JP6845033B2 - 表示パネルの製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、表示パネルの製造方法に関するものである。
表示パネルは、光学表示部品(基板)の表面に偏光フィルム(偏光板)などの光学フィルムを貼合した構造を有している(例えば、特許文献1。)。平面形状が矩形である従来の表示パネルの場合、矩形の光学フィルムを矩形の光学表示部品に貼合する際の位置合わせを、互いの外形(例えば、四隅)を基準に行うことができる。そのため、従来の矩形の表示パネルにおいては、光学フィルムの位置合わせは比較的容易である。
特開2007−232911号公報
ところで、最近では、スマートウォッチや車載メーターなどに使用される表示パネルとして、平面形状が矩形以外であるものに対する要望が高まってきている。
平面形状が矩形以外である表示パネルを製造する方法としては、光学表示部品および光学フィルムの平面形状を矩形以外に各々加工してから、光学フィルムを光学表示部品に貼合する方法が考えられる。しかしながら、この場合、光学フィルムを光学表示部品に貼合する際の位置合わせを、外形を基準に行うことが難しい。そのため、従来の矩形の表示パネルの場合よりも加工が困難となったり、生産効率が低下したりするおそれがあった。
また、平面形状が矩形である表示パネルを作製してから、表示パネルの平面形状を矩形以外の形状に変更する方法も考えられる。しかしながら、光学フィルムが光学表示部品の加工の妨げになり、加工が困難となったり、生産効率が低下したりするおそれがあった。
そこで、加工しやすく、生産効率に優れた表示パネルの製造方法が求められていた。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであって、加工しやすく、生産効率に優れた表示パネルの製造方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の一態様は、表示領域の輪郭形状が矩形以外の形状である光学表示部品の表面に、表示領域の形状に対応した異形形状の光学フィルムが貼合された表示パネルの製造方法であって、平面視四角形である光学部材と、光学部材の表面に貼合されたプロテクトフィルムと、を有する積層フィルムについて、プロテクトフィルムを残して光学部材を異形形状に切断し、光学部材から光学フィルムと光学フィルムの周囲の余白部分とを形成する余白形成工程と、表示領域の形状が矩形以外の形状であり、かつ平面視矩形の光学表示部品の表面に、光学フィルムの側から積層フィルムを貼合し、積層フィルムと光学表示部品との積層体を形成する積層体形成工程と、積層体からプロテクトフィルムおよび余白部分を剥離する剥離工程と、を含む表示パネルの製造方法を提供する。
本発明の一態様においては、積層体形成工程において、積層フィルムの一部が光学表示部品の輪郭の外側に位置するように、積層フィルムと光学表示部品とを貼合することが好ましい。
本発明の一態様においては、余白形成工程において、光学部材の第1の辺に偏った位置において光学フィルムを形成することが好ましい。
本発明の一態様においては、積層体形成工程において、第1の辺以外の第2の辺の少なくとも一部が光学表示部品の輪郭の外側に位置するように、積層フィルムと光学表示部品とを貼合し、剥離工程では、第2の辺の側からプロテクトフィルムおよび余白部分を剥離することが好ましい。
本発明の一態様においては、光学表示部品は、一方向に設定された第1の光学軸を有し、光学部材は、一方向に設定された第2の光学軸を有し、積層体形成工程では、積層フィルムの外形形状と第2の光学軸との対応関係に基づいて、第1の光学軸と第2の光学軸とが所定の関係を満たすように光学表示部品と積層フィルムとを貼合する製造方法としてもよい。
本発明の一態様においては、剥離工程の後に、光学表示部品の輪郭形状を変更する輪郭変更工程を有する製造方法としてもよい。
本発明の一態様においては、光学フィルムが偏光フィルムである製造方法としてもよい。
本発明の一態様においては、光学表示部品が液晶パネルである製造方法としてもよい。
本発明の一態様によれば、加工しやすく、生産効率に優れた表示パネルの製造方法が提供される。
