JP2018150015A - エアバッグ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】展開時にベントホールが確実に機能するとともに、エアバッグ内のガスをベントホールから後席乗員に向けてではなく安全に排出すること。
【解決手段】
後席100Rに対して前後方向の相対位置が変更可能な前席100Fのシートバック100b背面に備え、車両側面視で内側に貫通空洞部9を有する環状に後方へ展開するエアバッグ10は、その車幅方向に3つ以上のバッグ部11,12,13が車幅方向に並設された構成とし、これらのうち後席乗員に向かって開いた車両側面視C型の中央バッグ部11には、後席乗員から遠ざかるように窪み、貫通空洞部9へと連通する連通空洞部18を有しており、中央バッグ部11の上部にガス流入口7が設けられるとともに、該中央バッグ部11の周方向の端部に、ガスを排出するベントホール15が設けられ、中央バッグ部11には、連通空洞部18を後席乗員側から覆う窪み被覆部材17が設けられた。
【選択図】図4

Description

この発明は、前席と後席との相対位置が変更可能に前後方向に少なくとも2列のシートを有する車両において、少なくとも前席のシートバック背面に設けられるエアバッグ装置に関する。
車両における乗員保護ニーズが高まっており、後席に着座する乗員(後席乗員)を保護する後席乗員用のエアバッグを設ける動きがある。そしてこのような後席乗員用のエアバッグの中には、前後方向の位置を変更可能な前席シートのシートバックに設けられるものが知られている。
しかし、この種の後席乗員用のエアバッグは、前席乗員用のエアバッグと異なり、前席シートを十分に後退させた場合には、エアバッグの展開位置が後席乗員に近くになりすぎるなど、前席シートの位置によって後席乗員の保護性能が変化することがある。つまり、後席乗員用のエアバッグは、前後方向の位置を変更可能な前席シートに設けた場合には、該前席シートの位置によらず後席乗員の一定の保護性能を確保する必要がある。
この課題を解決するためのエアバッグとして、特許文献1に例示されるような、側面視で内部に貫通空洞部(空洞部)を有する環状のエアバッグが検討されている。
特許文献1のような側面視環状のエアバッグは、仮に後席乗員の近くで展開しても、後席乗員がエアバッグに接触した初期段階において空洞部が潰れることで後席乗員への衝撃を和らげつつ、内部のガス圧により乗員の保護を図ることができるとされている。
しかしながら特許文献1のエアバッグは、ベントホールを空洞部に臨ませて設けたものである。ベントホールをこのような部位に設けた構成においては、後席乗員に近い位置にてエアバッグが展開して空洞部が潰れた場合に、ベントホールが塞がれることでエアバッグ内のガスの外部へのスムーズな流出が阻害され、ベントホールが機能を果たさないおそれがある。
一方、ベントホールをエアバッグの貫通空洞部に面しない外周面に設けた場合には、その設ける位置によってはベントホールから高温ガスが後席乗員に向けて排出されることになり好ましくない。
特開平6−344844号公報
本発明はこのような課題に鑑みてなされたもので、展開時にベントホールが確実に機能するとともに、エアバッグ内のガスを後席乗員に向けてではなくベントホールから安全に排出することのできるエアバッグ装置の提供を目的とする。
この発明は、前席と後席との相対位置が変更可能に前後方向に少なくとも2列のシートを有する車両において、少なくとも前記前席のシートバック背面に設けられるエアバッグ装置であって、車両側面視で内側に、車幅方向に貫通する貫通空洞部を有する環状に後方へ展開するエアバッグを備え、前記エアバッグは、その車幅方向に3つ以上のバッグ部が車幅方向に並設された構成とし、これら複数のバッグ部のうち車幅方向において最も外側に位置しない幅方向内側バッグ部が、後席乗員に向かって開いた車両側面視C型であり、前記幅方向内側バッグ部には、後席乗員から遠ざかるように窪み、前記貫通空洞部へと連通する連通空洞部を有しており、前記幅方向内側バッグ部の上部に、インフレータからのガスを流入させるガス流入口が設けられるとともに、該幅方向内側バッグ部の周方向の端部に、前記連通空洞部に向けてガスを排出するベントホールが設けられ、前記幅方向内側バッグ部には、前記連通空洞部を後席乗員側から覆う窪み被覆部材が設けられたものである。
