JP2018145666A - 引手 - Google Patents

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Abstract

【課題】手を掛けやすく、意匠性を向上させた引手を提供すること。【解決手段】引戸100の戸体101に設けられる引手1であって、底板部2と、底板部2と別体に設けられ、底板部2に連結される側壁部32及び側壁部32における底板部2に対向する側の開口部31に形成される鍔部33を有する本体部3と、を有し、側壁部32は、底板部2側の内側面と、底板部2側の内側面よりも内側に突出する鍔部33側の内側面との間に形成される段差部323とを備える引手1である。【選択図】図2

Description

本発明は、引手に関する。
従来、引戸の引手は、樹脂の射出成形や金属をプレスして金型で成形する場合、金型に製品の引き抜き勾配を付与する必要があった。このため、引手の内奥の底板部側から開口部側に向かって開口部が広がるような傾斜をつける必要があった。この場合、引手に手を入れて引戸を引く際に、引手の内奥側から開口部側に向かって広がっていると、手が滑りやすく、引きにくかった。また、金型により成形する引手では、使用者が手を当てる引手の側壁部は、金型から容易に引き抜けるように平坦になっているため、手を掛けるための段差を設けることは難しかった。
そこで引手を、開口部を有する箱状の部分と、開口部に設けられる鍔状の二部材により構成し、二つの部材を係合させた部分に手を掛けるように構成した引手が提案されている(特許文献1参照)。
特許5713500号公報
しかし、引手を箱状の部分と鍔状の部分の二部材に分けた場合、箱状の部分はやはり金型成形のため、内奥の底板部から開口部側に向かって広がるような傾斜がついてしまう。このため、箱状の部分の側壁部に手を掛けるための段差を形成することはできなかった。また、引手を箱状の部分と鍔状の部分の二部材に分けた場合、二部材の接合部が引手の側壁部の視認可能な位置に配置されるため、意匠性の観点からもさらなる向上が望まれていた。
本発明は、手を掛けやすく、意匠性を向上させた引手を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため本発明は、底板部(例えば、後述の底板部2)と、該底板部と別体に設けられ、前記底板部に連結される側壁部(例えば、後述の側壁部32)及び該側壁部における前記底板部に対向する側の開口部(例えば、後述の開口部31)に形成される鍔部(例えば、後述の鍔部33)を有する本体部(例えば、後述の本体部3)と、を有し、前記側壁部は、前記底板部側の内側面と、該底板部側の内側面よりも内側に突出する前記鍔部側の内側面との間に形成される段差部(例えば、後述の段差部323)とを備える引手(例えば、後述の引手1)を提供する。
前記開口部は、略矩形状を有し、前記側壁部のうち長手方向における一対の側壁部(例えば、後述の一対の側壁部32a)の内側面が、前記鍔部側から前記底板部側に向かうに従い互いに離隔することが好ましい。
前記底板部の周縁と、前記側壁部の前記底板部側には、前記底板部と前記側壁部とを嵌合する嵌合部が形成されていることが好ましい。
前記嵌合部は、前記側壁部の前記底板部側に形成され、前記底板部側に向かって突出する嵌合突部(例えば、後述の嵌合突部325)と、前記底板部の前記周縁における前記嵌合突部に対向する位置に形成される嵌合孔(例えば、後述の嵌合孔22)と、を備えることが好ましい。
前記段差部は、前記鍔部側から前記底板部側に向かうに従い外側に傾斜する傾斜段差部で構成されることが好ましい。
前記側壁部は、該側壁部の外側面において前記鍔部側から前記底板部側へ延びると共に前記底板部を越えて突出し、前記引手を固定するための固定部(例えば、後述の固定部328)を挟み込む一対の爪部(例えば、後述の爪部327)を有し、前記底板部は、前記爪部の外側に当接して支持するサポート片(例えば、後述のサポート片23)を有することが好ましい。
本発明によれば、手を掛けやすく、意匠性を向上させた引手を提供することができる。
