JP2001025745A - 有機質物の発酵処理方法および発酵処理装置 - Google Patents

有機質物の発酵処理方法および発酵処理装置

Info

Publication number
JP2001025745A
JP2001025745A JP20067299A JP20067299A JP2001025745A JP 2001025745 A JP2001025745 A JP 2001025745A JP 20067299 A JP20067299 A JP 20067299A JP 20067299 A JP20067299 A JP 20067299A JP 2001025745 A JP2001025745 A JP 2001025745A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fermenter
organic matter
fermentation
stirring blade
stirring
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP20067299A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3359887B2 (ja
Inventor
Yuji Komatsu
雄二 小松
Yukie Otsuji
幸枝 尾辻
Masakazu Yokota
正和 横田
Takashi Otani
孝 大谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Food Marketing Res & Informati
Food Marketing Research & Information Center
Japan Steel Works Ltd
Original Assignee
Food Marketing Res & Informati
Food Marketing Research & Information Center
Japan Steel Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Food Marketing Res & Informati, Food Marketing Research & Information Center, Japan Steel Works Ltd filed Critical Food Marketing Res & Informati
Priority to JP20067299A priority Critical patent/JP3359887B2/ja
Publication of JP2001025745A publication Critical patent/JP2001025745A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3359887B2 publication Critical patent/JP3359887B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/141Feedstock
    • Y02P20/145Feedstock the feedstock being materials of biological origin
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W30/00Technologies for solid waste management
    • Y02W30/40Bio-organic fraction processing; Production of fertilisers from the organic fraction of waste or refuse

Landscapes

  • Processing Of Solid Wastes (AREA)
  • Treatment Of Sludge (AREA)
  • Fertilizers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 有機質物をロータリーキルン式の発酵槽
で効率よく、かつ良好に発酵処理する。 【解決手段】 内面にかき板3を有する回転筒体1から
なる発酵槽と送り機能を有する攪拌翼15と、仕切部1
0a、10bを備え、原料投入側に戻し機能を有する攪
拌翼18を配置する。 【効果】 発酵槽内に高い充填率で材料を収容した
状態で、有機質物を十分に攪拌、混合して高速かつ良好
に発酵させることが可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、生ゴミ、家畜糞、
農業廃棄物、食品加工残渣、汚泥などの有機質物を好気
