JP2003256094A - プログラム及び表示システム並びにプログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体 - Google Patents

プログラム及び表示システム並びにプログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体

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JP2003256094A
JP2003256094A JP2002050412A JP2002050412A JP2003256094A JP 2003256094 A JP2003256094 A JP 2003256094A JP 2002050412 A JP2002050412 A JP 2002050412A JP 2002050412 A JP2002050412 A JP 2002050412A JP 2003256094 A JP2003256094 A JP 2003256094A
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JP2002050412A
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English (en)
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Noriyuki Yanagimachi
則之 柳町
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Konica Minolta Inc
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Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 重要度の高い情報を表示倍率にかかわらず、
スクロールなしで表示・操作することができ、表示倍率
が低い場合は、優先度の低い情報も含めて、一覧で表示
・操作する機能をコンピュータに実現させることができ
るプログラム及び表示システム並びにプログラムを記録
したコンピュータ読取り可能な記録媒体の提供。 【解決手段】コンピュータにリストの表示倍率に応じた
表示対象カラムを設定する機能と、表示倍率の設定を変
更する機能と、表示倍率の設定の変更に伴い表示対象カ
ラムの設定に基づいて表示対象となるカラムを表示する
機能とを実現させるプログラム及びかかるプログラムを
記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体並びにリス
トの表示倍率に応じた表示対象カラムを設定する表示カ
ラム設定手段１２と、表示倍率の設定を変更する倍率変
更手段１３と、前記表示手段１１は前記倍率変更手段１
３における表示倍率の設定の変更に伴い前記表示カラム
設定手段１２における設定に基づいて表示対象となるカ
ラムを表示する表示システム。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、プログラム及び表
示システム並びにプログラムを記録したコンピュータ読
取り可能な記録媒体に関する。
【０００２】
【従来の技術】これまでのリスト型ＧＵＩ（Ｇｒａｐｈ
ｉｃａｌ Ｕｓｅｒ Ｉｎｔｅｒｆａｃｅ）では、表示
倍率を切り替えても表示されるカラムは変わらなかっ
た。そのため、たとえば、表示倍率を上げた場合、同一
のサイズの画面に表示可能なカラム数が減り、ユーザは
スクロールしながら必要情報を探す必要があった。
【０００３】また、これまでのリスト型ＧＵＩでは、リ
ストのサイズを変更しても表示されるカラムは変わらな
かった。そのため、たとえば、リストサイズを小さく変
更した場合、画面に表示可能なカラム数が減り、ユーザ
はスクロールしながら必要情報を探す必要があった。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明の課題
は、重要度の高い情報を表示倍率にかかわらず、スクロ
ールなしで表示・操作することができ、表示倍率が低い
場合は、優先度の低い情報も含めて、一覧で表示・操作
する機能をコンピュータに実現させることができるプロ
グラム及び表示システム並びにプログラムを記録したコ
ンピュータ読取り可能な記録媒体を提供することにあ
る。
【０００５】本発明の他の課題は、重要度の高い情報を
