JP2018147650A - 電気部品の接続構造及び電気部品の接続方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】過酷な振動や粉塵の条件下においても、電気部品とコネクタとの間の確実な接続を維持できる接続構造を提供する。
【解決手段】ベース部材3は、接続端子11と配線用のコネクタ2との接続箇所を内部に収容し、かつ、上方に開口する開口部311を有する収容凹部31を備える。カバー部材4は、開口部311を覆うようにベース部材3に取り付けられている。収容凹部31の内部には、接続端子11とコネクタ2との接続箇所を封止し、かつ、この接続箇所とベース部材3とカバー部材4とを互いに固着する封止材が充填されている。
【選択図】図1
【解決手段】ベース部材3は、接続端子11と配線用のコネクタ2との接続箇所を内部に収容し、かつ、上方に開口する開口部311を有する収容凹部31を備える。カバー部材4は、開口部311を覆うようにベース部材3に取り付けられている。収容凹部31の内部には、接続端子11とコネクタ2との接続箇所を封止し、かつ、この接続箇所とベース部材3とカバー部材4とを互いに固着する封止材が充填されている。
【選択図】図1
Description
本発明は、モータなどの電気部品をワイヤハーネスなどのコネクタに接続するための構造及び方法に関するものである。
モータをコネクタに接続するための構造として、本願の出願人は、例えば下記特許文献1に記載の構造を提案している。この構造では、モータ本体に接続端子を設けておき、この接続端子にワイヤハーネスのコネクタを取り付けることで、モータとワイヤハーネスとを電気的に接続できるようになっている。
ところで、車載用モータのように、過酷な振動や粉塵の条件にさらされる用途においては、電気的接続を一層確実に維持できる構造が望まれる。
本発明は、前記した状況に鑑みてなされたものである。本発明の主な目的は、過酷な振動や粉塵の条件下においても、電気部品とコネクタとの間の確実な接続を維持できる接続構造を提供することである。本発明の他の目的は、そのような接続構造を得るための接続方法を提供することである。
前記した課題を解決する手段は、以下の項目のように記載できる。
(項目1)
接続端子を有する電気部品本体と、前記接続端子に接続された配線用のコネクタと、ベース部材と、カバー部材とを備えており、
前記ベース部材は、前記接続端子と前記コネクタとの接続箇所を内部に収容し、かつ、上方に開口する開口部を有する収容凹部を備えており、
前記カバー部材は、前記開口部を覆うように前記ベース部材に取り付けられており、
前記収容凹部の内部には、前記接続端子と前記コネクタとの接続箇所を封止し、かつ、前記接続箇所と前記ベース部材と前記カバー部材とを互いに固着する封止材が充填されている
電気部品の接続構造。
接続端子を有する電気部品本体と、前記接続端子に接続された配線用のコネクタと、ベース部材と、カバー部材とを備えており、
前記ベース部材は、前記接続端子と前記コネクタとの接続箇所を内部に収容し、かつ、上方に開口する開口部を有する収容凹部を備えており、
前記カバー部材は、前記開口部を覆うように前記ベース部材に取り付けられており、
前記収容凹部の内部には、前記接続端子と前記コネクタとの接続箇所を封止し、かつ、前記接続箇所と前記ベース部材と前記カバー部材とを互いに固着する封止材が充填されている
電気部品の接続構造。
この接続構造においては、収容凹部に充填された封止材により、接続端子とコネクタとの接続箇所を封止できる。さらに、この接続箇所とベース部材とカバー部材とが封止材を中心として互いに固定されるので、強固な封止状態を得ることができる。
(項目2)
前記カバー部材における、前記収容凹部に対向する内面には、前記収容凹部に充填された前記封止材に向けて突出されて、前記封止材に固着される突出部が形成されている
項目1に記載の電気部品の接続構造。
前記カバー部材における、前記収容凹部に対向する内面には、前記収容凹部に充填された前記封止材に向けて突出されて、前記封止材に固着される突出部が形成されている
項目1に記載の電気部品の接続構造。
突出部を封止材に固着することで、封止状態をより強固に保つことができるだけでなく、使用する封止材量を減らし、また、封止材の漏れ出しを低く抑えることができる。
(項目3)
接続端子を有する電気部品本体と、前記接続端子に接続されたコネクタと、上方に開口された開口部を有する収容凹部を備えたベース部材と、カバー部材とを用いる電気部品の接続方法であって、
