JP6318856B2 - 商品処理装置 - Google Patents
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Description
これにより、顧客の買い上げた商品が商品処理装置に順次登録されていく。商品処理装置は、登録された商品の価格の計上や、顧客の支払金額の計算などをはじめとする、商品販売に関連したデータ処理を行うことができる。
そこで、画面に表示されるプリセットキーについて、操作される頻度などに応じてサイズを異ならせるようにすれば、サイズの大きいプリセットキーについては操作がしやすくなるとともに、画面におけるボタンの配置も効率がよく行えることとなって好ましい。
このように、複数の異なるサイズのプリセットキーが表示される場合、オペレータは、プリセットキーのサイズに応じて商品ごとに表示すべき項目を決めて設定していかねばならず、そのための手間と時間に多くを要してしまうという問題がある。
本実施形態の商品処理装置は、プリセットキー(プリセットボタンの一例)を画面に表示する。プリセットキーは、複数の異なるサイズのうちのいずれかのサイズを有し、対応の商品に関する情報が示されるキーである。プリセットキーは、例えば買上商品を登録するなどの登録処理に際して、登録すべき商品を指定する操作が行われる。商品処理装置は、表示されたプリセットキーに対する操作が行われるのに応じて、操作されたプリセットキーに対応する商品の販売に関する処理を行う。商品の販売に関する処理は、例えば、顧客の買上商品の登録などである。
スキャナ部110は、商品に付されたバーコードを読み取る。
液晶タッチパネル112は、液晶表示デバイスとタッチパネルとが組み合わされた構成であり、画面に対して指などの操作体を触れることによる操作を受け付けることが可能なようになっている。また、液晶タッチパネル112は、登録された商品や会計に関する金額などをはじめ、商品販売に関連する各種の情報を表示することができる。
キー操作部114は、商品処理装置1が備えるメカニカルなキーを備える部位である。
客用表示部116は、登録された商品や会計に関する金額などをはじめ、商品販売に関連する各種の情報を表示する。
カードリーダ部118は、クレジットカードなどの情報を読み取る。
同図に示す商品処理装置1は、CPU(Central Processing Unit)100、ハードディスク部102、RAM(Random Access Memory)104、レシート印字部108、スキャナ部110、液晶タッチパネル112、キー操作部114、客用表示部116及びカードリーダ部118を備える。これらの各部は、システムバス120によりデータの入出力が可能なように接続されている。
本実施形態のCPU100は、表示サイズ変更手段としての機能を有する。表示サイズ変更手段は、液晶タッチパネル112が表示するプリセットキーの表示サイズを変更する。
表示サイズ変更手段は、プリセットキーごとに指定された表示サイズに変更することができる。また、表示サイズ変更手段は、全てのプリセットキーを対象として一括で指定された表示サイズに変更してもよい。また、表示サイズ変更手段は、選択された任意の複数のプリセットキーを対象として表示サイズを変更するようにしてもよい。
また、CPU100は、表示制御手段としての機能を有する。表示制御手段は、ハードディスク部102が記憶するキー表示情報に基づいて、プリセットキーを表示する。キー表示情報は、プリセットキーの表示サイズ(以下、単にサイズとも記載する)を示すサイズ情報と、サイズ情報が示すサイズに応じて表示させるべき項目(以下、表示項目とも記載する)とを含む。表示制御手段は、キー表示情報に含まれるサイズ情報が示すサイズを有し、サイズに対応する表示項目を表示させたプリセットキーを表示する。つまり、表示制御手段は、キー表示情報における項目に基づいてプリセットキーに表示する項目を決定し、決定された項目ごとの内容を商品マスタのデータを利用して表示する。
また、表示制御手段は、キー表示情報に特売内容の表示項目が含まれている場合には、対応の商品についての特売情報に基づく特売内容をプリセットキーに表示する。
