JP2018148680A - 電圧印加制御装置 - Google Patents

電圧印加制御装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2018148680A
JP2018148680A JP2017041153A JP2017041153A JP2018148680A JP 2018148680 A JP2018148680 A JP 2018148680A JP 2017041153 A JP2017041153 A JP 2017041153A JP 2017041153 A JP2017041153 A JP 2017041153A JP 2018148680 A JP2018148680 A JP 2018148680A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
relay
voltage
vehicle
voltage battery
control unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2017041153A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6924044B2 (ja
Inventor
隆資 三宅
Takashi Miyake
隆資 三宅
克友 笹倉
Katsutomo Sasakura
克友 笹倉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Ten Ltd
Original Assignee
Denso Ten Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Ten Ltd filed Critical Denso Ten Ltd
Priority to JP2017041153A priority Critical patent/JP6924044B2/ja
Publication of JP2018148680A publication Critical patent/JP2018148680A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6924044B2 publication Critical patent/JP6924044B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/60Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
    • Y02T10/70Energy storage systems for electromobility, e.g. batteries
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/60Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
    • Y02T10/7072Electromobility specific charging systems or methods for batteries, ultracapacitors, supercapacitors or double-layer capacitors
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/60Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
    • Y02T10/72Electric energy management in electromobility
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T90/00Enabling technologies or technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02T90/10Technologies relating to charging of electric vehicles
    • Y02T90/14Plug-in electric vehicles

Abstract

【課題】無駄な電力消費を防止すること。【解決手段】電圧印加制御装置2は、リレー101と、リレー102と、制御部112とを有する。リレー102は、高圧バッテリ4と昇圧コンバータ103との間、かつ、DCDCコンバータ105と昇圧コンバータ103との間に設けられる。リレー101は、高圧バッテリ4とリレー102との間に設けられる。制御部112は、車両電源システム1が搭載される車両が非走行モードで起動されるときに、リレー101を閉成する一方でリレー102を開放することにより、高圧バッテリ4から出力される電力の電圧を、DCDCコンバータ105に印加させる一方で、昇圧コンバータ103に印加させない。【選択図】図1

