JP2018136382A - 面付け装置 印刷装置 プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】後工程の準備のやり直しを招くことがないように低カバレッジの回避方法を選択することのできる面付け装置等を提供する。【解決手段】面付け装置の機能を果たすプリンタコントローラ部12は、印刷ジョブのカバレッジを算出するカバレッジ算出部41と、印刷ジョブに係る出力物の納品形態を示す納品情報を取得する納品情報取得部42と、算出された印刷ジョブのカバレッジが所定の閾値未満の低カバレッジであって該印刷ジョブの納品形態がロール紙の場合に、低カバレッジの回避方法として、該印刷ジョブと該印刷ジョブよりカバレッジの高い他の印刷ジョブとを混在させて面付けする混在面付け処理を実行するか否かの選択を受ける選択部43と、混在面付け処理を実行する選択を受けた場合に混在面付け処理を実行する混在面付け部44とを有する。【選択図】図5

Description

本発明は、印刷ジョブのオブジェクトを面付けする面付け装置およびプログラム、印刷装置に関する。
ラベル印刷機では、同一ラベルを数100m印刷するといった要望がある。従来のオフセットの印刷では、長距離の印刷でも問題ないが、電子写真方式のページプリンタを用いてロール紙に印刷する場合には、カバレッジ(対象領域に含まれる各画素の濃度値の合計を、対象領域全体を濃度値100%で印刷する場合の濃度値の合計で除した値)が低いと、現像機に対してトナー補給と廃トナーの排出が行われずに、劣化したトナーが蓄積し画像の低下が生じるという問題がある。
カバレッジの低いオブジェクトをカット紙に大量印刷する場合には、ジョブの途中で印刷を中断し、トナー補給と廃トナーの排出を行えば、上記の要因による画質の低下を防止できる。しかし、ロール紙の場合、トナー補給と廃トナー排出のために印刷を中断すると、定着による熱で、用紙にダメージを与えてしまうため、中断ができなかった。
そのため、カバレッジの低い画像を長距離印刷するようなジョブを実行する場合には、ジョブを分割して印刷し、ジョブとジョブの間でトナー補給と廃トナーの排出を行って画質の低下を防止する対応をとっていた。
また、特許文献1には、カバレッジが低い場合に、トナー排出量が、閾値以上となるように、適宜の画像パターンを用紙のサイドに印刷する技術が開示されている。
特開2015−55673号公報
カバレッジの低い画像を長距離印刷する場合にジョブを分割する方法では、印刷後の後加工を一度にすることができず、ジョブの切り貼りといった手間がかかる課題があった。
一方、特許文献1に開示のように、カバレッジを上げるために、不要なパッチ等の画像パターンを用紙のサイドに印刷する方法では、ユーザにとって不要な画像が印刷され、資源の無駄が生じてしまう。
ところで、本出願人は、上記の問題の解決策として、第1印刷ジョブのオブジェクトのみを印刷すると低カバレッジになる場合に、第1印刷ジョブのオブジェクトと第1印刷ジョブのオブジェクトよりカバレッジの高い第2印刷ジョブのオブジェクトとを混在させて面付けする混在面付け処理を考案して特許出願した。
しかし、納品形態がロール紙の場合に、上記の混在面付け処理を行うと、ユーザが後工程の準備をやり直す必要が生じて手間がかかる。
本発明は、上記の問題を解決しようとするものであり、後工程の準備のやり直しを招くことがないように低カバレッジの回避方法を選択することのできる面付け装置およびそのプログラム、印刷装置を提供することを目的としている。
かかる目的を達成するための本発明の要旨とするところは、次の各項の発明に存する。
[1]印刷ジョブのカバレッジを算出するカバレッジ算出部と、
前記印刷ジョブに係る出力物の納品形態を示す納品情報を取得する納品情報取得部と、
前記カバレッジ算出部によって算出された前記印刷ジョブのカバレッジが所定の閾値未満の低カバレッジであって前記納品情報取得部が取得した前記印刷ジョブの納品形態がロール紙の場合に、前記低カバレッジの回避方法として、前記印刷ジョブと前記印刷ジョブよりカバレッジの高い他の印刷ジョブとを混在させて面付けする混在面付け処理を実行するか否かの選択を受ける選択部と、
前記混在面付け処理を実行する旨の選択を前記選択部で受けた場合に、前記混在面付け処理を実行する混在面付け部と、
を有する
ことを特徴とする面付け装置。
上記発明および下記[7]に記載の発明では、印刷ジョブが低カバレッジであって納品形態がロール紙の場合に、低カバレッジの回避方法として、該印刷ジョブと該印刷ジョブよりカバレッジの高い他の印刷ジョブとを混在させて面付けする混在面付け処理を実行するか否かの選択を受ける。
[2]前記選択部は、前記選択の選択肢として、余白もしくは用紙外領域に画像を形成する低カバレッジ回避方法を提示する
ことを特徴とする[1]に記載の面付け装置。
[3]前記カバレッジ算出部によって算出された前記印刷ジョブのカバレッジが所定の閾値未満の低カバレッジであって前記納品情報取得部が取得した前記印刷ジョブの納品形態がロール紙の場合に、その旨をユーザに警告する
