JP2018150565A - 粉体原料の使用方法及び溶融金属の溶製方法 - Google Patents

粉体原料の使用方法及び溶融金属の溶製方法 Download PDF

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Abstract

【課題】振動フィーダーを用いて貯槽から粉体原料を切り出して使用する場合において、粉体の棚吊及び流れ込みの発生を抑制しつつ切り出しを行うことができる、粉体原料の使用方法及び溶融金属の溶製方法を提供する。【解決手段】粒径が75μm以下の粒子を含有する粉体原料と、粉体原料を造粒した造粒物とを混合した粉粒体を貯槽(例えば、製品バンカー3a)に貯留し、振動フィーダー6aを用いて粉粒体を貯槽から切り出して使用する。【選択図】図1

Description

本発明は、粉体原料の使用方法及び溶融金属の溶製方法に関する。
製鉄プロセスでは、溶製コストの安価化や化学反応の反応性向上を目的に、製鋼ダストのような粒径の小さな粉体原料が様々に利用されている。例えば、特許文献1〜3には、クロム酸化物を含む製鋼ダストを溶融還元することで、クロム濃度の高い金属溶湯を製造する溶融金属の溶製方法が開示されている。
このような粉体原料を輸送する方法としては、空気輸送方式の輸送装置を用いて、キャリアガスと共に圧送を行う方法が実施されている。また、機械運動式供給機の中でも、スクリューフィーダーやロータリーフィーダーに代表される定量切り出し方式の機械運動式供給機を用いて切り出しを行い、ベルトコンベア等の輸送手段を用いて粉体を輸送する方法が実施されている。
しかし、上記の空気輸送方式による粉体の輸送方法や、定量切り出し方式の機械運動式供給機を用いた輸送方法では、輸送される粉体原料の付着性が高い場合、流路の狭窄や固着、閉塞が生じやすいことが知られており、粉体特性によっては上記の方法を採用できないことがある。このような粉体原料に対しては、振動方式供給機である振動フィーダーを用いて貯槽から粉体原料の切り出しを行い、ベルトコンベア等の輸送手段を用いて粉体を輸送する方法が採用されることが多い。
特開平5−311253号公報 特開2015−193928号公報 特開2014−20587号公報
しかしながら、振動フィーダーを用いる方法では、粉体原料の性状によっては、貯槽内で棚吊が生じ、貯槽内から粉体原料の供給ができない場合がある。また、発生した棚吊の一部が崩壊し、流れ込みが発生する場合がある。
そこで、本発明は、上記の課題に着目してなされたものであり、振動フィーダーを用いて貯槽から粉体原料を切り出して使用する場合において、粉体の棚吊及び流れ込みの発生を抑制しつつ切り出しを行うことができる、粉体原料の使用方法及び溶融金属の溶製方法を提供することを目的としている。
本発明の一態様によれば、粒径が75μm以下の粒子を含有する粉体原料と、この粉体原料を造粒した造粒物とを混合した粉粒体を貯槽に貯留し、振動フィーダーを用いて上記粉粒体を上記貯槽から切り出して使用することを特徴とする粉体原料の使用方法が提供される。
本発明の一態様によれば、溶融金属を収容する反応容器に粉体原料を供給して上記溶融金属の溶製を行う際に、貯槽に貯留された、粒径が75μm以下の粒子を含有する粉体原料とこの粉体原料を造粒した造粒物とを混合した粉粒体を、上記の粉体原料の使用方法を用いて切り出し、切り出された上記粉粒体を、上記反応容器内に燃料と酸化性ガスとを供給する上吹きランスを介して、上記燃料と上記酸化性ガスとの燃焼反応により形成される火炎中を通過するように上記反応容器内に供給することを特徴とする溶融金属の溶製方法が提供される。
本発明の一態様によれば、振動フィーダーを用いて貯槽から粉体原料を切り出して使用する場合において、粉体の棚吊及び流れ込みの発生を抑制しつつ切り出しを行うことができる、粉体原料の使用方法及び溶融金属の溶製方法を提供される。
