JP2018145050A - 有機性廃棄物の再資源化方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】有機性廃棄物の分解、および発酵に要する処理時間を短縮して、効率的に有機性廃棄物の減量化を実現することができる有機性廃棄物の再資源化方法を提供することを目的とする。【解決手段】第1の処理装置S1に投入した有機性廃棄物Aに複合酵素、および所定の好気性微生物菌を作用させて一次発酵物F1を得る第1の発酵工程と、第2の処理装置S2に投入した前記一次発酵物F1に納豆菌または乳酸菌の何れか1つから選択される微生物菌を着床した竹炭、および植物性原料を配合した混合物に対して気体を供給し二次発酵物F2を得る第2の発酵工程と、第3の処理装置S3に堆積した前記二次発酵物F2に対して気体を供給し三次発酵物を得る第3の発酵工程と、を備える有機性廃棄物Aの再資源化方法。【選択図】図1

Description

本発明は、有機性廃棄物の再資源化方法に関する。詳しくは、有機性廃棄物の分解、および発酵に要する処理時間を短縮して、効率的に有機性廃棄物の減量化を実現することができる有機性廃棄物の再資源化方法に係るものである。
都市部を中心とした人間生活、例えば一般家庭、飲食店、商業施設などの活動の中で発生する大量の有機性廃棄物は、そのまま無計画で放置することはできないため、公費を投じて安全かつ衛生的に処理されている。
このような有機性廃棄物の大部分は生ごみが占めており、この生ごみには多くの水分が含まれていることから、焼却処理が非常に困難であることが知られている。そして、このような生ごみを焼却するためには、大量の重油を必要とするため、石油資源の消費となり、ごみそのものの熱量以上に重油の熱量をも発生させ、非効率なものとなっていた。
そこで、近年においては、有機性廃棄物を堆肥などに再資源化し、この堆肥を農業分野等において有効利用することにより、最終廃棄物を可能な限り少なくする有機性廃棄物の再資源化方法や、再資源化装置が種々提案され、実用化されている。
ここで、有機性廃棄物の再資源化方法としては、例えば、加熱、温風等を利用した乾燥方式が提案されている。しかしながら、乾燥化方式においては、投入した処理物中の有機成分の変性を伴うとともに、エネルギーを多く必要とするために処理コストが高くなることが懸念されるため、一般的な普及には至っていない。
これに対して、近年においては、微生物を利用した分解方式による再資源化方法が着目されている。しかしながら、分解方式では、有機成分の変性は抑制されるものの、有機性廃棄物が脂肪分や動物性たんぱくを多く含む場合には、分解が不十分となったり、分解までの発酵時間が長時間を要するものとなっている。また、分解方式に使用する処理装置は複雑な機構であることから、定期的なメンテナンスが必要であるなど、解決すべき課題を多く有しているのが現状である。
このような課題に対して、例えば、特許文献1には、稼働に際してのランニングコストや処理時間を短縮することが可能な有機性廃棄物の再資源化方法とその装置が開示されている。
具体的には、図9に示すように、好気性微生物の添加された生ゴミ等の有機性廃棄物を密閉収容する略逆錐台形の処理槽401と、処理槽401の下部に設置されるモーター402と、処理槽401内の上下部に貫通軸支され、モーター402の駆動で回転する回転軸403と、回転軸403に取り付けられて好気性微生物と有機性廃棄物とを混合する複数の攪拌翼404とを備える。
そして、有機性廃棄物Aの発酵温度を上昇させる場合にはモーター402の回転数を上げ、有機性廃棄物の発酵温度を下降させる場合にはモーター402の回転数を下げる。このように、有機性廃棄物を外部から加熱装置で加熱するのではなく、有機性廃棄物を自己発熱させ、有機性廃棄物の発酵温度をモーター402の回転数で制御するので、処理時間の遅延やランニングコストの上昇を抑制防止できるものとなっている。
特開2001−276777号公報
前記の特許文献1に記載の有機性廃棄物の再資源化方法とその装置においては、有機性廃棄物は好気性微生物により効率的に発酵処理されるとともに、発酵槽には加温手段としてのオイルヒーター等を配置する必要がなく、装置を簡素化することができるため、メンテナンスに要する工数も最小限に抑えることができるものとなっている。