Description

本発明は、電圧印加制御装置に関する。
近年、EV(Electric Vehicle)及びPHV(Plug-in Hybrid Vehicle)等の充電可能な自動車(以下では「充電可能車」と呼ぶことがある)が数多く開発されている。充電可能車にはモータと定格電圧が200V程度の高圧バッテリとが搭載され、充電可能車は、この高圧バッテリに充電された電力によってモータが駆動されることによりモータによる走行が可能となる。また、充電可能車に搭載された高圧バッテリは、DC充電及びAC充電の双方、または、DC充電だけが可能である。
また、充電可能車には、通常、補機を駆動するための定格電圧が12V程度の低圧バッテリと、高圧バッテリから供給される電力の電圧(例えば200V)を低圧バッテリの定格電圧(例えば12V)へ降圧するDCDCコンバータが搭載されている。さらに、充電可能車には、高圧バッテリから供給される電力の電圧(例えば200V)をモータの定格電圧(例えば500V)へ昇圧する昇圧コンバータが搭載されている。
特開2013−085335号公報
従来、充電可能車では、高圧バッテリのDC充電時に、高圧バッテリが充電されるとともに、高圧バッテリからDCDCコンバータに電力が供給されて低圧バッテリの充電も行われるように設計されている。
昇圧コンバータは、通常、DCDCコンバータと共にPCU(Power Control Unit)に含まれている。よって、高圧バッテリのDC充電が行われるときには、高圧バッテリからDCDCコンバータへ電力が供給されるのと同時に、高圧バッテリから昇圧コンバータへも電力が供給されてしまうので、昇圧コンバータにおいて無駄な電力が消費されてしまう。
開示の技術は、上記に鑑みてなされたものであって、無駄な電力消費を防止することを目的とする。
開示の態様では、電圧印加制御装置は、モータと、高圧バッテリと、低圧バッテリと、前記高圧バッテリから出力される電力の第一電圧を前記モータを駆動するために昇圧する昇圧コンバータと、前記第一電圧を前記低圧バッテリ用に降圧するDCDCコンバータとを具備する車両に搭載される。前記電圧印加制御装置は、第一開閉器と、第二開閉器と、制御部とを有する。前記第一開閉器は、前記高圧バッテリと前記昇圧コンバータとの間、かつ、前記DCDCコンバータと前記昇圧コンバータとの間に設けられる。前記第二開閉器は、前記高圧バッテリと前記第一開閉器との間に設けられる。前記制御部は、前記車両が非走行モードで起動されるときに、前記第二開閉器を閉成する一方で前記第一開閉器を開放することにより、前記DCDCコンバータに前記第一電圧を印加させる一方で、前記昇圧コンバータに前記第一電圧を印加させない。
開示の態様によれば、無駄な電力消費を防止することができる。
図1は、実施例1の車両電源システムの構成例を示す図である。 図2は、実施例2の電圧印加制御装置の処理の一例の説明に供するフローチャートである。 図3は、実施例3の電圧印加制御装置の処理の一例の説明に供するフローチャートである。 図4は、実施例4の電圧印加制御装置の処理の一例の説明に供するフローチャートである。
以下に、本願の開示する電圧印加制御装置の実施例を図面に基づいて説明する。なお、この実施例により本願の開示する電圧印加制御装置が限定されるものではない。また、以下の実施例において同一の構成、及び、同一の処理を行うステップには同一の符号を付す。
[実施例1]
<車両電源システムの構成>
図1は、実施例1の車両電源システムの構成例を示す図である。図1において、車両電源システム1は、電圧印加制御装置2と、PCU3と、高圧バッテリ4と、低圧バッテリ7と、充電インレット107(例えばDC充電用)とを有する。PCU3にはモータ6が接続される。車両電源システム1及びモータ6は、EVやPHV等の車両に搭載される。
高圧バッテリ4の定格電圧は例えば200Vであり、低圧バッテリ7の定格電圧は例えば12Vであり、モータ6の定格電圧は例えば500Vである。つまり、低圧バッテリ7の定格電圧は、高圧バッテリ4の定格電圧より低い。
電圧印加制御装置2は、リレー101−1,101−2と、リレー102と、リレー106−1,106−2と、制御部112とを有する。リレー101−1,101−2、リレー102、及び、リレー106−1,106−2は、「開閉器」の一例である。制御部112は、例えば、プロセッサとメモリとを有するECU(Electronic Control Unit)によって実現される。プロセッサの一例として、CPU(Central Processing Unit),DSP(Digital Signal Processor),FPGA(Field Programmable Gate Array)等が挙げられる。メモリの一例として、SDRAM(Synchronous Dynamic Random Access Memory)等のRAM(Random Access Memory),ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ等が挙げられる。以下では、リレー101−1,101−2を区別しない場合にはリレー101と総称し、リレー106−1,106−2を区別しない場合にはリレー106と総称することがある。
PCU3は、平滑コンデンサ115と、昇圧コンバータ103と、インバータ104と、DCDCコンバータ105とを有する。
