JP2006036435A - シート搬送装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 簡単な構成でシート搬送手段の長寿命化を図ることが可能なシート搬送装置及び画像形成装置を提供する。
【解決手段】 複数の従動コロ303を駆動ローラー302に対して接離可能に設け、複数の従動コロ303のうち少なくとも1つの従動コロ303を選択的に、シートを挟持・搬送する挟持搬送位置に位置させて、駆動ローラー302に対して圧接状態とする接離機構を備える。
【選択図】 図3

Description

本発明は、シート等の記録媒体上に画像を形成する機能を備えた、例えば、複写機、プリンタ、あるいは、ファクシミリ装置などの画像形成装置に関し、特に、これらの装置に備えられる、シートを搬送するためのシート搬送装置に関するものである。
従来より、図11のようなドラム状または無端のベルト状の像担持体410の外表面にトナー像を形成し、該トナー像をシートPに転写してシート上に画像を形成する画像形成装置が知られている。この画像形成装置に用いられる、シート収納庫420から該像担持体410までシートPを搬送するシート搬送手段400は次のように構成されている。
搬送ガイド401はシートが通るのに必要十分な間隔をもって対向配置され、駆動ローラー402と従動コロ403からなる搬送ローラー対が該搬送ガイド内に設けられている。この搬送ローラー対に挟持され駆動ローラー402の回転により搬送ガイド内をシートPが移動することによりシートPがシート収納庫420から像担持体410まで搬送される(例えば、特許文献1参照)。
このようなシート搬送手段400で用いられる駆動ローラー402は通常、金属製の軸上にゴムローラーを配置したものが用いられる。このゴムローラーはシートPとの摩擦により徐々に磨耗し摩擦係数の減少や、直径の減少を招く。摩擦係数の減少はシート搬送時に駆動ローラーとシートPの間でスリップが生じ所望の搬送速度が得られずジャムの原因となる。また、ゴムローラーの直径の減少も同じく搬送速度の低下を引き起こしジャムの原因となる。
これらの現象は駆動ローラー402の使用時間が長くなるにつれ発生し、対策としては駆動ローラー402の交換をする必要があった。近年では画像形成の高速化に伴い駆動ローラー402の交換のダウンタイムによる画像形成の生産性の悪化が問題視され、特にPOD(print on demand、オンデマンド出版)市場のような高生産性及び高信頼性を要求される現場で使用される画像形成装置においては看過できない重要な問題となっている。
図12に示すものは駆動ローラーの交換頻度を減少させた従来の画像形成装置のシート搬送装置の一例を示すものである。図12に示すシート搬送装置においては、シート収納庫420から像担持体410に至る搬送部において搬送手段400Aを1列追加して、並列に二重化することで駆動ローラー402の磨耗を分散し駆動ローラーの交換間隔を2倍にしてローラー交換によるダウンタイムの減少を実現している。
特開平08−2753号公報
しかしながら、上記のように、搬送路を二重化した場合には、下記のような問題が生じることが懸念される。
図13,14は、搬送路を二重化したシート搬送装置の一例を示す図である。
搬送路を二重化する(シート搬送手段400、搬送手段400A)場合、搬送ローラー404の位置や、シート検知センサー405の位置などを等配置にすれば(図13参照)
、シート搬送シーケンスは一種類で済ますことが可能だが、同じ機構が等配置で並ぶので装置の大型化は避けられない。搬送ローラー404の位置やシート検知センサー405の位置を互いにずらして配置した場合(図14参照)、装置本体の幅は低く押えられるが、シート搬送シーケンスはそれぞれのパスで異なり、具体的にはモーターのOFF/ONやシート検知センサーによるジャム検知タイミングの二重化などが必要となる。
また、シートパスを二重化するためそれぞれのパスへ振り分ける為の分岐、合流手段としてデフレクターなどが必要となる。従って、装置の小型化が進む現在ではシートパスそのものが短くなる傾向にあり、シートパスを二重化した場合でも短いシートパス一つ一つに分岐と合流が必要となり装置の複雑化及びジャム処理性などが悪化する。
