JP2018153298A - 什器および調理商品管理システム - Google Patents

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Masakazu Isomura
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Abstract

【課題】什器の中の調理商品が出来上がるまでの残り時間を顧客が容易に知ることができる技術を提供する。【解決手段】什器100は、商品陳列スペースに陳列された調理商品が出来上がるまでの残り時間を示す第1の情報を生成する情報生成部110と、第1の情報を表示する第1の表示部120とを備える。第1の表示部120は、什器100が有する面のうち、店員側に向けられる第1面以外の面のいずれかであって、顧客側から視認可能な第2面に配置されている。【選択図】図1

Description

本発明は、什器に陳列される調理商品を管理する技術に関する。
店舗(例えば、売店、レストラン、またはホテルなど)では、顧客に適温の調理商品を提供するために、調理商品を加熱または保温する什器が用いられることがある。
このような什器に関連する技術の一例が、下記特許文献1および下記特許文献2に開示されている。下記特許文献1または特許文献2には、筐体(什器)内部の調理品の入庫時間を店員が容易に確認できるようにするための技術が開示されている。また、下記特許文献2には、店舗に配置される調理品販売・保温用の蒸し器であって、LCD(Liquid Crystal Display)の表示を蒸し運転または追い炊き運転が終了するまでの残時間の表示に切り替える切り替えスイッチを備える蒸し器が開示されている。なお、一般的に考えて、この切り替えスイッチを操作する人物は店員と解釈できる。
特開2006−116120号公報 特開2004−337537号公報
顧客が調理商品を購入しようとしても、その調理商品が調理中であるために購入することができない場合もある。そして、このような場合、店員に何ら瑕疵はなくとも、顧客が不満に感じることもある。調理商品が出来上がっているか否かを顧客が予め知ることが出来れば、このような問題を防止できるが、現状そのような仕組みは提供されていない。例えば、上述した特許文献の技術においても、調理商品の出来上がりまでの残り時間を判断するための情報は、店員のみに提示されており、調理商品を購入する顧客には提示されていない。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものである。本発明の目的の一つは、什器の中の調理商品が出来上がるまでの残り時間を顧客が容易に知ることができる技術を提供することである。
本発明の什器は、調理商品を陳列するスペースを有しており、(1)前記スペースに陳列された前記調理商品が出来上がるまでの残り時間を示す第1の情報を生成する情報生成手段と、(2)前記第1の情報を表示する第1の表示手段と、を備える。また、前記第1の表示手段は、店員側に向けられる第1面以外の面のいずれかであって、顧客側から視認可能な第2面に配置されている。
本発明に係る調理商品管理システムは、(1)什器に陳列された調理商品が出来上がるまでの残り時間を示す第1の情報を生成する情報生成手段と、(2)前記第1の情報を表示する第1の表示手段と、を備える。また、前記第1の表示手段は、前記什器が有する面のうち、店員側に向けられる第1面以外の面のいずれかであって、顧客側から視認可能な第2面に配置される。
本発明によれば、什器に陳列されている調理商品がすぐに購入できるかどうかを店舗の顧客が容易に知ることができる。
店舗に配置される一般的な什器を例示する図である。 第1実施形態における什器の機能構成を概念的に示すブロック図である。 什器のハードウエア構成を概念的に示す図である。 什器の外観の一例を示す図である。 第2実施形態の什器における処理の流れを示すフローチャートである。 第1の情報の出力先を特定するための情報の一例を示す図である。 第1の表示部による表示の一例を示す図である。 第3実施形態における什器の機能構成を概念的に示すブロック図である。 什器のハードウエア構成を概念的に示す図である。 什器の外観の一例を示す図である。 第3実施形態の什器における処理の流れを示すフローチャートである。 第3実施形態の什器における処理の流れを示すフローチャートである。 第1の情報の出力先を特定するための情報の一例を示す図である。 第2の表示部による表示の一例を示す図である。 本発明に係る調理商品管理システムの構成例を示すブロック図である。