本発明に一実施形態における、溶還元設備を示す模式図である。 本発明の一実施形態における、貯槽(製品バンカー)と振動フィーダーとを示す模式図である。 実施例1における粉粒体の粒度分布と実験結果を示すグラフである。 試料8におけるバンカー重量と振動フィーダー電圧との関係を示すグラフである。 試料10におけるバンカー重量と振動フィーダー電圧との関係を示すグラフである。
以下の詳細な説明では、本発明の完全な理解を提供するように、本発明の実施形態を例示して多くの特定の細部について説明する。しかしながら、かかる特定の細部の説明がなくても1つ以上の実施態様が実施できることは明らかであろう。また、図面は、簡潔にするために、周知の構造及び装置が略図で示されている。
<溶融金属の溶製方法及び粉体原料の使用方法>
本発明の一実施形態に掛かる溶融金属の溶製方法及び粉体原料の使用方法について説明する。本実施形態では、溶融金属の溶製方法として、図1に示す溶融還元設備1を用いて、クロム酸化物の溶融還元を行う。溶還元設備1は、図1に示すように、鉄浴式溶融還元炉2と、製品バンカー3a,3bと、炉上バンカー4a,4bと、秤量ホッパー5a,5bと、振動フィーダー6a,6b,7a,7b,8a,8bと、ベルトコンベア9と、フレックスコンベア10と、上吹きランス11,12とを備える。
鉄浴式溶融還元炉2は、転炉型の反応容器である。また、鉄浴式溶融還元炉2の底部には、収容される溶銑13を攪拌するための攪拌ガスを吹き込む、底吹き羽口が設けられる。
製品バンカー3a,3b、炉上バンカー4a,4b及び秤量ホッパー5a,5bは、上部が円筒状で、上部に連結される下部が円錐台筒状の丸バンカーであり、後述する粉体原料を含む粉粒体やクロム鉱石などを貯蔵する。また、製品バンカー3a,3b、炉上バンカー4a,4b及び秤量ホッパー5a,5bを総称して、貯槽という。
製品バンカー3a,3bは、外部から搬入される粉粒体やクロム鉱石などをそれぞれ貯蔵する大型の貯槽である。炉上バンカー4a,4bは、鉄浴式溶融還元炉2の上方に設けられ、製品バンカー3a,3bから搬送される粉粒体やクロム鉱石などをそれぞれ貯蔵する、製品バンカー3a,3bよりも小型な貯槽である。秤量ホッパー5a,5bは、炉上バンカー4a,4bから切り出された粉粒体やクロム鉱石などをそれぞれ貯蔵する。また、秤量ホッパー5a,5bは、秤量器を備えており、貯蔵する粉粒体やクロム鉱石などの重量、つまり炉上バンカー4a,4bから切り出された粉粒体やクロム鉱石などの重量を秤量する。なお、本実施形態では、製品バンカー3a,炉上バンカー4a及び秤量ホッパー5aには粉粒体が貯蔵され、製品バンカー3b,炉上バンカー4b及び秤量ホッパー5bには例えばクロム鉱石が貯蔵される。
振動フィーダー6a,6b,7a,7b,8a,8bは、一般的に用いられる振動方式供給機であり、各貯槽にそれぞれ設けられ、貯蔵された粉粒体やクロム鉱石を切り出す。
ベルトコンベア9は、製品バンカー3a,3bから切り出された粉粒体やクロム鉱石を、炉上バンカー4a,4bへと搬送する。また、フレックスコンベア10は、秤量ホッパー5a,5bから切り出された粉粒体やクロム鉱石を上吹きランス11へと搬送する。
なお、製品バンカー3a,3bから上吹きランス12までの、粉粒体やクロム鉱石が搬送される設備を総じて供給経路という。この供給経路では、炉上バンカー4a,4bの貯蔵状況に応じて、振動フィーダー6a,6bによって製品バンカー3a,3bから粉粒体やクロム鉱石が切り出される。次いで、切り出された粉粒体やクロム鉱石は、ベルトコンベア9によって、炉上バンカー4a,4bへと送られる。さらに、溶融還元設備1で溶融還元処理を行う際には、振動フィーダー7a,7bによって炉上バンカー4a,4bから使用される量だけ粉粒体やクロム鉱石が切り出され、秤量ホッパー5a,5bに秤量されながら貯蔵される。その後、使用される量の粉粒体やクロム鉱石が炉上バンカー4a,4bから切り出されると、切り出された粉粒体やクロム鉱石が、振動フィーダー8a,8bによってフレックスコンベア10へと切り出されて、上吹きランス12に搬送される。