リレー101及びリレー102が閉成されているとき、平滑コンデンサ115は高圧バッテリ4から出力される電圧を平滑化し、昇圧コンバータ103は、高圧バッテリ4から出力される電力の電圧(例えば200V)をモータ6の定格電圧(例えば500V)へ昇圧し、昇圧後の電力をインバータ104へ出力する。
インバータ104は、昇圧コンバータ103での昇圧後の電力を直流から交流に変換し、変換後の交流の電力をモータ6へ供給する。
モータ6は、インバータ104での変換後の交流の電力によって駆動される。
また、リレー101が閉成されているとき、DCDCコンバータ105は、高圧バッテリ4から出力される電力の電圧(例えば200V)を低圧バッテリ7の定格電圧(例えば12V)へ降圧し、降圧後の電力を低圧バッテリ7へ出力する。これにより、低圧バッテリ7が充電される。
<車両電源システムの動作>
以下、車両電源システム1の動作例について、DC充電時の動作例について説明する。車両電源システム1が搭載される車両は、モータ6を駆動させる「走行モード」、または、モータ6を駆動させない「非走行モード」の何れかで起動される。DC充電が行われる際には、車両電源システム1が搭載される車両は「非走行モード」で起動される。つまり、以下のDC充電時の動作例は、車両電源システム1が搭載される車両が「非走行モード」で起動される場合の動作例である。なお、DC充電時の動作例において、起動前の初期状態において、リレー101及びリレー106は開放されている一方で、リレー102は閉成されている。すなわち、リレー101及びリレー106は常開型リレーであり、リレー102は常閉型リレーである。
なお、リレー102は常開型リレーであっても良い。リレー102が常開型リレーである場合は、車両電源システム1が搭載される車両の起動前の初期状態において、リレー102も開放されている。
<DC充電時の動作例>
充電インレット107にDC充電コネクタが接続されると、充電インレット107から制御部112へDC充電コネクタ接続検出信号が入力される。このDC充電コネクタ接続検出信号に応じて、制御部112は、リレー101及びリレー106を開放状態から閉成状態にする一方で、リレー102を閉成状態から開放状態にする。
リレー101及びリレー106が閉成されることで、充電インレット107を介して供給される電圧200Vの電力は、リレー106及びリレー101を通って高圧バッテリ4に充電される。
一方で、リレー102は開放されたため、高圧バッテリ4から出力された電力は、DCDCコンバータ105には供給されるが、昇圧コンバータ103には供給されない。
つまり、DC充電時には、高圧バッテリ4から出力される電力の電圧は、DCDCコンバータ105に印加される一方で、昇圧コンバータ103には印加されない。
以上、DC充電時の動作例について説明した。
以上のように、実施例1では、車両電源システム1に含まれる電圧印加制御装置2はEVやPHV等の車両に搭載される。この車両は、また、モータ6と、第一定格電圧(例えば200V)を有する高圧バッテリ4と、第二定格電圧(例えば12V)を有する低圧バッテリ7と、昇圧コンバータ103と、DCDCコンバータ105とを搭載する。昇圧コンバータ103は、高圧バッテリ4から出力される電力の電圧をモータ6の第三定格電圧(例えば500V)へ昇圧する。DCDCコンバータ105は、高圧バッテリ4から出力される電力の電圧を低圧バッテリ7の第二定格電圧へ降圧する。
また、電圧印加制御装置2は、リレー101と、リレー102と、制御部112とを有する。
また、リレー102は、図1に示すように、高圧バッテリ4と昇圧コンバータ103との間、かつ、DCDCコンバータ105と昇圧コンバータ103との間に設けられる。リレー101は、図1に示すように、高圧バッテリ4とリレー102との間に設けられる。なお、リレー102は、図1では正極側の経路に設けられているが、正極側の経路に代えて、負極側の経路に設けられても良い。リレー102を、正極側及び負極側の双方の経路にではなく、正極側または負極側の何れか一方の経路にだけ設けることにより、電圧印加制御装置2の製造コストを抑えることができる。
そして、制御部112は、非走行モードで車両が起動されるときに、リレー101を閉成する一方でリレー102を開放する。これにより、車両が非走行モードで起動されるときに、高圧バッテリ4から出力される電力の電圧は、DCDCコンバータ105に印加される一方で、昇圧コンバータ103には印加されない。
こうすることで、非走行モードで車両が起動されるときに、昇圧コンバータ103の前段に設けられる平滑コンデンサ115に電荷が溜まらないため、無駄な電力消費を防止することができる。また、非走行モードで車両が起動されるときに平滑コンデンサ115に電荷が溜まらないため、非走行モードの終了時に従来行われていた、MG放電による電荷抜き、すなわちモータ6を駆動することで平滑コンデンサ115等に溜まっている電荷を抜く作業が不要となる。また、非走行モードで車両が起動されるときに、高圧バッテリ4から出力される電力の電圧が、DCDCコンバータ105に印加される一方で、昇圧コンバータ103には印加されないため、昇圧コンバータ103における無駄な電力消費を防止しつつ、DCDCコンバータ105を用いて低圧バッテリ7を充電することが可能となる。よって、低圧バッテリ7の充電効率が低下することが許容されるのであれば、車両電源システム1は、低圧バッテリ7の充電用に、図示しない新たなDCDCコンバータを備えなくても良い。車両電源システム1がこの新たなDCDCコンバータを備えないことにより、車重が軽くなるため、車両の燃費が向上する可能性がある。