表示パネル1の構成を示す斜視図。 表示パネル1の製造方法を示すフローチャート。 余白形成工程S1を説明する図。 光学部材51の平面図。 積層体形成工程S2を説明する図。 積層体200を示す平面図。 剥離工程S3を説明する図。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、以下の全ての図面においては、図面を見やすくするため、各構成要素の寸法や比率などは適宜異ならせてある。
<表示パネル>
本発明の一態様を適用して製造される表示パネルの一例として、例えば図1に示す表示パネル1について説明する。なお、図1は、表示パネル1の構成を示す斜視図である。
本発明の一態様を適用して製造される表示パネル1は、液晶表示パネルまたは有機EL表示パネル等の光学表示部品10の表面に、光学フィルム5が貼合されている。
図1に示すように、光学表示部品10は、輪郭形状が円形状である表示領域Sを有している。光学表示部品10は、図示を省略するが、通常、互いにマトリックス状に配列された信号線および走査線と、アクティブマトリクス型の表示部と、信号線を駆動する信号線駆動回路と、走査線を駆動する走査線線駆動回路と、を備えている。また、表示部は、図示を省略するが、通常、信号線および走査線の交差部に配置された能動素子および画素を備えている。なお、表示部の平面形状は表示領域Sの輪郭形状に相当する。
光学フィルム5は、円形状である表示領域Sに対応して円形状になっている。光学フィルム5として、例えば偏光フィルムや、位相差フィルム、光学補償フィルム、反射偏光型輝度向上フィルム、プリズムフィルム等の光学軸を有するフィルム、拡散フィルム等の光学軸を有さないフィルム、およびこれらのフィルムのうち任意に選択した複数のフィルムが積層されたフィルムを使用することができる。
本発明の表示パネルの製造方法は、光学フィルム5が光学軸を有するフィルムである場合に好適に適用される。また、光学フィルム5が偏光フィルム、または偏光フィルムを有する積層フィルムであるとより好適に適用される。
本実施形態で使用する光学フィルム5は、光学軸(後述する第2の光学軸A2)に平行な振動面をもつ直線偏光を吸収し、光学軸に直交する振動面をもつ直線偏光を透過する性質を有する偏光フィルムである。通常、偏光フィルムは、ポリビニルアルコール系樹脂中に二色性色素が配向したフィルムである。
<表示パネルの製造方法>
本発明の一態様を適用した表示パネルの製造方法として、表示パネル1を製造する場合について、図2〜図7を参照しながら説明する。
図2は、表示パネル1の製造方法を示すフローチャートである。図2に示すように、本実施形態に係る表示パネルの製造方法は、光学部材から光学フィルムと光学フィルムの周囲の余白部分とを形成する余白形成工程S1と、積層フィルムと光学表示部品との積層体を形成する積層体形成工程S2と、積層体からプロテクトフィルムおよび余白部分を剥離する剥離工程S3と、光学表示部品の輪郭形状を変更する輪郭変更工程S4と、を含む。
[余白形成工程S1]
図3は、余白形成工程S1を説明する図である。図3に示すように、余白形成工程S1では、平面視長方形である光学部材51と、光学部材51の表面に貼合されたプロテクトフィルム52と、を有する積層フィルム50を使用する。
光学フィルム5は、光学部材51を表示領域Sに対応して円形状に切り出したものである。光学部材51は、一方向に設定された第2の光学軸A2を有している。また、図示は省略するが、光学部材51の貼合面51sには、後段の積層体形成工程S2において光学フィルム5を光学表示部品100に貼合するための粘着剤層または接着剤層と、粘着剤層または接着剤層を覆う離形フィルムと、が設けられている。この離形フィルムは、積層体形成工程S2よりも前に剥離除去される。
プロテクトフィルム52は、光学部材51に対して密着性を有し、後段の剥離工程S3で剥離できるフィルムであれば特に限定されない。プロテクトフィルム52は、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエチレンナフタレート(PEN)等のポリエステルやポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)等のポリオレフィン等の熱可塑性樹脂を形成材料とするフィルムに、必要に応じて粘着・剥離性の樹脂層または付着性の樹脂層が積層されて構成されている(図示なし。)。
プロテクトフィルム52の厚さは、特に制限されないが、強度や取扱性等の点から、1μm以上100μm以下であることが好ましく、1μm以上80μm以下であることがより好ましく、1μm以上50μm以下であることがさらに好ましい。