本発明は、上記したような事情に鑑みてなされたものであり、簡単な構成でシート搬送手段の長寿命化を図ることが可能なシート搬送装置及び画像形成装置を提供することを目的とするものである。
上記目的を達成するために本発明にあっては、
駆動回転体と従動回転体とからなる回転体対を軸方向に複数備え、該回転体対でシートを挟持して搬送するシート搬送装置において、前記回転体対の少なくとも1対は、前記駆動回転体と前記従動回転体とのうち少なくともいずれかをシートを挟持・搬送する挟持搬送位置と該挟持搬送位置から離間する離間位置との間で移動させるための接離手段を備え、前記接離手段により前記回転体対を選択的に接離させることを特徴とする。
また、シートに画像を形成する画像形成装置において、上記記載のシート搬送装置を備えることを特徴とする。
以上説明したように、本発明によれば、簡単な構成でシート搬送手段の長寿命化を図ることが可能なシート搬送装置及び画像形成装置を提供することが可能となる。
以下に図面を参照して、この発明を実施するための最良の形態を例示的に詳しく説明する。ただし、この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状それらの相対配置などは、発明が適用される装置の構成や各種条件により適宜変更されるべきものであり、この発明の範囲を以下の実施の形態に限定する趣旨のものではない。
(実施の形態1)
以下、本発明の実施の形態1を図1〜図7を用いて説明する。
図1は本発明の実施の形態1に係るシート搬送装置を備えた画像形成装置を示す概略断面図である。図2は、本実施の形態に係るシート搬送装置を示す概略断面図である。図3は、図2に示したシート搬送装置の側面透視図である。図4は、従動回転体としての従動コロ303の切り換え状態を説明するための図である。図5は、手動により従動コロ303を圧接する場合について説明するための概略図である。図6は、プランジャーにより従動コロ303を圧接する場合について説明するための図(圧接状態)である。図7は、プランジャーにより従動コロ303を圧接する場合について説明するための図(離間状態)である。
シート(記録媒体、記録材、転写材)Pはシート収納庫2に載置され、ピックアップローラー201により一枚ずつ取り出される。取り出されたシートPはシート搬送装置30
0によって、像担持体としての感光体ドラム1の転写部4まで運ばれる。感光体ドラム1上にはトナー画像が形成され、転写部4ではシートP上にトナー画像が転写される。トナー画像が転写されたシートPは定着部5に運ばれここで熱と圧力によりトナーが溶融しシート上に定着する。その後、排出部6を経て後処理装置や排出トレイに送られる。または、スイッチバックパス7を経て再度転写部4へ送られ、既に画像が形成された面(表面)と逆側(逆面、裏面)に画像を形成し両面プリントを行う。
ここで、シートPをシート収納庫2から転写部4まで搬送するシート搬送装置300について図2、3を用いて詳しく説明する。本実施の形態に係るシート搬送装置300は、対向する一対の搬送ガイド301と、駆動回転体としての駆動ローラー302と、従動回転体としての従動コロ303とを備えている。なお、以下の説明において、駆動ローラー302と従動コロ303とにより構成されるローラー対を回転体対として搬送ローラー対という場合もある。
搬送ガイド301は3mmから5mm程度の隙間をもって略平行に配置されている。
駆動ローラー302は金属の軸304上に複数のゴムローラー305が形成されている。これは駆動手段306及び駆動伝達手段307により回転する。駆動手段306は、例えばパルスモーターなどが用いられ、シート搬送を制御する制御手段(制御部)により制御されて適時動作する。駆動伝達手段307には、例えばギアが用いられる。