ことを特徴とする[1]または[2]に記載の面付け装置。
上記発明および下記[9]に記載の発明における警告方法は、警告メッセージの表示のほか音声等でもよい。
[4]前記選択部は、前記印刷ジョブのカバレッジが所定の閾値未満の低カバレッジであって納品形態がロール紙でない場合は、前記低カバレッジの回避方法として、前記混在面付け処理を自動で選択する
ことを特徴とする[1]乃至[3]のいずれか1つに記載の面付け装置。
上記発明および下記[10]に記載の発明では、低カバレッジであっても納品形態がロール紙でなければ(カット紙など)、低カバレッジの回避方法として混在面付け処理を自動的に選択する。
[5]前記選択部は、前記印刷ジョブと同一ユーザのジョブであって前記印刷ジョブと混在面付け可能な他の印刷ジョブが存在しない場合は、前記混在面付け処理の選択を禁止する
ことを特徴とする[1]乃至[4]のいずれか1つに記載の面付け装置。
上記発明および下記[11]に記載の発明ではでは、異なるユーザの印刷ジョブを同じロール紙に混在面付けすると、印刷後のロール紙を幅方向に切断するなどの面倒な作業が必要になるので、印刷ジョブと同一ユーザのジョブであって該印刷ジョブと混在面付け可能な他の印刷ジョブが存在しない場合は、混在面付け処理の選択を禁止する。
[6][1]乃至[5]のいずれか1つに記載の面付け装置と、
前記面付け装置が出力する印刷データに基づいて印刷する印刷部と、
を有する
ことを特徴とする印刷装置。
[7]情報処理装置で実行されるプログラムであって、
印刷ジョブのカバレッジを算出するカバレッジ算出ステップと、
前記印刷ジョブに係る出力物の納品形態を示す納品情報を取得する納品情報取得ステップと、
前記カバレッジ算出ステップで算出された前記印刷ジョブのカバレッジが所定の閾値未満の低カバレッジであって前記納品情報取得ステップで取得した前記印刷ジョブの納品形態がロール紙の場合に、前記低カバレッジの回避方法として、前記印刷ジョブと前記印刷ジョブよりカバレッジの高い他の印刷ジョブとを混在させて面付けする混在面付け処理を実行するか否かの選択を受ける選択ステップと、
前記混在面付け処理を実行する旨の選択を前記選択ステップで受けた場合に、前記混在面付け処理を実行する混在面付けステップと、
を有する
ことを特徴とするプログラム。
[8]前記選択ステップでは、前記選択の選択肢として、余白もしくは用紙外領域に画像を形成する低カバレッジ回避方法を提示する
ことを特徴とする[7]に記載のプログラム。
[9]前記カバレッジ算出ステップで算出された前記印刷ジョブのカバレッジが所定の閾値未満の低カバレッジであって前記納品情報取得ステップで取得した前記印刷ジョブの納品形態がロール紙の場合に、その旨をユーザに警告する警告ステップをさらに有する
ことを特徴とする[7]または[8]に記載のプログラム。
[10]前記選択ステップでは、前記印刷ジョブのカバレッジが所定の閾値未満の低カバレッジであって納品形態がロール紙でない場合は、前記低カバレッジの回避方法として、前記混在面付け処理を自動で選択する
ことを特徴とする[7]乃至[9]のいずれか1つに記載のプログラム。
[11]前記選択ステップでは、前記印刷ジョブと同一ユーザのジョブであって前記印刷ジョブと混在面付け可能な他の印刷ジョブが存在しない場合は、前記混在面付け処理の選択を禁止する
ことを特徴とする[7]乃至[10]のいずれか1つに記載のプログラム。
本発明に係る面付け装置およびプログラム、印刷装置によれば、印刷ジョブが低カバレッジで納品形態がロール紙の場合には、後工程の準備のやり直しを招くことがないように、低カバレッジの回避方法を選択することができる。
本発明の面付け装置としての機能を備えた印刷装置とその周辺装置を示す図である。 本発明の実施の形態に係る印刷装置が接続された印刷システムの一例を示す図である。 本発明の面付け装置としての機能を備えた印刷装置の概略構成を示すブロック図である。 印刷装置のプリントエンジン部の概略構成を示す図である。 本発明の面付け装置としての機能を備えたプリンタコントローラ部の概略構成を示すブロック図である。 本発明の面付け装置としての機能を備えたプリンタコントローラ部のジョブ管理方法を示す図である。 カバレッジの算出方法等を示す図である。 単位面積に含まれる各画素の濃度とカバレッジとの関係を例示する図である。 低カバレッジに起因して画質低下が生じるか否かを判断するための閾値(第1閾値、第2閾値)を示す図である。 ジョブ情報等からそのジョブを印刷するのに要する印刷距離を求めた例を示す図である。 低カバレッジの1つの印刷ジョブを印刷した例と2つの印刷ジョブを混在面付けして印刷した例を示す図である。 本発明の実施の形態に係る印刷装置が行う、低カバレッジの回避方法を選択する処理を示す流れ図である。 低カバレッジの回避方法を選択する画面の一例を示す図である。 低カバレッジの回避方法を選択する画面の一例を示す図である。 本発明の実施の形態に係る印刷装置が行う、低カバレッジの回避方法を選択する処理の他の例を示す流れ図である 混在面付け処理の概要を示す流れ図である。 混在面付けするジョブによって余白のサイズが異なる例を示す図である。 元ジョブに複数の他ジョブを混在面付けした例を示す図である。