的に発酵処理して、土壌改良材や有機質肥料として有効
に回収したり、減容化して廃棄を容易にしたりする有機
質物の発酵処理装置および発酵処理方法に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】通常、生ゴミ、家畜糞、汚泥などの有機
性固形廃棄物のコンポスト化処理においては、その高速
化、効率化、高品質化などを狙いとして、スクープ式、
ロータリーキルン式、横型ドラム機械撹拌式、竪型多段
アーム式、竪型サイロ式など種々の発酵装置が開発、実
用化されている。これらの発酵装置では、スクープ式
は、攪拌制御が容易で発酵性能は優れているが設置面積
が大きく通気用多孔板等の保守および臭気捕集が厄介で
あり、横型ドラム機械攪拌式は、発酵性能は良好だが所
用動力が過大で大容量処理には不向きで発酵制御も困難
であり、堅型多段アーム式および堅型サイロ式は、特に
保守性が困難であり、キルン式発酵装置は、低コスト・
小動力で保守も容易だが、材料の充填率が低く大容量処
理に不向きで発酵制御が困難等、それぞれに長短があ
る。ただし、低コストで稼働できるという点ではキルン
式の装置が特筆されるものである。
【0003】このキルン式発酵装置では、図3に示すよ
うに、回転可能な回転筒体20と、この筒体20の両端
を塞ぐ回転しない側板とによって構成されるドラムを発
酵槽としており、該回転筒体20の内面には、有機質物
をかき上げるかき上げ板21…21が軸方向に沿って設
けられている。また、この他に、キルン槽回転軸中心
に、回転筒体とは独立して回転制御可能な撹拌軸22を
装備し、この軸にパドル等の攪拌翼23を取り付けて撹
拌時の負荷がかき上げ板21だけにかからないようにし
ている。この攪拌翼23は、発酵槽内の有機質物を攪拌
する機能と、この有機質物を発酵槽の軸方向に沿って送
る機能とを有している。上記キルン式発酵槽を用いた発
酵処理では、原料となる有機質物30を発酵槽の一方端
から槽内に投入する。発酵槽内に投入された有機質物3
0は、筒体20の回転により混合、攪拌されるととも
に、筒体と逆の方向に回転される攪拌翼23によっても
攪拌されつつ軸方向に沿って送られる。有機質物30a
は、図4に示すように攪拌によって適度に解れて発酵槽
内の空間部の空気と接触し好気的に発酵処理されながら
他方端へ移動する。この場合、有機質物の混合、攪拌
は、攪拌翼23による攪拌の他、かき上げ板21による
かき上げと筒体内面の付着力とによって材料がかき上げ
られ、材料面を滑り落ちることにより行われる。そし
て、発酵のため必要な有機質物と空気との接触及び材料
の分散は、主に材料が攪拌翼または筒体内面でかき揚げ
られて落下する過程で行われる。発酵に必要な酸素は、
一般には、回転筒体内の上方空間に通気管を配置し、通
気管に設けた多数の通気口を通して、外部より取り込ん
だ空気を送出することによって行われている。
【0004】また、発酵装置によっては、回転筒体の回
転軸方向に垂直な仕切板を槽内の何カ所かに取り付けて
複数の発酵ゾーンを作り、各ゾーンを原料が徐々にオー
バーフローすることで発酵処理された有機質物が発酵槽
から排出されるような工夫もなされている。この仕切板
によって各ゾーン毎に徐々に発酵を進行させることがで
き、発酵効率が向上するとともに、発酵槽内への有機質
物の充填量を増大させることができる。この仕切板とし
ては、一般に、図5に示すように発酵槽の縦断面全体を
仕切り、オーバーフローのための穴25aが加工されて
いる仕切板25や、中心部に通過穴26aを設けたドー
ナッツタイプの仕切板26が用いられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記したキル
ン式発酵装置はスクープ式のように有機質物の攪拌、移
送を的確に制御することが難しく、したがって最適な発
酵状態を得ることは困難であるという問題がある。具体
的には、投入した新規の有機質物が既に発酵が進行して
いる有機質物と十分に混合撹拌され、かつ通気性が確保
された場合に発酵の高速化および原料の減容化が進行す
る。しかし従来のキルン式発酵装置のように発酵槽内壁
のかき上げ板と、撹拌翼だけでは新規材料と既に発酵が
進行している材料とが十分に撹拌、混合されないうちに
次々と移動してしまい、十分に発酵が進行しない。
【0006】このような有機質物の移動を抑制するため
に、また槽内への有機質物の充填効率を上げるために槽
内を複数に仕切る仕切板を設ける方法があることは上記
したとおりである。しかし、前記したような全縦面仕切
タイプの仕切板では、槽内充填率を設定するのにオーバ
ーフローのための穴をどのような形状、大きさにしてよ
いのかは実際に有機質物をオーバーフローさせてみなけ
れば把握することができず、有機質物の通過量を適切に
制御することが難しい。またドーナッツタイプの仕切板
