JP2018150815A - 内燃機関の吸気装置 - Google Patents

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卓祥 庄村
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竜也 三浦
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Abstract

【課題】連動機構を備えるスロットルボディの小型化を図る。
【解決手段】吸気路70を有するスロットルボディ7と、吸気路の流れ方向Fと垂直なスロットル弁軸71aを有するスロットル弁71と、その下流側で吸気路の流れ方向と垂直なタンブル弁軸72aを有するタンブル弁72と、スロットル弁と一体的に回転しスロットル開度要求機構75により回転されるスロットルドラム73と、スロットル弁と一体的に回転し駆動部74aを備えるスロットルレバー74と、タンブル弁と一体的に回転し駆動部と接離可能な従動部77aを備えるタンブルレバー77とを有し、スロットルレバーに対し同一回転方向にタンブルレバーを連動回転させ得る連動機構100を備えた内燃機関の吸気装置において、駆動部と従動部との接触開始点Xを、吸気路の流れ方向でスロットルドラムの下流側端部73dより上流側に位置させる。
【選択図】図5

Description

本発明は、スロットルボディにスロットル弁とタンブル弁を併設した内燃機関の吸気装置に関する。
スロットルボディ内の吸気路の上流側にスロットル弁を、下流側にタンブルコントロール弁(TCV、以下「タンブル弁」という。)を並設した吸気装置において、スロットル弁のスロットルレバーとタンブル弁のタンブルレバーとを接離可能にし、タンブル弁の開弁をスロットル弁の開弁より遅らせるロストモーション動作を行わせる両弁軸の連動機構が、例えば、下記特許文献1に示されている。
そのようにスロットルボディ内にスロットル弁とタンブル弁を配置するスロットルボディにおいては、スロットル弁とタンブル弁の間隔をなるべく小さくして、スロットルボディの小型化を図ることが求められる。
しかしながら、特許文献1に示される構造において、スロットル弁軸とタンブル弁軸との軸間距離を小さくし、スロットルボディの小型化を図る場合は、前記連動機構の駆動部と従動部とを各弁軸からさらに大きく延出形成する必要が生じ、駆動部と従動部が大型化してしまい、隣在する他部材に干渉する恐れがある。
特開平2016−180373号公報(図1〜図4)
本発明は、上記従来技術に鑑み、ロストモーション動作を行う連動機構を備えるスロットルボディの小型化を図ることができる内燃機関の吸気装置を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明は、内燃機関の燃焼室に連なる吸気通路の一部を構成する吸気路を有するスロットルボディと、前記吸気路の流れ方向と垂直に配向されたスロットル弁軸を有し、前記スロットルボディ内に回転自在に軸支されて前記吸気路を開閉し得るスロットル弁と、スロットル弁よりも前記吸気路の流れ方向において下流側の前記吸気路に配置されて、同吸気路の流れ方向と垂直に配向されたタンブル弁軸を有し、前記スロットルボディ内に回転自在に軸支されるタンブル弁と、前記スロットル弁と一体的に回転し、スロットル開度要求機構により回転されるスロットルドラムと、スロットルドラムおよび前記スロットル弁と一体的に回転し、駆動部を備えるスロットルレバーと、前記タンブル弁と一体的に回転し、前記駆動部と接離可能な従動部を備えるタンブルレバーとを有して、前記スロットルレバーに対し同一回転方向にタンブルレバーを連動回転させ得るスロットル弁軸とタンブル弁軸の連動機構が構成された内燃機関の吸気装置において、
前記駆動部と前記従動部との接触開始点が、前記吸気路の流れ方向における前記スロットルドラムの下流側端部より上流側に位置することを特徴とする内燃機関の吸気装置である。
上記構成によれば、簡易な構造で、タンブル弁の開弁をスロットル弁の開弁より遅らせるロストモーション動作を行わせるスロットル弁軸とタンブル弁軸の連動機構を構成することができるとともに、スロットルレバーの駆動部とタンブルレバーの従動部との接触開始点が、吸気路の流れ方向におけるスロットルドラムの下流側端部より上流側に位置するため、スロットル弁軸とタンブル弁軸の軸間距離を小さくでき、スロットルボディの小型化を図ることができる。
前記構成において、
スロットル弁軸方向視で、前記スロットルドラムと前記タンブル弁軸が重なるようにしてもよい。
その構成によれば、スロットル弁軸方向視で、スロットルドラムとタンブル弁軸が重なるように配置したことで、スロットルドラムとタンブル弁軸の軸間がより小さくなり、スロットルボディの小型化を図ることができる。
前記構成において、
前記スロットル弁のスロットル弁板と前記タンブル弁のタンブル弁板の全開時の位置は、前記吸気路の流れ方向に対する垂直上下方向でオフセットされ、前記スロットル弁と前記タンブル弁は、全開時に、前記吸気路の流れ方向に沿って位置し互いに重なるようにしてもよい。
その構成によれば、スロットル弁軸とタンブル弁軸の軸間距離を小さくした場合であっても、スロットル弁のスロットル弁板とタンブル弁のタンブル弁板を吸気路の流れ方向に対する垂直上下方向でオフセットさせたので、スロットル弁とタンブル弁が干渉することを防ぐことができる。
前記構成において、
前記駆動部は、前記スロットル弁軸より下方に設けられるとともに、前記従動部は、前記タンブル弁軸の下方に設けられ、前記駆動部と前記従動部との前記接触開始点が前記スロットル弁の回転軸線より下方に設けられてもよい。
その構成によれば、スロットルボディの上方に収納ボックス、あるいは燃料タンクなどの車両部品が配置される場合であっても、スロットルレバーの駆動部とタンブルレバーの従動部が、スロットル弁軸、タンブル弁軸の下方、すなわちスロットルボディの下方部に位置するため、連動機構のスロットルレバーとタンブルレバーが、スロットルボディの上方に配置される車両部品に干渉することなく、連動機構を設けることができる。