前記ベース部材の前記収容凹部に前記接続端子と前記コネクタとの接続箇所が収納されるように、前記ベース部材を配置する工程と、
前記収容凹部の内部に、前記接続端子と前記コネクタとの前記接続箇所を封止するように封止材を充填する工程と、
前記カバー部材を、前記収容凹部における開口部を覆いかつ前記封止材に接するように、前記ベース部材に取り付ける工程と、
前記封止材を硬化させることにより、前記接続端子と前記コネクタとの接続箇所と、前記ベース部材と、前記カバー部材とを互いに固着する工程と
を備える電気部品の接続方法。
接続端子を有する電気部品本体と、前記接続端子に接続されたコネクタと、上方に開口された開口部を有する収容凹部を備えたベース部材と、カバー部材とを用いる電気部品の接続方法であって、
前記ベース部材の前記収容凹部に前記接続端子と前記コネクタとの接続箇所が収納されるように、前記ベース部材を配置する工程と、
前記収容凹部の内部に、前記接続端子と前記コネクタとの前記接続箇所を封止するように封止材を充填する工程と、
前記カバー部材を、前記収容凹部における開口部を覆いかつ前記封止材に接するように、前記ベース部材に取り付ける工程と、
前記封止材を硬化させることにより、前記接続端子と前記コネクタとの接続箇所と、前記ベース部材と、前記カバー部材とを互いに固着する工程と
を備える電気部品の接続方法。
本発明によれば、過酷な振動や粉塵の条件下においても、電気部品とコネクタとの間の確実な接続を維持できる接続構造を提供することができる。また、本発明によれば、そのような接続構造を得るための接続方法を提供することができる。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の一実施形態に係る電気部品の接続構造(以下単に「接続構造」と称することがある)について説明する。
(本実施形態の構成)
本実施形態の接続構造は、電気部品本体1と、配線用のコネクタ2と、ベース部材3と、カバー部材4とを、基本的な構成要素として備えている。
本実施形態の接続構造は、電気部品本体1と、配線用のコネクタ2と、ベース部材3と、カバー部材4とを、基本的な構成要素として備えている。
(電気部品本体)
本実施形態における電気部品本体1は、特に制約されないが、例えばモータである。電気部品本体1の表面には、コネクタ2を接続するための接続端子11が、表面方向に突出するように形成されている(図1及び図2参照)。本明細書においては、接続端子11が突出している表面を、取付面12と称する。接続端子11の数は、本実施形態では、四つとされているが、特に制約されない。
本実施形態における電気部品本体1は、特に制約されないが、例えばモータである。電気部品本体1の表面には、コネクタ2を接続するための接続端子11が、表面方向に突出するように形成されている(図1及び図2参照)。本明細書においては、接続端子11が突出している表面を、取付面12と称する。接続端子11の数は、本実施形態では、四つとされているが、特に制約されない。
電気部品本体1の左右の両側面13には、ベース部材3の側部37に形成された凸状371(後述)を案内する案内溝131がそれぞれ形成されている。
(配線用コネクタ)
コネクタ2は、電気部品本体1の接続端子11にそれぞれ接続された固定具21と、これらの固定具により接続端子11に電気的に接続される配線22とを備えている。本実施形態の固定具21は、嵌合により接続端子11に着脱可能なように固定されるものである。また、本実施形態では、接続端子11に嵌合された固定具21をはんだ付けにより接続端子11に確実に接合している。ただし、固定具21を用いずに、例えばはんだ付けなどの適宜な固定手段により配線22を接続端子11に接続して接続部を構成することも可能である。
コネクタ2は、電気部品本体1の接続端子11にそれぞれ接続された固定具21と、これらの固定具により接続端子11に電気的に接続される配線22とを備えている。本実施形態の固定具21は、嵌合により接続端子11に着脱可能なように固定されるものである。また、本実施形態では、接続端子11に嵌合された固定具21をはんだ付けにより接続端子11に確実に接合している。ただし、固定具21を用いずに、例えばはんだ付けなどの適宜な固定手段により配線22を接続端子11に接続して接続部を構成することも可能である。
(ベース部材)
ベース部材3は、接続端子11とコネクタ2との接続部を内部に収容し、かつ、上方に開口する開口部311を有する収容凹部31を備えている(図1及び図7参照)。
