JP2018144972A - 画像形成装置 - Google Patents

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【課題】複数の画像形成部が記録媒体の搬送方向に並んだ構成において、記録媒体の幅方向における回転体の位置が常に同じ構成に比べて、記録媒体上の画像の設定された形成位置に対する位置ずれを抑制する。【解決手段】画像形成装置10は、プリント部20と、高摩擦ロール42と、保持部44と、検出部46と、移動部48とを有する。プリント部20は、搬送方向に並んだ複数の画像形成部21を備える。高摩擦ロール42は、軸方向に移動可能に設けられ、連帳紙Pに接触して従動回転する。保持部44は、連帳紙Pを外周面43に保持させる。検出部46は、連帳紙Pの幅方向の位置ずれ量を検出する。移動部48は、検出部46で検出された位置ずれ量が小さくなるように、高摩擦ロール42を軸方向に移動させる。【選択図】図2

Description

本発明は、画像形成装置に関する。
特許文献1の印刷装置は、用紙を搬送するトラクターと、トラクターの下流側に配置され、無機粒子が分散された摩擦層が形成された搬送ローラーと、搬送ローラーの下流側に配置された印刷ヘッドとを有する。
特開2013−43311号公報
複数の画像形成部が記録媒体の搬送方向に並んだ画像形成装置がある。この画像形成装置では、搬送手段によって搬送される記録媒体の幅方向のずれに伴って、上流側の画像形成部による画像形成位置と下流側の画像形成部による画像形成位置とが幅方向にずれる可能性がある。このため、設定された形成位置に対する画像の位置ずれが生じる可能性がある。
本発明は、複数の画像形成部が記録媒体の搬送方向に並んだ構成において、記録媒体の幅方向における回転体の位置が常に同じ構成に比べて、記録媒体上の画像の設定された形成位置に対する位置ずれを抑制することを目的とする。
本発明の請求項1に係る画像形成装置は、搬送手段によって搬送される記録媒体の搬送方向と直交する厚み方向から見て該搬送方向に並んだ複数の画像形成部を備え、搬送される記録媒体に画像を形成する形成手段と、前記搬送方向及び前記厚み方向に対して直交する幅方向を軸方向として記録媒体に接触して従動回転し、該軸方向に移動可能に設けられた回転体と、記録媒体を前記回転体の外周面に保持させる保持手段と、搬送される記録媒体の前記幅方向の位置ずれ量を検出する検出手段と、前記検出手段で検出された位置ずれ量が小さくなるように前記回転体を前記軸方向に移動させる移動手段と、を有する。
本発明の請求項2に係る画像形成装置の前記保持手段は、前記回転体の外周面に設けられた複数の凸部と、前記回転体と共に記録媒体を挟む対向回転体とを含んで構成されている。
本発明の請求項3に係る画像形成装置の前記回転体は、複数の前記凸部が設けられた第1外周部と複数の前記凸部が設けられていない第2外周部とが前記軸方向に並び、前記幅方向を軸方向として回転可能とされ前記第2外周部を支持する支持回転体が設けられている。
本発明の請求項4に係る画像形成装置の前記回転体は、複数の前記凸部が設けられた第1外周部と、前記第1外周部よりも搬送する記録媒体との保持力が小さい第2外周部とが前記軸方向に並び、前記幅方向を軸方向として回転可能とされ前記第2外周部を支持する支持回転体が設けられている。
本発明の請求項5に係る画像形成装置の前記回転体は、筒状に形成され、径方向に貫通する複数の孔部が外周面に形成されたロールであり、前記保持手段は、前記ロールの内側から吸気する吸気手段を有する。
本発明の請求項6に係る画像形成装置の前記保持手段は、前記搬送方向における前記回転体よりも上流側及び下流側の少なくとも一方側に配置され、記録媒体を前記回転体側に向けて引き付ける引付手段を含んで構成されている。
本発明の請求項7に係る画像形成装置の前記引付手段は、記録媒体に対する画像側とは反対側で吸気を行い記録媒体を前記引付手段に引き付ける。
本発明の請求項8に係る画像形成装置の前記引付手段は、記録媒体を正極性及び負極性の一方の極性に帯電させる第1帯電手段と、前記回転体を前記正極性及び前記負極性の他方の極性に帯電させる第2帯電手段と、を有する。
本発明の請求項9に係る画像形成装置の前記回転体は、記録媒体の搬送経路に対して前記形成手段側とは反対側に対向して配置され、前記保持手段は、前記回転体よりも前記搬送方向における上流側で、かつ前記回転体の外周のうち前記形成手段と対向する位置の接線よりも前記回転体側に配置された前記搬送手段と、前記回転体と前記上流側の前記搬送手段との間に設けられ、記録媒体を前記搬送経路に対する前記回転体側に押し付ける押付手段と、を含んで構成されている。
請求項1の発明は、複数の画像形成部が記録媒体の搬送方向に並んだ構成において、記録媒体の幅方向における回転体の位置が常に同じ構成に比べて、記録媒体上の画像の設定された形成位置に対する位置ずれを抑制することができる。
請求項2の発明は、保持手段が回転体よりも上流側又は下流側に設けられた構成に比べて、保持手段の設置に要する空間を小さくすることができる。
請求項3、4の発明は、第2外周部が支持されない構成に比べて、回転体の撓みを抑制することができる。
請求項5の発明は、保持手段が、回転体と共に記録媒体を挟む部材で構成されたものと比べて、記録媒体の回転体側とは反対側の面の摩耗を抑制することができる。
請求項6の発明は、保持手段が、回転体と共に記録媒体を挟む部材で構成されたものと比べて、保持手段の配置の自由度が上がる。
請求項7の発明は、記録媒体に部材を接触させて記録媒体を引き付ける構成に比べて、記録媒体の摩耗を抑制することができる。
請求項8の発明は、回転体と共に記録媒体を挟む部材を用いる構成に比べて、記録媒体の回転体側とは反対側の面の摩耗を抑制することができる。
請求項9の発明は、記録媒体の幅方向から見た場合に記録媒体の搬送経路が直線状となる構成に比べて、回転体への記録媒体の巻き付け量を増やすことができる。
第1実施形態に係る画像形成装置を示す全体構成図である。 第1実施形態に係るピントラクタによる用紙の搬送状態を示す説明図である。 第1実施形態に係る高摩擦ロール及びピンチロールを用紙の搬送方向に見た正面図である。 第1実施形態に係る高摩擦ロールの一部の外周を示す説明図である。 第1実施形態に係る高摩擦ロールの周辺の各部材の配置状態を示す縦断面図(図3の5−5線断面図)である。 (A)第1実施形態に係る高摩擦ロールが中央位置に配置された状態を示す説明図であり、(B)第1実施形態に係る高摩擦ロールが中央位置よりも軸方向の一方側に配置された状態を示す説明図であり、(C)第1実施形態に係る高摩擦ロールが中央位置よりも軸方向の他方側に配置された状態を示す説明図である。 (A)第1実施形態に係る画像形成装置によって形成されたバーコードを示す説明図であり、(B)比較例に係る画像形成装置によって形成されたバーコードを示す説明図である。 第2実施形態に係る吸気ロールを示す説明図である。 第2実施形態に係る吸気ロール及び周辺部の縦断面図である。 第3実施形態に係る画像形成装置のプリントヘッドとピントラクタとの間の構成を示す説明図である。 第4実施形態に係る画像形成装置のプリントヘッドとピントラクタとの間の構成を示す説明図である。 第5実施形態に係る画像形成装置のプリントヘッドとピントラクタとの間の構成を示す説明図である。 第5実施形態の変形例に係る従動ロールの配置パターンを示す説明図である。