従動コロ303は、駆動ローラー302を構成する複数のゴムローラー305に対応して設けられた複数プラスチック製のコロ(回転体)で、それぞれ回転可能に支持されている。そして、従動コロ303は駆動ローラー302に対して接離可能に支持されており、次に詳細を述べる接離機構(接離手段)で少なくとも一つの従動コロ303が駆動ローラー302に対して常に圧接状態にある。ここで、従動コロ303が圧接状態にあるとは、従動コロ303がシートPを挟持・搬送する挟持搬送位置にある状態を表す。
従動コロ303を駆動ローラー302に対して圧接と離間を切り換える接離機構は以下の通りである。
従動コロ303は板バネ等の弾性部材からなるコロホルダー308により駆動ローラー302方向に常に付勢されている。従動コロ303の両端の支持軸309はコロガイド311の溝部(案内溝)310に差し込まれている。コロガイド311は図2の矢印F方向に回動可能に支持されており、所定の角度回動することで従動コロ303の支持軸309はコロガイド311の溝部310に案内されて、図4に示す「離」のときは従動コロ303を駆動ローラー302から引き離し、「接」のときは駆動ローラー302に圧接させる。
ここで、搬送するシートPの幅(搬送方向に対して直交方向となるシート幅)に応じて圧接する従動コロ303を切り換える手段について説明する。
シート幅はシート収納庫2にシートPを載置する際、画像形成装置のメモリー(記憶手段)に設定する(入力手段に入力する)。または、シート収納庫2のシート規制部材の位置を検知しシートPの外形を検知する既知のシートサイズ検知手段を用いる。
このようにして認識されたシートPの幅に応じて駆動ローラー302に圧接する従動コロ303を選択的に切り換える。具体的には、駆動ローラー302に4個のゴムローラー305を配置する場合、内側の2個は搬送され得る最小のシート幅より内側に配置し、外側の2個は搬送可能な最大シート幅より内側に配置する。この位置は本実施の形態が適用
される画像形成装置で使用されるシートの幅とその使用頻度によって適切に配置する。
例えば、使用最大幅のA4サイズのシートを搬送する場合は、図3に示すように、外側の従動コロA,Dのみを圧接してシートを搬送すれば、内側の従動コロB,Cはシートを搬送する負荷がかからないので、内側の従動コロB,Cに対向する駆動ローラー302のゴムは磨耗しない。また、使用最小幅のA5サイズのシートを搬送する場合は、外側の従動コロA,Dを圧接しないことで、外側の従動コロA,Dに対向する駆動ローラー302のゴムは従動コロから受ける負荷が無くなり磨耗しない。
実際の切り換え方法は以下のとおりである。
手動切り換えの場合は、操作者が接離手段を構成するレバー312を回転させ、コロガイド軸315を回動させ従動コロ303の切り換えを行う(図5参照)。また、切り換え動作に、接離手段を構成するアクチュエーター313(例えば、パルスモータ)を使用する場合には、制御手段がシートサイズ検知手段により検知されたシートサイズに基づいてアクチュエーター313を動作させることにより、操作者が特別な操作を行うこと無く自動的に切り換えることができる。なお、操作者により行われるスイッチの切り換え動作によりアクチュエーター313を動作させてもよい。
また、コロガイド311の溝部310の位相を利用して各従動コロ303の圧接状態を同時に切り換えるだけでなく、図6,7のような接離手段を構成するプランジャー314を各従動コロ303、コロホルダー308にそれぞれに接続し、それぞれを独立して切り換えても同様の効果が得られる。
結果として切り換えが無い場合は、全ての従動コロ303が常に圧接状態を保つので、搬送するシートPの幅にかかわらず駆動ローラー302は磨耗していく。しかしながら、シートPの幅に応じて従動コロ303を切り換えることにより磨耗が分散され、駆動ローラー302自体の寿命が延び、駆動ローラー302の交換頻度を減らすことが出来る。交換頻度が減ることで画像形成装置のメンテナンス間隔が伸び、長寿命化が可能となり、画像形成装置の稼働率があると同時に、メンテナンスに対する支払いが低く押えられる。また、搬送するシートの幅方向の端部を挟持して搬送するので、斜行や斜走などが発生しにくくなる。