リストサイズにかかわらず、スクロールなしで表示・操
作することができ、大画面のモニターを利用できるよう
な場合で、リストサイズを大きく設定できる場合には、
優先度の低い情報も含めて、一覧で表示・操作する機能
をコンピュータに実現させることができるプログラム及
び表示システム並びにプログラムを記録したコンピュー
タ読取り可能な記録媒体を提供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記課題は、以下の手段
によって解決することができる。
【０００７】（請求項１）コンピュータに複数のカラム
からなるリストを表示する機能を実現させるためのプロ
グラムにおいて、前記リストの表示倍率に応じた表示対
象カラムを設定する機能と、表示倍率の設定を変更する
機能と、表示倍率の設定の変更に伴い表示対象カラムの
設定に基づいて表示対象となるカラムを表示する機能と
を実現させることを特徴とするプログラム。
【０００８】（請求項２）前記リストの表示倍率に応じ
た表示対象カラムを設定する機能において、各カラムに
表示優先レベルを設定し、前記表示対象となるカラムを
表示する機能において、前記優先レベルが高いカラムを
優先して表示する機能をコンピュータに実現させること
を特徴とする請求項１記載のプログラム。
【０００９】（請求項３）前記リストの表示倍率に応じ
た表示対象カラムを設定する機能において、各カラムに
表示倍率毎に表示又は非表示の旨を設定し、前記表示対
象となるカラムを表示する機能において、前記表示倍率
毎の設定に基づいて表示する機能をコンピュータに実現
させることを特徴とする請求項１記載のプログラム。
【００１０】（請求項４）前記リストの表示倍率に応じ
た表示対象カラムを設定する機能において、複数のカラ
ムを複数グループに分類し、該グループ及び各グループ
内のカラムに表示優先レベルを設定し、前記表示対象と
なるカラムを表示する機能において、前記優先レベルが
高いカラムを優先して表示する機能をコンピュータに実
現させることを特徴とする請求項１記載のプログラム。
【００１１】（請求項５）コンピュータに複数のカラム
からなるリストを表示する機能を実現させるためのプロ
グラムにおいて、前記リストのリストサイズに応じた表
示対象カラムを設定する機能と、リストサイズの設定を
変更する機能と、リストサイズの変更に伴い表示対象カ
ラムの設定に基づいて表示対象となるカラムを表示する
機能とを実現させることを特徴とするプログラム。
【００１２】（請求項６）前記リストのリストサイズに
応じた表示対象カラムを設定する機能において、各カラ
ムに表示優先レベルを設定し、前記表示対象となるカラ
ムを表示する機能において、前記優先レベルが高いカラ
ムを優先して表示する機能をコンピュータに実現させる
ことを特徴とする請求項５記載のプログラム。
【００１３】（請求項７）前記リストのリストサイズに
応じた表示対象カラムを設定する機能において、複数の
カラムを複数グループに分類し、該グループ及び各グル
ープ内のカラムに表示優先レベルを設定し、前記表示対
象となるカラムを表示する機能において、前記優先レベ
ルが高いカラムを優先して表示する機能をコンピュータ
に実現させることを特徴とする請求項５記載のプログラ
ム。
【００１４】（請求項８）複数のカラムからなるリスト
を表示する表示手段を有する表示システムにおいて、前
記リストの表示倍率に応じた表示対象カラムを設定する
表示カラム設定手段と、表示倍率の設定を変更する倍率
変更手段と、前記表示手段は前記倍率変更手段における
表示倍率の設定の変更に伴い前記表示カラム設定手段に
おける設定に基づいて表示対象となるカラムを表示する
ことを特徴とする表示システム。
【００１５】（請求項９）複数のカラムからなるリスト
を表示する表示手段を有する表示システムにおいて、前
記リストのリストサイズに応じた表示対象カラムを設定
する表示カラム設定手段と、リストサイズの設定を変更
するリストサイズ変更手段と、前記表示手段は前記リス
トサイズ変更手段におけるリストサイズの設定の変更に
伴い前記表示カラム設定手段における設定に基づいて表
示対象となるカラムを表示することを特徴とする表示シ
ステム。
【００１６】（請求項１０）各カラムと当該カラムの表
示優先レベルとが関連づけられた設定情報を保存する記
憶部を有し、前記表示カラム設定手段における設定の内
容を該記憶部で保存することを特徴とする請求項８又は
９記載の表示システム。
【００１７】（請求項１１）各カラムと表示倍率ごとの
表示又は非表示の旨とが関連づけられた設定情報を保存
