JP2018132598A - 表示パネルの製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】加工しやすい表示パネルの製造方法を提供する。【解決手段】表示領域の輪郭形状が矩形以外の形状である光学表示部品の表面に、表示領域の形状に対応した異形形状の光学フィルムが貼合された表示パネルの製造方法であって、平面視四角形である光学部材に光学軸方向を示す第1マークを付すとともに、光学部材を異形形状に切断し、第1マークが付された光学フィルムを形成する異形加工工程と、表示領域の形状が矩形以外の形状であり、かつ平面視矩形の光学表示部品の表面に、第1マークを参照しながら光学フィルムを貼合する貼合工程と、を含む表示パネルの製造方法。【選択図】図1

Description

本発明は、表示パネルの製造方法に関するものである。
表示パネルは、光学表示部品(基板)の表面に偏光フィルム(偏光板)などの光学フィルムを貼合した構造を有している(例えば、特許文献1)。平面形状が矩形である従来の表示パネルの場合、矩形の光学フィルムを矩形の光学表示部品に貼合する際の位置合わせを、互いの外形(例えば、四隅)を基準に行うことができる。
特開2007−232911号公報
ところで、最近では、スマートウォッチや車載メーターなどに使用される表示パネルとして、平面形状が矩形以外であるものに対する要望が高まってきている。
平面形状が矩形以外である表示パネルを製造する方法としては、平面形状が矩形である表示パネルを作製してから、表示パネルの平面形状を矩形以外の形状に変更する方法も考えられる。しかしながら、光学フィルムが光学表示部品の加工の妨げになり、加工が困難となるおそれがあった。
そこで、加工しやすい表示パネルの製造方法が求められていた。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであって、加工しやすい表示パネルの製造方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の一態様は、表示領域の輪郭形状が矩形以外の形状である光学表示部品の表面に、表示領域の形状に対応した異形形状の光学フィルムが貼合された表示パネルの製造方法であって、平面視四角形である光学部材に光学軸方向を示す第1マークを付すとともに、光学部材を異形形状に切断し、第1マークが付された光学フィルムを形成する異形加工工程と、表示領域の形状が矩形以外の形状であり、かつ平面視矩形の光学表示部品の表面に、第1マークを参照しながら光学フィルムを貼合する貼合工程と、を含む表示パネルの製造方法を提供する。
本発明の一態様においては、異形加工工程は、第1マークを付す第1マーク工程と、第1マークを参照しながら、光学部材を異形形状に切断して、第1マークが付された光学フィルムを形成する切断工程と、を有する製造方法としてもよい。
本発明の一態様においては、第1マーク工程は、一方向に延在する帯状の光学フィルム原反に対し、光学フィルム原反の光学軸の方向を示す第2マークを付す第2マーク工程と、光学フィルム原反を長手方向に複数枚に分割して光学部材を形成するとともに、第2マークに対応する第1マークを形成するフィルム分割工程と、を含む製造方法としてもよい。
本発明の一態様においては、第2マーク工程では、光学フィルム原反を長手方向に搬送しながら、第2マークとして長手方向に平行な線を連続的または断続的に付す製造方法としてもよい。
本発明の一態様においては、異形加工工程では、複数の光学部材をまとめて異形形状に切断する製造方法としてもよい。
本発明の一態様においては、貼合工程の後に、光学表示部品の輪郭形状を変更する輪郭変更工程を有する製造方法としてもよい。
本発明の一態様においては、光学フィルムが偏光フィルムである製造方法としてもよい。
本発明の一態様においては、光学表示部品が液晶パネルである製造方法としてもよい。
本発明の一態様によれば、加工しやすい表示パネルの製造方法が提供される。
