JP2018157342A - 電子機器およびその制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 本発明の目的は、所定の操作により設定値変更の対象となる設定項目を切り替える際の操作性を向上させることである。【解決手段】 第1の操作手段への操作で設定値を変更する設定項目である割当項目が第1の項目である状態から、第2の操作手段への操作後、解除までの第1の操作手段への操作に応じて第2の項目の設定値変更し、割当項目が前記第1の項目である状態から第2の操作手段への操作後、解除までに、所定の操作がされると、第2の操作手段への操作の解除または、解除後の操作のいずれかの所定操作の後、第1の操作手段への操作で第1の項目の設定値を変更し、割当項目が第1の項目である状態から第2の操作手段への操作がされ、解除されるまでに、所定の条件を満たす操作がなかった場合には、所定の操作の後、第1の操作手段への操作で第2の項目の設定値を変更するように制御する制御手段とを有することを特徴とする。【選択図】 図3

Description

本発明は、電子機器およびその制御方法に関し、特に設定値を変更する項目を切り替える際の技術に関する。
従来、所定の操作部材への操作により設定値を変更する項目を切り替えて、複数の項目の設定値を変更可能にする方法があった。特許文献1には、設定値を変更する項目を切り替えるための回転操作部材を模した表示アイテムがタッチ操作により表示され、表示アイテム上のタッチムーブによりタッチ操作を行う前とは異なる設定項目を選択することができることが開示されている。さらに、各設定項目を選択した状態でタッチをしている間、選択した項目の設定値の変更が可能になることが開示されている。特許文献2には、設定画面で設定項目を選択すると、選択された項目の設定値を変更するためのサブ画面が表示され、サブ画面から設定画面へと戻る操作をすると、設定項目を再び選択可能になることが開示されている。
特開2014−042164号公報 特開2016−143343号公報
特許文献1の方法では、設定項目は、ユーザが表示アイテムへのタッチを離してしまうと、タッチをする前の項目に戻ってしまう。そこで、特許文献2のようにユーザが項目を変更するための操作を行わない限りは、設定項目を変更しないようにすると、ユーザが一時的に設定項目を変更し、すぐに元の項目へと戻したい場合に、素早く項目の切り替えができなくなる。
本発明は、上記の課題に鑑み、所定の操作により設定値変更の対象となる設定項目を切り替える際の操作性を向上させることを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の電子機器は、第1の操作手段と、第2の操作手段と、前記第1の操作手段への操作に応じて設定値を変更する設定項目として割り当てられた割当項目が前記第1の項目である場合には、前記第1の操作手段への操作に応じて前記第1の項目の設定値を変更し、前記割当項目が前記第1の項目である状態から前記第2の操作手段への操作がされた後、前記第2の操作手段への操作が解除されるまでに、前記第1の操作手段への操作がされたことに応じて前記第2の項目の設定値を変更し、前記割当項目が前記第1の項目である状態から前記第2の操作手段への操作がされた後、前記第2の操作手段への操作が解除されるまでに、所定の条件を満たす操作がされた場合には、前記第2の操作手段への操作の解除または、前記第2の操作手段への操作の解除の後の操作のいずれかである所定の操作の後、前記第1の操作手段への操作がされたことに応じて前記第1の項目の設定値を変更し、前記割当項目が前記第1の項目である状態から前記第2の操作手段への操作がされた後、前記第2の操作手段への操作が解除されるまでに、前記所定の条件を満たす操作がされなかった場合には、前記所定の操作の後、前記第1の操作手段への操作がされたことに応じて前記第2の項目の設定値を変更するように制御する制御手段とを有することを特徴とする。
本発明によれば、所定の操作により設定値変更の対象となる設定項目を切り替える際の操作性を向上させることができる。
本実施形態の構成を適用可能な装置の一例としてのデジタルカメラの外観図 本実施形態の構成を適用可能な装置の一例としてのデジタルカメラの構成例を示すブロック図 本実施形態の撮影モードの処理を示すフローチャート (a)本実施形態の切替判定処理を示すフローチャート、(b)本実施形態の変形例における切替判定処理を示すフローチャート 本実施形態の表示例を示す図
以下、図面を参照して本発明の好適な実施形態を説明する。
図1は本発明の電子機器の一例としてのデジタルカメラ100の外観図、図2は本発明の撮像制御装置の一例としてのデジタルカメラ100の構成例を示すブロック図である。
図1に本発明を適用可能な電子機器の一実施形態としてのデジタルカメラ100の外観図を示す。表示部28は画像や各種情報を表示する表示部である。表示部28はタッチパネル70aと一体に設けられている。シャッターボタン61は撮影指示を行うための(押下されると第1段階で撮影指示を受付け、第2段階で撮影を実行する)操作部である。モード切替スイッチ60はM(マニュアルモード)、Av(絞り優先)モード等の各種モードを切り替えるための操作部である。コネクタ112は例えばPCやプリンタと接続するための接続ケーブル111をデジタルカメラ100に接続するためのコネクタである。操作部70はユーザーからの各種操作を受け付ける各種スイッチ、ボタン、タッチパネル等の操作部材より成る操作部である。コントローラホイール73は操作部70に含まれる回転操作可能な操作部材である。