合は、受信した前記データを前段に接続された前記マスターまたは前記スレーブに送信する、シリアル通信システム。
  12. マスターと前記マスターにデイジーチェーン式に接続される複数のスレーブとを備えるシリアル通信システムの通信方法であって、
    前記スレーブは、
    受信したデータを自己のクロックに同期して送信する通信モードでシリアル通信を行う通信回路と、
    受信した前記データを前記自己のクロックに依存せずにそのまま送信する素通りモードでシリアル通信を行う通信線と、
    前記通信モードから前記素通りモードに切り換える切換部と、
    を有し、
    前記マスターが、時刻同期を要求する要求情報と、時刻同期を行いたい前記スレーブを示すスレーブ情報とを含む同期要求データを、後段に接続された前記スレーブに送信する同期要求ステップと、
    前記スレーブが、受信した前記マスターからの前記データが前記同期要求データの場合であって、前記同期要求データに含まれる前記スレーブ情報が、自己以外の前記スレーブを示す場合は、受信した前記同期要求データを前記通信モードで送信した後に、前記切換部を制御して、前記通信モードから前記素通りモードに切り換える素通りステップと、
    を含む、シリアル通信システムの通信方法。
  13. 請求項12に記載のシリアル通信システムの通信方法であって、
    前記スレーブは、受信した前記マスターからの前記データが前記同期要求データの場合であって、前記同期要求データに含まれる前記スレーブ情報が、自己の前記スレーブを示す場合は、前記通信モードで時刻同期のためのシリアル通信を前記マスターと行う同期ステップを含む、シリアル通信システムの通信方法。
  14. 請求項12または13にシリアル通信システムの通信方法であって、
    前記マスターが、前記同期要求データを後段に接続された前記スレーブに対して送信する前に、時刻同期の準備を要求する準備要求データを送信する準備要求ステップと、
    前記スレーブが、受信した前記マスターからの前記データが前記準備要求データの場合は、自己の前記スレーブが受信した前記準備要求データを前記通信モードで送信するとともに、自己の前記スレーブが現在行っている指定単位のデータのシリアル通信が終了すると、準備完了データを前記マスター側に向けて送信する準備ステップと、
    を含み、
    同期要求ステップは、複数の前記スレーブから前記準備完了データが送られてくると、前記同期要求データを後段に接続された前記スレーブに対して送信する、シリアル通信システムの通信方法。
  15. 請求項12〜14のいずれか1項に記載のシリアル通信システムの通信方法であって、
    前記マスターが、時刻同期が終了すると、前記通信モードの再開を要求する再開要求データを後段に接続された前記スレーブに送信する再開要求ステップと、
    前記スレーブが、受信した前記マスターからの前記データが前記再開要求データの場合であって、自己の前記スレーブが前記素通りモードである場合は、前記切換部を制御して、前記通信モードに切り換えた後に、前記通信モードで通信可能であることを示す復帰データを前記マスター側に向けて送信する復帰完了ステップと、
    を含む、シリアル通信システムの通信方法。
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