表示パネル1の構成を示す斜視図。 表示パネル1の製造方法を示すフローチャート。 第1マーク工程S12を示すフローチャート。 第1マーク工程S12を説明する図。 切断工程S14を説明する図。 貼合工程S16を説明する図。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、以下の全ての図面においては、図面を見やすくするため、各構成要素の寸法や比率などは適宜異ならせてある。
<表示パネル>
本発明の一態様を適用して製造される表示パネルの一例として、例えば図1に示す表示パネル1について説明する。なお、図1は、表示パネル1の構成を示す斜視図である。
本発明の一態様を適用して製造される表示パネル1は、液晶表示パネルまたは有機EL表示パネル等の光学表示部品10の表面に、光学フィルム5が貼合されている。
図1に示すように、光学表示部品10は、輪郭形状が円形状である表示領域Sを有している。光学表示部品10は、図示を省略するが、通常、互いにマトリックス状に配列された信号線および走査線と、アクティブマトリクス型の表示部と、信号線を駆動する信号線駆動回路と、走査線を駆動する走査線線駆動回路と、を備えている。また、表示部は、図示を省略するが、通常、信号線および走査線の交差部に配置された能動素子および画素を備えている。なお、表示部の平面形状は表示領域Sの輪郭形状に相当する。
光学フィルム5は、円形状である表示領域Sに対応して円形状になっている。光学フィルム5として、例えば偏光フィルムや、位相差フィルム、光学補償フィルム、反射偏光型輝度向上フィルム、プリズムフィルム等の光学軸を有するフィルムおよびこれらのフィルムのうち任意で選択した複数のフィルムを積層したフィルムを使用することができる。また、これら光軸を有するフィルムおよび積層したフィルムに、拡散フィルム等の光軸を有さないフィルムをさらに積層させてもよい。
本発明の表示パネルの製造方法は、光学フィルム5が光学軸を有するフィルムである場合に好適に適用される。また、光学フィルム5が偏光フィルム、または偏光フィルムを有する積層フィルムであるとより好適に適用される。
本実施形態で使用する光学フィルム5は、光学軸(後述する光学軸A)に平行な振動面をもつ直線偏光を吸収し、光学軸に直交する振動面をもつ直線偏光を透過する性質を有する偏光フィルムである。通常、偏光フィルムは、ポリビニルアルコール系樹脂中に二色性色素が配向したフィルムである。
<表示パネルの製造方法>
本発明の一態様を適用した表示パネルの製造方法として、表示パネル1を製造する場合について、図2〜図6を参照しながら説明する。
図2は、表示パネル1の製造方法を示すフローチャートである。図2に示すように、本実施形態に係る表示パネルの製造方法は、光学部材に第1マークを付す第1マーク工程S12と、光学部材を異形形状に切断し、光学フィルムを形成する切断工程S14と、光学表示部品の表面に、光学フィルムを貼合する貼合工程S16と、光学表示部品の輪郭形状を変更する輪郭変更工程S18と、を含む。
本明細書においては、第1マーク工程S12と切断工程S14とを合わせて異形加工工程と称する。
光学フィルム5は、光学部材51(図5参照)を表示領域Sに対応して円形状に切り出したものである。光学部材51は、一方向に設定された光学軸Aを有している。また、図示は省略するが、光学部材51の貼合面51sには、後段の貼合工程S16において光学フィルム5を光学表示部品100に貼合するための粘着剤層または接着剤層と、粘着剤層または接着剤層を覆う離形フィルムと、が設けられている。この離形フィルムは、貼合工程S16よりも前に剥離除去される。
光学部材51の貼合面51sの裏面には、プロテクトフィルムが設けられていてもよい。
[第1マーク工程S12]
図3は、第1マーク工程S12を示すフローチャートである。図4は、第1マーク工程S12を説明する図である。図3に示すように、第1マーク工程S12は、光学フィルム原反510の光学軸Aの方向を示す第2マークM2を付す第2マーク工程S10と、光学フィルム原反510を長手方向に複数枚に分割して、第1マークM1が付された光学部材51を形成するフィルム分割工程S11と、を有する。
《第2マーク工程S10》
