JP2018130033A - 墓用花立構造体 - Google Patents

墓用花立構造体 Download PDF

Info

Publication number
JP2018130033A
JP2018130033A JP2017024044A JP2017024044A JP2018130033A JP 2018130033 A JP2018130033 A JP 2018130033A JP 2017024044 A JP2017024044 A JP 2017024044A JP 2017024044 A JP2017024044 A JP 2017024044A JP 2018130033 A JP2018130033 A JP 2018130033A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
soil
hole
small
hole portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2017024044A
Other languages
English (en)
Inventor
井上 智史
Tomohito Inoue
智史 井上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP2017024044A priority Critical patent/JP2018130033A/ja
Publication of JP2018130033A publication Critical patent/JP2018130033A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Cultivation Receptacles Or Flower-Pots, Or Pots For Seedlings (AREA)

Abstract

【課題】根を有する生花を用いることができ、長期間に渡って美しく生花をお供えすることができる墓用花立構造体を提供する。【解決手段】水Wを貯めるための有底状水収容孔部1を有する花立本体2と、花立本体2に載置される土収納筒体3とを、備える。土収納筒体3が、土Sを収納するための大径孔部4を有する上方の大径筒部5と、水収容孔部1に挿入される小径孔部6を有する下方の小径筒部7とを、備える。大径孔部4と小径孔部6とを区画する段付部8に、小径孔部6を施蓋して土Sを下方へ落ちないように保持するための土保持薄片9が載置されるとともに、土保持薄片9から垂下して水収容孔部1に貯めた水Wを吸い上げるための吸水性帯状布体11を、土保持薄片9に取着する。【選択図】図1