なお、本実施の形態においては、従動コロ303を駆動ローラー302に対して接離可能に設けたが、これに限らず、駆動ローラーと従動コロとのうち少なくともいずれかが挟持搬送位置から接離可能に設けられていればよい。
(実施の形態2)
図8は、本発明の実施の形態2を示す図であり、搬送ローラー対により搬送されたシートの積算(通紙)枚数による圧接コロの切り換えを説明するための図である。なお、本実施の形態に係るシート搬送装置の基本的な構成は、実施の形態1に係るシート搬送装置と同様であり、実施の形態1と同様の構成部分については同一の符号を付して、その説明は省略する。
実施の形態1では、搬送するシートPの幅に応じて圧接する従動コロ303を切り換えたが、本実施の形態において、圧接状態の切り換えは、搬送ローラー対により搬送したシートPの積算(累積、累計)枚数に応じて切り換えるものである。
例えば、50万枚までは中央の従動コロ303のみを圧接し、50万枚から100万枚までは外側の従動コロ303のみを圧接する。更に、100万枚からは全ての従動コロ3
03を圧接して搬送力を確保する。
その為に、図8のように、シート搬送部に設けられたシート検知センサー317でシートPを検知する(ステップS11)たびに、画像形成装置内のカウンターQに検知回数を蓄積する(ステップS12)。ここで、シート検知センサー317及びカウンターQは、積算枚数検知手段を構成している。
このカウンターQの値、すなわち積算枚数が所定の枚数(例えば、50万枚,100万枚)に達した時点で従動コロ303を切り換える。図8においては、ステップS13で、カウンターQの値が50万枚を越えたか否かを判定し、50万枚を越えた場合にはステップS14に進み、ステップS13で否定判定の場合は従動コロ303の切り換えは無しとする。ステップS14では、カウンターQの値が100万枚を越えたか否かを判定し、100万枚を越えた場合には、全ての従動コロ303を圧接して搬送力を確保し、ステップS14で否定判定の場合には、外側の従動コロ303のみを圧接する。
圧接状態の切り換えを手動切り換えとする場合は、画像形成装置の操作表示部にその旨を表示し操作者に切り換えを促す。また、切り換え動作にアクチュエーター(例えば、パルスモータ)を使用して自動的に切り換えても良いのは実施の形態1と同様である。
本実施の形態において、圧接状態の切り換えのタイミングのための制御は、シート検知センサー317のカウント数をカウンターQに記録しておくだけの単純な制御となるので、実施の形態1で説明した効果に加えて、シートの種類、シートサイズなど多数のパラメーターがある場合よりも制御上の不具合が発生しにくいという効果がある。
(実施の形態3)
図9は、本発明の実施の形態3を示す図であり、シートPの厚みによるコロ切り換えを説明するための図である。なお、本実施の形態に係るシート搬送装置の基本的な構成は、実施の形態1に係るシート搬送装置と同様であり、実施の形態1と同様の構成部分については同一の符号を付して、その説明は省略する。
一般的に、シートPの厚みが増すと駆動ローラー302にかかる負荷は増大する。これは、シートPの剛性が増すことにより搬送ガイド301との接触抵抗が増加することに起因する。
そこで、本実施の形態では、搬送するシートPの厚みに応じて必要最低限の搬送力を発生させるように、圧接する従動コロ303の個数を切り換えることにより、駆動ローラー302の磨耗を低減すると同時にジャムの発生を防止する。
図9のように、シートPの厚みは予め各シート収納庫2に対して載置するシートPの厚みを制御手段(入力手段)に入力しておく(ステップS21)か、シートPの厚みを検知するシートサイズ検知手段316を本実施の形態に係るシート搬送装置の搬送ローラ対よりも上流側に配置して、そこで得られたシートPの厚みの情報(ステップS22)を利用する。
制御手段は、例えば、搬送するシートPが厚物の場合(ステップ23で厚物と判定された場合)は全ての従動コロ303を圧接してシートPと駆動ローラー302との間でスリップが無いようにする。シートPが薄物の場合(ステップ23で薄物と判定された場合)は内側の従動コロ303のみ圧接する。