前記構成において、
前記スロットルドラムは、前記スロットル弁軸方向で、前記スロットルボディの一端側に配置され、同スロットルドラムには、一端が前記スロットル開度要求機構に結合されたスロットルワイヤの他端が取り付けられ、同スロットルワイヤは、前記スロットル弁軸の上方に向けて配索されてもよい。
その構成によれば、スロットルレバーの駆動部とタンブルレバーの従動部との接触開始点が、スロットルボディの下方に位置し、スロットルドラムに取り付けられるスロットルワイヤが上方に向けて配索されたことで、スロットルレバーとタンブルレバーにスロットルワイヤが干渉することを防ぐことができる。
前記構成において、
前記駆動部は、前記従動部に向かって凸の湾曲形状に形成され、前記従動部は、前記駆動部に向かって凸の円筒状に形成されてもよい。
その構成によれば、駆動部は、スロットル弁軸方向視において、点接触で駆動部と従動部が接触することで、タンブル弁を開方向に開きやすくすることができる。
本発明はまた、上記の課題を解決するために、内燃機関の燃焼室に連なる吸気通路の一部を構成する吸気路を有するスロットルボディと、前記吸気路の流れ方向と垂直に配向するスロットル弁軸を有し、前記スロットルボディに回転自在に軸支されて前記吸気路を開閉し得るスロットル弁と、同スロットル弁よりも前記吸気路の流れ方向において下流側の前記吸気路に配置されて、同吸気路の流れ方向と垂直に配向するタンブル弁軸を有し、前記スロットルボディに回転自在に軸支されるタンブル弁と、前記スロットル弁と一体的に回転し、スロットル開度要求機構により回転されるスロットルドラムと、同スロットルドラムおよび前記スロットル弁と一体的に回転し、駆動部を備えるスロットルレバーと、前記タンブル弁と一体的に回転し、前記駆動部と接離可能な従動部を備えるタンブルレバーとを有して、前記スロットルレバーに対し同一回転方向にタンブルレバーを連動回転させ得るスロットル弁軸とタンブル弁軸の連動機構が構成された内燃機関の吸気装置において、
前記駆動部は、前記スロットル弁軸より下方に設けられるとともに、前記従動部は、前記タンブル弁軸の下方に設けられ、前記駆動部と前記従動部との接触開始点が、前記スロットル弁(71)の回転軸線より下方に設けられ、前記スロットルボディの上方に車両部品が配置されたことを特徴とする内燃機関の吸気装置である。
上記構成によれば、簡易な構造で、タンブル弁の開弁をスロットル弁の開弁より遅らせるロストモーション動作を行わせるスロットル弁軸とタンブル弁軸の連動機構を構成することができるとともに、スロットルボディの上方に収納ボックス、あるいは燃料タンクなどの車両部品が配置される場合であっても、スロットルレバーの駆動部とタンブルレバーの従動部が、スロットル弁軸の下方、タンブル弁軸の下方、すなわちスロットルボディの下方部に位置するため、連動機構のスロットルレバーとタンブルレバーがスロットルボディの上方に配置される車両部品に干渉することなく、連動機構を設けることができる。
本発明の内燃機関の吸気装置によれば、
簡易な構造でタンブル弁の開弁をスロットル弁の開弁より遅らせるロストモーション動作を行わせるスロットル弁軸とタンブル弁軸の連動機構を構成することができるとともに、スロットルレバーの駆動部とタンブルレバーの従動部との接触開始点が、吸気路の流れ方向におけるスロットルドラムの下流側端部より上流側に位置するため、スロットル弁軸とタンブル弁軸の軸間距離を小さくでき、スロットルボディの小型化を図ることができる。
また、簡易な構造でタンブル弁の開弁をスロットル弁の開弁より遅らせるロストモーション動作を行わせるスロットル弁軸とタンブル弁軸の連動機構を構成することができるとともに、スロットルボディの上方に収納ボックス、あるいは燃料タンクなどの車両部品が配置される場合であっても、スロットルレバーの駆動部とタンブルレバーの従動部が、スロットル弁軸の下方、タンブル弁軸の下方、すなわちスロットルボディの下方部に位置するため、連動機構のスロットルレバーとタンブルレバーがスロットルボディの上方に配置される車両部品に干渉することなく、連動機構を設けることができる。
本発明に係る内燃機関の吸気装置を備えた実施形態1のパワーユニットを搭載した自動二輪車の右側面図である。 車体カバーを外した図1の自動二輪車の後部右側面である。 図2に示すと同じ配向によるパワーユニットの側面断面図である。 図3の要部拡大図である。なお、図4中のスロットルボディは、図6中IV−IV矢視断面図に相当する。 図4のスロットルボディのみを取り出し示すスロットルボディの右側面図である。なお、図5は、図6中V−V矢視図に相当する。 図5中、VI−VI矢視によるスロットルボディの上面図である。 図5中、VII−VII矢視によるスロットルボディの前面図である。 本発明に係る内燃機関の吸気装置を備えた実施形態2の車載用のパワーユニットの一部断面とする右側面図である。
図1から図7に基づき、本発明の内燃機関の吸気装置の実施形態1につき説明する。
なお、本明細書の説明および特許請求の範囲における前後左右上下等の向きは、本実施形態に係る内燃機関の吸気装置を備えたパワーユニットを、車両に搭載した状態での車両の向きに従うものとする。本実施形態において車両は小型車両であり、具体的には自動二輪車である。
ただし、スロットルボディ7の吸気路70、およびインレットパイプ6と吸気ポート42の吸気通路80に関しては、仕切板部81で仕切られた主通路80A側を「上」側、副通路80B側を「下」側として記載する。(図3、図4参照)。
また、図中矢印FRは車両前方を、LHは車両左方を、RHは車両右方を、UPは車両上方を、それぞれ示す。
図1に、本発明の内燃機関の吸気装置を備えた実施形態1のパワーユニット3を搭載した自動二輪車1の右側面を示す。
本実施形態の自動二輪車1は、いわゆるスクータ型自動二輪車であり、車体前部1Aと車体後部1Bとが、低いフロア部1Cを介して連結されており、車体の骨格をなす車体フレーム2は、概ねダウンチューブ21とメインパイプ22(図2参照)とからなる。
