JP2018139999A - 遊技場用システム - Google Patents

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聖人 根岸
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Abstract

【課題】特定の遊技機や機種での再プレイは抑制するが、他の遊技機や機種での再プレイは許容するような営業形態を適切にサポートする。
【解決手段】台番や機種名で「特別対象」を設定可能とし、「特別対象」の設定対象となった遊技機1である対象台での再プレイを抑制する一方、「特別対象」の設定対象とならなかった遊技機1である対象外台での再プレイを許容するようにした。特定の遊技機や機種での再プレイは抑制するが、他の遊技機や機種での再プレイは許容するような営業形態を適切にサポートすることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は遊技場用システムに関する。
遊技場には様々な営業形態があり、例えば獲得した遊技価値に基づく遊技である所謂再プレイ(再プレイ処理)を許容する営業形態や、遊技価値を獲得した遊技機とは異なる遊技機や機種等の他台にて再プレイを行う所謂台移動等を抑制する営業形態もある。又、特許文献1のように遊技価値を特定可能な記録媒体に対応付けられた台番等を参照して台移動を特定した場合に、再プレイを抑制することで、当該営業形態をサポートしている。
特開2010−69081号公報
さて、上述したように遊技場には様々な営業形態があるので、例えば以下のような営業形態を望む遊技場もある。即ち、新台等の人気があるような特定の遊技機や機種について、その遊技機や機種での再プレイは抑制したいが、他台での再プレイは許容しても良いという営業形態を望む遊技場もある。しかしながら、従来は台移動を禁止すれば再プレイも禁止されるシステムしか提供されていなかったので、当該営業形態を今一歩サポートすることが難しかった。
本発明は、上記した事情に鑑みてなされたもので、その目的は、特定の遊技機や機種での再プレイは抑制するが、他の遊技機や機種での再プレイは許容するような営業形態を適切にサポートすることができる遊技場用システムを提供することにある。
請求項1記載の発明によれば、抑制遊技機での再プレイを抑制する一方、通常遊技機での再プレイを許容するので、特定の遊技機や機種での再プレイは抑制するが、他の遊技機や機種での再プレイは許容するような営業形態を適切にサポートすることができる。又、対価となる獲得価値に抑制遊技機にて獲得された獲得価値である第1価値が含まれる場合でも通常遊技機での再プレイを許容するので、例えば人気があり、再プレイが抑制される抑制遊技機にて獲得された遊技価値を、人気が余りなく、再プレイが許容される通常遊技機にて再プレイの対価として利用することが可能となり、抑制遊技機を遊技した遊技者を通常遊技機に引き込むような効果を期待することもできる。
一実施形態における遊技場用システムの全体を示す概略図 設定情報を示す図 フローチャート
以下、本発明の一実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、遊技場用システムの全体構成を示す概略図である。遊技場内には多数の遊技機1が設置されており、各遊技機1に対応して遊技装置2(再プレイ手段、設定手段、抑制手段、発行手段、受付手段に相当する)及び情報表示装置3が設置されている。遊技機1、遊技装置2及び情報表示装置3は、中継装置4及びLAN5を介して管理装置6と接続されている。又、遊技場にはPOSや残金精算機(何れも図示せず)も設置されており、これらPOSや残金精算機もLAN5を介して管理装置6と接続されている。尚、図1では図示を省略したが、実際には例えば数百台の遊技機1が管理装置6の管理対象となっている。
管理装置6は、遊技場内の例えば事務室等に設置されており、遊技場の管理者が操作するキーボード7、モニタ8、プリンタ(図示せず)等が接続されている。管理装置6は、遊技機側(遊技機1、遊技装置2等)から送信される遊技信号を受信して遊技機1毎の遊技データや会員登録された会員毎の個人データ等を管理する。