しかしながら、特許文献1に記載の有機性廃棄物の再資源化方法においては、有機性廃棄物に、例えば繊維質、タンパク質、または油脂分などの含有量によっては、微生物分解のみでは限界があり、分解までに長時間を要するとともに、最終的には分解が不十分な状態となり、最終生産物としての堆肥への再資源化ができない虞も懸念される。
本発明は、以上の点に鑑みて創案されたものであり、有機性廃棄物の分解、および発酵に要する処理時間を短縮して、効率的に有機性廃棄物の減量化を実現することができる有機性廃棄物の再資源化方法を提供することを目的とするものである。
前記の目的を達成するために、本発明の有機性廃棄物の再資源化方法は、第1の処理装置に投入した有機性廃棄物に複合酵素、および所定の好気性微生物菌を作用させて一次発酵物を得る第1の発酵工程と、第2の処理装置に投入した前記一次発酵物に納豆菌または乳酸菌の何れか1つから選択される微生物菌を着床した竹炭、および植物性原料を配合した混合物に対して気体を供給し二次発酵物を得る第2の発酵工程と、該第3の処理装置に堆積した前記二次発酵物に対して気体を供給し三次発酵物を得る第3の発酵工程とを備える。
ここで、第1の処理装置に投入した有機性廃棄物に複合酵素、および好気性微生物菌を作用させて一次発酵物を得る第1の発酵工程を備えることにより、多様な有機性廃棄物に対して発酵を促すことができるため、有機性廃棄物を効率的に減量することができる。
また、第2の処理装置に投入した一次発酵物に納豆菌または乳酸菌の何れか1つから選択される微生物菌を着床した竹炭、および植物性原料を配合した混合物に対して一定間隔で気体を供給し二次発酵物を得る第2の発酵工程を備えることにより、第1の発酵工程で得た一次発酵物について、さらに発酵を促すとともに、竹炭による消臭効果により発酵物から生じる悪臭を抑えることができる。
また、第3の処理装置に堆積した二次発酵物に対して気体を供給し三次発酵物を得る第3の発酵工程を備えることにより、第2の発酵工程で得た二次発酵物に対して、さらに好気性発酵を促すことで、二次発酵物に含まれる水分の蒸発を促し、短期間で完熟した堆肥としての三次発酵物を得ることができる。
また、第1の発酵工程が、酵素反応装置に投入された有機性廃棄物に複合酵素を作用させ、酵素反応生成物を得る酵素反応工程を備えることにより、まず、最初の発酵工程として有機性廃棄物に複合酵素を作用させることにより、有機性廃棄物に含まれる繊維質、および炭水化物の分解処理、および糖類の糖化処理を促し、後述する微生物反応工程での発酵を促進することができる。
また、酵素反応生成物を微生物反応装置に移動させる移動工程を有することにより、酵素反応装置から微生物反応装置に酵素反応生成物を移動させ、微生物反応装置において後述する微生物反応工程を行うことができる一方で、酵素反応装置には続けて有機性廃棄物を投入することで、酵素反応工程と微生物反応工程を連続的に行うことが可能となる。さらに、酵素反応装置では酵素反応工程のみを行うことにより、例えば酵素反応工程の経過を監視しながら、酵素反応装置に投入する酵素の量を適宜変更することができる。
また、微生物反応装置に移動した酵素反応生成物に好気性菌を作用させ、微生物発酵物を得る微生物反応工程を有することにより、酵素反応工程により有機性廃棄物に含まれる有機物をある程度まで分解した酵素反応生成物に対して、さらに発酵を促進することで、有機性廃棄物の減量を効率的に行うことができる。
また、酵素反応工程は、酵素反応装置の温度を35℃〜40℃に維持する加温工程を含む場合には、酵素反応にとって好適な温度条件となるため、有機性廃棄物の分解が促進され、有機性廃棄物の減量を効率的に行うことができる。
また、酵素反応工程に用いる複合酵素は、酵素反応装置に投入される有機性廃棄物の略0.006〜0.007重量パーセントを構成する場合には、投入される有機性廃棄物に対する複合酵素が適量となり、有機性廃棄物の分解が促進され、有機性廃棄物の減量を効率的に行うことができる。