以下、図面に基づき本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明の面付け装置としての機能を備えた印刷装置10とその周辺装置を示す図である。印刷装置10の前段にはロール紙の給紙装置5が接続され、印刷装置10の後段にはロール紙の巻き取り装置7が接続されている。
給紙装置5はロール紙を保持すると共に、保持しているロール紙をその先端から連続的に印刷装置10に向けて送り出す。印刷装置10は給紙装置5から連続的に供給されるロール紙に画像を次々と印刷して後段の巻き取り装置7に送り出す。巻き取り装置7は、印刷装置10から連続的に排出される用紙を巻き取って再びロール状にして保持する。
印刷装置10は、たとえば、生産工場で次々と流れてくるボトルにラベルを張り付ける場合に、該ラベルをロール紙に連続的に印刷しておく、といった用途に使用される。以下、このようなラベルを印刷対象のオブジェクトとしてロール紙に連続的に印刷する場合を例に説明する。
図2は、印刷装置10が接続された印刷システム4の一例を示している。印刷システム4は、LAN(Local Area Network)などのネットワーク2に、印刷装置10と複数のクライアントPC3を接続して構成される。印刷装置10は、クライアントPC3から送られてきた印刷ジョブを受信して蓄積し、蓄積している印刷ジョブに含まれる印刷データに基づいてラスタライズ処理を行って画像データ(ラスタデータ)を生成し、さらに面付け処理を行って、印刷を行う。
前述したようなラベル(オブジェクト)を印刷する印刷ジョブには、印刷するラベルの画像を示す印刷データ、ラベルの印刷枚数、納品形態(ロール紙、シートなど)などの情報が含まれる。ここでは、印刷装置10がジョブの管理と面付け処理を行う構成を例に説明するが、クライアントPC3側でジョブの管理や面付けを行い、面付け後の画像データを印刷装置10に送信して印刷する方式であってもよい。
図3は、印刷装置10の概略構成を示すブロック図である。印刷装置10は、ラベル印刷用のプリンタ機能を有しており、ロール紙上に画像を形成するプリントエンジン部11、印刷ジョブを受信してラスタライズ処理を行って画像データ(ラスターデータ)を生成したり面付け処理を行ったりするプリンタコントローラ部12、受信した印刷ジョブを保存するための記憶装置部13、ユーザから各種の操作を受け付ける操作部14、装置動作を制御する制御部15などから構成される。
プリントエンジン部11は、電子写真方式のプリンタである。図4は、プリントエンジン部11の概略構成を示している。プリントエンジン部11は、所謂、タンデム式の画像形成装置である。プリントエンジン部11は、給紙装置5から給紙されるロール紙上に、主走査方向とこれに直交する副走査方向に画素を配列した二次元画像を形成する。ロール紙の搬送方向を副走査方向とする。
プリントエンジン部11は、無端で環状に掛け渡された所定幅の中間転写ベルト21と、中間転写ベルト21に沿って配列された像形成ユニット22Y、22M、22C、22Kを有する。像形成ユニット22Yは中間転写ベルト21上にイエロ(Y)の色材像(ここではトナー像)を形成する。像形成ユニット22Mは中間転写ベルト21上にマゼンタ(M)のトナー像を形成する。像形成ユニット22Cは中間転写ベルト21上にシアン(C)のトナー像を形成し、像形成ユニット22Kは中間転写ベルト21上にブラック(K)のトナー像を形成する。
転写ベルト21上に形成されたトナー像は、二次転写位置Dにおいて、給紙装置5から供給されたロール紙に転写され、ロール紙に転写されたトナー像は下流の定着装置23を通る際に加圧加熱されてロール紙に定着される。クリーニング装置26は、転写後の中間転写ベルト21の表面に残留するトナーをブレード等で擦って除去し回収する。なお、色別の像形成ユニット22Y、22M、22C、22Kを総称して像形成ユニット22とする。
像形成ユニット22Y、22M、22C、22Kは、使用されるトナーの色は異なるが互いに構造は同一である。像形成ユニット22は、表面に静電潜像が形成される静電潜像担持体としての円筒状の感光体ドラム24を有し、その周囲に帯電装置、現像装置、転写装置、クリーニング装置などを配置して備える。またレーザ素子であるレーザーダイオード(LD)、ポリゴンミラー、各種レンズおよびミラー等で構成されたプリントヘッド25を備えている。