では、充填率を30〜40%程度にまでしか上げること
ができず、通過抑制の作用が少ないため有機質物を仕切
板前に止めて十分に混合することが難しい。したがっ
て、従来の仕切板によっても有機質物の攪拌、移動を適
切に制御することは困難であり、新規投入の有機質物と
既発酵の有機質物とを十分に混合することも困難であ
る。
【0007】また、有機質物は、前述したように発酵処
理に際し、回転筒体の内壁に沿って掻き上げられた後、
滑り落ちることと、攪拌翼によって攪拌されることが繰
り返されており、有機質物は、次第に安定かつ周期的な
運動形態をなすに至り、徐々に図6に示すように大きな
団子形状30bに造粒されてしまう。この現象は、回転
筒体と攪拌翼とが逆方向に回転することによってある程
度は抑制されるが、粘性の強い有機質物の場合には、特
に材料全体が練られたような状態になって団子状を呈し
やすい。このように有機質物が団子状になると、有機質
物間の空隙が少なくなって空気との接触効率が悪くなる
ため、発酵効率が低下する。以上の点より従来のキルン
式発酵処理装置では、有機質物の発酵が不十分なまま次
のゾーンへとオーバーフローされ続けることにより最終
的に発酵が未熟のままに装置より排出されてしまうとい
う問題があり、低コストで稼働できるという利点を十分
に生かすことができていない。
【0008】本発明は上記事情を背景としてなされたも
のであり、高い充填率で槽内に有機質物を収容し、この
有機質物を十分かつ適切に攪拌混合して、良好に発酵を
進行させて取り出すことができる有機質物の発酵処理装
置および発酵処理方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の有機質物の発酵処理装置のうち第1の発明
は、内面にかき板を有する回転筒体からなる発酵槽と、
該発酵槽内に回転可能に配置され、その回転によって発
酵槽内に収容された有機質物を攪拌しつつ発酵槽軸方向
に送る攪拌翼と、該発酵槽を軸方向において複数のゾー
ンに仕切って有機質物の軸方向移動を規制する仕切部を
備えており、さらに前記攪拌翼は原料投入側において、
新規有機質物と発酵が進行している有機質物とを十分に
混合するべく、有機質物に対する発酵槽軸方向への送り
機能に加えて、戻し機能を有していることを特徴とす
る。
【0010】第2の発明の有機質物の発酵処理装置は、
上記第1の発明において、攪拌翼は、原料投入側では送
り攪拌翼と戻し攪拌翼とからなり、それよりも有機質物
送り方向側では送り攪拌翼のみからなることを特徴とす
る。
【0011】第3の発明の有機質物の発酵処理装置は、
上記第1または第2の発明において、前記仕切部が、発
酵槽内空間を縦方向において下端から上端未達の所定高
さまで仕切る弓形板形状を有しており、かつ回転する発
酵槽とは独立して不動に固定されていることを特徴とす
る。
【0012】また本発明の有機質物の発酵処理方法は、
内面にかき板を有する回転筒体からなる発酵槽と、該発
酵槽内に回転可能に配置され、その回転によって発酵槽
内に収容された有機質物を攪拌しつつ発酵槽軸方向に送
る攪拌翼とを備えた発酵処理装置内に有機質物を収容
し、該装置における発酵槽と攪拌翼とを逆方向に回転さ
せて前記有機質物を攪拌しつつ発酵槽の軸方向に移動さ
せる際に、該発酵槽と攪拌翼の一方または両方を速度を
変化させて回転させることを特徴とする。
【0013】本発明では、回転筒体を発酵槽とするが、
該筒体は通常は断面円形状のものが用いられる。ただ
し、本発明としては、これに限定されるものではなく、
例えば、断面楕円状、多角形状のものを用いることも可
能である。また、この筒体の内面にかき板が設けられる
が、かき板の形状、数も特に限定されるものではなく、
処理対象となる材料の種別等に対応して適宜変更するこ
ともできる。また発酵槽は仕切部によって軸方向におい
て複数のゾーンに仕切られるが、該ゾーンに対応させて
かき板の形状や配置位置を変えることもできる。なお、
以下で説明する攪拌翼では有機質物の送り機能を有して
いるが、上記したかき板に有機質物の送り機能を与える
ことも可能である。
【0014】また、発酵槽内に配置される攪拌翼は、発
酵槽の軸方向に沿って配置され、通常は発酵槽の軸方向
に沿った回転軸によって回転可能とされる。該攪拌翼が
回転する回転軸心は、筒体内に現に軸体を配置して、こ
の軸体に攪拌翼を設けて回転させることにより得られ
る。ただし本発明としては、実際には軸体を有さず、仮
想的な軸心を有するものであってよく、要は、この軸心
を中心に攪拌翼が回転できる構造であればよい。この攪
拌翼は、原料の種類、特性及び発酵過程における特性変
化等に応じて、カッター型、スキ型、パドル型、リボン
型、スクリュ型等を単独または組み合わせた形で適用す
ることができる。また、この攪拌翼による材料の攪拌の
動力を節減するために、局部的な付設、省略、及び直径
も含めて適切な組み合わせを選定設定することができ