ベース部材3は、接続端子11とコネクタ2との接続部を内部に収容し、かつ、上方に開口する開口部311を有する収容凹部31を備えている(図1及び図7参照)。
より詳しくは、本実施形態のベース部材3は、配線22の間に向けて突出するように形成された3条のリブ32(図6参照)と、カバー部材4の突出部41(後述)の先端を内部に収容するボス穴33とを備えている。
また、ベース部材3の前方側には、配線22を収容する下側凹部(34)と、カバー部材4の前側内面を案内する案内部35と、カバー部材4の上側円弧面43(後述)を内部に収容する下側円弧面36とが形成されている。なお、この実施形態の説明においては、配線22が延長されている方向(例えば図1においては左下方向)を「前方」または「前」と称し、その反対の方向を「後方」または「後」と称する。
案内部35は、下側円弧面36に対向する位置に配置されており、かつ、案内部35どうしの間には、配線22を収容して位置決めする間隙が形成されている。
さらに、ベース部材3の左右両側の側部37の内面には、前記した電気部品本体1の案内溝131に収容される前記した凸状371が形成されている。
また、ベース部材3の下側における、電気部品本体1の取付面12の下端面121(図2参照)との当接部には、両者の密着を容易とするための段差部38(図5〜図7参照)が形成されている。段差部38は、下端面121に密着することにより、収容凹部31に充填された封止材5が下方に漏れにくい構造を提供している。
(カバー部材)
カバー部材4は、収容凹部31の開口部311を覆うようにベース部材3に取り付けられている。
カバー部材4は、収容凹部31の開口部311を覆うようにベース部材3に取り付けられている。
本実施形態のカバー部材4における、収容凹部31に対向する内面には、収容凹部31に充填された封止材5に向けて突出されて、封止材5に固着される突出部41が形成されている(図2、図5、図10〜図13参照)。
収容凹部31の内部には、接続端子11とコネクタ2との接続箇所を封止し、かつ、この接続箇所とベース部材3とカバー部材4とを互いに固着する封止材5(図4及び図14(c)参照)が充填されている。封止材5については後述する。
また、カバー部材4の前方下面には、配線22を内部に収容するための上側凹部42が形成されている。上側凹部42は、前記したベース部材3の下側凹部34と対向する位置に形成されており、これら両者によって、配線22を外部に通過させるための貫通孔を形成できるようになっている。
さらに、カバー部材4の前方下面には、前記ベース部材3の下側円弧面36と対向する位置に、上側円弧面43が形成されている。これら上下の円弧面36及び43は、たがいに密着されており(図5及び図14(d)参照)、内部からの封止材5の流出を制限できるようになっている。
カバー部材4の側部44は、ベース部材3に取り付けられた状態では、ベース部材3の側部37の外側を覆うようになっている(図3及び図14(d)参照)。
また、カバー部材4の前方内面には、ベース部材3の案内部35を内部に収容して、ベース部材3とカバー部材4との間の密閉度を向上させる案内溝45が形成されている。
(封止材)
封止材5(図4及び図14(c)参照)は、前記したように、ベース部材3の収容凹部31の内部に充填されており、これにより、封止材5は、電気部品本体1の接続端子11とコネクタ2の固定具21との接続箇所を封止するようになっている。さらに、本実施形態の封止材5は、電気部品本体1の接続端子11とコネクタ2の固定具21との接続箇所と、ベース部材3の内面と、カバー部材4の内面とを互いに固着している。より具体的には、封止材5は、電気部品本体1の取付面12の表面に密着しており、これによって、封止材5に対して、電気部品本体1と、配線用コネクタ2の固定具21と、ベース部材3と、カバー部材4とが固定されるようになっている。その結果、本実施形態の構造では、封止材5による端子部分への封止と、これらの部品の固定とが同時に達成できる構成となっている。
封止材5(図4及び図14(c)参照)は、前記したように、ベース部材3の収容凹部31の内部に充填されており、これにより、封止材5は、電気部品本体1の接続端子11とコネクタ2の固定具21との接続箇所を封止するようになっている。さらに、本実施形態の封止材5は、電気部品本体1の接続端子11とコネクタ2の固定具21との接続箇所と、ベース部材3の内面と、カバー部材4の内面とを互いに固着している。より具体的には、封止材5は、電気部品本体1の取付面12の表面に密着しており、これによって、封止材5に対して、電気部品本体1と、配線用コネクタ2の固定具21と、ベース部材3と、カバー部材4とが固定されるようになっている。その結果、本実施形態の構造では、封止材5による端子部分への封止と、これらの部品の固定とが同時に達成できる構成となっている。