余白形成工程S1では、積層フィルム50について、プロテクトフィルム52を残して光学部材51を異形形状に切断し、光学部材51から光学フィルム5と光学フィルムの周囲の余白部分6とを形成する。余白部分6は、後段の剥離工程S3において、プロテクトフィルム52とともに除去され、表示パネル1には残らない部分である。
なお、光学部材51を切断する際、光学部材51に積層したプロテクトフィルム52の一部が切断されてもよい。
ここで、光学部材51において、光学フィルム5を形成する位置について説明する。後段の剥離工程S3において、プロテクトフィルム52を積層体200から容易に剥離できるように、積層体200は、積層フィルム50の一部が光学表示部品100の輪郭の外側に位置するようになっている(図6参照。)。このとき、積層フィルム50に形成した光学フィルム5と、光学表示部品100の表示領域Sとが平面的に重なる位置になるように、光学フィルム5を形成する必要がある。
積層フィルム50の一部が、光学表示部品100の輪郭の外側に位置するようにするためには、光学表示部品100よりも平面積が大きい積層フィルム50を用いる方法を採用してもよい。しかしながら、この方法では、積層フィルム50の余白部分6が多くなるため、製造コストが高くなるおそれがある。
余白部分6の量を少なくし、製造コストを低くする観点から、本実施形態では次の位置に光学フィルム5を形成している。
図4は、光学部材51の平面図である。光学部材51は、第1の辺51aと、第1の辺以外の第2の辺51bと、を有している。ここで、第2の辺51bのうち、第1の辺51aと対向する辺を第3の辺51cと称する。余白形成工程S1においては、第3の辺51cよりも第1の辺51aに偏った位置において光学フィルム5を形成している。この位置に光学フィルム5を形成することで、後段の積層体形成工程S2において、第2の辺51bの少なくとも一部が光学表示部品100の輪郭の外側に位置するように、積層フィルム50と光学表示部品100とを貼合することができる。
光学部材51を切断する方法としては、例えば、トムソン刃を切断方向に入れる方法、ロール刃を切断方向に転がす方法、および、レーザーを用いて所望の深さまで焼き切る方法等が挙げられるが、これらに限定されない。切断屑が発生しないことからレーザーを用いる方法が好ましい。また、刃の侵入深さを制御し、プロテクトフィルム52を残し光学部材51のみをハーフカットすることが容易であることからトムソン刃を用いる方法も好ましい。
[積層体形成工程S2]
図5は、積層体形成工程S2を説明する図である。図6は、積層体200を示す平面図である。図5に示すように、積層体形成工程S2では、表示領域Sの形状が円形状であり、かつ平面視長方形である光学表示部品100を使用する。
光学表示部品10は、光学表示部品100を円形状に切り出したものである。光学表示部品100は、一方向に設定された第1の光学軸A1を有している。
図5に示すように、積層体形成工程S2では、光学表示部品100の表面に、光学フィルム5の側から積層フィルム50を貼合し、積層フィルム50と光学表示部品100とが上述した粘着剤層または接着剤層を介して積層した積層体200を形成する。
前段の余白形成工程S1では、プロテクトフィルム52を残して光学部材51を切断している。そのため、積層体形成工程S2では、積層フィルム50における所定の辺と、光学表示部品100の所定の辺との位置関係が確認しやすい。よって、本実施形態の製造方法は、加工しやすく、生産効率に優れている。
また、上述したように、光学部材51は、第2の光学軸A2を有しており、積層フィルムにおける所定の辺と、第2の光学軸A2とのなす角が分かっている。そのため、光学表示部品100と積層フィルム50とを貼合する際には、この対応関係に基づいて、第1の光学軸A1と第2の光学軸A2とが所定の関係を満たすように、光学表示部品100と積層フィルム50との相対位置を決定することができる。
特に、表示パネルの平面形状が曲線から構成される場合(円形等)、従来の製造方法では、その光学表示部品の光学軸に対する光学フィルムの光学軸の傾きがわからなくなることがある。一方、本実施形態によれば、光学表示部品100と積層フィルム50との光学軸の相対関係を容易に確認することができる。よって、本実施形態の製造方法においては、生産効率および光学フィルムの貼合時の光軸精度をより向上させることができる。