また、表示制御手段は、キー表示情報における表示項目について定められた優先順位に基づいてプリセットキーにおける表示項目を表示する。
また、表示制御手段は、プリセットキーのサイズを変更するサイズ変更操作に応じて、サイズ変更操作により指定されたサイズにプリセットキーを変更し、サイズが変更された後のプリセットキーにおいて、変更後のサイズに対応する数の表示項目を優先順位に基づいて表示する。
また、表示制御手段は、サイズ変更操作により指定されたサイズにプリセットキーを変更するとともに、変更後のサイズとサイズの変更された方向に応じて他のプリセットキーの位置とサイズとの少なくともいずれか一方を変更する。
データ記憶手段としてのハードディスク部102は、商品マスタを記憶する。商品マスタは所定のデータの一例であってプリセットキーに設定されるデータである。
表示情報記憶手段としてのハードディスク部102は、プリセットキーの表示サイズを変化させるサイズ情報と、当該サイズ情報と対応させてデータ記憶手段が記憶するデータのうちプリセットキーに表示させる項目とを記憶する。なお、ハードディスク部102は、上記のサイズ情報と表示項目とについて、キー表示情報に含めて記憶する。
特売情報記憶手段は、特売情報を記憶する。
ハードディスク部102が記憶する表示情報は、上記のようにプリセットキーを表示させる際に商品処理装置1が利用する情報である。
同図に示すように、商品マスタは、例えば店舗にて販売される商品ごとに、商品コード、部門、産地、商品名、単価などの所定の項目を対応付けた構造である。
商品コードは、対応の商品について付与された識別子を示す。
部門は、対応の商品が該当する部門を示す。
産地は、対応の商品の産地が示される。なお、産地に代えて対応の商品を製造したメーカが示されてもよい。
単価は、対応の商品の1個あたり、あるいは所定重量あたりの価格を示す。
同図に示すように、キー表示情報は、プリセットキーごとに、キー番号、商品コード、サイズ情報、位置情報、優先順位情報、表示項目(項目)を対応付けた構造である。1つのキー表示情報は、オペレータの予めの操作によりプリセットキーを登録したのに応じてCPU100により生成され、ハードディスク部102に記憶される。
商品コードは、対応のプリセットキーと対応付けられた商品を示す商品コードである。
サイズ情報は、対応のプリセットキーのサイズを示す。
位置情報は、対応のプリセットキーの画面上での表示位置を示す。
優先順位情報は、対応のプリセットキーに表示可能な項目である表示項目についての優先順位を示す。
表示項目は、対応のプリセットキーに表示可能な項目を示す。同図の場合には、表示項目が、画像情報、第1項目、第2項目、第3項目、第4項目の5つである例を示している。
第1項目、第2項目、第3項目、第4項目は、それぞれ、表示項目の分類として、産地、商品名、単価、特売内容が対応付けられている。
同図に示す特売情報は、特売される商品ごとの商品コードに、開始日時、終了日時、特売価格を対応付けた構造である。
開始日時は、特売が開始される日時を示す。
終了日時は、特売が終了する日時を示す。
特売価格は、対応の商品について特売価格を示す。
同図に示すように、本実施形態のプリセットキーKYは、X1×Y1、X2×Y1、X3×Y1による3つのうちのいずれかによるサイズを有してプリセットキー領域AKY内にて配列される。
同図においては、図示を省略しているが、プリセットキーKYごとに対応の商品についての表示項目の表示が行われる。表示される表示項目の数は、プリセットキーKYのサイズに応じて異なる。
図7(a)は、図4におけるキー番号K1のキー表示情報に基づいて表示されるプリセットキーKY1の表示態様例を示している。
図4によると、キー番号K1のキー表示情報におけるサイズ情報はX3×Y1のサイズを示している。そこで、商品処理装置1は、プリセットキーKY1に対応して、X3×Y1のサイズによるキーパーツ画像を生成する。キーパーツ画像とは、表示項目が表示されていない状態のプリセットキーの画像である。
図7の場合、X3×Y1のサイズのプリセットキーは、上から下にかけて、3つの第1項目表示領域AR1、第2項目表示領域AR2、第3項目表示領域AR3に分割される。第1項目表示領域AR1、第2項目表示領域AR2、第3項目表示領域AR3は、それぞれ、優先順位の1番目、2番目、3番目が対応する。