る。要は、発酵槽内の有機質物を攪拌し、かつ発酵槽の
軸方向に沿って送る機能を有するものであればよい。こ
の送り機能は、攪拌翼の傾斜やねじれ等の設定によって
得ることができる。
【0015】また本発明では、上記攪拌翼に対し、有機
質物の発酵槽投入側において、有機質物に対する発酵槽
軸方向への送り機能に加えて、戻し機能を与える。この
戻し機能は、送り機能を有する攪拌翼の一部に部分的に
与えてもよく、また、送り機能のみを有する攪拌翼とは
別に戻し機能のみを有する攪拌翼を設けてもよい。これ
ら攪拌翼では、発酵槽投入側で全体として戻し機能と送
り機能とが同等の作用を有するものであればよい。な
お、上記戻し機能も、送り機能と同様に攪拌翼の傾斜角
度やねじれ角度等の設定によって得ることができる。
【0016】上記した送り機能と戻し機能とを有する攪
拌翼は、有機質物の発酵槽投入側に配置する。この場
合、仕切部によって仕切られたゾーンに合わせて上記攪
拌翼を配置してもよい。上記両機能を有する攪拌翼は、
上記投入側に最も近いゾーンにのみ配置してもよく、こ
れに続く複数のゾーンに配置してもよい。要は、排出側
でなく投入側で戻し機能が得られればよく、両機能を有
する範囲は、発酵槽の機能等に従って適宜定めることが
できる。ただし、排出側(少なくとも排出側に最も近い
ゾーン)では、戻し機能はなく送り機能のみを有する攪
拌翼を使用するのが望ましい。これは、排出側で両機能
を与えると、発酵の進行程度が異なる有機質物が混合さ
れて発酵不十分なものまで発酵槽外に排出されてしまう
ので、排出側では送り機能のみを与えて発酵の進行が進
んでいるものの順に移送、攪拌、排出するのが望ましい
ためである。
【0017】また、発酵槽には仕切部を設けるが、発酵
槽を軸方向において複数の発酵ゾーンに見立て、このゾ
ーンに合わせて仕切部を設けるのが望ましい。仕切部
は、従来と同構造でもよいが、発酵槽内空間を縦方向に
おいて下端から上端未達の所定高さまで仕切る弓形板形
状であって、回転する発酵槽とは独立した不動のものが
望ましい。この弓形形状の仕切板によって、仕切部で移
動が規制されて嵩上げされる有機質物の充填高さと、仕
切部を通過する有機質物の通過量とを確実に制御するこ
とができ、しかも、仕切部の高さによって充填高さおよ
び通貨量も適宜かつ容易に決定することができる。
【0018】上記発酵槽では、発酵を円滑かつ効率的に
行わせるために、有機質物に空気(酸素)を供給する。
供給方法としては、従来、発酵槽内上方側に通気口を多
数形成した通気管を配置し、上方から空気を供給するの
が一般的であるが、本発明では、上方からの空気供給と
は別に、またはこれに加えて発酵槽内下方側から空気を
供給するのが望ましい。下方からの空気供給の方法は特
に限定されるものではないが、例えば、多数の通気口を
有する通気管を発酵槽内下方側であって攪拌翼およびか
き板と干渉しない位置に配置することにより行うことが
できる。なお、本発明では規定しないが、発酵槽内の水
分量を調整するために散水手段を設けることもできる。
【0019】本発明によれば、発酵槽内に有機質物を投
入し、筒体と攪拌翼とを回転することにより、発酵槽内
の有機質物がかき板と攪拌翼とによって効率的に攪拌、
混合され、また、攪拌翼によって発酵槽の軸方向に徐々
に送られる。この際に、有機質物は仕切部で移動が規制
され、所定の充填高さが得られる。また、発酵槽の有機
質物投入側では、攪拌翼による有機質物の送り作用とと
もに戻し作用が得られる。これにより未発酵または発酵
が十分でない有機質物と、同じ領域にあって発酵がある
程度が進行している有機質物とが同領域に留まってよく
混合され、発酵の立ち上げが促進されて良好に発酵が進
行する。よく混合された有機質物は、次第に仕切部を通
過して、他の仕切領域で攪拌、混合される。このとき、
発酵の進行状況が異なる有機質物同士の混合が特に必要
とされない場合には、送り作用のみを有する攪拌翼で、
効率的に攪拌され前方に送られる。以上により有機質物
は発酵が良好に進行しつつ次の仕切領域にオーバーフロ
ーしながら移動するので、最終的に発酵が良好かつ効率
的になされた材料が発酵槽から排出されることになる。
【0020】また、従来の装置を含めてキルン式発酵処
理装置の運転に際し、回転筒体と攪拌翼の一方または両
方を速度を変化させて回転させると、有機質物の攪拌、
移動が定常的な状態ではなくなり、有機質物同士が大き
な団子形状に造粒されるのを抑制して、有機質物と空気
との良好な接触を可能にする。この作用は、有機質物の
投入側で撹拌翼に戻し機能を与える本願発明の装置にお
いて特に有益である。これは有機質物に戻し運動が生じ
ることにより材料の練り作用がより大きくなるため、こ
れを抑制することが発酵効率の向上に有効であることに
依る。このようにして造粒化が防止される装置では、上
記した発酵槽の下方側からの通気が発酵の進行に一層効