各像形成ユニット22において、感光体ドラム24は図示省略の駆動部に駆動されて一定方向に回転し、帯電装置は感光体ドラム24を一様に帯電させ、プリントヘッド25は対応する色の画像データに基づく駆動信号に応じてオン/オフ制御されたレーザービームで感光体ドラム24を走査(主走査方向の走査)することによって感光体ドラム24の表面に静電潜像を形成する。
現像装置は、感光体ドラム24上の静電潜像をトナーによって顕像化する。カバレッジの低いオブジェクトが長距離連続して印刷される場合に現像装置の中にあるトナーの補給および廃トナーの排出が進まないために本発明が問題とする低カバレッジによる画質低下が生じる。
感光体ドラム24の表面に形成されたトナー像は、中間転写ベルト21と接触する転写箇所で中間転写ベルト21に転写される。
中間転写ベルト21は複数のローラに掛け渡すようにして巻回されて図中の矢印A方向に周回する。周回する過程で、各色のトナー像が像形成ユニット22Y、22M、22C、22Kによって中間転写ベルト21上に順次重ね合わされてフルカラーのトナー画像が合成される。
図5は、プリンタコントローラ部12の概略構成を示すブロック図である。プリンタコントローラ部12は、CPU(Central Processing Unit)31を有し、該CPU31にはシステムバスを介して、RAM(Random Access Memory)32、HDD(Hard Disk drive)33、ネットワーク通信部34、エンジンI/F部35等が接続されている。さらにエンジンI/F部35には、画像転送用のバッファ(転送用バッファ)36が接続されている。転送用バッファ36は、プリントエンジン部11に転送される画像データ(ラスタデータ)を一時的に保存するためのバッファメモリである。
HDD33は大容量不揮発の記憶装置であり、プログラムや各種のデータが格納される。CPU31はHDD33に格納されているプログラムを、RAM32にコピーした後、RAM32上のプログラムを実行する。RAM32は、CPU31がプログラムを実行する際に各種のデータを一時的に記憶するワーク領域として使用される。
ネットワーク通信部34は、ネットワーク2を介して接続されたクライアントPC3やその他の外部装置と通信して各種のデータを送受信する機能を果たす。たとえば、クライアントPC3から印刷ジョブを受信する。
エンジンI/F部35は、転送用バッファ36に格納されている画像データを、プリントエンジン部11の動作に合わせて順次読み出してプリントエンジン部11に転送する等の機能を果たす。
CPU31は、RAM32上のプログラムを実行することで、面付け装置としての機能を果たす。具体的には、面付け装置が備えるカバレッジ算出部41、納品情報取得部42、選択部43、面付け処理部44などの機能を果たす。
カバレッジ算出部41は、印刷ジョブのカバレッジを算出する。カバレッジは、対象領域に含まれる各画素の濃度値の合計を、対象領域全体を濃度値100%で印刷する場合の濃度値の合計で除した値である。カバレッジの詳細については後述する。なお、カバレッジ算出部41は、印刷ジョブで指定された印刷対象のラベルをそのジョブで指定された印刷枚数だけ、指定されたロール紙に面付けして印刷する場合に必要な印刷距離の算出も行う。
納品情報取得部42は、印刷ジョブに係る出力物の納品形態を示す納品情報を取得する。納品情報は、通常、印刷ジョブに付随してPC等から受信される。
選択部43は、印刷対象の印刷ジョブのカバレッジが所定の閾値未満の低カバレッジであって該印刷ジョブの納品形態がロール紙の場合に、低カバレッジの回避方法として、印刷ジョブと該印刷ジョブよりカバレッジの高い他の印刷ジョブとを混在させて面付けする混在面付け処理を実行するか否か等の選択を受ける。具体的には、選択画面を表示して、ユーザから低カバレッジの回避方法に関する選択を受ける。
面付け処理部44は、1つの印刷ジョブに係るオブジェクトを面付けする通常面付け処理、および、印刷ジョブと該印刷ジョブよりカバレッジの高い他の印刷ジョブとを混在させて面付けする混在面付け処理を行う。
プリンタコントローラ部12は、選択部43での選択結果に従って画像データ(ラスタデータ)や印刷に関する指示を生成してプリントエンジン部11に転送し、印刷を行わせる。
図6は、面付け装置としてのプリンタコントローラ部12におけるジョブの管理方法を例示している。プリンタコントローラ部12のHDD33には、クライアントPC3から送られてきた印刷ジョブが記憶される。より詳細には、クライアントPC3から受信したジョブに含まれる画像データ(ここではラベルの画像(図6ではジョブA〜Eの画像データ))と共に、各ジョブの管理情報が保存される。管理情報としては、ジョブ名、ラベル画像の幅および高さ、印刷枚数、ラベル画像の色成分(C,M,Y,K)毎のカバレッジ、納品形態等がある。なお、管理情報は、納品形態を示す納品情報を含む。カバレッジはプリンタコントローラ部12が画像データに基づいて算出する。このほか、管理情報には、印刷の設定に関する情報や納期、顧客名等のジョブ管理のための情報を含めるようにしてもよい。