<概要説明>
一般的な什器について図1を用いて説明する。図1は、店舗に配置される一般的な什器を例示する図である。図に示されるように、什器の内部の陳列スペースには、調理商品が陳列される。しかし、陳列されている調理商品がすぐに購入できるかどうかを知るための情報を提示する仕組みを備えていない。そのため、顧客は、調理商品をすぐに購入できるかどうかを知るためには、店員に聞くほかない。
以下、上述の課題を解決し得る本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。尚、すべての図面において、同様な構成要素には同様の符号を付し、適宜説明を省略する。また、特に説明する場合を除き、各ブロック図において、各ブロックは、ハードウエア単位の構成ではなく、機能単位の構成を表している。
[第1実施形態]
〔機能構成〕
図2は、第1実施形態における什器100の機能構成を概念的に示すブロック図である。図2に示されるように、本実施形態の什器100は、情報生成部110、および、第1の表示部120を有する。
情報生成部110は、什器100の商品陳列スペースに陳列された調理商品が出来上がるまでの残り時間を示す情報(以下、「第1の情報」とも表記)を生成する。特に限定されないが、情報生成部110は、例えば、次のように第1の情報を生成することができる。まず、情報生成部110は、図示しない操作部によって、調理時間を指定する入力操作およびタイマーの起動操作を受け付ける。次に、情報生成部110は、入力操作によって指定された調理時間から、起動操作に応じて起動させたタイマーによりカウントした時間を差し引くことにより、調理商品の出来上がりまでの残り時間を示す第1の情報を生成する。
第1の表示部120は、情報生成部110により生成された第1の情報を表示する。ここで、第1の表示部120は、什器100が有する面のうち、店員側に向けられる面(以下、「第1面」とも表記)以外の面であって、顧客が視認可能な面(以下、「第2面」とも表記)に配置される。
〔作用・効果〕
以上、本実施形態では、什器100の中に陳列された調理商品が出来上がるまでの時間を示す第1の情報が、什器100の面のうち顧客が視認可能な面に配置された第1の表示部120に表示される。これにより、顧客は、什器100の中の調理商品が出来上がるまでの時間を容易に知ることができる。
[第2実施形態]
本実施形態では、第1実施形態の什器100をより詳細に説明する。
〔ハードウエア構成〕
什器100の各機能構成部は、各機能構成部を実現するハードウエア(例:ハードワイヤードされた電子回路など)で実現されてもよいし、ハードウエアとソフトウエアとの組み合わせ(例:電子回路とそれを制御するプログラムの組み合わせなど)で実現されてもよい。以下、什器100の各機能構成部がハードウエアとソフトウエアとの組み合わせで実現される場合について、さらに説明する。
図3は、什器100のハードウエア構成を概念的に示す図である。図3に示されるように、什器100は、操作部112と、第1の表示部120と、計算機200と、を含んで構成される。
計算機200は、例えばマイクロコンピュータなどであり、データ伝送路であるバス202を介して相互に接続される、プロセッサ204、メモリ206、および入出力インタフェース208などを含む。ただし、プロセッサ204、メモリ206、入出力インタフェース208などを互いに接続する方法は、バス接続に限定されない。また、バス202には、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)、メモリカードなどを用いて実現される補助記憶装置(図示せず)や、各種通信網(例えばLAN(Local Area Network)など)に接続するためのネットワークインタフェースが更に接続されていてもよい。
プロセッサ204は、CPU(Central Processing Unit)やGPU(Graphics Processing Unit)などの演算装置である。メモリ206は、RAM(Random Access Memory)やROM(Read Only Memory)などを用いて実現される主記憶装置である。メモリ206には、情報生成部110の機能を実現するプログラムモジュール(例えば、タイマープログラムや減算プログラム)が記憶される。プロセッサ204は、このプログラムモジュールを実行することによって、情報生成部110の機能を実現する。