また、酵素反応工程は、所定の時間間隔において所定量の水を投入する給水工程を含む場合には、例えば有機性廃棄物の分解が順調に進んでいると目視で判断できると、一定量の水を給水することで、有機性廃棄物から生じる悪臭を抑えることができる。
また、酵素反応工程は、酵素反応装置に投入される有機性廃棄物と複合酵素を、所定の撹拌速度で一定間隔毎に略2〜3日の期間において撹拌する撹拌工程を有する場合には、有機性廃棄物の複合酵素により酵素反応を促進し、有機性廃棄物の減量を効率的に行うことができる。
また、移動工程は、複合酵素により分解処理ができなかった残留有機性廃棄物を酵素反応装置から排出する排出工程を含む場合には、酵素反応工程で酵素分解できなかった残留有機廃棄物を、強制的に酵素反応装置から排出することで、酵素反応生成物に不純物が含まれないため、微生物反応装置での微生物反応工程においての発酵が促進され、有機性廃棄物の減量を効率的に行うことができる。
また、微生物反応工程は、微生物反応装置の温度を35℃〜40℃に維持する加温工程を含む場合には、微生物反応にとって好適な温度条件となるため、酵素反応生成物の発酵が促進され、有機性廃棄物の減量を効率的に行うことができる。
また、微生物反応工程に用いる好気性菌は、酵素反応装置から微生物反応装置に移動する酵素反応生成物の略0.001〜0.003重量パーセントを構成する場合には、微生物反応装置に投入される酵素反応生成物に対する微生物が適量となり、酵素反応生成物の発酵が促進され、有機性廃棄物の減量を効率的に行うことができる。
また、微生物反応工程は、酵素反応装置から微生物反応装置に移動する酵素反応生成物と好気性菌を、所定の撹拌速度で一定間隔毎に略3〜4日の期間において撹拌する撹拌工程を含む場合には、酵素反応生成物の発酵を促進することができる。
また、微生物反応工程は、微生物反応装置に所定量の空気を給気する空気給気工程を含む場合には、微生物としての好気性菌にとって好適な環境が形成されるため、微生物反応を促進し、酵素反応生成物の発酵を効率的に行うことができる。
また、第3の発酵工程が、第3の処理装置に堆積された二次発酵物に対して、相対的に低圧な空気を連続的に給気する低圧空気給気工程を有する場合には、二次発酵物に含まれている好気性菌による発酵を促進することができる。
また、第3の発酵工程が、第3の処理装置に堆積された二次発酵物に対して、相対的に高圧な空気を所定の間隔で間欠的に給気する高圧空気給気工程とを有する場合には、二次発酵物の内部の隅々まで空気が行き渡り、二次発酵物の水分を適度に保つことで発酵を促進することができる。
また、複合酵素は、セルラーゼ、アミラーゼ、およびプロテアーゼから選ばれる少なくとも2以上の酵素を用いる場合には、セルラーゼにより有機性廃棄物に含まれるセルロースのグリコシド結合を加水分解することができ、アミラーゼにより有機性廃棄物に含まれるデンプンやグリコーゲンを分解することができ、プロテアーゼにより有機性廃棄物に含まれるペプチドやタンパク質のペプチド結合を加水分解することができる。
また、好気性菌は枯草菌である場合には、有機性廃棄物に含まれるタンパク質、および脂肪を分解、およびデンプンの糖化を効率的に行うことができるとともに、酵素反応生成物の腐敗臭を抑えるとともに、発酵速度を早めることができる。
また、植物性原料は焼酎粕である場合には、焼酎粕には有機物が豊富に含まれているため、一次発酵物の発酵をさらに促進することができる。
本発明に係る有機性廃棄物の再資源化方法は、有機性廃棄物の分解、および発酵に要する処理時間を短縮して、効率的に有機性廃棄物の減量化を実現することができるものとなっている。
本発明の実施形態に有機性廃棄物の再資源化方法の全体工程図である。 第1の処理装置の正面図である。 第1の処理装置における酵素反応装置の(a)は完成図、(b)は分解図である。 第1の発酵工程を示す工程図であり、(a)は酵素反応工程、(b)は微生物反応工程を示す。 第2の処理装置の概略図である。 第2の発酵工程を示す工程図である。 第3の処理装置の概略図である。 第3の発酵工程を示す工程図である。 従来技術を示す図である。
以下、有機性廃棄物の再資源化方法に係る本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明し、本発明の理解に供する。