本実施形態の引手が設けられた引戸を示す図である。 本実施形態の引手の斜視図である。 本実施形態の引手における本体部の斜視図である。 本実施形態の引手における底板部の斜視図である。 図1のA−A断面図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら詳しく説明する。
図1は、本実施形態の引手1が設けられた引戸100を示す図である。引戸100は、略長方形の戸体101により構成される。
戸体101は、建物の戸口を開閉するように見付方向に摺動する。戸体101は、引手1を取り付けるための取り付け孔102を有する。
取り付け孔102は、戸体101の吊先側における長手方向の略中央部側に配置される。取り付け孔102は、引手1の形状に対応した略長方形に引戸100をくり抜いて形成される。取り付け孔102に引手1を嵌め込むことで、戸体101に引手1が取り付けられる。
図2は、一対の引手1の斜視図である。図2に示すように、引手1は、戸体101の室内側と室外側に互いに向き合うように一対取り付けられる。引手1は、一方が開口した略直方体で、戸体101の内部側へ向かって窪む凹部が形成されている。引手1は、それぞれが底板部2及び本体部3の二部材により構成される。引手1は、樹脂製である。
図3は、底板部2の斜視図である。底板部2は、引手1が戸体101に取り付けられた状態では、戸体101の内部側に配置され、引手1の凹部の底部を構成する平坦な板状部材である。底板部2は、底板本体20と、被係合部21と、嵌合孔22と、サポート片23と、を有する。
底板本体20は、略長方形の平坦な板体である。
被係合部21は、底板本体20の周縁に沿って、互いに間隔を空けて複数配置される。被係合部21は、底板本体20から引手1の開口に向かって突出する方形の枠体21aと、枠体21aの内側に形成され、後述する本体部3の係合爪324が係合する係合孔21bとを有する。
嵌合孔22は、底板本体20の周縁のうち長手方向に延びる側縁に沿って、互いに間隔を空けて複数配置される。嵌合孔22は、細い長方形の貫通孔であり、後述する本体部3の嵌合突部325に対抗する位置に形成される。
サポート片23は底板本体20の一対の幅方向に沿う辺のうちの一方の辺に設けられる。サポート片23は、底板本体20の幅方向の辺の略中央部に、互いに間隔を空けて二か所に配置され、底板本体20からさらに下方、すなわち戸体101に取り付けた状態で戸体101の内奥へ向かって突出する。サポート片23は、長方形の板状片であり、長手方向が戸体101の内奥側に向かう方向に沿うように配置されている。
図4は、本体部3の斜視図である。本体部3は、底板部2とは別体に設けられ、戸体101における引手1の取り付け孔102に嵌め込まれる枠状の部分である。本体部3は、開口部31と、側壁部32と、鍔部33と、を有する。
開口部31は、略矩形状を有し、平面視で引手1の略長方形の開口を構成する。開口部31は、戸体101に取り付けた状態で戸体101の外側に向かって開放される。
鍔部33は、底板部2に対向する開口部31の周囲に形成され、開口部31の周囲を囲むように底板部2と略平行に延びる。鍔部33は、引手1が戸体101に設けられた際、戸体101の取り付け孔102の周縁を覆って戸体101の表面側に延びる平坦な枠である。
図5は、図1のA−A断面図である。
側壁部32は、底板部2の周囲から引手1の厚さ方向に延び、底板部2に連結される。側壁部32は、底板本体20に略直交する方向に起立する四つの壁面である。側壁部32は、側壁部32における底板部2の長手方向に沿って起立する一対の側壁部32aと、底板部2の幅方向に沿って起立する一対の側壁部32bと、を有する。側壁部32のうち底板部2の長手方向に沿って起立する一対の側壁部32aは、戸体101の移動方向の前後に向かい合って配置される。この一対の側壁部32aの内側面は、図5に示すように、互いに鍔部33側から底板部2側に向かうに従い離隔するように、断面視で略ハの字に形成される。