従って、シートPが薄物の場合、必要以上にシートPに対する搬送力を与えないので、
シートPが駆動ローラー302から受けるストレスが少なくなると同時に、シートPが厚物の場合は全ての従動コロ303を圧接する事によりスリップすること無く、確実に搬送することが出来る。また、本実施の形態においても、実施の形態1で説明した効果と同様の効果を得ることができる。
なお、上述した実施の形態のように、シートPの厚みに基づいて、操作者が、レバー312やアクチュエーター313を操作してもよい。
(実施の形態4)
図10は、本発明の実施の形態4を示す図であり、シートPの通過時間によるコロ切り換えを説明するための図である。なお、本実施の形態に係るシート搬送装置の基本的な構成は、実施の形態1に係るシート搬送装置と同様であり、実施の形態1と同様の構成部分については同一の符号を付して、その説明は省略する。
本実施の形態に係る画像形成装置では、図10に示すように、シート搬送装置300内に複数のシート検知センサー317を配置し、画像形成装置制御部(制御手段)が、シートPの位置を監視しながらシートの移動を制御している。そして、画像形成装置制御部は、シート搬送時間検知手段によりセンサー間(S1,S2間)のシート搬送に要した時間Tを計測させ(ステップS31)、その値が標準的な通過時間T1を超えるか否かを判定し(ステップS32)、時間Tが通過時間T1を超える場合は、シートPと搬送ローラー対との間でスリップしていると判断して、従動コロ303を全て加圧する。ステップS32で否定判定の場合(時間Tの値が通過時間T1以下の場合)には、スリップを発生させない最低限(の数)の従動コロ303のみを加圧して使う。
本実施の形態においては、センサー間の通過時間というシート搬送制御におけるジャムに直接かかわる基本的なデータを得て搬送状態を変化させるので、実施の形態1で説明した効果に加えて、さらにジャムの予防に効果がある。
なお、本実施の形態において、図10では、一つの搬送ローラー対を挟んで設けられたシート検知センサー317間(S1,S2間)のシート搬送に要した時間Tを計測しているが、これに限らず、複数の搬送ローラー対を挟んで設けられるものであってもよい。
以上説明した実施の形態1〜4においては、シート幅やシートの厚みや搬送したシートの積算枚数やシート搬送に要した時間などのシートに関する情報を検知することにより、その検知結果に基づいて従動コロ303の圧接状態を切り換える制御を行うものであったが、この制御においては可能な限り組み合わせて行うことができる。
また、シートに関する情報、例えば、シート幅やシートの厚みなどについては、実施の形態1,3で説明したように、予め入力手段に入力することにより、入力された情報に基づいて従動コロ303の圧接状態を切り換える制御を行ってもよい。また、シートに関する情報(例えば、シートの積算枚数やシート幅やシートの厚みなど)を検知手段により検知させて、実施の形態2で説明したように、その情報を操作表示部に表示するものであってもよい。この場合、操作表示部に表示された情報に基づいて、操作者がレバーや、(アクチュエーターやプランジャーを動作させるための)スイッチを操作することにより、従動コロ303の圧接状態を切り換えるとよい。
本発明の実施の形態1に係るシート搬送装置を備えた画像形成装置を示す概略断面図である。 図1に示したシート搬送装置の拡大断面図である。 図2に示したシート搬送装置の側面透視図である。 従動コロの切り換え状態の説明図である。 手動により従動コロを圧接する場合について説明するための図である。 プランジャーにより従動コロを圧接する場合について説明するための図(圧接状態)である。 プランジャーにより従動コロを圧接する場合について説明するための図(離間状態)である。 積算枚数による圧接コロの切り換えを説明するための図である。 シートの厚みによるコロ切り換えを説明するための図である。 シートの通過時間によるコロ切り換えを説明するための図である。 従来のシート搬送装置を備えた画像形成装置を示す図である。 従来のシート搬送装置を備えた画像形成装置(2重パス)を示す図である。 従来の2重化された搬送パスの説明図である。 従来の2重化された搬送パスの説明図である。
符号の説明
1 像担持体
2 シート収納庫
300 シート搬送装置
301 搬送ガイド
302 駆動ローラー
303 従動コロ
305 ゴムローラー
306 駆動手段
307 駆動伝達手段
308 コロホルダー
309 支持軸
310 溝部
311 コロガイド
312 切り換えレバー
313 切り換えモーター
314 切り換えプランジャー
315 コロガイド軸
316 シート厚み検知機構
317 シート検知センサー

Claims (10)

  1. 駆動回転体と従動回転体とからなる回転体対を軸方向に複数備え、該回転体対でシートを挟持して搬送するシート搬送装置において、
    前記回転体対の少なくとも1対は、前記駆動回転体と前記従動回転体とのうち少なくともいずれかをシートを挟持・搬送する挟持搬送位置と該挟持搬送位置から離間する離間位置との間で移動させるための接離手段を備え、
    前記接離手段により前記回転体対を選択的に接離させることを特徴とするシート搬送装置。
  2. 搬送されるシートに関する情報を入力する入力手段と、
    前記入力手段により入力されたシートに関する情報に基づいて、前記接離手段により前記回転体対を選択的に接離させる制御手段と、
    を備えることを特徴とする請求項1に記載のシート搬送装置。
  3. 搬送されるシートの、搬送方向に対して直交方向となるシート幅の長さを検知するシートサイズ検知手段と、
    シートサイズ検知手段の検知結果に基づいて、前記接離手段により前記回転体対を選択的に接離させる制御手段と、
    を備えることを特徴とする請求項1に記載のシート搬送装置。
  4. 前記接離手段により接離される回転体対を複数備え、前記制御手段は、前記シートサイズ検知手段により検知されたシート幅の長さに基づいて、前記複数の回転体対のうちそれぞれ異なる回転体対を前記挟持搬送位置又は前記離間位置に位置させることを特徴とする請求項3に記載のシート搬送装置。
  5. 搬送されるシートの厚さを検知するシートサイズ検知手段と、
    前記シートサイズ検知手段の検知結果に基づいて、前記接離手段により前記回転体対を選択的に接離させる制御手段と、
    を備えることを特徴とする請求項1に記載のシート搬送装置。
  6. 前記接離手段により接離される回転体対を複数備え、前記制御手段は、前記シートサイズ検知手段により検知されたシートの厚みが所定の厚みより厚い場合には、該所定の厚み以下の場合よりも前記挟持搬送位置に位置させる回転体対の数を増やすことを特徴とする請求項5に記載のシート搬送装置。
  7. 前記駆動回転体と前記従動回転体とで挟持して搬送したシートの積算枚数を検知する積算枚数検知手段と、
    前記積算枚数検知手段により検知された積算枚数に基づいて、前記接離手段により前記回転体対を選択的に接離させる制御手段と、
    を備えることを特徴とする請求項1に記載のシート搬送装置。
  8. 前記駆動回転体と前記従動回転体とによりシートが搬送される時間を検知するシート搬送時間検知手段と、
    前記シート搬送時間検知手段により検知された時間に基づいて、前記接離手段により前記回転体対を選択的に接離させる制御手段と、
    を備えることを特徴とする請求項1に記載のシート搬送装置。
  9. 前記接離手段により接離される回転体対を複数備え、前記制御手段は、前記シート搬送時間検知手段により検知された時間が所定時間よりも大きい場合には、該所定時間以下の
    場合よりも前記挟持搬送位置に位置させる回転体対の数を増やすことを特徴とする請求項8に記載のシート搬送装置。
  10. シートに画像を形成する画像形成装置において、請求項1〜9のいずれか1項に記載のシート搬送装置を備えることを特徴とする画像形成装置。
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