上吹きランス11は、鉄浴式溶融還元炉2の上方に設けられ、不図示の供給経路から酸化性ガスが供給される。酸化性ガスには、一般的に酸素ガスが用いられる。酸化性ガスは、上吹きランス11へと供給され、上吹きランス11の先端に形成された噴射孔から噴射される。
上吹きランス12は、鉄浴式溶融還元炉2の上方に設けられ、随伴ガスと燃料と酸化性ガスとが別々の供給経路(不図示)から供給される。燃料には、プロパンガスや液化天然ガス、コークス炉ガス等が用いられ、酸化性ガスには、一般的に酸素ガスが用いられる。随伴ガスには、空気または窒素等が用いられる。上吹きランス12では、上吹きランス12の先端に形成された別々の噴射孔から燃料と酸化性ガスとがそれぞれ噴射されることで、上吹きランス12の先端から浴面に向けて火炎が形成される。また、上吹きランス12には、フレックスコンベア10によって搬送される粉粒体やクロム鉱石が供給されてランス内を落下し、少量の随伴ガスとともに上吹きランス12の先端の噴出孔から噴出される。上吹きランス12から噴出された粉粒体やクロム鉱石は、同じく上吹きランス12から噴射される燃料と酸化性ガスとの燃焼反応により形成される火炎中を通過して鉄浴式溶融還元炉2に供給される。なお、上吹きランス12の噴出孔からは、粉粒体とクロム鉱石との混合物が噴出されてもよく、粉粒体のみが噴出されてもよい。
また、溶融還元設備1には、石炭や無煙炭などの炭素源を鉄浴式溶融還元炉2内に投入2する、不図示の副原料投入シュートが炉上に設けられる。
溶融還元設備1を用いたクロム酸化物の溶融還元処理では、鉄浴式溶融還元炉2内に溶銑13を収容した状態で、上吹きランス11から酸化性ガスが吹き込まれ、上吹きランス12から粉粒体とクロム鉱石と酸化性ガスと燃料とが吹き込まれる。さらに、副原料投入シュートから炭素源が燃焼熱源及び還元剤として投入されることで、粉粒体やクロム鉱石に含まれるクロム酸化物の溶融還元反応が進行する。
このような溶融還元方法において、本実施形態では、粉粒体が以下の方法で貯槽から切り出されることを特徴とするものとなる。なお、以下では、図2に示すように、粉粒体が貯槽である製品バンカー3aから切り出される場合について説明をするが、炉上バンカー4aや秤量ホッパー5aといった他の貯槽から切り出される場合についても同様である。
まず、図2に示す製品バンカー3aに、粉体原料とこの粉体原料の造粒物とを混合した粉粒体を貯留する。粉体原料は、粒径が75μm以下の粒子を含有する製鋼ダストであり、クロム成分を含有する。この製鋼ダストは、クロム鉱石の鉄浴式溶融還元炉2やステンレス鋼脱炭用転炉の排ガスの湿式集塵によって得られたスラリーをフィルタープレスで脱水処理した後、水分含有量が1質量%以下になるまでキルンで乾燥させることで得られる。
上記の粉体原料の造粒物は、粉体原料である上記の製鋼ダストにバインダを添加し、機械攪拌式の造粒装置を用いて造粒処理することで得られるものである。造粒物の製造方法としては、例えば、特開2012−097294号公報に記載の製造方法を適用することができる。なお、造粒物の粒径は、10mm以下であることが好ましい。造粒物の粒径が10mm以下であれば、上吹きランス12内で詰まりが生じるリスクが増大することを防止できる。また、バーナー火炎による着熱効率を向上する観点では、造粒物に含まれる粒径2mm以下の粒子の比率を70質量%以上とすることが好ましい。
また、粉粒体に含まれる粒径が75μm以下の粒子(「微細粒」ともいう。)が30質量%以下の割合となるように造粒物を混合することが好ましい。粒径が75μm以下の粒子の割合が30質量%以下であれば、微細粒同士の摩擦力に起因して製品バンカー3a内でブリッジが形成されて棚吊りや棚吊りの局所崩壊による流れ込みが発生するリスクは小さく、振動フィーダー6aで安定した粉粒体の切り出しが可能となる。