図7は、カバレッジの算出方法等を示している。カバレッジは、単位面積当たりのトナーの使用量に関する情報である。C,M,Y,Kの色成分(版)で構成されたラベル画像の場合、色成分(C,M,Y,K)毎の各画素の濃度値を、すべての色成分について合計することで、ラベル画像全体としてのトナー使用量(各画素の濃度値の合計)Lを算出する。カバレッジは、カバレッジ =(各画素の濃度値の合計L) ÷ (全面が濃度100%の場合の濃度値の合計) で表される。
ここでは、画像の画素値(各画素の濃度値)で求めるとしたが、スクリーン後の画素値の合計としたり、画素値と実際のトナー使用量の測定結果を元にした係数等をかけた値を使用したりするなどでもよい。
例えば、図8に示すように、ラベルのサイズを100x100mmとして、全面が濃度100%で塗りつぶされた場合のカバレッジは100%、全面が濃度50%で塗りつぶされた場合のカバレッジは50%、10%の領域を濃度100%で塗りつぶした場合のカバレッジは10%といった値になる。
図9は、カバレッジが低いことに起因して画質低下が生じるか否かを判断するための閾値を示す図である。図の横軸はカバレッジ(%)、縦軸は印刷距離(m)である。図中の斜線を施した領域で画質低下が生じる。この特性はプリントエンジン部の仕様に依存して異なる。図9は、カバレッジが3%以下の印刷ジョブに基づく印刷を100m以上継続すると、画質低下が起きる領域があるプリントエンジン部に対する閾値を示している。カバレッジに関する閾値(図9では3%)を第1閾値、印刷距離に関する閾値(図9では100m)を第2閾値とする。画質低下条件は、カバレッジが第1閾値未満、印刷距離が第2閾値以上の場合に成立する。
本実施の形態に係る面付け装置としてのプリンタコントローラ部12は、印刷対象の1つの印刷ジョブに係るカバレッジが第1閾値未満、かつ、印刷距離が第2閾値以上の場合に低カバレッジと判断する。
図10は、印刷対象の1つのジョブを印刷するのに要する印刷距離を求める例を示している。ラベル画像の縦横のサイズと印刷枚数および印刷に使用するロール紙の幅の情報から、印刷距離を求め、該印刷距離が第2閾値以上になるか否かを判断する。
たとえば10x10mmのラベル画像を幅330mmの用紙に3行で面付けした場合、ラベルの印刷個数が20000枚であれば、図10(a)に示すように、印刷距離は66mとなり、第2閾値未満になるが、40000枚であれば、図10(b)に示すように、約133mとなり印刷距離が第2閾値以上になる。
次に、低カバレッジの各種回避方法について説明する。
(第1の回避方法)混在面付け処理
1つの印刷ジョブと該印刷ジョブよりカバレッジの高い他の印刷ジョブとを混在させて面付けすることで全体としてのカバレッジを高めて低カバレッジを回避する。
たとえば、図11(a)のように第1印刷ジョブのオブジェクト(ラベル)のみを単独でロール紙に面付けすると低カバレッジになる場合に、同図(b)に示すように、第1印刷ジョブのオブジェクト(ラベル)と該第1印刷ジョブよりカバレッジの高い第2印刷ジョブのオブジェクト(ラベル)とを、混在させて面付けする。この例では、1つの行に第1印刷ジョブのラベルと第2印刷ジョブのラベルを混在させて面付けしている。
(第2の回避方法)余白部に画像(パッチ等)を印刷する
印刷対象の印刷ジョブを印刷した場合に用紙上に生じる余白部(余白領域)に、濃度値の高いパッチ等の画像を印刷する。パッチ等を印刷する余白部は、用紙の端部、あるいは、後に切り離されるような部分が好ましい。
(第3の回避方法)用紙外の感光体に画像(パッチ等)を印刷する
感光体ドラムの両端には用紙にトナーが転写されない領域が存在するので、その部分の感光体ドラム上に、濃度値の高いパッチ等のトナー画像を形成する。図4に示すプリントエンジン部11の構成では、転写ベルト21の両端には、二次転写位置Dで用紙に接触せずにトナーを転写しない領域があり、感光体ドラム24のうちこの領域に対向する部分(両端部分)が、用紙外の感光体となる部分である。
低カバレッジの回避方法として、混在面付け処理を選択すると、無駄なトナーが発生しない点で優れている。しかし、納品形態がロール紙の場合に、低カバレッジの回避方法として混在面付け処理を実施すると、図11(b)のようにラベルが印刷されたロール紙を、第1印刷ジョブのラベルが印刷された部分と第2印刷ジョブのラベルが印刷された部分に切り離したり、その切り離し後の各ロール紙の幅に応じて、ユーザが後工程の準備をやり直す必要が生じたりして手間がかかる。
そこで、本実施の形態に係る印刷システム4では、低カバレッジで納品形態がロール紙の場合には、混在面付け処理を実施するか否か等の選択をユーザから受け付ける。なお、納品形態がロール紙以外(カット紙)の場合には、上記の問題が生じないので、混在面付け処理を特別に扱う必要はない。