する記憶部を有し、前記表示カラム設定手段における設
定の内容を該記憶部で保存することを特徴とする請求項
８記載の表示システム。
【００１８】（請求項１２）各カラムと当該カラムが分
類されたグループと当該カラムのグループ内における表
示優先レベルとが関連づけられた設定情報を保存する記
憶部と、前記グループと当該グループの表示優先レベル
とが関連づけられた設定情報を保存する記憶部とを有
し、前記表示カラム設定手段における設定の内容を該記
憶部で保存することを特徴とする請求項８又は９記載の
表示システム。
【００１９】（請求項１３）コンピュータに複数のカラ
ムからなるリストを表示する機能を実現させるためのプ
ログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体
において、前記リストの表示倍率に応じた表示対象カラ
ムを設定する機能と、表示倍率の設定を変更する機能
と、表示倍率の設定の変更に伴い表示対象カラムの設定
に基づいて表示対象となるカラムを表示する機能とを実
現させることを特徴とするプログラムを記録したコンピ
ュータ読取り可能な記録媒体。
【００２０】（請求項１４）前記リストの表示倍率に応
じた表示対象カラムを設定する機能において、各カラム
に表示優先レベルを設定し、前記表示対象となるカラム
を表示する機能において、前記優先レベルが高いカラム
を優先して表示する機能をコンピュータに実現させるこ
とを特徴とする請求項１３記載のプログラムを記録した
コンピュータ読取り可能な記録媒体。
【００２１】（請求項１５）前記リストの表示倍率に応
じた表示対象カラムを設定する機能において、各カラム
に表示倍率毎に表示又は非表示の旨を設定し、前記表示
対象となるカラムを表示する機能において、前記表示倍
率毎の設定に基づいて表示する機能をコンピュータに実
現させることを特徴とする請求項１３記載のプログラム
を記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体。
【００２２】（請求項１６）前記リストの表示倍率に応
じた表示対象カラムを設定する機能において、複数のカ
ラムを複数グループに分類し、該グループ及び各グルー
プ内のカラムに表示優先レベルを設定し、前記表示対象
となるカラムを表示する機能において、前記優先レベル
が高いカラムを優先して表示する機能をコンピュータに
実現させることを特徴とする請求項１３記載のプログラ
ムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体。
【００２３】（請求項１７）コンピュータに複数のカラ
ムからなるリストを表示する機能を実現させるためのプ
ログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体
において、前記リストのリストサイズに応じた表示対象
カラムを設定する機能と、リストサイズの設定を変更す
る機能と、リストサイズの設定の変更に伴い表示対象カ
ラムの設定に基づいて表示対象となるカラムを表示する
機能とを実現させることを特徴とするプログラムを記録
したコンピュータ読取り可能な記録媒体。
【００２４】（請求項１８）前記リストのリストサイズ
に応じた表示対象カラムを設定する機能において、各カ
ラムに表示優先レベルを設定し、前記表示対象となるカ
ラムを表示する機能において、前記優先レベルが高いカ
ラムを優先して表示する機能をコンピュータに実現させ
ることを特徴とする請求項１７記載のプログラムを記録
したコンピュータ読取り可能な記録媒体。
【００２５】（請求項１９）前記リストのリストサイズ
に応じた表示対象カラムを設定する機能において、複数
のカラムを複数グループに分類し、該グループ及び各グ
ループ内のカラムに表示優先レベルを設定し、前記表示
対象となるカラムを表示する機能において、前記優先レ
ベルが高いカラムを優先して表示する機能をコンピュー
タに実現させることを特徴とする請求項１７記載のプロ
グラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体。
【００２６】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面に基づいて説明する。
【００２７】まず、本発明の表示システムを図面に基づ
いて説明する。
【００２８】本発明の表示システムは、本発明のプログ
ラムの機能を実現するコンピュータ（ハードウエア資
源）として実施することができる。
【００２９】本発明の表示システムの第１の態様につい