さらに、粉粒体に含まれる造粒物が60質量%以下の割合となるように造粒物を混合することが好ましい。造粒物の割合が過剰になると、棚吊りは発生しにくくなるものの、粉体間摩擦力の低下及び粉粒体の転がりにより、振動フィーダー6aが停止した状態でも粉粒体の流出が止まらなくなる場合がある。粉粒体に含まれる造粒物の割合が60質量%以下であれば、過剰な流れ込みが発生するリスクは小さく、振動フィーダー6aで安定した粉粒体の切り出しが可能となる。
次いで、製品バンカー3aに貯留された粉粒体を、振動フィーダー6aを用いて、必要な量だけ切り出す。切り出された粉粒体は、ベルトコンベア9によって、炉上バンカー4aに供給される。
<変形例>
以上で、特定の実施形態を参照して本発明を説明したが、これら説明によって発明を限定することを意図するものではない。本発明の説明を参照することにより、当業者には、開示された実施形態とともに種々の変形例を含む本発明の別の実施形態も明らかである。従って、特許請求の範囲に記載された発明の実施形態には、本明細書に記載したこれらの変形例を単独または組み合わせて含む実施形態も網羅すると解すべきである。
例えば、上記実施形態では、鉄浴式溶融還元炉での溶融還元処理に用いられる貯槽及び振動フィーダーにおける粉体原料の使用方法を示したが、本発明はかかる例に限定されない。貯槽及び振動フィーダーは、溶融還元処理以外の処理(例えば、脱炭処理や脱燐処理等)に用いられる転炉型精錬炉、鋼や合金鉄の製造に用いられる電弧炉、或いは鍋型の容器に収容された溶鉄に対する精錬処理設備(例えば、真空脱ガス装置や機械攪拌式脱硫装置等)において用いられるものであってもよい。また、製鉄プロセスに限らず、貯槽内の粉体原料を振動フィーダーで切り出す工程があるものであれば、分野に限らず他のプロセスにも適用することができる。さらに、粉体原料についても、上記実施形態における製鋼ダストに限らず、他の粉状物質を粉体原料として用いることができる。
<実施形態の効果>
(1)本発明に一態様に係る粉体原料の使用方法は、粒径が75μm以下の粒子を含有する粉体原料と、粉体原料を造粒した造粒物とを混合した粉粒体を貯槽(例えば、製品バンカー3a、炉上バンカー4aまたは秤量ホッパー5a)に貯留し、振動フィーダー6a,7a,8aを用いて粉粒体を貯槽から切り出して使用する。
上記(1)の構成によれば、粉体間摩擦力を低下させることができるようになるため、貯槽内でのブリッジの発生を抑制することができる。このため、振動フィーダー6a,7a,8aを用いて貯槽から粉体原料を切り出して使用する際に、粉体原料の棚吊りや棚吊りの崩落による粉体原料の流れ込みの発生を抑制することができる。また、造粒物のみを用いる場合に比べ、造粒物の過剰な流れ込みを防止できるので、振動フィーダー6a,7a,8aによる取り扱いが可能となる。また、造粒物の使用量を低減させることができるため、粉体原料の棚吊りの発生を、安価に抑制することができる。
(2)上記(1)の構成において、粉粒体には、粒径が75μm以下の粒子が、30質量%以下の割合で含まれる。
上記(2)の構成によれば、微細粒同士の摩擦力に起因する貯槽内でブリッジの形成をより抑制することができ、棚吊りや棚吊りの局所崩壊による流れ込みの発生をさらに抑制することができる。
(3)上記(1)または(2)の構成において、粉粒体には、造粒物が、60質量%以下の割合で含まれる。
上記(3)の構成によれば、必要以上の粉体間摩擦力の低下及び粉粒体の転がりを抑制することができるため、振動フィーダー6a,7a,8aが停止した状態での粉粒体の過剰な流れ込みをさらに抑制することができる。
(4)上記(1)〜(3)のいずれかの構成において、溶融金属を収容する反応容器に粉体原料を供給する際に、貯槽に貯留された粉粒体を、振動フィーダー6a,7a,8aを用いて貯槽から切り出し、切り出された粉粒体を、振動フィーダー6a,7a,8aに接続された供給経路(例えば、上記実施形態における、ベルトコンベア9やフレックスコンベア10、他の貯槽、上吹きランス12等)を通じて、反応容器に供給する。