また、上述したように、後段の剥離工程S3において、プロテクトフィルム52を積層体200から容易に剥がせるように、積層体200は、積層フィルム50の一部が平面視長方形である光学表示部品100の輪郭の外側に位置するようになっている。
これに対応し、余白形成工程S1においては、余白部分6の量を少なくし、製造コストを低くする観点から、図6に示すように、光学部材51の第1の辺51aに偏った位置において光学フィルム5を形成している。積層体形成工程S2においては、第2の辺51bの少なくとも一部が光学表示部品100の輪郭の外側に位置するように、積層フィルム50と光学表示部品100とを貼合する。
積層体形成工程S2では、従来公知の貼合装置を用いて積層フィルム50を光学表示部品100の表面に貼合することができる。前段の余白形成工程S1では、プロテクトフィルム52を残して光学部材51のみを切断しているので、積層フィルム50の外形形状は、長方形のままである。そのため、従来の平面視四角形である積層フィルムと同様に、従来公知の貼合装置を用いて容易に貼合することができる。
従来公知の貼合装置としては、例えば特開2003−107452号公報、特開2006−058411号公報、特開2008−122555号公報、特開2008−139523号公報、特開2010−072183号公報、特開2010−117546号公報に記載されている装置などが挙げられる。すなわち、光学表示部品を搬送方向に搬送するとともに、光学表示部品と光学フィルムとが所望の位置関係となるように光学フィルムを供給して、光学フィルムの貼合面を光学表示部品に貼合ローラーで押し付けながら貼合する装置であればよい。
[剥離工程S3]
図7は、剥離工程S3を説明する図である。図7に示すように、剥離工程S3では、積層体200からプロテクトフィルム52および余白部分6を剥離する。このとき、光学部材51の第2の辺51bの側からプロテクトフィルム52および余白部分6を剥離する。
[輪郭変更工程S4]
輪郭変更工程S4では、光学表示部品の輪郭形状を変更する(図示なし。)。光学表示部品を切断する方法としては、特に限定されないが、例えば刃物を用いたスクライブ切断加工を挙げることができる。
以上のような方法によれば、光学フィルム5と光学表示部品10を別々に加工することができる。そのため、光学フィルム5が光学表示部品10の加工の妨げにならないうえに、それぞれ最適な条件で加工することができる。したがって、本発明の一態様を適用した表示パネルの製造方法においては、表示パネルが加工しやすい。
また、積層フィルム50を貼合する場合は、従来の平面視四角形である表示パネルを製造する場合と同様に行うことができる。すなわち、積層フィルム50の外形形状と第2の光学軸A2との対応関係に基づいて、第1の光学軸A1と第2の光学軸A2とが所定の関係を満たすように積層フィルム50を貼合することができる。したがって、光学フィルム5や光学表示部品100の光学軸測定を行わなくても位置合わせを行うことができるので、本発明の一態様を適用した表示パネルの製造方法は生産効率に優れている。
なお、本発明の一態様は、上記実施形態のものに必ずしも限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
具体的に、上記実施形態では、剥離工程S3の後に輪郭変更工程S4を行う場合を示したが、剥離工程S3の後に輪郭変更工程S4を行わなくてよい。すなわち、光学表示部品100をそのまま用いて、図1に示した光学表示部品10としてもよい。
また、上記実施形態では、余白形成工程S1、積層体形成工程S2、剥離工程S3、輪郭変更工程S4を経る手順として示したが、表示パネルの構成に応じて適宜変更してもよい。
複数の光学フィルムを有する表示パネルを製造する場合、予め複数の積層フィルムに対して余白形成工程S1を施しておき、一の光学フィルムを光学表示部品に積層した後、他の積層フィルムに対して積層体形成工程S2および剥離工程S3を繰り返してもよい。
また、上記実施形態では、光学部材51は平面視長方形のものを示したが、これに限定されず、平面視四角形であればよい。平面視四角形としては、例えば、長方形、正方形、ひし形、平行四辺形、台形、上記以外の4つの直線で囲まれた平面図形を挙げることができる。
また、上記実施形態では、光学表示部品100は平面視長方形のものを示したが、これに限定されず、平面視矩形(長方形または正方形など)であればよい。