[実施例2]
実施例2は、車両電源システム1が搭載される車両が「走行モード」で起動される場合の実施例である。図2は、実施例2の電圧印加制御装置の処理の一例の説明に供するフローチャートである。
車両のイグニッションスイッチがオンになると、車両が「走行モード」で起動される。車両が「走行モード」で起動されると、まず、第一時点の処理ステップであるステップS11では、制御部112は、リレー102へ閉成要求を出力して、リレー102の閉成状態を維持する。
次いで、第一時点より後の第二時点の処理ステップであるステップS13では、制御部112は、リレー101へ閉成要求を出力して、リレー101を開放状態から閉成状態にさせる。
リレー102及びリレー101が閉成されることにより、高圧バッテリ4から出力された電力が平滑コンデンサ115にチャージされ、昇圧コンバータ103及びインバータ104を介してモータ6へ供給されるため、モータ6が駆動されて車両の走行が可能になる。
以上のように、実施例2では、制御部112は、車両電源システム1が搭載される車両が走行モードで起動されるときに、第一時点でリレー102を閉成し、第一時点より後の第二時点でリレー101を閉成する。
こうすることで、リレー101が正極側の経路と負極側の経路との双方に設けられているのに対し、リレー102が正極側または負極側の何れか一方の経路にしか設けられていないことに起因して発生する可能性がある、高電圧によるリレー102の溶着を防止することができる。この効果は、リレー102が常開型リレーである場合に顕著である。
[実施例3]
実施例3は、車両電源システム1が搭載される車両のイグニッションスイッチがオフになったときに終了シーケンスが実行される場合の実施例である。図3は、実施例3の電圧印加制御装置の処理の一例の説明に供するフローチャートである。このフローチャートは、イグニッションスイッチがオンからオフになったことが検出されたときに開始される。
図3において、ステップS21では、制御部112は、PCU3へ動作停止要求を出力してPCU3の動作を停止させる。このとき、リレー101は閉成状態にある。
次いで、ステップS25では、制御部112は、リレー102へ開放要求を出力する。リレー102が閉成状態で固着していなければ(つまり、リレー102が正常であれば)、制御部112からの開放要求に従って、リレー102は閉成状態から開放状態になる。一方で、リレー102が閉成状態で固着していれば(つまり、リレー102が異常であれば)、リレー102が制御部112から開放要求を受けても、リレー102の閉成状態が維持される。
次いで、ステップS27では、制御部112は、モータ6を駆動してモータ6にMG放電を行わせる。すなわち、制御部112は、モータ6の駆動により平滑コンデンサ115をディスチャージさせる。
次いで、ステップS29では、制御部112は、モータ6の駆動に伴って平滑コンデンサ115の電圧が低下したか否かを電圧センサ(図示省略)を用いて判断する。ステップS25で制御部112からリレー102へ出力された開放要求に応じてリレー102が開放されれば、高圧バッテリ4の電圧は平滑コンデンサ115に印加されないので、モータ6の駆動に伴って平滑コンデンサ115の電圧はモータ6の駆動前より低下する。一方で、ステップS25で制御部112からリレー102へ開放要求が出力されてもリレー102が開放されなければ、高圧バッテリ4の電圧が平滑コンデンサ115に印加され続けるので、モータ6が駆動されても、平滑コンデンサ115の電圧はモータ6の駆動前と同一になる。
そこで、ステップS29において制御部112が平滑コンデンサ115の電圧が低下したと判断したときは(ステップS29:Yes)、制御部112は、リレー102が正常であると判断する(ステップS31)。
一方で、ステップ29において制御部112が平滑コンデンサ115の電圧が低下しないと判断したときは(ステップS29:No)、制御部112は、リレー102が異常である(つまり、リレー102が閉成固着している)と判断する(ステップS33)。
次いで、ステップS35では、制御部112は、モータ6を再度所定時間駆動し、平滑コンデンサ115の電荷を完全に放電させる。すなわち、ステップS27でのモータの駆動はMG放電用兼故障診断用である一方で、ステップS34でのモータの駆動はMG放電用である。なお、ステップS27でモータ6を駆動する時間が平滑コンデンサ115の電荷を完全に放電させるのに十分な時間であれば、ステップS35の処理は省いても良い。
次いで、ステップS37では、制御部112はリレー101へ開放要求を出力する。ステップS37での処理により、イグニッションスイッチがオフになったときに実行される終了シーケンスは終了する。
以上のように、実施例3では、制御部112は、リレー102に対して開放要求を出力し、リレー102への開放要求の出力後にモータ6を駆動させる。そして、制御部112は、モータ6の駆動後に平滑コンデンサ115の電圧が低下したか否かに基づいて、リレー102が正常か異常かを判断する。
こうすることで、リレー102が正常であるか否かを正確に判断することができる。しかも、平滑コンデンサ115をディスチャージさせる終了シーケンスにおいてリレー102の異常診断を行うことができるため、終了シーケンスをリレー102の異常診断に兼用することができる。よって、異常診断用に平滑コンデンサ115を別途チャージしたりディスチャージする必要がないため、処理も簡略化できる。
なお、リレー102に閉成固着が発生した場合でも、高圧バッテリ4から出力された電力をPCU3へ供給することは可能であるため、車両は、通常通り、モータ6を用いた走行が可能である。
[実施例4]
図4は、実施例4の電圧印加制御装置の処理の一例の説明に供するフローチャートである。図4に示すフローチャートは、走行モードにおいて定期的に実行される。よって、図4に示すフローチャートが開始される時点では、リレー101及びリレー102は閉成されている。
ステップS41では、制御部112は、車両電源システム1に漏電が発生したか否かを監視する。車両には公知の漏電検知装置(図示省略)が搭載されており、制御部112はこの漏電検知装置から漏電が発生したか否かの情報を入手し、入手したこの情報に基づいて車両電源システム1に漏電が発生したか否かを判断する。車両電源システム1に漏電が発生していないときは(ステップS41:No)、制御部112は、漏電の発生の監視を続ける(ステップS41)。
車両電源システム1に漏電が発生したときは(ステップS41:Yes)、ステップS43において、制御部112は、リレー102へ開放要求を出力して、リレー102を閉成状態から開放状態にさせる。
次いで、ステップS45では、制御部112は、リレー102を開放した結果、車両電源システム1の漏電が継続しているか否かを判断する。
そして、リレー102を開放しても車両電源システム1の漏電が継続しているときは(ステップS45:Yes)、制御部112は、漏電の発生箇所がリレー102よりも高圧バッテリ4側に存在すると判断する(ステップS47)。ステップS47では、制御部112は、漏電の発生箇所が、例えば、高圧バッテリ4に存在すると判断する。
一方で、リレー102を開放した結果、車両電源システム1の漏電が止んだときは(ステップS45:No)、制御部112は、漏電の発生箇所がリレー102よりもモータ6側に存在すると判断する(ステップS49)。ステップS49では、制御部112は、漏電の発生箇所が、例えば、PCU3またはモータ6に存在すると判断する。
以上のように、実施例4では、制御部112は、漏電が発生したときに、リレー102を開放する。そして、制御部112は、リレー102の開放後も漏電が継続しているか否かに基づいて、漏電の発生箇所を特定する。
こうすることで、漏電の発生箇所を正確に特定することができる。
[実施例5]
リレー102に開放固着が発生した場合の対策として、電圧印加制御装置2は、外的要因で強制的にリレー102を閉成させる機構を有しても良い。これにより、リレー102に開放固着が発生した場合でも、外的要因で強制的にリレー102を閉成させることにより、車両は、モータ6による走行が可能となる。
また、車両がPHVの場合には、車両は、モータ6の他にエンジンを搭載している。このため、リレー102に開放固着が発生した場合でも一時的にリレー102を閉成できれば、モータ6を用いてエンジンをクランキングすることが可能になるため、車両は、エンジンによる走行が可能となる。
[他の実施例]
[1]実施例3(図3)以外にも、リレー102の閉成固着異常の診断を、車両が走行モードで起動した時点でも実施できる。
例えば、車両が走行モードで起動したときに、制御部112は、リレー101へ閉成要求を出力し、リレー102へ開放要求を出力する。このとき、リレー102が正常であればリレー102の開放により平滑コンデンサ115は充電されない一方で、リレー102に閉成固着異常が生じていれば平滑コンデンサ115は充電される。そこで、制御部112は、リレー102へ開放要求を出力した後に、平滑コンデンサ115の充電に要する所定時間経過後の平滑コンデンサ115の電圧を検出する。そして、制御部112は、検出した電圧が所定電圧以上であればリレー102に閉成固着異常が発生していると判断する一方で、検出した電圧が所定電圧未満であればリレー102が正常であると判断する。
こうすることで、リレー102の閉成固着異常を車両の運転開始時に検出することができる。
[2]リレー102に開放固着が発生したか否かの診断を、車両が走行モードで起動したときに実施できる。
例えば、車両が走行モードで起動したとき、制御部112は、リレー101及びリレー102へ閉成要求を出力する。このとき、リレー102が正常であれば平滑コンデンサ115は充電される一方で、リレー102に開放固着異常が生じていれば平滑コンデンサ115は充電されない。そこで、制御部112は、リレー101及びリレー102へ閉成要求を出力した後に、平滑コンデンサ115の充電に要する所定時間経過後の平滑コンデンサ115の電圧を検出する。そして、制御部112は、検出した電圧が所定電圧以上であればリレー102が正常であると判断する一方で、検出した電圧が所定電圧未満であればリレー102に開放固着異常が発生していると判断する。
こうすることで、リレー102の開放固着異常を車両の運転開始時に検出することができる。
1 車両電源システム
2 電圧印加制御装置
3 PCU
4 高圧バッテリ
6 モータ
7 低圧バッテリ
101,102,106 リレー
103 昇圧コンバータ
104 インバータ
105 DCDCコンバータ
107 充電インレット
112 制御部
115 平滑コンデンサ

Claims (4)

  1. モータと、高圧バッテリと、低圧バッテリと、前記高圧バッテリから出力される電力の第一電圧を前記モータを駆動するために昇圧する昇圧コンバータと、前記第一電圧を前記低圧バッテリ用に降圧するDCDCコンバータとを具備する車両に搭載される電圧印加制御装置であって、
    前記高圧バッテリと前記昇圧コンバータとの間、かつ、前記DCDCコンバータと前記昇圧コンバータとの間に設けられた第一開閉器と、
    前記高圧バッテリと前記第一開閉器との間に設けられた第二開閉器と、
    前記車両が非走行モードで起動されるときに、前記第二開閉器を閉成する一方で前記第一開閉器を開放することにより、前記DCDCコンバータに前記第一電圧を印加させる一方で、前記昇圧コンバータに前記第一電圧を印加させない制御部と、
    を具備する電圧印加制御装置。
  2. 前記制御部は、前記車両が走行モードで起動されるときに、第一時点で前記第一開閉器を閉成し、第一時点より後の第二時点で前記第二開閉器を閉成する、
    請求項1に記載の電圧印加制御装置。
  3. 前記制御部は、
    前記第一開閉器に対して開放要求を出力し、
    前記開放要求の出力後に前記モータを駆動させ、
    前記モータの駆動後に前記昇圧コンバータの前段に設けられる平滑コンデンサの電圧が低下したか否かに基づいて、前記第一開閉器が正常か異常かを判断する、
    請求項1に記載の電圧印加制御装置。
  4. 前記制御部は、
    漏電が発生したときに、前記第一開閉器を開放し、
    前記第一開閉器の開放後も前記漏電が継続しているか否かに基づいて、前記漏電の発生箇所を特定する、
    請求項1に記載の電圧印加制御装置。
JP2017041153A 2017-03-03 2017-03-03 電圧印加制御装置 Active JP6924044B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017041153A JP6924044B2 (ja) 2017-03-03 2017-03-03 電圧印加制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017041153A JP6924044B2 (ja) 2017-03-03 2017-03-03 電圧印加制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018148680A true JP2018148680A (ja) 2018-09-20
JP6924044B2 JP6924044B2 (ja) 2021-08-25