上記構成によれば、エアバッグ展開状態においても、貫通空洞部の潰れにてエアバッグによる後席乗員への攻撃性を低減でき、かつそのようなエアバッグにおいてガスの内部への充填と、排出がスムースに行える。また、排出されるガスは、窪み被覆部材により後席乗員の方向に流れることを防ぎつつ、連通空洞部から貫通空洞部へと流れ、さらに貫通空洞部によって車幅方向外側に導かれるので、後席乗員にガスが触れることがない。
この発明の態様として、前記ベントホールは、エアバッグ展開時において車両側面視で前記幅方向内側バッグ部の径方向の内周と外周の間に設けられたものである。
上記構成によれば、ガス流入口からエアバッグ内部に流入したガスがベントホールまでスムースに流れる。
またこの発明の態様として、前記ベントホールは、前記幅方向内側バッグ部の周方向の両端部に一対設けられ、前記ガス流入口は、前記幅方向内側バッグ部の周方向において、前記一対のベントホール間の中間位置に設けられたものである。
上記構成によれば、前記幅方向内側バッグ部の周方向において、ガス流入口から一対のベントホールの夫々までの距離を略同じにすることができるため、ガス流入口から排出されるガスを、前記幅方向内側バッグ部の周方向における、ガス流入口に対して双方の側においてバランスよく行き渡らせることができるとともに、一対のベントホールの夫々からガスを効率よく排出することができる。
またこの発明の態様として、前記窪み被覆部材の外縁全体を前記エアバッグにおける前記貫通空洞部の周縁全体に亘って縫着する縫着部が形成されたものである。
上記構成によれば、ベントホールから排出されたガスが窪み被覆部材とエアバッグにおける前記貫通空洞部の周縁との隙間から後席乗員の方向へ流れることを防いで、後席乗員にガスが触れることを確実に防ぐことができる。
この発明によれば、展開時にベントホールが確実に機能するとともに、エアバッグ内のガスをベントホールから後席乗員に向けてではなく安全に排出することのできるエアバッグ装置を提供することができる。
前席の背面上部に搭載された本実施形態のエアバック装置の展開状態を示す斜視図。 本実施形態のエアバック装置が搭載された前席の内部構造を後方から見た要部を示す斜視図。 図2においてエアバック装置を分解して示した分解斜視図。 図1において窪み被覆布の取付け前の状態を示すエアバック装置の斜視図。 図1において窪み被覆布を取外した状態のエアバッグ装置の背面図。 図5のA−A線断面図およびガスの流れる方向を示す作用説明図。 図6のB−B線断面図およびガスの流れる方向を示す作用説明図。 図6のC−C線断面図およびガスの流れる方向を示す作用説明図。 一部断面で示した本実施形態のエアバック装置の作用説明図。 一部断面で示した本実施形態のエアバック装置の他の作用説明図。 図9(a)の場合における、エアバッグに当接した乗員に加わる荷重と変位の関係を示す本実施形態のエアバック装置の特性図。
以下、図面に基づいて本発明の実施形態を詳述する。
図1は前席の背面上部に搭載された本実施形態のエアバック装置の展開状態を示す斜視図、図2は本実施形態のエアバック装置が搭載された前席の内部構造を後方から見た要部を示す斜視図、図3は図2においてエアバック装置を分解して示した分解斜視図、図4は図1において窪み被覆布の取付け前の状態を示すエアバック装置の斜視図、図5は図1において窪み被覆布を取外した状態のエアバッグ装置の背面図、図6は図5のA−A線断面図およびガスの流れる方向を示す作用説明図、図7は図6のB−B線断面図およびガスの流れる方向を示す作用説明図、図8は図6のC−C線断面図およびガスの流れる方向を示す作用説明図を示す。
ただし、図6では、前席の内部構造、およびエアバッグ装置に備えたリアクションプレート、ケース、カバー等を便宜上、省略して示すとともに、図7ではガス流入口を図4〜図6、図8ではベントホールを簡略化して示している。また以下の説明において、エアバッグ装置の上下方向、幅方向(右方向および左方向)は車両のそれと一致しているものとする。
本実施形態のエアバッグ装置1を適用した車両は、前席100Fと後席100R(図9(a)、(b)参照)との相対位置が前後方向に変更可能に車両前後方向に2列のシート100を有しており(同図参照)、前席100Fのシートバック100bの背面の上部かつ幅方向の中間位置には、車両衝突時に図1に示すように後方へ向けて展開し、後席100Rに着座する乗員を保護する後席乗員用のエアバッグ装置1が搭載されている。