図4に示すように、第2マーク工程S10では、一方向に延在する帯状の光学フィルム原反510を使用する。
図4に示すように、第2マーク工程S10では、光学フィルム原反510を長手方向に搬送しながら、第2マークM2として光学フィルム原反510の長手方向に平行な線を連続的に光学フィルム原反510に付す。第2マークM2の延在方向と光学フィルム原反510の光学軸Aの方向との角度は既知である。そのため、第2マークM2(および第1マークM1)を参照すれば、光学軸Aの方向を特定できる。
本実施形態において、帯状の光学フィルム原反510に第2マークM2を付す方法は、特に限定されるものではない。第2マークM2を付す方法は、光学フィルム原反510にインクジェットプリンタ等の印刷装置により第2マークM2を印刷する方法、レーザーや刃等により第2マークM2として凹みを形成する方法、光学フィルム原反510の端辺の一部に第2マークM2として切欠きを形成する方法としてもよい。
本実施形態において、表示パネル1の完成後に第1マークM1を消去する手間を省けることから、光学フィルム5に付された第1マークM1と光学表示部品100の表示領域Sとが平面的に重ならないような位置に第2マークM2を付すことが好ましい。
なお、第2マークM2は、光学部材51に形成された粘着剤層または接着剤層に付してもよい。その場合にも、光学フィルム5上の粘着剤層または接着剤層に付された第1マークM1と光学表示部品100の表示領域Sとが平面的に重ならないような位置に第2マークM2を付すことが好ましい。
また、光学部材51にプロテクトフィルムが設けられている場合には、そのプロテクトフィルムに第2マークM2を付すことが好ましい。貼合後の光学フィルム5からプロテクトフィルムを剥離除去することで、光学フィルム5上のプロテクトフィルムに付された第1マークM1を容易に消去できるからである。
さらに言えば、後述する光学表示部品100にアライメントマークが付されている場合、このアライメントマークと、光学フィルム5に付された第1マークM1とが平面的に近くなるような位置に第2マークM2を付すことがより好ましい。光学フィルム5の貼合は、カメラで撮影した映像に基づいて光学表示部品100と光学フィルム5とを位置合わせしながら行われる。その際、このような位置に第2マークM2を付すことで、光学フィルム5上の第1マークM1と光学表示部品上のアライメントマークとを同一視野で撮像できる。そのため、光学フィルム5の相対位置を決定しやすい。また、光学フィルム5の貼合時に、光学表示部品100と光学フィルム5との光学軸の相対位置を容易に確認することができ、光軸精度を向上させることができる。
なお、図4では、第2マークM2として連続的に付した線を示したが、断続的に付した線であってもよい。また、第2マークM2の形状としては、線、十字、矢印、楕円、多角形などが挙げられる。第2マークM2は、一種であってもよいし、これらの二種以上の組合せであってもよい。
マーク形状が線または矢印の場合、線または矢印が示す方向と光学フィルム5の光学軸Aの方向とが平行となるように第2マークM2を付与することが好ましい。
また、マーク形状が十字の場合、一方の線が他方の線よりも長い十字とし、長い方の線の方向と光学フィルム5の光学軸Aの方向とが平行となるように第2マークM2を付与することが好ましい。
同じ理由でマーク形状が楕円の場合、長径の向きと光学フィルム5の光学軸Aの方向とが平行となるように第2マークM2を付与することが好ましい。
以上の方法により、光学表示部品100と光学フィルム5とを貼合する際に、光学表示部品100に対する光学軸Aの傾きを所望の傾きに合わせやすくなる。
第2マークM2の数は、一つであってもよいし、二つ以上であってもよい。第2マークM2の数が二つ以上である場合、同じ形状の第2マークM2を光学軸Aの方向に複数並べてもよいし、二種以上の第2マークM2を光学軸Aの方向に複数並べてもよい。
また、光学部材51において、隣り合う光学フィルム5に跨って第2マークM2を付してもよい。また、第2マークM2は光学フィルム5の向かい合う2辺にそれぞれ1つずつ設けられていてもよい。その場合、2つの第2マークM2を結ぶ線分に対する光学軸Aの角度は既知である。そのため、第2マークM2を参照すれば、光学軸Aの方向を特定することができる。