側壁部32は、図5に示すように、鍔部33側の内側面における鍔部側側壁部321と、底板部2側の内側面における底板部側側壁部322と、に面が分かれている。すなわち、一対の側壁部32a間の間隔は、鍔部側側壁部321間の方が、底板部側側壁部322間よりも狭く形成されており、鍔部側側壁部321は、底板部側側壁部322よりも内側に突出している。鍔部側側壁部321は、本体部3の幅方向内側に、底板部側側壁部322は、本体部3の幅方向外側に位置している。
側壁部32は、鍔部側側壁部321側で、鍔部33側から底板部2側に向かって2度〜3度、底板部側側壁部322側で、底板部側側壁部322の上端から底板部2側に向かって2度〜3度、それぞれ傾斜しており、側壁部32全体で、本体部3の内側から外側へ向かうように傾斜している。
側壁部32を含む本体部3は、底板部2と一体でないため、本体部3の成形後、金型を開口部31側から底板部2が配置される側へと抜くことができる。このため、側壁部32aで全体として断面視略ハの字状に形成し、鍔部側側壁部321及び底板部側側壁部322それぞれにおいて、向かい合う側壁部32aの内側面同士間の間隔が底板部2側に向かって広がるように傾斜をつけることが可能になっている。
側壁部32は、段差部323と、係合爪324と、嵌合突部325と、突出片326(図2参照)と、を有する。
なお、側壁部32の係合爪324及び底板部2の被係合部21と、側壁部32の嵌合突部325及び底板部2の嵌合孔22とは、それぞれ底板部2及び側壁部32を嵌合する嵌合部を構成する。
段差部323は、図5に示すように、側壁部32aのそれぞれにおける鍔部33側の端部と底板部2側の端部との間に形成される。すなわち、段差部323は、鍔部側側壁部321と底板部側側壁部322の間に配置される。一対の側壁部32aに形成される向かい合う段差部323は、互いに鍔部33側から底板部2側に向かうに従い外側に傾斜する傾斜段差部で構成される。すなわち、段差部323においても、鍔部側側壁部321及びと底板部側側壁部322と同様に、鍔部33側から底板部2側に向かうに従い離隔するように、断面視で略ハの字に形成される。
係合爪324は、一対の側壁部32aの底板部2側の外面側に設けられる。係合爪324は、底板部2から鍔部33側に向かうに従って上り傾斜するように突出し、側壁部32aの外面から係合爪324の外面までの間の厚さが、係合爪324の鍔部33側で最も厚く形成されている。
嵌合突部325は、一対の側壁部32aの底板部2側に形成され、底板部2側に向かって突出する。嵌合突部325は、略長方形であり、長手方向が側壁部32aの側面に沿い、幅方向が底板部2側に向かって延びる。嵌合突部325の厚さは、側壁部32aの厚さよりも薄い。
突出片326は、側壁部32のうち幅方向に沿う一対の側壁部32bにおいて、鍔部33の裏面から底板部2側に向かって突出する突起である。突出片326は、図2に示すように、爪部327と、固定部328と、を有する。
爪部327は、一対の側壁部32bのうちの一方側に設けられる。爪部327は、側壁部32bの幅方向における略中央部から二本、互いに間隔を空けて突出する。爪部327は、側壁部32bの外面側で鍔部33側から底板部2側へ延び、底板部2を越えて突出する。二本の爪部327は、互いに向き合う内側面に幅方向に延びる縞のような微小な凹凸が形成され、摩擦の大きな面となっている。爪部327は、本体部3が底板部2に嵌め合わされた状態で、図2に示すように、底板部2から突出するサポート片23の内面に当接する。
固定部328は、一対の側壁部32bのうちの他方に設けられる。固定部328は、爪部327に対向して配置される。固定部328は、略コ字状の形状を有し、コの字の開口側が鍔部33の裏面に接合されている。固定部328は、互いに平行に延びる二本の延出部328aと、延出部328a同士を連結する連結部328bとにより構成される。
延出部328aは、側壁部32bの幅方向における略中央部から二本、互いに間隔を空けて底板部2側に向かい、底板部2を越えて突出する。二本の延出部328aは、一対の爪部327同士の内側に嵌るような間隔を有して配置される。二本の延出部328aの外側面には、幅方向に延びる縞のような微小な凹凸が形成され、摩擦の大きな面となっている。