電子ダイヤル75は回転可能な操作部材であり、電子ダイヤル75の回転に応じてシャッタースピードや絞り数値等の撮影の設定値のうちいずれかを変更可能である。電子ダイヤル75を回転操作すると、操作量に応じて電気的なパルス信号が発生し、このパルス信号に基づいてシステム制御部50はデジタルカメラ100の各部を制御する。このパルス信号によって、電子ダイヤル75が回転操作された角度や、何回転したかなどを判定することができる。なお、電子ダイヤル75は回転操作が検出できる操作部材であればどのようなものでもよい。例えば、ユーザの回転操作に応じて電子ダイヤル75自体が回転してパルス信号を発生するダイヤル操作部材であってもよい。また、タッチセンサよりなる操作部材で、電子ダイヤル75自体は回転せず、電子ダイヤル75上でのユーザの指の回転動作などを検出するものであってもよい(いわゆる、タッチホイール)。コントローラホイール73の内側にある十字キー74は左右上下のそれぞれのキーからなる。後述する撮影モードにおいて、各キーを押下すると、対応する機能が実行される。例えば、右キー74cは、ストロボに関する設定を変更するためのキーである。左キー74dは、マクロ、マニュアルフォーカス、通常(被写体全体への合焦をするようにする)のいずれかへとフォーカス状態を変更するためのボタンである。下キー74bは、表示部28の表示状態を切り替えるためのキーである。上キー74aは露出補正に関する設定項目のうち、電子ダイヤル75への操作で変更する設定項目を切り替えるためのキーであり、電子ダイヤル75で変更可能な設定値は、撮影モードの種類によって異なる。P(プログラム)モードの場合には、上キー74aへの押下をすると、露出補正の設定値を示すアイテムが表示され、電子ダイヤル75の回転による露出補正の設定が可能になる。なお、ここでもう一度上キー74aを押下すると、露出補正の設定値を示すアイテムが非表示になり、電子ダイヤル75の回転操作をしても露出補正の設定値は変更されなくなる。Tv(シャッター優先)モードの場合には、上キー74aへの押下をすると、電子ダイヤル75への操作により変更可能な項目が露出補正とシャッター速度のいずれかに切り替わるようになる。Av(絞り優先)モードの場合には、上キー74aへの押下をすると、電子ダイヤル75への操作により変更可能な項目が露出補正と絞り数値のいずれかに切り替わるようになる。M(マニュアル)モードの場合には、上キー74aへの押下をすると、電子ダイヤル75への操作により変更可能な項目がシャッタースピードと絞り数値のいずれかに切り替わるようになる。
電源スイッチ72は、電源オン、電源オフを切り替えるための押しボタンである。記録媒体200はメモリカードやハードディスク等の不揮発性の記録媒体である。記録媒体スロット201は記録媒体200を格納するためのスロットである。記録媒体スロット201に格納された記録媒体200は、デジタルカメラ100との通信が可能となり記録や再生が可能となる。蓋202は記録媒体スロット201の蓋である。図においては、蓋202を開けてスロット201から記録媒体200の一部を取り出して露出させた状態を示している。
図2は、本実施形態によるデジタルカメラ100の構成例を示すブロック図である。
図2において、撮影レンズ103はズームレンズ、フォーカスレンズを含むレンズ群である。シャッター101は絞り機能を備えるシャッターである。撮像部22は光学像を電気信号に変換するCCDやCMOS素子等で構成される撮像素子である。A/D変換器23は、撮像部22から出力されるアナログ信号をデジタル信号に変換するために用いられる。
画像処理部24は、A/D変換器23からのデータ、又は、メモリ制御部15からのデータに対し所定の画素補間、縮小といったリサイズ処理や色変換処理を行う。また、画像処理部24では、撮像した画像データを用いて所定の演算処理が行われ、得られた演算結果に基づいてシステム制御部50が露光制御、測距制御を行う。これにより、TTL(スルー・ザ・レンズ)方式のAF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理、EF(フラッシュプリ発光)処理が行われる。画像処理部24では更に、撮像した画像データを用いて所定の演算処理を行い、得られた演算結果に基づいてTTL方式のAWB(オートホワイトバランス)処理も行っている。
A/D変換器23からの出力データは、画像処理部24及びメモリ制御部15を介して、或いは、画像処理部24を介さずメモリ制御部15を介してメモリ32に直接書き込まれる。メモリ32は、撮像部22によって得られA/D変換器23によりデジタルデータに変換された画像データや、表示部28に表示するための画像データを格納する。メモリ32は、所定枚数の静止画像や所定時間の動画像および音声を格納するのに十分な記憶容量を備えている。
また、メモリ32は画像表示用のメモリ(ビデオメモリ)を兼ねている。D/A変換器13は、メモリ32に格納されている画像表示用のデータをアナログ信号に変換して表示部28に供給する。こうして、メモリ32に書き込まれた表示用の画像データはD/A変換器13を介して表示部28により表示される。表示部28は、LCD等の表示器上に、D/A変換器13からのアナログ信号に応じた表示を行う。A/D変換器23によって一度A/D変換されメモリ32に蓄積されたデジタル信号をD/A変換器13においてアナログ変換し、表示部28に逐次転送して表示することで、電子ビューファインダとして機能し、スルー画像表示(ライブビュー表示)を行える。
不揮発性メモリ56は、システム制御部50によって電気的に消去・記録・読出し可能な記録媒体としてのメモリであり、例えばEEPROM等が用いられる。不揮発性メモリ56には、システム制御部50の動作用の定数、プログラム等が記憶される。ここでいう、プログラムとは、本実施形態にて後述する各種フローチャートを実行するためのコンピュータプログラムのことである。