すなわち車体前部1Aのヘッドパイプ20からダウンチューブ21が下方へ延出し、ダウンチューブ21は下端で水平に屈曲してフロア部1Cの下方を後方へ延び、図2に示されるようにその後端において車幅方向に配設された連結フレーム23を介して、左右一対のメインパイプ22が連結され、メインパイプ22は連結フレーム23から傾斜部22aをなして斜め後方に立ち上がって、途中、傾斜をゆるめるように屈曲して後方に延びている。
メインパイプ22の傾斜部22aの上方には収納ボックス11と燃料タンク12が支持されるとともに、収納ボックス11と燃料タンク12はその上方に取付けられた乗員シート13で塞がれ、収納ボックス11、燃料タンク12を含め、乗員シート12の下方は、車体カバー10で覆われている。
一方、車体前部1Aにおいては、ヘッドパイプ20に軸支されて上方にハンドル14が設けられ、下方にフロントフォーク15が延びてその下端に前輪16が軸支されている。
図2に、車体カバー10を外した自動二輪車1の後部右側面を示すように、メインパイプ22の傾斜部22aの下端付近にブラケット24が突設され、ブラケット24にリンク部材25を介してパワーユニット3が揺動可能に連結支持されている。
パワーユニット3は、その前部が単気筒4ストロークサイクルの空冷式内燃機関(以下、単に「内燃機関」という。)30であり、クランクケース部50aを構成するパワーユニットケース50の前部に、クランク軸51を車幅方向に配して回転自在に軸支し、シリンダ軸Cを略水平に近い状態にまで大きく前傾した姿勢にあって、パワーユニットケース50の下端から前方に突出したハンガアーム52の端部が、メインパイプ22のブラケット24に取付けられたリンク部材25を介して上下揺動自在に連結される。
パワーユニット3には、クランクケース部50aを構成するパワーユニットケース50の前部に略水平に大きく前傾して内燃機関30を構成するシリンダブロック31、シリンダヘッド32、シリンダヘッドカバー33が順次積み上げられるように締結されるほか、クランクケース部50aから左側後方にかけてベルト式無段変速機等を備えた動力伝動ケース部55が一体に延在し、その後部にパワーユニット3の出力軸である後車軸56が設けられ、後輪17が取り付けられている。
すなわち、パワーユニット3はいわゆるスイングユニットであり、パワーユニット3の後部の動力伝動ケース部55と、メインパイプ22の後部との間には図示しないリヤクッションが介装されている。
図2に示されるように、パワーユニット3の上部では、内燃機関30の大きく前傾したシリンダヘッド32の上部からインレットパイプ6が延出して後方に湾曲し、インレットパイプ6に接続されたスロットルボディ7がシリンダブロック31の上方に位置し、スロットルボディ7にコネクティングチューブ85を介して接続するエアクリーナ装置86が動力伝動ケース部55の上方に配設されている。
一方、シリンダヘッド32の下部から下方に延出した排気管38は、後方へ屈曲し右側に偏って後方に延びて後輪16の右側のマフラ39に接続される。
図3は、図2のパワーユニット3を取出して、図2に示すと略同じ配向により示す、パワーユニット3の側面断面図である。
パワーユニット3における内燃機関30は、シリンダブロック31、シリンダヘッド32、シリンダヘッドカバー33の左半面の断面が示され、パワーユニットケース50は、左ケース半体50Lが、図示しない右ケース半体との合わせ面50bを図示手前に向けて示される。
パワーユニットケース50は、左右割りの左ケース半体50Lと図示されない右ケース半体とを合体して構成されるもので、右ケース半体は、クランクケース部50aの右半体をなし、左ケース半体50Lは、前部がクランクケース部50aの左半体をなすとともに、後方に延設されて、クランク軸51と後輪17の後車軸56との間の前後に図示しない長尺のベルト式無段変速機と減速ギヤ機構57等を含む伝動装置を収容する動力伝達ケース部55を形成する。
減速ギヤ機構57は、動力伝達ケース部55の後部の右側開放面55Rの内部に収納され、図示しない減速機ケースにより覆われる。減速ギヤ機構57の出力軸は、後輪17の後車軸56である。
而して、内燃機関30のクランクケース部50aのクランク軸51の回転動力は、動力伝達ケース部55内のベルト式無段変速機と減速ギヤ機構57を介して、後輪17に伝達される。
シリンダブロック31のシリンダボア31a内を往復動するピストン34は、クランクケース部50aのクランク軸51のクランクピン51aと、コネクティングロッド35により連結されている。
シリンダブロック31のシリンダボア31a内に摺動自在に嵌合されるピストン34の頂面34aと、頂面34aが対向するシリンダヘッド32の燃焼室天井面32aとの間には燃焼室36が構成される。
本実施形態において内燃機関30は、SOHC型式の2バルブシステムを採用しており、シリンダヘッド32に動弁機構9が設けられている。
動弁機構9を覆うように、シリンダヘッド32にはシリンダヘッドカバー33が重ねられて被せられる。
シリンダヘッドカバー33内の動弁機構9に動力伝達を行うため、図示しない無端状のカムチェーンが、クランクケース部50a、シリンダブロック31、シリンダヘッド32のクランク軸51方向の一方側に設けられた図示しないカムチェーン室を通って、カム軸91とクランク軸51との間に架設され、カム軸91はクランク軸51に同期して1/2の回転速度で回転する。
なお、シリンダヘッド32において前記カムチェーン室と反対側(クランク軸51方向の他方側)から燃焼室36内に向かって図示しない点火プラグが嵌挿されている。
図3、および図3の要部拡大図である図4に示されるように、シリンダ軸Cを略水平に近く大きく前傾したシリンダヘッド32において、燃焼室天井面32aに開口した吸気弁口40と排気弁口41からは、各々吸気ポート42と排気ポート43が互いに上下に離れる方向に湾曲しながら延出して形成される。