図12は、本発明の実施の形態に係る印刷装置10が行う、低下カバレッジの回避方法の選択に係る処理を示す流れ図である。印刷装置10のプリンタコントローラ部12は、HDDに蓄積されている中から次に印刷すべき1つの印刷ジョブを抽出する(ステップS101)。そして、該印刷ジョブのカバレッジ(カバレッジと印刷距離)をカバレッジ算出部41にて算出し、低カバレッジに該当するか否かを判断する(ステップS102)。
低カバレッジに該当しなければ(ステップS102;Yes)、この印刷ジョブを単独で印刷して(ステップS105)、本処理を終了する。
ステップ101で抽出した印刷ジョブが低カバレッジに該当する場合は(ステップS102;No)、該印刷ジョブの納品形態がロール紙か否かを判断する(ステップS103)。
該印刷ジョブの納品形態がロール紙でなければ(ステップS103;No)、低カバレッジの回避方法として混在面付け処理を自動的に選択して実施し(ステップS104)、混在面付け処理後の画像データに基づいて印刷を実行し(ステップS105)、本処理を終了する。
印刷ジョブの納品形態がロール紙の場合は(ステップS103;Yes)、低カバレッジの回避方法の選択をユーザから受ける(ステップS106)。ここでは、前述した、第1〜第3の回避方法、および回避しない、といった選択肢を提示して回避方法の選択をユーザから受ける。
その後、ユーザの選択した回避方法を実施して印刷を行って(ステップS107)、本処理を終了する。
図13、図14は、低カバレッジの回避方法の選択画面の一例を示している。図13に示す選択画面61では、印刷しようとしている印刷ジョブが低カバレッジであって納品形態がロール紙である旨をユーザに警告通知すると共に、このまま印刷を開始するか、回避方法を選択するかの選択をユーザから受ける。選択画面61には、選択釦として、低カバレッジによる画質低下を回避する措置をとらずにそのまま印刷を行うことを選択するための、回避せず選択釦62と、低カバレッジを回避するための措置をとることを選択するための回避法選択釦63が表示されている。回避法選択釦63を選択すると図14に示す第2選択画面65が表示される。なお、印刷ジョブが低カバレッジであって納品形態がロール紙である旨の警告方法は、警告メッセージの表示に限らず、音声での警告等であってもよく、任意でよい。
第2選択画面65には、低カバレッジの回避方法として、余白部に帯を印刷する方法を選択するための余白選択釦66と、用紙外の感光体に印字する方法を選択するための用紙外選択釦67と、他のジョブと混在して面付けする混在面付け処理を選択する混在面付け選択釦68、が表示されている。ユーザはいずれかの選択釦65〜68を選択することで、低カバレッジの回避方法を選択する。あるいは選択画面61で回避せず選択釦62を選択すれば、低カバレッジの回避方法を採らずにそのまま印刷することができる。
図15は、印刷装置10が行う低カバレッジの回避方法の選択に係る処理の他の例を示す流れ図である。低カバレッジであって納品形態がロール紙の場合に、混在面付け可能な同一ユーザの他の印刷ジョブが存在するか否かを調べ、該当の印刷ジョブが存在しない場合には、混在面付け処理を禁止する点で、図12の処理と相違する。
異なるユーザの印刷ジョブを同じロール紙に混在面付けすると、印刷後のロール紙を幅方向に切断したりする等の面倒な作業が必要になるので、混在面付け可能な同一ユーザの他の印刷ジョブが存在しない場合には、混在面付け処理を低カバレッジの回避方法から除外する。
印刷装置10のプリンタコントローラ部12は、次に印刷すべき1つの印刷ジョブを抽出する(ステップS201)。そして、該印刷ジョブのカバレッジ(カバレッジと印刷距離)をカバレッジ算出部41にて算出し、低カバレッジに該当するか否かを判断する(ステップS202)。
低カバレッジに該当しなければ(ステップS202;Yes)、この印刷ジョブを単独で印刷して(ステップS206)、本処理を終了する。
ステップ201で抽出した印刷ジョブが低カバレッジに該当する場合は(ステップS202;No)、該印刷ジョブの納品形態がロール紙か否かを判断する(ステップS203)。
該印刷ジョブの納品形態がロール紙でなければ(ステップS203;No)、低カバレッジの回避方法として混在面付け処理を自動的に選択して実施し(ステップS205)、混在面付け処理後の画像データに基づいて印刷を実行し(ステップS206)、本処理を終了する。
該印刷ジョブの納品形態がロール紙の場合は(ステップS203;Yes)、混在面付け可能な同一ユーザの他の印刷ジョブが存在するか否かを調べ、該当の印刷ジョブがあれば(ステップS204;Yes)、低カバレッジの回避方法として混在面付け処理を実施し(ステップS205)、混在面付け処理後の画像データに基づいて印刷を実行し(ステップS206)、本処理を終了する。
混在面付け可能な同一ユーザの他の印刷ジョブが存在しなければ(ステップS204;No)、低カバレッジの回避方法の選択をユーザから受ける(ステップS207)。ここでは、低カバレッジの回避方法の選択肢は、混在面付け処理以外の回避方法、もしくは回避しない、のみであり、混在面付け処理は選択できない。たとえば、低カバレッジの回避方法の選択を受ける画面としては、図13に示す選択画面61は同一のものになるが、図14に示す第2選択画面65においては混在面付け選択釦68が非表示あるいはグレーアウトなど選択不能に表示される。