て図１及び図２に基づいて説明する。
【００３０】図１は、本発明の表示システムの第１の態
様を説明するための機能ブロック図であり、図２（ａ）
は、本発明の表示システムの第１の態様に係る表示の一
例を示す図であり、図２（ｂ）は、本発明の表示システ
ムの第１の態様に係る表示の他の一例を示す図である。
【００３１】図１において、１１は表示手段であり、１
２は表示カラム設定手段であり、１３は倍率変更手段で
ある。図２において、３０はリストであり、複数のカラ
ム３１ａ、３１ｂ、３１ｃ、…により構成されている。
また、３２はリスト３０に設定された表示倍率を示す倍
率表示部である。
【００３２】図１において、表示手段１１は、複数のカ
ラムからなるリストを表示する。リストに表示される表
示対象となるカラムは、倍率変更手段１３における表示
倍率の設定の変更に伴い表示カラム設定手段１２におけ
る設定に基づいて表示される。
【００３３】表示カラム設定手段１２は、ユーザの入力
に基づいて、前記表示手段１１で表示されるリスト３０
の表示倍率の設定に応じた表示対象カラムを設定する。
表示対象カラムとは、表示手段１１において表示する対
象となるカラムのことをいう。
【００３４】倍率変更手段１３は、ユーザの入力に基づ
いて表示手段１１に表示されるリスト３０の表示倍率の
設定を変更する。
【００３５】表示手段１１として用いることができるイ
ンターフェースとしては、液晶ディスプレイ等の各種デ
ィスプレイ装置を用いることができる。表示カラム設定
手段１２及び倍率変更手段１３として用いることができ
るインターフェースとしては、キーボード、マウス等の
各種入力手段を用いることができる。かかる表示手段１
１、表示カラム設定手段１２、倍率変更手段１３として
用いられる各種インターフェースは、ＣＰＵ、ＭＰＵ等
の制御装置、ＲＡＭ等の一時記憶装置及びＲＯＭ、ＨＤ
（ハードディスク）等の記憶装置等により記憶・制御さ
れる。
【００３６】また、本発明の表示システムでは、図３、
図４又は図５に示すような設定情報を保存する図示しな
い記憶部を設けて、表示カラム設定手段１２における設
定の内容を保存し、該記憶部に保存された設定情報に基
づいて表示手段１１が表示対象となるカラムを表示する
ことが好ましい。かかる記憶部としては、表示カラム設
定手段１２で入力された設定を保存することができ、電
源を切ってもその記憶内容が失われないＲＯＭ、ＨＤ等
の記憶装置を用いることができる。
【００３７】図３に示す設定情報は、各カラムと当該カ
ラムの表示優先レベル（小さい数字は優先度が高い）と
が関連づけられて保存されており、図４に示す設定情報
では、各カラムと、表示倍率ごとの表示又は非表示の旨
とが関連づけられて保存されており、図５に示す設定情
報では、各カラムと、当該カラムが分類されたグループ
との当該カラムのグループ内における表示優先レベルと
が関連づけられて（図５（ａ））、前記グループと当該
グループの表示優先レベルとが関連づけられて（図５
（ｂ））保存されている。
【００３８】上記のような表示システムによると、例え
ば、図２に示す例では、表示カラム設定手段１２におい
て予めリスト３０の表示倍率が２００％のときは表示対
象カラムとして「Ａ」、「Ｃ」、「Ｅ」、「Ｇ」、
「Ｉ」、「Ｋ」のカラムを表示し、表示倍率が１００％
のときは表示対象カラムとして全てのカラムが表示され
るよう設定されている。このような、表示システムにお
いては、表示倍率が１００％とされているときは、前記
表示カラム設定手段１２における設定に基づいて、表示
手段１１において表示対象カラムとして全てのカラムが
図２（ａ）に示すように表示される。この状態から、倍
率変更手段１３において表示倍率が２００％に変更され
ると、表示カラム設定手段１２における設定に基づいて
表示手段１１において表示対象カラムとして「Ａ」、
「Ｃ」、「Ｅ」、「Ｇ」、「Ｉ」、「Ｋ」のカラムが図
２（ｂ）に示すように表示される。
【００３９】上記の本発明の第１の態様に係る表示シス
テムによると、重要度の高い情報を表示倍率に拘わらず
スクロールなしで表示して操作することができる。ま
た、表示倍率が低い場合は、重要度の低い情報も含めて
表示して操作することができる。
【００４０】次に、本発明の表示システムの第２の態様
について図６及び図７を参照して説明する。
【００４１】図６は、本発明の表示システムの第２の態
様を説明するための機能ブロック図であり、図７（ａ）
は、本発明の表示システムの第２の態様に係る表示の一
例を示す図であり、図７（ｂ）は、本発明の表示システ