吸気ポート42の上流端は、シリンダヘッド32の上方に向けて開口し、インレットパイプ6と接続して、連続した吸気通路80が構成され、インレットパイプ6の上流側に、スロットルボディ7が接続される。
排気ポート43の下流端は、シリンダヘッド32の下方に向けて開口し、排気管38(図2参照)に連結される。
シリンダヘッド32における吸気ポート42の湾曲外壁部42aに一体に円筒状の吸気弁ガイド44が嵌着され、吸気弁ガイド44に摺動可能に支持された吸気弁46が、吸気ポート42の燃焼室36に臨む吸気弁口40を開閉する。
また、シリンダヘッド32における排気ポート43の湾曲外壁部43aに一体に嵌着された排気弁ガイド45に摺動可能に支持された排気弁47が、排気ポート43の燃焼室36に臨む排気弁口41を開閉する。
吸気弁46および排気弁47はその傘部46a、47aが、いずれも燃焼室36に臨む吸気弁口40、排気弁口41を閉じるように、弁ばね48により上方に付勢されているが、図3に示すように、カム軸91の吸気カム92、排気カム93に当接揺動する吸気ロッカアーム94、排気ロッカアーム95によって、吸気弁46、排気弁47のステムエンド46b、47bが押し下げられて、所定のタイミングで吸気弁46、排気弁47が開弁し、吸気ポート42と燃焼室36、また、排気ポート43と燃焼室36が連通し、所定のタイミングの吸気、排気がなされる。
以上のような本実施形態の内燃機関30において、燃焼室36でのより好ましい燃焼を得るために燃焼室36において燃料・空気混合気のタンブル流T、すなわち縦回転を与えるための吸気装置が構成されている
すなわち、内燃機関30の吸気ポート42の上流端には、インシュレ−タ61を介してインレットパイプ6が接続して、連続した吸気通路80が構成され、インレットパイプ6の上流側に、スロットルボディ7が接続される。
スロットルボディ7は、内燃機関30の燃焼室36に連なる吸気通路80の一部を構成する吸気路70を有し、その上流側は、コネクティングチューブ85を介して、エアクリーナ装置86(図2参照)に接続している。
スロットルボディ7は、吸気路70の流れ方向Fと垂直で略水平に配向するスロットル弁軸71aによってスロットルボディ7内に回転自在に軸支されて、吸気路70の通路面積を可変制御し、吸気路70を開閉し得るスロットル弁71を備えている。
また、吸気路70の流れ方向Fにおいてスロットル弁71の下流側には、吸気路70の流れ方向Fと垂直で略水平に配向しスロットル弁軸71aと平行なタンブル弁軸72aによってスロットルボディ7内に回転自在に軸支されたタンブル弁72を備えている。
スロットルボディ7の吸気路70の上流側に設けられたスロットル弁71はバタフライ式のもので、スロットル弁軸71aと、スロットル弁軸71aに共に回転するようボルト締め固定された円板状のスロットル弁板71bとを有する。
スロットル弁71は、図3、図4図示において反時計回りに開弁方向に回転可能となっており、かつ図示しない復帰ばねによりスロットル弁板71bが吸気路70の内面70aに接する全閉位置に位置するように閉弁方向に時計回りに付勢されている。
また、吸気路70の流れ方向Fにおいてスロットル弁71より下流側の吸気路70に設けられたタンブル弁72は、バタフライ式のもので、タンブル弁軸72aと、タンブル弁軸72aに共に回転するようボルト締め固定された半円状のタンブル弁板72bとを有する。
タンブル弁72は、図3、図4図示において反時計回りに開弁方向に回転可能となっており、かつ図示しない復帰ばねによりタンブル弁板72bの上半部72cが吸気路70の内面70aに接するタンブル弁閉止位置に位置するように時計回りに閉弁方向に付勢されている。
タンブル弁閉止位置において、タンブル弁板72bの下側の切欠き部72dは、吸気路70にタンブル弁閉止時開通部70b(図4参照)を形成する。
なお、スロットル弁71が設けられる位置の吸気路70の径に対して、タンブル弁72が設けられる位置の吸気路70の径は拡大されており、吸気流の円滑化と、スロットルボディ7の鋳造時の鋳抜きの容易化が図られている。
本実施形態において、吸気通路80は、インレットパイプ6から吸気ポート42へと続けて仕切板部81によって、上下に仕切られ、タンブル流路となる下側の副通路80Bと、副通路80Bを除く上側の主通路80Aとに仕切られている。
仕切板部81は、インレットパイプ側仕切板部81Aと、インシュレータ側仕切板部81Bと、吸気ポート側仕切板部81Cが連続して位置して構成される。
したがって、スロットルボディ7の吸気路70の下流側に接続するインレットパイプ6の吸気通路80の、下側の副通路80Bの入口開口80Baは、吸気路70のタンブル弁閉止時開通部70bの下流側に位置して開口し、上側の主通路80Aの入口開口80Aaは、吸気路70のタンブル弁板72bの上半部72cの下流側に位置して開口する。
なお、インレットパイプ6には、上側の主通路80Aに上方外部から貫通して、吸気弁口40に向けて燃料を噴射供給するように配置された燃料噴射弁87が取り付けられる。
また、図4に示されるように、仕切板部81の下流側端部81b、すなわちシリンダヘッド32の吸気ポート42内に位置する下流側端部81bは、シリンダヘッド32においてシリンダブロック31側に向けて屈曲して一体に形成され、且つ副通路80Bの終端80Bbは、シリンダヘッド32の燃焼室天井面32aを指向するように形成されている。
そのため、副通路80Bを流れる吸入空気を、図4中小矢印が示すように、吸気弁46の傘部46aの上方を通過させたうえで、シリンダボア31a内に流入させことができるため、燃焼室36内においてタンブル流Tが発生しやすくすることができる
図5は、図4のスロットルボディ7のみを取り出し示すスロットルボディ7の右側面図であり、図6は、図5中VI−VI矢視によるスロットルボディ7の上面図であり、図7は、図5中VII−VII矢視によるスロットルボディ7の前面図である。
図5、図6に示されるように、スロットル弁軸71aの、スロットルボディ7外に臨む一端には、スロットル弁71と一体的に回転し、自動二輪車1の運転者によるアクセルグリップ(本発明における「スロットル開度要求機構」、図1参照)75の操作により回転されるスロットルドラム73と、スロットルドラム73およびスロットル弁71と一体的に回転し、駆動部74aを備えるスロットルレバー74が備えられている。