その後、ユーザの選択した回避方法を実施して印刷を行って(ステップS208)、本処理を終了する。
なお、ステップ204;Yesの場合に、図15の破線で示すステップ207Bを実行するようにしてもよい。ステップ207Bでは、低カバレッジの回避方法として、混在面付け処理を選択可能とし、たとえば、図14と同じ第2選択画面65を表示する。
図16は、混在面付け処理の概要を示す流れ図である。図12のステップ101あるいは図14のステップ201で抽出した印刷ジョブを元ジョブとする。プリンタコントローラ部12は、HDD33に保持している印刷待ちのジョブ(元ジョブを除く)の中から、混在面付けに適合するか否かが未判断の、いずれか1つのジョブを抽出する(ステップS301)。この抽出したジョブを着目ジョブとする。
次にプリンタコントローラ部12は、着目ジョブに係るカバレッジを算出し、該着目ジョブのカバレッジが閾値以下か否か、すなわち低カバレッジの印刷ジョブか否かを判断する(ステップS302)。低カバレッジならば(ステップS302;No)、ステップS301に戻って、他の未判断のジョブを着目ジョブに抽出する。
着目ジョブが低カバレッジでなければ(ステップS302;Yes)、着目ジョブに係るオブジェクト(ラベル)のサイズが元ジョブのオブジェクト(ラベル)と混在して面付け可能なサイズか否かを判断する(ステップS303)。元ジョブと混在して面付け可能なサイズでなければ(ステップS303;No)、ステップS301に戻って他の未判断のジョブを着目ジョブに抽出する。
着目ジョブに係るオブジェクト(ラベル)のサイズが元ジョブのオブジェクト(ラベル)と混在して面付け可能なサイズならば(ステップS303;Yes)、元ジョブと着目ジョブとを混在させて混在面付け処理を実施した場合のカバレッジを算出し(ステップS304)、混在面付け後のカバレッジが閾値以上か否か、すなわち、混在面付けを行えば、低カバレッジでなくなるか否かを判断する(ステップS305)。
混在面付け後のカバレッジが閾値未満、すなわち、混在面付けを行っても低カバレッジになるならば(ステップS305;No)、ステップS301に戻って他の未判断のジョブを抽出する。混在面付け後のカバレッジが閾値以上の場合、すなわち、混在面付けを行うことでカバレッジが低カバレッジでなくなる場合は(ステップS305;Yes)、着目ジョブのオブジェクトと元ジョブのオブジェクトとを混在させる混在面付け処理を行って(ステップS306)、本処理を終了する。
プリンタコントローラ部12は、混在面付け処理したプリントデータ(ラスターデータ)を生成し、これをプリントエンジン部11に転送して印刷させる。
なお、混在面付け処理を行うと、オブジェクト(ラベル)のサイズや印刷個数の関係から、余白が発生する。また、図17に示すように、混在させるジョブによって余白のサイズが異なる。そこで、元ジョブと混在させる他のジョブを余白が最小になるように選択したり、あるいは、図18に示すように、元ジョブと2以上の他のジョブを混在させたりして、余白が少なくなるようにしてもよい。
以上、本発明の実施の形態を図面によって説明してきたが、具体的な構成は実施の形態に示したものに限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。
たとえば、実施の形態では、C,M,Y,Kを色成分とするカラーの印刷装置を例に説明したが、これら以外の色成分を有する印刷装置や単色の印刷装置においても本発明は同様に適用することができる。
実施の形態では、カバレッジが第1閾値未満、かつ、印刷距離が第2閾値以上の場合に低カバレッジと判断したが、カバレッジが第1閾値以下の条件のみで低カバレッジと判断してもよい。
また、実施の形態では、印刷装置10のプリンタコントローラ部12において、ジョブの管理や低カバレッジの回避方法を選択する処理、2以上のオブジェクトを混在させた混在面付け処理などを行う例を示したが、ジョブの管理や低カバレッジの回避方法の選択、混在面付け処理等は、たとえば、クライアントPC3や専用の面付け装置など、プリンタコントローラ部12とは別の装置で行ってもよい。また、本発明は、クライアントPC3等の情報処理装置に実施の形態で説明した低カバレッジの回避方法の選択や混在面付け処理の機能を実行させるプログラムとされてもよい。
低カバレッジの回避方法は、実施の形態で例示したものに限定されず、他の任意の方法でもかまわない。
2…ネットワーク
3…クライアントPC
4…印刷システム
5…給紙装置
7…巻き取り装置
10…印刷装置
11…プリントエンジン部
12…プリンタコントローラ部
13…記憶装置部
14…操作部
15…制御部
21…中間転写ベルト
22…像形成ユニット