ムの第２の態様に係る表示の他の一例を示す図である。
【００４２】図６において、２１は表示手段であり、２
２は表示カラム設定手段であり、２３はリストサイズ変
更手段である。
【００４３】第２の態様において、表示手段２１は、複
数のカラムからなるリストを表示する。リストに表示さ
れる表示対象となるカラムは、リストサイズ変更手段２
３におけるリストサイズの設定の変更に伴い表示カラム
設定手段２２における設定に基づいて表示される。
【００４４】表示カラム設定手段２２は、ユーザの入力
に基づいてリスト３０のリストサイズに応じた表示対象
カラムを設定する。
【００４５】リストサイズ変更手段２３は、ユーザの入
力に基づいて表示手段２１に表示されるリスト３０のリ
ストサイズを変更する。
【００４６】表示手段２１として用いることができるイ
ンターフェースとしては、液晶ディスプレイ等の各種デ
ィスプレイ装置を用いることができる。表示カラム設定
手段２２及びリストサイズ変更手段２３として用いるこ
とができるインターフェースとしては、キーボード、マ
ウス等の各種入力手段を用いることができる。かかる表
示手段２１、表示カラム設定手段２２、リストサイズ変
更手段２３として用いられる各種インターフェースは、
ＣＰＵ、ＭＰＵ等の制御装置、ＲＡＭ等の一時記憶装置
及びＲＯＭ、ＨＤ等の記憶装置等により記憶・制御され
る。
【００４７】また、本発明の表示システムでは、図３又
は図５に示すような設定情報を保存する図示しない記憶
部を設けて、表示カラム設定手段２２において設定の内
容を保存し、該記憶部に保存された設定情報に基づいて
表示手段２１が表示対象となるカラムを表示することが
好ましい。かかる記憶部としては、表示カラム設定手段
２２で入力された設定を保存することができ、電源を切
ってもその記憶内容が失われないＲＯＭ、ＨＤ等の記憶
装置を用いることができる。
【００４８】上記のような表示システムによると、例え
ば、図７に示す例では、表示カラム設定手段２２におい
て予めリスト３０のリストサイズが標準のときは表示対
象カラムとして「Ａ」、「Ｃ」、「Ｅ」、「Ｇ」、
「Ｉ」、「Ｋ」のカラムを表示し、リストサイズが２分
の１のときは表示対象カラムとして全てのカラムが表示
されるように設定されている。このような、表示システ
ムにおいては、リストサイズが標準であるときは、前記
表示カラム設定手段２２における設定に基づいて、表示
対象カラムとして全てのカラムが図７（ａ）に示すよう
に表示手段２１において表示される。この状態から、リ
ストサイズ変更手段２３においてリストサイズが２分の
１に変更されると、表示カラム設定手段２２における設
定に基づいて表示対象カラムとして「Ａ」、「Ｃ」、
「Ｅ」、「Ｇ」、「Ｉ」、「Ｋ」のカラムが表示手段２
１において表示される。
【００４９】上記の本発明の第２の態様に係る表示シス
テムによると、重要度の高い情報をリストサイズに拘わ
らずスクロールなしで表示して操作することができる。
また、リストサイズを大きく設定できる場合は、重要度
の低い情報も含めて表示して操作することができる。
【００５０】次に、本発明のプログラムについて説明す
る。
【００５１】本発明のプログラムは、上記表示システム
における各手段の機能をコンピュータに実現させる。
【００５２】まず、本発明のプログラムの第１の態様に
ついて説明する。
【００５３】第１の態様においては、図２（ａ）に示す
ように表示倍率が１００％のときは、全てのカラム３１
ａ、３１ｂ、３１ｃ…が表示されるようになっている。
一方で、図２（ｂ）に示すように表示倍率が２００％の
ように１００％以上であるときは、選択的にカラム３１
ａ、３１ｃ、３１ｅ、…が表示される。
【００５４】即ち、本発明のプログラムの第１の態様
は、コンピュータに複数のカラム３１ａ、３１ｂ、３１
ｃ、…からなるリスト３０を表示する機能を実現させる
ためのプログラムにおいて、前記リスト３０の表示倍率
に応じた表示対象カラムを設定する機能と、表示倍率の
設定を変更する機能と、表示倍率の設定の変更に伴い表
示対象カラムの設定に基づいて表示対象となるカラムを
表示する機能とを実現させることを特徴とする。
【００５５】好ましくは、１）前記リストの表示倍率に
応じた表示対象カラムを設定する機能において、各カラ
ムに表示優先レベルを設定し、前記表示対象となるカラ
ムを表示する機能において、前記優先レベルが高いカラ
ムを優先して表示する機能をコンピュータに実現させる
こと、２）前記リストの表示倍率に応じた表示対象カラ
ムを設定する機能において、各カラムに表示倍率毎に表