遊技機1は、CR(カードリーダ)パチンコ機であり、盤面9に玉を発射する発射装置を構成する操作ハンドル10、上部受皿11、下部受皿12を有すると共に、盤面9に、液晶表示部13、普図入賞口14、第1始動口15、第2始動口16、大入賞口17を有する。又、上部受皿11には貸出ボタン18及び返却ボタン19が並設されている。
遊技機1は以下のように動作する。
(1)第1始動口15は入賞率が変動しない入賞口(所謂ヘソ入賞口)であり、第2始動口16は入賞率が変動する入賞口(所謂電チュー)である。各始動口15、16への入賞(始動入賞)に応じて大当たり抽選を行い、抽選結果を液晶表示部13にて行う図柄変動にて報知し、その変動結果に応じて大当たりとなる。
(2)図柄変動中に始動入賞した場合には所定の保留上限値(例えば各4つ)まで図柄変動を累積的に保留し、図柄変動終了後に保留している図柄変動を開始する。尚、保留している図柄変動数(保留数)が上限値である状態で始動入賞した場合、図柄変動は保留されず、第2始動口16に保留がある場合は第1始動口15の保留に優先して保留している図柄変動を実行する。
(3)大当たり抽選の当選確率(大当たり確率)は1/260であり、大当たりの終了後に確変状態(確変)となる大当たり(確変大当たり)の割合である確変率は(通常状態、確変共に)66.6%である。大当たりが発生すると対応するラウンド(R)分だけ大入賞口18を開放する。
(4)対応するラウンドも大当たり抽選と同様に抽選され、その振分率は第1始動口15に入賞した場合は4Rが55%であり、15Rが45%であるが、第2始動口16に入賞した場合は4Rが10%であり、15Rが90%であり、入賞に応じた図柄変動の保留消化優先順位は第1始動口15よりも第2始動口16の方が高く設定されている。尚、1Rの上限入賞数は9個であり、上限開放期間は30秒であり、上限入賞数又は上限開放期間の何れかが満たされた場合に1Rを終了する。
(5)確変中は大当たり確率が1/74に向上すると共に、第2始動口16への入賞率が高くなる時短状態(時短)になる。尚、確変は次回の大当たりまで継続するので、大当たりの終了後に大当たりでも確変でもない状態である通常遊技状態(通常状態)となる大当たり(通常大当たり)が発生するまで継続し、その後は所定数(例えば100回)の図柄変動を行うまで時短となる。
(6)第2始動口16は普図入賞口15への入賞に応じて変動する普通図柄(普図)が当たりとなった場合に入賞率の高い開放状態となる。この場合、普図1回の変動時間は通常状態では30秒であり時短では3秒となる。又、開放時間は通常状態では0.3秒を1回であり、時短では5秒を2回である。即ち、時短では通常状態と比較して普図変動期間が短くなる一方、開放期間は長くなること又は開放回数が増加することで第2始動口16の入賞率が高くなる。以上に例示した値は機種に応じて様々な値となり、例えば大当たり確率やラウンドの振分等が異なる。
遊技機1及び当該遊技機1に付設された周辺機器は、遊技者による玉の打ち込みや各始動口15、16への始動入賞等の遊技の進行に伴って、以下に示す遊技信号を送信する。
アウト信号=消費玉を回収するアウトBOXから送信される消費価値(アウト)を特定可能な信号である。消費(使用、打込、回収)玉10玉に対して1パルスが送信されるので、「アウト信号数×10」をアウトとして特定する。尚、遊技機1から送信される信号でも良い。
セーフ信号=遊技機1から送信される入賞付与価値(セーフ)を特定可能な信号である。払出10玉に対して1パルスが送信されるので、「セーフ信号数×10」をセーフとして特定する。
始動信号=遊技機1から送信される始動入賞(特定の入賞)により変動(作動)する液晶表示部13(役物)におけるスタート処理(図柄変動、役物作動、単位遊技)を特定可能な信号である。図柄変動確定時に送信されるので、始動信号の受信に応じてスタート処理を特定し、「始動信号×1」をスタート回数(スタート処理数)として特定する。尚、第1始動口15又は第2始動口16への入賞を示す信号としても良い。
大当たり信号=遊技機1から送信される大当たり期間を特定可能な信号である。大当たり中にレベル送信される状態信号であるので、大当たり信号の受信中を大当たり中として特定する。