入出力インタフェース208は、什器100と周辺機器(操作部112、第1の表示部120)とを接続するためのインタフェースである。また、操作部112および第1の表示部120以外にも、図示しないキーボードやマウスといった入力用デバイスが、入出力インタフェース208を介して接続されていてもよい。
操作部112は、情報生成部110のための入力情報を生成する処理部であり、例えば、調理時間の入力を受け付けるボタンとタイマーの起動指示を出力するボタンとを含んで構成される。
第1の表示部120は、例えばLCD(Liquid Crystal Display)を含んで構成される。また例えば、第1の表示部120は、LED(Light Emitting Diode)マトリクスディスプレイや複数の7セグメントディスプレイを含んで構成されていてもよい。また、顧客が視認可能な第2面の全部または一部が液晶面である場合、第1の表示部120は、当該液晶面に第1の情報を表示可能に構成されていてもよい。
什器100には、複数の第1の表示部120が配置されていてもよい。例えば、1以上の仕切りによって、什器100の商品陳列スペースが高さ方向に分割されている場合、その分割スペース毎に第1の表示部120が配置されていてもよい。この場合、情報生成部110は、各分割スペースに配置されている第1の表示部120毎に第1の情報を生成可能に構成される。その他にも、第1の表示部120は、商品陳列スペースに並べられた調理商品の列毎に配置されていてもよい。この場合、情報生成部110は、各列に配置されている第1の表示部120毎に第1の情報を生成可能に構成される。図4において、第1の表示部120が、分割スペース(段)と調理商品の列との組み合わせ毎に配置されている形態を例示する。
図4は、什器100の外観の一例を示す図である。図4の例において、什器100の商品陳列用のスペースは、3枚の仕切り106により3段に区切られている。また図4の例において、調理商品は段ごとに3列で陳列されることを想定している。また、9つ(3段×3列分)の第1の表示部120が、顧客が視認可能な第2面104(図4では前面と記載)に配置されている。また、店員側に向けられる第1面102(図4では背面と記載)には、操作部112が配置されている。操作部112は、調理時間の指定入力を受け付けるボタン、指定された調理時間を表示するディスプレイ、段および列を指定する3行3列のボタン、タイマーを起動するSTARTボタン、入力をキャンセルするRESETボタンなどを含む。なお、図4はあくまで例示であって、本発明を制限するものではない。
〔動作例〕
以下、図5を用いて、本実施形態における処理の流れを説明する。図5は、第2実施形態の什器100における処理の流れを示すフローチャートである。
まず、店員が、操作部112を操作して、タイマーを設定および起動させる(S102)。具体的には、店員は、対象とする段および列を指定するボタンの押下操作、調理時間を指定するボタンの押下操作、タイマーを起動するボタンの押下操作を行う。タイマーを起動するボタンの押下操作に応じて、操作部112から、調理時間を示す情報と段および列を示す情報を含むタイマー起動指示が情報生成部110に送信される。
情報生成部110は、タイマー起動指示に含まれる段および列を指定する情報を用いて、第1の情報を出力すべき第1の表示部120を特定する(S104)。情報生成部110は、例えば、図6に示されるような情報を用いて、第1の情報を出力すべき第1の表示部120を特定することができる。
図6は、第1の情報の出力先を特定するための情報の一例を示す図である。図6の例では、列および段の組み合わせによる識別情報に対応付けて、第1の表示部120の宛先情報を記憶するテーブルが示されている。情報生成部110は、S102の処理で指定された段および列の組み合わせを示す情報に基づいて、図6に示すようなテーブルから、第1の情報の出力先とする第1の表示部120の宛先情報を取得することができる。
図5に戻り、情報生成部110は、調理商品が出来上がるまでの残り時間を示す第1の情報を生成して、S104の処理で特定した第1の表示部120に出力する(S106)。情報生成部110は、タイマー起動指示に応じて起動させたタイマーのカウント値と、タイマー起動指示に含まれる調理時間を示す情報とを用いて、調理商品が出来上がるまでの残り時間を示す第1の情報を生成することができる。第1の表示部120は、情報生成部110から出力された第1の情報を用いて、例えば図7に示すように、調理商品が出来上がるまでの残り時間に関する情報を表示する(S108)。