図4によると、キー番号K1のキー表示情報の優先順位情報は、第2項目(商品名)、第1項目(産地)、第3項目(単価)、第4項目(特売内容)、画像情報の順による優先順位であることを示している。
この場合、商品処理装置1は、1番目〜3番目までの優先順位に対応する第2項目(商品名)、第1項目(産地)、第3項目(単価)を、プリセットキーKY1における第1項目表示領域AR1、第2項目表示領域AR2、第3項目表示領域AR3の各々に表示させればよい。
そして、商品処理装置1は、このようにX3×Y1のキーパーツ画像上に項目を表示させたプリセットキーKY1を、プリセットキー領域AKYにおいて、キー表示情報に含まれる位置情報が示す位置(x1,y1)に配置させる。
図4によると、キー番号K2のキー表示情報におけるサイズ情報はX3×Y1のサイズを示している。そこで、商品処理装置1は、プリセットキーKY2に対応して、図7(b)のように、X3×Y1のサイズのキーパーツ画像を生成する。
図4によると、キー番号K2のキー表示情報の優先順位情報は、第2項目(商品名)、第4項目(特売内容)、第3項目(単価)、画像情報、第1項目(産地)、の順による優先順位であることを示している。
この場合、商品処理装置1は、優先順位が1番目〜3番目までの第2項目(商品名)、第4項目(特売内容)、第3項目(単価)を、プリセットキーKY2における第1項目表示領域AR1、第2項目表示領域AR2、第3項目表示領域AR3のそれぞれに表示させればよい。
即ち、図5によると、1002の商品コードの商品についての特売情報が存在する。ここで、現在の日時が7月9日18時であるとすると、1002の商品コードの商品は、現在特売中であることになる。そこで、この場合の商品処理装置1は、図5の特売情報から1002の商品コードに対応付けられた「98」の特売価格を取得する。
なお、特売期間が終了してしまっている場合、商品処理装置1は、例えば第2項目表示領域AR2を空欄とすればよい。あるいは、商品処理装置1は、第2項目表示領域AR2に特売期間が終了したことを示す内容を表示させればよい。
そして、商品処理装置1は、上記のようにX3×Y1のキーパーツ画像上に項目を表示させたプリセットキーKY2を、プリセットキー領域AKYにおいて、キー表示情報に含まれる位置情報が示す位置(x2,y2)に配置させる。
図4によると、キー番号K3のキー表示情報におけるサイズ情報はX3×Y1のサイズを示している。そこで、商品処理装置1は、プリセットキーKY3に対応して、図7(c)のように、X3×Y1のサイズのキーパーツ画像を生成する。
図4によると、キー番号K3のキー表示情報の優先順位情報は、画像情報、第3項目(単価)、第1項目(産地)、第4項目(特売内容)、第2項目(商品名)、の順による優先順位であることを示している。
この場合、商品処理装置1は、優先順位が1番目〜3番目までの画像情報、第3項目(単価)、第1項目(産地)を、プリセットキーKY3における第1項目表示領域AR1、第2項目表示領域AR2、第3項目表示領域AR3のそれぞれに表示させればよい。
そこで、商品処理装置1は、商品マスタから、1003の商品コードに対応付けられた画像情報が示す画像ファイル(003.gif)と、単価である「90」と、産地である「九州産」とを取得する。
そして、商品処理装置1は、上記のようにX3×Y1のキーパーツ画像上に項目を表示させたプリセットキーKY3を、プリセットキー領域AKYにおいて、キー表示情報に含まれる位置情報が示す位置(x3,y3)に配置させる。
図4によると、キー番号K4のキー表示情報におけるサイズ情報はX2×Y1のサイズを示している。X2は、X3に対して2/3となるサイズである。
そこで、この場合の商品処理装置1は、プリセットキーKY4に対応して、図7(d)のように、X2×Y1のサイズのキーパーツ画像を生成する。
X2×Y1のサイズの場合、図7(d)に示されるように、項目を表示できる領域は、第1項目表示領域AR1、第2項目表示領域AR2の2つのみとなる。
図4によると、キー番号K4のキー表示情報の優先順位情報は、第2項目(商品名)、第3項目(単価)、画像情報、第4項目(特売内容)、第1項目(産地)の順による優先順位であることを示している。