果がある。なお、上記運転としては、間欠運転が最も効
果的であるが。間欠運転は、常時には連続回転して、随
時、または時を開けて停止動作させるものであり、回転
時間、停止時間は適宜選定することができる。なお、上
記回転においは、完全に停止する時期がなく、定常速度
運転から相当程度低い回転速度にまで速度を低下させ、
その後、定常速度にまで速度を上げるような運転や、回
転速度を連続的に変化させるものであってもよく、これ
らを組み合わせたものであってもよい。
【0021】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の装置の一実施形
態を図1に基づいて説明する。断面円形状の筒体1が、
図示しない回転駆動装置によって回転可能に支持されて
おり、該筒体1の内周面には、軸方向に伸び、かつ周方
向に一定間隔で並んだ多数のかき板3…3が設けられて
いる。この筒体1の両開口部には、該開口部を遮閉する
回転しない側壁5a、5bがそれぞれ配置されており、
上記筒体1と両側壁5a、5bとによってドラム型の発
酵槽6が構成されている。
【0022】なお側壁5aには、発酵原料を発酵槽内に
収容するための投入シュート7が接続されており、該投
入シュート7には発酵槽6内の臭気等を排出する排気口
7aが設けられている。排気口7aには、通常は臭気を
処理するための脱臭装置(図示しない)が接続される。
一方、排出側の側壁5bには排出口8が設けられてい
る。また、該側壁5bの上方側には、発酵槽6の上方空
間に空気を送り込むための送気口9が形成されている。
さらに、発酵槽軸方向に沿って槽内を仕切るために、仕
切部として弓形形状の仕切板10a、10bが配置され
ており、発酵槽6は、第1ゾーン、第2ゾーン、第3ゾ
ーンに仕切られている。該仕切板10a、10bは、側
壁5a、5bに掛け渡したタイロッド(図示しない)に
よって回転筒体および攪拌翼に従動しないように不動に
固定されている。各仕切板10a、10bは、上記した
ように、弓形形状によって、回転筒体の下端から所定高
さに至るまでを遮って有機質物の移動を阻止しており、
その上端と回転筒体上部との隙間を通して有機質物の通
過を許容している。
【0023】さらに、上記両側壁5a、5b間には、筒
体1の軸方向に沿った軸体13が架設されており、該軸
体13に発酵槽外部で図示しない回転駆動装置が接続さ
れている。この回転駆動装置によって該軸体13は回転
筒体1と独立して回転することができる。上記軸体13
には、発酵槽6内に収容した有機質物を攪拌するととも
に、投入シュート7側から排出口8側に移動させるよう
に、投入シュート7側から排出口8側の全長に亘って、
筒体1の内半径の1/2程度の長さを有する支持棒15
によって攪拌翼として複数のリボン状パドル16…16
が固定されている。該パドル16は、軸体13と支持棒
15の長さ分距離を隔てて図示反時計回り方向に前進す
る螺旋にほぼ沿うように位置し、さらに、各パドル16
は、螺旋方向に対しねじられた状態で、各支持棒15に
固定されている。上記パドル16は、軸体13を図示時
計回り方向に回転させることにより、有機質物を攪拌し
つつ前方に送る作用を有する。
【0024】また、上記仕切板10で仕切られたゾーン
の内、最も材料投入シュート7に近い第1ゾーンには、
上記パドル16と干渉しないように、筒体の内半径の3
/4程度の長さを有する支持棒17によって、攪拌翼と
してリボン状パドル18…18が軸体13に固定されて
いる。すなわち、各パドル18…18は、軸体13と支
持棒17の長さ分距離を隔てて図示時計回り方向に前進
する螺旋に沿うように傾斜して位置し、さらに螺旋方向
に対しねじられた状態で各支持棒17に固定されてい
る。該パドル18は、軸体13を図示時計回り方向に回
転させることにより、有機質物を攪拌しつつ後方に送る
作用を有する。なお、第1のゾーンでは、パドル16に
よる送り機能とパドル18による戻し機能とは同程度の
作用量を有している。
【0025】また、この実施形態では回転筒体1の下方
側であって、回転移動するかき板とパドル15、18と
干渉しない位置に、多数の通気口20a、21aを形成
した通気管20、21が配置されている。なお、通気管
20は、第1のゾーンにのみ配置し、通気管21は、そ
の他の2つのゾーンに跨って配置する。各通気管20、
21は、発酵槽6の外部に伸張して図示しない給気装置
に接続される。
【0026】上記装置を用いた発酵処理方法を説明す
る。原料となる有機質物を投入シュート7から発酵槽6
内に供給するとともに、回転筒体1を回転駆動装置2に
よって回転させ(図1示反時計回り)、軸体13を図示
しない回転駆動装置によって、回転筒体1と逆方向に回
転させる(図1示時計回り)。また、この回転に際して
は、回転筒体1と軸体13とを間欠的に回転させる。上