連結部328bは、延出部328aの先端を連結し、鍔部33に略平行に延びる。
次に、引手1の組み付け方について説明する。
まず、底板部2と本体部3の組み付けについて説明する。本体部3の下端部を底板部2に当接させて押し込むと、側壁部32の下方の外面に配置されている係合爪324が底板部2の枠体21aを乗り越えて係合孔21bに係合する。同様に、側壁部32の下端部に設けられている嵌合突部325が、底板本体20の嵌合孔22に嵌合する。さらに、側壁部32の爪部327が、底板部2一対のサポート片23の間に位置し、爪部327の外面がサポート片23の内面に当接する。
このように、底板部2と本体部3が一体にセットされ、引手1が構成される。
図2に戻って、引手1は、戸体101の室内側と室外側の両側に取り付けられることで、出入口の両方から使用できる。したがって、一対の引手1は、戸体101の室内側及び室外側両方の表面に形成された取り付け孔102にそれぞれ嵌め込まれて設置される。
上述の通り、引手1の一対の幅方向に延びる側縁には、爪部327及び固定部328が形成されている。爪部327は、長方形の板状の部材が二つ突出して形成され、固定部328は、略コ字状の形状をしている。そこで、図2に示すように、同じ形状の引手1を、上下互い違いに配置して、引手1の開口を外側にした状態で組み合わせると、一方の引手1の爪部327の間に他方の固定部328が挿入される。こうして、爪部327が、固定部328を挟み込み、固定部328は、一対の引手1を互いに固定する。固定部328の外側面と爪部327の内側面にはぎざぎざした微小な凹凸が形成されているので、摩擦が大きく、外れることもない。
爪部327の間に固定部328を挿入すると、爪部327が固定部328に押されて互いに離間するように変形するが、底板部2から突出するサポート片23が爪部327の外側に当接しているので、サポート片23により爪部327が支持され、補強される。
以上のように組み合わせた引手1を戸体101に取り付けたとき、側壁部32の内面には段差部323が形成されている。また、側壁部32の長手方向に沿う一対の側壁部32aは、鍔部33側から内奥の底板部2に向かって、互いに間隔が広くなるように断面視で略ハの字に形成されている。すなわち、引手1の内部は、開口部31側が狭く、底板部2側が広く形成されている。そして、開口部31側である鍔部側側壁部321と底板部2側である底板部側側壁部322との間に、段差部323が設けられている。使用者は、この段差部323に手指を掛けることで容易に引戸100を引くことができる。
本実施形態によれば、以下の効果が奏される。
本実施形態によれば、引戸100の戸体101に設けられる引手1を、底板部2と、底板部2と別体に設けられ、底板部2に連結される側壁部32及び該側壁部32における底板部2に対向する側の開口部31に形成される鍔部33を有する本体部3と、を含んで構成した。また、側壁部32を、底板部2側の内側面と、該底板部2側の内側面よりも内側に突出する鍔部33側の内側面との間に形成される段差部323と、を含んで構成した。
本実施形態によれば、引手1の側壁部32の内側面を、底板部2側の内側面よりも鍔部33側の内側面の方を内側から突出させ、底板部2側の内側面と鍔部33側の内側面との間に段差部323を形成した。これにより、引手1の使用時に、手指を段差部323に掛けて引手1を引くことができ、開閉操作が容易になる。また、段差部323が同一の側壁部32内に設けられているため、引手1を構成する二つの部材を接合した接合部等が視認されないので、意匠性が向上する。
また、引手1を底板部2と、底板部2と別体であって、側壁部32及び鍔部33を含む本体部3とにより構成することで、側壁部32における鍔部33側の内側面を、底板部2側の内側面よりも内側に位置するように成形して、金型を抜くことができる。このため、容易に手を掛けやすい引手1を製造することができる。