スロットルドラム73は、円筒ドラム状に形成され、一対のスロットルワイヤ73a、73bの各一端部を異なる二方向に巻き付け可能な溝部73cを外周に有し、その半径方向下方に向けてスロットルレバー74が延設され、スロットルレバー74には、後述するタンブルレバー77側に延びる駆動部74aが備えられる。スロットルドラム73とスロットルボディ7との間には、スロットルドラム73を閉弁方向に付勢する捩じりコイルばねよりなる図示しない復帰ばねが介装される。
各々のスロットルワイヤ73a、73bの一端部は、スロットルドラム73に結合されており、またその他端部は、自動二輪車1のアクセルグリップ75に結合される。従って、アクセルグリップ75に対する運転者の回転操作により、スロットルワイヤ73a、73bを介してスロットル弁71を開閉できるようになっている。
なお、アクセルグリップ75によりスロットルワイヤ73a、73bを介してスロットルドラム73が回転されていない時は、スロットル弁71が復帰ばねによって閉じられるが、内燃機関30のアイドリング運転に必要な最小限の吸気量を通過させる隙間76(図4参照)がスロットル弁71のスロットル弁板71bと、吸気路70の内面70aとの間に設けられており、その隙間76を通して上記最小限の吸気量が供給される。
一方、タンブル弁72はその上板部72cによって、それよりも下流側の吸気通路80で吸気流を分割する上下一対の主通路80A、副通路80Bのうちの上側の主通路80Aを実質的に開閉するものである。
主通路80A、副通路80Bは、インレットパイプ6と吸気ポート42を縦通する仕切板部81で、タンブル弁72下流側の吸気通路80を上下に区画することで各々、横断面略半円状に画成される。
そして、スロットル弁71が閉じ位置にあり、その下流においてタンブル弁72が所定の閉じ位置に在って上側の主通路80Aを閉じているときには、スロットル弁71の隙間76を通過して吸気路70を流れる吸気流は、タンブル弁72の切欠き部72dによるタンブル弁閉止時開通部70bを通過して下側の副通路80Bを流通するよう制御されて燃焼室36に向かう。
これにより、燃焼室36内に流入する吸気流速を高めることができて、燃焼室36で発生する吸気のタンブル流T(縦渦流)を強めることができる。
また、タンブル弁72の下流側の吸気通路80を上下に区画することで、吸気流はタンブル弁72で下側の副通路80Bのみを流通するよう制御されて燃焼室36に向かうこととなり、これにより、燃焼室36で発生する吸気のタンブル流Tを更に強めることができる。
一方、高負荷時で、スロットル弁71が全開し、タンブル弁72が全開位置にあるときは、図4中2点鎖線で示すように、スロットル弁板71bとタンブル弁板72bが吸気路70の流れ方向Fに平行に位置し、吸気路70を流れる吸気流は、スロットル弁71とタンブル弁72に邪魔されることなく、十分な吸気量が主通路80Aにも流れて燃焼室36に向かう。
また、図5、図6に示されるように、タンブル弁軸72aの一端部は、スロットルボディ7の一側部に設けた軸受部に回転自在に支持されていて、タンブル弁軸72aの半径方向下方に延設された帯板状のタンブルレバー77を、スロットルボディ7外で一体的に結合している。またタンブル弁軸72aの他端部は、スロットルボディ7の、吸気路70を挟んで反対側に設けた軸受部に回転自在に支持される。
本実施形態では、アクセルグリップ75からスロットルワイヤ73a、73bを介してスロットル弁軸71a周りに手動回転操作されるスロットルドラム73から半径方向下方に延設されたスロットルレバー74と、タンブル弁軸72aに固定され半径方向下方に延設されたタンブルレバー77との間に、スロットルレバー74に対し同一回転方向にタンブルレバー77を機械的に連動回転させ得て、タンブル弁72の開弁をスロットル弁71の開弁より遅らせるロストモーション動作を行わせる連動機構100が介装される。
連動機構100は、スロットルレバー74と一体的に回転する駆動部74aと、駆動部74aに対し接離可能であり且つタンブルレバー77と一体的に回転する従動部77aとを備えていて、スロットル弁71が閉じ位置から開弁方向に回転する開弁過程では、スロットル弁71の回転の途中で駆動部74aが、図5中に2点鎖線でに示すように、従動部77aに対して両弁71、72の回転軸線71x、72xを含む仮想平面fの一側方(図5で下方)の接触開始点Xで接触し始め、その接触により従動部77aが駆動部74aに押されることでタンブル弁72が閉じ位置から開き側に回転するように構成されている。
すなわち、連動機構100は、タンブル弁72の開弁をスロットル弁71の開弁より遅らせるロストモーション動作を行わせるように構成されている。
特に本実施形態では、駆動部74aが、スロットルドラム73から半径方向下方に延設されたスロットルレバー74に一体に連設され、スロットル弁71の回転軸線71xと平行な面を備えた帯板部で構成され、また従動部77aは、タンブル弁72aの一直径線に沿って下方に延びる板状のタンブルレバー77の先部に、タンブル弁72の回転軸線72xと平行な支軸で軸支されたローラで構成される。
以上のような本実施形態においては、スロットル弁71が閉じ位置にあるときには、スロットルドラム73のスロットルレバー74と一体の駆動部74aが、図5中実線で示すように、
タンブル弁72側の従動部72aと離れている。
タンブル弁72は、復帰ばねの弾発力により、図4に示すように、タンブル弁板72bの上板部72cの外周縁部72ccが、吸気路70周壁上半部に当接する所定の閉じ位置に保持される。従って、スロットル弁71が閉じられる内燃機関30の低負荷運転、例えばアイドリング運転の状態では、閉じ位置にあるスロットル弁71の隙間76により絞られて吸気路70を通過しようとする吸気流が、タンブル弁72で、その切欠き部72dによるタンブル弁閉止時開通部70bのみを流通するよう流動制御されて、その下流側の副通路80Bを通って燃焼室36に向かう。