記動作により発酵槽6内の端部に収容された有機質物
は、筒体1の回転とその回転と逆方向に回転するパドル
16、18により攪拌・混合される。パドル16は送り
機能を有することから、有機質物を徐々に前進させる
が、パドル18は戻し機能を有することから有機質物を
後退させる。このように相対する機能によって、第1の
ゾーンでは、有機質物が軸方向に前後進して、発酵の進
行程度が異なるもの同士が効果的に混合される。この攪
拌、混合に際しては、回転筒体1と軸体13の間欠運転
によって、有機質物の造粒が阻止され、送気口9から槽
内に送られる空気、および通気管20、21を通して発
酵槽6の下方から供給される空気と有機質物とがよく接
触し、発酵が促進される。この第1のゾーンは、有機質
物の均一混合と発酵立ち上げの役割を担っている。
【0027】この第1のゾーンで、パドル16、18に
より混合、攪拌される有機質物は、仕切板10aの充填
高さを上回った時点でこの仕切板10aをオーバーフロ
ーして次の第2のゾーンへと移動する。次のゾーンで
は、軸体13にパドル16…16のみが固定されている
ため、有機質物は、攪拌されながら前方にのみ移動し、
第1のゾーンと同様に空気とよく接触して発酵が進行す
る。この第2のゾーンは、移送発酵と発酵持続の役割を
担っている。このゾーンで攪拌されつつ前進する有機質
物は、第2の仕切板10bを徐々にオーバーフローして
第3のゾーン、すなわち排出口を有するゾーンへと移動
する。このゾーンでも、第2のゾーンと同様に、パドル
16…16で攪拌されながら前進し、空気と良好に接触
しながら発酵が進行する。このゾーンは、養生発酵と水
分揮散の役割を担っている。このゾーンによって十分に
発酵処理がなされた有機質物は、前進しつつ排出口8に
達し、ここから外部に排出される。
【0028】
【実施例】上記発酵処理装置を用いて、種々の含水率を
有する有機質物を発酵処理した。なお、回転筒体および
攪拌翼の間欠回転は、1:10の回転比で行った。図2
は、第1ゾーンにおける有機質物の含水率を示す図であ
る。この図から明らかなように、攪拌時間を経るに従っ
て設定含水率に収束しており、第1のゾーンで次ゾーン
に短時間で移動することなく、有機質物同士が良好に混
合、攪拌されていることが分かる。これは、第1のゾー
ンでは、攪拌翼に送り機能と戻し機能とを与え、発酵の
進行程度が異なる有機質物同士が十分に混合されること
によるものと考えられる。また、以下の表1は、発酵処
理装置による処理前後における有機質物の特性を比較し
たものである。この表から明らかなように、その特性変
化により、該装置において有機質物が十分に発酵処理さ
れていることが分かる。
【0029】
【表1】
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の有機質物
の発酵処理装置によれば、内面にかき板を有する回転筒
体からなる発酵槽と、該発酵槽内に回転可能に配置さ
れ、その回転によって発酵槽内に収容された有機質物を
攪拌しつつ発酵槽軸方向に送る攪拌翼と、該発酵槽を軸
方向において複数のゾーンに仕切って有機質物の軸方向
移動を規制する仕切部とを備えており、さらに前記攪拌
翼は原料投入側において、新規有機質物と発酵が進行し
ている有機質物とを十分に混合するべく、有機質物に対
する発酵槽軸方向への送り機能に加えて、戻し機能を有
しているので、有機質物が槽内で確実かつ十分に攪拌、
混合され、しかも槽内には十分に有機質物を充填して高
速で処理することができる。
【0031】また、発酵処理装置の運転に際し、発酵槽
と攪拌翼の一方または両方を速度を変化させて回転させ
ることにより、有機質物が団子状になって通気性が阻害
されるのを防止し、よって良好な発酵処理を確実にす
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態における発酵処理装置の
斜視図である。
【図2】 同じく実施例における攪拌時間に対する有機
質物含水率の変化を示すグラフである。
【図3】 従来の発酵処理装置の正面断面図である。
【図4】 同じく有機質物の攪拌状態を示す正面断面図
である。
【図5】 同じく仕切板の斜視図である。
【図6】 同じく有機質物が団子状になった攪拌状態を
示す正面断面図である。
【符号の説明】
1 筒体 3 かき板 6 発酵槽 7 投入シュート 8 排出口 10a 仕切板 10b 仕切板 13 軸体 16 パドル 18 パドル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 尾辻 幸枝 広島県広島市安芸区船越南1丁目6番1号 株式会社日本製鋼所内 (72)発明者 横田 正和 広島県広島市安芸区船越南1丁目6番1号 株式会社日本製鋼所内 (72)発明者 大谷 孝 広島県広島市安芸区船越南1丁目6番1号 株式会社日本製鋼所内 Fターム(参考) 4D004 AA02 AA03 AA04 BA02 BA04 CA15 CA19 CA48 CB04 CB05 CB09 CB28 CB45 4D059 AA30 BA02 BA47 BA48 BA51 BJ04 4H061 AA02 AA03 CC36 CC41 CC42 CC51 CC55 GG12 GG16 GG43 GG49 GG68 GG69