特定状態信号=遊技機1から送信される特定状態(甘中)を特定可能な信号である。第2始動口16の入賞率が向上する特定状態中(時短中)にレベル送信される状態信号であるので、特定状態信号の受信中を特定状態中として特定する。又、大当たり信号と特定状態信号の何れも受信していない期間を通常状態として特定する。
遊技装置2は、所謂各台計数機能を有する貸出機であり、遊技機1の遊技状態を示す状態表示灯20、貨幣(貨幣価値、有価価値)が投入される貨幣投入口21、遊技者からの操作入力を受け付けると共に遊技の進行に伴って図柄変動回数(スタート回数)や大当たり確率等の遊技データを表示するタッチパネル式の液晶表示部22、持玉(会員であれば貯玉も含む)を払い出すための払出ボタン23、払い出された玉が通過する払出ノズル24、カード(一般カードや会員カード、記録媒体に相当する)が挿入されるカード挿入口25、遊技機1の下部受皿12の下方に位置する着脱可能な計数受皿26等を有する。
遊技装置2は以下のように動作する。
(1)貨幣を受け付けると(貨幣受付処理)、遊技機1と遊技装置2との双方に入金額を残高に加算して表示し、残高がある状態で遊技機1の貸出釦18が押下されると(貸出操作、対価付与操作)、貸出1単位(例えば500円)分の貸出玉(対価付与価値)を遊技機1から払い出し(貸出処理、対価付与処理)、レートに応じた対価分を残高から引き落とす。尚、貨幣は複数回の対価付与処理の対応分を受付可能である(例えば1万円まで)。
(2)遊技者が獲得した獲得玉(獲得価値)を計数し、その計数した獲得玉を対価として再度玉を払い戻す再プレイ(再プレイ処理)も可能であり、その払い戻し分の対価を除いた玉数を持玉として特定する。ここでは、当日の獲得価値を何れのカードに対応付けられているかに関わりなく持玉(第1獲得価値に相当する)と称し、前日以前の獲得価値を貯玉(第2獲得価値に相当する)と称する。これ以降では、持玉に基づく再プレイの抑制(第1獲得価値を対価とする第1再プレイ処理に相当する)について説明するが、貯玉に基づく再プレイの抑制(第2獲得価値を対価とする第2再プレイ処理に相当する)については従来と同様に例えば1営業日の上限を定めたり手数料を徴収したりする等の抑制方法を採用し、持玉に基づく再プレイの抑制方法とは異なる抑制方法を採用している。
(3)残高や持玉が残存する状態で遊技機1の返却釦19が押下されると(発行操作を受け付けると)、残高や持玉を特定可能なカードを発行する発行処理を行う。尚、残高のみや持玉の一部を発行対象とする分割発行も可能であり、分割発行する場合は持玉の内、分割発行したい分の持玉を指定する発行操作を行うことで、指定分の持玉が対応付けられたカードを発行し、その残りについては分割発行前同様に貸出処理や再プレイ処理の対価とすることが可能である。
(4)中継装置4とのシリアル通信により管理装置6にて貨幣受付処理や対価付与処理、残高や持玉、貸出玉数、払戻玉数、入金額、計数玉数や貸出玉数や貸出玉の対価となる売上額、及び持玉券の受付や発行処理等の各種情報を特定可能とするが、これらをパルス信号(例えば入金1000円毎に1パルス、売上100円毎に1パルス等)にて特定可能としても良い。尚、貸出処理上の通信については中継装置4を介さず、遊技機1と遊技装置2とで直接通信を行っても良い。
遊技装置2は、図2に示す設定情報を、例えば遊技場の管理者による管理装置6での設定作等により設定可能であり、その設定内容にしたがって再プレイを抑制するか許容するかを決定する。設定情報の項目は以下の通りである。
モード=「無制限」、「1回交換」、「特別再P」の内から何れかを選択する。「無制限」は再プレイを何ら制限しない(許容する)モードである。「1回交換」は再プレイを自台(獲得価値を獲得した遊技機)であるか他台(獲得価値を獲得した遊技機以外の遊技機)であるかを問わずに制限する(抑制する)モードである。「特別再P」は特別対象の設定対象となった遊技機1(対象台)では再プレイを抑制するが、特別対象の設定対象とならなかった遊技機1(対象外台)では再プレイを許容するモードである。特別対象の設定対象となった遊技機1は抑制遊技機に対応し、特別対象の設定対象とならなかった遊技機1は通常遊技機に対応する。