まず、図1は本発明の有機性廃棄物の再資源化方法の全体的な流れを示す工程図である。図1に示すように、本発明の有機性廃棄物の再資源化方法においては、各家庭や飲食店等で発生した、生ごみとしての有機性廃棄物Aを第1の発酵工程S1、第2の発酵工程S2、および第3の発酵工程S3の3つの発酵工程を経て、最終生産物として堆肥Mが得られる。以下、各工程について詳述する。
<第1の発酵工程S1>
第1の発酵工程S1において使用する第1の処理装置1の概略構成について図2を用いて説明する。第1の処理装置1は酵素反応工程S11を行う酵素反応装置11、微生物反応工程S12を行う微生物反応装置12、および一次発酵物F1が貯留される貯留装置13が、短手方向に隣接し、ボルト等の公知の固定手段により強固に固定されている。なお、第1の処理装置1としての酵素反応装置11、微生物反応装置12、および貯留装置13の構成は略同じであることから、ここでは説明の便宜上、酵素反応装置11について詳述する。
ここで、必ずしも、貯留装置13は有している必要はない。貯留装置13は微生物反応装置12による発酵で生成した一次発酵物F1を一時的に貯留しておくものであり、例えば、微生物反応装置12での発酵を終えた一次発酵物F1を順次、次の工程である後述する第2の発酵工程S2で使用する第2の処理装置2に移動させるようにしてもよい。
酵素反応装置11は、図3に示すように、酵素反応槽111、酵素反応槽111内に投入された有機性廃棄物Aを撹拌するための攪拌機112、および酵素反応槽111内に水を供給するための給水装置113から主に構成されている。
酵素反応槽111は、下部が半円形に形成されるとともに、その内部に有機性廃棄物Aが投入され、撹拌、分解が行われる。また、酵素反応槽111の底部には、排出孔111aが複数形成されており、分解の過程において有機性廃棄物Aから発生する水分がこの排出孔111aを通じて、酵素反応槽111の下方に配置された排水槽114に滴下されるようになっている。
酵素反応槽111の一方側の側面の上部には、隣接する微生物反応装置12の微生物反応槽121に連通する連通孔111bが形成されており、酵素反応槽111での酵素反応が完了した酵素反応生成物が、順次この連通孔111bを通じて微生物反応槽121に移動させることが可能となっている。
また、酵素反応槽111の他方側の側面の下部には、酵素反応工程S11では分解されなかった有機性廃棄物Aの残留物を酵素反応槽111から外部に排出するためのホッパー115が設けられている。
攪拌機112は、酵素反応槽111の略中央部を長手方向に横切るように設けられたシャフト112a、該シャフト112aと一体的に回転するブレード112b、およびブレード112bの先端に取り付けられ、酵素反応槽111に投入された有機性廃棄物Aに主に接触して撹拌する撹拌羽根112cから構成されている。シャフト112aの一端には、回転動力を発生させるための駆動装置116としてモーター116a、およびモーター116aからの動力をシャフト112aに伝達するためのベルト116bを備えている。
ここで、必ずしも、シャフト112aの回転動力の発生源としてモーター116aを使用する必要はない。シャフト112aが回転駆動できるものであれば、その駆動発生源は何ら限定されるものではない。
給水装置113は酵素反応槽111内に水を噴射するものであり、上部ノズル113a、下部ノズル113b、および供給配管113cから主に構成されている。給水装置113は、例えば酵素反応槽111内での分解状態により、有機性廃棄物Aの分解が十分進んでいると判断できる場合には、上部ノズル113aから酵素反応槽111内に一定量の水を噴射することで、有機性廃棄物Aから生じる悪臭を抑えることができる。また、空になった酵素反応槽111内を洗浄する際には、上部ノズル113a、および下部ノズル113bのそれぞれから所定量の水を噴射して酵素反応槽111内を洗浄することができる。
酵素反応槽111の下部には、酵素反応槽111内を一定温度に保つための加温手段としてのヒーター117が設けられている。ヒーター117は例えばオイル式のヒーターであり、酵素反応に最も適温と考えられる35℃〜40℃に酵素反応槽111内を保持することができる。