システム制御部50は、少なくとも1つのプロセッサーを内蔵し、デジタルカメラ100全体を制御する。前述した不揮発性メモリ56に記録されたプログラムを実行することで、後述する本実施形態の各処理を実現する。システムメモリ52には、RAMが用いられる。システムメモリ52には、システム制御部50の動作用の定数、変数、不揮発性メモリ56から読み出したプログラム等を展開する。また、システム制御部50はメモリ32、D/A変換器13、表示部28等を制御することにより表示制御も行う。
システムタイマー53は各種制御に用いる時間や、内蔵された時計の時間を計測する計時部である。
モード切替スイッチ60、シャッターボタン61、操作部70はシステム制御部50に各種の動作指示を入力するための操作手段である。
モード切替スイッチ60は、システム制御部50の動作モードを静止画記録モード(PモードやMモード)、動画撮影モード、等のいずれかに切り替えるためのスイッチである。静止画記録モードに含まれるモードとして、オート撮影モード、オートシーン判別モード、マニュアルモード、撮影シーン別の撮影設定となる各種シーンモード、プログラムモード、カスタムモード等がある。モード切替スイッチ60で、メニュー画面に含まれるこれらのモードのいずれかに直接切り替えられる。あるいは、モード切替スイッチ60でメニュー画面に一旦切り換えた後に、メニュー画面に含まれるこれらのモードのいずれかに、他の操作部材を用いて切り替えるようにしてもよい。同様に、動画撮影モードにも複数のモードが含まれていてもよい。
第1シャッタースイッチ62は、デジタルカメラ100に設けられたシャッターボタン61の操作途中、いわゆる半押し(撮影準備指示)でONとなり第1シャッタースイッチ信号SW1を発生する。第1シャッタースイッチ信号SW1により、AF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理、AWB(オートホワイトバランス)処理、EF(フラッシュプリ発光)処理等の動作を開始する。
第2シャッタースイッチ64は、シャッターボタン61の操作完了、いわゆる全押し(撮影指示)でONとなり、第2シャッタースイッチ信号SW2を発生する。システム制御部50は、第2シャッタースイッチ信号SW2により、撮像部22による静止画撮像動作、撮像部22からの信号読み出しから記録媒体200に画像データを書き込むまでの一連の撮影処理の動作を開始する。
操作部70の各操作部材は、表示部28に表示される種々の機能アイコンを選択操作することなどにより、場面ごとに適宜機能が割り当てられ、各種機能ボタンとして作用する。機能ボタンとしては、例えば終了ボタン、戻るボタン、画像送りボタン、ジャンプボタン、絞込みボタン、属性変更ボタン等がある。例えば、メニューボタンが押されると各種の設定可能なメニュー画面が表示部28に表示される。利用者は、表示部28に表示されたメニュー画面と、十字キー74やSETボタンとを用いて直感的に各種設定を行うことができる。
電源制御部80は、電池検出回路、DC−DCコンバータ、通電するブロックを切り替えるスイッチ回路等により構成され、電池の装着の有無、電池の種類、電池残量の検出を行う。また、電源制御部80は、その検出結果及びシステム制御部50の指示に基づいてDC−DCコンバータを制御し、必要な電圧を必要な期間、記録媒体200を含む各部へ供給する。
電源部30は、アルカリ電池やリチウム電池等の一次電池やNiCd電池やNiMH電池、Li電池等の二次電池、ACアダプター等からなる。電源スイッチ72はデジタルカメラ100の電源のON,OFFを切り替えるためのスイッチである。
記録媒体I/F18は、メモリカードやハードディスク等の記録媒体200とのインターフェースである。記録媒体200は、撮影時に画像を記録するためのメモリカード等の不揮発性の記録媒体であり、半導体メモリや光ディスク、磁気ディスク等から構成される。
なお操作部70の一つとして、表示部28に対する接触を検知可能なタッチパネル70aを有する。タッチパネル70aと表示部28とは一体的に構成することができる。例えば、タッチパネル70aを光の透過率が表示部28の表示を妨げないように構成し、表示部28の表示面の上層に取り付ける。そして、タッチパネルにおける入力座標と、表示部28上の表示座標とを対応付ける。これにより、恰もユーザが表示部28上に表示された画面を直接的に操作可能であるかのようなGUI(グラフィカルユーザーインターフェース)を構成することができる。システム制御部50はタッチパネル70aへの以下の操作。あるいは状態を検出できる。
・タッチパネルにタッチしていなかった指やペンが新たにタッチパネルにタッチしたこと。すなわち、タッチの開始(以下、タッチダウン(Touch−Down)と称する)。
・タッチパネルを指やペンでタッチしている状態であること(以下、タッチオン(Touch−On)と称する)。
・タッチパネルを指やペンでタッチしたまま移動していること、タッチ位置の移動(以下、タッチムーブ(Touch−Move)と称する)。
・タッチパネルへタッチしていた指やペンを離したこと。すなわち、タッチの終了(以下、タッチアップ(Touch−Up)と称する)。
・タッチパネルに何もタッチしていない状態(以下、タッチオフ(Touch−Off)と称する)。