示又は非表示の旨を設定し、前記表示対象となるカラム
を表示する機能において、前記表示倍率毎の設定に基づ
いて表示する機能をコンピュータに実現させること、
３）前記リストの表示倍率に応じた表示対象カラムを設
定する機能において、複数のカラムを複数グループに分
類し、該グループ及び各グループ内のカラムに表示優先
レベルを設定し、前記表示対象となるカラムを表示する
機能において、前記優先レベルが高いカラムを優先して
表示する機能をコンピュータに実現させることである。
【００５６】第２の態様においては、図７（ａ）では、
リストサイズが全てのカラム３１ａ、３１ｂ、３１ｃ…
が表示されるようになっている。一方で、図７（ｂ）に
示すように全てのカラム３１ａ、３１ｂ、３１ｃ…が表
示されないリストサイズのときは、選択的にカラム３１
ａ、３１ｃ、３１ｅ、…が表示される。
【００５７】即ち、本発明のプログラムの第２の態様
は、コンピュータに複数のカラムからなるリストを表示
する機能を実現させるためのプログラムにおいて、前記
リストのリストサイズに応じた表示対象カラムを設定す
る機能と、リストサイズの設定を変更する機能と、リス
トサイズの設定の変更に伴い表示対象カラムの設定に基
づいて表示対象となるカラムを表示する機能とを実現さ
せることを特徴とする。
【００５８】好ましくは、１）前記リストのリストサイ
ズに応じた表示対象カラムを設定する機能において、各
カラムに表示優先レベルを設定し、前記表示対象となる
カラムを表示する機能において、前記優先レベルが高い
カラムを優先して表示する機能をコンピュータに実現さ
せること、２）前記リストのリストサイズに応じた表示
対象カラムを設定する機能において、複数のカラムを複
数グループに分類し、該グループ及び各グループ内のカ
ラムに表示優先レベルを設定し、前記表示対象となるカ
ラムを表示する機能において、前記優先レベルが高いカ
ラムを優先して表示する機能をコンピュータに実現させ
ることである。
【００５９】上記の本発明のプログラムを記録したコン
ピュータ読取り可能な記録媒体によると、かかるプログ
ラムをコンピュータに読取らせて実行させることができ
る。
【００６０】また、本発明のプログラムを記録したコン
ピュータ読取り可能な記録媒体としては、ＦＤ（フレキ
シブルディスク）、ＣＤ―ＲＯＭ、ＭＯ（光磁気ディス
ク）等の公知の記録媒体を用いることができる。
【００６１】
【発明の効果】本発明によれば、重要度の高い情報を表
示倍率にかかわらず、スクロールなしで表示・操作する
ことができ、表示倍率が低い場合は、優先度の低い情報
も含めて、一覧で表示・操作する機能をコンピュータに
実現させることができるプログラム及び表示システム並
びにプログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記
録媒体を提供すること及び重要度の高い情報をリストサ
イズにかかわらず、スクロールなしで表示・操作するこ
とができ、大画面のモニターを利用できるような場合
で、リストサイズを大きく設定できる場合には、優先度
の低い情報も含めて、一覧で表示・操作する機能をコン
ピュータに実現させることができるプログラム及び表示
システム並びにプログラムを記録したコンピュータ読取
り可能な記を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の表示システムの第１の態様を説明する
ための機能ブロック図
【図２】（ａ）は本発明の表示システムの第１の態様に
かかる表示の一例を示し、（ｂ）は本発明の表示システ
ムの第１の態様にかかる表示の他の一例を示す
【図３】本発明に係る設定情報の一例を示す図
【図４】本発明に係る設定情報の他の一例を示す図
【図５】本発明に係る設定情報の他の一例を示す図
【図６】本発明の表示システムの第２の態様を説明する
ための機能ブロック図
【図７】（ａ）は本発明の表示システムの第２の態様に
かかる表示の一例を示し、（ｂ）は本発明の表示システ
ムの第２の態様にかかる表示の他の一例を示す
【符号の説明】
１１：表示手段 １２：表示カラム設定手段 １３：倍率変更手段 ２１：表示手段 ２２：表示カラム設定手段 ２３：リストサイズ変更手段 ３０：リスト ３１ａ、３１ｂ、３１ｃ…：カラム ３２：倍率表示部

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】コンピュータに複数のカラムからなるリス
    トを表示する機能を実現させるためのプログラムにおい
    て、前記リストの表示倍率に応じた表示対象カラムを設