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内面にかき板を有する回転筒体からなる
    発酵槽と、該発酵槽内に回転可能に配置され、その回転
    によって発酵槽内に収容された有機質物を攪拌しつつ発
    酵槽軸方向に送る攪拌翼と、該発酵槽を軸方向において
    複数のゾーンに仕切って有機質物の軸方向移動を規制す
    る仕切部とを備えており、さらに前記攪拌翼は原料投入
    側において、新規有機質物と発酵が進行している有機質
    物とを十分に混合するべく、有機質物に対する発酵槽軸
    方向への送り機能に加えて、戻し機能を有していること
    を特徴とする有機質物の発酵処理装置
  2. 【請求項2】 攪拌翼は、原料投入側では送り攪拌翼と
    戻し攪拌翼とからなり、それよりも有機質物送り方向側
    では送り攪拌翼のみからなることを特徴とする請求項1
    記載の有機質物の発酵処理装置
  3. 【請求項3】 前記仕切部は、発酵槽内空間を縦方向に
    おいて下端から上端未達の所定高さまで仕切る弓形板形
    状を有しており、かつ回転する発酵槽とは独立して不動
    に固定されていることを特徴とする請求項1または2に
    記載の有機質物の発酵処理装置
  4. 【請求項4】 内面にかき板を有する回転筒体からなる
    発酵槽と、該発酵槽内に回転可能に配置され、その回転
    によって発酵槽内に収容された有機質物を攪拌しつつ発
    酵槽軸方向に送る攪拌翼とを備えた発酵処理装置内に有
    機質物を収容し、該装置における発酵槽と攪拌翼とを逆
    方向に回転させて前記有機質物を攪拌しつつ発酵槽の軸
    方向に移動させる際に、該発酵槽と攪拌翼の一方または
    両方を速度を変化させて回転させることを特徴とする有
    機質物の発酵処理方法
JP20067299A 1999-07-14 1999-07-14 有機質物の発酵処理方法および発酵処理装置 Expired - Fee Related JP3359887B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20067299A JP3359887B2 (ja) 1999-07-14 1999-07-14 有機質物の発酵処理方法および発酵処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20067299A JP3359887B2 (ja) 1999-07-14 1999-07-14 有機質物の発酵処理方法および発酵処理装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001025745A true JP2001025745A (ja) 2001-01-30
JP3359887B2 JP3359887B2 (ja) 2002-12-24

Family

ID=16428329

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20067299A Expired - Fee Related JP3359887B2 (ja) 1999-07-14 1999-07-14 有機質物の発酵処理方法および発酵処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3359887B2 (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007044601A (ja) * 2005-08-09 2007-02-22 Mitsuharu Takasaki 泥土、汚泥等の再資源化方法および再資源化装置
JP2011147871A (ja) * 2010-01-20 2011-08-04 Inax Corp 発酵装置
CN104876661A (zh) * 2015-05-15 2015-09-02 刘婷 一种三室堆肥反应器
JP2018145050A (ja) * 2017-03-06 2018-09-20 楽しい株式会社 有機性廃棄物の再資源化方法
CN111764450A (zh) * 2020-07-29 2020-10-13 山东省农业机械科学研究院 一种有机肥搅拌铲斗及一种车辆
CN114568493A (zh) * 2022-04-06 2022-06-03 河北新希望天香乳业有限公司 一种奶制品用发酵设备及方法