特別対象=「モード」にて「特別再P」を選択した場合に特別対象となる「台番」や「機種名」である。尚、「特別対象」の設定対象となった遊技機1には、後述する遊技装置処理にて「特別対象フラグ」が「1」に設定される。
特別台移動=「特別対象」の設定対象となった遊技機1にて獲得した獲得価値による他台での再プレイを許容するか抑制するかの設定であり、「有」が他台での再プレイを許容する(第1処理に相当する)ことを示し、「無」が他台での再プレイを抑制する(第2処理に相当する)ことを示す。即ち、「有」とすることで、対象台にて獲得された持玉(対象持玉、第1価値に相当する)であるか対象外台にて獲得された持玉(他持玉、第2価値に相当する)であるか否かに関わらず対象外台での再プレイを許容するが、「無」とすることで、対象持玉に基づく対象外台での再プレイを抑制する。尚、他持玉に基づく対象外台での再プレイは「無制限」と同様の扱いとなる。
次に、上記した構成の作用について図3を参照して説明する。
遊技装置2は、遊技装置処理を開始すると、待機フローとして、カードを受け付けたか否か(S1)、遊価価値を検出したか否か(S2)、再プレイ操作が行われたか否か(S3)、発行操作が行われたか否かを判定する(S4)。遊技装置2は、遊技者がカードをカード挿入口25に挿入する等したことに応じてカードを受け付けたと判定すると(S1:YES)、カード受付処理を実行し(S5)、その受け付けたカードの情報を読み取り、必要に応じて管理装置6へと対応付けられた情報を問い合わせる問合処理を実行する。
遊技装置2は、遊技者が下部受皿12のレバーを操作する等したことに応じて獲得玉が計数部に流れ込むと、遊技価値を検出したと判定し(S2:YES)、その遊技価値を計数する計数処理を実行する(S6)。
遊技装置2は、遊技者が遊技機1の返却釦19を押下したことに応じて発行操作を受け付けると、発行操作が行われたと判定し(S4:YES)、特別対象フラグを判定し、自装置が特別対象の設定対象であるか否かを判定する(S7)。遊技装置2は、特別対象フラグが「0」であると判定すると(S7:NO)、自装置が特別対象の設定対象でなく、対象外台に対応していないと判定し、発行処理を実行する(S8)。一方、遊技装置2は、特別対象フラグが「1」であると判定すると(S7:YES)、自装置が特別対象の設定対象であり、対象台に対応していると判定し、計数処理済みであるか否かを判定する(S9)。遊技装置2は、遊技価値を獲得していない等の計数処理を行っていなければ、計数処理済みでないと判定し(S9:NO)、発行処理を実行する(S8)。一方、遊技装置2は、計数処理を行っていれば、計数処理済みであると判定し(S9:YES)、発行対象となるカードに対応する特別再Pフラグを「1」とした発行処理を実行する(S10)。尚、遊技者が意図せずに玉が零れる等したことで遊技装置2が計数処理を実行する虞があるので、遊技装置2は、ある程度の許容可能な計数値であれば計数処理を実行しなかったと判定しても良く、計数値と基準値とを比較した結果により計数処理済みであるか否かを判定しても良い。
遊技装置2は、再プレイ操作を受け付けると、再プレイ操作が行われたと判定し(S3:YES)、設定情報のモードが「無制限」であるか否かを判定する(S11)。遊技装置2は、設定情報のモードが「無制限」であると判定すると(S11:YES)、再プレイを許容する(S16)。遊技装置2は、設定情報のモードが「無制限」でないと判定すると(S11:NO)、設定情報のモードが「特別再P」であるか否かを判定し(S12)、設定情報のモードが「特別再P」でない、即ち設定情報のモードが「1回交換」であると判定すると(S12:NO)、再プレイを抑制する。
一方、遊技装置2は、設定情報のモードが「特別再P」であると判定すると(S12:YES)、特別対象フラグを判定し(S13)、対象台であれば特別対象フラグが「1」であると判定し(S13:NO)、再プレイを抑制する一方、対象外台であれば特別対象フラグが「0」であると判定し(S13:YES)、設定情報の特別台移動が「有」か「無」かを判定する(S14)。遊技装置2は、特別台移動が「有」であると判定すると(S14:NO)、再プレイを許容する(S16)。遊技装置2は、特別台移動が「無」であると判定すると(S14:YES)、その受け付け中のカードの特別再Pフラグを判定し(S15)、特別再Pフラグが「1」であると判定すると(S15:YES)、対象持玉有りと判定し、再プレイを抑制する一方、カードを受け付けていない、又は受け付け中のカードの特別再Pフラグが「0」であると判定すると(S15:NO)、対象持玉無しと判定し、再プレイを許容する(S16)。