Family

ID=63592504

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017041153A Active JP6924044B2 (ja) 2017-03-03 2017-03-03 電圧印加制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6924044B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019180153A (ja) * 2018-03-30 2019-10-17 スズキ株式会社 車両用電源装置
JP2019180157A (ja) * 2018-03-30 2019-10-17 スズキ株式会社 車両用電源装置
JP2020127342A (ja) * 2019-02-06 2020-08-20 トヨタ自動車株式会社 車両および溶着診断方法
JP2020137186A (ja) * 2019-02-14 2020-08-31 株式会社デンソーテン 充電制御装置および充電制御方法

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0898324A (ja) * 1994-09-20 1996-04-12 Nissan Motor Co Ltd 電気車用充電制御装置
JP2010233310A (ja) * 2009-03-26 2010-10-14 Nissan Motor Co Ltd 電力変換装置及び電力変換装置の放電方法
JP2016134976A (ja) * 2015-01-16 2016-07-25 トヨタ自動車株式会社 蓄電システム
WO2016151659A1 (ja) * 2015-03-20 2016-09-29 日産自動車株式会社 電動車両のフェイルセーフ装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0898324A (ja) * 1994-09-20 1996-04-12 Nissan Motor Co Ltd 電気車用充電制御装置
JP2010233310A (ja) * 2009-03-26 2010-10-14 Nissan Motor Co Ltd 電力変換装置及び電力変換装置の放電方法
JP2016134976A (ja) * 2015-01-16 2016-07-25 トヨタ自動車株式会社 蓄電システム
WO2016151659A1 (ja) * 2015-03-20 2016-09-29 日産自動車株式会社 電動車両のフェイルセーフ装置

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019180153A (ja) * 2018-03-30 2019-10-17 スズキ株式会社 車両用電源装置
JP2019180157A (ja) * 2018-03-30 2019-10-17 スズキ株式会社 車両用電源装置
JP7131028B2 (ja) 2018-03-30 2022-09-06 スズキ株式会社 車両用電源装置
JP7214975B2 (ja) 2018-03-30 2023-01-31 スズキ株式会社 車両用電源装置
JP2020127342A (ja) * 2019-02-06 2020-08-20 トヨタ自動車株式会社 車両および溶着診断方法
JP7200716B2 (ja) 2019-02-06 2023-01-10 トヨタ自動車株式会社 車両および溶着診断方法
JP2020137186A (ja) * 2019-02-14 2020-08-31 株式会社デンソーテン 充電制御装置および充電制御方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP6924044B2 (ja) 2021-08-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9956882B2 (en) Electric power storage system
US9929674B2 (en) Power supply system for vehicle
JP4788461B2 (ja) 電源制御装置およびリレーの異常検出方法
US7269535B2 (en) Fault diagnosing apparatus for vehicle and fault diagnosing method for vehicle
JP5831760B2 (ja) 電源制御システムの異常診断装置
JP6924044B2 (ja) 電圧印加制御装置
JP2011087408A (ja) 車両の電源システム
JP2007028803A (ja) 電動車両の制御装置
JP2017229132A (ja) 車輌の電源装置、及び電源制御装置
KR20090062332A (ko) 연료전지 하이브리드 차량의 시동오프 제어방법
US10804715B2 (en) Electrically driven vehicle
WO2017061188A1 (ja) 車載型充電装置
JP5691993B2 (ja) 蓄電システム及び電流センサ異常を検出する方法
JP2018198519A (ja) 車両用電源装置
JP6651605B2 (ja) ハイブリッド車両の制御装置
JP2010081762A (ja) 車両用電源装置
JP4225122B2 (ja) 負荷駆動回路における異常監視装置
JP6595934B2 (ja) 車両用電源装置
US20150004443A1 (en) Apparatus for controlling lithium-ion battery and method of recovering lithium-ion battery
JP6220158B2 (ja) リレー診断装置
JP5699930B2 (ja) 電源システムおよびそれを搭載する車両、ならびに電源システムの制御方法
JP2012178895A (ja) 電動モータの電力供給装置の異常診断装置
JP6344334B2 (ja) 電力制御ユニット
JP7230635B2 (ja) 電力システムおよびその制御方法
JP2011017546A (ja) 車両用鉛バッテリの劣化診断装置及び劣化診断方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200227

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210105

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20201225

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210225

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210706

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210730

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6924044

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150