これにより、燃焼室36内に流入する吸気流速を高めることができて、燃焼室36で発生する吸気のタンブル流T(縦渦流)を強めることができるから、低負荷運転時であっても燃焼室36内での混合気の燃焼を安定化させることができる。
また、その状態から、図4図示において反時計方向に、スロットル弁71が徐々に開かれると、それが所定の中間開度に達した時点で、図5中2点鎖線で示すように、駆動部74aが従動部77aと接触開始点Xで当接し始め、その接触により従動部77aが駆動部74aに押されることでタンブル弁72がスロットル弁71に連動して、図4図示において反時計方向に、閉じ位置から開き側に回転する。なお、本実施形態では、接触開始点Xはスロットルドラム73の下流側端部73dより上流側に位置している。
本実施形態のスロットル弁71とタンブル弁72の連動機構100は、タンブル弁72の開弁をスロットル弁71の開弁より遅らせるロストモーション動作を行わせるように構成されており、スロットル弁71の開弁途中からは、タンブル弁72も開弁するようになって、下側の副通路80Bのみならず上側の主通路80Aにも吸気が流通するようになり、最終的には、図4中に2点鎖線で示すようにスロットル弁71とタンブル弁72が共に全開位置なる。
スロットル弁71のスロットル弁板71bとタンブル弁72のタンブル弁板72bの全開時の位置は、スロットルボディ7の吸気路70の流れ方向Fに対する垂直上下方向でオフセットされており、スロットル弁71とタンブル弁72は、全開時には、吸気路70の流れ方向Fに沿って位置し互いに重なるように配置される。
このため、スロットル弁軸71aとタンブル弁軸72aの軸間距離を小さくした場合であっても、弁全開時にスロットル弁71とタンブル弁72が干渉することを防ぐことができる。
従って、スロットル弁71の高開度域では燃焼室36に吸気が効率よく導かれて、内燃機関30の中負荷ないしは高負荷運転領域での吸気効率が高められる。なお、この場合、燃焼室36で発生する吸気のタンブル流Tは弱まっても、燃焼室36には中負荷ないしは高負荷運転に十分な吸気量が確保され、内燃機関30を中出力ないしは高出力状態で支障なく運転可能である。
而して、本実施形態によれば、スロットルレバー74とタンブルレバー77間を、従来装置のように構造複雑なリンク機構等で機械的に連動連結しなくても、スロットル弁71の開弁動作に連動してタンブル弁72を的確に開弁させることができる。しかもスロットル弁71の開弁途中で駆動部74aが従動部77aに当接するまでは(即ちスロットル弁71の低開度域では)、構造複雑なリンク等によるロストモーション機構を用いることなく、タンブル弁72をスロットル弁71に連動させずに閉じ位置に保持できるため、連動機構100の構造簡素化・小型化を図りながら、燃焼室36内での吸気のタンブル流Tを強めることができる。このようにして本実施形態では、全体として連動機構100の大幅な構造簡素化・小型化を達成可能となるから、吸気装置のコスト節減、小型化および組立作業性向上が図られる。
そして、本実施形態では、図5に示されるように、駆動部74aと従動部77aとの接触開始点Xが、スロットルボディ7の吸気路70の流れ方向Fにおけるスロットルドラム73の下流側端部73dより上流側に位置するので、スロットル弁軸71aとタンブル弁軸72aの軸間距離を小さくでき、スロットルボディ7の小型化を図ることができる。
また、図5に示されるように、スロットル弁軸71a方向視で、スロットルドラム73とタンブル弁軸72aが重なるように配置したことで、スロットルドラム73とタンブル弁軸72aの軸間がより小さくなり、スロットルボディ7の小型化を図ることができる。
また、図4に示されるように、スロットル弁71のスロットル弁板71bとタンブル弁72aのタンブル弁板72bは、スロットルボディ7の吸気路70の流れ方向Fに対する垂直方上下向でオフセットされ、スロットル弁71とタンブル弁72は、全開時に、吸気路70の流れ方向Fに沿って位置し互いに重なるように配置されたので、スロットル弁軸71aとタンブル弁軸72aの軸間距離を小さくした場合であっても、スロットル弁71とタンブル弁72が干渉することを防ぐことができる。
そして、図5に示されるように、駆動部74aは、スロットル弁軸71aより下方に設けられるとともに、従動部77aは、タンブル弁軸72aの下方に設けられ、駆動部74aと従動部77aとの接触開始点Xがスロットル弁71の回転軸線71xより下方に設けられたので、スロットルボディ7の上方に収納ボックス11、あるいは燃料タンク12(本発明における「車両部品」の例)などが配置される場合であっても、スロットルレバー74の駆動部74aとタンブルレバー77の従動部77aが、スロットル弁軸71aより下方、タンブル弁軸72aの下方、すなわちスロットルボディ7の下方部に位置するため、連動機構100のスロットルレバー74とタンブルレバー77がスロットルボディ7の上方に配置される車両部品11、12に干渉することなく、連動機構100を設けることができる。
また、図6、図7に示されるように、ロットルドラム73は、スロットル弁軸71aの軸方向で、スロットルボディ7の右端側に配置されており、図5に示されるようにスロットルドラム73には、一端がアクセルグリップ75に結合されたスロットルワイヤ73a、73bの他端が取り付けられ、スロットルワイヤ73a、73bは、スロットル弁軸71aの上方に向けて配索されている。
そのため、スロットルレバー74の駆動部74aとタンブルレバー77の従動部77aとの接触開始点Xが、スロットルボディ7の下方に位置し、スロットルドラム73に取り付けられるスロットルワイヤ73a、73bが上方に向けて配索されたことで、スロットルレバー74とタンブルレバー77にスロットルワイヤ73a、73bが干渉することが防がれている。