ここで、必ずしも、加温手段としてのヒーター117は設けられている必要はない。例えば、微生物反応装置12においては、微生物反応による自然発熱により、常に適温(35℃〜40℃)に保たれるため、ヒーター117を設ける必要はない。また、貯留装置13においては、微生物反応装置12から移動させた一次発酵物F1を貯留するための装置であるため、加温手段としてのヒーター117は設けられている必要はない。
以上のような構成の第1の処理装置1を用いた第1の発酵工程S1について図4を用いて説明する。まず、家庭や商業施設等で発生し、回収した有機性廃棄物Aを酵素反応装置11の酵素反応槽111に一定量投入する(有機性廃棄物投入工程S11a)。なお、本発明の実施形態においては、有機性廃棄物Aの酵素反応槽111への1回の投入量として略4500kgを目安として投入される。
酵素反応槽111に投入した有機性廃棄物Aの量に応じて、酵素反応に必要な複合酵素を、同じく酵素反応槽111に投入する(複合酵素投入工程S11b)。このとき、有機性廃棄物Aの全体に複合酵素が混合するように、攪拌機112により撹拌し、有機性廃棄物Aの酵素反応を促進する(撹拌工程S11c)。また、酵素反応槽111内の温度状況によっては、必要に応じてヒーター117を駆動して酵素反応槽111内を適温(35℃〜40℃)に保たれる(加温工程S11d)。
なお、投入する複合酵素としては、主にアミラーゼ、セルラーゼ、およびプロテアーゼのうちから、少なくとも2つ以上が選択される。また、本発明の実施形態においては、複合酵素が有機性廃棄物Aの略0.006〜0.007重量パーセントを占めるように調整されている。
ここで、必ずしも、複合酵素としてアミラーゼ、セルラーゼ、およびプロテアーゼのうちから少なくとも2つ以上が選択される必要はない。但し、複合酵素としてアミラーゼを使用する場合には、有機性廃棄物Aに含まれるデンプンやグリコーゲンを効率的に分解し、セルラーゼを使用する場合には、有機性廃棄物Aに含まれる繊維質を効率的に加水分解し、プロテアーゼを使用する場合には、有機性廃棄物Aに含まれるペプチドやタンパク質のペプチド結合を効率的に加水分解することができる。
また、必ずしも、複合酵素は有機性廃棄物Aの略0.006〜0.007重量パーセントを構成するように配合されている必要はない。但し、発明者らが検討を繰り返した結果では、複合酵素の有機性廃棄物Aに対する配合割合を上記のように調整することで、短時間において有機性廃棄物Aを効果的に分解することができた。
酵素反応槽111内での分解が進むと、酵素分解状況を目視しながら、ある程度の分解が進んでいると判断できる場合には、給水装置113の上部ノズル113aから一定量の水を酵素反応槽111内に噴出させることができる(給水工程S11e)。このとき、有機性廃棄物Aに含まれる水分や分解できずに残った残渣等は、酵素反応槽111の底面に形成された排出孔111aを通じて排水槽114に滴下され、集められた排水は別途の方法で排水処分される(排出工程S11f)。
ここで、必ずしも、給水装置113に酵素反応槽111内への給水を行う必要はない。但し、一定量の水を給水することにより、有機性廃棄物Aの悪臭を抑える作用があるため、分解の状況をみながら給水することが好ましい。
酵素反応槽111において、約2〜3日間、撹拌等の工程により複合酵素を作用させた有機性廃棄物A(酵素反応生成物)は、攪拌機112による撹拌動作により、酵素反応槽111の側面に形成された連通孔111bから隣接する微生物反応装置12の微生物反応槽121に押し出され、順次移動する(移動工程S11g)。
ここで、必ずしも、酵素反応工程S11は略2〜3日間である必要はない。但し、発明者らが検討を繰り返した結果では、酵素反応工程S11の期間が略2〜3日で、酵素反応が正常に終了する一方で、酵素反応工程S11の期間が略2〜3日間よりも短い場合には、酵素反応が正常に終了しないことが判明した。そのため、酵素反応槽111における酵素反応工程S11の期間は略2〜3日間であることが好ましい。
そして、酵素反応槽111内の酵素反応生成物の全てが微生物反応槽121に移動したタイミングで、例えば給水装置113から水を噴出して酵素反応槽111内を洗浄するとともに、洗浄後に新たな有機性廃棄物Aを酵素反応槽111内に投入し、複合酵素による分解を開始することができる。