この場合、商品処理装置1は、優先順位が1番目の第2項目(商品名)と、2番目の第3項目(単価)とを、プリセットキーKY4における第1項目表示領域AR1、第2項目表示領域AR2のそれぞれに表示させればよい。
そこで、商品処理装置1は、商品マスタから、1004の商品コードに対応付けられた商品名である「もやし」と、単価である「48」とを取得する。
そして、商品処理装置1は、上記のようにX2×Y1のキーパーツ画像上に項目を表示させたプリセットキーKY4を、プリセットキー領域AKYにおいて、キー表示情報に含まれる位置情報が示す位置(x4,y4)に配置させる。
図4によると、キー番号K5のキー表示情報におけるサイズ情報はX1×Y1のサイズを示している。X1は、X3に対して1/3となるサイズである。
そこで、この場合の商品処理装置1は、プリセットキーKY5に対応して、図7(e)のように、X1×Y1のサイズのキーパーツ画像を生成する。
X1×Y1のサイズの場合、図7(e)に示されるように、項目を表示できる領域は、第1項目表示領域AR1の1つのみとなる。
図4によると、キー番号K5のキー表示情報の優先順位情報は、第2項目(商品名)、第1項目(産地)、第4項目(特売内容)、第3項目(単価)、画像情報の順による優先順位であることを示している。
この場合、商品処理装置1は、優先順位が1番目の第2項目(商品名)を、プリセットキーKY5における第1項目表示領域AR1に表示させればよい。
そこで、商品処理装置1は、商品マスタから、1005の商品コードに対応付けられた商品名である「カイワレ大根」を取得する。
そして、商品処理装置1は、上記のようにX1×Y1のキーパーツ画像上に項目を表示させたプリセットキーKY5を、プリセットキー領域AKYにおいて、キー表示情報に含まれる位置情報が示す位置(x5,y5)に配置させる。
例えば、図7(a)に例示したプリセットキーKY1については、図8(a)に示すように、第1項目表示領域AR1、第2項目表示領域AR2、第3項目表示領域AR3が、それぞれ、キーパーツ画像上の中段、上段、下段に割り当てられるように変更されている。
即ち、X3×Y1のサイズのプリセットキーについては、1番目、2番目、3番目の優先順位の各項目が、それぞれ、キーパーツ画像上の中段、上段、下段に表示されてもよい。
即ち、X3×Y1のサイズのプリセットキーについては、1番目、2番目、3番目の優先順位の各項目が、それぞれ、キーパーツ画像上の中段、下段、上段に表示されてもよい。
即ち、X2×Y1のサイズのプリセットキーについては、1番目、2番目の優先順位の項目が、それぞれ、キーパーツ画像上の下段、上段に表示される例を示している。
図9は、プリセットキーのサイズの変更に応じた項目の表示態様の一例を示している。同図では、図8(a)と同じプリセットキーKY1を例に挙げている。
即ち、図9(a)のプリセットキーKY1において、優先順位が1番目、2番目、3番目の各表示項目は、それぞれ、中段の第1項目表示領域AR1、上段の第2項目表示領域AR2、下段の第3項目表示領域AR3に表示されている。
つまり、X2×Y1のサイズのプリセットキーKY1は、上段が第2項目表示領域AR2とされて優先順位が2番目の項目である産地(「青森産」)が表示される。また、X2×Y1のサイズのプリセットキーKY2は、下段が第1項目表示領域AR1とされて優先順位が1番目の項目である商品名(「人参」)が表示される。
即ち、X2×Y1のサイズのプリセットキーKY1においては、優先順位が1番目と二番目の項目が表示される。
つまり、X1×Y1のサイズのプリセットキーKY1においては、優先順位が1番目の項目である商品名(「人参」)が表示される。
なお、図9(c)の状態からサイズを大きしていく操作を行った場合、プリセットキーKY1は、図9(b)、図9(a)に示すように表示される。
この際、本実施形態では、表示項目ごとの優先順位に基づいて、プリセットキーのサイズに応じて表示可能な数の項目を優先順位の高い順から表示するようにしている。
このように、プリセットキーのサイズの変更に応じて、プリセットキーに表示させる項目を優先順位に従って決定することにより、特に人手を要することなくプリセットキーのサイズごとに表示される項目を適切なものとすることができる。