図7は、第1の表示部120による表示の一例を示す図である。顧客側の第2面(図7では前面と記載)には、段および列の組み合わせ毎に第1の表示部120が配置されており、それぞれの第1の表示部120において調理商品が出来上がるまでの残り時間に関する情報が表示される。図7の例では、1番上の段の右から1列目に対応する第1の表示部120Aの表示により、顧客は、その第1の表示部120Aの後ろに陳列されている調理商品があと5分で出来上がるということを認識できる。また、1番下の段の右から1列目に対応する第1の表示部120Bの表示により、顧客は、その第1の表示部120Bの後ろに陳列されている調理商品が既に出来上がっていることを認識できる。なお、図7はあくまで例示であって、本発明を制限するものではない。
また、情報生成部110は、調理商品が出来上がるまでの残り時間を管理する(S110)。調理商品の出来上がりまでの残り時間が0でない、すなわち、まだ調理中である場合(S110:NO)、情報生成部110は、上述のS106から処理を繰り返し、第1の表示部120は、繰り返し処理で生成された第1の情報を用いて、調理商品が出来上がるまでの残り時間に関する情報の表示を更新する。なお、残り時間に関する情報の表示を更新する繰り返し処理の実行頻度は、任意に設定される。情報生成部110および第1の表示部120は、例えば、一律に秒単位あるいは分単位で残り時間に関する情報の表示を更新するように動作してもよい。また、情報生成部110および第1の表示部120は、例えば、残り時間が所定の閾値以上である間は分単位で、残り時間が所定の閾値未満となったら秒単位で残り時間に関する情報の表示を更新するように動作してもよい。一方、調理商品の出来上がりまでの残り時間が0である、すなわち、調理が完了した場合(S110:YES)、繰り返しを抜けて処理が終了する。
以上の構成により、第1実施形態で説明した効果を得ることができる。また、本実施形態で例示した構成では、調理商品が陳列されるスペース(段)および列毎に第1の表示部120が設けられている。これにより、陳列されたタイミングが異なる調理商品それぞれについて、出来上がりまでの残り時間を表示することが可能となる。
[第3実施形態]
本実施形態は、以下の点を除き、上述の各実施形態と同様の構成を有する。
〔機能構成〕
図8は、第3実施形態における什器100の機能構成を概念的に示すブロック図である。図8に示されるように、本実施形態の什器100は、第1実施形態の構成に加えて、第1の表示部120とは異なる第2の表示部130を更に備える。
第2の表示部130は、什器100が有する面のうち、店員側に向けられる第1面に配置される。また、本実施形態の情報生成部110は、上述の第1の情報に加えて、調理商品が出来上がってからの経過時間を示す情報(以下、「第2の情報」とも表記)を生成する。情報生成部110により生成される第2の情報は、第1の表示部120には出力されず、第2の表示部130にのみ出力される。第2の表示部130は、情報生成部110により生成される、第1の情報または第2の情報のいずれかを表示する。
〔ハードウエア構成〕
図9は、什器100のハードウエア構成を概念的に示す図である。図9に示されるハードウエア構成は、第2の表示部130が入出力インタフェース208に更に接続されている点を除き、図3に示されるハードウエア構成と同じである。
なお、本実施形態のメモリ206は、上述の情報生成部110の機能を実現するプログラムモジュールを更に記憶しており、プロセッサ204は、このプログラムモジュールを実行することによって、上述の情報生成部110の機能を実現する。
また、第2の表示部130は、第1の表示部120と同様に、例えばLCD(Liquid Crystal Display)を含んで構成される。また例えば、第2の表示部130は、LED(Light Emitting Diode)マトリクスディスプレイや複数の7セグメントディスプレイを含んで構成されていてもよい。また、第1面の全部または一部が液晶面である場合、第2の表示部130は、当該液晶面に第1の情報および第2の情報を表示可能に構成されていてもよい。