タッチダウンが検出されると、同時にタッチオンであることも検出される。タッチダウンの後、タッチアップが検出されない限りは、通常はタッチオンが検出され続ける。タッチムーブが検出されるのもタッチオンが検出されている状態である。タッチオンが検出されていても、タッチ位置が移動していなければタッチムーブは検出されない。タッチしていた全ての指やペンがタッチアップしたことが検出された後は、タッチオフとなる。
これらの操作・状態や、タッチパネル上に指やペンがタッチしている位置座標は内部バスを通じてシステム制御部50に通知され、システム制御部50は通知された情報に基づいてタッチパネル上にどのような操作が行なわれたかを判定する。タッチムーブについてはタッチパネル上で移動する指やペンの移動方向についても、位置座標の変化に基づいて、タッチパネル上の垂直成分・水平成分毎に判定できる。またタッチパネル上をタッチダウンから一定のタッチムーブを経てタッチアップをしたとき、ストロークを描いたこととする。素早くストロークを描く操作をフリックと呼ぶ。フリックは、タッチパネル上に指をタッチしたままある程度の距離だけ素早く動かして、そのまま離すといった操作であり、言い換えればタッチパネル上を指ではじくように素早くなぞる操作である。所定距離以上を、所定速度以上でタッチムーブしたことが検出され、そのままタッチアップが検出されるとフリックが行なわれたと判定できる。また、所定距離以上を、所定速度未満でタッチムーブしたことが検出された場合はドラッグが行なわれたと判定するものとする。タッチパネルは、抵抗膜方式や静電容量方式、表面弾性波方式、赤外線方式、電磁誘導方式、画像認識方式、光センサ方式等、様々な方式のタッチパネルのうちいずれの方式のものを用いても良い。方式によって、タッチパネルに対する接触があったことでタッチがあったと検出する方式や、タッチパネルに対して指やペンが接近していても触れないこともタッチがあったと検出する方式ものがあるが、いずれの方式でもよい。
図3を用いて本実施形態における撮影モードの処理を説明する。この処理は、不揮発性メモリ56に記録されたプログラムをシステムメモリ52に展開してシステム制御部50が実行することで実現する。なお、この処理は、デジタルカメラ100に電源が入り、撮影モードが開始され、ライブビュー画像が表示部28に表示される(撮影待機画面が表示される)と開始する。
S301では、システム制御部50は、現在の撮影モードを取得し、不揮発性メモリ56に格納された撮影モードに対応する、電子ダイヤル75への回転操作により変更される割り当て項目を取得する。さらに、複数の割り当て項目がある場合にはそのいずれかが初期項目として設定されているかを取得する。なお、Pモードのように電子ダイヤル75への操作により変更可能な項目が、露出補正だけである場合には、初期項目は設定されない。初期項目は、P(プログラム)モードの場合には、露出補正、Tv(シャッター優先)モードの場合には、シャッター速度、Av(絞り優先)モードの場合には、絞り数値、M(マニュアル)モードの場合には、シャッタースピードになる。
S302では、システム制御部50は、S301で取得した初期項目を、電子ダイヤル75への回転操作に応じて設定値が変更される設定項目として設定(割当項目とする)し、システムメモリ52に記録する。図5(a)、(b)は、本実施形態における表示部28への表示例を示している。図5(a)に示すライブビュー画面501の下側に設定項目表示をする領域502がある。図5(b)には、撮影モードがマニュアルモードの場合の領域502における表示例を示している。図5(b)に示すように、S302において、マニュアルモードの初期項目であるシャッター速度が割当項目として設定されると、領域502のシャッター速度およびその設定値を示すアイテム503を挟むように、マーク504が表示される。マーク504は、電子ダイヤル75への操作によって設定値を変更可能であることを示している。マーク504は、電子ダイヤル75を示すアイテムである。マーク504は、アイテム503か、絞り数値およびその設定値を示すアイテム505のいずれか一方を挟むように表示される。ユーザは領域502の表示により、現在電子ダイヤル75の操作により、設定値が変更される設定項目がいずれであるかを認識することができる。さらに後述する割当項目の切り替え操作により、他方の設定項目も電子ダイヤル75への操作によって設定変更可能であることを認識することができる。ここで説明のために初期項目を項目Aとする。
S303では、システム制御部50は、撮影モードの切り替えがされたか否かを判定する。撮影モードの切り替えは、モード切替スイッチ60への操作がされると行われる。撮影モードの切り替えがされたと判定した場合は、S301に戻り、そうでない場合は、S304へ進む。
S304では、システム制御部50は、電子ダイヤル75の操作が有ったか否かを判定する。電子ダイヤル75への操作があったと判定した場合、S305へ進み、そうでない場合は、S306へ進む。
S305では、システム制御部50は、現在割当項目として設定されている設定項目の設定値を変更する。シャッター速度が1/200である場合に、電子ダイヤル75が左回転されると1/160、1/125というように設定値が大きくなり、右回転されると1/250、1/320というように設定値が小さくなる。
S306では、システム制御部50は、上キー74aが押下された、すなわち割当項目の切り替え操作がされたか否かを判定する。上キー74aが押下されたと判定した場合は、S307へ進み、そうでない場合は、S316へ進む。
S307では、システム制御部50は、現在の割当項目が項目Aであるか否かを判定する。項目Aであると判定した場合は、S308へ進み、そうでない場合は、S309へ進む。
S308では、システム制御部50は、割当項目を項目Aから項目Aとは異なる項目Bに切り替える。すなわち、割当項目の切り替えを行う。