図2、図3に示すように、前後各列のシート100F,100Rは(図2、図3では前席100Fのみ図示)、何れもシートクッション100aと、シートバック100bと、ヘッドレスト100cとを備え、このうちシートバック100b内には、シートバック100b自体を支持するためのシートバックフレーム101およびサスペンションマット102(ばね部材)が設けられるとともに、シートバック100bの上部には、ヘッドレスト100cを支持するとともに、その上下位置を調整可能に取り付けた左右一対のヘッドレストポール103,103が取り付けられている。
前席100Fは、車幅方向に並設された左右一対の助手席と運手席とから成り、共に図2(左右一対のうち一方のみ図示)に示すように、シートクッション100aをシート前後方向にスライド可能に支持するスライド機構104を介して車室フロア109(フロアパネル)に設置されている。
スライド機構104は、前席100Fの左右両サイドの位置において車室フロア109に固定される左右一対のガイドレール104aと、これらガイドレール104aに対してスライド可能に係合するスライダ104bとで構成されている。前席100Fは、スライド機構104のスライダ104bとシートクッション100a内に設けられたシートクッションフレーム100a1とが接合されており、後席100Rに対して相対位置を変更可能としている。
一方、本実施形態では、後席100Rは、車室フロア109にスライド機構104を介さずにダイレクトに設置されている(図示省略)。
図2、図3に示すように、エアバッグ装置1は、エアバッグ10(図1参照)と、車両衝突時に該エアバッグ10内部にガスを供給して該エアバッグ10を展開させるインフレータ2と、エアバッグ10における膨張時の飛び出し反力を支えるリアクションプレート3と、折り畳まれたエアバッグ10を収容するケース4と、折り畳まれたエアバッグ10を後方から覆う布製のカバー5とを主に備えている。
エアバッグ10は、ケース4およびカバー5によって囲まれた収納空間Sにおいて折り畳まれた状態で収容保持されており、該エアバッグ10に形成されたガス流入口7(図6、図7参照)の縁部がケース4の後述する底面部(図示省略)に取り付けられており、該ケース4の底面部は、リアクションプレート3の後面3aに互いの面同士が当接するように取り付けられている。
リアクションプレート3は、鋼板にて形成されており、シートバックフレーム101の上部かつ後方に、シートバック100bの背面と略平行に取り付けられている。ケース4は、不図示の底面部(前面部)と、リアクションプレート3の後面3aに取り付けられたエアバッグ10を折り畳んだ状態で取り囲む周壁部4aと、で形成されている。
インフレータ2は、シートバック100bの両サイドに対応して左右一対備え、シートバックフレーム101の両サイドに位置するサイドフレーム部101aにその内側サイドから取り付けられている(図2参照)。これら両サイドのインフレータ2は、共にガス供給管6(ファブリックチューブ)を介してエアバッグ10に接続されている。
具体的には図2に示すように、ガス供給管6は、シートバック100bの両サイドにおいてインフレータ2に接続された下端接続部6aからサイドフレーム部101aに沿って上方に延び、ケース4の周壁部4aの両側面に設けた貫通孔4b(図2、図3では左側のみ図示)から収納空間Sに導入され、収納空間Sにおいて、不図示の上端接続部がエアバッグ10に形成されたガス流入口7に接続されている。
なお、ガス供給管6は、インフレータ2作動時に供給するガスからの内圧を受けて前席乗員を押さないように、前側からサスペンションマット102で抑えられるようにシートバック100b内において該サスペンションマット102よりも後方に配設されている。
図1に示すように、エアバッグ10は、折り畳まれた状態から車両側面視で内側に貫通空洞部9を有するドーナツ形状(略円環形状)に後方へ展開するように複数枚のシート110,120,130を縫い合わせることによって形成されている。シート110,120,130の素材は、エアバッグのシートとして一般に用いられる合成樹脂等の素材が採用されているが特に限定されない。
エアバッグ10は図6、図7に示すように、3つのバッグ部11,12,13が車幅方向に同心状に並設された構成とし、展開時において右側バッグ部12と左側バッグ部13は、図5に示すように、中央バッグ部11に対して左右対称形状に形成されている。
貫通空洞部9は図6、図7に示すように、エアバッグ10の側面視で中央部に車幅方向に貫通する貫通孔として形成されている。すなわち、エアバッグ10は、車幅方向に延びる軸を有する倒位の略円筒状に形成されている。