図10は、什器100の外観の一例を示す図である。本実施形態において、第1の表示部120と第2の表示部130とはセットで設けられる。図10の例は、9つ(3段×3列分)の第2の表示部130が第1面102(図10では背面と記載)に配置されている点を除き、図4の例と同様である。なお、図10はあくまで例示であって、本発明を制限するものではない。
〔動作例〕
以下、図11および図12を用いて、本実施形態における処理の流れを説明する。図11および図12は、第3実施形態の什器100における処理の流れを示すフローチャートである。
まず、店員が、操作部112を操作して、タイマーを設定および起動させる(S202)。これは、図5のS102の処理と同様である。
情報生成部110は、タイマー起動指示に含まれる段および列を指定する情報を用いて、第1の情報を出力すべき第1の表示部120および第2の表示部130を特定する(S204)。情報生成部110は、例えば、図13に示されるような情報を用いて、第1の情報を出力すべき第1の表示部120および第2の表示部130を特定することができる。
図13は、第1の情報の出力先を特定するための情報の一例を示す図である。図13の例では、列および段の組み合わせによる識別情報に対応付けて、第1の表示部120の宛先情報および第2の表示部130の宛先情報を記憶するテーブルが示されている。情報生成部110は、S202の処理で指定された段および列の組み合わせを示す情報に基づいて、図13に示すようなテーブルから、第1の情報の出力先とする第1の表示部120の宛先情報および第2の表示部130の宛先情報を取得することができる。
図11に戻り、情報生成部110は、調理商品が出来上がるまでの残り時間を示す第1の情報を生成して、S204の処理で特定した第1の表示部120および第2の表示部130に出力する(S206)。情報生成部110は、タイマー起動指示に応じて起動させたタイマーのカウント値と、タイマー起動指示に含まれる調理時間を示す情報との差分を用いて、調理商品が出来上がるまでの残り時間を示す第1の情報を生成することができる。第1の表示部120および第2の表示部130は、情報生成部110から出力された第1の情報を用いて、調理商品が出来上がるまでの残り時間に関する情報を表示する(S208)。
また、情報生成部110は、調理商品が出来上がるまでの残り時間を管理する(S210)。調理商品の出来上がりまでの残り時間が0でない、すなわち、まだ調理中である場合(S210:NO)、情報生成部110は、上述のS206から処理を繰り返し、第1の表示部120および第2の表示部130は、繰り返し処理で生成された第1の情報を用いて、調理商品の残り時間に関する表示を更新する。なお、残り時間に関する情報の表示を更新する繰り返し処理の実行頻度は、任意に設定される。情報生成部110、第1の表示部120、および第2の表示部130は、例えば、一律に秒単位あるいは分単位で残り時間に関する情報の表示を更新するように動作してもよい。また、情報生成部110、第1の表示部120、および第2の表示部130は、例えば、残り時間が所定の閾値以上である間は分単位で、残り時間が所定の閾値未満となったら秒単位で残り時間に関する情報の表示を更新するように動作してもよい。
調理商品の出来上がりまでの残り時間が0である、すなわち、調理が完了した場合(S110:YES)、情報生成部110は、第1の情報を生成する処理の繰り返しを終了する。これにより、第1の表示部120の表示の更新が終了する。一方で、情報生成部110は、調理商品が出来上がってからの経過時間を示す第2の情報を生成して、S204の処理で特定した第2の表示部130にのみ出力する(S212)。情報生成部110は、例えば、タイマー起動指示に応じて起動させたタイマーのカウント値と、タイマー起動指示に含まれる調理時間を示す情報との差分(この場合、カウント値>調理時間)を用いて、第2の情報を生成することができる。第2の表示部130は、情報生成部110から出力された第2の情報を用いて、調理商品が出来上がってからの経過時間に関する情報を表示する(S214)。
また、情報生成部110は、調理商品が出来上がってから所定時間が経過したか否かを判定する(S216)。所定時間は、調理商品を什器100内に保管しておける期間を示し、例えば、一律の時間または調理商品別に異なる時間として、メモリ206などに予め記憶されている。情報生成部110は、メモリ206に記憶されている所定時間と、タイマー起動指示に応じて起動させたタイマーのカウント値と、タイマー起動指示に含まれる調理時間を示す情報との差分時間とを比較して、所定時間が経過したか否かを判別することができる。