Description

本発明は、墓用花立構造体に関する。
一般に、墓用花立構造体としては、有底状水収容孔部を有する四角柱状石材製花立本体に水を収容し、これに切り花を挿していた。
しかし、上記水収容孔部の容積は小さく、かつ、切り花は日持ちせず、すぐに枯れて見苦しくなるという欠点があった。特に、夏場は、2、3日しか持たない。冬でも10日程度で花が枯れる。また、花が枯れた際、水が腐って臭くなるという欠点もあった。
そこで、従来、収容される水量を増加させるためにプラスチック製で大きな水槽部を形成した墓用花立構造体が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、夏場の切り花は、水が十分に残っていても、強い太陽光線によって数日で枯れ、しかも、切り花の枯れた茎・葉と共に水が腐って、異臭を発するという問題は解決されない。
特開2004−154397号公報
解決しようとする課題は、切り花が日持ちせず、すぐに枯れて見苦しくなる点である。また、花が枯れた際、水が腐って異臭を発する点である。
そこで、本発明に係る墓用花立構造体は、水を貯めるための有底状水収容孔部を有する花立本体と、該花立本体に載置される土収納筒体とを、備え、上記土収納筒体が、土を収納するための大径孔部を有する上方の大径筒部と、上記水収容孔部に挿入される小径孔部を有する下方の小径筒部とを、備え、上記大径孔部と小径孔部とを区画する段付部に、上記小径孔部を施蓋して土を下方へ落ちないように保持するための土保持薄片が載置されるとともに、該土保持薄片から垂下して上記水収容孔部に貯めた水を吸い上げるための吸水性帯状布体を、上記土保持薄片に取着したものである。
また、上記土収納筒体が、上記水収容孔部内のガスを外部へ放出するためのガス抜き孔を有するものである。
本発明の墓用花立構造体によれば、根を有する生花(根付の植物)を用いることができるので、長期間に渡って美しく生花をお供えすることができる。また、水が腐って臭くなるということもない。夏にも生花を長持ちさせることができる。
本発明の実施の一形態の使用状態を示す断面正面図である。
以下、図示の実施の形態に基づいて本発明を詳説する。
図1は、本発明の墓用花立構造体の実施の一形態の使用状態を示す。この墓用花立構造体は、根を有する生花(例えば、葉ボタン、菊、スイセン、パンジー、ケイトウ等の植物)Fを墓前にお供えすることが可能である。つまり、水Wを貯めるための有底状水収容孔部1を有する花立本体2と、花立本体2に載置される土収納筒体3とを、備える。花立本体2は、例えば、石から成る。土収納筒体3は、例えば、石、陶器、プラスチックから成る。土Sは、例えば、赤玉、鹿沼土、軽石などの腐りにくい土Sを収納するのが望ましい。水収容孔部1の容積を1リットル以上に設定する。この場合、多量の水Wを活用することができ、長期間にわたって、水Wを(後述の帯状布体11によって吸い上げて)土Sに補給して、根を有する生花Fを長持ちさせることができる。
土収納筒体3が、土Sを収納するための大径孔部4を有する上方の大径筒部5と、水収容孔部1に挿入される小径孔部6を有する下方の小径筒部7とを、備える。大径孔部4と小径孔部6とを区画する段付部8に、小径孔部6を施蓋して土Sを下方へ落ちないように保持するための土保持薄片9が載置される。土保持薄片9は、水Wとガス(空気)Gを通すために、小孔10を有する。土保持薄片9は、例えば、スノコ、多数孔付膜体、ネット等である。
土保持薄片9から垂下して水収容孔部1に貯めた水Wを吸い上げるための吸水性(親水性)帯状布体11が、土保持薄片9に取着される。帯状布体11は、例えば、幅約 1.0cm〜3cmのフェルト等の不織布、あるいは、吸水性に優れたガーゼ状の織布等である。帯状布体11が、毛細管現象で水Wを吸い上げる。このような帯状布体11の材質と幅寸法を、適宜設定することで、吸い上げる水の(一定時間当たりの)量を所望値に調節することが可能となる。つまり、吸い上げられる水が過分となると植物Fには良くないし、逆に、吸い上げられる水が少ないと、夏場(快晴つづき)では早期に枯れてしまうが、このような問題を、本発明では解決している。水Wを生花F及び土Sとは離間させる構成なので、水Wが腐るのを防止することができる。なお、10日以上の長期間にわたれば植物Fの根が下方へ伸びて水Wに到達する場合もあるが、生きた根であれば、水Wは腐らない。帯状布体11の垂下長さ寸法は、水収容孔部1の底部12に余裕をもって達する程度の長さ寸法(水収容孔部1の底部12に達する長さ以上の長さ寸法)とするのが好ましい。この場合、水Wが少なくなった際にも、水Wを最後まで吸い上げることができる。
土収納筒体3が、水収容孔部1内のガスGを外部へ放出するためのガス抜き孔13を有する。図1では、ガス抜き孔13を、土保持薄片9の下方の近傍に貫設している。具体的には、図1では、大径筒部5と小径筒部7とを連結する連結壁部14に、ラジアル方向の1本以上の直径3mm〜8mmの小径孔部を貫設して、上記ガス抜き孔13とする。
なお、本発明は、設計変更可能であって、例えば、大径筒部5と小径筒部7とを連結する連結壁部14の下面15を、ラジアル外方上傾状のテーパ面とするも良い。
また、大径孔部4、及び、小径孔部6の横断面形状を、多角形(例えば四角形)とするも良い。この場合、「大径」とは、横断面面積が大きいことを意味するものとし、「小径」とは、横断面面積が小さいことを意味するものとする。また、大径筒部5、及び、小径筒部7の横断面外形形状を、多角形(例えば四角形)とするも良い。この場合、「大径」とは、横断面の外形によって囲まれた部分の面積が、大きいことを意味するものとし、「小径」とは、横断面の外形によって囲まれた部分の面積が、小さいことを意味するものとする。
ところで、従来の四角柱状石材製花立本体の有底状水収容孔部の内径は、40mm〜60mm程度であったのに対し、本発明(図1)の水収容孔部1の内径は、80mm〜 110mmと大径として、十分な水量を貯えることを可能とし、もって、一層長期間に渡って、(根付き)植物Fを生き生きとお供えすることができる。
さらに、花立本体2が、水収容孔部1内の水Wを抜くための孔部を底部12近傍に有し、孔部に着脱自在な栓を嵌着するも良い(図示省略)。
以上のように、本発明は、水Wを貯めるための有底状水収容孔部1を有する花立本体2と、該花立本体2に載置される土収納筒体3とを、備え、上記土収納筒体3が、土Sを収納するための大径孔部4を有する上方の大径筒部5と、上記水収容孔部1に挿入される小径孔部6を有する下方の小径筒部7とを、備え、上記大径孔部4と小径孔部6とを区画する段付部8に、上記小径孔部6を施蓋して土Sを下方へ落ちないように保持するための土保持薄片9が載置されるとともに、該土保持薄片9から垂下して上記水収容孔部1に貯めた水Wを吸い上げるための吸水性帯状布体11を、上記土保持薄片9に取着したので、根を有する生花(植物)Fを用いることができて、長期間に渡って生花Fを生き生きとお供えすることができる。また、水収容孔部1に貯めた水Wと、生花F・土Sとが、離間し、土Sの中の生花Fの根を腐らせない。又は、生花Fの根のみが伸びて水Wに到達して、水Wが腐って臭くなるということもない。夏にも生花Fを長持ちさせることができる。冬だと根付きの生花Fが2〜3か月の間、生き生きとお供えできる。
また、雨が適度に降る季節(天候)に於ては、外部から人の手で水をやらなくても、雨水が土Sを適度に湿らせて長い期間、植物Fを生き生き保つことができる。特に、雨が多く降った際、雨水は土保持片9を通して、水収容孔部1へ流下し、土Sと、植物Fの根が水に長く浸ってしまって根が腐ることがないので、一層、植物Fが長持ちすることとなる。また、大雨等で水収容孔部1へ多量の水が流下したとしても、花立本体2と土収納筒体3とは別体であるので、その当接載置部から余分な水が流出し、土Sが水漬けとなることを防止できて、植物Fの根が腐ったり、成長不良を起こさない。
また、上記土収納筒体3が、上記水収容孔部1内のガスGを外部へ放出するためのガス抜き孔13を有するので、水Wから発生するガスGが溜らない。従って、土収納筒体3に植えられた植物Fの根が腐らず、長く生き生きと保ち得る。また、水Wが臭くなるのを防止することができる。さらには、大雨等で水収容孔部1へ多量の水が流下したとしても、水収容孔部1に溜まった水が、ガス抜き孔13から排出される。
1 (有底状)水収容孔部
2 花立本体
3 土収納筒体
4 大径孔部
5 大径筒部
6 小径孔部
7 小径筒部
8 段付部
9 土保持薄片
11 (吸水性)帯状布体
13 ガス抜き孔
G ガス
S 土
W 水