上記(4)の構成によれば、上記実施形態の溶融還元処理のような溶融金属を用いた溶製処理において、粉体原料の棚吊りや流れ込みの発生を抑制することができる。このため、棚吊りの解消や供給経路の清掃に要する作業時間を短縮することができ、溶融金属の溶製処理に用いる設備全体の稼働率を向上することができ、生産性の向上や製造コストの削減といった効果を得ることができる。上記(4)の構成が適用可能な溶製処理としては、例えば製鉄プロセスにおける精錬工程がある。この精錬工程では、従来、製鋼ダストのような粉体原料は安価であるものの、棚吊りや流れ込みの発生が懸念されることから、その性状によっては振動フィーダー6a,7a,8aでは使用が困難な場合があった。しかし、上記(4)の構成によれば、このような安価な粉体原料であっても、振動フィーダー6a,7a,8aを用いる既存の搬送装置などで搬送が可能となることから、設備費用の増大を抑制しつつ、製造コストの削減といった効果を得ることができる。
(5)上記(1)〜(4)のいずれかの構成において、粉体原料が、製鉄プロセスで発生するダスト(例えば、製鋼ダスト)である。
上記(5)の構成によれば、製鉄プロセスで発生したダストを既存の搬送装置などを用いて安価に再利用することができるようになるため、設備費用の増大を抑制しつつ、製造コストの削減といった効果を得ることができる。
(6)本発明の一態様に係る溶融金属の溶製方法は、溶融金属を収容する反応容器に粉体原料を供給して溶融金属の溶製を行う際に、貯槽(例えば、製品バンカー3a、炉上バンカー4aまたは秤量ホッパー5a)に貯留された、粒径が75μm以下の粒子を含有する粉体原料と粉体原料を造粒した造粒物とを混合した粉粒体を、上記(1)〜(5)のいずれかの構成に記載の粉体原料の使用方法を用いて切り出し、切り出された粉粒体を、反応容器内に燃料と酸化性ガスとを供給する上吹きランス12を介して、燃料と酸化性ガスとの燃焼反応により形成される火炎中を通過するように反応容器内に供給する。
上記(6)の構成によれば、上記実施形態の溶融還元処理のような、粉体原料を用いる溶融金属の溶製の際に、安価な方法で、粉体原料の棚吊りや流れ込みの発生を抑制することができるので、粉粒体の加熱による熱効率向上効果を享受しつつ、さらに生産性の向上や製造コストの削減といった効果を得ることができる。
次に、本発明者が行った実施例1について説明する。実施例1では、図1に示す貯槽である製品バンカー3a及び振動フィーダー6aを用いて、粉体原料と粉体原料の造粒物とを混合した粉粒体を切り出す実験を行った。製品バンカー3aには、円筒状の上部の直径が4000mm、容積が約60mのものを用いた。振動フィーダー6aには、7.5kWの出力のものを用いた。
製鋼ダストには、転炉(クロム鉱石の鉄浴式溶融還元炉2及びステンレス鋼脱炭用転炉)の排ガスの湿式集塵により得られたスラリーをフィルタープレスで脱水処理した後、キルンで水分含有量を1質量%程度まで乾燥することで得られたOGダストを用いた。乾燥させた製鋼ダスト中の粒径0.1mm以下の粒子の含有比率は、転炉の操業条件に応じて約75質量%〜約98質量%の範囲で製造ロット毎にばらついていた。ここで、実施例1における各材料の粒度分布は、所定の目開きの篩を通過した粒子の質量比率を篩い分けによって求めたものである。製鋼ダスト中の粒径0.1mmより大きい粒子のほとんどは、特許文献1に記載されているように、平均粒径1μm程度といった微小な一次粒子が凝集した形態であった。
また、実施例1では、特許文献4と同様の機械攪拌式の造粒装置(ペレガイア、(株)北川鉄工所製)を用い、上記の脱水処理後の脱水ケーキを原料として、約5質量%のセメントバインダを添加し、造粒装置で5分間程度の攪拌時間で適宜水分を調整して造粒処理を行うことで、造粒物を製造した。造粒処理中には、造粒装置内で、脱水ケーキの解砕、バインダの混合、造粒粒子の生成が同時に進行するが、最大粒径が10mm以下となる範囲で、適正な造粒状況となるよう添加水量を調節した。造粒時の水分条件などによって、造粒物のメジアン粒径は1〜3mm程度の範囲で製造ロット毎にばらついていたが、何れのロットにおいても粒径0.1mm以下の存在割合は15質量%以下であった。
さらに、製造した造粒物を3日程度以上養生してから、上記の乾燥させた製鋼ダストと所定の比率で重機を用いて混合し、10mmメッシュの篩にかけることで、粉粒体を製造した。実施例1では、粉粒体として、製鋼ダスト(粉体原料)のみものを含む、表1に示す、製鋼ダストと造粒物との含有質量比率、製造ロットといった条件の異なる試料1〜試料12を製造した。さらに、実施例1では、試料1〜試料12の粉粒体を、篩い分けることでそれぞれの粒度分布を測定した。そして、製造した粉粒体を空の製品バンカー3aに装入した後、振動フィーダー6aでの切り出しの様子を調査した。
Figure 2018150565
図2に、実施例1での実験結果として、試料1〜試料12の粒度分布の測定結果、及び各条件で切り出し可否の結果を示す。図2において、ハッチングを施したプロットは、棚吊りや流れ込みがなく安定した切り出しができた条件、白抜きのプロットは、棚吊りや流れ込みによって切り出しが不安定になる場合があった条件をそれぞれ示す。図2に示すように、試料7〜試料9の条件では、安定した切り出しができ、試料1では棚吊りが高い頻度で生じ、その他の条件では試料1に比べて棚吊りは抑制されるものの、棚吊りや流れ込みによって切り出しが不安定になる場合があった。
図3に、試料8における、時間に対する、製品バンカー3a内の粉粒体の重量であるバンカー重量及び振動フィーダー6aの電圧値をそれぞれ示す。図3に示す例では、600秒に切り出し(振動)を開始し、約640秒に切り出しを停止した。図3に示すように、切り出しの開始及び停止、つまり振動フィーダー6aのon−offに対して粉粒体の排出が連動し、安定した切り出しが可能であることを確認した。なお、試料7及び試料9についても、試料8と同様な結果となった。
一方、試料1〜試料6の条件では、棚吊りによって材料供給が突然滞る問題が発生した。これは、微細粒の割合が高いために、製品バンカー3a内で粒子間摩擦によってアーチ状のブリッジが形成されたためであると推定される。
また、図4に、試料10における、切り出し開始からの時間に対する、製品バンカー3a内の粉粒体の重量であるバンカー重量及び振動フィーダー6aの電圧値をそれぞれ示す。図4に示す例では、325秒に切り出し(振動)を開始し、370秒に切り出しを停止した。図4に示すように、振動フィーダー6aが停止した後もしばらくの間排出が止まらずに流れ込みが生じた。これは、粉粒体中の造粒物の割合を増大したことによる粒子間摩擦力の低減及び粒子の転がりによると考えられる。なお、試料11及び試料12についても、試料10と同様な結果となった。
これらの結果から、粉体原料に造粒物を混合することで、振動フィーダー6aからの切り出しが可能となった。また、実施例7〜実施例9のように、粉粒体中の粒径が75μm以下の粒子が30質量%以下、且つ粉粒体中の造粒物が60質量%以下の割合とすることで、安定的に切り出しができることが確認できた。また、このような傾向は、製品バンカー3aだけでなく、炉上バンカー4aや秤量ホッパー5aの大きさの異なる他の貯槽でも確認できた。
次に、本発明者が行った実施例2について説明する。実施例2では、上記実施形態に係る溶融金属の溶製方法と同様に、1チャージ150t(1回の処理における処理量が150t)の転炉型の鉄浴式溶融還元炉を用いて、実施例1で製造したのと同様の製鋼ダストを含む粉粒体を溶融還元する試験を実施した。
実施例2では、まず、溶融還元処理を行う前に、オフラインで重機により混合した粉粒体を製品バンカー3aに投入した。次いで、粉粒体を、振動フィーダー6aを用いて製品バンカー3aから切り出し、ベルトコンベア9で炉上バンカー4aに搬送した。