尚、上記した処理では、カードに対応付けられた持玉に他持玉が含まれていても、対象持玉が含まれていると再プレイを抑制するが、対象持玉と他持玉とを区分して管理すれば、対象持玉だけを再プレイの抑制対象とすることも可能であり、対象持玉だけが含まれている場合に限り再プレイを抑制することが可能である。その他、対象持玉の特定方法は例示した以外のどのような方法により特定しても良い。
以上に説明したように本実施形態によれば、次のような効果を奏することができる。
遊技場用システムにおいて、「特別対象」の設定対象となった遊技機1である対象台での再プレイを抑制する一方、「特別対象」の設定対象とならなかった遊技機1である対象外台での再プレイを許容するようにしたので、特定の遊技機や機種での再プレイは抑制するが、他の遊技機や機種での再プレイは許容するような営業形態を適切にサポートすることができる。又、再プレイの対価となる獲得価値に対象台にて獲得された獲得価値が含まれる場合でも対象外台での再プレイを許容するので、例えば人気があり、再プレイが抑制される対象台にて獲得された遊技価値を、人気が余りなく、再プレイが許容される対象外台にて再プレイの対価として利用することが可能となり、対象台を遊技した遊技者を対象外台に引き込むような効果を期待することもできる。
又、対象持玉が含まれることを特定可能なカードを受け付けた場合でも、対象外台での再プレイを許容するようにしたので、カードにより対象持玉が含まれることを特定可能にした場合でも、上記した対象台を遊技した遊技者を対象外台に引き込むような効果を期待することができる。
又、特別台移動の有無を設定可能としたので、上記した対象台を遊技した遊技者を対象外台に引き込むような効果を見込みたい遊技場と、対象持玉を対象外台での再プレイの対価として認めない遊技場との何れの遊技場に対しても、その遊技場のニーズに応じた営業形態を適切にサポートすることができる。
又、対象持玉や、対象台にて計数したこと等により対象持玉が含まれることを特定可能としたので、対象持玉が含まれることを適切に特定することができる。
又、再プレイを抑制する抑制方法を、持玉と貯玉とで異なるようにしたので、持玉については上記した抑制方法により再プレイを抑制し、貯玉については例えば1営業日の上限を定めたり手数料を徴収したりする等の抑制方法により再プレイを抑制する等、遊技場のニーズに応じた営業形態を適切にサポートすることができる。
本発明は、上記した実施形態に限定されることなく、次のように変形又は拡張できる。尚、以下に示す変形例を含む例示した構成をどのように組み合わせても良いし、適宜採用しなくとも良いし、複数例示した構成等を一つだけ採用しても良い。
各台計数機を例示したが、各台計数機を設けず、所謂島端計数機を対象としても良い。この場合、島端計数機での計数時に台番を入力する等、遊技価値を獲得した遊技機が対象台であるか対象外台であるかを特定可能な情報を入力した上で、遊技装置にて受付可能なカードを発行し、他は上記した実施形態と同様の処理を行えば良い。
貯玉については持玉と異なる方法で再プレイを抑制することを例示したが、貯玉に基づく再プレイも持玉と同様に抑制しても良い。又、再プレイを抑制することとして、再プレイを禁止することを例示したが、例えば1営業日の上限を定めたり手数料を徴収したりする等の他の抑制方法を採用しても良い。
特別台移動を「有」に固定する等すれば、対象持玉が含まれていることを記録媒体に対応付ける必要がなくなるので、必ずしも対象持玉が含まれていることを記録媒体に対応付けなくとも良い。