調理商品が出来上がってから所定時間が経過していない場合(S216:NO)、情報生成部110は、上述のS212から処理を繰り返し、第2の表示部130は、繰り返し処理で生成された第2の情報を用いて、調理商品が出来上がってからの経過時間に関する表示を更新する。なお、経過時間に関する情報の表示を更新する繰り返し処理の実行頻度は、任意に設定される。情報生成部110および第2の表示部130は、例えば、一律に秒単位あるいは分単位で経過時間に関する情報の表示を更新するように動作してもよい。また、情報生成部110および第2の表示部130は、例えば、経過時間が所定の閾値未満である間は分単位で、経過時間が所定の閾値以上となったら秒単位で経過時間に関する情報の表示を更新するように動作してもよい。
調理商品が出来上がってから所定時間が経過した場合(S216:YES)、情報生成部110は、所定のメッセージを出力する(S218)。所定のメッセージは、調理商品を什器100内に保管しておける期間を超過したことを店員に通知するメッセージである。具体的には、所定のメッセージは、「商品を入れ替えてください」などのメッセージであり、メモリ206などに予め記憶されている。情報生成部110は、メモリ206などに記憶された所定のメッセージを読み出して第2の表示部130に出力する。第2の表示部130は、情報生成部110から出力された所定のメッセージを表示する(S220)。
第2の表示部130による表示について図14を用いて説明する。図14は、第2の表示部130による表示の一例を示す図である。店員側の第1面(図14では背面と記載)には、段および列の組み合わせ毎に第2の表示部130が配置されている。それぞれの第2の表示部130において調理商品が出来上がるまでの残り時間に関する情報、或いは、調理商品が出来上がってからの経過時間に関する情報のいずれかが表示される。図14の例では、1番上の段の右から1列目に対応する第2の表示部130Aの表示(第1の情報の表示)により、店員は、その第2の表示部130Aの後ろに陳列されている調理商品があと5分で出来上がるということを認識できる。また、1番下の段の右から1列目に対応する第2の表示部130Bの表示(第2の情報の表示)により、店員は、その第2の表示部130Bの後ろに陳列されている調理商品が出来上がってから1時間が経過していることを認識できる。また、1番下の段の中央の列に対応する第2の表示部130Cの表示(第2の情報の表示+所定のメッセージ)により、店員は、その第2の表示部130Cの後ろに陳列されている調理商品が出来上がってから6時間が経過しており、商品の入れ替えが必要であることを認識できる。なお、図14はあくまで例示であって、本発明を制限するものではない。
なお、第2の情報を第2の表示部130のみに表示する理由は、調理商品が出来上がってからの経過時間が主に店舗側の商品管理で必要な情報であり、顧客側の第1の表示部120に表示する必要がないためである。
什器100の中に陳列された調理商品が出来上がるまでの残り時間を示す第1の情報が、什器100の面のうち店員側に向けられる面に配置された第2の表示部130に表示される。これにより、店員が什器100の中の調理商品が出来上がるまでの残り時間を容易に知ることができる。また、調理商品が出来上がってからの経過時間を示す第2の情報、または、調理商品の保管期間が経過したことを通知する所定のメッセージが、第2の表示部130に更に表示される。これにより、店員が、什器100内の調理商品の入れ替えタイミングを把握することができる。
以上、図面を参照して本発明の実施形態について述べたが、これらは本発明の例示であり、上記以外の様々な構成を採用することもできる。
例えば、店舗に別途設置されたフライヤーによって調理される揚げ物に関して出来上がりまでの残り時間を表示するために、什器100はフライヤーと通信する機能を更に備えていてもよい。具体的には、什器100は、フライヤーに備えらえたタイマーの残り時間示す情報を取得し、揚げ物を陳列するスペースに対応する第1の表示部120や第2の表示部130にその残り時間を表示するように構成されていてもよい。