エアバッグ10は、その車幅方向中央部に位置する中央バッグ部11と、該中央バッグ部11の車幅方向の両サイドに位置する外側バッグ部12,13(右側バッグ部12、左側バッグ部13)との3つのバッグ部11,12,13が車幅方向に並設された構成であり、エアバッグ10(シート110,120,130)の内部には、図7に示すように、エアバッグ10の展開時にこれら3つのバッグ部11,12,13の内部が車幅方向全体に亘って連通する内部空間10Aを有している。
エアバッグ10は図7、図8に示すように、該エアバッグ10を形成するシート110,120,130として、中央バッグ部11、右側バッグ部12、左側バッグ部13の夫々に対応する中央シート110、右側シート120、左側シート130を備え、夫々の車幅方向における対向縁部を縫着部140にて縫着することによって、隣り合うバッグ部(11,12,)又は(11,13)の間を節状に形成した倒位の略円筒状に形成されている。
右側バッグ部12と左側バッグ部13は展開時において、それぞれ後席乗員の右肩部、左肩部に対応する幅(少なくとも右肩部、左肩部の幅)を有し、図1、図4に示すように、共に側面視でドーナツ形状(円環形状)に形成されている。
右側バッグ部12を形成する右側シート120は、図7、図8に示すように、右側バッグ部12の外周面を形成する右側シート外周部120oと、右側バッグ部12の内周面を形成する右側シート内周部120iと、右側バッグ部12の右側面を形成する右側シート右側面部120rと、C環状の中央バッグ部11と車幅方向において対向しない部位に位置し、右側バッグ部12の左側面部を形成する右側シート左側面部120l(図4、図5参照)とで形成されている。
左側バッグ部13を形成する左側シート130は、左側バッグ部13の外周面を形成する左側シート外周部130oと、左側バッグ部13の内周面を形成する左側シート内周部130iと、左側バッグ部13の左側面を形成する左側シート左側面部130lと、C環状の中央バッグ部11と車幅方向において対向しない部位に位置し、左側バッグ部13の右側面部を形成する左側シート右側面部130r(図5参照)とで形成されている。
一方図1、図4〜図6に示すように、中央バッグ部11は展開時において、後席乗員の頭部および胸部に対応する幅を有し、後席乗員に向けて開口するように車幅方向に直交する断面視(図5中のA−A線断面視)でC型(C環形状)の中央バッグ本体部16と、窪み被覆布17とで形成されている。
中央バッグ部本体部16を形成する中央シート110は、図5、図6に示すように、中央バッグ部本体部16外周面を形成する中央シート外周部110oと、中央バッグ部本体部16の内周面を形成する中央シート内周部110iと、C環状の中央バッグ部本体部16の周方向の両端部のうち上側に位置する中央シート上側端面部110tuと、下側に位置する中央シート下側端面部110tdとで形成されている。
C環形状の中央バッグ本体部16の周方向における切欠き部分、すなわち、周方向における、後席乗員の特に胸部に対向する部位(胸部対応領域R)には、該部位を切欠き状に形成した切欠き状空洞部18を有している。切欠き状空洞部18は、貫通空洞部9と中央バッグ部11の後方との間を略前後方向(径方向)に連通する(図6参照)。
切欠き状空洞部18は、中央バッグ本体部16の外周面における胸部対応領域Rを、後席乗員から遠ざかるように前方に窪ませて形成されており(図6参照)、中央バッグ部本体部16の中央シート上側端面部110tu、中央シート下側端面部110td、右側シート左側面部120lおよび左側シート右側面部130rでもって形成されている(図5参照)。
C環形状の中央バッグ部本体部16の周方向の両端部(上側端部および下側端部)には、内部空間10Aのガスを排出するベントホール15が夫々設けられている。
具体的には図5、図6に示すように、ベントホール15は、C環形状の中央バッグ部本体部16の周方向の両端部のうち上側端部に位置する中央シート上側端面部110tuと、下側端部に位置する中央シート下側端面部110tdとの夫々に設けられている。
さらに、ベントホール15は、中央シート上側端面部110tuと中央シート下側端面部110tdとの夫々における、中央シート外周部110oと中央シート内周部110iとの径方向の中間位置にそれぞれ設けられている(図6参照)。
さらに上記の窪み被覆布17は、中央バッグ本体部16に設けた切欠き状空洞部18を後席乗員側から覆うように胸部対応領域Rに備えている。