本実施形態の封止材5としては、特に制約されないが、例えば二液硬化型や光硬化型や温度硬化型の、エポキシ系やアクリル系の接着剤を用いることができる。ただし、本実施形態の封止材5としては、前記した各部材の固着に必要な機能を有し、かつ、充填後の硬化状態において配線用コネクタ2の接続部分を封止するに十分な硬度を有するものであればよい。また、光硬化型の場合、カバー部材4又はベース部材3を透過する光により硬化するものであることが好ましい。
(本実施形態における電気部品の接続方法)
次に、前記した接続構造を形成するための、電気部品の接続方法を、主に図14を参照しながら説明する。
次に、前記した接続構造を形成するための、電気部品の接続方法を、主に図14を参照しながら説明する。
(図14(a)及び(b))
まず、電気部品本体1の接続端子11が露出した状態において、コネクタ2の固定具21を各接続端子11に取り付ける。ついで両者をはんだ付けすることにより、電気的な接続を確実に行うことができる。
まず、電気部品本体1の接続端子11が露出した状態において、コネクタ2の固定具21を各接続端子11に取り付ける。ついで両者をはんだ付けすることにより、電気的な接続を確実に行うことができる。
(図14(c))
次に、電気部品本体1の取付面12の下方に、ベース部材3を、収容凹部31の開口部311が上方に向いた状態で配置する。この状態では、ベース部材3の側部37の内面に形成された凸条371を、電気部品本体1の側面13に形成された案内溝131に収容することによって、ベース部材3を電気部品本体1に対して位置決めすることができる。なお、ベース部材3の位置決めとしては、適宜な治具(図示せず)を補助的に用いてもよい。
次に、電気部品本体1の取付面12の下方に、ベース部材3を、収容凹部31の開口部311が上方に向いた状態で配置する。この状態では、ベース部材3の側部37の内面に形成された凸条371を、電気部品本体1の側面13に形成された案内溝131に収容することによって、ベース部材3を電気部品本体1に対して位置決めすることができる。なお、ベース部材3の位置決めとしては、適宜な治具(図示せず)を補助的に用いてもよい。
この状態では、コネクタ2の配線22は、ベース部材3の下側凹部34の内部に収容されて位置決めされる。さらに各配線間には、ベース部材3のリブ32が配置されるので、配線どうしの過剰な接近をリブ32により阻止できる。また、本実施形態では、案内部35どうしの間に形成された間隙に配線22を収容することによって、配線22の位置決めを行うこともできる。
ついで、図示しない封止材注入手段(例えばノズル)により、流動可能な状態の封止材5を、ベース部材3の収容凹部31に充填する。本実施形態では、ベース部材3に、上方に突出する案内部35を形成したので、下側凹部34から封止材が漏れ出すおそれを低減することができる。
この封止材5の充填作業により、接続端子11とコネクタ2との接続箇所を封止することができる。
ここで、本実施形態における封止材5の充填量としては、収容凹部31の開口部311の開口端(図14(c)において上端)までには達しない量、例えば充填可能容積の80%程度までとすることが好ましい。このようにすると、後述のカバー部材4の取付時における封止材5の漏れ出し量を低く抑えることができる。
(図14(d))
ついで、カバー部材4を、ベース部材3の開口部311を覆うようにして取り付ける。このとき、カバー部材4の突出部41をベース部材3のボス穴33に嵌入させる。すると、突出部41の先端は、ベース部材3の収容凹部31に充填された封止材5の中に押し込まれて、この封止材5に確実に接触することができる。また、本実施形態では、突出部41をボス穴33に嵌入させることにより、ベース部材3に対するカバー部材4の位置決めを正確に行うこともできる。
ついで、カバー部材4を、ベース部材3の開口部311を覆うようにして取り付ける。このとき、カバー部材4の突出部41をベース部材3のボス穴33に嵌入させる。すると、突出部41の先端は、ベース部材3の収容凹部31に充填された封止材5の中に押し込まれて、この封止材5に確実に接触することができる。また、本実施形態では、突出部41をボス穴33に嵌入させることにより、ベース部材3に対するカバー部材4の位置決めを正確に行うこともできる。