微生物反応槽121に移動した酵素反応生成物に対しては、酵素反応生成物の量に応じた微生物を投入する(微生物投入工程S12a)。このとき、酵素反応生成物に微生物が均一に混合するように攪拌機112により撹拌し、酵素反応生成物の微生物反応を促進する(撹拌工程S12b)。なお、投入する微生物としては、主に好気性菌としての枯草菌が使用される。また、本発明の実施形態においては、枯草菌が酵素反応生成物の略0.001〜0.003重量パーセントを占めるように調整されている。
また、撹拌工程S12bの途中において、必要に応じて微生物反応槽121内に一定量の空気を給気することで微生物反応をさらに促進することができる(空気給気工程S12c)。このような工程を略3〜4日間行うことにより、第1の発酵工程S1における最終生成物としての一次発酵物F1を得ることができる。
ここで、必ずしも、微生物として好気性菌である枯草菌を使用する必要はない。嫌気性菌属の所定の菌類を使用してもよい。但し、好気性菌を使用することにより、発酵が進む過程において悪臭を抑える作用があるとともに、発明者らが検討を繰り返した結果では、その中でも枯草菌がもっとも効率よく発酵を行うことができることが確認できた。
また、必ずしも、枯草菌は酵素反応生成の略0.001〜0.003重量パーセントを構成するように配合されている必要はない。但し、発明者らが検討を繰り返した結果では、枯草菌の酵素反応生成物に対する配合割合を上記のように調整することで、短時間において酵素反応生成物を効果的に発酵することができた。
また、必ずしも、微生物反応槽121における微生物反応工程S12は略3〜4日間である必要はない。但し、発明者らが検討を繰り返した結果では、微生物反応工程が略3〜4日で、微生物反応が正常に終了する一方で、微生物反応工程が略3〜4日間よりも短い場合には、微生物反応が正常に終了しないとの見地を得た。そのため、微生物反応槽121における微生物反応工程S12は略3〜4日間であることが好ましい。
また、必ずしも、空気給気工程S12cを有している必要はない。但し、投入した枯草菌は前記した通り好気性菌であるため、好気性発酵を高めるために、一定の空気を外部から給気することが好ましい。
次に、比較例を参照しながら、本発明の実施形態に係る第1の発酵工程S1における発酵の効果について表1に示す。なお、表1において、投入する有機性廃棄物Aの量に応じて実施例1、および実施例2とし、比較例とは、有機性廃棄物Aに対して複合酵素を用いた酵素反応工程S11を行わずに、微生物反応工程S12のみ行った場合の実施形態である。
Figure 2018145050
表1に示すように、酵素反応工程S11を行ったうえで微生物反応工程S12を行う2段階の反応工程を経る実施例1、および実施例2においては、微生物反応工程S12のみの1段階の反応工程を経る比較例1〜3に比べて、投入した有機性廃棄物Aの減量率が向上することが分かる。
<第2の発酵工程S2>
以上の第1の発酵工程S1により得られた一次発酵物F1は、第2の発酵工程S2においてさらに発酵が行われる。
この第2の発酵工程S2で使用する第2の処理装置2、および第2の発酵工程S2の全体工程について図5、および図6を用いて説明する。まず貯留装置13から取り出した一次発酵物F1を、図6に示すようにプラスチック製の袋体21(例えばフレコンバック)に所定量ずつに小分けして入れるとともに(小分工程S21)、小分けした一次発酵物F1に対して、乳酸菌、または納豆菌の何れかの菌群から選択される微生物菌を着床した竹炭C、および植物性原料P(例えば焼酎粕)を適量だけ混合し(混合工程S22)、給気装置22により定期的に圧縮空気を袋体21内に送り込む作業(空気給気工程S23)を約1ヶ月間行い、二次発酵物F2を得る。
ここで、必ずしも、一次発酵物F1に混合する竹炭Cには乳酸菌、または納豆菌を着床させる必要はない。但し、乳酸菌、または納豆菌を着床させた竹炭Cを混合させることにより、第1の発酵工程S1において、枯草菌により発酵できなかった有機性廃棄物Aを、乳酸菌、または納豆菌により発酵することができるため、一次発酵物F1の発酵をさらに進めることができる。