図1、図5、図6に示すように、窪み被覆布17は、中央バッグ本体部16に、その外周面の一部を形成する矩形形状に備えており、窪み被覆布17の素材は、合成繊維等の化学繊維に限らず、例えば、植物繊維、動物繊維などを採用してもよい。
窪み被覆布17は、同図に示すようにその外縁を、エアバッグ10を形成する適宜のシート110,120,130における切欠き状空洞部18の周縁全体に沿って縫着部170で縫着している。
具体的には図1、図6に示すように、窪み被覆布17の上辺縁と中央シート110の切欠き状空洞部18の上辺対応縁とが車幅方向に沿って縫着部170aにて縫着され、同様に、窪み被覆布17の下辺縁と、中央シート110における切欠き状空洞部18の下辺対応縁、窪み被覆布17の右辺縁と、右側シート120における切欠き状空洞部18の右辺対応縁、並びに、窪み被覆布17の左辺縁と、左側シート130における切欠き状空洞部18の左辺対応縁とがそれぞれ縫着部170b,170c,170dにて縫着されている。
図6、図7に示すように、中央バッグ部11の前部かつ上部の位置には、車両前後方向に向けて開口する上記のガス流入口7が設けられている。当例では図6に示すように、ガス流入口は、中央バッグ本体部16の周方向において、一対のベントホール15,15の間(換言すると、中央シート上側端面部110tuと中央シート下側端面部110tdとの間)の略中間位置に設けられている。
また図7、図8に示すように、エアバッグ10の内部空間10Aにおける、互いに隣り合うバッグ部11,12,13の間、すなわち中央バッグ部11と右側バッグ部12との間および中央バッグ部11と左側バッグ部13との間には、隣り合うバッグ部11,12,13ごとに内部空間10Aを仕切る仕切り壁14(右側仕切り壁14R、左側仕切り壁14L)が配設されている。
仕切り壁14は、エアバッグ10が膨張時(展開時)に、該エアバッグ10自体をその内部空間10Aのガス圧に抗して、内側に貫通空洞部9を有する環状に保持する形状保持手段として内部空間10Aに備えたものである。
このような仕切り壁14によって、エアバッグ10の内部空間10Aは、バッグ部11,12,13ごとに仕切られた3つの分割空間11A,12A,13Aに区分けされている。
ただし、仕切り壁14には、隣り合うバッグ部11,12,13の各分割空間11A,12A,13Aを連通するように連通孔14aが形成されている(図6〜図8参照)。これにより、上述したように、エアバッグ10の内部空間10Aは、その幅方向全体に亘って連通しており、内部空間10A全体において、充填されたガスの移動を許容している。
当例では、図6に示すように、仕切り壁14は、エアバッグ10の内部空間10Aにおける、中央バッグ部11と外側バッグ部12,13との間に対応させて側面視(図5のA−A線断面視)でC環をしたシート状に形成されている。連通孔14aは、C環状の仕切り壁14を周方向に略等分するように6つ配設されており、いずれも仕切り壁14の外周縁と内周縁との径方向の中間位置を通る円周上に中心部を有する正円形状で形成され、図7、図8に示すように、仕切り壁14を厚み方向に貫通形成されている。
図7、図8に示すように、中央シート110と右側シート120との各対向縁間には、該仕切り壁14Rの外縁(外周縁および内周縁)が挟み込まれており、この状態で、縫合部140は、各シート110,120および仕切り壁14Rを各対向縁に沿って一体に縫い合わせている。
同様に、中央シート110と左側シート130との各対向縁間には、該仕切り壁14Lの外縁(外周縁および内周縁)が挟み込まれており、この状態で、縫合部140は、各シート110,130および仕切り壁14Lを各対向縁に沿って一体に縫い合わせている。
これにより、仕切り壁14R,14Lは、エアバッグ10の各シート110,120,130によって形成される内周面部と外周面部との夫々に連結するように内部空間10Aにおいて車幅方向に垂直に配設される。このような仕切り壁14R,14Lによって、膨張時にエアバッグ10を内側に貫通空洞部9を有する環状に規制(形状保持)している。
なお、仕切り壁14についても、当例ではバッグ部11,12,13を形成するシート110,120,130と同じ素材で形成されているが、別の素材で形成してもよい。また、バッグ部11,12,13を形成するシート110,120,130と、仕切り壁14との縫着形態は、上述した縫着形態に限らず、仕切り壁14によって内部空間10Aをバッグ部11,12,13ごとに仕切って分割する構成であれば特に限定しない。
続いて車両が衝撃を受けた時におけるエアバッグ装置1の作用について説明する。