さらに、溶融還元処理を行う際には、振動フィーダー7aを用いて粉粒体を必要な量だけ炉上バンカー4aから秤量ホッパー5aに切り出した。その後、粉粒体を、振動フィーダー8aを用いて秤量ホッパー5aからフレックスコンベア10に切り出し、フレックスコンベア10を用いて上吹きランス12へと搬送した。
次いで、上吹きランス12から、随伴ガスとともに粉粒体を噴出させた。この際、燃料であるプロパンガスと酸化性ガスである酸素ガスとを上吹きランス12に供給することで、上吹きランス12の先端部に形成させた火炎を通過させるように粉粒体を噴出した。さらに、粉粒体の鉄浴式溶融還元炉2への供給とともに、炉上の副原料投入シュートから無煙炭を連続投入しつつ、上吹きランス11から酸化性ガスである酸素ガスを上吹きすることで、製鋼ダストの溶融還元処理を実施した。
実施例2では、粉粒体として、実施例1における試料7及び試料11の2種類の配合の粉粒体をそれぞれ用いた、2つの条件で溶融還元処理を行った。
試験の結果、試料7の粉粒体を用いた場合、安定した材料の供給が可能であるとともに、粉粒体に対するバーナー火炎の着熱効率が良好となることが確認できた。一方、試料11の粉粒体を用いた場合、棚吊りは防止されたものの、振動フィーダー6a,8a付近でベルトコンベア9、フレックスコンベア10からの落鉱が生じる場合があり、清掃作業が必要だった。さらに、試料11の粉粒体を用いた場合、粉粒体に対するバーナー火炎の着熱効率が、試料7の粉粒体を用いた場合よりも低下する結果となった。
1 溶還元設備
2 鉄浴式溶融還元炉
3a,3b 製品バンカー(貯槽)
4a,4b 炉上バンカー(貯槽)
5a,5b 秤量ホッパー(貯槽)
6a,6b,7a,7b,8a,8b 振動フィーダー
9 ベルトコンベア
10 フレックスコンベア
11,12 上吹きランス

Claims (6)

  1. 粒径が75μm以下の粒子を含有する粉体原料と、該粉体原料を造粒した造粒物とを混合した粉粒体を貯槽に貯留し、
    振動フィーダーを用いて前記粉粒体を前記貯槽から切り出して使用することを特徴とする粉体原料の使用方法。
  2. 前記粉粒体には、粒径が75μm以下の粒子が、30質量%以下の割合で含まれることを特徴とする請求項1に記載の粉体原料の使用方法。
  3. 前記粉粒体には、前記造粒物が、60質量%以下の割合で含まれることを特徴とする請求項1または2に記載の粉体原料の使用方法。
  4. 溶融金属を収容する反応容器に前記粉体原料を供給する際に、
    前記貯槽に貯留された前記粉粒体を、前記振動フィーダーを用いて前記貯槽から切り出し、
    切り出された前記粉粒体を、前記振動フィーダーに接続された供給経路を通じて、前記反応容器に供給することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の粉体原料の使用方法。
  5. 前記粉体原料が、製鉄プロセスで発生するダストであることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の粉体原料の使用方法。
  6. 溶融金属を収容する反応容器に粉体原料を供給して前記溶融金属の溶製を行う際に、
    貯槽に貯留された、粒径が75μm以下の粒子を含有する粉体原料と該粉体原料を造粒した造粒物とを混合した粉粒体を、請求項1〜5のいずれか1項に記載の粉体原料の使用方法を用いて切り出し、
    切り出された前記粉粒体を、前記反応容器内に燃料と酸化性ガスとを供給する上吹きランスを介して、前記燃料と前記酸化性ガスとの燃焼反応により形成される火炎中を通過するように前記反応容器内に供給することを特徴とする溶融金属の溶製方法。
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