Claims (2)

  1. 水(W)を貯めるための有底状水収容孔部(1)を有する花立本体(2)と、該花立本体(2)に載置される土収納筒体(3)とを、備え、
    上記土収納筒体(3)が、土(S)を収納するための大径孔部(4)を有する上方の大径筒部(5)と、上記水収容孔部(1)に挿入される小径孔部(6)を有する下方の小径筒部(7)とを、備え、
    上記大径孔部(4)と小径孔部(6)とを区画する段付部(8)に、上記小径孔部(6)を施蓋して土(S)を下方へ落ちないように保持するための土保持薄片(9)が載置されるとともに、該土保持薄片(9)から垂下して上記水収容孔部(1)に貯めた水(W)を吸い上げるための吸水性帯状布体(11)を、上記土保持薄片(9)に取着したことを特徴とする墓用花立構造体。
  2. 上記土収納筒体(3)が、上記水収容孔部(1)内のガス(G)を外部へ放出するためのガス抜き孔(13)を有する請求項1記載の墓用花立構造体。
JP2017024044A 2017-02-13 2017-02-13 墓用花立構造体 Pending JP2018130033A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017024044A JP2018130033A (ja) 2017-02-13 2017-02-13 墓用花立構造体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017024044A JP2018130033A (ja) 2017-02-13 2017-02-13 墓用花立構造体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2018130033A true JP2018130033A (ja) 2018-08-23