また、本実施形態においては、スロットルレバー74の駆動部74aは、タンブルレバー77の従動部77aに向かって凸の湾曲形状に形成され、従動部77aは、駆動部74aに向かって凸の円筒状をなすローラで形成されており、従動部77aと駆動部74aはスロットル弁軸71a方向視で、点接触で互いに接触することになり、スロットル弁71が所定の中間開度以上に開くとき、スロットルレバー74の回転によりタンブルレバー77を回転させる抵抗が抑えられ、タンブル弁72を開方向に開きやすくすることができる。
また、本実施形態では特に、タンブルレバー77の従動部77aがタンブル弁軸72aの下方に設けられ、スロットルレバー74の駆動部74aもスロットル弁軸71aより下方に設けられて、駆動部74aと従動部77aとの接触開始点Xが、スロットル弁71の回転軸線71xより下方に位置して設けられ、一方、スロットルボディ7の上方に収納ボックス11、あるいは燃料タンク12などの車両部品が配置されている。
そのように、スロットルボディ7の上方に、収納ボックス11(本発明における「車両部品」の例)、あるいは燃料タンク12などが配置される場合であっても、スロットルレバー74の駆動部74aとタンブルレバー77の従動部77aが、スロットル弁軸71aの下方、タンブル弁軸72aの下方、すなわちスロットルボディ7の下方部に位置するため、連動機構100のスロットルレバー74とタンブルレバー77が、スロットルボディ7の上方に配置される車両部品に干渉することなく、連動機構100を設けることができる。
以上、本発明に係る内燃機関の吸気装置を、スイングユニットをなすパワーユニット3に適用された場合を、実施形態1として説明したが、本発明に係る内燃機関の吸気装置はそのようなシリンダ軸Cが略水平に近く前傾したパワーユニット3に適用を限定されるものではなく、他の様式のパワーユニットにも適用されるものである。
例えば、図8に示されるようなシリンダ軸Cの立ち上がった内燃機関、所謂縦型の内燃機関30′を備えた車載用のパワーユニット3′においても本発明に係る内燃機関の吸気装置は全く同様な効果を奏して適用される。
それを、実施形態2として以下説明する。
図8に示される実施形態2のパワーユニット3′は、図8に図示される姿勢で自動二輪車の車体フレーッムに固定搭載されるが、パワーユニットケース50′の前部に、シリンダブロック31、シリンダヘッド32、シリンダヘッドカバー33が、順次積み重ねるように上方に向けてやや前傾して締結され、車幅方向にクランク軸51を配向した内燃機関30′が構成されている。
パワーユニットケース50′の後部には、クランク軸51と平行なメイン軸58a′、カウンタ軸58b′を有するギヤ変速装置58′が備えられ、カウンタ軸58b′が出力軸となっている。
シリンダヘッド32の前方に排気ポート43が開口し、図示しない排気管38に接続し、後方には吸気ポート42が開口し、後方に向けて、すなわち吸気の流れの上流側に向けてインレットパイプ6、スロットルボディ7、コネクティングチューブ85が順次接続し、さらに図示しないエアクリーナ装置に接続している。
インレットパイプ6、吸気ポート42には、実施形態1と同様に仕切板部81が設けられ、スロットルボディ7には同様にスロットル弁71とタンブル弁72が設けられて、同様のタンブル弁72の開弁をスロットル弁71の開弁より遅らせるロストモーション動作を行わせる図示しない連動機構100を備える。
したがって、実施形態2においても、図8図示のように実施形態1と同様の本発明の内燃機関の吸気装置が備えられ、同様の作用効果を奏することができる。
以上、本発明の実施形態1、2を説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更が可能である。
例えば、実施形態では、燃焼室36において燃料・空気混合気のタンブル流を発生させているが、スワールを発生することに応用してもよく、また、スロットル弁71が閉じ位置にあるときに吸気がスロットル弁板71bと吸気路70との隙間76を通して流通するようにしたものを示したが、スロットル弁71をバイパスして吸気を流通させるバイパス吸気通路をスロットルボディ7に付設して、スロットル弁71が閉じ位置にあるときにバイパス吸気通路を通して吸気を流通させるようにしてもよい。
また、スロットルボディ7の上方に配置される車両部品は、収納ボックス11、燃料タンク12に限定されない。
さらに、本発明の態様が上記実施形態に限定されず、本発明の要旨の範囲で、車両、内燃機関等が、多様な態様で実施されるものを含むことは勿論である。
なお、説明の便宜上、図示の左右配置のものについて説明したが、左右配置の異なるものであっても、発明の要旨の範囲であれば本発明に含まれる。
1…自動二輪車、2…車体フレーム、3、3′…パワーユニット、6…インレットパイプ、7…スロットルボディ、11…収納ボックス(本発明における「車両部品」の例)、12…燃料タンク(本発明における「車両部品」の例)、13…乗員シート、22…メインパイプ、30、30′…内燃機関、31…シリンダブロック、31a…シリンダボア、32…シリンダヘッド、32a…燃焼室天井面、33…シリンダヘッドカバー、36…燃焼室、40…吸気弁口、41…排気弁口、42…吸気ポート、44…吸気弁ガイド、46…吸気弁、46a…傘部、46b…ステムエンド、47…排気弁、48…弁ばね、50、50′…パワーユニットケース、50L…左ケース半体、50a…クランクケース部、51…クランク軸、52…ハンガアーム、55…動力伝動ケース部、58′…ギヤ変速装置、58a′…メイン軸、58b′…カウンタ軸、61…インシュレ−タ、70…吸気路、70a…内面、70b…タンブル弁閉止時開通部、71…スロットル弁、71a…スロットル弁軸、71b…スロットル弁板、71x…(スロットル弁71の)回転軸線、72…タンブル弁、72a…タンブル弁軸、72b…タンブル弁板、72c…上半部、72cc…外周縁部、72d…切欠き部、72X…(タンブル弁72の)回転軸線、73…スロットルドラム、73a…スロットルワイヤ、73b…スロットルワイヤ、73d…下流側端部、74…スロットルレバー、74a…駆動部、75…アクセルグリップ(本発明における「スロットル開度要求機構」)、76…隙間、77…タンブルレバー、77a…従動部、80…吸気通路、80A…主通路、80Aa…入口開口、80B…副通路、80Ba…入口開口、80Bb…終端、81…仕切板部、81b…下流側端部、100…連動機構、C…シリンダ軸、F…(吸気路70の)流れ方向、X…接触開始点、T…タンブル流