S309では、システム制御部50は、割当項目を項目Bから項目Bとは異なる項目Aに切り替える。このように、S308とS309では割当項目の切り替えを行い、切り替え後の割当機能をシステムメモリ52に記録する。図5(c)には、割当項目が図5(b)のシャッター速度から切り替わった場合の領域502の表示例を示している。図5(c)に示すように、S307〜S309の処理において割当項目が切り替わると、シャッター速度から絞り数値に割当項目が切り替わり、絞り数値を示すアイテム505を挟むようにマーク504が表示される。これにより、絞り数値の設定値が電子ダイヤル75へ操作で変更可能であることをユーザは認識することができる。
S310では、システム制御部50は、切替判定処理を行う。切替判定処理は、上キー74aの押下により割当項目を切り替えた後、上キー74aの押下が解除されたことに応じて割当項目をもとの設定項目に戻すか否かを判定するための処理である。切替判定処理の具体的な処理については、図4(a)(および変形例として図4(b))を用いて説明する。
S311では、システム制御部50は、上キー74aの押下状態が解除されたか否かを判定する。上キー74aの押下状態が解除されたと判定した場合は、S312へ進み、そうでない場合は、S310へ戻る。
S312では、システム制御部50は、切り替えフラグがONであるか否かを判定する。切り替えフラグは、S310及び図4(a)または(b)を用いて説明をする切り替え判定処理においてONか否かの判定が行われる。切替フラグがONであると判定した場合は、S313へ進み、そうでない場合は、S304に戻る。また、切り替えフラグがONであると判定された場合には、S312においてOFFにする。
S313〜S315の処理は、S307〜S309の処理と同様の処理であり、割当項目の切り替えを行う。つまり、S312において判定された切替フラグがONである場合には、上キー74aの押下の解除に応じて割当項目が直前のS307〜S309の処理において切り替わった設定項目から元の設定項目に戻る。図5(d)には、切替フラグがONの際に、上キー74aが解除された場合の領域502の表示例を示す。図5(d)に示すように、切替フラグがONの場合には、上キー74aの押下の解除に応じて割当項目がもとの設定項目に戻る。よって、図5(c)においてアイテム505にマーク504が付された状態から、図5(d)では図5(a)と同じ、アイテム503にマーク504が付された状態になる。一方、S312においてNOと判定された場合には、割当項目はそのままなので、上キー74aの押下が解除されても、図5(e)に示すように、領域502の表示は変わらない。
S316では、システム制御部50は、撮影指示がされたか否かを判定する。撮影指示はシャッターボタン61の押下によって行うことができる。このとき、シャッターボタン61の半押し状態に応じて測光処理が行われ、各設定項目で設定された設定値に基づいて露出に関する設定がされる。
S317では、システム制御部50は、撮影処理を行う。撮影処理は、撮像部22により取得した画像を記録媒体200に記録する処理である。
S318では、システム制御部50は、撮影モード処理を終了するか否かを判定する。撮影モード処理は、メニュー画面への切り替え、再生モードへの切り替え、電源のOFFにより終了する。撮影モードを終了する操作がされと判定した場合は、撮影モード処理を終了し、そうでない場合は、S303へ戻る。
次に、図4(a)を用いて切替判定処理について説明する。この処理は、不揮発性メモリ56に記録されたプログラムをシステムメモリ52に展開してシステム制御部50が実行することで実現する。切替判定処理は、図3のS310へ進むと開始する。
S401では、システム制御部50は、図3のS306において上キー74aの押下が開始してから一定時間が経過したか否かを判定する。つまり、上キー74aを押下した状態のまま一定時間が経過したか否かを判定する。一定時間とは3秒や5秒といった時間である。上キー74aの押下が開始してから一定時間が経過したと判定した場合は、S402へ進み、そうでない場合は、S403へ進む。
S402では、システム制御部50は、切替フラグをONにしてシステムメモリ52に記録する。上キー74aを一定時間以上押下したまま(所定時間以上、継続して押下)である場合には、切替フラグをONにすることで、上キー74aを押下している間だけ、割当項目を押下前の設定項目から切り替えることができる。ユーザは上キー74aの押下を解除すれば、もとの設定項目へ戻すことができるので素早く、もとの設定項目の設定値の変更を行うことができる。例えば、設定値変更する設定項目をシャッター速度から一時的に絞り数値へと切り替えようと思っているユーザにとっては、上キー74aの押下を解除後にも絞り数値のままだと再び上キー74aを押下してシャッター速度に戻す分、操作手数が増えてしまう。特に、撮影の直前に撮影の設定値を素早く変更したいような場合には、手数が増え、所望の設定値に変更するのに時間を要してしまうので、操作性が低下し、撮影の機会を逃してしまう可能性もある。しかし、切替フラグをONにすることで、上キー74aの押下の解除に応じて絞り数値からシャッター速度へと割当項目が切り替わるので、素早く所望の設定値への設定をしやすくなる。