上記のインフレータ2は、車両の衝撃を検知するとガスを発生し、ガス供給管6を介してガス流入口7からエアバッグ10内にガスを供給する。エアバッグ10は供給されたガスにより、折り畳み形状から膨張して布製のカバー5(図2参照)を押し開いて後方へ展開する。
ここで、ガス流入口7は中央バッグ部11に設けられているため、ガス流入口7から中央バッグ部11の分割空間11Aに供給された高圧ガスは、仕切り壁14R,14Lの連通孔14aを通じて、該中央バッグ部11の両サイドに位置する外側バッグ部12,13の分割空間12A,13Aへと供給され、中央バッグ部11の分割空間11Aだけでなく側面視で円環状に形成された外側バッグ部12,13の分割空間12A,13A全体に行き渡る(図7、図8中の破線矢印参照)。
これにより、エアバッグ10は、展開時に、高圧ガスによって後方へ展開するとともに、中央バッグ部11から外側バッグ部12,13の順に両サイドへ展開する。
そして、中央バッグ部11によって後席乗員の頭部および胸部を受け止めるとともに、外側バッグ部12,13によって後席乗員の両肩部を受け止めることができる。
また、ベントホール15は、C環形状の中央バッグ部本体部16の周方向の両端部、すなわち中央シート上側端面部110tuと中央シート下側端面部110tdとの夫々に設けられている。
このため、C環形状の中央バッグ部本体部16の周方向の略中間位置に設けられたガス流入口7から流入されたガスは、中央シート上側端面部110tuと中央シート下側端面部110tdまでスムーズに且つ一方に片寄ることなくバランスよく行き渡り、これら端面部110tu,110tdに設けた各ベントホール15から抜けていく(図6中の破線矢印参照)。
図9(a)、(b)は、前席が後席乗員に対して通常位置にある場合における本実施形態のエアバック装置の作用説明図を示し、図9(a)は後席乗員がエアバッグに当接前の状態を示し、図9(b)は当接した状態を示す。図10は、前席が後席乗員に極端に近い時に近接位置にある場合における本実施形態のエアバック装置の作用説明図を示し、図11は、エアバッグに当接した後席乗員に加わる荷重とエアバッグの変位との関係を示す本実施形態のエアバック装置の特性図を示す。
図9(a)に示すように、前席100Fが、後席乗員との前後方向の間隔が十分確保されている通常位置にある時にエアバッグ10が後方へ展開した場合には、図11のグラフに示す特性に従ってエアバッグ10は後席乗員が受ける衝撃を吸収しながら後席乗員を受け止めることができる。
すなわち、展開したエアバッグ10が後席乗員に当接した際には、図9(b)に示すように、貫通空洞部9が潰れることによりエアバッグ10が圧縮する第1圧縮領域(図11中のAzone参照)と、貫通空洞部9が潰れきった後(すなわち、エアバッグ10が図10に示すような形状になった後)、内部空間10Aの収縮によりエアバッグ10自体が圧縮する第2圧縮領域(図11中のBzone参照)との2段階の圧縮領域によって、エアバッグ10は後席乗員が受ける衝撃を吸収しながら後席乗員を受け止めることができる。
一方、前席100Fが後席乗員に極端に近い近接位置にある時に車両衝突があった場合には、衝突時の慣性によって後席乗員が前方へ突き動かされる前、或いはそれと略同時に、該後席乗員が後方へ展開したエアバッグ10に当接するが、その際には図10に示すように、貫通空洞部9が即時に潰れることで後席乗員が受ける衝撃を吸収しながら後席乗員を受け止めることができる。
このように、前席100Fが、後席乗員との前後方向の間隔が通常位置よりも近接位置にある時にエアバッグ10が後方へ展開した場合には、第1圧縮領域(図11中のAzone参照)の時間(ストローク)が短くなるものの、この場合においても図11のグラフに示すような2段階の圧縮領域によって後席乗員が受ける衝撃を吸収しながら後席乗員を受け止めることができる。
すなわち、本実施形態のエアバッグ10は、前席100Fと後席乗員との前後方向の間隔に関わらず、乗員保護性能を維持しつつも後席乗員へ向けて展開する該エアバッグ10の展開圧による後席乗員へ加わる衝撃(攻撃性)を低減できる。
そして図1、図4、図6に示すように、中央バッグ部11には、切欠き状空洞部18を設け、該切欠き状空洞部18を後席乗員側から覆う窪み被覆布17を設けたため、エアバッグ10の展開時には、後席乗員の胸部においては中央バッグ部11の窪み被覆布17が当接することになり、高圧ガスによって膨張したエアバッグ10(中央バッグ本体部16)が後席乗員の胸部に直接当接することを回避できる。