獲得価値や残高等の有価価値を特定可能なカード等の記録媒体を発行することで有価価値と価値情報(記録媒体又は記録媒体の識別情報)とを対応付ける構成を例示したが、記録媒体としてはカード以外のコインや携帯機器等の他の記録媒体を採用しても良い。又、対応付ける際に、記録媒体に情報を記録しても良いし、別途管理装置にて記録媒体の識別情報に対応付けて有価価値を管理することで対応付けるようにしても良い。又、貨幣価値を直接的に受け付けるだけでなく、識別情報を受け付けることで貨幣価値を間接的に受け付けても良い。
対象となる遊技機は、例示したパチンコ機以外でも良く、遊技媒体をデータのみで管理する所謂封入式等のパチンコ機でも良く、スロットマシン等でも良い。スロットマシンの場合には遊技媒体はメダルとなる。尚、上記した封入式等を考慮して遊技媒体は必要に応じて遊技価値と表現する。又、封入式等の場合、有価価値を遊技に消費し得る状態とすることが遊技に使用可能な遊技価値を付与する価値付与処理となる。
例示した設定値は予め設定されれば、遊技場の管理者が任意に設定しても良いし、管理装置の製造メーカにて設定しても良いし、外部(例えばチェーン店本部等)の管理サーバから設定情報をダウンロードして設定しても良い。
例示した全ての遊技情報は、信号により直接的に特定しても良いし、演算式を利用する等して間接的に特定しても良い。又、数値、桁数、項目等は例示であり、どのような数値を採用しても良い。
例示した処理は管理装置や遊技装置にてどのように分担しても良く、更に、中継装置や情報表示装置等を含めて、どのような機器により行っても良いし、遊技装置のみで処理しても良い。
図面中、1は遊技機、2は遊技装置(再プレイ手段、設定手段、抑制手段、発行手段、受付手段)である。

Claims (5)

  1. 遊技機にて獲得した遊技価値である獲得価値を対価として遊技者に遊技価値を付与する再プレイ処理を実行可能な再プレイ手段と、
    再プレイ処理が許容される通常遊技機と、再プレイ処理が抑制される抑制遊技機とに遊技機を区分可能な設定情報を設定する設定手段と、
    通常遊技機を対象とした再プレイ処理は、対価となる獲得価値に抑制遊技機にて獲得された獲得価値である第1価値が含まれる場合でも許容する一方、抑制遊技機を対象とした再プレイ処理は、対価となる獲得価値に通常遊技機にて獲得された獲得価値である第2価値が含まれる場合でも抑制する抑制手段と、を備えたことを特徴とする遊技場用システム。
  2. 獲得価値を受け付け、その受け付けた獲得価値と、当該獲得価値に第1価値が含まれることを特定可能な記録媒体を発行する発行手段と、
    記録媒体を受け付け、その受け付けた記録媒体により特定可能な獲得価値を再プレイ処理の対価として利用可能にする受付処理を実行可能な受付手段と、を備え、
    前記抑制手段は、前記受付手段により第1価値が含まれることを特定可能な記録媒体が受け付けられた場合でも、通常遊技機を対象とした再プレイ処理を許容することを特徴とする請求項1に記載した遊技場用システム。
  3. 前記抑制手段は、前記受付手段により第1価値が含まれることを特定可能な記録媒体が受け付けられた場合に、当該再プレイ処理を許容する第1処理と、当該再プレイ処理を抑制する第2処理とを実行可能であり、
    前記設定手段は、通常遊技機を対象とした再プレイ処理について、前記抑制手段により第1処理と第2処理との何れを実行させるかを特定可能な設定情報を設定することを特徴とする請求項2に記載した遊技場用システム。
  4. 前記獲得価値に第1価値が含まれることを特定可能な記録媒体は、第1価値の大きさ、及び第1価値を前記発行手段が受け付けたことの少なくとも一方を特定可能とすることで、獲得価値に第1価値が含まれることを特定可能であることを特徴とする請求項1から3の何れか一項に記載した遊技場用システム。
  5. 獲得価値は、遊技者が遊技価値を獲得した条件により、第1獲得価値と、第2獲得価値とに区分され、
    再プレイ処理は、第1獲得価値を対価とする第1再プレイ処理と、第2獲得価値を対価とする第2再プレイ処理とに区分され、
    前記抑制手段は、第1再プレイ処理と、第2再プレイ処理とで異なる抑制方法にて抑制遊技機を対象とした再プレイ処理を抑制することを特徴とする請求項1から3の何れか一項に記載した遊技場用システム。
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