また、本発明は、情報生成部110および第1の表示部120を備える調理商品管理システムとして構成されていてもよい(例:図15)。図15は、本発明に係る調理商品管理システムの構成例を示すブロック図である。情報生成部110は、図4等に例示される操作部112などを有する外付けの制御装置として実現され得る。この場合、制御装置(情報生成部110は)は、図15に例示されるように、店員側の第1面102(図15では背面と記載)に設けられる。また、第1の表示部120は、外付けのディスプレイ装置として実現され得る。この場合、ディスプレイ装置(第1の表示部120)は、図15に例示されるように、顧客側の第2面104(図15では前面と記載)に設けられる。制御装置(情報生成部110)およびディスプレイ装置(第1の表示部120)は、有線あるいは無線によって通信可能に接続される。そして、制御装置(情報生成部110)とディスプレイ装置(第1の表示部120)との間で通信することにより、第1の情報はディスプレイ装置上に表示される。このようにすることで、一般的に普及している什器に対して本発明の構成を容易に適用することが可能となる。
なお、本発明に係る調理商品管理システムは、第3実施形態で説明したような、店員向けの情報を表示する第2の表示部130を更に含んでいてもよい。この場合、第2の表示部130は、第1の表示部120と同様に、外付けのディスプレイ装置として実現され、店員側の第1面102(図15では背面と記載)に設けられる。
また、上述の説明で用いた複数のフローチャートでは、複数の工程(処理)が順番に記載されているが、各実施形態で実行される工程の実行順序は、その記載の順番に制限されない。各実施形態では、図示される工程の順番を内容的に支障のない範囲で変更することができる。また、上述の各実施形態は、内容が相反しない範囲で組み合わせることができる。
100 什器
102 第1面
104 第2面
110 情報生成部
112 操作部
120 第1の表示部
130 第2の表示部
200 計算機
202 バス
204 プロセッサ
206 メモリ
208 入出力インタフェース

Claims (8)

  1. 調理商品を陳列するスペースを有する什器であって、
    前記スペースに陳列された前記調理商品が出来上がるまでの残り時間を示す第1の情報を生成する情報生成手段と、
    前記第1の情報を表示する第1の表示手段と、を備え、
    前記第1の表示手段は、店員側に向けられる第1面以外の面のいずれかであって、顧客側から視認可能な第2面に配置されている什器。
  2. 前記スペースを高さ方向の複数の分割スペースに区切る1以上の仕切りを更に備え、
    前記第1の表示手段は前記分割スペース毎に配置されており、
    前記情報生成手段は、前記分割スペース毎に配置されている前記第1の表示装置毎に前記第1の情報を生成する、請求項1に記載の什器。
  3. 前記第1の表示手段は、前記スペースに並べられた前記調理商品の列毎に配置されており、
    前記情報生成手段は、前記列毎に配置されている前記第1の表示装置毎に前記第1の情報を生成する、請求項1または2に記載の什器。
  4. 前記第2面は液晶面を有し、
    前記第1の表示手段は、前記液晶面に前記第1の情報を表示する、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の什器。
  5. 前記第1の表示手段とは異なる第2の表示手段を前記第1面に更に備え、
    前記情報生成手段は、前記調理商品が出来上がってからの経過時間を示す第2の情報を生成し、
    前記第2の表示手段は前記第1の情報または前記第2の情報を表示する、請求項1乃至4のいずれか1項に記載の什器。
  6. 前記スペースを高さ方向の複数の分割スペースに区切る1以上の仕切りを更に備え、
    前記第2の表示手段は前記分割スペース毎に配置されており、
    前記情報生成手段は、前記分割スペース毎に配置されている前記第2の表示装置毎に前記第2の情報を生成する、請求項5に記載の什器。
  7. 前記第2の表示手段は、前記スペースに並べられた前記調理商品の列ごとに配置されており、
    前記情報生成手段は、前記分割スペース毎に配置されている前記第2の表示装置毎に前記第2の情報を生成する、請求項5または6に記載の什器。
  8. 什器に陳列された調理商品が出来上がるまでの残り時間を示す第1の情報を生成する情報生成手段と、
    前記第1の情報を表示する第1の表示手段と、を備え、
    前記第1の表示手段は、前記什器が有する面のうち、店員側に向けられる第1面以外の面のいずれかであって、顧客側から視認可能な第2面に配置される、調理商品管理システム。
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