JP2018144626A - 作業車両 - Google Patents
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Abstract
Description
この安全フレームは、安全フレームが立ち上げられた状態である立設姿勢のときは、その上端が作業車両の最上位位置となるように構成されており、これによって、車高を上げ、作業車両の転倒や転落が生じた場合に、機体の回転を防止して、作業者が作業車両の下敷きになる等の不測の事態を防止する。さらに、この安全フレームは、折り畳まれることで収容姿勢に切替え可能に構成されている。この収容姿勢時においては、立設姿勢時よりも車高が下がるため、例えば、安全フレームが、樹木の幹回りでの作業時における張り出した枝との引っ掛かることを防止でき、また、車庫入れ時における障害物との接触を避けることができるといった利点がある。
図1は、本発明の好ましい実施の形態にかかる作業車両1の全体側面図である。なお、以下においては、作業車両1が、乗用型草刈機である場合につき説明を加える。ここに、図1における作業車両1の進行方向を前方といい、その反対方向を後方という。また、進行方向を向いて、右側を右方といい、左側を左方という。
(ステップS1)
制御部Cは、安全フレームセンサ12から検知情報を取得し、安全フレーム12が立設姿勢か収納姿勢かを判定する。安全フレーム12が立設姿勢であると判定した場合は、ステップS2に進み、安全フレーム12が収容姿勢であると判定した場合は、ステップS13に進む。
制御部Cは、シートベルトセンサ14から検出情報を取得し、作業者がシートベルト20を着用しているかを判定する。シートベルト20が着用されていないと判定した場合は、ステップS3に進み、シートベルト20が着用されていると判定した場合は、ステップS8に進む。
制御部Cは、表示装置17の安全フレーム警告ランプ17a2を点灯する。
これによって、安全フレーム12が収納姿勢であることを作業者に視覚的に注意喚起する。この構成により、安全者は、安全フレーム12が収納姿勢であることを視覚的に認識できるため、作業者が作業時において安全フレームを立設姿勢とすることを失念していた場合に、安全フレームを立設姿勢とすることが促される。このことにより、安全上適切でない場合における安全フレーム12を収納姿勢としたままの作業を防止できるため、作業者の安全性が向上する。同時に、作業者に安全フレーム12を収納姿勢としたままの作業は危険であることを視覚的に認識させることができる。
制御部Cは、表示装置17のシートベルト警告ランプ17a1を点灯する。これによって、作業者に、シートベルト20を未着用としたままの作業の危険性について視覚的に認識させて注意喚起し、シートベルト20の着用を促す。その結果、作業者の安全性が向上する。
制御部Cは、ブザー音解除スイッチ18の操作に関する情報を取得し、警報の出力が有効状態(OFF)/無効状態(ON)であるかを判定する。有効状態と判定した場合、ステップS7に進み、無効状態と判定した場合、ステップS6に進む。
制御部Cは、傾斜センサ15から検出情報を取得して、作業車両1の左右方向の傾斜角度から作業者の安全性を判断する。すなわち、制御部Cは、傾斜センサ15から作業車両1の傾斜角度を取得することにより、傾斜地での作業であるか否かを判定する。傾斜地での作業においては、平地より作業車両1が不安定になりやすいため、作業者に安全作業を促す必要がある。そこで、制御部Cは、作業車両1の傾斜角度が、所定の角度以上である場合、傾斜地での作業であると判定し、ステップS6に進む。また、車両の傾斜が所定の角度よりも小さい場合は、傾斜地での作業でないと判定し、ステップS1に戻る。ここで、ステップS1に戻る場合は、警報の出力が無効状態となっているため、後述のステップS7における音響出力器19のブザー音出力による警告は行わない。これは、作業者が、作業時の状況によっては、安全フレーム12を収納姿勢として作業する場合も想定されるため、意図的にブザー音出力を解除できるようにしたものである。なお、上述の所定の角度は、例えば、15度に設定する。
制御部Cは、音響出力器19からブザー音を出力して、作業者に注意喚起する。
すなわち、このステップS7では、安全フレーム12が収納姿勢であり、かつ、警報の出力が有効状態である場合に、制御部Cは音響出力器19からブザー音を出力するよう制御する。これによって、安全フレーム12を収納姿勢としたままでの作業は危険であることを作業者に聴覚的に注意喚起し、作業者の安全性が向上する。
ステップS3と同様、制御部Cは、表示装置17の安全フレーム警告ランプ17a2を点灯する。
ステップS4と同様、制御部Cは、表示装置17のシートベルト警告ランプ17a1を点灯する。
ステップS5と同様、制御部Cは、ブザー音解除スイッチ18の操作に関する情報を取得し、警報の出力が有効状態(OFF)/無効状態(ON)であるかを判定する。有効状態と判定した場合、ステップS12に進み、無効状態と判定した場合、ステップS11に進む。
ステップS6と同様、制御部Cは、傾斜センサ15から検出情報を取得し、作業車両1の左右方向の傾斜角度から作業者の安全性を判断する。制御部Cは、傾斜センサ15から取得した検出情報によって、作業車両1の傾斜角度が、所定の角度以上であると判定した場合、ステップS12に進み、車両の傾斜が所定の角度よりも小さいと判定した場合、ステップS1に戻る。
ステップS7と同様、制御部Cは、音響出力器19からブザー音を出力するよう制御して、作業者に注意喚起する。ここで、作業者が、安全フレーム12を収納姿勢とし、かつ、シートベルト20を着用して作業した場合、作業車両1の転倒時等にシートベルト20が作業者の回避行動を制限するため危険性が増加する。そこで、ブザー音の出力によって、作業者に危険性を聴覚的に認識させ、安全フレーム12を立設姿勢とすることを促すことで作業者の安全性を高める構成となっている。
制御部Cは、シートベルトセンサ14から検出情報を取得し、作業者がシートベルト20を着用しているかを判定する。シートベルト20が着用されていないと判定した場合、ステップS14に進む。ここで、シートベルト20が着用されていると判定した場合、ステップS13においては安全フレーム12も立設姿勢であるため、作業者の安全性が高い状態と判断されるから、最初のステップS1に戻る。
ステップS4と同様、制御部Cは、表示装置17のシートベルト警告ランプ17a1を点灯する。
ステップS5と同様、制御部Cは、ブザー音解除スイッチ18の操作に関する情報を取得し、警報の出力が有効状態(OFF)/無効状態(ON)であるかを判定する。有効状態と判定した場合、ステップS17に進み、無効状態と判定した場合、ステップS16に進む。
ステップS6と同様、制御部Cは、傾斜センサ15から検出情報を取得し、作業車両1の左右方向の傾斜角度を判定する。制御部Cは、作業車両1の傾斜角度が、所定の角度以上であると判定した場合、ステップS17に進み、車両の傾斜が所定の角度よりも小さいと判定した場合、ステップS1に戻る。
ステップS7と同様、制御部Cは、音響出力器19からブザー音を出力するよう制御し、作業者に注意喚起する。これによって、作業者に、シートベルトを未着用としたままの作業の危険性について聴覚的に認識させ、シートベルトの着用を促す。これによって作業者の安全性が向上する。
(1)上記実施形態では、作業者に安全作業を促すため、作業車両1が所定の傾斜角度以上となると、音響出力器19がブザー音を発し、報知するように制御部Cを構成したが(ステップS7、ステップS12、ステップS17)、併せて、制御部CがPTOクラッチソレノイド16aを制御し、PTOクラッチ16の動力伝達を停止することで、作業者の安全性をより高める構成としてもよい。
(2)上記実施形態では、音響出力器19からブザー音を出力するように構成したが、出力する音は、ブザー音に限られない。例えば、音響出力器19から音声を出力し、状況に応じて、より詳細に安全作業を指示する構成としてもよい。
(3)上記実施形態では、安全フレーム12は、上下方向に高さを変更可能とするために、立設姿勢と収容姿勢に切替える態様として、門型フレーム部12bを支点X周りに回動する構成としたが、安全フレーム12を立設姿勢と収容姿勢に切替える態様は、これに限られない。例えば、安全フレーム12は、基部12aに対して、門型フレーム部12bを上下にスライド可能に構成するとともに、所定位置で、位置決め固定ピンを差込装着して、上下方向の高さを変更可能とする構成としてもよい。
2 前輪
3 後輪
4 ボンネット
5 エンジン
6 フロア
7 運転操縦席
8 ステアリングホイール
9 モアデッキ
10 集草容器
11 草搬送通路
12 安全フレーム
13 安全フレームセンサ
14 シートベルトセンサ
15 傾斜センサ
16 PTOクラッチ
16a PTOクラッチソレノイド
17 表示装置
17a メータパネル
17a1 シートベルト警告ランプ
17a2 安全フレーム警告ランプ
18 ブザー音解除スイッチ
19 音響出力器
C 制御部
S 安全装置
Claims (3)
- 作業車両の運転操縦席の後方に配設され、立設姿勢と収容姿勢とを切替えることによって上下方向高さを調節可能とした安全フレームと、
前記安全フレームの立設姿勢及び収容姿勢を検出する安全フレームセンサと、
作業者に情報を報知する報知手段と、
前記安全フレームセンサの検出情報を取得し、前記報知手段を含む機器の作動を制御する制御部とを備える作業車両であって、
前記報知手段は、運転操縦席の前方に配設された表示装置を備え、
前記制御部は、前記安全フレームが収容姿勢である場合、前記表示装置に注意喚起表示を表示させることを特徴とする作業車両。 - 前記報知手段は、前記制御部の制御によって警報を出力する音響出力手段をさらに備え、
前記制御部は、前記安全フレームが収容姿勢である場合、前記音響出力手段に警報を出力させることを特徴とする請求項1に記載の作業車両。 - 運転操縦席のシートベルトの着脱状態を検出するシートベルトセンサと、
前記音響出力手段による警報の出力の有効状態/無効状態を切替える切替スイッチとをさらに備え、
前記制御部は、前記シートベルトセンサから検出情報を取得する構成とし、
警報の出力が無効状態のとき、前記安全フレームが収容姿勢である場合であっても、前記音響出力手段から警報が出力されないよう制御するとともに、
警報の出力が無効状態であっても、前記安全フレームが収容姿勢であり、かつ、シートベルトが着用状態である場合には、前記音響出力手段から警報が出力されるよう制御することを特徴とする請求項2に記載の作業車両。
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