《フィルム分割工程S11》
図4に示すように、フィルム分割工程S11では、光学フィルム原反510を長手方向に複数枚に分割して平面視長方形である光学部材51を形成するとともに、第2マークM2に対応する第1マークM1を形成する。
[切断工程S14]
図5は、切断工程S14を説明する図である。図5に示すように、切断工程S14では、第1マークM1を参照しながら光学部材51を異形形状に切断し、第1マークM1が付された光学フィルム5を形成する。このとき、光学部材51を1枚ずつ異形形状に切断してもよいし、複数の光学部材51をまとめて異形形状に切断してもよい。生産効率に優れることから、複数の光学部材51をまとめて異形形状に切断することが好ましい。
光学部材51を切断する方法としては、例えば、トムソン刃を切断方向に入れる方法、ロール刃を切断方向に転がす方法、レーザーを用いて焼き切る方法、および、フライス盤等を用いて研磨加工する方法等が挙げられるが、これらに限定されない。切断屑が発生しないことからレーザーを用いる方法が好ましい。また、複数の光学部材51を重ねた状態で、複数の光学部材51を効率的に異形加工できることから、フライス盤等を用いて研磨加工する方法も好ましい。
[貼合工程S16]
図6は、貼合工程S16を説明する図である。図6に示すように、貼合工程S16では、第1マークM1を付した光学フィルム5と、表示領域Sの形状が円形状であり、かつ平面視長方形である光学表示部品100を使用する。
なお、光学表示部品100の表面にアライメントマークが付されていてもよい。このアライメントマークは、通常、光学表示部品100の表示領域Sの外側(ベゼルで隠される部分)に付される。
光学表示部品10は、光学表示部品100を円形状に切り出したものである。図6に示すように、貼合工程S16では、第1マークM1を参照しながら光学表示部品100の表面に、光学フィルム5を貼合する。また、貼合工程S16では、カメラで撮影した映像に基づいて、光学表示部品100と光学フィルム5との位置合わせを行いながら、光学フィルム5を貼合することができる。
貼合工程S16では、従来公知の貼合装置を用いて光学フィルム5を光学表示部品100の表面に貼合することができる。
従来公知の貼合装置としては、例えば特開2003−107452号公報、特開2006−058411号公報、特開2008−122555号公報、特開2008−139523号公報、特開2010−072183号公報、特開2010−117546号公報に記載されている装置などが挙げられる。すなわち、光学表示部品を搬送方向に搬送するとともに、光学表示部品と光学フィルムとが所望の位置関係となるように光学フィルムを供給して、光学フィルムの貼合面を光学表示部品に貼合ローラーで押し付けながら貼合する装置であればよい。
[輪郭変更工程S18]
輪郭変更工程S18では、光学表示部品の輪郭形状を変更する(図示なし。)。光学表示部品を切断する方法としては、特に限定されないが、例えば刃物を用いたスクライブ切断加工を挙げることができる。
以上のような方法によれば、光学フィルム5と光学表示部品10を別々に加工することができる。そのため、光学フィルム5が光学表示部品10の加工の妨げにならないうえに、それぞれ最適な条件で加工することができる。したがって、本発明の一態様である表示パネルの製造方法においては、表示パネルが加工しやすい。
また、図6に示すように、光学フィルム5には光学軸Aを示す第1マークM1が付されているので、第1マークM1に基づいて光学軸Aの方向を容易に特定することができる。そのため、光学表示部品100の表面に、光学フィルム5を貼合する際に、光学軸Aが所望の方向となるように、位置合わせを容易に行うことができる。
さらに、図4に示すように、光学フィルム原反510に対し、第2マークM2として長手方向に平行な線を連続的に付すことにより、光学フィルム原反を長手方向に複数枚に分割した後にも光学軸Aを示すマーク(第1マークM1)を残すことができる。これにより、光学フィルム5に第1マークを効率的に付すことができる。