先ず、図10(a)においては、プリセットキー領域AKYにおける最も右の列において、下から上にかけて5つのプリセットキーKY11、KY12、KY13、KY14及びKY15が配列された状態が示されている。
この場合において、最も上に配置されたプリセットキーKY15の上には、未だプリセットキーが配置されていない空き領域が存在している。
先ず、プリセットキーKY13よりも下に配置されるプリセットキーKY11、KY12については、図10(a)からの変化はない。
そして、サイズ変更操作の対象であるプリセットキーKY13は、縦方向が上側の方向に延びるようにX2×Y1からX3×Y1にサイズが変更される。
なお、図10(b)の状態から、例えばプリセットキーKY13を、再びX2×Y1のサイズに戻した場合には、図10(a)の状態に戻る。
先ず、図11(a)においては、プリセットキー領域AKYにおける最も右の列において、下から上にかけて6つのプリセットキーKY11、KY12、KY13、KY14、KY15及びKY16が配列された状態が示されている。
この場合において、プリセットキー領域AKYにおける最も右の列は、これら6つのプリセットキーKY11、KY12、KY13、KY14、KY15及びKY16により占有され、空き領域は存在していない。
先ず、プリセットキーKY13よりも下に配置されるプリセットキーKY11、KY12については、図11(a)からの変化はない。
そして、サイズ変更操作の対象であるプリセットキーKY13は、図10(b)に示されるように、縦方向が上側の方向に延びるようにX2×Y1からX3×Y1にサイズが変更される。
プリセットキーKY14の上のプリセットキーKY15、KY16については、サイズ及び位置についての変化はない。
また、図10及び図11においては、プリセットキー領域AKYの下から上にかけて詰めていくようにプリセットキーが配置された例を示している。しかし、例えば、プリセットキー領域AKYの上から下にかけて詰めていくようにプリセットキーが配置される態様であってもよい。
商品処理装置1において、CPU100は、先ず、プリセットキーのキー番号に対応する変数nに、初期値として1を代入する(ステップS101)。
次に、CPU100は、キー番号Knのキー表示情報をハードディスク部102から取得する(ステップS102)。
そこで、CPU100は、キー表示情報の優先順位に従って、上位3つの、第2項目(商品名)、第1項目(産地)、第3項目(単価)の3つの表示項目の内容を商品マスタから取得する。つまり、CPU100は、1番目〜3番目までの優先順位ごとに対応して、「人参」(商品名)、「青森産」(産地)、「110」(単価)の各表示項目の内容を取得する。
具体例として、図4におけるキー番号K1(n=1)のキー表示情報がステップS102にて取得された場合であれば、CPU100は、図7(a)に例示したように、第1項目表示領域AR1に商品名の表示項目の内容である「人参」を描画する。
また、CPU100は、第2項目表示領域AR2に、産地の表示項目の内容である「青森産」を描画する。
また、CPU100は、第3項目表示領域AR3に、単価の表示項目の内容である「110円」を描画する。
そこで、CPU100は、上記のように生成されたプリセットキーの画像を、プリセットキー領域AKYにおいてステップS102にて取得したキー表示情報が含む位置情報によって示される位置に配置させる(ステップS106)。
変数nが最大値以下である場合(ステップS108−NO)、未だプリセットキー領域AKYに配置させていないプリセットキーが残っている。そこでこの場合のCPU100は、ステップS102の処理に戻ることで、次のキー番号のプリセットキーの表示のための処理に移行する。
そして、全てのプリセットキーの表示が完了すると、変数nが最大値を越えることとなり(ステップS108−YES)、同図に示す処理が終了される。
先ず、商品処理装置1において、CPU100は、プリセットキー領域AKYにおけるプリセットキーのうちのいずれかのサイズを変更するためのサイズ変更操作が行われるのを待機している(ステップS201−NO)。