Family

ID=63247141

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017024044A Pending JP2018130033A (ja) 2017-02-13 2017-02-13 墓用花立構造体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2018130033A (ja)

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5911651U (ja) * 1982-07-16 1984-01-24 池上 信夫 植栽鉢
JPS61108168U (ja) * 1984-12-20 1986-07-09
JP3048299U (ja) * 1997-10-22 1998-05-06 永玉 伊藤 植木鉢用給水装置
JP2001045873A (ja) * 1999-08-09 2001-02-20 Takeshi Yamaguchi 植物育成装置
JP3104578U (ja) * 2004-04-13 2004-09-30 幸一 吉峯 花立て台
JP3111186U (ja) * 2005-02-18 2005-07-14 幸一 吉峯 花立て台
JP3158201U (ja) * 2009-07-14 2010-03-25 順一 長崎 自動給水献花植木鉢
JP3192278U (ja) * 2014-05-24 2014-08-07 直樹 中嶋 植物栽培器具
US9485924B1 (en) * 2015-06-17 2016-11-08 Brenda B. Frye Planting apparatus, system, and related methods

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5911651U (ja) * 1982-07-16 1984-01-24 池上 信夫 植栽鉢
JPS61108168U (ja) * 1984-12-20 1986-07-09
JP3048299U (ja) * 1997-10-22 1998-05-06 永玉 伊藤 植木鉢用給水装置
JP2001045873A (ja) * 1999-08-09 2001-02-20 Takeshi Yamaguchi 植物育成装置
JP3104578U (ja) * 2004-04-13 2004-09-30 幸一 吉峯 花立て台
JP3111186U (ja) * 2005-02-18 2005-07-14 幸一 吉峯 花立て台
JP3158201U (ja) * 2009-07-14 2010-03-25 順一 長崎 自動給水献花植木鉢
JP3192278U (ja) * 2014-05-24 2014-08-07 直樹 中嶋 植物栽培器具
US9485924B1 (en) * 2015-06-17 2016-11-08 Brenda B. Frye Planting apparatus, system, and related methods

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN203608608U (zh) 一种用于栽种绿萝的储水自浇保湿花盆
AU2008337673B2 (en) Live plant box
US4173098A (en) Planter
KR100943824B1 (ko) 다목적 화분
KR101085417B1 (ko) 자동급수 이끼화분
KR101037162B1 (ko) 화분장치
KR101669621B1 (ko) 화분용 급수장치
JP2018130033A (ja) 墓用花立構造体
KR101313866B1 (ko) 시스템 식재 포트
JP3060208B2 (ja) 渟水式養液栽培方法及び栽培装置
US6701666B1 (en) System for domestic cultivation of exotic plants including in-ground irrigation and aeration system
US20040065012A1 (en) Water and air retaining flower and landscape planter pot method and apparatus
KR102377902B1 (ko) 자동 관수 화분
JP3262724B2 (ja) 栽培装置
JP2003235360A (ja) 水面上に空間のある底面給水の植木鉢
JPH0523065A (ja) 無灌水式プランター
JP2016073264A (ja) 底灌水多品種栽培システム
CN212753456U (zh) 一种国兰种植盆
GB2118415A (en) Decorative flower pot
JP3048063U (ja) 着生植物着生用鉢
CN104160887A (zh) 集雨储水式花盆及种植方法
JP2013252121A (ja) 底潅水屋内栽培システム
JP2003009687A (ja) 給水マット付植物トレイと貯水タンクの一体型底面給水プランター
JP3144816U (ja) 水分誘導体とそれを用いた植木鉢
CN206596425U (zh) 一种百合花种植装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170829

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180828

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180918

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190226

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20190902