CN114653730A (zh) * 2021-08-13 2022-06-24 浙江锌芯友好环境材料科技有限公司 一种一体式负压杀菌除味垃圾处理装置
CN118266516A (zh) * 2024-05-23 2024-07-02 云南农业大学 一种智能普洱茶潮水发酵装置

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN207356971U8 (zh) * 2017-08-15 2018-06-29 青岛市城阳区裕昌盛精密机械厂 畜粪和肥料组合物的混合设备

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007044601A (ja) * 2005-08-09 2007-02-22 Mitsuharu Takasaki 泥土、汚泥等の再資源化方法および再資源化装置
JP2011147871A (ja) * 2010-01-20 2011-08-04 Inax Corp 発酵装置
CN104876661A (zh) * 2015-05-15 2015-09-02 刘婷 一种三室堆肥反应器
JP2018145050A (ja) * 2017-03-06 2018-09-20 楽しい株式会社 有機性廃棄物の再資源化方法
CN111764450A (zh) * 2020-07-29 2020-10-13 山东省农业机械科学研究院 一种有机肥搅拌铲斗及一种车辆
CN111764450B (zh) * 2020-07-29 2023-05-09 山东省农业机械科学研究院 一种有机肥搅拌铲斗及一种车辆
CN114653730A (zh) * 2021-08-13 2022-06-24 浙江锌芯友好环境材料科技有限公司 一种一体式负压杀菌除味垃圾处理装置
CN114568493A (zh) * 2022-04-06 2022-06-03 河北新希望天香乳业有限公司 一种奶制品用发酵设备及方法
CN114568493B (zh) * 2022-04-06 2023-07-07 河北新希望天香乳业有限公司 一种奶制品用发酵设备及方法
CN118266516A (zh) * 2024-05-23 2024-07-02 云南农业大学 一种智能普洱茶潮水发酵装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP3359887B2 (ja) 2002-12-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3423531B2 (ja) 有機質物の発酵処理方法および発酵処理装置
US3114622A (en) Waste material converter and method of digesting waste
KR20050008683A (ko) 배설물 처리장치와 이를 사용한 바이오 화장실 및 배설물분해를 위한 처리방법
JP3359887B2 (ja) 有機質物の発酵処理方法および発酵処理装置
KR102288027B1 (ko) 축사용 분뇨의 교반과 부숙제 살포 가능한 부숙장치
CN211159451U (zh) 一种饲料混合装置
JP2002105980A (ja) 連続固化処理装置
KR20030090725A (ko) 유기물질의 퇴비화 방법 및 장치
CN218789097U (zh) 水肥一体化水肥比调控装置
CN208129178U (zh) 牦牛养殖饲料投放装置
JP3819327B2 (ja) ロータリー式発酵装置
JP3527174B2 (ja) 有機質物の発酵処理方法及び装置
JP2002356392A (ja) 堆肥攪拌装置
CN218339893U (zh) 一种畜禽粪污液肥加工装置
JPS6021211Y2 (ja) コンクリ−ト類の連続ミキサ−
CN212370090U (zh) 一种避免下料堵塞的有机肥原料混合装置
CN220758764U (zh) 一种复合型生物饲料混合装置
CN221271598U (zh) 一种再生混凝土制备用物料混合机
JPH11192472A (ja) 廃棄物発酵装置
CN219599960U (zh) 一种混合均匀的配料罐
CN218579735U (zh) 一种水处理药剂的循环搅拌装置及其投加系统
CN220936175U (zh) 一种畜牧养殖用饲料供给装置
CN220276792U (zh) 一种有机肥生产搅拌机
CN218890406U (zh) 一种牛舍微生物饲料添加剂混合装置
CN220328563U (zh) 便于均匀进料的搅拌装置

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081011

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees