JP2018143935A - 排ガス浄化用触媒 - Google Patents
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Abstract
Description
このうちNOやNO2などのNOxは、人体への影響がある大気汚染物質であり、また、N2Oは地球温暖化を促進する温室効果ガスでもあるため、各国政府機関等により、様々なNOx排出規制が施行され、多くの排ガス浄化触媒が開発されている。
RhによるNOxの浄化では、例えばスチームリフォーミング反応やCO+NO反応がRh成分を介して、NOxの浄化を促進すると考えられている。そして、ジルコニウム酸化物は、Rh成分と共にスチームリフォーミング反応やCO+NO反応を促進する(特許文献1参照)。
触媒層が三層からなり、下層にPt及び/又はPdの貴金属と酸素吸蔵材とを、中層にPt及び/又はPdの貴金属とバリウム(Ba)及び/又はマグネシウム(Mg)のアルカリ土類金属化合物を含むNOx吸蔵材とを、表層に貴金属のRhを、含むことを特徴とする排ガス浄化触媒が提供される。
本発明の排気ガス浄化触媒を用いることで、エンジン耐久(例えば、950℃、50時間)後のNOx排出量を従来の一般的な触媒と比較すると、全体で10%もの削減が可能となる。
触媒層が三層からなり、下層にPt及び/又はPdの貴金属と酸素吸蔵材とを、中層にPt及び/又はPdの貴金属とバリウム(Ba)及び/又はマグネシウム(Mg)のアルカリ土類金属化合物を含むNOx吸蔵材とを含み、表層に貴金属のRhを含んでいる。
本発明の排ガス浄化触媒は、担体と担体に担持された貴金属成分や酸素吸蔵材、NOx吸蔵材を含む触媒層から構成されている。触媒層は、図1に示すように担体1のハニカム体基材上に被覆された三層構造となっており、ハニカム体基材上に形成された貴金属と酸素吸蔵材を含む下層2と、該下層の上に形成された貴金属とNOx吸着/吸蔵材とを含む中層3と、該中層の上に形成された貴金属と酸素吸蔵材を含む表層4を有している。
本発明の排ガス浄化触媒は、貴金属成分としてPt成分、Pd成分及びRh成分の3種を含んでいる。
本発明の触媒は、NOx吸蔵成分として知られるアルカリ土類金属であるBa成分(例えば酸化バリウム)及び/又はMg成分(例えば酸化マグネシウム)を含有する。
アルカリ土類金属は、Ba成分又はMg成分のいずれか一種でよいが、両方を含むのが好ましい。
本発明において、酸素吸蔵材は、セリア−ジルコニア系複合酸化物が使用される。セリア−ジルコニア系複合酸化物は、セリアとジルコニウムを主成分とする酸化物であるが、Pt成分、Pd成分、Rh成分のサポート材としても機能する。貴金属成分を担持するには、原料溶液をサポート材に含浸し、得られた含浸粉末を、例えば500〜700℃、10〜60分空気中で焼成して調製できる。
上記の酸素吸蔵材を使用することで、酸素の吸蔵放出が迅速に行われ、活性成分によるHC、COの酸化を促進することができる。
本発明において、アルミナは、触媒層の各層に使用され、ロジウム(Rh),白金(Pt)、パラジウム(Pd)のサポート材として機能する。
本発明におけるハニカム体基材は、上記触媒成分を担持する材料であって、一方の端面から他方の端面へ向かって伸びる多数の通孔を有しており、これらが集まってハニカム形状を形成している。
これに対し、フロースルー型は、一方の開放端面から他方の開口端面に向けて開口する多数の通孔を有する構造を有しており、酸化触媒、還元触媒、三元触媒(TWC)に広く用いられている。本発明では、フロースルー型のハニカム体基材を使用することが望ましい。
本発明の触媒層の構造は、図1に示すように、担体1であるハニカム体基材とそれに担持された貴金属元素を含む触媒層2〜4から構成された三層構造となっている。
本発明の下層2の触媒層には、貴金属と酸素吸蔵材が使用される。貴金属にはPt、Pd、及びRhから選ばれる少なくとも1種を用いる事できるが、Pdと酸素吸蔵材を組み合わせて用いるのが望ましい。
バインダー成分としては、アルミナゾル、シリカゾル、ジルコニアゾル、チタニアゾル等の種々のゾルを使用できる。また、硝酸アルミニウム、酢酸アルミニウム、硝酸ジルコニウム、酢酸ジルコニウム等の可溶性の塩も使用できる。
本発明における中層3の触媒層には、貴金属とNOx吸蔵材が使用される。貴金属として、Pt又はPt及びPdをNOx吸蔵材と組み合わせるようにする。また、貴金属とNOx吸蔵材を担持するサポート材にはγ―アルミナ粉末を使用すると良い。
NOx吸蔵材としては、アルカリ土類金属化合物の他に、NOx吸蔵作用のある元素Ce,Laを含む無機酸化物、例えばセリア、セリア・ジルコニア、La酸化物、セリアとLaの複合酸化物、Laを添加したアルミナなどを挙げることができる。
Ba成分、Mg成分は、Baの酸化物、Mgの酸化物、炭酸バリウム、炭酸マグネシウム、硫酸バリウム、硫酸マグネシウム、酢酸バリウム、及び酢酸マグネシウムからなる群から選ばれる少なくとも1種である。
本発明の表層4の触媒層には貴金属のRhが用いられ、それを担持するサポート材にはアルミナと酸素吸蔵材を併用する。すなわち、最上層の触媒は、ロジウム(Rh)を担持したアルミナと、ロジウム(Rh)を担持したセリア−ジルコニア系複合酸化物を含有する。
上記排ガス浄化触媒の製造方法の好ましい形態を説明する。上記排ガス浄化触媒は、スラリー塗布工程、乾燥工程、焼成工程を行って製造することができる。
スラリー塗布工程に先立ち、各層に用いる触媒成分を調製し、この触媒成分を含む触媒組成物スラリーを形成する。
貴金属成分原料としては、硝酸塩、硫酸塩、炭酸塩、酢酸塩等の化合物、エタノールアミン溶液が使用でき、硝酸塩、エタノールアミン化合物の使用が好ましい。この際、原料溶液には必要に応じてpH調整のための酸、アルカリを、粘性の調整やスラリー分散性を向上するための界面活性剤、分散用樹脂等を配合する事ができる。その後、貴金属成分を含む耐熱性無機酸化物を50〜200℃で乾燥して溶媒を除去する。
Ba成分は、ハニカム構造型触媒中では酸化バリウムとして存在するが、触媒組成物スラリーを製造するにあたっては、硫酸バリウム、あるいは炭酸バリウムを微粉砕した後、サポート材であるアルミナに担持することができる。バリウムを高分散させるためには可溶性の塩の形で添加することが好ましく、塩化バリウム、水酸化バリウム、酢酸バリウム、硝酸バリウム等を併用してもよい。また、Mg成分もハニカム構造型触媒中では酸化マグネシウムとして存在するが、触媒組成物スラリーを製造するにあたっては、酢酸マグネシウム、炭酸マグネシウムに限らず、塩化マグネシウム、硝酸マグネシウム、硫酸マグネシウム等の可溶性の塩が使用できる。
得られたハニカム触媒は、理論空燃比付近で運転するストイキガソリンエンジンにて950℃、50時間の熱処理を行った。
上記エンジン耐久処理後のハニカム触媒は、触媒コンバーターへ搭載し、欧州仕様の排気量1.0Lの自然吸気エンジンを搭載するガソリン車を用いて、NEDCモードにて触媒の排ガス浄化性能を調べた。
以下の要領で、まず各層に用いる触媒成分を調製し、この触媒成分を含む触媒組成物スラリーをコージェライト製ハニカム型構造体からなる担体に層状に塗り分けて図1に示す排ガス浄化触媒を製造した。
純水で希釈した硝酸Pdの溶液(Pd含有量 20重量%)を市販のγ―アルミナ粉末(BET比表面積 141m2/g、平均細孔径41nm)、及びCe―Zr−La−Pr複合酸化物粉末(Ce−Zr−La−Pr酸化物換算での含有比率45:45:8:2、BET比表面積69m2/g、平均細孔径52nm)に含浸担持した。これらの含浸粉末を600℃、30分空気中で焼成した。これにより、下層用のPd担持γ―アルミナおよびPd担持Ce−Zr−La−Pr複合酸化物の混合物(合計のPd含有量 0.794重量%)を調製した。
純水で希釈した硝酸Pdの溶液(Pd含有量 20重量%)、Ptモノエタノールアミン溶液(Pt含有量 13重量%)をγ―アルミナ粉末(BET比表面積141m2/g、平均細孔径41nm)に含浸担持した。この含浸粉末を600℃、30分間空気中で焼成し、これにより中層用のPt−Pd担持アルミナ粉末(0.602重量%Pt、0.061重量%Pd)を調製した。
純水で希釈した硝酸Rhの溶液(Rh含有量 6重量%)を市販のγ―アルミナ粉末(BET比表面積141m2/g、平均細孔径41nm)、及びCe−Zr−La複合酸化物粉末(Ce−Zr−La酸化物換算での含有比率10:84:6、BET比表面積59m2/g、平均細孔径36nm)に含浸担持した。これらの含浸粉末を600℃、30分空気中で焼成することで、表層用のRh担持アルミナ粉末、及びRh担持Ce−Zr−La系複合酸化物(合計のRh含有量 0.595重量%)を調製した。
次に、上記調製された下層用のPd担持アルミナ粉末、及びPd担持Ce−Zr−La−Pr複合酸化物(合計のPd含有量 0.794重量%)をポットミルで混合粉砕して、純水でスラリー化し、コージェライト製ハニカム担体に107g/L塗布した。該Pd担持アルミナ粉末、及びPd担持Ce−Zr−La−Pr複合酸化物の使用量は、下層用触媒組成物の全体100重量%に対して、それぞれ、34.5重量%、65.5重量%とした。
その後、上記調製された中層用のPt−Pd担持アルミナ粉末(0.602重量%Pt、0.061重量%Pd)を、Mg化合物(物質名:酢酸マグネシウム、キシダ化学製、純度:98%)及びBa化合物(物質名:硫酸Ba、堺化学製、純度:97%以上)と混合粉砕して純水でスラリー化し、コージェライト製ハニカム担体に83g/L塗布した。該Pt−Pd担持アルミナ粉末、Mg化合物、およびBa化合物の使用量は、中層用触媒組成物の全体100重量%に対して、Pt−Pd担持アルミナ粉末が65.1重量%、Mg化合物が6.0重量%、およびBa化合物が、28.9重量%とした。
引き続き、上記調製された表層用のRh担持アルミナ粉末、及びRh担持CeO2−ZrO2系複合酸化物(合計のRh含有量 0.595重量%)を混合粉砕し、純水でスラリー化し、コージェライト製ハニカム担体に86g/L塗布し、本発明の三層触媒を製造した。該Rh担持アルミナ粉末、及びRh担持CeO2−ZrO2系複合酸化物の使用量は、表層用触媒組成物の全体100重量%に対して、それぞれ、76.7重量%、23.3重量%とした。
その後、上記の要領で、得られたハニカム触媒をエンジン耐久処理し、実車による触媒性能試験をした。結果を図1〜3、5に示した。
実施例1に対して、中間層を有さず、Pd層(下層)とRh層(表層)からなる図2に示すようなニ層触媒を以下の要領で調製した。
硝酸Pd溶液(Pd含有量 20重量%)を用いた以外は、実施例1と同様にして、Pd担持γ―アルミナおよびPd担持Ce−Zr−La−Pr複合酸化物の混合物(合計のPd含有量 1.453重量%)を調製した。調製されたPd担持アルミナ粉末、及びPd担持Ce−Zr−La−Pr複合酸化物(合計のPd含有量 1.453重量%)をポットミルで混合粉砕して、純水でスラリー化し、コージェライト製ハニカム担体に190g/L塗布した。該Pd担持アルミナ粉末、及びPd担持Ce−Zr−La−Pr複合酸化物の使用量は、下層用触媒組成物の全体100重量%に対して、それぞれ、22.6重量%、77.4重量%とした。
その後、硝酸Rh溶液(Rh含有量 6重量%)のほかに、Ptモノエタノールアミン溶液(Pt含有量 13重量%)を用いた以外は、実施例1の場合と同様にして、Rh/Pt担持アルミナ粉末、及びRh/Pt担持CeO2−ZrO2系複合酸化物を調製した。調製されたRh/Pt担持アルミナ粉末、及びRh/Pt担持CeO2−ZrO2系複合酸化物(合計のRh含有量 0.195重量%、合計のPt含有量 0.061重量%)を混合粉砕し、純水でスラリー化し、コージェライト製ハニカム担体に90g/L塗布して、ニ層触媒を製造した。該Rh/Pt担持アルミナ粉末、及びRh/Pt担持CeO2−ZrO2系複合酸化物の使用量は、上層用触媒組成物の全体100重量%に対して、それぞれ、50.0重量%、50.0重量%とした。
その後、上記の要領で、得られたハニカム触媒をエンジン耐久処理し、実車による触媒性能試験をした。結果を図1〜3、5に示した。
実施例1に対して、中間層と下層とを逆に配置した図3に示すような三層触媒を以下の要領で調製した。
硝酸Pd溶液(Pd含有量 20重量%)のほかに、Ptモノエタノールアミン溶液(Pt含有量 13重量%)を用いた以外は実施例1と同様にして、Pt及び/又はPd担持γ―アルミナおよびPt及び/又はPd担持Ce−Zr−La−Pr複合酸化物の混合物を調製した。調製されたPt−Pd担持アルミナ粉末(Pt0.599重量%、Pd0.060重量%)をMg化合物(物質名 酢酸Mg、キシダ化学製、純度98%)及びBa化合物(物質名:硫酸Ba、堺化学製、純度:97%以上)と混合してスラリー化し、コージェライト製ハニカム担体に91.5g/L塗布した。該Pt−Pd担持アルミナ粉末とMg化合物、Ba化合物の使用量は、下層用触媒組成物の全体100重量%に対して、Pt−Pd担持アルミナ粉末が83.6重量%、Mg化合物が5.5重量%、Ba化合物が10.9重量%とした。
次に、Pd担持γ―アルミナおよびPd担持Ce−Zr−La−Pr複合酸化物の混合物(合計のPd含有量 0.894重量%)を調製した。調製したPd担持アルミナ粉末、及びPd担持Ce−Zr−La−Pr複合酸化物(合計のPd含有量 0.894重量%)をポットミルで混合粉砕して、純水でスラリー化し、コージェライト製ハニカム担体に120g/L塗布した。該Pd担持アルミナ粉末、及びPd担持Ce−Zr−La−Pr複合酸化物の使用量は、中層用触媒組成物の全体100重量%に対して、それぞれ、58.3重量%、41.7重量%とした。
その後、低濃度の硝酸Rh溶液(Rh含有量 6重量%)を用いた以外は実施例1と同様にして、Rh担持アルミナ粉末、及びRh担持Ce−Zr−La系複合酸化物を調製した。調製されたRh担持アルミナ粉末、及びRh担持Ce−Zr−La系複合酸化物(合計のRh含有量 0.359重量%)をスラリー化し、コージェライト製ハニカム担体に86g/L塗布し、下層にBa及び/又はMg化合物を含有する三層触媒を製造した。該Rh担持アルミナ粉末、及びRh担持Ce−Zr−La系複合酸化物の使用量は、表層用触媒組成物の全体100重量%に対して、それぞれ、76.7重量%、23.3重量%とした。
その後、上記の要領で、得られたハニカム触媒をエンジン耐久処理し、実車による触媒性能試験をした。結果を図1〜3に示した。
図3はNEDCモードCold領域、図4は高負荷域、図5はモードトータルでのNOx排出量の結果である。
図3より、NOx吸蔵層を配置しない二層の比較例1に対して、比較例2では下層にNOx吸蔵層を配置したが、Cold領域のNOx排出量が低減しなかった。これに対し、NOx吸蔵層を中間層に配置し三層とした実施例1では、Cold域でのNOx排出量が低減した。
比較例2のようにNOx吸蔵層を三層構造の下層に配置した場合、Cold領域では排ガス中のNOxのガス拡散性が低下し、NOx吸蔵材へのNOx吸着が生じなかったと考えられる。
すなわち、NOx吸着剤を含む比較例2及び実施例1は、NOx滞留性が、NOx吸蔵材を含まない比較例1よりも向上しており、中層に滞留したNOxを表層から流入してきたHCおよびCOが還元するため、NOx排出量が低減したものと考えられる。NOx滞留性は、NOx吸蔵層が下層に配置された比較例2よりも、中層に配置された実施例1のほうが大きく、NOx吸蔵層は中層に配置されると効果的であるといえる。
2 下層
3 中層
4 表層(上層)
Claims (6)
- ハニカム体基材にRhとPt及び/又はPdの貴金属触媒が担持された触媒層を有する排ガス浄化触媒において、
触媒層が三層からなり、下層にPt及び/又はPdの貴金属と酸素吸蔵材とを、中層にPt及び/又はPdの貴金属とバリウム(Ba)及び/又はマグネシウム(Mg)のアルカリ土類金属化合物を含むNOx吸蔵材とを、表層に貴金属のRhを、含むことを特徴とする排ガス浄化触媒。 - 前記中層のアルカリ土類金属化合物が、Baの酸化物、Mgの酸化物、炭酸バリウム、炭酸マグネシウム、硫酸バリウム、硫酸マグネシウム、酢酸バリウム、及び酢酸マグネシウムからなる群から選ばれるすくなくとも1種であることを特徴とする請求項1に記載の排気ガス浄化触媒
- 前記下層の貴金属がPdであり、中層の貴金属がPt又はPt及びPdであることを特徴とする請求項1又は2に記載の排ガス浄化触媒。
- 前記下層の酸素吸蔵材がセリア・ジルコニア系複合酸化物であることを特徴とする請求項1又は2に記載の排ガス浄化触媒。
- 前記表層に、さらに酸素吸蔵材のセリア・ジルコニア系複合酸化物を含むことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の排ガス浄化触媒。
- 前記表層のRhが、アルミナ及びセリア・ジルコニア系複合酸化物に担持されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の排ガス浄化触媒。
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