また、上記実施形態では、光学表示部品10における表示領域Sの輪郭形状は円形状のものを示したが、これに限定されない。表示領域Sの輪郭形状は、表示パネル1の用途に応じて矩形以外の形状である。矩形以外の形状としては、例えば、楕円形、多角形(例えば、三角形や五角形、六角形、八角形など。)、矩形の4つの角部のうち少なくとも1つの角部に丸みやカットを設けた形状、矩形の一部に切り欠きを設けた形状などを挙げることができる。
また、上記実施形態では、光学フィルム5の形状は円形状のものを示したが、これに限定されない。さらに、光学フィルム5の形状は、必ずしも表示領域Sの輪郭形状と同じでなくてもよい。光学フィルム5は、表示領域Sに対応した異形形状であればよい。
同様に、光学表示部品10の形状は円形状のものを示したが、これに限定されない。さらに、光学表示部品10の形状は、必ずしも表示領域Sの輪郭形状と同じでなくてもよい。
また、積層体形成工程S2において、積層フィルム50の一部が光学表示部品100の輪郭の外側に位置するように、積層フィルム50と光学表示部品100とを貼合する例を示したが、必ずしもこれに限定されない。
また、積層フィルム50を、光学フィルム5に予め形成された粘着剤層または接着剤層を介して光学表示部品100に貼合する例を示したが、これに限らない。粘着剤または接着剤は、光学表示部品100に予め形成されていてもよいし、光学フィルム5および光学表示部品100の両方に形成されていてもよい。
1…表示パネル、5…光学フィルム、6…余白部分、10,100…光学表示部品、50…積層フィルム、51…光学部材、51a…第1の辺、51b、51c…第2の辺、52…プロテクトフィルム、200…積層体、A1…第1の光学軸、A2…第2の光学軸、S…表示領域、S1…余白形成工程、S2…積層体形成工程、S3…剥離工程、S4…輪郭変更工程

Claims (8)

  1. 表示領域の輪郭形状が矩形以外の形状である光学表示部品の表面に、前記表示領域の形状に対応した異形形状の光学フィルムが貼合された表示パネルの製造方法であって、
    平面視四角形である光学部材と、前記光学部材の表面に貼合されたプロテクトフィルムと、を有する積層フィルムについて、前記プロテクトフィルムを残して前記光学部材を前記異形形状に切断し、前記光学部材から前記光学フィルムと前記光学フィルムの周囲の余白部分とを形成する余白形成工程と、
    表示領域の形状が矩形以外の形状であり、かつ平面視矩形の光学表示部品の表面に、前記光学フィルムの側から前記積層フィルムを貼合し、前記積層フィルムと前記光学表示部品との積層体を形成する積層体形成工程と、
    前記積層体から前記プロテクトフィルムおよび前記余白部分を剥離する剥離工程と、を含む表示パネルの製造方法。
  2. 前記積層体形成工程において、前記積層フィルムの一部が前記光学表示部品の輪郭の外側に位置するように、前記積層フィルムと前記光学表示部品とを貼合する請求項1に記載の表示パネルの製造方法。
  3. 前記余白形成工程において、前記光学部材の第1の辺に偏った位置において前記光学フィルムを形成する請求項1または2に記載の表示パネルの製造方法。
  4. 前記積層体形成工程において、前記第1の辺以外の第2の辺の少なくとも一部が前記光学表示部品の輪郭の外側に位置するように、前記積層フィルムと前記光学表示部品とを貼合し、
    前記剥離工程では、前記第2の辺の側から前記プロテクトフィルムおよび前記余白部分を剥離する請求項3に記載の表示パネルの製造方法。
  5. 前記光学表示部品は、一方向に設定された第1の光学軸を有し、
    前記光学部材は、一方向に設定された第2の光学軸を有し、
    前記積層体形成工程では、前記積層フィルムの外形形状と前記第2の光学軸との対応関係に基づいて、前記第1の光学軸と前記第2の光学軸とが所定の関係を満たすように前記光学表示部品と前記積層フィルムとを貼合する請求項1〜4のいずれか1項に記載の表示パネルの製造方法。
  6. 前記剥離工程の後に、前記光学表示部品の輪郭形状を変更する輪郭変更工程を有する請求項1〜5のいずれか1項に記載の表示パネルの製造方法。
  7. 前記光学フィルムが偏光フィルムである請求項5または6に記載の表示パネルの製造方法。
  8. 前記光学表示部品が液晶パネルである請求項1〜7のいずれか1項に記載の表示パネルの製造方法。
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