また、カバー部材4の前方に形成された上側凹部42は、前記したように、ベース部材3の下側凹部34との間において貫通孔を形成して、配線22を通過させることができる。
さらに、本実施形態では、カバー部材4の上側円弧面43がベース部材3の下側円弧面36に当接して収容されるので、カバー部材4とベース部材3との接合部において封止材5が漏れ出す量を低く抑えることができる。
また、本実施形態では、ベース部材3の突出部35をカバー部材4の案内溝45に収容することにより、カバー部材4を一層効率的に位置決めできるだけでなく、両者の嵌め合いにより、封止材5の漏れ出しを制約することができるという利点もある。
ついで、封止材5の性質に応じて、封止材5を硬化させる。例えば、熱硬化性樹脂であれば、硬化に必要な熱を封止材5に付与する。これにより、本実施形態の構造においては、コネクタ2と接続端子11との接続部分を、確実に封止することができるという利点がある。さらに、本実施形態では、充填された封止材5を中心として、その周囲を覆う各部品を固着して固定しているので、過酷な振動や粉塵の条件下においても、コネクタ2と接続端子11との間の確実な接続を維持することができる。
また、本実施形態の製造方法では、封止材5の硬化前に、カバー部材4により、ベース部材3の開口部311(つまり封止材5の開放面)を覆うことができるので、封止材5の硬化前に電気部品本体1を搬送することができる。これにより、製造工程における所要時間を短縮することができるという利点もある。
また、本実施形態の構成では、ベース部材3にリブ32を形成したので、ベース部材3の収容凹部31に充填すべき封止材5の量を減らすことができるだけでなく、封止材5と収容凹部31下面との間におけるボイドの形成を抑制できるという利点もある。
なお、本発明は、前記した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変更を加え得るものである。
1 電気部品本体
11 接続端子
12 取付面
13 電気部品本体の側面
131 案内溝
2 コネクタ
21 固定具
22 配線
3 ベース部材
31 収容凹部
311 開口部
32 リブ
33 ボス穴
34 下側凹部
35 案内部
36 下側円弧面
37 ベース部材の側部
371 凸状
38 段差部
4 カバー部材
41 突出部
42 上側凹部
43 上側円弧面
44 カバー部材の側部
5 封止材
11 接続端子
12 取付面
13 電気部品本体の側面
131 案内溝
2 コネクタ
21 固定具
22 配線
3 ベース部材
31 収容凹部
311 開口部
32 リブ
33 ボス穴
34 下側凹部
35 案内部
36 下側円弧面
37 ベース部材の側部
371 凸状
38 段差部
4 カバー部材
41 突出部
42 上側凹部
43 上側円弧面
44 カバー部材の側部
5 封止材
Claims (3)
- 接続端子を有する電気部品本体と、前記接続端子に接続された配線用のコネクタと、ベース部材と、カバー部材とを備えており、
前記ベース部材は、前記接続端子と前記コネクタとの接続箇所を内部に収容し、かつ、上方に開口する開口部を有する収容凹部を備えており、
前記カバー部材は、前記開口部を覆うように前記ベース部材に取り付けられており、
前記収容凹部の内部には、前記接続端子と前記コネクタとの前記接続箇所を封止し、かつ、前記接続箇所と前記ベース部材と前記カバー部材とを互いに固着する封止材が充填されている
電気部品の接続構造。 - 前記カバー部材における、前記収容凹部に対向する内面には、前記収容凹部に充填された前記封止材に向けて突出されて、前記封止材に固着される突出部が形成されている
請求項1に記載の電気部品の接続構造。 - 接続端子を有する電気部品本体と、前記接続端子に接続されたコネクタと、上方に開口された開口部を有する収容凹部を備えたベース部材と、カバー部材とを用いる電気部品の接続方法であって、
前記ベース部材の前記収容凹部に前記接続端子と前記コネクタとの接続箇所が収納されるように、前記ベース部材を配置する工程と、
前記収容凹部の内部に、前記接続端子と前記コネクタとの前記接続箇所を封止するように封止材を充填する工程と、
前記カバー部材を、前記収容凹部における開口部を覆いかつ前記封止材に接するように、前記ベース部材に取り付ける工程と、
前記封止材を硬化させることにより、前記接続端子と前記コネクタとの接続箇所と、前記ベース部材と、前記カバー部材とを互いに固着する工程と
を備える電気部品の接続方法。
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