JP3104578U - 花立て台 - Google Patents
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Abstract
【課題】 穴加工を少なくし、花立て容器の挿入を容易にできて、花鉢の取り換えが簡単にできるようにする。
【解決手段】 花鉢9の開口径よりも小径で、且つ、切花10aの花立て容器8を安定支持できる深さを有する挿入穴4を花立て台本体1に形成し、さらに、花立て台本体1の挿入穴4に挿脱可能な外径、及び、花立て容器8が挿脱可能な内径を有する筒状部6と、該筒状部6の開口周縁部に形成されたフランジ部7とを花立て容器台5に設け、切花10a、切花10が生けられた花立て容器8、花10bが植え込まれた花鉢9を飾るようにし、加えて、花立て台本体1の基底部2の側面に葉の装飾部材11aを接着すると共に、花立て台本体1の胴部3の側面に花の装飾部材11bを接着する。
【選択図】 図1
【解決手段】 花鉢9の開口径よりも小径で、且つ、切花10aの花立て容器8を安定支持できる深さを有する挿入穴4を花立て台本体1に形成し、さらに、花立て台本体1の挿入穴4に挿脱可能な外径、及び、花立て容器8が挿脱可能な内径を有する筒状部6と、該筒状部6の開口周縁部に形成されたフランジ部7とを花立て容器台5に設け、切花10a、切花10が生けられた花立て容器8、花10bが植え込まれた花鉢9を飾るようにし、加えて、花立て台本体1の基底部2の側面に葉の装飾部材11aを接着すると共に、花立て台本体1の胴部3の側面に花の装飾部材11bを接着する。
【選択図】 図1
Description
本考案は、切花、切花が生けられた花立て容器、花が植え込まれた花鉢を飾ることのできる花立て台に関する。
従来の花立て台は、大径の花鉢用挿入穴が花立て石の上端面の中央部に形成されると共に、小径の切花兼花立て容器用挿入穴が、該花鉢用挿入穴の底面の中央部に形成されているものが公知になっている。(例えば、特許文献1参照)。
そして、花鉢を花立て台に飾る場合には、花鉢を、花立て台の上部の花鉢用挿入穴に挿入する。この場合、花鉢用挿入穴の大きさが、挿入された花鉢が隠れる大きさを有しているため、花鉢は花鉢用挿入穴に隠れてしまい、外観視できないようになっている。
さらに、切花、又は、切花が生けられた花立て容器を花立て台に飾る場合には、切花、又は、花立て容器を、花立て台の下部の切花兼花立て容器用挿入穴に挿入する。この場合、切花兼花立て容器用挿入穴の深さが、花立て容器の深さの1/2になっていることから、切花、又は、花立て容器を安定した状態で支持できる。
実用新案登録第3053364号公報(第1―4頁、図1乃至図4)
しかしながら、従来の花立て台は、花鉢用挿入穴と、切花兼花立て容器用挿入穴とが連続して形成されているため、穴加工に手間がかかる。
しかも、花立て台の切花兼花立て容器用挿入穴が花鉢用挿入穴の底面の中央部に形成されているため、花立て容器の挿入の際、挿入位置を確認しながら挿入しなければならないという問題がある。
さらに、花鉢用挿入穴の大きさが、挿入された花鉢が隠れる大きさを有しているため、花鉢を取り換える際、花立て台の開口部と花鉢の外周部との隙間に指を挿入する必要があり、花鉢の取出しが困難であるという問題もある。
そこで、本考案は上記問題点に鑑み、穴加工を少なくし、花立て容器の挿入を容易にできて、花鉢の取り換えが簡単にできる花立て台を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本考案の花立て台は、請求項1に示す如く、切花、該切花が生けられた花立て容器、花が植え込まれた花鉢を飾ることのできる花立て台であって、有底筒形状の花立て台本体と、該花立て台本体に嵌脱可能な略筒形状の花立て容器台とを備え、花立て台本体には、花鉢の開口端部の外径よりも小径で、且つ、花立て容器を安定支持できる深さを有する挿入穴が形成され、さらに、花立て容器台には、花立て台本体の挿入穴に挿脱可能な外径、及び、花立て容器が挿脱可能な内径を有する筒状部と、該筒状部の開口周縁部に形成されたフランジ部とが設けられてなるものである。
したがって、切花を花立て台に飾る場合には、花立て容器台を花立て台に嵌めた状態で生ける。この場合、花立て台本体に生けられた切花は、茎の下部が束ねられた状態で支持されるため、花の部位側に向かうに従って広がりを持つことになるが、花立て容器台の筒状部の内周面によって切花の広がりが抑制され、安定した状態で支持されることになる。
しかも、切花が生けられた花立て容器を花立て台に飾る場合には、切花の場合と同様に、花立て容器台を花立て台に嵌めた後、花立て容器を花立て容器台に挿入する。この際、花立て容器台のフランジ部が花立て台の開口端面に当接することによって、花立て容器の挿入位置が花立て台の開口部の真上に位置することになり、花立て容器が簡単に挿入できる。