    定する機能と、表示倍率の設定を変更する機能と、表示
    倍率の設定の変更に伴い表示対象カラムの設定に基づい
    て表示対象となるカラムを表示する機能とを実現させる
    ことを特徴とするプログラム。
  2. 【請求項２】前記リストの表示倍率に応じた表示対象カ
    ラムを設定する機能において、各カラムに表示優先レベ
    ルを設定し、前記表示対象となるカラムを表示する機能
    において、前記優先レベルが高いカラムを優先して表示
    する機能をコンピュータに実現させることを特徴とする
    請求項１記載のプログラム。
  3. 【請求項３】前記リストの表示倍率に応じた表示対象カ
    ラムを設定する機能において、各カラムに表示倍率毎に
    表示又は非表示の旨を設定し、前記表示対象となるカラ
    ムを表示する機能において、前記表示倍率毎の設定に基
    づいて表示する機能をコンピュータに実現させることを
    特徴とする請求項１記載のプログラム。
  4. 【請求項４】前記リストの表示倍率に応じた表示対象カ
    ラムを設定する機能において、複数のカラムを複数グル
    ープに分類し、該グループ及び各グループ内のカラムに
    表示優先レベルを設定し、前記表示対象となるカラムを
    表示する機能において、前記優先レベルが高いカラムを
    優先して表示する機能をコンピュータに実現させること
    を特徴とする請求項１記載のプログラム。
  5. 【請求項５】コンピュータに複数のカラムからなるリス
    トを表示する機能を実現させるためのプログラムにおい
    て、前記リストのリストサイズに応じた表示対象カラム
    を設定する機能と、リストサイズの設定を変更する機能
    と、リストサイズの変更に伴い表示対象カラムの設定に
    基づいて表示対象となるカラムを表示する機能とを実現
    させることを特徴とするプログラム。
  6. 【請求項６】前記リストのリストサイズに応じた表示対
    象カラムを設定する機能において、各カラムに表示優先
    レベルを設定し、前記表示対象となるカラムを表示する
    機能において、前記優先レベルが高いカラムを優先して
    表示する機能をコンピュータに実現させることを特徴と
    する請求項５記載のプログラム。
  7. 【請求項７】前記リストのリストサイズに応じた表示対
    象カラムを設定する機能において、複数のカラムを複数
    グループに分類し、該グループ及び各グループ内のカラ
    ムに表示優先レベルを設定し、前記表示対象となるカラ
    ムを表示する機能において、前記優先レベルが高いカラ
    ムを優先して表示する機能をコンピュータに実現させる
    ことを特徴とする請求項５記載のプログラム。
  8. 【請求項８】複数のカラムからなるリストを表示する表
    示手段を有する表示システムにおいて、前記リストの表
    示倍率に応じた表示対象カラムを設定する表示カラム設
    定手段と、表示倍率の設定を変更する倍率変更手段と、
    前記表示手段は前記倍率変更手段における表示倍率の設
    定の変更に伴い前記表示カラム設定手段における設定に
    基づいて表示対象となるカラムを表示することを特徴と
    する表示システム。
  9. 【請求項９】複数のカラムからなるリストを表示する表
    示手段を有する表示システムにおいて、前記リストのリ
    ストサイズに応じた表示対象カラムを設定する表示カラ
    ム設定手段と、リストサイズの設定を変更するリストサ
    イズ変更手段と、前記表示手段は前記リストサイズ変更
    手段におけるリストサイズの設定の変更に伴い前記表示
    カラム設定手段における設定に基づいて表示対象となる
    カラムを表示することを特徴とする表示システム。
  10. 【請求項１０】各カラムと当該カラムの表示優先レベル
    とが関連づけられた設定情報を保存する記憶部を有し、
    前記表示カラム設定手段における設定の内容を該記憶部
    で保存することを特徴とする請求項８又は９記載の表示
    システム。
  11. 【請求項１１】各カラムと表示倍率ごとの表示又は非表
    示の旨とが関連づけられた設定情報を保存する記憶部を
    有し、前記表示カラム設定手段における設定の内容を該
    記憶部で保存することを特徴とする請求項８記載の表示
    システム。
  12. 【請求項１２】各カラムと当該カラムが分類されたグル