本実施形態によれば、開口部31を、略矩形状に構成し、側壁部32のうち長手方向における一対の側壁部32aの内側面を、鍔部33側から底板部2側に向かうに従い互いに離隔させた。これにより、一対の側壁部32aの内側面の間が、鍔部33側で狭く、底板部2側で広くなるので、段差部323に手指をかけて引戸100を引きやすくなる。
本実施形態によれば、底板部2の周縁と、側壁部32の底板部2側に、底板部2と側壁部32とを嵌合する嵌合部を設けた。これにより、底板部2と側壁部32とを組み付けやすくなる。
本実施形態によれば、側壁部32の底板部2側に形成され、底板部2側に向かって突出する嵌合突部325と、底板部2の周縁における嵌合突部325に対向する位置に形成される嵌合孔22と、を含んで構成した。引手1を戸体101の取り付け孔102に嵌め込むと、引手1の幅方向外側から内側へ向けて取り付け孔102から圧力がかかる。この圧力は側壁部32を内側に撓ませる方にかかるが、嵌合突部325が底板部2に向かって延びており、底板部2の厚さ方向に嵌るように構成されているので、外側からの圧力に対抗し、底板部2と側壁部32とが外れにくくなる。
本実施形態によれば、段差部323を、鍔部33側から底板部2側に向かうに従い外側に傾斜する傾斜段差部で構成した。段差部323にも傾斜が設けられているため、側壁部32を含んだ本体部3を金型で成形し、金型を抜く際抜きやすくなるので、製造が容易になる。
本実施形態によれば、側壁部32を、側壁部32の外側面において鍔部33側から底板部2側へ延びると共に底板部2を越えて突出し、引手1を固定するための固定部328を挟み込む一対の爪部327を含んで構成した。また、底板部2を、爪部327の外側に当接して支持するサポート片23を含んで構成した。これにより、同じ形状の引手1を上下互い違いに配置することで、一対の爪部327の間に固定部328を挿入させて、二つの引手1を固定することができる。また、底板部2側に爪部327の外側に当接するサポート片23が形成されているので、爪部327の間に固定部328が挿入されたときに、爪部327が外側へ開いてしまうことを防止でき、二つの引手1の組み付けを確実にすると共に、強度を向上させることができる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれる。
1 引手
2 底板部
3 本体部
22 嵌合孔
23 サポート片
31 開口部
32 側壁部
33 鍔部
323 段差部
325 嵌合突部
327 爪部
328 固定部
100 引戸
101 戸体

Claims (6)

  1. 引戸の戸体に設けられる引手であって、
    底板部と、
    該底板部と別体に設けられ、前記底板部に連結される側壁部及び該側壁部における前記底板部に対向する側の開口部に形成される鍔部を有する本体部と、を有し、
    前記側壁部は、前記底板部側の内側面と、該底板部側の内側面よりも内側に突出する前記鍔部側の内側面との間に形成される段差部とを備える引手。
  2. 前記開口部は、略矩形状を有し、
    前記側壁部のうち長手方向における一対の側壁部の内側面が、前記鍔部側から前記底板部側に向かうに従い互いに離隔する請求項1に記載の引手。
  3. 前記底板部の周縁と、前記側壁部の前記底板部側には、前記底板部と前記側壁部とを嵌合する嵌合部が形成されている請求項1又は2に記載の引手。
  4. 前記嵌合部は、
    前記側壁部の前記底板部側に形成され、前記底板部側に向かって突出する嵌合突部と、
    前記底板部の前記周縁における前記嵌合突部に対向する位置に形成される嵌合孔と、を備える請求項3記載の引手。
  5. 前記段差部は、前記鍔部側から前記底板部側に向かうに従い外側に傾斜する傾斜段差部で構成される請求項1〜4のいずれか1項に記載の引手。
  6. 前記側壁部は、該側壁部の外側面において前記鍔部側から前記底板部側へ延びると共に前記底板部を越えて突出し、前記引手を固定するための固定部を挟み込む一対の爪部を有し、
    前記底板部は、前記爪部の外側に当接して支持するサポート片を有する請求項1〜5のいずれか1項に記載の引手。
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