23…定着装置
24…感光体ドラム
25…プリントヘッド
26…クリーニング装置
31…CPU
32…RAM
33…HDD
34…ネットワーク通信部
35…エンジンI/F部
36…転送用バッファ
41…カバレッジ算出部
42…納品情報取得部
43…選択部
44…面付け処理部
61…選択画面
62…回避せず選択釦
63…回避法選択釦
65…第2選択画面
66…余白選択釦
67…用紙外選択釦
68…混在面付け選択釦

Claims (11)

  1. 印刷ジョブのカバレッジを算出するカバレッジ算出部と、
    前記印刷ジョブに係る出力物の納品形態を示す納品情報を取得する納品情報取得部と、
    前記カバレッジ算出部によって算出された前記印刷ジョブのカバレッジが所定の閾値未満の低カバレッジであって前記納品情報取得部が取得した前記印刷ジョブの納品形態がロール紙の場合に、前記低カバレッジの回避方法として、前記印刷ジョブと前記印刷ジョブよりカバレッジの高い他の印刷ジョブとを混在させて面付けする混在面付け処理を実行するか否かの選択を受ける選択部と、
    前記混在面付け処理を実行する旨の選択を前記選択部で受けた場合に、前記混在面付け処理を実行する混在面付け部と、
    を有する
    ことを特徴とする面付け装置。
  2. 前記選択部は、前記選択の選択肢として、余白もしくは用紙外領域に画像を形成する低カバレッジ回避方法を提示する
    ことを特徴とする請求項1に記載の面付け装置。
  3. 前記カバレッジ算出部によって算出された前記印刷ジョブのカバレッジが所定の閾値未満の低カバレッジであって前記納品情報取得部が取得した前記印刷ジョブの納品形態がロール紙の場合に、その旨をユーザに警告する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の面付け装置。
  4. 前記選択部は、前記印刷ジョブのカバレッジが所定の閾値未満の低カバレッジであって納品形態がロール紙でない場合は、前記低カバレッジの回避方法として、前記混在面付け処理を自動で選択する
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1つに記載の面付け装置。
  5. 前記選択部は、前記印刷ジョブと同一ユーザのジョブであって前記印刷ジョブと混在面付け可能な他の印刷ジョブが存在しない場合は、前記混在面付け処理の選択を禁止する
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1つに記載の面付け装置。
  6. 請求項1乃至5のいずれか1つに記載の面付け装置と、
    前記面付け装置が出力する印刷データに基づいて印刷する印刷部と、
    を有する
    ことを特徴とする印刷装置。
  7. 情報処理装置で実行されるプログラムであって、
    印刷ジョブのカバレッジを算出するカバレッジ算出ステップと、
    前記印刷ジョブに係る出力物の納品形態を示す納品情報を取得する納品情報取得ステップと、
    前記カバレッジ算出ステップで算出された前記印刷ジョブのカバレッジが所定の閾値未満の低カバレッジであって前記納品情報取得ステップで取得した前記印刷ジョブの納品形態がロール紙の場合に、前記低カバレッジの回避方法として、前記印刷ジョブと前記印刷ジョブよりカバレッジの高い他の印刷ジョブとを混在させて面付けする混在面付け処理を実行するか否かの選択を受ける選択ステップと、
    前記混在面付け処理を実行する旨の選択を前記選択ステップで受けた場合に、前記混在面付け処理を実行する混在面付けステップと、
    を有する
    ことを特徴とするプログラム。
  8. 前記選択ステップでは、前記選択の選択肢として、余白もしくは用紙外領域に画像を形成する低カバレッジ回避方法を提示する
    ことを特徴とする請求項7に記載のプログラム。
  9. 前記カバレッジ算出ステップで算出された前記印刷ジョブのカバレッジが所定の閾値未満の低カバレッジであって前記納品情報取得ステップで取得した前記印刷ジョブの納品形態がロール紙の場合に、その旨をユーザに警告する警告ステップをさらに有する
    ことを特徴とする請求項7または8に記載のプログラム。
  10. 前記選択ステップでは、前記印刷ジョブのカバレッジが所定の閾値未満の低カバレッジであって納品形態がロール紙でない場合は、前記低カバレッジの回避方法として、前記混在面付け処理を自動で選択する
    ことを特徴とする請求項7乃至9のいずれか1つに記載のプログラム。
  11. 前記選択ステップでは、前記印刷ジョブと同一ユーザのジョブであって前記印刷ジョブと混在面付け可能な他の印刷ジョブが存在しない場合は、前記混在面付け処理の選択を禁止する
    ことを特徴とする請求項7乃至10のいずれか1つに記載のプログラム。
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