    ープと当該カラムのグループ内における表示優先レベル
    とが関連づけられた設定情報を保存する記憶部と、前記
    グループと当該グループの表示優先レベルとが関連づけ
    られた設定情報を保存する記憶部とを有し、前記表示カ
    ラム設定手段における設定の内容を該記憶部で保存する
    ことを特徴とする請求項８又は９記載の表示システム。
  13. 【請求項１３】コンピュータに複数のカラムからなるリ
    ストを表示する機能を実現させるためのプログラムを記
    録したコンピュータ読取り可能な記録媒体において、前
    記リストの表示倍率に応じた表示対象カラムを設定する
    機能と、表示倍率の設定を変更する機能と、表示倍率の
    設定の変更に伴い表示対象カラムの設定に基づいて表示
    対象となるカラムを表示する機能とを実現させることを
    特徴とするプログラムを記録したコンピュータ読取り可
    能な記録媒体。
  14. 【請求項１４】前記リストの表示倍率に応じた表示対象
    カラムを設定する機能において、各カラムに表示優先レ
    ベルを設定し、前記表示対象となるカラムを表示する機
    能において、前記優先レベルが高いカラムを優先して表
    示する機能をコンピュータに実現させることを特徴とす
    る請求項１３記載のプログラムを記録したコンピュータ
    読取り可能な記録媒体。
  15. 【請求項１５】前記リストの表示倍率に応じた表示対象
    カラムを設定する機能において、各カラムに表示倍率毎
    に表示又は非表示の旨を設定し、前記表示対象となるカ
    ラムを表示する機能において、前記表示倍率毎の設定に
    基づいて表示する機能をコンピュータに実現させること
    を特徴とする請求項１３記載のプログラムを記録したコ
    ンピュータ読取り可能な記録媒体。
  16. 【請求項１６】前記リストの表示倍率に応じた表示対象
    カラムを設定する機能において、複数のカラムを複数グ
    ループに分類し、該グループ及び各グループ内のカラム
    に表示優先レベルを設定し、前記表示対象となるカラム
    を表示する機能において、前記優先レベルが高いカラム
    を優先して表示する機能をコンピュータに実現させるこ
    とを特徴とする請求項１３記載のプログラムを記録した
    コンピュータ読取り可能な記録媒体。
  17. 【請求項１７】コンピュータに複数のカラムからなるリ
    ストを表示する機能を実現させるためのプログラムを記
    録したコンピュータ読取り可能な記録媒体において、前
    記リストのリストサイズに応じた表示対象カラムを設定
    する機能と、リストサイズの設定を変更する機能と、リ
    ストサイズの設定の変更に伴い表示対象カラムの設定に
    基づいて表示対象となるカラムを表示する機能とを実現
    させることを特徴とするプログラムを記録したコンピュ
    ータ読取り可能な記録媒体。
  18. 【請求項１８】前記リストのリストサイズに応じた表示
    対象カラムを設定する機能において、各カラムに表示優
    先レベルを設定し、前記表示対象となるカラムを表示す
    る機能において、前記優先レベルが高いカラムを優先し
    て表示する機能をコンピュータに実現させることを特徴
    とする請求項１７記載のプログラムを記録したコンピュ
    ータ読取り可能な記録媒体。
  19. 【請求項１９】前記リストのリストサイズに応じた表示
    対象カラムを設定する機能において、複数のカラムを複
    数グループに分類し、該グループ及び各グループ内のカ
    ラムに表示優先レベルを設定し、前記表示対象となるカ
    ラムを表示する機能において、前記優先レベルが高いカ
    ラムを優先して表示する機能をコンピュータに実現させ
    ることを特徴とする請求項１７記載のプログラムを記録
    したコンピュータ読取り可能な記録媒体。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5337806B2 (ja) * 2008-09-03 2013-11-06 株式会社日立ハイテクノロジーズ 自動分析装置
JP2015225433A (ja) * 2014-05-27 2015-12-14 株式会社寺岡精工 商品処理装置

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