なお、本発明の一態様は、上記実施形態のものに必ずしも限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
具体的に、上記実施形態では、切断工程S14の前に、第1マーク工程S12を行う場合を示したが、これに限定されない。例えば、異形加工工程において、光学部材51に光学軸Aの方向を示す第1マークM1を付すとともに、光学部材51を異形形状に切断してもよい。具体的には、例えばインクが付着した刃を用いて光学部材51を切断することにより、光学部材51を切断するとともに、光学部材51に第1マークM1を付すことができる。
また、第1マーク工程S12において、枚葉に切り出した光学部材51を始めから使用するのであれば、第2マーク工程S10およびフィルム分割工程S11を省略することができる。その場合、光学部材51について光学軸測定を行った結果をもとに光学軸Aの方向を示す第1マークM1を付してもよい。
光学部材51において、第1マークM1を付す位置は特に限定されない。光学表示部品100にアライメントマークが付されている場合、このアライメントマークと、光学フィルム5に付された第1マークM1とが平面的に近くなるような位置に第1マークM1を付すことが好ましい。光学フィルム5の貼合は、カメラで撮影した映像に基づいて光学表示部品100と光学フィルム5とを位置合わせしながら行われる。その際、このような位置に第1マークM1を付すことで、光学フィルム5上の第1マークM1と光学表示部品100上のアライメントマークとを同一視野で撮像できる。そのため、光学フィルム5の相対位置を決定しやすい。また、光学フィルム5の貼合時に、光学表示部品100と光学フィルム5との光学軸の相対位置を容易に確認することができ、光軸精度を向上させることができる。
また、光学部材51に第1マークM1を付す場合、第1マークM1の形状としては、第2マークM2と同様に、線、十字、矢印、楕円、多角形などが挙げられる。第1マークM1は、一種であってもよいし、これらの二種以上の組合せであってもよい。
第1マークM1の数は、一つであってもよいし、二つ以上であってもよい。第1マークM1の数が二つ以上である場合、同じ形状の第1マークM1を光学軸Aの方向に複数並べてもよいし、二種以上の第1マークM1を光学軸Aの方向に複数並べてもよい。
また、上記実施形態では、第2マークM2が線または矢印の場合、光学フィルム5の光学軸Aの方向と平行となるように第2マークM2を付与することが好ましいとしたが、必ずしも平行でなくてもよい。光学軸Aの方向は既知であるため、光学軸Aに対する第2マークM2の延在方向の角度を把握しておけば、光学軸Aの方向を把握することは可能である。第2マークM2が、十字または楕円である場合も同様である。例えば、第2マークM2が十字である場合、十字の長い方の線と光学軸Aの方向との角度を把握しておけばよい。また、第2マークM2が楕円である場合、楕円の長径と光学軸Aの方向との角度を把握しておけばよい。さらに、第2マークM2が他の形状であっても、その形状の特徴と光学軸Aの方向との関係を把握しておけばよい。このことは、第1マークM1についても同様である。
また、上記実施形態では、貼合工程S16の後に輪郭変更工程S18を行う場合を示したが、貼合工程S16の後の輪郭変更工程S18は省略してもよい。すなわち、光学表示部品100をそのまま用いて、図1に示した光学表示部品10としてもよい。
また、上記実施形態では、第1マーク工程S12および切断工程S14を含む異形加工工程、貼合工程S16、輪郭変更工程S18を経る手順として示したが、表示パネルの構成に応じて適宜変更してもよい。
複数の光学フィルムを有する表示パネルを製造する場合、予め複数の光学部材に対して異形加工工程を施しておき、一の光学フィルムを光学表示部品に積層した後、他の光学フィルムに対して貼合工程S16を繰り返してもよい。