一方で、S401においてNoと判定された場合には、S403以降の処理に進み、さらに図3のS311で上キー74aの押下状態が解除されるまでS402の判定を繰り替えす。押下の解除まで一定時間未満であった場合には、切替フラグをOFFにする。ユーザが上キー74aを押下してすぐに押下を解除した場合には、押下中に電子ダイヤル75を操作する時間が少ないため、押下の解除に応じて割当項目が戻ってしまうと、ユーザは切り替え後の設定項目の設定値の変更操作を十分にできない可能性が高い。例えば、上キー74a押下前の割当項目がシャッター速度で、1秒で押下を解除した場合に、押下の解除に応じてシャッター速度に戻してしまうと、ユーザは1秒間の間しか絞り数値の設定値の変更操作ができなくなってしまう。つまり、ユーザはそもそも割当項目を一度切り替えたら、次にユーザが上キー74aを押下するまでは割当項目を切り替えようとしていない可能性が高いので、押下の解除に応じて、割当項目をもとに戻さないようにする。
S403〜S404の処理は、図3のS304〜S305の処理と同様の処理である。
以上、説明した実施形態によれば、設定値を変更する設定項目の切り替えを、よりユーザの意図に沿って行うことができる。ユーザは、割当項目を切り替えるためのキーの押下時間に応じて一時的に割当項目を切り替えるか否かを変更することができる。つまり、キーの押下の解除に応じて、設定値を変更する設定項目をもとの設定項目に戻すか否かを変更することができる。
[変形例]
次に図3のS310の切替判定処理の変形例について図4(b)を用いて説明する。この処理は、不揮発性メモリ56に記録されたプログラムをシステムメモリ52に展開してシステム制御部50が実行することで実現する。図4(b)の処理は、上キー74aが押下した状態における処理であり、図4(a)のときとは切り替えフラグがONになる条件が異なる。
S411では、システム制御部50は、S304と同様に、電子ダイヤル75の操作が有ったか否かを判定する。電子ダイヤル75への操作があったと判定した場合、S412へ進み、そうでない場合は、この処理を終了し、図3のS311へ進む。
S412では、システム制御部50は、切り替えフラグをONにしてシステムメモリ52に記録する。つまり、変形例では、上キー74aの押下中に、割当項目の設定値を変更する操作がされた場合には、切替フラグをONにする。ユーザが一時的に割当項目を切り替えて、設定値の変更をしようとしている場合には、上キー74aを押下しながら設定値の変更操作を行えば、上キー74aの押下の解除をするだけで割当項目をもとの設定項目に戻すことができる。
S413では、システム制御部50は、図3のS305と同様に現在割当項目として設定されている設定項目の設定値を変更する。
以上、説明した変形例によれば、所定の操作により設定値変更の対象となる設定項目の切り替えを、よりユーザの意図に沿って行うことができる。ユーザは設定値を変更する設定項目を切り替えるためのキーの押下中に、設定項目の設定値の変更操作を行ったか否かに応じて一時的に割当項目を切り替えるか否かを変更することができる。つまり、キーの押下中に、設定値の変更操作を行ったか否かに応じて、キーの押下の会場に応じてもとの設定項目に戻すか否かを変更することができる。
なお、上述の実施形態およびその変形例においては、上キー74aの押下時間か、上キー74a押下中の設定値の変更操作の有無かに応じて、切替フラグをONにするか否かを決めていたが、これに限らず、以下のようにしてもよい。つまり、上キー74aの押下時間が一定時間以上であり、かつ上キー74aの押下中に割当項目の設定値の変更操作がされたら切替フラグONにするようにしてもよい。
また、割当項目として各モードで切替可能な設定項目の数は、1項目や2項目よりも多くてもよい。
なお、上キー74aの解除に応じて、切替フラグに基づいた割当項目の変更をしなくても、設定値の変更がされた後、例えば2秒や3秒といった一定の時間が経過したことに応じて切替フラグに応じた割当項目の変更をしてもよい。つまり、上キー74aが一定時間以上押下された後の最初の割当項目の設定値の変更操作が終了した後、2秒が経過したら、もとの設定項目に割当項目を戻すようにしてもよい。さらに、切替フラグがONの場合には、図3のS316における撮影指示に応じてもとの設定項目に割当項目を戻すようにしてもよい。
なお、切替フラグがONになった場合には、図5(f)、(g)に示すように領域502で示したマーク504を点滅((g)に示す)させたり、グレーにしたり((f)に示す)してもよい。さらに、切替フラグがONになったことに応じて、もとの設定項目に割当項目が戻ることを示す矢印マークを表示してもよい。
また、上述の実施形態および変形例では、割当項目を変更する操作部材として上キー74aを、割当項目の設定値を変更する操作部材として電子ダイヤル75を例に挙げたが、それ以外の操作部材でもよい。例えば、割当項目を変更する操作部材として十字キー74の他のキーや、撮影待機画面において他の機能が割りあたっていないボタンでもよいし、タッチパネル70a上の所定の領域へのタッチ操作でもよい。割当項目の設定値を変更する操作部材としてはダイヤルの他にも、ボタンの押下操作や、タッチパネル上への設定値を示す位置へのタッチや、タッチムーブ操作であってもよいし、タッチムーブ操作とダイヤル操作との何れでも設定値の変更ができるようにしてもよい。また、図4(a)に示す切替フラグをONにするような場合には、割当項目の設定値の変更は、割当項目を変更する操作部材のより近くにある操作部材としてもよい。例えば、上キー74aで割当項目を変更する場合には、十字キー74の周りにあるコントローラホイール73を割当項目の設定値の変更をする操作部材としてもよい。このようにすることで、ユーザは割当項目の変更後、指の位置を少し動かせば、設定値の変更を行うことができる。図4(b)に示す切替フラグをONにするような場合には、割当項目の設定値の変更と、割当項目を変更する操作部材とは異なる指で操作をする位置にある操作部材としてもよい。例えば、デジタルカメラ100の背面(表示部28の表示面がある側)から見て右側にある上キー74aで割当項目を変更する場合には、左側にある操作部材や、レンズ付近の操作部材で設定値の変更をするようにしてもよい。