Claims (7)

  1. 内燃機関(30,30′)の燃焼室(36)に連なる吸気通路(80)の一部を構成する吸気路(70)を有するスロットルボディ(7)と、
    前記吸気路(70)の流れ方向(F)と垂直に配向されたスロットル弁軸(71a)を有し、前記スロットルボディ(7)内に回転自在に軸支されて前記吸気路(70)を開閉し得るスロットル弁(71)と、
    同スロットル弁(71)よりも前記吸気路(70)の流れ方向において下流側の前記吸気路(70)に配置されて、同吸気路(70)の流れ方向(F)と垂直に配向されたタンブル弁軸(72a)を有し、前記スロットルボディ(7)内に回転自在に軸支されるタンブル弁(72)と、
    前記スロットル弁(70)と一体的に回転し、スロットル開度要求機構(75)により回転されるスロットルドラム(73)と、
    同スロットルドラム(73)および前記スロットル弁(71)と一体的に回転し、駆動部(74a)を備えるスロットルレバー(74)と、前記タンブル弁(72)と一体的に回転し、前記駆動部(74a)と接離可能な従動部(77a)を備えるタンブルレバー(77)とを有して、
    前記スロットルレバー(74)に対し同一回転方向にタンブルレバー(77)を連動回転させ得るスロットル弁軸(71a)とタンブル弁軸(72a)の連動機構(100)が構成された内燃機関の吸気装置において、
    前記駆動部(74a)と前記従動部(77a)との接触開始点(X)が、前記吸気路(70)の流れ方向(F)における前記スロットルドラム(73)の下流側端部(73d)より上流側に位置することを特徴とする内燃機関の吸気装置。
  2. スロットル弁軸(71a)方向視で、前記スロットルドラム(73)と前記タンブル弁軸(72a)が重なることを特徴とする請求項1に記載の内燃機関の吸気装置。
  3. 前記スロットル弁(71)のスロットル弁板(71b)と前記タンブル弁(72)のタンブル弁板(72b)の全開時の位置は、前記吸気路(70)の流れ方向(F)に対する垂直上下方向でオフセットされ、
    前記スロットル弁(71)と前記タンブル弁(72)は、全開時に、前記吸気路(70)の流れ方向(F)に沿って位置し互いに重なることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の内燃機関の吸気装置。
  4. 前記駆動部(74a)は、前記スロットル弁軸(71a)より下方に設けられるとともに、前記従動部(77a)は、前記タンブル弁軸(72a)の下方に設けられ、
    前記駆動部(74a)と前記従動部(77a)との前記接触開始点(X)が前記スロットル弁(71)の回転軸線(71x)より下方に設けられたことを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか一項に記載の内燃機関の吸気装置。
  5. 前記スロットルドラム(73)は、前記スロットル弁軸(71a)方向で、前記スロットルボディ(7)の一端側に配置され、
    同スロットルドラム(73)には、一端が前記スロットル開度要求機構(75)に結合されたスロットルワイヤ(73a,73b)の他端が取り付けられ、
    同スロットルワイヤ(73a,73b)は、前記スロットル弁軸(71a)の上方に向けて配索されたことを特徴とする請求項3または請求項4に記載の内燃機関の吸気装置。
  6. 前記駆動部(74a)は、前記従動部(77a)に向かって凸の湾曲形状に形成され、前記従動部(77a)は、前記駆動部(74a)に向かって凸の円筒状に形成されたことを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか一項に記載の内燃機関の吸気装置。
  7. 内燃機関(30,30′)の燃焼室(36)に連なる吸気通路(80)の一部を構成する吸気路(70)を有するスロットルボディ(7)と、
    前記吸気路(70)の流れ方向(F)と垂直に配向するスロットル弁軸(71a)を有し、前記スロットルボディ(7)に回転自在に軸支されて前記吸気路(70)を開閉し得るスロットル弁(71)と、
    同スロットル弁(71)よりも前記吸気路(70)の流れ方向(F)において下流側の前記吸気路(70)に配置されて、同吸気路(70)の流れ方向(F)と垂直に配向するタンブル弁軸(72a)を有し、前記スロットルボディ(7)に回転自在に軸支されるタンブル弁(72)と、
    前記スロットル弁(71)と一体的に回転し、スロットル開度要求機構(75)により回転されるスロットルドラム(73)と、
    同スロットルドラム(73)および前記スロットル弁(71)と一体的に回転し、駆動部(74a)を備えるスロットルレバー(74)と、前記タンブル弁(72)と一体的に回転し、前記駆動部(74a)と接離可能な従動部(77a)を備えるタンブルレバー(77)とを有して、
    前記スロットルレバー(74)に対し同一回転方向にタンブルレバー(77)を連動回転させ得るスロットル弁軸(71a)とタンブル弁軸(72a)の連動機構(100)が構成された内燃機関の吸気装置において、
    前記駆動部(74a)は、前記スロットル弁軸(71a)より下方に設けられるとともに、前記従動部(77a)は、前記タンブル弁軸(72a)の下方に設けられ、
    前記駆動部(74a)と前記従動部(77a)との接触開始点(X)が、前記スロットル弁(71)の回転軸線(71x)より下方に設けられ、
    前記スロットルボディ(7)の上方に車両部品(11)が配置されたことを特徴とする内燃機関の吸気装置。
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