また、上記実施形態では、光学部材51は平面視長方形のものを示したが、これに限定されず、平面視四角形であればよい。平面視四角形としては、例えば、長方形、正方形、ひし形、平行四辺形、台形、上記以外の4つの直線で囲まれた平面図形を挙げることができる。
また、上記実施形態では、光学表示部品100は平面視長方形のものを示したが、これに限定されず、平面視矩形(長方形または正方形など)であればよい。
また、上記実施形態では、光学表示部品10における表示領域Sの輪郭形状は円形状のものを示したが、これに限定されない。表示領域Sの輪郭形状は、表示パネル1の用途に応じて矩形以外の形状である。矩形以外の形状としては、例えば、楕円形、多角形(例えば、三角形や五角形、六角形、八角形など。)、矩形の4つの角部のうち少なくとも1つの角部に丸みやカットを設けた形状、矩形の一部に切欠きを設けた形状などを挙げることができる。
また、上記実施形態では、光学フィルム5の形状は円形状のものを示したが、これに限定されない。さらに、光学フィルム5の形状は、必ずしも表示領域Sの輪郭形状と同じでなくてもよい。光学フィルム5は、表示領域Sに対応した異形形状であればよい。
同様に、光学表示部品10の形状は円形状のものを示したが、これに限定されない。さらに、光学表示部品10の形状は、必ずしも表示領域Sの輪郭形状と同じでなくてもよい。
また、光学フィルム5を、光学フィルム5に予め形成された粘着剤層または接着剤層を介して光学表示部品100に貼合する例を示したが、これに限らない。粘着剤または接着剤は、光学表示部品100に予め形成されていてもよいし、光学フィルム5および光学表示部品100の両方に形成されていてもよい。
1…表示パネル、5…光学フィルム、10,100…光学表示部品、51…光学部材、510…光学フィルム原反、A…光学軸、M1…第1マーク、M2…第2マーク、S…表示領域、S10…第2マーク工程、S11…フィルム分割工程、S12…第1マーク工程、S14…切断工程、S16…貼合工程

Claims (8)

  1. 表示領域の輪郭形状が矩形以外の形状である光学表示部品の表面に、前記表示領域の形状に対応した異形形状の光学フィルムが貼合された表示パネルの製造方法であって、
    平面視四角形である光学部材に光学軸方向を示す第1マークを付すとともに、前記光学部材を前記異形形状に切断し、前記第1マークが付された前記光学フィルムを形成する異形加工工程と、
    表示領域の形状が矩形以外の形状であり、かつ平面視矩形の光学表示部品の表面に、前記第1マークを参照しながら前記光学フィルムを貼合する貼合工程と、を含む表示パネルの製造方法。
  2. 前記異形加工工程は、前記第1マークを付す第1マーク工程と、
    前記第1マークを参照しながら、前記光学部材を前記異形形状に切断して、前記第1マークが付された前記光学フィルムを形成する切断工程と、を有する請求項1に記載の表示パネルの製造方法。
  3. 前記第1マーク工程は、一方向に延在する帯状の光学フィルム原反に対し、前記光学フィルム原反の光学軸の方向を示す第2マークを付す第2マーク工程と、
    前記光学フィルム原反を長手方向に複数枚に分割して前記光学部材を形成するとともに、前記第2マークに対応する前記第1マークを形成するフィルム分割工程と、を含む請求項2に記載の表示パネルの製造方法。
  4. 前記第2マーク工程では、前記光学フィルム原反を長手方向に搬送しながら、前記第2マークとして前記長手方向に平行な線を連続的または断続的に付す請求項3に記載の表示パネルの製造方法。
  5. 前記異形加工工程では、複数の前記光学部材をまとめて前記異形形状に切断する請求項1〜4のいずれか1項に記載の表示パネルの製造方法。
  6. 前記貼合工程の後に、前記光学表示部品の輪郭形状を変更する輪郭変更工程を有する請求項1〜5のいずれか1項に記載の表示パネルの製造方法。
  7. 前記光学フィルムが偏光フィルムである請求項1〜6のいずれか1項に記載の表示パネルの製造方法。
  8. 前記光学表示部品が液晶パネルである請求項1〜7のいずれか1項に記載の表示パネルの製造方法。
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