割当項目としては、上述した項目の他にISO感度やWB(ホワイトバランス)等でもよい。初期項目は例えば、Avモードなら絞り数値、Tvモードならシャッター速度として、他方の項目は露出補正、ISO感度、WBから選択できるようにしてもよい。
さらに、割当項目として設定可能な設定項目は上述した設定項目に限られず、音楽や動画の再生における音量と再生箇所の設定や、画像編集画面における色合いと明るさの設定でもよい。さらに、インターネット上のページや画像や文章といった表示における、表示位置の切替と表示ページ(画像、文章)の切替の設定でもよい。
なお、システム制御部50が行うものとして説明した上述の各種の制御は1つのハードウェアが行ってもよいし、複数のハードウェアが処理を分担することで、装置全体の制御を行ってもよい。
また、本発明をその好適な実施形態に基づいて詳述してきたが、本発明はこれら特定の実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の様々な形態も本発明に含まれる。さらに、上述した各実施形態は本発明の一実施形態を示すものにすぎず、各実施形態を適宜組み合わせることも可能である。
また、上述した実施形態においては、本発明をデジタルカメラ100に適用した場合を例にして説明したが、これはこの例に限定されず、所定の操作により設定値変更の対象となる設定項目を切り替え可能な電子機器であれば適用可能である。すなわち、本発明は携帯電話端末や携帯型の画像ビューワ、デジタルフォトフレーム、音楽プレーヤー、ゲーム機、電子ブックリーダー、家電、PC、投影装置、タブレットなどに適用可能である。
(他の実施形態)
本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)をネットワーク又は各種記録媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU等)がプログラムコードを読み出して実行する処理である。この場合、そのプログラム、及び該プログラムを記憶した記録媒体は本発明を構成することになる。

Claims (21)

  1. 第1の操作手段と、
    第2の操作手段と、
    前記第1の操作手段への操作に応じて設定値を変更する設定項目として割り当てられた割当項目が前記第1の項目である場合には、前記第1の操作手段への操作に応じて前記第1の項目の設定値を変更し、
    前記割当項目が前記第1の項目である状態から前記第2の操作手段への操作がされた後、前記第2の操作手段への操作が解除されるまでに、前記第1の操作手段への操作がされたことに応じて前記第2の項目の設定値を変更し、
    前記割当項目が前記第1の項目である状態から前記第2の操作手段への操作がされた後、前記第2の操作手段への操作が解除されるまでに、所定の条件を満たす操作がされた場合には、前記第2の操作手段への操作の解除または、前記第2の操作手段への操作の解除の後の操作のいずれかである所定の操作の後、前記第1の操作手段への操作がされたことに応じて前記第1の項目の設定値を変更し、
    前記割当項目が前記第1の項目である状態から前記第2の操作手段への操作がされた後、前記第2の操作手段への操作が解除されるまでに、前記所定の条件を満たす操作がされなかった場合には、前記所定の操作の後、前記第1の操作手段への操作がされたことに応じて前記第2の項目の設定値を変更するように制御する制御手段とを有することを特徴とする電子機器。
  2. 前記所定の条件を満たす操作は、前記第2の操作手段への操作を第1の時間以上、継続する操作であることを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記所定の条件を満たす操作は、前記第2の操作手段への操作がされてから解除されるまでに行われる、前記第1の操作手段への操作であることを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  4. 前記所定の操作は、前記第2の操作手段への操作を解除する操作であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の電子機器。
  5. 前記所定の操作は、前記第2の操作手段への操作の解除の後の撮影指示をする操作であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の電子機器。
  6. 前記所定の操作は、前記第2の操作手段への操作の解除の後の前記第1の操作手段への操作であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の電子機器。
  7. 前記制御手段は、前記割当項目が前記第1の項目である状態から前記第2の操作手段への操作がされた後、前記第2の操作手段への操作が解除されるまでに、前記所定の条件を満たす操作がされた場合に、前記第2の操作手段への操作の解除の後であって、第2の時間が経過する前に、前記第1の操作手段への操作がされたことに応じては前記第1の項目の設定値を変更し、前記第2の操作手段への操作の解除の後であって、前記第2の時間が経過した後に、前記第1の操作手段への操作がされたことに応じては前記第2の項目の設定値を変更するように制御することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の電子機器。