[第1実施形態]
第1実施形態に係る画像形成装置の一例について説明する。
〔全体構成〕
図1には、第1実施形態の画像形成装置10が示されている。なお、以下の説明では、図1に矢印Yで示す方向を装置高さ方向、矢印Xで示す方向を装置幅方向とする。また、装置高さ方向及び装置幅方向のそれぞれに直交する方向(Zで示す)を装置奥行き方向とする。そして、画像形成装置10を正面視して、装置高さ方向、装置幅方向、装置奥行き方向をY方向、X方向、Z方向と記載する。さらに、X方向、Y方向、Z方向のそれぞれ一方側と他方側を区別する必要がある場合は、画像形成装置10を正面視して、上側をY側、下側を−Y側、右側をX側、左側を−X側、奥側をZ側、前側を−Z側と記載する。
画像形成装置10は、一例として、収容部12と、上流側案内部14と、上流側搬送部16と、ずれ量低減部18と、プリント部20と、下流側搬送部22と、下流側案内部24と、スタッカ部26と、制御部29とを有する。画像形成装置10を構成するこれらの部は、記録媒体の一例としての連帳紙Pの搬送方向Tに沿って、この順番で配置されている。制御部29は、図示しないCPU(Central Processing Unit)及び記憶部を含んで構成されており、画像形成装置10の各部の動作を制御する。
連帳紙Pは、連帳紙Pの搬送方向Tにおいて、少なくとも収容部12からスタッカ部26までの搬送経路Kの長さよりも長い用紙とされている。つまり、連帳紙Pの長手方向が搬送方向Tとされている。なお、連帳紙Pの面内方向のうち長手方向と直交する短手方向を単に幅方向と称して、装置幅方向と区別する。連帳紙Pの長手方向及び短手方向と直交する方向は、厚み方向である。言い換えると、幅方向は、搬送方向T及び連帳紙Pの厚み方向に対して直交する方向である。本実施形態では、一例として、連帳紙Pの幅方向がZ方向に沿って配置されている。このため、以後の説明では、連帳紙Pの幅方向をZ方向と称する。
図2に示すように、連帳紙PのZ方向の両端部には、連帳紙Pを貫通した複数の案内孔Hが形成されている。複数の案内孔Hは、連帳紙Pの長手方向にほぼ等間隔で形成されている。また、複数の案内孔Hは、Z方向に並んでいる。連帳紙Pには、各頁の境界となる図示しないミシン目が形成されている。そして、連帳紙Pは、このミシン目で交互に折り畳まれるようになっている。
図1に示すように、収容部12は、箱状に形成され内部に連帳紙Pの一部を収容する。上流側案内部14は、Z方向を軸方向とし連帳紙Pの表面又は裏面に接触する複数のガイドロール14A及びガイド部材14Bで構成されている。上流側搬送部16、ずれ量低減部18、プリント部20及び下流側搬送部22の詳細は後述する。下流側案内部24は、Z方向を軸方向とし連帳紙Pの表面又は裏面に接触する複数のガイドロール24A及びガイド部材24Bで構成されている。スタッカ部26は、箱状に形成され内部に連帳紙Pの一部が集積される。
〔要部構成〕
次に、上流側搬送部16、ずれ量低減部18、プリント部20及び下流側搬送部22について説明する。
<上流側搬送部及び下流側搬送部>
図1に示す上流側搬送部16及び下流側搬送部22は、連帳紙Pを搬送する搬送手段の一例である。また、上流側搬送部16及び下流側搬送部22は、一例として、それぞれ1台のピントラクタ28で構成されている。ピントラクタ28は、Z方向から見た場合に無端状に形成されたトラクタベルト32と、トラクタベルト32を内側から支持する駆動ロール34、従動ロール36及びテンションロール38とを有する。
図2に示すトラクタベルト32は、連帳紙Pの案内孔Hに挿入される大きさとされた円柱状の突起である複数のトラクタピン33を有する。複数のトラクタピン33は、連帳紙PのZ方向両側の案内孔Hの位置に合わせて配置されている。なお、トラクタピン33の外周面の一部と案内孔Hの内側面の一部とが接触した搬送状態において、トラクタピン33と案内孔Hとの隙間の大きさは、数百〔μm〕となっている。
図1に示すように、トラクタベルト32は、Z方向から見た場合にY側から連帳紙Pが乗るように、駆動ロール34、従動ロール36及びテンションロール38に逆三角形状に巻き掛けられている。駆動ロール34は、Z方向を軸方向として回転可能に配置されており、トラクタベルト32の内周面に接触している。また、駆動ロール34は、図示しないモータにより回転駆動されることで、トラクタベルト32を周回移動させる。
従動ロール36は、連帳紙Pの搬送方向Tにおいて駆動ロール34と間隔をあけて、Z方向を軸方向として従動回転が可能に配置されており、トラクタベルト32の内周面に接触している。テンションロール38は、Z方向を軸方向として従動回転が可能に配置されており、トラクタベルト32の内周面に接触すると共に図示しないバネによって付勢され、トラクタベルト32に張力を付与している。
下流側搬送部22の駆動ロール34は、連帳紙Pに搬送方向Tの張力を付与するために、上流側搬送部16の駆動ロール34の回転速度よりも速い回転速度で回転するように速度設定されている。なお、駆動ロール34を回転させる図示しないモータの動作は、制御部29によって制御される。
上流側搬送部16のトラクタベルト32の上面(三角形の底辺に相当する面)は、一例として、移動方向の下流側の高さが上流側の高さよりも高くなるように、X方向に対して交差する斜め方向に傾斜配置されている。下流側搬送部22のトラクタベルト32の上面(三角形の底辺に相当する面)は、一例として、移動方向の下流側の高さが上流側の高さよりも低くなるように、X方向に対して交差する斜め方向に傾斜配置されている。また、上流側搬送部16及び下流側搬送部22は、プリント部20に対して−Y側に配置されている。言い換えると、プリント部20の位置は、上流側搬送部16及び下流側搬送部22よりもY方向に高い位置となっている。
<プリント部>
図2に示すプリント部20は、搬送される連帳紙Pに画像Gを形成する形成手段の一例である。具体的には、プリント部20は、複数の画像形成部21と、連帳紙Pに対して複数の画像形成部21側とは反対側(−Y側)に配置され連帳紙Pを支持する支持板23(図1参照)とを有する。複数の画像形成部21は、連帳紙Pの搬送方向Tと直交する厚み方向から見た場合に、搬送方向Tに並んでいる。具体的には、複数の画像形成部21は、厚み方向から見た場合に千鳥配置されている。千鳥配置とは、隣り合う画像形成部21が連帳紙Pの搬送方向Tに交互にずれて位置する配置である。また、複数の画像形成部21は、平行四辺形状に配列された図示しない複数のノズルを有しており、図示しないインク(液滴)をノズルから連帳紙Pに吐出することで画像Gを形成する。プリント部20における連帳紙Pへの画像Gの形成動作は、制御部29(図1参照)により制御される。
<ずれ量低減部>
図1に示すように、ずれ量低減部18は、回転体の一例としての高摩擦ロール42と、保持手段の一例としての保持部44と、検出手段の一例としての検出部46と、移動手段の一例としての移動部48とを有する。ずれ量低減部18は、既述のように、連帳紙Pの搬送方向Tにおける上流側搬送部16とプリント部20との間に配置されている。また、ずれ量低減部18には、支持回転体の一例としての支持ロール49、51(図5参照)が設けられている。
図3に示すように、ずれ量低減部18には、Z方向に対向する一対の側板52と、一対の側板52の内側に配置された一対の側板53とが設けられている。一対の側板52よりもZ側には、側板45(図6(A)参照)が設けられている。また、一対の側板52には、後述するブラケット62(図5参照)が架設されている。さらに、側板52には、一対のベアリング55が設けられている。一対のベアリング55は、後述する高摩擦ロール42を回転可能に支持する。
図5に示すブラケット62は、Z方向を長手方向とする板状の部材であり、Z方向の両端部が一対の側板52(図3参照)に固定されている。ブラケット62には、厚さ方向に貫通した貫通孔63が形成されている。貫通孔63の内側には、後述するピンチロール56が配置される。また、ブラケット62には、アングル材64が取付けられている。アングル材64には、引張バネ66の一端が引っ掛けられている。
ブラケット62のY側には、支持ブラケット68が設けられている。支持ブラケット68は、Z方向に対向する一対の側壁69と、一対の側壁69のY側端部をZ方向に繋ぐ上壁71とを有する。一対の側壁69には、Z方向を軸方向とするシャフト72が架設されている。シャフト72のZ方向の両端部は、側壁69よりもZ方向の外側に延ばされており、側板52に設けられた図示しないベアリングにより回転(揺動)可能に支持されている。また、一対の側壁69には、一対のベアリング57(図3参照)が設けられている。一対のベアリング57は、後述するピンチロール56を回転可能に支持する。ここで、引張バネ66の他端が上壁71に引っ掛けられることにより、ピンチロール56に対して、ピンチロール56を−Y側に移動させる力が作用するようになっている。
(高摩擦ロール)
図3に示す高摩擦ロール42は、金属製とされており、一例として、快削鋼により構成されている。また、高摩擦ロール42は、Z方向を軸方向として配置された本体部42Aと、本体部42AのZ方向両側の端面42Dから−Z側及びZ側に延びる軸部42B及び軸部42Cとを有する。本体部42Aは、円筒状に形成されており、外周面43を有する。
外周面43は、複数の第1外周部43Aと、第1外周部43Aに比べて連帳紙Pとの摩擦における摩擦係数が低い複数の第2外周部43Bとを有する。なお、複数の第2外周部43Bのうち、外周面43のZ方向の中央部に位置する部位でかつZ方向の長さが最も長い1つの部位を第2外周部43Cと称する。複数の第1外周部43Aと、複数の第2外周部43Bとは、Z方向に交互に配置されている。外周面43は、連帳紙P(図1参照)に−Y側から接触している。
軸部42B及び軸部42Cは、一対のベアリング55に支持されている。これにより、高摩擦ロール42は、Z方向を軸方向(回転軸方向)として回転可能とされている。また、軸部42B及び軸部42Cは、一対のベアリング55に対してZ方向のZ側及び−Z側に移動可能に設けられている。高摩擦ロール42は、連帳紙Pの移動に伴い従動回転する。
(保持部)
保持部44は、第1外周部43Aに設けられた複数の凸部54(図4参照)と、高摩擦ロール42と共に連帳紙P(図1参照)を挟む対向回転体の一例としてのピンチロール56とを含んで構成されている。複数の凸部54は、第2外周部43Bには設けられていない。なお、「凸部54が設けられている」とは、外周面43とは別体の凸部54が外周面43に設けられた構成と、外周面43に凸部54が一体で形成された構成とを含む。また、第2外周部43Bには、複数の凸部54を設けてもよく、その場合、第2外周部43Bが連帳紙Pを保持する保持力は、第1外周部43Aが連帳紙Pを保持する保持力よりも小さく設定されている。なお、保持力は、高摩擦ロール42を回転しないように固定し、第1外周部43A又は第2外周部43Bに試験片(連帳紙Pの一部)を載せ、該試験片に一定の押圧力を与えた状態で、該試験片をフォースゲージで引っ張ったときの引張力として測定される力である。
図4に示す複数の凸部54は、一例として、切り起こし加工によって、高摩擦ロール42の径方向の外側に向けて突出されている。また、複数の凸部54は、高摩擦ロール42の周方向、軸方向、周方向及び軸方向と交差する斜め方向において、それぞれほぼ等しい間隔で(規則的に)配置されている。複数の凸部54の形状は、一例として、山型状とされている。なお、凸部54の形状、大きさ及び数は、連帳紙Pに傷がつきにくくかつ連帳紙Pに摩擦力を作用させられるように設定されている。凸部54の大きさが大きく(粗く)なるほど、高摩擦ロール42の連帳紙Pとの摩擦係数が高くなる。
図3に示すピンチロール56は、一例として、ステンレス鋼製で円柱状に形成され、Z方向を軸方向として配置された芯金56Aと、芯金56Aの軸方向両端部よりも内側に設けられた複数の円筒部56Bとを有する。言い換えると、円筒部56Bには芯金56Aが挿入されている。芯金56AのZ方向の両端部は、既述の一対のベアリング57に回転可能に支持されている。これにより、ピンチロール56は、Z方向を軸方向(回転軸方向)として回転可能とされている。芯金56Aの両端部には、図示しないCリングが取付けられている。このため、芯金56Aは、一対のベアリング57に対してZ方向の移動が規制されている。
円筒部56Bは、一例として、円筒状の樹脂材の外周面にゴム層が被覆された構成とされている。円筒部56BのZ方向の幅は、一例として、第1外周部43AのZ方向の幅とほぼ等しい大きさとされている。また、複数の円筒部56Bは、連帳紙Pが無い状態において第1外周部43Aと接触するように、第1外周部43AのZ方向の位置に合わせて配置されている。円筒部56Bの外周面59の連帳紙Pとの摩擦係数は、高摩擦ロール42の第2外周部43Bと連帳紙Pとの摩擦係数よりも低い設定とされている。複数の円筒部56Bの外周面59は、連帳紙P(図1参照)にY側から接触する。そして、ピンチロール56は、連帳紙Pの移動に伴い従動回転する。
図5に示すように、ピンチロール56は、引張バネ66の引張力により−Y側に付勢されている。このため、連帳紙Pが無い状態では、外周面59が高摩擦ロール42の外周面43と接触する。また、ピンチロール56は、高摩擦ロール42と共に連帳紙Pを挟む。このとき、高摩擦ロール42の複数の凸部54(図4参照)が連帳紙Pと接触する。このように、保持部44は、連帳紙Pを高摩擦ロール42とピンチロール56とで挟むことにより、連帳紙Pを高摩擦ロール42の外周面43に保持させる構成とされている。
(検出部)
検出部46は、Z方向から見て、連帳紙Pに対するY側に配置された発光部46Aと、連帳紙Pに対する−Y側に配置された受光部46Bと、情報を記憶する図示しない記憶部と、ずれ量を演算する図示しない演算部とを有する。発光部46Aは、Z方向に並んで配置され−Y側に向けて光Bmを出射する図示しない複数の発光素子を有している。受光部46Bは、Z方向に並んで配置され発光部46Aからの光Bmを受光する図示しない複数の受光素子を有している。
図2に示すように、検出部46は、連帳紙Pの搬送方向Tにおける高摩擦ロール42及びピンチロール56よりも上流側でかつ上流側搬送部16よりも下流側に位置している。また、検出部46は、連帳紙Pの厚み方向において、連帳紙PのZ方向の一端側(一例として−Z側)と対向配置されている。
検出部46では、連帳紙Pによって光Bm(図5参照)が遮断された受光素子のうち、最も外側(−Z側)に配置されている受光素子の位置に連帳紙Pの−Z側の端部が位置しているとして、この検出位置の情報(以後、位置情報と称する)を記憶部に記憶する。そして、検出部46の演算部では、連帳紙Pの搬送が開始された時点における基準の位置情報と、連帳紙Pの搬送中の時点における検出部46からの位置情報とに基づいて、搬送される連帳紙PのZ方向の位置ずれ量を演算(検出)するようになっている。
例えば、画像形成装置10の動作前(停止時)の連帳紙Pの−Z側端の位置情報を基準の位置情報とし、基準位置Z0とする。ここで、搬送中の連帳紙Pの−Z側端の位置情報を位置Z1とすると、連帳紙PのZ方向の位置ずれ量はZ1−Z0で表せる。なお、基準位置Z0及び位置Z1の図示は省略する。本実施形態では、一例として、位置ずれ量の符号が正の場合は−Z側へのずれを意味しており、位置ずれ量の符号が負の場合はZ側へのずれを意味している。位置ずれ量の情報は、後述するコントローラ82(図6(A)参照)に送られるようになっている。
(移動部)
図6(A)に示すように、移動部48は、偏心カム74と、モータ78と、コントローラ82と、コイルバネ84とを有する。偏心カム74は、一例として、X方向を軸方向として回転可能に設けられたカムシャフト75と、X方向を厚さ方向としてカムシャフト75に固定されたカム本体76とを有する。カム本体76の外周面76Aの一部は、一例として、高摩擦ロール42の軸部42Bの−Z側の端面に接触している。このため、カム本体76が図示の−R方向に回転した場合には、軸部42BがZ側へ押圧されるようになっている。なお、図6(A)に示された一点鎖線は、高摩擦ロール42の基準位置Z0を表している。
モータ78は、カムシャフト75に駆動力(回転力)を伝達するステッピングモータで構成されている。また、モータ78は、コントローラ82により駆動制御されるようになっている。コントローラ82は、図示しないCPU(Central Processing Unit)及び記憶部を含んで構成されている。また、コントローラ82は、検出部46から送られた位置ずれ量の情報を記憶し、該位置ずれ情報に基づいてモータ78を動作させる。具体的には、コントローラ82は、検出部46で検出された位置ずれ量が小さくなるように、モータ78を動作させて偏心カム74を回転させ、高摩擦ロール42を連帳紙Pがずれた側とは反対側にZ方向に沿って移動させる。なお、コントローラ82は、位置ずれ量が小さくなる動作を連続して行うようになっている。
コイルバネ84は、図示しない支持板により支持されている。また、コイルバネ84は、圧縮状態で、−Z側の端部が軸部42CのZ側の端面に接触され、Z側の端部が側板45に接触されており、高摩擦ロール42を−Z側に付勢している。言い換えると、高摩擦ロール42は、偏心カム74により設定されたZ方向の位置に向けて、コイルバネ84により付勢されることで、Z方向に位置決めされるようになっている。
図6(B)に示すように、高摩擦ロール42のZ方向の中央位置をCとする。ここで、高摩擦ロール42を停止時の基準位置ZAからZ側へ距離d1だけ移動させる場合は、偏心カム74を図示の−R方向に回転させて軸部42B、42CをZ側に移動させる。図6(C)に示すように、高摩擦ロール42を基準位置ZAから−Z側へ距離d2だけ移動させる場合は、偏心カム74を図示の+R方向に回転させると共にコイルバネ84の付勢力によって軸部42B、42Cを−Z側に移動させる。中央位置Cを基準位置ZAに戻す動作は、プリント部20(図1参照)による画像Gの形成が行われていないときに行われる。
(支持ロール)
図5に示す支持ロール49、51の大きさ、形状及び材質は、一例として、互いに同様の構成とされている。また、支持ロール49、51は、芯金86と、芯金86の軸方向両端部よりも内側に被覆されシリコンゴム製で円筒状のゴム部87とを有する。ゴム部87の軸方向の幅は、第2外周部43CのZ方向の幅よりも短い。支持ロール49、51は、高摩擦ロール42よりも−Y側に配置されたブラケット88により支持されている。
ブラケット88は、一例として、Z方向を短手方向とし図示しない基台に固定された底板88Aと、底板88AのZ方向の両端部からY方向に直立する側板88Bとを有する。側板88Bには、図示しないベアリングが設けられている。ここで、芯金86の軸方向の両端部は、側板88Bに支持された図示しないベアリングに挿入されている。これにより、支持ロール49、51が、Z方向を軸方向として回転可能とされている。
支持ロール49、51の外周面の一部は、第2外周部43Cに−Y側から接触している。具体的には、支持ロール49は、高摩擦ロール42のX側(上流側)でかつ−Y側の範囲内において、第2外周部43Cに接触している。支持ロール51は、高摩擦ロール42の−X側(下流側)でかつ−Y側の範囲内において、第2外周部43Cに接触している。このように、支持ロール49、51は、高摩擦ロール42の一部と接触することで、高摩擦ロール42の第2外周部43Cを−Y側から支持している。
<比較例>
画像形成装置10(図1参照)において、高摩擦ロール42に換えて、高摩擦ロール42よりも摩擦力の低いロールを設けて、かつ検出部46及び移動部48(図2参照)を有していない構成を比較例の画像形成装置(図示省略)とする。言い換えると、比較例の画像形成装置は、高摩擦ロール42よりも摩擦力の低いロールのZ方向の位置が常に同じとなっている構成とされている。比較例の画像形成装置のプリント部20において、連帳紙Pに画像Gとして搬送方向Tに沿った縦線のバーコードを形成したとする。比較例では、千鳥配置の上流側の画像形成部21(図2参照)による画像形成位置と下流側の画像形成部21(図2参照)による画像形成位置とがZ方向にずれた場合に、このずれが解消されない。このため、図7(B)に示すように、バーコードBの一部に白抜けBWが発生する可能性がある。
〔作用〕
次に、第1実施形態の画像形成装置10の作用について説明する。
図2に示すように、搬送される連帳紙Pにプリント部20によって画像G(搬送方向Tに沿った縦線のバーコード)を形成するときに、例えば、連帳紙PがZ方向の一方側にずれ始めたとする。この場合に、高摩擦ロール42の第1外周面43(図3参照)と連帳紙Pとの接触部分に作用する摩擦力によって、連帳紙PがさらにZ方向にずれることが抑制される。つまり、保持部44が高摩擦ロール42の外周面43に連帳紙Pを保持させるので、連帳紙Pが高摩擦ロール42に対してZ方向にずれ難くなる。
さらに、図6(B)、(C)に示すように、移動部48は、検出部46(図2参照)により検出された位置ずれ量(Z1−Z0)に基づいて、連帳紙Pが基準位置Z0からずれた側とは反対側に、Z1−Z0が0に近づくように高摩擦ロール42を移動させる。このため、画像形成装置10では、連帳紙Pの基準位置Z0に対する位置ずれ量が、既述の比較例に比べて小さくなる。
このように、画像形成装置10では、比較例に比べて、連帳紙P(図1参照)が高摩擦ロール42に対してずれ難くなり、連帳紙Pの基準位置Z0に対するずれ量が小さくなる。これらの作用により、連帳紙P上の画像Gの予め設定された形成位置に対するZ方向の位置ずれが抑制される。具体的には、上流側の画像形成部21(図2参照)による画像形成位置と、下流側の画像形成部21(図2参照)による画像形成位置とがZ方向にずれる場合に位置ずれ量が低減されるため、図7(A)に示すように、バーコードBの白抜けが抑制される。
また、図2に示す画像形成装置10の保持部44は、高摩擦ロール42の複数の凸部54(図4参照)とピンチロール56とを含んで構成されている。言い換えると、保持部44は、連帳紙Pの搬送方向Tにおいて、高摩擦ロール42と同じ位置に配置されている。このため、保持部44が高摩擦ロール42よりも上流側又は下流側に設けられた構成に比べて、保持部44の設置に要する空間が小さくなる。
さらに、図3に示す画像形成装置10の高摩擦ロール42のZ方向中央部は、支持ロール49、51によって支持されている。つまり、高摩擦ロール42は、Z方向両端部がベアリング55によって支持されると共にZ方向中央部が支持ロール49、51により支持される。これにより、第2外周部43Cが支持ロール49、51により支持されない構成に比べて、高摩擦ロール42の撓みが抑制される。そして、高摩擦ロール42の撓みが抑制されることで、連帳紙Pの幅方向の中央部と両端部とに作用する荷重の差が小さくなるため、連帳紙Pにしわが生じ難くなる。
なお、高摩擦ロール42では、第2外周部43Bと連帳紙Pとの摩擦係数が、第1外周部43Aと連帳紙Pとの摩擦係数よりも低く設定されている。このため、高摩擦ロール42において、ピンチロール56による加圧力が作用しにくい場所に第1外周部43Aが設けられた構成に比べて、連帳紙Pに高い摩擦力が作用しにくくなるので、搬送中の連帳紙Pにしわが生じることが抑制される。
[第2実施形態]
次に、第2実施形態に係る画像形成装置の一例について説明する。なお、前述した第1実施形態と基本的に同一の部材及び部位には、前記第1実施形態と同一の符号を付与してその説明を省略する。
図8には、第2実施形態の画像形成装置100が示されている。画像形成装置100は、画像形成装置10(図1参照)において、高摩擦ロール42及び保持部44(図1参照)に換えて、回転体及びロールの一例としての吸引ロール102と、保持手段の一例としての保持部104とが設けられた構成とされている。また、画像形成装置100では、ピンチロール56(図2参照)は設けられていない。
<吸引ロール>
吸引ロール102は、一例として、全体がステンレス鋼製とされ、接続部106と、軸部107と、本体部108と、軸部109とを有する。接続部106は、Z方向を軸方向とする円筒状に形成されている。また、接続部106は、図示しない側板によって、Z方向に移動可能に支持されている。接続部106のZ側及び−Y側の側面には、図示しない開口部が形成されている。
軸部107は、Z方向を軸方向とする円筒状に形成されている。軸部107のZ側端部及び−Z側端部には、図示しない開口部が形成されている。また、軸部107の−Z側端部は、接続部106の開口部に、接続部106に対して相対回転が可能に連結されている。軸部109は、Z方向を軸方向とする円柱状に形成されている。軸部109の外径は、軸部107の外径とほぼ同じ大きさとされている。
本体部108は、Z方向を軸方向とする円筒状に形成されている。また、本体部108の外径は、軸部107の外径よりも大きく、高摩擦ロール42(図2参照)の外径とほぼ同じ外径とされている。図9に示すように、本体部108の外周面108Aには、外周面108Aを径方向に貫通する複数の孔部108Bが形成されている。図8に示すように、外周面108AにおけるZ方向の中央部108Cには、孔部108Bが形成されていない。中央部108Cは、支持ロール49、51と接触しており、支持ロール49、51により−Y側から支持されている。なお、図8では、複数の孔部108Bを模式的に同じ大きさで示している。
また、本体部108の−Z側の端部には、図示しない開口部が形成され、軸部107のZ側端部が接続されている。つまり、接続部106の内部と、軸部107の内部と、本体部108の内部とは繋がっており、1つの流路を形成している。なお、軸部107及び軸部109は、一対のベアリング55によりZ方向を軸方向として回転可能に支持されている。
<保持部>
保持部104は、吸引ロール102の内部から吸気する吸気手段の一例としての吸気部110を有する。吸気部110は、一例として、ゴム製のチューブ112と、吸気するポンプ114とを含んで構成されている。チューブ112の一端部は、接続部106の−Y側の開口部に接続されている。チューブ112の他端部は、ポンプ114に接続されている。ポンプ114は、制御部29(図1参照)により動作のON、OFFが制御されており、動作ON状態において、接続部106からチューブ112を介して吸気を行うようになっている。つまり、ポンプ114が動作することにより、吸引ロール102の内部が負圧状態とされ、孔部108Bを介した吸気が行われるようになっている。なお、画像形成装置100の画像形成の動作中には、ポンプ114が連続して動作する設定とされている。
接続部106の−Z側の端面には、偏心カム74が接触している。軸部109のZ側の端面には、コイルバネ84が接触している。つまり、吸引ロール102は、移動部48によってZ側へ移動され、コイルバネ84の付勢力によって−Z側に移動されるようになっている。
〔作用〕
第2実施形態の画像形成装置100の作用について説明する。
図8示す連帳紙Pにプリント部20(図1参照)によって画像G(図2参照)を形成するときに、連帳紙PがZ方向の一方側にずれたとする。このときに、吸引ロール102における吸気により連帳紙Pが保持されるので、連帳紙PがさらにZ方向にずれることが抑制される。つまり、保持部104が吸引ロール102の外周面108Aに連帳紙Pを保持させるので、連帳紙Pが吸引ロール102に対してZ方向にずれ難くなる。
さらに、移動部48は、検出部46(図2参照)により検出された位置ずれ量に基づいて、吸引ロール102を基準位置からずれた側とは反対側に移動させる。このため、画像形成装置100では、連帳紙P上の画像Gの予め設定された形成位置に対するZ方向の位置ずれが、既述の比較例に比べて抑制される。
また、画像形成装置100では、連帳紙Pの吸引ロール102側とは反対側(画像の形成側)の面PAに接触する部材が無いので、保持部が、記録媒体を挟む部材で構成されたものと比べて、面PAの摩耗が抑制される。
[第3実施形態]
次に、第3実施形態に係る画像形成装置の一例について説明する。なお、前述した第1実施形態と基本的に同一の部材及び部位には、前記第1実施形態と同一の符号を付与してその説明を省略する。
図10には、第3実施形態の画像形成装置120が示されている。画像形成装置120は、画像形成装置10(図1参照)において、保持部44(図1参照)に換えて、保持手段の一例としての保持部122が設けられた構成とされている。高摩擦ロール42は、移動部48により移動される。
<保持部>
保持部122は、連帳紙Pを高摩擦ロール42側に向けて引き付ける引付手段の一例としての吸引部124及び吸引部126と、複数の凸部54(図4参照)と、ピンチロール56とを含んで構成されている。吸引部124は、連帳紙Pの搬送方向Tにおける高摩擦ロール42よりも上流側でかつ検出部46よりも下流側において、連帳紙Pに対する高摩擦ロール42側(画像G側とは反対側)に配置されている。また、吸引部124は、連帳紙P側にZ方向に並ぶ複数の開口が形成されたダクト125と、ダクト125に接続され、吸気してダクト125内部を負圧状態とするポンプ127とを有し、連帳紙Pを引き付ける。
吸引部126は、連帳紙Pの搬送方向Tにおける高摩擦ロール42よりも下流側でかつプリント部20よりも上流側において、連帳紙Pに対する高摩擦ロール42側(画像G側とは反対側)に配置されている。また、吸引部126は、連帳紙P側に複数の開口が形成されたダクト128と、ダクト128に接続され、吸気してダクト128内部を負圧状態とするポンプ127とを有し、連帳紙Pを吸引部126側に引き付ける。このように、本実施形態では、一例として、ダクト125及びダクト128に対して、ポンプ127が共通で使用されている。
〔作用〕
第3実施形態の画像形成装置120の作用について説明する。
図10に示す連帳紙Pにプリント部20によって画像Gを形成するときに、連帳紙PがZ方向の一方側にずれたとする。このときに、吸引部124及び吸引部126における吸引(引き付け)により、連帳紙PがさらにZ方向にずれることが抑制される。つまり、保持部122が高摩擦ロール42の外周面43に連帳紙Pを保持させるので、連帳紙Pが高摩擦ロール42に対してZ方向にずれ難くなる。
さらに、移動部48は、検出部46により検出された位置ずれ量に基づいて、高摩擦ロール42を基準位置からずれた側とは反対側に移動させる。このため、画像形成装置120では、連帳紙P上の画像Gの予め設定された形成位置に対するZ方向の位置ずれが、既述の比較例に比べて抑制される。
また、画像形成装置120では、保持部122が、高摩擦ロール42の上流側、下流側に配置された吸引部124、126で構成されている。吸引部124、126は、高摩擦ロール42と対向配置されるものではない。このため、連帳紙Pの搬送方向Tにおける吸引部124、126の配置は、高摩擦ロール42の位置によって制約を受け難い。つまり、画像形成装置120では、保持部が高摩擦ロール42と共に連帳紙Pを挟む部材で構成されたものと比べて、保持部122の配置の自由度が上がる。
さらに、画像形成装置120では、吸引部124、126による吸気によって連帳紙Pを非接触状態で引き付けるので、連帳紙Pに部材を接触させて連帳紙Pを引き付ける構成に比べて、連帳紙Pの摩耗が抑制される。
[第4実施形態]
次に、第4実施形態に係る画像形成装置の一例について説明する。なお、前述した第1実施形態と基本的に同一の部材及び部位には、前記第1実施形態と同一の符号を付与してその説明を省略する。
図11には、第4実施形態の画像形成装置130が示されている。画像形成装置130は、画像形成装置10(図1参照)において、高摩擦ロール42及び保持部44(図1参照)に換えて、回転体の一例としての対向ロール132と、保持手段の一例としての保持部134と、ガイドロール136とが設けられた構成とされている。また、画像形成装置130では、ピンチロール56(図2参照)は設けられていない。
(ガイドロール)
ガイドロール136は、連帳紙Pの搬送方向Tにおける検出部46よりも下流側でかつプリント部20よりも上流側の位置であり、連帳紙Pよりも−Y側の位置において、Z方向を軸方向として回転可能に設けられている。ガイドロール136の外周面は、連帳紙Pに対して−Y側から接触している。
<対向ロール>
対向ロール132は、外周面132Aを有する金属製のロールで構成されており、一例として、ステンレス鋼で構成されている。また、対向ロール132は、連帳紙Pが無い状態においてプリント部20と対向する位置にZ方向を軸方向として回転可能に設けられている。さらに、対向ロール132は、連帳紙Pに対して−Y側に配置され、連帳紙Pに接触している。加えて、対向ロール132は、移動部48によって、Z方向の移動が可能とされている。
<保持部>
保持部134は、引付手段の一例としての引付部142で構成されている。具体的には、引付部142は、第1帯電手段の一例としての帯電器144と、第2帯電手段の一例としての電源146とを有する。
(帯電器)
帯電器144は、一例として、非接触型のコロナ帯電器で構成されている。また、帯電器144は、連帳紙Pの搬送方向Tにおけるプリント部20よりも上流側でかつガイドロール136よりも下流側において、連帳紙Pに対する−Y側(画像G側とは反対側)に配置されている。帯電器144は、一例として、放電によって連帳紙Pを正極性に帯電させる。
(電源)
電源146は、対向ロール132に電気的に接続されている。また、電源146は、一例として、対向ロール132に電圧を印加することにより、対向ロール132の外周面132Aを負極性に帯電させる。言い換えると、電源146は、帯電器144によって帯電された連帳紙Pの極性(正極性)とは異なる極性(負極性)の電圧を対向ロール132に印加する。
〔作用〕
第4実施形態の画像形成装置130の作用について説明する。
図11に示す画像形成装置130において、連帳紙Pにプリント部20によって画像Gを形成するときに、連帳紙PがZ方向の一方側にずれたとする。このときに、帯電器144によって正極性に帯電された連帳紙Pと、電源146によって負極性とされた対向ロール132とが引き合うため、連帳紙PがさらにZ方向にずれることが抑制される。つまり、保持部134が対向ロール132の外周面132Aに連帳紙Pを保持させるので、連帳紙Pが対向ロール132に対してZ方向にずれ難くなる。
さらに、移動部48は、検出部46により検出された位置ずれ量に基づいて、対向ロール132を基準位置からずれた側とは反対側に移動させる。このため、画像形成装置130では、連帳紙P上の画像Gの予め設定された形成位置に対するZ方向の位置ずれが、既述の比較例に比べて抑制される。
また、画像形成装置130では、帯電器144が設けられた部位において、連帳紙Pの帯電器144側とは反対側(画像の形成側)の面PAに接触する部材が無いので、保持部が記録媒体を挟む部材で構成されたものと比べて、面PAの摩耗が抑制される。
[第5実施形態]
次に、第5実施形態に係る画像形成装置の一例について説明する。なお、前述した第1実施形態と基本的に同一の部材及び部位には、前記第1実施形態と同一の符号を付与してその説明を省略する。
図12には、第5実施形態の画像形成装置150が示されている。画像形成装置150は、画像形成装置10(図1参照)において、高摩擦ロール42及び保持部44(図1参照)に換えて、回転体の一例としての対向ロール152と、保持手段の一例としての保持部154とが設けられた構成とされている。
<対向ロール>
対向ロール152は、外周面152Aを有する金属製のロールで構成されており、一例として、ステンレス鋼で構成されている。また、対向ロール152は、連帳紙Pが無い状態においてプリント部20と対向する位置にZ方向を軸方向として回転可能に設けられている。さらに、対向ロール152は、連帳紙Pの搬送経路Kに対してプリント部20側とは反対側である−Y側に対向して配置され、連帳紙Pに接触している。加えて、対向ロール152は、移動部48によって、Z側及び−Z側への移動が可能とされている。
<保持部>
保持部154は、上流側搬送部16及び下流側搬送部22と、押付手段の一例としての押付部156とを有する。
上流側搬送部16は、対向ロール152及び検出部46よりも搬送方向Tにおける上流側に配置されている。また、上流側搬送部16は、対向ロール152の外周面152Aのうちプリント部20と対向する位置Aの接線Sよりも対向ロール152側(連帳紙Pに対する−Y側)に配置されている。なお、接線Sは、一例として、X方向に沿っている。下流側搬送部22は、対向ロール152よりも搬送方向Tにおける下流側に配置されている。また、下流側搬送部22は、位置Aの接線Sよりも対向ロール152側(連帳紙Pに対する−Y側)に配置されている。
<押付部>
押付部156は、連帳紙Pの搬送方向Tにおける上流側搬送部16と対向ロール152との間に設けられている。また、押付部156は、連帳紙Pの搬送方向Tを長手方向とする板部材158と、板部材158にY側から接触して押付力を作用させるコイルバネ159とを含んで構成されている。そして、押付部156は、連帳紙Pを搬送経路Kに対する対向ロール152側に押付けている。
画像形成装置150において、連帳紙Pの搬送経路Kは、Z方向から見た場合に、対向ロール152に巻き掛けられた部位の位置AをY方向の頂点とする山型の形状とされている。そして、連帳紙Pには、対向ロール152に巻き掛けられた位置A及び位置Aの周辺位置において、上流側搬送部16及び下流側搬送部22に向かう張力が付与されている。
〔作用〕
第5実施形態の画像形成装置150の作用について説明する。
図12に示す連帳紙Pにプリント部20によって画像Gを形成するときに、連帳紙PがZ方向の一方側にずれたとする。このときに、対向ロール152の外周に位置する連帳紙Pには、上流側搬送部16及び下流側搬送部22による張力と、押付部156による押付力とが作用するため、連帳紙PがさらにZ方向にずれることが抑制される。つまり、保持部154が対向ロール152の外周面152Aに連帳紙Pを保持させるので、連帳紙Pが対向ロール152に対してZ方向にずれ難くなる。
さらに、移動部48は、検出部46により検出された位置ずれ量に基づいて、対向ロール152を基準位置からずれた側とは反対側に移動させる。このため、画像形成装置150では、連帳紙P上の画像Gの予め設定された形成位置に対するZ方向の位置ずれが、既述の比較例に比べて抑制される。
また、画像形成装置150では、上流側搬送部16及び下流側搬送部22が、対向ロール152の外周面152Aのうちプリント部20と対向する位置Aの接線Sよりも対向ロール152側に配置されている。このため、Z方向から見た場合に搬送経路KがX方向に沿った直線状となる構成における対向ロール152への連帳紙Pの巻き付け量に比べて、対向ロール152への連帳紙Pの巻き付け量が増える。
なお、本発明は、上記の実施形態に限定されない。
画像形成装置10において、高摩擦ロール42は、外周面43の全体が第1外周部43Aで構成された(第2外周部43B、43Cを有さない)構成とされていてもよい。また、高摩擦ロール42は、凸部54に換えて、サンドペーパなどにより粗面化され不規則に並んだ凹部及び凸部を有する外周面を有するものであってもよい。画像形成装置10は、支持ロール49、51が設けられていない構成であってもよい。
連帳紙Pは、案内孔Hが形成されていないものであってもよい。この場合に、搬送手段は、ピントラクタ28に換えて、一対のロールを用いた構成、搬送ベルト及び駆動ロールを用いた構成、複数の孔が形成された搬送ベルトを吸気部で吸気しながら駆動ロールで周回移動させる構成とされていてもよい。また、記録媒体は連帳紙Pに限らず、例えば、上流側搬送部16から下流側搬送部22までの長さを有するようなカット紙で構成されていてもよい。
搬送手段は、上流側搬送部16及び下流側搬送部22を両方用いるものに限らない。上流側搬送部16を用いると共に、下流側搬送部22に換えて下流側ガイドロールを設けたものや、下流側搬送部22を用いると共に、上流側搬送部16に換えて上流側ガイドロールを設けたものであってもよい。
検出部46は、光Bmを用いた光学式の検出部に限らず、連帳紙Pの端部と接触すると共に連帳紙Pの変位に伴って変位する変位部材を設け、該変位部材の変位量をずれ量として検出してもよい。
移動部48は、偏心カム74を用いたものに限らず、エアシリンダなどのアクチュエータによって構成されていてもよい。また、移動部48は、偏心カム74に換えて、溝部に従動節をはめた確動カムで構成されていてもよい。
支持ロール49、51は、2本に限らず、1本又は3本以上の複数設けられていてもよい。
対向回転体は、ピンチロール56のように複数の円筒部56Bを有するものに限らず、外径が軸方向にほぼ同じ大きさとされた1つの円筒部で構成されていてもよい。
図13に示すように、画像形成装置150において、対向ロール152の配置は、対向ロール152全体がプリント部20とY方向(インク吐出方向)に重なる構成に限らない。つまり、対向ロール152は、外周面152Aの一部がプリント部20とY方向に対向する構成であれば、連帳紙Pの搬送方向Tにおけるプリント部20の中央位置よりも上流側又は下流側にずれて配置されていてもよい。
画像形成装置120において、高摩擦ロール42を複数の凸部54が無いロールに換えると共にピンチロール56を除いた構成としてもよい。画像形成装置130において、対向ロール132に換えて、搬送方向Tにおける帯電器144とプリント部20との間に高摩擦ロール42及びピンチロール56を設けると共に、高摩擦ロール42に電源146を接続させてもよい。
プリント部20は、インクを用いた構成に限らず、トナーなどの現像剤を用いた電子写真方式によって画像を形成する(潜像を現像する)複数色に対応した複数の画像形成部が、搬送方向に並んだ構成であってもよい。この構成では、色の重ね合せがずれることが抑制される。
10 画像形成装置
16 上流側搬送部(搬送手段の一例)
20 プリント部(形成手段の一例)
21 画像形成部
22 下流側搬送部(搬送手段の一例)
42 高摩擦ロール(回転体の一例)
43 外周面
43A 第1外周部
43B 第2外周部
43C 第2外周部
44 保持部(保持手段の一例)
46 検出部(検出手段の一例)
48 移動部(移動手段の一例)
49 支持ロール(支持回転体の一例)
51 支持ロール(支持回転体の一例)
54 凸部
56 ピンチロール(対向回転体の一例)
100 画像形成装置
102 吸引ロール(回転体及びロールの一例)
104 保持部(保持手段の一例)
108B 孔部
110 吸気部(吸気手段の一例)
120 画像形成装置
122 保持部(保持手段の一例)
124 吸引部(引付手段の一例)
126 吸引部(引付手段の一例)
130 画像形成装置
132 対向ロール(回転体の一例)
134 保持部(保持手段の一例)
142 引付部(引付手段の一例)
144 帯電器(第1帯電手段の一例)
146 電源(第2帯電手段の一例)
150 画像形成装置
152 対向ロール(回転体の一例)
154 保持部(保持手段の一例)
156 押付部(押付手段の一例)
G 画像
K 搬送経路
S 接線

Claims (9)

  1. 搬送手段によって搬送される記録媒体の搬送方向と直交する厚み方向から見て該搬送方向に並んだ複数の画像形成部を備え、搬送される記録媒体に画像を形成する形成手段と、
    前記搬送方向及び前記厚み方向に対して直交する幅方向を軸方向として記録媒体に接触して従動回転し、該軸方向に移動可能に設けられた回転体と、
    記録媒体を前記回転体の外周面に保持させる保持手段と、
    搬送される記録媒体の前記幅方向の位置ずれ量を検出する検出手段と、
    前記検出手段で検出された位置ずれ量が小さくなるように前記回転体を前記軸方向に移動させる移動手段と、
    を有する画像形成装置。
  2. 前記保持手段は、前記回転体の外周面に設けられた複数の凸部と、前記回転体と共に記録媒体を挟む対向回転体とを含んで構成されている請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記回転体は、複数の前記凸部が設けられた第1外周部と複数の前記凸部が設けられていない第2外周部とが前記軸方向に並び、
    前記幅方向を軸方向として回転可能とされ前記第2外周部を支持する支持回転体が設けられている請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記回転体は、複数の前記凸部が設けられた第1外周部と、前記第1外周部よりも搬送する記録媒体との保持力が小さい第2外周部とが前記軸方向に並び、
    前記幅方向を軸方向として回転可能とされ前記第2外周部を支持する支持回転体が設けられている請求項2に記載の画像形成装置。
  5. 前記回転体は、筒状に形成され、径方向に貫通する複数の孔部が外周面に形成されたロールであり、
    前記保持手段は、前記ロールの内側から吸気する吸気手段を有する請求項1に記載の画像形成装置。
  6. 前記保持手段は、前記搬送方向における前記回転体よりも上流側及び下流側の少なくとも一方側に配置され、記録媒体を前記回転体側に向けて引き付ける引付手段を含んで構成されている請求項1に記載の画像形成装置。
  7. 前記引付手段は、記録媒体に対する画像側とは反対側で吸気を行い記録媒体を前記引付手段に引き付ける請求項6に記載の画像形成装置。
  8. 前記引付手段は、
    記録媒体を正極性及び負極性の一方の極性に帯電させる第1帯電手段と、
    前記回転体を前記正極性及び前記負極性の他方の極性に帯電させる第2帯電手段と、
    を有する請求項6に記載の画像形成装置。
  9. 前記回転体は、記録媒体の搬送経路に対して前記形成手段側とは反対側に対向して配置され、
    前記保持手段は、
    前記回転体よりも前記搬送方向における上流側で、かつ前記回転体の外周のうち前記形成手段と対向する位置の接線よりも前記回転体側に配置された前記搬送手段と、
    前記回転体と前記上流側の前記搬送手段との間に設けられ、記録媒体を前記搬送経路に対する前記回転体側に押し付ける押付手段と、
    を含んで構成されている請求項1に記載の画像形成装置。
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