さらに、上記の窪み被覆布17は、切欠き状空洞部18を後席乗員側から覆うように胸部対応領域Rに備えているとともに、切欠き状空洞部18は、貫通空洞部9に連通されている。このため、エアバッグ10の内部空間10の高圧ガスは、ベントホール15を通じて切欠き状空洞部18に向けて排出されるが、その高圧ガスは、後席乗員に向かうことを窪み被覆布17によって阻止されつつ、貫通空洞部9を通じて車幅方向両外側へと排出される(図6中の破線矢印および図9中の太矢印参照)。
本実施の形態に係るエアバッグ装置1は、席100Fと後席100Rとの相対位置が変更可能に前後方向に少なくとも2列のシート100F,100Rを有する車両において、少なくとも前席100Fのシートバック100bの背面に設けられるエアバッグ装置であって、車両側面視で内側に、車幅方向に貫通する貫通空洞部9を有する環状に後方へ展開するエアバッグ10を備え、エアバッグ10は、その車幅方向に3つのバッグ部11,12,13が車幅方向に並設された構成とし、これら複数のバッグ部11,12,13のうち車幅方向において最も外側に位置しない中央バッグ部11(幅方向内側バッグ部)が、後席乗員に向かって開いた車両側面視C型であり、中央バッグ部11には、後席乗員から遠ざかるように窪み、貫通空洞部9へと連通する切欠き状空洞部18(連通空洞部)を有しており、中央バッグ部11の上部に、インフレータ2からのガスを流入させるガス流入口7が設けられるとともに、該中央バッグ部11の周方向の端部に、切欠き状空洞部18に向けてガスを排出するベントホール15が設けられ、中央バッグ部11には、切欠き状空洞部18を後席乗員側から覆う窪み被覆布17(窪み被覆部材)が設けられたものである(図1、図4〜図7参照)。
上記構成によれば、展開時にベントホール15が確実に機能するとともに、エアバッグ10内のガスをベントホール15から後席乗員に向けてではなく安全に排出することができる。
詳述すると、中央バッグ部11の周方向の端部(上側端面部110tuおよび下側端面部110td)に、ベントホール15を設けたため、エアバッグ10の内部空間10Aにおいて、中央バッグ部11の上部に設けたガス流入口7から流入されたガスは、エアバッグ10内部において中央バッグ部11の周方向に沿ってその端部に至る途中で抜けてしまうことがなく該端部まで素早く行き渡らせることができる。そして、そのまま該周方向の端部に設けられたベントホール15から排出されるため、エアバッグ10においてガスの内部への充填と、排出をスムースに行える。
しかもベントホール15は、エアバッグ10の内周面、すなわち貫通空洞部9に臨ませて形成せずに、中央バッグ部11の周方向の端部(上側端面部110tuおよび下側端面部110td)に形成しているため、エアバッグ10展開時に貫通空洞部9が潰れてもベントホール15のガスの排出機能を確保することができる。
また、ベントホール15から切欠き状空洞部18に向けて排出されるガスは、窪み被覆布17により後席乗員方向ではなく貫通空洞部9へと流れ、さらに貫通空洞部9によって車幅方向外側に導かれるので、後席乗員にガスが触れることがない。
従って、展開時にベントホール15が確実に機能するとともに、エアバッグ10内のガスをベントホール15から後席乗員に向けてではなく安全に排出することができる。
この発明の態様として、ベントホール15は、エアバッグ10展開時において車両側面視で中央バッグ部11の径方向の内周(中央シート内周部110i)と外周(中央シート外周部110o)の間(当例では略中間位置)に設けられたものである(図6参照)。
上記構成によれば、ベントホール15を、エアバッグ10展開時において車両側面視で幅方向内側バッグ部の内周寄り或いは外周寄りに設けた場合と比較して、エアバッグ10展開時に中央バッグ部11が後席乗員に当接することにより貫通空洞部9が潰れた際に、中央バッグ部11を形成する中央シート110や窪み被覆布17によってベントホール15が塞がれ難くなるため、ベントホール15からガスをスムースに排出することができる。
またこの発明の態様として、ベントホール15は、中央バッグ部11の周方向の両端部(上側端面部110tuおよび下側端面部110td)に一対設けられ(図1、図5、図6、図8参照)、ガス流入口7は、中央バッグ部11の周方向において、一対のベントホール15,15を結ぶ間の中間位置に設けられたものである(図6参照)。