また、必ずしも、植物性原料Pとして焼酎粕を混合する必要はない。但し、焼酎粕には有機物が豊富に含まれているため、一次発酵物F1の発酵をさらに促進することができる。
また、必ずしも、給気装置22により袋体21内に空気を給気する必要はない。但し、袋体21内に空気を給気することで、一次発酵物F1内に生息する枯草菌が活性化されるため、一次発酵物F1の発酵をさらに促進することができる。
<第3の発酵工程S3>
以上の第2の発酵工程S2により得られた二次発酵物F2は、第3の発酵工程S3においてさらに発酵が行われる。
この第3の発酵工程S3で使用する第3の処理装置3、および第3発酵工程S3の全体工程について図7、および図8を用いて説明する。まず、第3の処理装置3は、図7に示すように主に二次発酵物F2を積層するための床面31と、床面31の周囲三方に立設する壁面32から構成されている。
床面31には微細な空気孔33が多数形成されて、床面31の裏側には、堆積した二次発酵物F2に対して、空気孔33を通じて相対的に低圧な空気を常時送り込むための空気配管34が配設されている。
このような第3の処理装置3を用いた第3の発酵工程S3においては、まず、第3の処理装置3の床面に二次発酵物F2を積層する。床面31に積層された二次発酵物F2に対しては、全体に均等となるように、相対的に低圧な空気が床面31に形成された空気孔33から常時送り込まれ(低圧空気給気工程S31)、好気性発酵を広い範囲で均質に行うことで、二次発酵物F2の発酵を促進することができるものとなっている。
また、床面31から噴出される相対的に低圧な空気に加えて、第3の処理装置3の外部からは、第2の処理装置2で用いた給気装置22により、床面31から噴出される空気よりも相対的に高圧な圧縮空気を、第2の発酵工程S2で使用した給気装置22を用いて積層した二次発酵物F2に対して給気する。この給気装置22による給気は、一定の時間間隔(例えば5日おき)で間欠的に行う(高圧空気給気工程S32)。
ここで、必ずしも、第3の発酵工程S3においては、高圧空気給気工程S32を行う必要はなく、低圧空気給気工程S31のみにより二次発酵物F2の発酵を行ってもよい。但し、高圧空気給気工程S32により間欠的に給気することで、二次発酵物F2内の空気の通り道を変更することができるため、より均質に二次発酵物F2の発酵を促進することができる。
また、必ずしも、高圧空気給気工程S32は、給気装置22により行う必要はない。例えば、空気配管34から高圧空気を給気するための分岐管を別途設け、その分岐管から相対的に高圧な空気を供給するようにしてもよい。
このように第3の発酵工程S3においては、第2の発酵工程S2により得られた二次発酵物F2に対して、相対的に低圧な空気を常時供給するとともに、相対的に高圧な圧縮空気を間欠的に供給する作業を約1ヶ月間繰り返すことにより、最終生成物としての堆肥Mを得ることができる。
以上、本発明に係る有機性廃棄物の再資源化方法は、有機性廃棄物の分解、および発酵に要する処理時間を短縮して、効率的に有機性廃棄物の減量化を実現することができるものとなっている。
1 第1の処理装置
11 酵素反応装置
111 酵素反応槽
111a 排出孔
111b 連通孔
112 攪拌機
112a シャフト
112b ブレード
112c 撹拌羽根
113 給水装置
113a 上部ノズル
113b 下部ノズル
113c 供給配管
114 排水槽
115 ホッパー
116 駆動装置
116a モーター
116b ベルト
117 ヒーター
12 微生物反応装置
121 微生物反応槽
122 攪拌機
122a シャフト
122b ブレード
122c 撹拌羽根
13 貯留装置
131 貯留槽
132 攪拌機
132a シャフト
132b ブレード
132c 撹拌羽根
133 ホッパー
2 第2の処理装置
21 袋体
22 給気装置
3 第3の処理装置
31 床面
32 壁面
33 空気孔
34 空気配管
S1 第1の発酵工程
S2 第2の発酵工程
S3 第3の発酵工程
A 有機性廃棄物
M 堆肥
F1 一次発酵物
F2 二次発酵物
C 竹炭
P 植物性原料

