JP2003001855A - インクジェットプリンタの回復装置 - Google Patents
インクジェットプリンタの回復装置Info
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- B41J2/00—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
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Abstract
り、プリンタの小型化にも寄与するインクジェットプリ
ンタの回復装置を提供すること。 【解決手段】回復装置が組み込まれたインクジェットプ
リンタ1は、主に用紙搬送装置2と、インク滴を吐出す
るノズル列をもつ24箇の印字ヘッド15A1〜15D6
からなるヘッド装置3と、上記印字ヘッドに一対一で
対応する24箇のキャップからなるキャップ装置4と、
用紙搬送方向に沿って一列に配される12組のワイプユ
ニットからなるワイプ装置5とを有してなる。印字ヘッ
ドのキャッピング、または、ワイピング等の回復処理
は、キャップ装置4、または、ワイプ装置5を上記印字
ヘッドの下部に挿入して行われる。占有エリアの小さい
上記ワイプ装置5を適用することでプリンタの小型化が
可能になる。
Description
出のためのノズル列を有する複数のヘッドにより印字を
行うインクジェットプリンタにおけるヘッド面の汚れや
目詰まり等によるインク吐出不良等を防止するヘッドメ
ンテナンスのための回復装置の構造に関する。
置)を有するインクジェットプリンタ装置として、図2
3の配置図に示すインクジェットプリンタ装置100
は、ヘッド部を走査駆動しない1パスタイプのプリンタ
装置であって、記録媒体である記録紙105を給送する
給送装置102と、ヘッド部101と、ヘッドのクリー
ニング、および、キャッピングを行うヘッドメンテナン
ス装置を構成するキャップ部103およびワイパ部10
4とを有してなる。
幅に対応するインク吐出ノズル列を有する長尺タイプの
ヘッドであって、4色の4つのヘッド101aからな
る。
ドをそれぞれ個別にキャッピングする4つのキャップ1
03aからなり、上記ヘッド部101を覆う大きさを有
している。そのキャップ部103は、印刷時には、ヘッ
ド側方に退避している。
ドの全長にわたって移動してワイピングするワイパ10
4aを有し、同様に上記ヘッド部101を覆う大きさを
有している。そのワイパ部104も印刷時には、キャッ
プ部103と共に側方に退避している。
には、給送装置102の給送ベルト102上部にヘッド
部101が位置しているが、ヘッドをキャッピングする
場合は、キャップ部103がヘッド部101の下部に挿
入され、ヘッドのキャッピングを行う。また、ワイピン
グ動作時には、キャップ部103がヘッド部101の反
対側側方に退避し、ワイパ部104がヘッド部101の
下部に挿入され、ヘッドのワイピングを行う。
示した従来のインクジェットプリンタ装置100による
と、ヘッド部101の側方に該ヘッド部全体を覆うエリ
アを有するキャップ部103、さらに、ワイパ部104
を退避させる必要があって、プリンタ装置のヘッドメン
テナンス装置のために非常に大きな占有エリアを必要と
し、装置の大型化が避けられなかった。
なされたものであり、インクジェットプリンタの回復装
置において、配設スペ−スが少なく、その構造も簡単で
あり、プリンタの小型化にも寄与するインクジェットプ
リンタの回復装置を提供することを目的とする。
インクジェットプリンタの回復装置は、インク吐出のた
めのノズル列を有する複数の印字ヘッドを有し、上記複
数の印字ヘッドを印刷媒体の搬送方向に対して直交、ま
たは、傾斜する方向に配置して印刷を行うインクジェッ
トプリンタの印字ヘッドの回復処理を行うためのインク
ジェットプリンタの回復装置において、上記印字ヘッド
のキャッピングを行うキャップ手段と、上記印字ヘッド
のワイピングを行うワイプ手段と、を有しており、上記
キャップ手段の数は、上記印字ヘッドの数と等しく、か
つ、上記ワイプ手段の数は、上記キャップ手段の数より
少なく配置されている。
リンタの回復装置は、請求項1記載のインクジェットプ
リンタの回復装置において、上記ワイプ手段は、上記印
刷媒体の搬送方向と直交する方向に沿って配置される上
記複数の印字ヘッドを順次払拭して上記印字ヘッド上に
残留するインクを除去する手段であり、さらに、上記印
字媒体の幅方向に沿って配置される単列状態の上記複数
の印字ヘッドの間に配置され、上記ワイプ手段に付着し
たインクを除去するためのインク除去手段が設けられて
いる。
リンタの回復装置は、請求項1記載のインクジェットプ
リンタの回復装置において、上記印刷媒体の搬送方向と
直交する方向に同色系の上記印字ヘッドが配置され、上
記ワイプ手段は、上記印刷媒体の搬送方向と直交する方
向に沿って配置される単列状態の上記同色系の複数の印
字ヘッドを順次払拭する。
リンタの回復装置は、請求項3記載のインクジェットプ
リンタの回復装置において、上記印刷媒体の搬送方向と
直交する方向に沿って配置される同色系の上記印字ヘッ
ドは、上記印刷媒体の搬送方向と直交する方向に単列状
態で色の濃さの順に配置されており、上記ワイプ手段
は、上記印刷媒体の搬送方向と直交する方向に沿って配
置される上記複数の印字ヘッドを淡い色の上記印字ヘッ
ドから濃い色の上記印字ヘッドに向けて順次払拭する。
リンタは、請求項1記載のインクジェットプリンタの回
復装置において、上記ワイプ手段は、上記印字ヘッドを
払拭するための単一のワイパブレードを有しており、上
記単一のワイパブレードにより上記印刷媒体の搬送方向
と直交する方向に沿って配置される単列の同色系の上記
複数の印字ヘッドを払拭する。
リンタは、請求項1記載のインクジェットプリンタの回
復装置において、上記ワイプ手段は、印刷媒体の搬送方
向に複列に配置される上記印字ヘッドを払拭するための
単一のワイパブレードを有しており、上記ワイパブレー
ドの上記印字ヘッドを払拭する部分には、上記複列の上
記印字ヘッドのうち、単一の印字ヘッドの幅に対応した
スリットが付されている。
基づいて説明する。図1は、本発明の第一の実施形態の
インクジェットプリンタの要部の配置を示す平面図であ
る。図2は、上記インクジェットプリンタに適用される
ヘッド装置の分解斜視図であり、図3は、上記ヘッド装
置のヘッドブロックを構成する印字ヘッドのインク吐出
用ノズル列の配置を示す図2のC方向から見た拡大図で
ある。図4は、図1のA−A断面図であって、上記イン
クジェットプリンタのキャップの断面図である。図5
は、上記インクジェットプリンタのワイプ機構部の平面
図である。図6は、上記ワイプ機構部の分解斜視図であ
る。図7は、図6のE矢視図であって、上記ワイプ機構
部におけるワイパ支持体の回動動作状態を示す。図8
(A)〜(D)は、図5のD−D断面で示される上記ワ
イプ機構部の動作状態を示す図であり、図8(A)は、
ワイパが退避位置(ワイピング開始位置)にある状態を
示し、図8(B)は、ワイピング動作状態を示し、図8
(C)は、ワイパの水平退避状態を示し、図8(D)
は、ワイパの水平退避状態のままでの戻し過程を示す。
図9(A)〜(C)は、図1のB−B断面図であって、
上記インクジェットプリンタにおける印刷動作状態およ
び各回復処理動作状態を示し、図9(A)は、印刷動作
状態を示し、図9(B)は、キャッピング,メンテ吐出
動作状態を示し、図9(C)は、ワイピング動作状態を
示す。
形態の各プリンタにおける配置、または、移動の方向と
して、装置の上下方向をZ方向とし、その上方向を+Z
方向、下方向を−Z方向とする。用紙搬送方向の沿った
水平方向をX方向とし、搬送方向を+X方向、その搬送
方向の逆方向を−X方向とし、−X側を搬送上流側、+
X側を搬送下流側とする。上記用紙搬送方向の幅方向の
うち、上記X方向に直交する水平方向をY方向とし、上
記上流側から見て右側の方向を+Y方向とし、上流側か
ら見て左側の方向を−Y方向とする。
は、インク滴を吐出するノズル列を有する複数の印字ヘ
ッドを全用紙幅にわたって配置し、印刷時に上記印字ヘ
ッドを水平方向(用紙幅方向および用紙搬送方向)には
走査させず、用紙を搬送方向に搬送することにより上記
印字ヘッドによりY方向に沿った印字ライン上の印刷を
行う。
示すように主に用紙搬送装置2と、インク滴を吐出する
ノズル列をもつ24箇の印字ヘッドからなるヘッド装置
3と、回復処理を行う回復装置6とを有してなる。
ンク吐出面のクリーニング処理およびキャッピング処理
などの印字ヘッドのメンテナンスのための処理であっ
て、上記クリーニング処理では、印字ヘッドのワイピン
グ動作,インク吸引動作,メンテ吐出動作(クリーニン
グのためのインク吐出動作)等が行われる。
排紙側ベルト駆動ローラと、印刷時に印刷媒体である用
紙10を水平方向の+X方向に搬送する搬送ベルト9と
を有してなる。
示すようにB(ブラック)ヘッドブロック15A,C
(シアン)ヘッドブロック15B,M(マゼンダ)ヘッ
ドブロック15C,Y(イエロー)ヘッドブロック15
Dの四色のヘッドブロックからなる。
板16Aの装着開口部16A1 ,16A4 等に着脱自在
に取り付けられ、インク滴を下向きに吐出する6つの印
字ヘッド15A1 ,15A2 ,15A3 ,15A4 ,1
5A5 ,15A6 からなる。上記印字ヘッド15A1 ,
15A2 ,15A3 および上記印字ヘッド15A4 ,1
5A5 ,15A6 は、それぞれX方向に対して傾斜する
傾斜ラインLa、または、Laに平行なラインに沿っ
て、用紙全幅領域に複列状態で配置される。
15A1 ,15A2 ,15A3 の底面のインク吐出面1
5A10,15A20,15A30上には、それぞれY方向に
沿って所定の印字ピッチのインク吐出用ノズル列15A
1x,15A2x,15A3xが設けられる。上記インク吐出
用のノズル列15A1x,15A2x,15A3xには、互い
にY方向に重なるノズル列15A1z,15A2z、およ
び、15A2z,15A3zが設けられている。この重なっ
て設けられたノズル列は、印字ヘッドのY方向の取り付
け位置誤差を吸収するために設けられている。
印字ヘッド15A4 ,15A5 ,15A6 についても同
様にヘッド底面には、インク吐出用のノズル列を有する
インク吐出面が形成されている。ヘッドブロック15A
を水平方向(用紙幅方向)に走査させることなく上記6
つの印字ヘッド15A1 〜15A6 によりブラック色の
全用紙幅の印刷が行われる。
ッド基板16Bに着脱自在に取り付けられる6つの印字
ヘッド15B1 〜15B6 からなり、それらの印字ヘッ
ドもX方向に傾斜する傾斜ラインLa、または、Laに
平行なラインに沿って全用紙幅上に配置される。
ッド基板16Cに着脱自在に取り付けられる6つの印字
ヘッド15C1 〜15C6 からなり、それらの印字ヘッ
ドもX方向に傾斜する傾斜ラインLaに平行なラインに
沿って全用紙幅上に配置される。
ヘッド基板16Dに着脱自在に取り付けられる6つの印
字ヘッド15D1 〜15D6 からなり、それらの印字ヘ
ッドもX方向に傾斜する傾斜ラインLaに平行なライン
に沿って全用紙幅上に配置される。
5Dは、用紙幅方向(水平方向)に走査させることな
く、各印字ヘッドによりシアン,マゼンダ,イエロー色
の全用紙幅の印刷が可能となる。
に印字ヘッド15A1 ,B1 ,…等がそれぞれのヘッド
基板16A,16B,…等に対して着脱自在であること
から交換可能になっており、プリンタ装置の保守,修理
が容易である。
動機構によりZ方向に昇降駆動が可能である。そして、
印刷時には、搬送ベルト13上に適正なインク吐出距離
となる所定の隙間の定位置に保持され、回復処理時に
は、下部に上記回復装置6を挿入するために所定量だけ
+Z方向に上昇駆動される。
イプ装置5とを有してなる。上記キャップ装置4とワイ
プ装置5は、図示しないスライド駆動機構によってそれ
ぞれY方向にスライド駆動可能である。そして、印刷時
には、上記回復装置6は、ヘッド装置3,用紙搬送装置
2の−Y側に隣接した退避位置にあり(図1,図9
(A))、回復処理時には、ヘッド装置3の下部にスラ
イド移動させる(図9(B),図9(C))。
記ベース板7上に配置される複数のキャップ手段である
24箇のキャップ16A1 〜16D6 とを有してなる。
上記複数のキャップ16A1 〜16D6 は、上記各印字
ヘッド15A1 〜15D6 の1つ1つに対応して設けら
れる。
挿入し、各印字ヘッド15A1 〜15D6 のそれぞれの
インク吐出面を上記キャップ16A1 〜16D6 で覆っ
てキャッピングが行われ、そのキャッピング状態でメン
テ吐出等の回復処理が実行される。
A1 を例にして説明すると、上記キャップ16A1 は、
図4に示すように凹部形状を有しており、ヘッド15A
1 のインク吐出面15A10に当接可能なヘッド当接面1
6aと、凹部底面16b上に設けられるインク吸引穴1
6cが設けられている。上記インク吸引穴16cは、ベ
ース板7に設けられる連通穴16dに通じている。ヘッ
ド当接面16aをインク吐出面15A10に当接させ、密
着させると、キャッピング状態が得られる。
ベース板8上にX方向に沿って一列に配される12組の
ワイプユニット17A1 〜17D3 とを有してなる。
は、複数の印字ヘッド15A1 〜15D6 のX方向のヘ
ッド配設位置に対応して配置される。すなわち、Y方向
に沿って単列状に配置される2つの印字ヘッド15A1
と15A4 に対して単一のワイプユニット17A1 が配
設され、同様に2つの印字ヘッド15A2 と15A5 に
対して単一のワイプユニット17A2 が配設され、以
下、順次、Y方向に単列状に配置される各2つずつの印
字ヘッドに対して単一のワイプユニット17A3 〜17
D3 が配設されている。
構成を有している。その構成についてワイプユニット1
7A1 によって図5等を用いて説明する。上記ワイプユ
ニット17A1 は、ベース板8に固着されるユニット本
体17と、ユニット本体にY方向に移動可能に支持され
るワイプ機構部21とで構成される。
Y方向に摺動可能に支持される支持体22と、支持体2
2に回動可能に支持されるワイパ台23と、弾性変形可
能なワイパ部材としてのワイパ(ワイパブレード)24
と、ビス27により支持体22に取り付けられるワイパ
台23の姿勢保持用の板ばね26とを有してなる。
る送りネジ軸28によって支持されており、送りネジ軸
28に固着される駆動ギヤ29を回転駆動することによ
りユニット本体17に対してY方向に進退駆動される。
また、上記ワイパ台23は、軸穴23aに挿入される支
持軸25を介して支持体22の軸穴22cに回動自在に
支持される。
ゴム材料からなり、ワイパ台23の先端部に固着されて
いる。ワイパ台23の回動によって上記ワイパ24は、
ユニット本体17の上部に突出するワイピング可能な起
立位置(図8(A))と、ワイパ24がユニット本体1
7内に格納される非ワイピング状態の水平退避位置(図
8(C))とに回動移動する。
記水平退避位置に回動させるために、ワイパ台23に
は、上記ワイパ24の面に平行な側面部である当接面2
3c、および、その当接面23cより側方に突出する突
起部上の当接面23bが設けられている。その当接面2
3bは、上記ワイパ24の面および当接面23cに直交
する平面である。
7の上面開口部の内壁面の+Y方向端と−Y方向端に突
起17a,17bが設けられている。それらの突起は、
ワイプ機構部21がY方向端部到達したとき、上記ワイ
パ台23の当接面23b,23cに当接し、上記ワイパ
台23を回動駆動する。
ス27により取り付けられている。この板バネ26は、
その先端部をワイパ台23の底面23e、または、当接
面23cに当接させることによりワイパ台23およびワ
イパ24を起立位置、または、水平退避位置にクリック
保持する。
24が水平姿勢、または、起立姿勢に回動するときの切
り換え状態を示している。図7の状態の後、ワイパ台3
3が反時計回りに回動すると、板ばね36が当接面23
cに当接するので図8(A)に示すようにワイパ台2
3,ワイパ24がZ方向に起立し、その起立位置にクリ
ック保持される。また、図7の状態の後、逆にワイパ台
23が時計回りに回動すると、板ばね26が底面23e
に当接するので図8(C)に示すワイパ台23,ワイパ
24がY方向に倒れた水平退避位置にクリック保持され
る。
インクジェットプリンタ1における回復処理動作につい
て図9等を用いて説明する。印字ヘッドのキャッピング
を行う場合、図9(A)に示す印刷状態からヘッド装置
3を+Z方向に上昇移動させ、非印字状態とし、かつ、
キャップ装置4がヘッド装置3の下部に挿入可能な状態
とする。キャップ装置4を+Y方向にスライド移動させ
てヘッド装置3の下部に挿入する(図9(B))。
ッド15A1 の下部にキャップ16A1 が位置し、同時
に他の各印字ヘッドの下部位置にもそれぞれ対応するキ
ャップ装置4の各キャップが位置する。この状態でヘッ
ド装置3を僅かに降下させて、ヘッド吐出面15A10等
にキャップ16A1 等のヘッド当接面16aを密着させ
るとキャッピング状態となる(図4)。
場合は、キャップ34による上記キャッピング状態を保
つことで各印字ヘッドの上記インク吐出面は、密閉さ
れ、ノズル列15A1x等の各ノズル列の乾燥が防止さ
れ、且つ、上記インク吐出面が保護される。
取り除くためのインク吐出、すなわち、メンテ吐出を行
うには、上記キャッピング状態にてインク吐出が行われ
る。その場合、また、上記キャッピング状態でノズルよ
りメンテ吐出されたインクは、吸引穴16c,連通穴1
6dを経由して図示しないインク吸引チューブを通して
吸引ポンプで吸引され、排出される。
は、ヘッド装置3を+Z方向に移動させた状態でキャッ
プ装置4を用紙搬送装置2の+Y側に退避させる。そし
て、ヘッド装置3の下部にワイプ装置5を+Y方向にス
ライドさせて挿入する(図9(C))。その挿入時に
は、各ワイプユニットのワイプ機構部は、図8(C)に
示すワイパ水平退避状態に保持しておく。
A1 ,15B1 ,15C1 ,15D1 の下部にワイプユ
ニット17A1 ,17B1 ,17C1 ,17D1 を位置
させる。同時にワイプ機構部21を+Y方向端に移動さ
せ、ワイパ24をワイピング可能な起立状態とする(図
8(A))。
うにワイプ機構部21を−Y方向にスライド移動させ、
ワイパ24による印字ヘッド15A1 等のインク吐出面
15A10等のワイピングを行い、インク吐出面に付着し
たインクを除去し、かつ、インク吐出面の汚れを払拭す
る。
ド移動させ、印字ヘッド15A2 ,15B2 ,15C2
,15D2 に下部にワイプユニット17A2 ,17B2
,17C2 ,17D2 を位置させる。上記移動状態で
ワイプ機構部21を−Y方向に移動させて、インク吐出
面のワイピング動作を行う。その後、ワイプ装置5を+
Y方向に移し、順次、+Y側にある各印字ヘッドのワイ
ピングを繰り返して実行する。
ニット17A1 によりY方向に沿って配置される2つの
印字ヘッド15A1 ,15A4 のワイピングがなされ
る。また、他のワイプユニットでも同様に1つのワイプ
ユニットによりY方向に沿って配置される2つの印字ヘ
ッドのワイピングがなされる。
とキャップ装置4とを共に−Y方向にスライドさせ、ヘ
ッド装置3の−Y側の退避位置に移動させる。さらに、
ヘッド装置3を印刷可能な位置まで−Z方向に降下さ
せ、回復処理を終了する。
ユニットのワイピング方向を+Y方向としたが、逆にワ
イプユニットを−Y方向にさせ、印字ヘッド15A6 ,
15B6 ,15C6 ,15D6 側から順次ワイピングす
るようにしてもよい。
装置6においては、ヘッド装置3を構成する印字ヘッド
(ヘッド箇数は、24箇)に対して一対一で対応するよ
うに上記キャップ(キャップ箇数は、24箇)が設けら
れている。また、上記ワイプユニットは、ヘッド装置3
のY方向に沿った列数の12列に対応て12組がX方向
に沿って一列配設されている。
は、等しく、ワイパの数は、ヘッドの数より少ない。し
たがって、前述した従来のインクジェットプリンタの回
復装置のようにヘッドの数と等しいキャップ、および、
ワイパを備えたものよりも本実施形態のプリンタ1の回
復装置6は、上記ワイプ装置5の占有エリアが小さくな
りプリンタの小型化が実現できる。
復装置6のキャップ装置4とワイプ装置5は、印刷時
(非回復処理時)に図1に示す退避位置に退避している
が、その変形例の配置として、図10に示すインクジェ
ットプリンタの回復装置の配置を採用することも可能で
ある。この変形例においては、退避時にキャップ装置4
がヘッド装置3の+Y側に隣接した退避位置に移動し、
ワイプ装置5がヘッド装置3の−Y側に隣接した退避位
置に移動する。キャップ装置4およびワイプ装置5自体
の構成は、上記第一の実施形態のプリンタ1の回復装置
と同一とする。
理のワイピングを行う場合に都合がよく、処理時間が短
縮できる。
プ装置の配置は、後述する各実施形態のインクジェット
プリンタにも適用することが可能である。
ットプリンタについて説明する。図11は、上記第二実
施形態のインクジェットプリンタの要部の配置を示す平
面図である。図12(A),(B)は、図11のCーC
断面図、および、D−D断面図であって、上記インクジ
ェットプリンタに適用されるワイプ装置のワイパの形状
を示す。図13(A)〜(C)は、図11のE−E断面
図であって、図13(A)は、上記インクジェットプリ
ンタにおけるワイピング開始状態を示し、図13(B)
は、相対的に+Y側の印字ヘッドのワイピング動作状態
を示し、図13(C)は、相対的に−Y側の印字ヘッド
のワイピング動作状態を示す。
も前記第一実施形態のインクジェットプリンタ1と同様
にインク滴を吐出するノズル列を有する複数の印字ヘッ
ドを全用紙幅にわたって配置し、印刷時に上記印字ヘッ
ドを水平方向(用紙幅方向および用紙搬送方向)には走
査させず、用紙を搬送方向に搬送することにより印刷を
行うプリンタである。
1に示すように主に用紙搬送装置2と、インク滴を吐出
するノズル列をもつ複数の印字ヘッドからなるヘッド装
置3と、回復処理を行う回復装置38とを有してなる。
上記回復装置38は、キャップ装置4と、ワイプ装置3
2とからなる。
上記キャップ装置4は、前記第一実施形態のプリンタ1
に適用したものと同様の構成を有する。
2は、前記第一実施形態の場合と同様に、図示しないス
ライド駆動機構によってそれぞれY方向にスライド駆動
可能であって、回復処理時にはヘッド装置3の下部にそ
れぞれ挿入される。
そのベース板33上にX方向に沿って一列に配される1
2組のワイパ手段であるワイプユニット34A1 〜34
D3とを有してなる。
は、複数の印字ヘッド15A1 〜15D6 のヘッド配設
位置に対応してX方向に沿って単列配置される。そし
て、Y方向に沿って単列配置される2つの印字ヘッド1
5A1 と15A4 に対して1つのワイプユニット34A
1 が配設され、以下、Y方向に沿って単列配置される各
2つずつの印字ヘッドに対して各1つのワイプユニット
34A2 〜34D3 が配設されている。
プユニット34A1 の構成を図12等を用いて説明する
が、他のワイプユニット34A2 〜34D3 も同様の構
成を有する。
33に固着されるユニット本体34と、弾性変形可能な
ゴム板製のワイパ部材であるワイパ(ワイパブレード)
36とで構成される。
に対応した幅を有し、ユニット本体35の凹部35aに
X方向に沿い、かつ、+Z方向に起立した状態で支持さ
れている。そして、ワイプユニット34A1 のY方向へ
の移動に伴ってワイパ36の先端部が印字ヘッド15A
4 、または、印字ヘッド15A1 のインク吐出面に撓ん
だ状態で順次摺接してワイピングがなされる。
インクジェットプリンタ31における回復処理動作につ
いて図13等を用いて説明する。回復処理のうち、印字
ヘッドのキャッピング動作は、前記第一実施形態のプリ
ンタ1におけるキャップ装置4による動作と同様な動作
である。
3を+Z方向に移動させた状態でキャップ装置4を用紙
搬送装置2の+Y側に退避させる。ヘッド装置3の下部
にワイプ装置32を+Y方向にスライドさせて挿入する
(図13(A))。
ド装置3は、印字ヘッドをワイパ36に接触しない高さ
まで上昇させた状態に保たれる。そして、ワイピング開
始時に印字ヘッドのインク吐出面をワイパ36でワイピ
ングできる高さまで降下させる。
−Y方向にワイピングするものとする。したがって、ヘ
ッド装置3の最も+Y端側に位置する印字ヘッド15A
6 ,15B6 ,15C6 ,15D6 からワイピングを開
始する必要がある。そのために、ワイプ装置32は、最
も+Y端側の印字ヘッド15A6 等の下部に挿入後、ワ
イピングが開始される。
イピング動作の途中であって、ワイピングユニット34
A1 による印字ヘッド15A1 のワイピング開始状態を
示す。ワイパ36の−Y方向の移動によって、図13
(B),(C)に示すように印字ヘッド15A4 のイン
ク吐出面15A40、続いて、印字ヘッド15A1 のイン
ク吐出面15A10がワイピングされる。
Y方向への移動によりそれぞれY方向に沿って配置され
る2つの印字ヘッド15A5 ,15A2 等が順次ワイピ
ングされる。
2とキャップ装置4を共に−Y方向にスライド移動させ
てヘッド装置の−Y側の退避位置に位置させる。さら
に、ヘッド装置3を−Z方向に印刷可能な位置まで降下
させて回復処理を終了する。
Y側端の印字ヘッド15A1 ,15B1 ,15C1 ,1
5D1 側から+Y方向に向けて順次ワイピングするよう
にしてもよい。この場合、ワイピング終了後のワイプユ
ニットの−Y方向への戻し過程でインク吐出面を拭き取
ったインクで再度汚すことがないように、ワイピング動
作終了後、ヘッド装置3を僅かに上昇させ、ワイパ36
がインク吐出面に接触しない状態に保持し、ワイプ装置
32を−Y方向に退避位置までスライドさせる必要があ
る。
復装置38によれば、前記第一実施形態のプリンタ1の
回復装置6の効果と同様の効果を奏し、さらにワイプ装
置32のワイプユニット34A1 ,…等がそれぞれ1つ
のワイパ36のみを有する簡単な構造のものであること
からワイプ装置32の占有エリアが小さく、プリンタの
さらなる小型化と低コスト化が実現できる。また、ワイ
ピング自体も素早く行うことができる。
ェットプリンタについて図14,15等を用いて説明す
る。図14は、本実施形態のインクジェットプリンタの
要部の配置を示す平面図である。図15(A),(B)
は、図14のF−F断面図、および、G−G断面図であ
って、上記インクジェットプリンタに適用されるワイプ
装置のワイパの形状を示す。
も前記第一実施形態のインクジェットプリンタ1と同様
にインク滴を吐出するノズル列を有する複数の印字ヘッ
ドを全用紙幅にわたって配置し、印刷時に上記印字ヘッ
ドを水平方向(用紙幅方向および用紙搬送方向)には走
査させず、用紙を搬送方向に搬送することにより印刷を
行うプリンタである。
4に示すように主に用紙搬送装置2と、インク滴を吐出
するノズル列をもつ複数の印字ヘッドからなるヘッド装
置3と、回復処理を行う回復装置48とを有してなる。
但し、上記回復装置48は、キャップ装置4と、ワイプ
装置42とからなる。
上記キャップ装置4は、前記第一実施形態のプリンタ1
に適用したものと同様の構成を有する。
2は、前記第一実施形態の場合と同様に、図示しないス
ライド駆動機構によってそれぞれY方向にスライド駆動
可能であって、回復処理時には上昇位置にあるヘッド装
置3の下部にそれぞれ挿入される。
そのベース板43上にX方向に沿って一列に配される4
組のワイパ手段であるワイプユニット44A〜44Dと
を有してなる。
ロック15Aを構成する印字ヘッド15A1 ,15A2
,15A3 、および、それらの印字ヘッドの+Y側に
配設される印字ヘッド15A4 ,15A5 ,15A6 の
ワイピングを行うワイプユニットである。そして、上記
ワイプユニット44Aは、ユニット本体45と、弾性変
形可能なゴム板製のワイパ部材であるワイパ(ワイパブ
レード)46とで構成されている。
部45aにX方向に沿い、かつ、+Z方向に起立した状
態で支持されている。ワイパ46のX方向の幅は、X方
向3列分の印字ヘッド、すなわち、印字ヘッド15A1
,15A2 ,15A3 、または、印字ヘッド15A1
,15A2 ,15A3 に対応した幅を有している(図
15(A))。
4Dも同様の構成を有しており、それぞれCヘッドブロ
ック15Bを構成する印字ヘッド15B1 〜15B6 ,
Mヘッドブロック15Cを構成する15C1 〜15C6
,Yヘッドブロック15Dを構成する15D1 〜15
D6 とのワイピングを行う。
伴ってワイパ46の先端部が各X方向3列分の印字ヘッ
ドのインク吐出面に対して撓んだ状態で順次摺接してワ
イピングがなされる。
ジェットプリンタ41の回復処理動作は、前記第二実施
形態のプリンタ31におけるキャッピング動作,ワイピ
ング動作と略同様である。特に本実施形態のプリンタ4
1では、各3列ずつのヘッドブロックを各単一のワイパ
46でワイピングする。
復装置48によれば、前記第一,二実施形態のプリンタ
1,31の回復装置6,38の効果と同様の効果を奏
し、特に各ワイプユニットのワイパ46が3列分の印字
ヘッドに対応して設けられることからワイプユニットの
数が少なく、ワイプ装置42の構造が簡略化される。
ェットプリンタについて図16,17等を用いて説明す
る。図16は、本実施形態のインクジェットプリンタの
要部の配置を示す平面図である。図17(A),(B)
は、図16のH−H断面図、および、I−I断面図であ
って、上記インクジェットプリンタに適用されるワイプ
装置のワイパの形状を示す。
も前記第一実施形態のインクジェットプリンタ1と同様
にインク滴を吐出するノズル列を有する複数の印字ヘッ
ドを全用紙幅にわたって配置し、印刷時に上記印字ヘッ
ドを水平方向(用紙幅方向および用紙搬送方向)には走
査させず、用紙を搬送方向に搬送することにより印刷を
行うプリンタである。
6に示すように主に用紙搬送装置2と、インク滴を吐出
するノズル列をもつ複数の印字ヘッドからなるヘッド装
置3と、回復処理を行う回復装置58とを有してなる。
但し、上記回復装置58は、キャップ装置4と、ワイプ
装置52とからなる。
上記キャップ装置4は、前記第一実施形態のプリンタ1
に適用したものと同様の構成を有する。
2は、前記第一実施形態の場合と同様に、図示しないス
ライド駆動機構によってそれぞれY方向にスライド駆動
可能であって、印刷時には上記キャップ装置4とワイプ
装置52がヘッド装置3の−Y側の退避位置にあり、回
復処理時には上昇位置にあるヘッド装置3の下部にそれ
ぞれ挿入される。
そのベース板53上にX方向に沿って一列に配される4
組のワイパ手段であるワイプユニット54A〜54Dと
を有してなる。
ロック15Aを構成し、X方向3列分の印字ヘッド15
A1 ,15A2 ,15A3 と、それらの印字ヘッドにY
方向側に沿って配置されるX方向3列分の印字ヘッド1
5A4 ,15A5 ,15A6のワイピングを行うワイプ
ユニットである。そのワイプユニット54Aは、ユニッ
ト本体55と、弾性変形可能なゴム板製のワイパ部材で
あるワイパ(ワイパブレード)56とで構成される。
部55aにX方向に沿い、かつ、+Z方向に起立した状
態で支持されている。ワイパ56のX方向の全幅は、X
方向3列分の印字ヘッド、すなわち、3つの印字ヘッド
15A1 ,15A2 ,15A3 、または、3つの印字ヘ
ッド15A4 ,15A5 ,15A6 のヘッド幅に対応し
た幅を有し、さらに、ワイパ56の先端部には、対応す
る上記各三つの印字ヘッドの境界に2つのスリット56
aが入っている(図17(A))。したがって、ワイパ
56の先端部は、X方向に配置される一つ一つの印字ヘ
ッドのヘッド幅に対応する分割形状となる。
4Dも同様の構成を有しており、それぞれCヘッドブロ
ック15Bを構成する印字ヘッド15B1 〜15B6
と、Mヘッドブロック15Cを構成する15C1 〜15
C6 と、Yヘッドブロック15Dを構成する15D1 〜
15D6 とのワイピングを行う。
伴ってワイパ56の先端部がX方向に並ぶ3つの印字ヘ
ッドの各インク吐出面に対して撓んだ状態で摺接し、ワ
イピングがなされる。
ジェットプリンタ51における回復処理動作は、前記第
三実施形態のプリンタ41におけるキャッピング動作,
ワイピング動作と略同様である。
復装置58によれば、前記第三実施形態のプリンタ41
の回復装置48の効果と同様の効果を奏し、特に本実施
形態のプリンタ51の回復装置58ではワイパ56の先
端部にそれが当接する複数の印字ヘッドの境界にスリッ
トが切られていることから一つ一つの印字ヘッドに馴染
んだ状態で摺接し、インク吐出面への追従性が向上す
る。したがって、良好なワイピングが行われる。
ットプリンタについて説明する。図18は、上記第五実
施形態のインクジェットプリンタの要部の配置を示す平
面図である。図19(A)〜(C)は、図18のJ−J
断面図であって、上記インクジェットプリンタにおける
ワイピング動作状態を示し、図19(A)は、ワイピン
グ開始状態を示し、図19(B),(C)は、各印字ヘ
ッドのワイピング動作状態を示すが、キャップ装置は、
退避位置にあって図示していない。
も前記第一実施形態のインクジェットプリンタ1と同様
にインク滴を吐出するノズル列を有する複数の印字ヘッ
ドを全用紙幅にわたって配置し、印刷時に上記印字ヘッ
ドを水平方向(用紙幅方向および用紙搬送方向)には走
査させず、用紙を搬送方向に搬送することにより印刷を
行うプリンタである。
8に示すように主に用紙搬送装置2と、インク滴を吐出
するノズル列をもつ複数の印字ヘッドからなるヘッド装
置62と、回復処理を行う回復装置68とを有してな
る。
に適用したものと同一の構成を有する。
に適用したヘッド装置3が4色構成であるのに対して、
6色構成のヘッドである点が相違している。
62は、B(ブラック)ヘッドブロック,M(マゼン
ダ)ヘッドブロック,LM(ライトマゼンダ)ヘッドブ
ロック,C(シアン)ヘッドブロック,LC(ライトシ
アン)ヘッドブロック,Y(イエロー)ヘッドブロック
からなる。上記各色別ヘッドブロックは、それぞれ図3
のようにY方向に沿うノズル列を有する30個の印字ヘ
ッドを有し、それらの印字ヘッドをX方向に対して傾斜
する傾斜ラインLb、または、Lbに平行なラインに沿
って、用紙全幅領域に複列状態で配置したものである。
ド71A1 〜71A5 からなる。上記M(マゼンダ)ヘ
ッドブロックは、5つの印字ヘッド71B1 〜71B5
からなる。LM(ライトマゼンダ)ヘッドブロックは、
5つの印字ヘッド71C1 〜71C5 からなる。上記Y
(イエロー)ヘッドブロックは、5つの印字ヘッド71
F1 〜71B5 からなる。
ドブロックの印字ヘッドの一部は、Y方向で隣り合って
配置される。その配置状態として、例えば、図18に示
すようにM(マゼンダ)の印字ヘッド71B1,71B3
とB(黒)の印字ヘッド71A5 は、Y方向に単列配
置される。そして、上記印字ヘッド71B3 と71A5
とは、Y方向で隣り合って配置されるが、相対的に色の
淡い印字ヘッド71B3 を−Y側に、相対的に色の濃い
B(黒)印字ヘッド71A5を+Y側に配置する。
ブロックの印字ヘッドの一部がY方向で隣り合ってY方
向に沿って単列配置されるが、例えば、LM(ライトマ
ゼンダ)の印字ヘッド71C3 とM(マゼンダ)の印字
ヘッド71B5 において相対的に色の淡い印字ヘッド7
1C3 を−Y側に、相対的に色の濃いM(マゼンダ)の
印字ヘッド71B5を+Y側に配置する。
LC(ライトシアン)のヘッドブロックの印字ヘッドの
一部でY方向で隣り合っているものにおいても、同様に
色の濃淡に従って上述したような印字ヘッドの配置がな
される。
他色の印字ヘッドがY方向で重なることなく配置され
る。
と、ワイプ装置64とからなる。上記キャップ装置63
とワイプ装置64は、前記第一実施形態の場合と同様
に、図示しないスライド駆動機構によってそれぞれY方
向にスライド駆動可能であって、印刷時には上記キャッ
プ装置63、および、ワイプ装置64がヘッド装置62
の−Y側の退避位置にあり、回復処理時には上昇位置に
移動したヘッド装置62の下部にそれぞれ挿入される。
と、上記ベース板66上に配置される複数のキャップ手
段である30箇のキャップ72A1 〜72F5 とを有し
てなる。上記複数のキャップは、上記各印字ヘッドにそ
れぞれ一対一で対応して設けられており、上記キャップ
装置63をヘッド装置62の下部に移動させ、キャッピ
ング,メンテ吐出等の回復処理が実行される。
そのベース板65上にX方向に沿って一列に配される1
5組のワイパ手段であるワイプユニット73a〜73o
とを有してなる。
のワイプユニットの一つ一つは、Y方向の単数、また
は、Y方向に沿って単列状に配置される複数の印字ヘッ
ドをワイピング可能とする。上記各ワイプユニットの構
成について、ワイプユニット73cを例にとって説明す
るが、他のワイプユニットも同様の構成を有する。
5に固着されるユニット本体と、弾性変形可能なゴム板
製のワイパ部材であるワイパ(ワイパブレード)75と
で構成される。
応する幅を有しており、ユニット本体に対してY方向に
移動、且つ、回動可能に支持されており、ユニット本体
の−Y端部に到達するとワイピング可能な起立位置に回
動し、ユニット本体の+Y端部に到達すると非ワイピン
グ状態の水平退避位置に回動する。
ジェットプリンタ61におけるワイピング動作について
説明する。上記ワイピング動作に先立って、ヘッド装置
62を+Z方向に上昇させた状態のもとでキャップ装置
63をヘッド装置62の+Y側に退避移動させておく。
そこで、ワイパ75を起立位置に回動させた状態のワイ
プ装置64をヘッド装置62の下部に+Y方向にスライ
ドして挿入する。
って、各ワイプユニットのワイパ75によりY方向に沿
って単列状に配置される複数、または、単数の印字ヘッ
ドのインク吐出面が順次ワイピングされて行く。
沿って配置される複数の印字ヘッドのうち、色濃度の異
なる印字ヘッドがY方向に並んで配置される部分を同一
ワイパ75でワイピングした場合、ワイパ75上の残留
インクにより色の淡い方の印字ヘッドのインク吐出面が
ワイピングのために汚れてしまう危険性がある。
上述したように同色系で色濃度の異なる印字ヘッドをY
方向に沿って配置する場合、色の淡い方の印字ヘッドを
−Y側に、色の濃い方の印字ヘッドを+Y側に配置し、
ワイパ75を−Y側から+Y側に向けて移動させてワイ
ピングするようにした。したがって、ワイパ75上の残
留インクによりワイピングの前側にある色の淡い方の印
字ヘッドが汚されることがない。
2の+Y端部に到達し、ワイピング動作が終了した後
は、ワイプユニットのワイパ75を水平退避位置に回動
させた状態とし、ワイプ装置64を−Y方向に戻して退
避状態とする。
ンタ61によれば、多色の印字ヘッドを組み込んだイン
クジェットプリンタであっても、同色系で色の濃さの異
なる複数の印字ヘッドをY方向に沿って配置することが
できる。さらに、単一ワイパでのワイピング中、色濃度
の異なる印字ヘッドに切り換わったときに、特別にワイ
パの残留インクを除去する必要がない。したがって、ヘ
ッド装置62および回復装置68を含めて用紙搬送方向
であるX方向の占有エリアを小さく抑えることが可能と
なり、多色のインクジェットプリンタの小型化が実現で
きる。
ットプリンタについて説明する。図20は、上記第六実
施形態のインクジェットプリンタの要部の配置を示す平
面図である。図21(A),(B)および図22
(A),(B)は、それぞれ図20のK−K断面図であ
って、上記インクジェットプリンタにおけるワイピング
動作状態を示す。
も前記第一実施形態のインクジェットプリンタ1と同様
にインク滴を吐出するノズル列を有する複数の印字ヘッ
ドを全用紙幅にわたって配置し、印刷時に上記印字ヘッ
ドを水平方向(用紙幅方向および用紙搬送方向)には走
査させず、用紙を搬送方向に搬送することにより印刷を
行うプリンタである。
0に示すように主に用紙搬送装置2と、インク滴を吐出
するノズル列をもつ複数の印字ヘッドからなるヘッド装
置82と、回復処理を行う回復装置88とを有してな
る。
に適用したものと同一の構成を有する。
に適用したヘッド装置3に対して、各印字ヘッドの配置
と、印字ヘッドの間に装備されるインク除去手段を有す
ることが異なっている。
82は、B(ブラック)ヘッドブロック,C(シアン)
ヘッドブロック,M(マゼンダ)ヘッドブロック,Y
(イエロー)ヘッドブロックを有しており、上記各色別
ヘッドブロックは、それぞれ図3のようなY方向に沿う
ノズル列を有する6つの印字ヘッドからなる。
の印字ヘッド91A1 〜91A6 からなり、上記C(シ
アン)ヘッドブロックは、6つの印字ヘッド91B1 〜
91B6 からなり、M(マゼンダ)ヘッドブロックは、
6つの印字ヘッド91C1 〜91C6 からなり、さら
に、上記Y(イエロー)ヘッドブロックは、6つの印字
ヘッド91D1 〜91D6 からなる。
は、X方向に対して傾斜する傾斜ラインLc、または、
Lcに平行なラインに沿って、用紙全幅領域に配置され
ている。
列状に隣り合って配置される各2つの印字ヘッドであっ
て、互いに色の異なる印字ヘッドの間にインク除去手段
であるインク吸収体94a〜94lが配設されている。
上記インク吸収体は、スポンジ材料等のインク吸収可能
な部材で形成され、そのインク吸収体の表面位置は、各
印字ヘッドのインク吐出面に対してZ方向で同一高さの
レベルとする(図22(A))。
と、ワイプ装置84とからなる。上記キャップ装置83
とワイプ装置84は、前記第一実施形態の場合と同様
に、図示しないスライド駆動機構によってそれぞれY方
向にスライド駆動可能であって、回復処理時には上昇位
置に移動したヘッド装置82の下部にそれぞれ挿入され
る。
と、上記ベース板86上に配置される複数のキャップ手
段である24箇のキャップ92A1 〜92D6 とを有し
てなる。上記複数のキャップは、上記各印字ヘッドにそ
れぞれ一対一で対応して設けられており、上記キャップ
装置83をヘッド装置82の下部に移動させ、キャッピ
ング,メンテ吐出等の回復処理が実行される。
そのベース板85上にX方向に沿って一列に配される1
2組のワイパ手段であるワイプユニット93a〜93l
とを有してなる。
のワイプユニットの一つ一つは、単数、または、Y方向
に沿って単列状に配設される複数の印字ヘッドをワイピ
ング可能とする。上記各ワイプユニットの構成につい
て、ワイプユニット93eを例にとって説明するが、他
のワイプユニットも同様の構成を有する。
5に固着されるユニット本体と、上記ユニット本体に起
立して保持される弾性変形可能なゴム板製のワイパ部材
であるワイパ(ワイパブレード)95とで構成される。
なお、上記ワイパ95は、単一の印字ヘッドに対応する
幅を有する。
ジェットプリンタ81における回復処理動作のうち、ワ
イピング動作について説明する。ワイピング動作に先立
って、ヘッド装置82を+Z方向に上昇させた状態のも
とでキャップ装置83をヘッド装置82の+Y側に退避
移動させておく(図21(A))。ワイプ装置84をヘ
ッド装置82の+Y端下部、すなわち、印字ヘッド91
A6 〜91D6 の下部位置までスライド移動させる。さ
らに、各印字ヘッドのインク吐出面にワイプ装置84の
ワイパ95が摺接可能な位置までヘッド装置82を僅か
に降下させ、ワイピング開始状態にセットする。
置84を−Y方向のスライド移動させると各ワイプユニ
ットのワイパ95によりY方向に沿って配設される各印
字ヘッドのインク吐出面が順次ワイピングされていく
が、ワイピングされる印字ヘッドの切り換え時にワイパ
95の先端部に付着したインクがインク吸収体で拭き取
られ、次の印字ヘッドのワイピングがなされる。
(B)までの断面図は、図20のK−K断面上の印字ヘ
ッド91A5 から91B3 間のワイピング状態を示して
いる。上記図20のK−K断面上には、Y方向に沿って
色の異なる3つの印字ヘッド91A5 ,91B3 ,91
C1 が配置されており、それらの印字ヘッドの間にイン
ク吸収体94c,94eが配設されている。
ング動作時において、ワイパ95は、B(黒)の印字ヘ
ッド91A5 をワイピングした後(図21(B))、イ
ンク吸収体94cに摺接し、そこで上記ワイピング動作
で付着したインクが拭き取られる(図22(A))。そ
の後、上記ワイパ95により色が異なるC(シアン)の
印字ヘッド91B3 のワイピングが行われる(図22
(B))。
94eに摺接し、そこで上記ワイピング動作で付着した
インクが拭き取られる。そして、上記ワイパ95により
さらに色が異なるM(マゼンダ)の印字ヘッド91C1
のワイピングが行われる。したがって、ワイピング動作
の後方に位置する印字ヘッドが残留インクで汚されるこ
とがない。
面における異なる色の印字ヘッド間のワイピング動作に
ついても上記同様のワイピングとインクの払拭が繰り返
される。したがって、ワイピングにより別の色のインク
で印字ヘッドが汚されることがない。
部を−Y方向に通過すると、ワイピング動作が終了す
る。
ンタ81によれば、多色の印字ヘッドを組み込んだイン
クジェットプリンタであっても色違いの印字ヘッド間に
インク吸収体を配置するだけの簡単な構成によりワイピ
ング時の残留インクによる印字ヘッドの汚れが確実に防
止することが可能になり、また、複雑な残留インク除去
装置を組み込む必要もなくなることからプリンタ自体の
小型化が実現できる。
るワイプ装置84のワイピング方向は−Y方向とした
が、これに限らず、ワイプ装置84を+Y方向にスライ
ド移動するときにワイピングを行うように構成しても同
様の効果が得られることは勿論である。
ンクジェットプリンタの回復装置によれば、配設される
ワイパ手段の数が少なく、プリンタ装置の小型化が実現
できる。
リンタの回復装置によれば、請求項1記載のインクジェ
ットプリンタの回復装置の効果に加えて、さらに簡単な
インク除去手段を適用することでワイピング時の残留イ
ンクによる印字ヘッドの汚れが確実に防止でき、同時に
プリンタ装置のさらなる小型化が可能になる。
トプリンタの回復装置によれば、請求項1、または、3
記載のインクジェットプリンタの回復装置の効果に加え
て、ワイピング時における残留インクによる印字ヘッド
に汚れが極めて少なくなり、また、複雑な残留インク除
去装置等が不要となることからプリンタ装置の小型化や
低コスト化が可能になる。
トプリンタの回復装置によれば、請求項1記載のインク
ジェットプリンタの回復装置の効果に加えて、ワイパ手
段が単一のスリット付きワイパブレードを有することか
ら回復装置の構成が極めて簡略化され、プリンタ装置の
小型化や低コスト化が可能になる。
ンタの要部の配置を示す平面図である。
るヘッド装置の分解斜視図。
する印字ヘッドのインク吐出用ノズル列の配置を示す図
2のC方向から見た拡大図。
面を示す図1のA−A断面図。
構部の平面図。
動作状態を示す図6のE矢視図。
のD−D断面図であり、図8(A)は、ワイパが退避位
置(ワイピング開始位置)にある状態を示し、図8
(B)は、ワイピング動作状態を示し、図8(C)は、
ワイパの水平退避状態を示し、図8(D)は、ワイパの
水平退避状態のままでの戻し過程を示す。
刷動作状態および各回復処理動作状態を示す図1のB−
B断面図であって、図9(A)は、印刷動作状態を示
し、図9(B)は、キャッピング,メンテ吐出動作状態
を示し、図9(C)は、ワイピング動作状態を示す。
配置に関する変形例における回復装置の配置を示す図。
ンタの要部の配置を示す平面図。
されるワイプ装置のワイパの形状を示す図であって、図
12(A)は図11のCーC断面図であり,図12
(B)はD−D断面図である。
るワイピング動作状態を示す図11のE−E断面図であ
って、図13(A)は、ワイピング開始状態を示し、図
13(B)は、+Y側にある印字ヘッドのワイピング動
作状態を示し、図13(C)は、−Y側にある印字ヘッ
ドのワイピング動作状態を示す。
ンタの要部の配置を示す平面図。
されるワイプ装置のワイパの形状を示す図であって、図
15(A)は図14のF−F断面図であり、図15
(B)は、図14のG−G断面図である。
ンタの要部の配置を示す平面図。
されるワイプ装置のワイパの形状を示す図であって、図
17(A)は図16のH−H断面図であり、図17
(B)は図16のI−I断面図である。
ンタの要部の配置を示す平面図。
るワイピング動作状態を示す図18のJ−J断面図であ
って、図19(A)は、ワイピング開始状態を示し、図
19(B),(C)は、各印字ヘッドのワイピング動作
状態を示す。
ンタの要部の配置を示す平面図。
るワイピング動作状態を示す図20のK−K断面図であ
って、図21(A)はある印字ヘッドのワイピング開始
状態を示し,図21(B)は上記印字ヘッドのワイピン
グ中の状態を示す。
るワイピング動作状態を示す図20のK−K断面図であ
って、図22(A)は、図21(B)に示すワイピング
の後、インク吸収体でワイパに溜まったインクを払拭し
ている状態を示し、図22(B)は、図22(A)のイ
ンク払拭の後、後続する印字ヘッドをワイピングしてい
る状態を示す。
図。
ブレード) 56a…スリット(ワイパブレードのスリット) X …用紙搬送方向(印刷媒体の搬送方向) Y …用紙幅方向(印刷媒体の搬送方向と直交する方
向)
Claims (6)
- 【請求項1】 それぞれインク吐出のためのノズル列を
有する複数の印字ヘッドを有し、上記複数の印字ヘッド
を印刷媒体の搬送方向に対して直交方向、または、傾斜
する方向に配置して印刷を行うインクジェットプリンタ
の印字ヘッドの回復処理を行うためのインクジェットプ
リンタの回復装置において、 上記印字ヘッドのキャッピングを行うキャップ手段と、 上記印字ヘッドのワイピングを行うワイプ手段と、 を有しており、上記キャップ手段の数は、上記印字ヘッ
ドの数と等しく、かつ、上記ワイプ手段の数は、上記キ
ャップ手段の数より少なく配置することを特徴とするイ
ンクジェットプリンタの回復装置。 - 【請求項2】 上記ワイプ手段は、上記印刷媒体の搬送
方向と直交する方向に沿って配置される上記複数の印字
ヘッドを順次払拭して上記印字ヘッド上に残留するイン
クを除去する手段であり、さらに、上記印字媒体の幅方
向に沿って配置される単列状態の上記複数の印字ヘッド
の間に配置され、上記ワイプ手段に付着したインクを除
去するためのインク除去手段が設けられていることを特
徴とする請求項1記載のインクジェットプリンタの回復
装置。 - 【請求項3】 上記印刷媒体の搬送方向と直交する方向
に同色系の上記印字ヘッドが配置され、上記ワイプ手段
は、上記印刷媒体の搬送方向と直交する方向に沿って配
置される単列状態の上記同色系の複数の印字ヘッドを順
次払拭することを特徴とする請求項1記載のインクジェ
ットプリンタの回復装置。 - 【請求項4】 上記印刷媒体の搬送方向と直交する方向
に沿って配置される同色系の上記印字ヘッドは、上記印
刷媒体の搬送方向と直交する方向に単列状態で色の濃さ
の順に配置されており、上記ワイプ手段は、上記印刷媒
体の搬送方向と直交する方向に沿って配置される上記複
数の印字ヘッドを淡い色の上記印字ヘッドから濃い色の
上記印字ヘッドに向けて順次払拭することを特徴とする
請求項3記載のインクジェットプリンタの回復装置。 - 【請求項5】 上記ワイプ手段は、上記印字ヘッドを払
拭するための単一のワイパブレードを有しており、上記
単一のワイパブレードにより上記印刷媒体の搬送方向と
直交する方向に沿って配置される単列の同色系の上記複
数の印字ヘッドを払拭することを特徴とする請求項1記
載のインクジェットプリンタの回復装置。 - 【請求項6】 上記ワイプ手段は、印刷媒体の搬送方向
に複列に配置される上記印字ヘッドを払拭するための単
一のワイパブレードを有しており、上記ワイパブレード
の上記印字ヘッドを払拭する部分には、上記複列の上記
印字ヘッドのうち、単一の印字ヘッドの幅に対応したス
リットが付されていることを特徴とする請求項1記載の
インクジェットプリンタの回復装置。
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Family Applications (1)
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