  8. 前記第2の操作手段は、ボタンであることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の電子機器。
  9. 前記第2の操作手段への操作は、タッチパネルへの所定のタッチ操作であることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の電子機器。
  10. 前記第1の操作手段は、回転操作部材であることを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の電子機器。
  11. 前記第1の操作手段への操作は、タッチパネルにおけるタッチ位置の移動であることを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項に記載の電子機器。
  12. 第1の操作に応じて設定値を変更する割当項目として、第1の項目から第2の項目へと切り替える操作を受け付ける受付手段と、
    前記第1の項目が前記割当項目として設定されている場合に、前記受付手段が前記第1の項目から前記第2の項目へと切り替える操作を受け付けたことに応じて、前記割当項目を前記第2の項目へと切り替え、
    前記受付手段が前記切り替える操作を受け付けてから解除される間に、所定の条件を満たす操作がされた場合には、前記切り替える操作の解除または、前記解除の後の操作である第2の操作に応じて、前記割当項目を前記第2の項目から前記第1の項目へと切り替え、
    前記受付手段が前記切り替える操作を受け付けてから解除される間に、前記所定の条件を満たす操作がされずに、前記第2の操作があっても、前記割当項目を前記第2の項目のままにするように制御する制御手段とを有することを特徴とする電子機器。
  13. 前記制御手段は、前記切り替える操作を受け付けてから解除されるまでに、前記第1の操作がされたことに応じて、前記第2の項目の設定値を変更するように制御することを特徴とする請求項12に記載の電子機器。
  14. 前記制御手段は、前記割当項目が、複数の項目のうちいずれであるかを表示部に表示するように制御することを特徴とする請求項1乃至13のいずれか1項に記載の電子機器。
  15. 第1のモードと第2のモードを含む複数のモードからいずれかのモードを選択する選択手段をさらに有し、
    前記第1のモードの場合の割当項目と、前記第2のモードの場合の割当項目とは異なることを特徴とする請求項1乃至14のいずれか1項に記載の電子機器。
  16. 前記モードが絞り優先モードの場合には、前記第1の項目は絞り数値であり、前記第2の項目は露出補正、ISO感度、ホワイトバランスのいずれかであることを特徴とする請求項15に記載の電子機器。
  17. 前記モードがシャッター優先モードの場合には、前記第1の項目はシャッター速度であり、前記第2の項目は露出補正、ISO感度、ホワイトバランスのいずれかであることを特徴とする請求項15または16に記載の電子機器。
  18. 第1の操作手段と、
    第2の操作手段とを有する電子機器の制御方法であって、
    前記第1の操作手段への操作に応じて設定値を変更する設定項目として割り当てられた割当項目が前記第1の項目である場合には、前記第1の操作手段への操作に応じて前記第1の項目の設定値を変更し、
    前記割当項目が前記第1の項目である状態から前記第2の操作手段への操作がされた後、前記第2の操作手段への操作が解除されるまでに、前記第1の操作手段への操作がされたことに応じて前記第2の項目の設定値を変更し、
    前記割当項目が前記第1の項目である状態から前記第2の操作手段への操作がされた後、前記第2の操作手段への操作が解除されるまでに、所定の条件を満たす操作がされた場合には、前記第2の操作手段への操作の解除または、前記第2の操作手段への操作の解除の後の操作のいずれかである所定の操作の後、前記第1の操作手段への操作がされたことに応じて前記第1の項目の設定値を変更し、
    前記割当項目が前記第1の項目である状態から前記第2の操作手段への操作がされた後、前記第2の操作手段への操作が解除されるまでに、前記所定の条件を満たす操作がされなかった場合には、前記所定の操作の後、前記第1の操作手段への操作がされたことに応じて前記第2の項目の設定値を変更するように制御する制御ステップとを有することを特徴とする電子機器の制御方法。
  19. 第1の操作に応じて設定値を変更する割当項目として、第1の項目から第2の項目へと切り替える操作を受け付ける受付ステップと、
    前記第1の項目が前記割当項目として設定されている場合に、前記第1の項目から前記第2の項目へと切り替える操作を受け付けたことに応じて、前記割当項目を前記第2の項目へと切り替え、前記切り替える操作を受け付けてから解除される間に、所定の条件を満たす操作がされた場合には、前記切り替える操作の解除または、前記解除の後の操作である第2の操作に応じて、前記割当項目を前記第2の項目から前記第1の項目へと切り替え、前記切り替える操作を受け付けてから解除される間に、前記所定の条件を満たす操作がされずに、前記第2の操作があっても、前記割当項目を前記第2の項目のままにするように制御する制御ステップとを有することを特徴とする電子機器の制御方法。
  20. コンピュータを、請求項1乃至17のいずれか1項に記載された電子機器の各手段として機能させるためのプログラム。
  21. コンピュータを、請求項1乃至17のいずれか1項に記載された電子機器の各手段として機能させるためのプログラムを格納したコンピュータが読み取り可能な記録媒体。
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