上記構成によれば、一対のベントホール15,15は、中央バッグ部11の周方向においてガス流入口7からの距離が略同じになるため、ガス流入口7から一対のベントホール15,15の夫々に達するまでのガスの流量やガスが流れる時間の偏りを一対のベントホール15,15相互間で低減できるため、一対のベントホール15,15の夫々からガスを効率よく排出することができる。
またこの発明の態様として、窪み被覆布17の外縁全体をエアバッグ10における貫通空洞部9の周縁全体に亘って縫着する縫着部170が形成されたものである(図1参照)。
上記構成によれば、ベントホール15から排出されたガスが窪み被覆布17とエアバッグ10における切欠き状空洞部18の周縁との隙間から後席乗員の方向へ流れることを防いで、後席乗員にガスが触れることを確実に防ぐことができる。
この発明は、上述の実施例の構成のみに限定されるものではなく様々な実施形態で形成することができる。
例えば、上述した仕切り壁14や窪み被覆布17を110,120,130に接合するにあたり、上述した縫合に限らず、接着、溶着等によりシートに取り付けてもよい。
また、本発明のエアバッグは、上述したエアバッグ10のように、1つの中央バッグ部11と、該中央バッグ部11の左右両側に同数ずつ配設した外側バッグ部12,13とを備えた構成であれば、3個に限らず、5個以上の奇数個のバッグ部を備えた構成とすることができる。
また言うまでもなく、本発明のエアバッグ装置は、車幅方向に並設された運転席と助手席との双方の前席100Fのシートバック100bの背面に設けるに限らず、左右一対のうち一方の前席100Fのシートバック100bの背面に設けることができる。また、前後方向に3列以上のシートを有する車両においては、エアバッグ装置1を最前列のシートのシートバック100bの背面に設けるに限らず、最後列より前列のシートのシートバック100bの背面に設けることができる。
さらにまた、本実施形態では、前席100Fを後席100Rに対して前後方向の相対位置が変位可能に構成したが、この構成に限らず、前席100Fと後席100Rとのうち少なくとも一方を前後方向にスライド可能に構成した構成を採用することにより、前席100Fと後席100Rとが前後方向に相対変位可能に構成してもよい。
1…エアバッグ装置
2…インフレータ
7…ガス流入口
9…貫通空洞部
10…エアバッグ
11,12,13…バッグ部
11…中央バッグ部(幅方向内側バッグ部)
15…ベントホール
17…窪み被覆布(窪み被覆部材)
170…縫着部
18…切欠き状空洞部(連通空洞部)
100…シート
100F…前席
100R…後席
100b…シートバック

Claims (4)

  1. 前席と後席との相対位置が変更可能に前後方向に少なくとも2列のシートを有する車両において、少なくとも前記前席のシートバック背面に設けられるエアバッグ装置であって、
    車両側面視で内側に、車幅方向に貫通する貫通空洞部を有する環状に後方へ展開するエアバッグを備え、
    前記エアバッグは、その車幅方向に3つ以上のバッグ部が車幅方向に並設された構成とし、
    これら複数のバッグ部のうち車幅方向において最も外側に位置しない幅方向内側バッグ部が、後席乗員に向かって開いた車両側面視C型であり、
    前記幅方向内側バッグ部には、後席乗員から遠ざかるように窪み、前記貫通空洞部へと連通する連通空洞部を有しており、
    前記幅方向内側バッグ部の上部に、インフレータからのガスを流入させるガス流入口が設けられるとともに、該幅方向内側バッグ部の周方向の端部に、前記連通空洞部に向けてガスを排出するベントホールが設けられ、
    前記幅方向内側バッグ部には、前記連通空洞部を後席乗員側から覆う窪み被覆部材が設けられた
    エアバッグ装置。
  2. 前記ベントホールは、エアバッグ展開時において車両側面視で前記幅方向内側バッグ部の径方向の内周と外周の間に設けられた
    請求項1に記載のエアバッグ装置。
  3. 前記ベントホールは、前記幅方向内側バッグ部の周方向の両端部に一対設けられ、
    前記ガス流入口は、前記幅方向内側バッグ部の周方向において、前記一対のベントホール間の中間位置に設けられた
    請求項1又は2に記載のエアバッグ装置。
  4. 前記窪み被覆部材の外縁全体を前記エアバッグにおける前記貫通空洞部の周縁全体に亘って縫着する縫着部が形成された
    請求項1乃至3のいずれか1項に記載の車両のルーフ構造。
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