具体例として、ステップS201に対応するサイズ変更操作が、図11に示したようにプリセットキーKY13のサイズを変更するものである場合には、以下のようになる。
なお、CPU100は上記のように変更したプリセットキーごとのサイズ、位置がキー表示情報にて反映されるように、ステップS204によりサイズ、位置を変更したプリセットキーごとのキー表示情報における位置情報、サイズ情報を更新する。
次に、CPU100は、サイズが変更されたプリセットキーのうちのm番目のプリセットキーのキー表示情報に含まれるサイズ情報が示すサイズに応じた数の表示項目の内容を、同じキー表示情報が示す優先順位に従って商品マスタから取得する(ステップS206)。
このようにステップS206、S207の処理が実行されることで、サイズが変更された1つのプリセットキーについての表示項目の更新が完了する。
変数mが最大値以下である場合(ステップS209−NO)、未だ表示項目を更新していないプリセットキーが残っている。そこで、この場合のCPU100は、ステップS206の処理に戻ることで、次のプリセットキーの表示項目の変更のための処理に移行する。
そして、サイズが変更されたプリセットキーの全てについての表示項目の更新が完了すると、変数mが最大値を越えることとなり(ステップS209−YES)、同図に示す処理が終了される。
Claims (6)
- 予め所定のデータを各プリセットキーに設定しておき、前記プリセットキーが操作されると、そのプリセットキーに設定されているデータに基づき所定の処理を行う商品処理装置において、
前記所定のデータを項目ごとに記憶するデータ記憶手段と、
前記プリセットキーを表示する表示手段と、
前記表示手段が表示するプリセットキーの表示サイズに応じたサイズ情報と、前記サイズ情報と対応させて前記プリセットキーに表示させる項目であって前記データ記憶手段が記憶するデータに対応する項目を記憶する表示情報記憶手段と、
前記表示手段が表示するプリセットキーの表示サイズに応じて、前記表示情報記憶手段が記憶するサイズ情報に基づき、前記サイズ情報が示す表示サイズに対応する項目と対応して前記データ記憶手段が記憶するデータを前記プリセットキーに表示させる表示制御手段と、
を備えることを特徴とする商品処理装置。 - 前記データ記憶手段は、
商品に関連する前記所定のデータを項目ごとに記憶し、
前記表示制御手段は、
前記表示情報記憶手段が記憶する項目に基づいて前記プリセットキーに表示する項目を決定し、決定された項目ごとの内容を前記データ記憶手段が記憶するデータを利用して表示する
ことを特徴とする請求項1に記載の商品処理装置。 - 販売する商品の特売情報を記憶する特売情報記憶手段をさらに備え、
前記表示制御手段は、
前記表示情報記憶手段が記憶する項目に特売に関する項目が含まれている場合、前記特売情報記憶手段が記憶する特売情報を前記プリセットキーに表示する
ことを特徴とする請求項1または2に記載の商品処理装置。 - 前記表示情報記憶手段は、
前記プリセットキーに表示させる項目の優先順位を項目ごとに記憶し、
前記表示制御手段は、
前記優先順位に基づいてプリセットキーにおける項目を表示する
ことを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の商品処理装置。 - 前記表示手段が表示するプリセットキーの表示サイズを変更する表示サイズ変更手段をさらに備え、
前記表示制御手段は、
前記表示サイズ変更手段により変更された表示サイズに従ってプリセットキーを表示し、表示サイズが変更された後のプリセットキーに、前記表示情報記憶手段が記憶する表示サイズに対応する数の項目を前記優先順位に基づいて表示する
ことを特徴とする請求項4に記載の商品処理装置。 - 前記表示制御手段は、
前記表示サイズ変更手段により変更された表示サイズにプリセットキーを変更するとともに、変更後の表示サイズと表示サイズの変更された方向に応じて他のプリセットキーの位置と表示サイズとの少なくともいずれか一方を変更する
ことを特徴とする請求項5に記載の商品処理装置。
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