Claims (15)

  1. 第1の処理装置に投入した有機性廃棄物に複合酵素、および所定の好気性微生物菌を作用させて一次発酵物を得る第1の発酵工程と、
    第2の処理装置に投入した前記一次発酵物に納豆菌または乳酸菌の何れか1つから選択される微生物菌を着床した竹炭、および植物性原料を配合した混合物に対して気体を供給し二次発酵物を得る第2の発酵工程と、
    第3の処理装置に堆積した前記二次発酵物に対して気体を供給し三次発酵物を得る第3の発酵工程と、を備える
    有機性廃棄物の再資源化方法。
  2. 前記第1の発酵工程は、
    酵素反応装置に投入した有機性廃棄物に複合酵素を作用させ、酵素反応生成物を得る酵素反応工程と、
    前記酵素反応生成物を微生物反応装置に移動させる移動工程と、
    前記微生物反応装置に移動した前記酵素反応生成物に好気性菌を作用させ、微生物発酵物を得る微生物反応工程と、を有する
    請求項1に記載の有機性廃棄物の再資源化方法。
  3. 前記酵素反応工程は、前記酵素反応装置内の温度を35℃〜40℃に維持する加温工程を含む
    請求項2に記載の有機性廃棄物の再資源化方法。
  4. 前記酵素反応工程に用いる前記複合酵素は、前記酵素反応装置に投入される有機性廃棄物の略0.006〜0.007重量パーセントを構成する
    請求項2または請求項3に記載の有機性廃棄物の再資源化方法。
  5. 前記酵素反応工程は、所定の時間間隔において所定量の水を投入する給水工程を含む
    請求項2から請求項4の何れか一項に記載の有機性廃棄物の再資源化方法。
  6. 前記酵素反応工程は、前記酵素反応装置に投入される有機性廃棄物と前記複合酵素を、所定の撹拌速度で一定間隔毎に略2〜3日の期間において撹拌する撹拌工程を含む
    請求項2から請求項5の何れか一項に記載の有機性廃棄物の再資源化方法。
  7. 前記移動工程は、前記複合酵素により分解処理ができなかった残留有機性廃棄物を前記酵素反応装置から排出する排出工程を含む
    請求項2から請求項6の何れか一項に記載の有機性廃棄物の再資源化方法。
  8. 前記微生物反応工程は、前記微生物反応装置の温度を35℃〜40℃に維持する加温工程を含む
    請求項2から請求7の何れか一項に記載の有機性廃棄物の再資源化方法。
  9. 前記微生物反応工程に用いる前記好気性菌は、前記酵素反応装置から前記微生物反応装置に移動する前記酵素反応生成物の略0.001〜0.003重量パーセントを構成する
    請求項2から請求項8の何れか一項に記載の有機性廃棄物の再資源化方法。
  10. 前記微生物反応工程は、前記酵素反応装置から前記微生物反応装置に移動する前記酵素反応生成物と前記好気性菌を、所定の撹拌速度で一定間隔毎に略3〜4日の期間において撹拌する撹拌工程を含む
    請求項2から請求項9の何れか一項に記載の有機性廃棄物の再資源化方法。
  11. 前記微生物反応工程は、前記微生物反応装置に所定量の空気を給気する空気給気工程を含む
    請求項2から請求項10の何れか一項に記載の有機性廃棄物の再資源化方法。
  12. 前記第3の発酵工程は、
    前記第3の処理装置に堆積された前記二次発酵物に対して、相対的に低圧な空気を連続的に給気する低圧空気給気工程と、
    前記第3の処理装置に堆積された前記二次発酵物に対して、相対的に高圧な空気を所定の時間間隔で間欠的に給気する高圧空気給気工程と、を有する
    請求項1から請求項11の何れか一項に記載の有機性廃棄物の再資源化方法。
  13. 前記複合酵素は、セルラーゼ、アミラーゼ、およびプロテアーゼから選ばれる少なくとも2以上の酵素を用いる
    請求項1から請求項12の何れか一項に記載の有機性廃棄物の再資源化方法。
  14. 前記好気性微生物菌は枯草菌である
    請求項1から請求項13の何れか一項に記載の有機性廃棄物の再資源化方法。
  15. 前記植物性原料は焼酎粕である
    請求項1から請求項14の何れか一項に記載の有機性廃棄物の再資源化方法。
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