さらに、花が植え込まれた花鉢を花立て台に飾る場合には、花立て容器台を花立て台から取り外した状態、即ち花立て台本体の挿入穴に直接挿入する。この際、花鉢の開口端部の外径よりも花立て台本体の挿入穴の内径が小さいため、花鉢を花立て台本体の挿入穴に挿入するだけで、花鉢を花立て台本体に容易に飾ることができる。
加えて、花鉢の開口端部の外径よりも花立て台本体の挿入穴の内径が小さいことから、花鉢の開口端部が外部に臨出することになり、花鉢が把持しやすくなって花鉢の取り換えが簡単に行える。
また、請求項2に示す如く、装飾部材を花立て台本体の側面に接着するようにしたものである。
装飾部材としては、例えば、観音像や天上界を彫刻することで、恰も故人が観音像や天上人に見守られているような雰囲気を醸し出せるようにしてもよい。また、各宗派の御真言を彫刻するようにしてもよい。さらに、材質としては、主として石材を使用するが、ステンレスやアルミなどの金属材料であってもよいし、耐水性や耐候性に優れた合成樹脂材であってもよい。なお、ここでいう花立て台本体の側面とは、例えば、花立て台本体の形状が有底四角筒形状であれば、前後左右の各側面のいずれに装飾部材を接着するようにしてもよい。但し、墓参者に対して正面に位置する側面に接着することが好ましい。また、花立て台本体の形状が有底円筒形状であれば、側面(周面)全体に装飾部材を接着するようにしてもよい。
さらに、請求項3に示す如く、墓石に固着される横長の基底部と、挿入穴を有する縦長の胴部とを一体に形成して花立て台本体を構成し、さらに、花立て台の基底部の側面に接着される葉と、花立て台の胴部の側面に接着される花とから装飾部材を構成するようにしてもよい。
そうすれば、切花、切花が生けられた花立て容器、花が植え込まれた花鉢を花立て台本体に飾らなくても、花立て台自体が花の模造となるため、故人が常に花で囲まれるようになる。
以上説明したように、本考案の花立て台は、有底筒形状の花立て台本体と、該花立て台本体に嵌脱可能な略筒形状の花立て容器台とを備え、花鉢の開口径よりも小径で、且つ、切花の花立て容器を安定支持できる深さを有する挿入穴を花立て台本体に形成するようにしたので、花鉢と花立て容器とを兼用して飾るのに有効である。
花立て台本体の挿入穴に挿脱可能な外径、及び、花立て容器が挿脱可能な内径を有する筒状部と、該筒状部の開口周縁部に形成されたフランジ部とを花立て容器台に設けるようにしたので、花立て容器の挿入しやすい位置を確保できる。
また、装飾部材を花立て台本体の側面に接着するようにしたので、花立て台本体を好みに応じて装飾できるようになると共に、外観が良好になる。
さらに、墓石に固着される横長の基底部と、挿入穴を有する縦長の胴部とを一体に形成して花立て台本体を構成し、さらに、花立て台の基底部の側面に接着される葉と、花立て台の胴部の側面に接着される花とから装飾部材を構成するようにしたので、花立て台本体を、基底部と胴部とによって装飾できる効果がある。
本考案を実施するための最良の形態につき、図1〜図5を参照して説明する。
まず、本考案の花立て台は、図1〜図3に示すように、略四角柱形状の花立て台本体1と、該花立て台本体1に嵌脱可能な略円筒形状の花立て容器台5と、花立て台本体1の正面の下部に接着された葉の装飾部材11aと、花立て台本体1の正面の上部に接着された花の装飾部材11bとから構成されている。
まず、本考案の花立て台は、図1〜図3に示すように、略四角柱形状の花立て台本体1と、該花立て台本体1に嵌脱可能な略円筒形状の花立て容器台5と、花立て台本体1の正面の下部に接着された葉の装飾部材11aと、花立て台本体1の正面の上部に接着された花の装飾部材11bとから構成されている。
花立て台本体1は、墓石(図示せず)に固着される横長の基底部2と、その軸線に沿って形成された断面円形状の挿入穴4を有する縦長の胴部3とが一体に形成されて構成されている。そして、花立て台本体1の基底部2と胴部3との境界部位には括れ1aが形成されていると共に、花立て台本体1の基底部2と胴部3の四つの角部には円弧面が形成されている。さらに、花立て台本体1の挿入穴4の開口周縁部には環状の突縁部1bが形成されている。加えて、花立て台本体1の胴部3の背面から挿入穴4の底部にかけて水抜き穴4aが穿設されている。なお、この水抜き穴4aは、花立て台本体1の胴部3の正面を除く左右の側面、背面のいずれに穿設されてあってもよい。
花立て容器台5は、花立て台本体1の挿入穴4に挿脱可能な外径、及び、切花10aの花立て容器8が挿脱可能な内径を有する筒状部6と、該筒状部6の開口周縁部に形成されたフランジ部7とが設けられている。
そして、花立て台本体1の基底部2の葉の装飾部材11aと、花立て台本体1の括れ1a(茎の模造)と、花立て台本体1の胴部3の花の装飾部材11bとによって、切花10aや花鉢9が無くても、花立て台本体1のみで模造された花となっている。
つぎに花立て台の使用態様について説明する。まず、切花10aが生けられた花立て容器8を花立て台に飾る場合には、図4に示すように、花立て容器台5を花立て台本体1の挿入穴4に嵌めた後、花立て容器台5の筒状部6に花立て容器8を挿入する。そうすれば、花立て容器8を花立て台本体1に容易に挿入できると共に、花立て容器8の下部が安定した状態で支持される。
つぎに、花10bが植え込まれた花鉢9を花立て台に飾る場合には、図5に示すように、花立て台本体1の挿入穴4に花鉢9を直接挿入するだけでよく、花鉢9の鍔部9aが花立て台本体1の突縁部1bの端面に当接し、花鉢9の鍔部9aが外部に臨出した状態で支持されることになる。よって、花鉢9の取り換えが容易に行える。
さらに、切花10aを花立て台に飾る場合には、花立て容器台5を花立て台本体1の挿入穴4に嵌めた状態で、切花10aを生ける。そうすれば、花立て容器台5の筒状部6によって切花10aが略直立した状態で支持される。
なお、前記実施形態の場合、花立て台本体1は略四角柱形状としたが、断面円形状、断面楕円形状、断面多角形状、樽形状の有底筒形状であってもよい。
また、前記実施形態の場合、葉の装飾部材11a、花の装飾部材11bを花立て台本体1の側面に接着するようにしたが、これらに限定されるものではなく、故人の肖像、家紋であってもよい。
さらに、前記実施形態の場合、花立て台本体1、花立て容器台5、装飾部材11a、11bにおいて、使用する石材を限定していないが、装飾性に富んだ石材を使用するのが望ましい。
本考案の花立て台は、切花と花鉢とを兼用して飾ることができるため、水枯れしやすく、水が腐って悪臭の発生しやすい夏季に有効利用できると考えられる。また、人の墓石にだけではなく、ペットの墓石にも有効利用できる。
1 花立て台本体
1a 括れ
1b 突縁部
2 基底部
3 胴部
4 挿入穴
4a 水抜き穴
5 花立て容器台
6 筒状部
7 フランジ部
8 花立て容器
9 花鉢
9a 鍔部
10a 切花
10b 花
11a 装飾部材
11b 装飾部材
1a 括れ
1b 突縁部
2 基底部
3 胴部
4 挿入穴
4a 水抜き穴
5 花立て容器台
6 筒状部
7 フランジ部
8 花立て容器
9 花鉢
9a 鍔部
10a 切花
10b 花
11a 装飾部材
11b 装飾部材
Claims (3)
- 切花、該切花が生けられた花立て容器、花が植え込まれた花鉢を飾ることのできる花立て台であって、有底筒形状の花立て台本体と、該花立て台本体に嵌脱可能な略筒形状の花立て容器台とを備え、花立て台本体には、花鉢の開口端部の外径よりも小径で、且つ、花立て容器を安定支持できる深さを有する挿入穴が形成され、さらに、花立て容器台には、花立て台本体の挿入穴に挿脱可能な外径、及び、花立て容器が挿脱可能な内径を有する筒状部と、該筒状部の開口周縁部に形成されたフランジ部とが設けられてなることを特徴とする花立て台。
- 花立て台本体の側面には、装飾部材が接着されてなることを特徴とする請求項1に記載の花立て台。
- 花立て台本体が、墓石に固着される横長の基底部と、挿入穴を有する縦長の胴部とが一体に形成されて構成され、さらに、装飾部材が、花立て台の基底部の側面に接着される葉と、花立て台の胴部の側面に接着される花とから構成されてなることを特徴とする請求項2に記載の花立て台。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004002017U JP3104578U (ja) | 2004-04-13 | 2004-04-13 | 花立て台 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004002017U JP3104578U (ja) | 2004-04-13 | 2004-04-13 | 花立て台 |
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KR200470339Y1 (ko) * | 2013-09-16 | 2013-12-09 | (주)에듀케이션아이코퍼레이션 | 화병 겸용 화분 |
JP2018130033A (ja) * | 2017-02-13 | 2018-08-23 | 井上 義弘 | 墓用花立構造体 |
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- 2004-04-13 JP JP2004002017U patent/JP3104578U/ja not_active Expired - Fee Related
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